JPH0712014Y2 - リボン駆動装置 - Google Patents

リボン駆動装置

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JPH0712014Y2
JPH0712014Y2 JP1987124913U JP12491387U JPH0712014Y2 JP H0712014 Y2 JPH0712014 Y2 JP H0712014Y2 JP 1987124913 U JP1987124913 U JP 1987124913U JP 12491387 U JP12491387 U JP 12491387U JP H0712014 Y2 JPH0712014 Y2 JP H0712014Y2
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JP
Japan
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ink ribbon
supply
ribbon
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supply spool
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JPS6430262U (ja
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健一郎 荒井
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Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプリントのリボン駆動装置に係り、供給スプー
ルを供給リールに挿着するリボン駆動装置に関する。
[従来の技術] 従来より、インクリボンを用いて印字を行なうプリンタ
がある。例えば実開昭58−82265に示されるような供
給,巻取りリールがプリンタ本体に固定された転写プリ
ンタ、特開昭60−82380に示されるようなインクリボン
がキャリッジに搭載されたサーマルプリンタが知られて
いる。どちらも、キャリッジ上のサーマルヘッドの熱に
よって記録媒体に溶融転写されるインクリボンが巻かれ
た供給スプールから、印字媒体と印字媒体に圧接された
サーマルヘッドの間にインクリボンを供給し、サーマル
ヘッドを発熱させてインクを印字媒体に転写し、使用済
みのインクリボンを巻取りスプールで巻取る構造となっ
ている。この時使用されているインクリボンは数ミクロ
ンの厚さしかないため、途中の経路の状態,インクリボ
ン供給の負荷,巻取りトルク等の条件に微妙に影響さ
れ、インクリボンのよれ等の問題発生の要因となってお
り、特に供給スプールからサーマルヘッド間の張力の設
定が重要となる。又、印字を行なう時にはサーマルヘッ
ドは印字媒体に押圧された状態であり、非印字時にはサ
ーマルヘッドは印字媒体からはなれるためインクリボン
にたるみを生じ、よれ等の問題発生の要因となってい
た。
又、他の従来例として、実開昭62−104973号、及び、特
開昭60−201982号に示されるように、供給スプールを軸
支する軸上に張力付与機構とたるみ防止機構を配置した
形式のものがあった。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来技術では、張力付与機構、たるみ防止機構
をそれぞれ別々に設けていた為に、供給リール部の形状
が大きくなり、又コストが高くなる課題があった。
あるいは、部品形状の管理が難しく信頼性が低下する課
題があった。
そこで本考案は上記課題を解決し、機構が簡単で信頼性
が向上し、廉価なリボン駆動装置を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため本考案のリボン駆動装置は、イ
ンクリボンが供給スプールからが引き出され、ヘッドを
経て回転される巻取りスプールに巻取られるリボン駆動
装置を具備し、ヘッドが記録媒体にインクリボンを押圧
して印字を行なうプリンタにおいて、インクリボンが巻
回された供給スプールが取り付けられるベースに配置さ
れた軸部と、供給スプールと係合し、軸部と同軸上に回
転可能に配置された供給リールと、一端が供給リール部
材と係合しコイル部が軸部を巻装且つ付勢して取り付け
られ、供給スプールがインクリボンを供給する方向に回
転すると軸部とスリップする円筒形コイルバネとを有す
ることを有することを特徴とする。
[作用] そのためインクリボン供給時にはネジリコイルバネがス
プリングクラッチのユルミ側回転として作用し極めて安
定したブレーキトルクが得られるとともに、ユルミ回転
時のバネ端面の浮き上がり変形がリボンのたるみを吸収
するように作用し、一つのネジリコイルバネで両方を兼
ねることが可能となり安価な応用性のあるリボン駆動装
置が提供できる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を説明する。第1図は本考案を、
インクリボンがキャリッジに搭載されたタイプの熱転写
プリンタに応用したものの斜視図、第2図は供給リール
部の断面図、第3図は上面図、第4図はネジリコイルバ
ネの動作図である。ベース部材であるキャリッジ1はガ
イド軸2,ガイド板3により矢印A方向、反矢印A方向に
摺動可能に案内されており、キャリッジ1上にはサーマ
ルヘッド4が回動可能に支持され、矢印E方向に回転駆
動される巻取りリール13が搭載されている。さらにキャ
リッジ1に設けられた軸部12にはネジリコイルバネ10が
巻締められて、供給リール9はネジリコイルバネ10のフ
ック部10aが供給リール9の9a部に掛けられた状態(第
2図)で供給リール軸11に軸支されている。インクリボ
ン6が巻かれた供給スプール7,巻取りスプール8が装着
されたリボンカートリッジ5は、5a部がキャリッジ1の
3ケ所の爪1aによりキャリッジ1に装着される。この時
供給スプール7の突起7aは供給リール9の突起9aと、巻
取スプール8の突起8aは巻取リール13の突起13aとそれ
ぞれ係合し回転方向に連結される。
続いて動作の説明をする。待機状態ではサーマルヘッド
4は印字紙15の挿入、リボンカートリッジ5の着脱のた
めプラテン14から逃げた状態(第3図実線)に待機す
る。印字動作は、まずサーマルヘッド4が矢印G方向に
回転してインクリボン6,印刷紙15を介してプラテン14に
押圧する(第3図2点鎖線,4a)。この時インクリボン
6は待機位置から供給スプール7を矢印C方向に回転さ
せながら引き出される。続いてキャリッジ1を矢印A方
向に移動しながらサーマルヘッド4に選択的に通電発熱
させインクリボン6のインクを印字紙15に溶融転写し印
字を行なう。この時キャリッジ1の移動にともないイン
クリボン6はサーマルヘッド4と印字紙15の間に供給ス
プール7を矢印C方向に回転させながら供給され、転写
後のインクリボン6は巻取りスプール8に巻取りリール
13の矢印E方向の回転によりにより巻取られる。この時
印字紙15とインクリボン6の間に滑りが発生すると印字
汚れ等の不良の原因になるため、供給スプールとサーマ
ルヘッド間の張力、巻取りリールのトルク等の設定が必
要となる。印字終了後は、キャリッジの移動を停止し、
再びサーマルヘッド4を待機位置に戻す。この時印字時
に引き出されたインクリボン6が出たままであると印字
紙15の挿入時にインクリボン6に引っ掛けるという問題
があるためインクリボン6を元の位置に引き込まなくて
はならない。そこでネジリコイルバネ10の動作について
説明する。ネジリコイルバネ10の内径はキャリッジ1の
軸部12の外径より僅かに小さく設定してあるため、軸部
12に挿着すると巻締められた状態となる。またネジリコ
イルバネ10の巻方向は供給リール9が矢印D方向に回転
したときにゆるむ方向となっており、ゆるみ方向回転時
の負荷トルクは巻数が数巻以上であればネジリコイルバ
ネ10の線径,材質と挿着時の変形量に比例するだけのた
め非常に安定したトルクが得られる。そのため供給スプ
ール7とサーマルヘッド4の間の張力を与えるのに極め
て適したものである。また、ネジリコイルバネ10のゆる
み回転時にはフック部10aに力が掛かるとフック部10aは
所定回転角θだけ回転してから全体が回転を開始するた
め、印字動作終了後サーマルヘッド4が待機位置に戻り
インクリボンがたるんでもネジリコイルバネ10の回転角
θの戻りにより中に引き込まれたるみが吸収される。つ
まり1つのネジリコイルバネ10でインクリボン6に張力
を与える機構と、インクリボン6のたるみを取る機構を
兼ね備えることができるものである。
以上本考案をキャリッジ上に供給,巻取りスプールが搭
載された方式のものについて述べてきたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、供給,巻取りがプリンタ
本体に取り付けられたものにも応用されることはもちろ
ん、熱転写プリンタ以外のインクリボンを使用するプリ
ンタに応用できるものである。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、インクリボンが供給
スプールからが引き出され、ヘッドを経て回転される巻
取りスプールに巻取られるリボン駆動装置を具備し、ヘ
ッドが記録媒体にインクリボンを押圧して印字を行なう
プリンタにおいて、インクリボンが巻回された供給スプ
ールが取り付けられるベースに配置された軸部と、供給
スプールと係合し、軸部と同軸上に回転可能に配置され
た供給リールと、一端が供給リール部材と係合しコイル
部が軸部を巻装且つ付勢して取り付けられ、供給スプー
ルがインクリボンを供給する方向に回転すると軸部とス
リップする円筒形コイルバネとを有するので、円筒形コ
イルバネが張力付与機構とたるみ防止機構の両方の機能
を兼ね備えることができた。
そのため、簡略な機構で組立性もよく、部品数が少ない
ことより信頼性が向上し低価格化が達成された。
更にはバネの管理寸法はコイル部の内径のみであること
から素材の素線径の公差に関係なく製造できるので、公
差のバラツキが大きいが材料費が安い素材をも使用可能
となり、更に低価格のリボン駆動装置を提供することが
可能となった。
このように本考案の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を熱転写プリンタのリボン駆動装置に応
用したものの1実施例の斜視図、第2図は供給リール部
の断面図、第3図は上面図、第4図はネジリコイルバネ
の動作図である。 図において、 1……キャリッジ 4……サーマルヘッド 5……リボンカートリッジ 6……インクリボン 7……供給スプール 9……供給リール 10……ネジリコイルバネ 12……軸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボンが供給スプールからが引き出
    され、ヘッドを経て回転される巻取りスプールに巻取ら
    れるリボン駆動装置を具備し、前記ヘッドが記録媒体に
    前記インクリボンを押圧して印字を行なうプリンタにお
    いて、 前記インクリボンが巻回された供給スプールが取り付け
    られるベースに配置された軸部と、 前記供給スプールと係合し、前記軸部と同軸上に回転可
    能に配置された供給リールと、 一端が前記供給リール部材と係合しコイル部が前記軸部
    を巻装且つ付勢して取り付けられ、前記供給スプールが
    前記インクリボンを供給する方向に回転すると前記軸部
    とスリップする円筒形コイルバネとを有することを特徴
    とするリボン駆動装置。
JP1987124913U 1987-08-17 1987-08-17 リボン駆動装置 Expired - Lifetime JPH0712014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987124913U JPH0712014Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 リボン駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987124913U JPH0712014Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 リボン駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6430262U JPS6430262U (ja) 1989-02-23
JPH0712014Y2 true JPH0712014Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31375053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987124913U Expired - Lifetime JPH0712014Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 リボン駆動装置

Country Status (1)

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201982A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Fujitsu Ltd リボン送り機構
JPS62104973U (ja) * 1985-12-24 1987-07-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6430262U (ja) 1989-02-23

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