JPH07120237B2 - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH07120237B2
JPH07120237B2 JP21893790A JP21893790A JPH07120237B2 JP H07120237 B2 JPH07120237 B2 JP H07120237B2 JP 21893790 A JP21893790 A JP 21893790A JP 21893790 A JP21893790 A JP 21893790A JP H07120237 B2 JPH07120237 B2 JP H07120237B2
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JP
Japan
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input
voltage
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coordinate
coordinate measurement
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JP21893790A
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Inventor
英之 神山
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、平面上の押圧位置を測定して入力するタブ
レット方式(抵抗膜接触方式)の座標入力装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の座標入力装置として、例えば第4図に示
すような二組の透明メンブレンタイプの導電性シート1,
2を用いたタブレット入力装置がある。このような装置
において、第5図のようにペン3の先で押圧した位置
(X,Y座標)を測定する場合、各々のシート1,2の一方の
電極にそれぞれ所定の電圧(+V)を印加し、他方の電
極から出力されるX方向のX電圧及びY方向のY電圧を
検出する。その際、各シート1,2にはスイッチ手段によ
り切り換えて電圧を印加し、また出力電圧を検出する。
そして、検出した電圧データに基づいて、上記押圧され
た位置座標を演算する。
ここで、タブレットにペン3や指などによる入力が無い
時に座標測定を行なった場合には意味のないデータ入力
となってしまう。そこで、第5図のようにデータ入力の
前にチェック信号によりトランジスタTrをオンさせて入
力検出を行う。すなわち、片側のシート電極に所定の電
圧+Vを印加し、その電圧がもう一方の反対側のシート
電極から出力されているか否かを検出する。この時、検
出電圧はバッファ回路4及び不図示のA−D(アナログ
−デジタル)変換器を通してデジタル信号として取り出
す。
上記入力検出の際の検出電圧のレベルは、タブレットの
抵抗値rITOと両シートの接触抵抗値に依存するが、負荷
抵抗RLを調整することでタブレットの抵抗特性に対応さ
せることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の座標入力装置にあっ
ては、ペン先などで入力する場合、入力する位置によっ
て抵抗成分の変化が大きく、チャータリングの影響がで
てくる。このため、入力時の接触抵抗の変化が大きくな
り、正確な座標を測定することができない場合があると
いう問題点があった。また、シートサイズが大きい場合
にも、入力位置による接触抵抗の変化が大きくなり、同
様に正確な座標を測定することができず、この抵抗特性
の変化による影響を第5図の負荷抵抗RLでカバーするこ
とはできない。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、入力開始時及び入力終了時のチャタリングの影響を
防止でき、接触抵抗の変化による誤測定を防止した座標
入力装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の座標入力装置は、二枚の導電性シールを用い
て押圧された平面上の位置座標を測定して入力するタブ
レット方式の座標入力装置において、一方の導電性シー
トに所定の電圧を印加した時に他方の導電性シートから
出力される電圧データが所定レベル以上の時、前記電圧
データを保持するデータ保持手段と、チェック信号を入
力して入力データの有無を検出する検出手段を設け、前
記電圧データの保持は座標測定前後にチェック信号を入
力した時に行われ、座標測定前に上記データ保持手段に
保持された電圧データと座標測定後に保持された電圧デ
ータとを比較して両者の差が所定範囲内の時のみ座標を
測定した入力データを取り込むように構成したものであ
る。
〔作用〕
この発明の座標入力装置においては、座標測定前と座標
測定後にそれぞれ入力検出が行われ、各々の電圧データ
の差が所定範囲内にある時のみ座標を測定した入力デー
タが有効として取り込まれる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、タブ
レット入力装置の基本構成を示している。図において、
1はX軸方向の電圧が出力される導電性シート、2はY
軸方向の電圧が出力される導電性シート、4a,4bはそれ
ぞれX軸方向,Y軸方向のX電圧,Y電圧が入力されるバッ
ファ回路、5はこのバッファ回路4a,4bのアナログ出力
電圧をデジタル信号に変換するA−D変換器、6はその
デジタル信号を演算処理してタブレットの平面上の押圧
された位置座標を測定するCPUである。なお、図ではタ
ブレット本体を便宜上説明のため二重に描いてある。
上記CPU6は、一方の導電性シートに所定の電圧+Vを印
加した時に他方の導電性シートから出力される電圧デー
タが、オンレベルVO以上の時、前記電圧データを保持す
るデータ保持手段を構成しており、座標測定前にチェッ
ク信号を入力して、入力データの有無を検出する検出手
段により、入力データの検出を行ってこのCPU6に保持さ
れた電圧データと、座標測定後に再度入力検出を行って
CPU6に保持された電圧データとがここで比較され、両者
の差が所定範囲内の時のみ座標を測定した入力データが
有効として取り込まれる。
すなわち、タブレットでの座標測定は、従来と同様各シ
ート1,2の一方の電極に所定の電圧+Vを印加し、他方
の電極をGND(接地)端子に接続して行われる。この
時、タブレット面上には例えばITO(Idnium Tin Oxid
e)の抵抗膜の抵抗分布が生じており、反対側のシート
電極から出力された電圧をバッファ回路4a,4bを介して
A−D変換器に入力され、ここでデジタル信号に変換す
る。そして、このデジタル信号となった電圧データをCP
U6にて演算処理することにより、位置座標を測定するこ
とができる。その際、X,Yそれぞれの座標を測定するた
めには、前述のようにタブレットの四つの電極を必要な
状態に切り換えるためのスイッチング素子が必要とな
る。
一方、上記の座標を測定した入力データはタブレットに
何か入力されていないと全く無効な意味のないデータと
なってしまうが、本実施例ではこのチェック(入力検
出)を座標測定の前後で行っている。先ず、座標測定前
の入力検出は、第2図に示すようにチェック信号により
トランジスタTrをオンにした状態で、タブレットの片方
のシート電極に印加した電圧が反対側のシートの電極か
ら出力されているか否かを検出することにより行われ
る。なお、この時残りの電極は全てオープンの状態とす
る。上記反対側から出力されてきた電圧は、バッファ回
路4を介してA−D変換器5に入力され、ここでデジタ
ル信号に変換される。そして、この電圧レベルが負荷抵
抗RLとの関係で決定されるオンレベルVOよりも高けれ
ば、その電圧データがCPU6に一旦記憶される。次に、上
述の座標測定が終了した後、もう一度上記の入力検出が
行われ、その電圧データがCPU6に取り込まれる。CPU6
は、これらの座標測定前と座標測定後の電圧データを比
較し、両者が等しいかあるいはある誤差範囲に入ってい
る時のみ、その間に座標測定したX,Y座標の入力データ
を有効として取り込み、その他の場合は無効とする。そ
の際、上記負荷抵抗RLの値及び入力検出時のオンレベル
電圧は、タブレットの抵抗特性、回路定数などにより決
定すれば良い。
第3図は上記タブレットにペン等で入力した場合の入力
検出時のオンレベル電圧を示したものであり、VOが前述
した負荷抵抗RLとの関係で決定されるオンレベルで、こ
のオンレベルVO以上の時に電圧データがCPU6に記憶され
る。図示のように、入力開始時と入力終了時には、チャ
タリングの影響により電圧の変動が大きいため、入力開
始時においては、チェック信号を入力して入力検出を行
い、電圧データがオンレベルVO以上となった電圧データ
VAはCPUに記憶され、その後前記した座標測定が行わ
れ、この座標測定の後に行うチェック信号による入力検
出の電圧データVBと比較されるが、座標測定前後の電圧
データの差V1=|VA−VB|が予め設定した誤差範囲内に入
っていないので、この間に行った座標測定の入力データ
は全て無効となる。また入力終了時においても、電圧デ
ータの差V2が大きいので、同様に座標測定の入力データ
は無効となる。
尚、前記入力開始時における電圧データVBの後入力終了
時までのデータにおいては、入力検出前後の電圧差が小
さいため、有効に測定される。
このように、入力開始時及び入力終了時に発生するチャ
タリングの影響を防止でき、入力しきい値レベルが不安
定となる接触抵抗の変化による誤測定を完全に防止する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、座標測定前と座標測
定後にそれぞれ入力検出を行い、各々の電圧データの差
が所定範囲内にある時のみ座標を測定した入力データを
取り込むようにしたため、入力開始時及び入力終了時の
チャタリングの影響を防止でき、接触抵抗の変化による
座標の誤測定を防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図の装置の入力検出系の構成図、第3図は第2図の入
力検出系の動作を示す説明図、第4図は従来例を示す構
成図、第5図は第4図の装置の入力検出系の構成図であ
る。 1,2……導電性シート 5……A−D変換器 6……CPU(データ保持手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚の導電性シートを用いて押圧された平
    面上の位置座標を測定して入力するタブレット方式の座
    標入力装置において、一方の導電性シートに所定の電圧
    を印加した時に他方の導電性シートから出力される電圧
    データが所定レベル以上の時、前記電圧データを保持す
    るデータ保持手段と、チェック信号を入力して入力デー
    タの有無を検出する検出手段を設け、前記電圧データの
    保持は座標測定前後にチェック信号を入力した時に行わ
    れ、座標測定前に前記データ保持手段に保持された電圧
    データと座標測定後に保持された電圧データとを比較し
    て両者の差が所定範囲内の時のみ座標を測定した入力デ
    ータを取り込むことを特徴とする座標入力装置。
JP21893790A 1990-08-22 1990-08-22 座標入力装置 Expired - Lifetime JPH07120237B2 (ja)

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JPH04102114A JPH04102114A (ja) 1992-04-03
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JP4478436B2 (ja) * 2003-11-17 2010-06-09 ソニー株式会社 入力装置、情報処理装置、リモートコントロール装置および入力装置の制御方法
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JP5120460B2 (ja) * 2008-10-28 2013-01-16 富士通株式会社 携帯端末および入力制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225531A (ja) * 1988-07-13 1990-01-29 Kobe Steel Ltd コンミュテータ用銅合金

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