JPH07120120A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH07120120A
JPH07120120A JP5272009A JP27200993A JPH07120120A JP H07120120 A JPH07120120 A JP H07120120A JP 5272009 A JP5272009 A JP 5272009A JP 27200993 A JP27200993 A JP 27200993A JP H07120120 A JPH07120120 A JP H07120120A
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control device
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defrost
expansion mechanism
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Hirotaka Nakajima
洋登 中嶋
Tsugunori Inoue
世紀 井上
Seiji Sakai
誠治 酒井
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アキュムレータをなくして運転能力の向上を図
ると共に、デフロスト運転時の湿り運転を回避する。 【構成】メインライン(9a)にレシーバ(4) が設けられる
と共に、開閉弁(SV)を備えてレシーバ(4) 内のガス冷媒
を低圧液ラインに流すバイパス路(4a)が設けられてい
る。更に、電動膨張弁(5) を全閉に、上記開閉弁(SV)を
開放してデフロスト運転を実行するデフロスト実行手段
(11)が設けられている。また、デフロスト運転の初期に
開閉弁(SV)が閉鎖状態にする初期制御手段(12)が設けら
れている。また、吐出管温度Tdが所定温度以下になる
と、開閉弁(SV)が閉鎖状態にする湿り制御手段(13)が設
けられている。また、吐出管温度Tdが所定温度以上にな
ると、電動膨張弁(5) が所定開度まで一旦開動する過熱
制御手段(14)が設けられている。また、デフロスト運転
を終了すると、暖房サイクルで開閉弁(SV)を開放し、電
動膨張弁(5) を徐々に開動する運転移行手段(15)が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、デフロスト運転中及びデフロスト
運転終了直後の制御対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平4
−344085号公報に開示されているように、圧縮機
と四路切換弁と熱源側熱交換器と電動膨張弁とレシーバ
とが順に接続された室外ユニットに室内ユニットが接続
されているものがある。そして、暖房運転時において、
熱源側熱交換器のフィンに着霜が生ずると、デフロスト
運転を行うようにしている。更に、上記デフロスト運転
時においては、図示しない室内ユニットの電動膨張弁を
全開にすると共に、室外ユニットの電動膨張弁を全開に
して冷房サイクルでデフロスト運転を実行するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述空
気調和装置のデフロスト運転時においては、電動膨張弁
を全開にして行う一方、圧縮機の湿り運転を防止するた
めに、該圧縮機の吸込側にアキュムレータを設けている
ので、このアキュムレータにおける圧力損失によって運
転能力が低下するという問題があった.そこで、上記ア
キュムレータを設けないようにすると、電動膨張弁を全
開にしてデフロスト運転を行っているので、過酷着霜時
や低外気温時、或いは冷媒配管が短い場合、熱源側熱交
換器で凝縮した液冷媒がレシーバに溜り込み、デフロス
トに要する熱量が不足して上記レシーバ内の液冷媒が圧
縮機に戻り、該圧縮機が湿り運転になって、圧縮機にス
トレスが掛かることになり、信頼性が低下するという問
題があった。
【0004】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、アキュムレータをなくして運転能力の向上を図ると
共に、デフロスト運転時の湿り運転を回避することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、レシーバ内のガス冷媒を
バイパス路を介してメインラインに流してデフロスト運
転を行うようにしたものである。具体的に、図1に示す
ように、請求項1に係る発明が講じた手段は、先ず、圧
縮機(1) と、熱源側熱交換器(3) と、開度調整自在な膨
張機構(5) と、利用側熱交換器(6) とが順に接続されて
成るメインライン(9a)を有し、冷房サイクル運転と暖房
サイクル運転とに可逆運転可能な冷媒回路(9) を備えて
いる空気調和装置を前提としている。そして、上記冷媒
回路(9) におけるメインライン(9a)の高圧液ラインには
液冷媒を貯溜するレシーバ(4) が設けられると共に、一
端がレシーバ(4) に、他端が上記冷媒回路(9) における
メインライン(9a)の低圧液ラインに接続され、上記膨張
機構(5) をバイパスしてレシーバ(4) 内のガス冷媒を低
圧液ラインに流すバイパス路(4a)が設けられている。更
に、該バイパス路(4a)にはバイパス路(4a)を開閉する開
閉手段(SV)が設けられている。加えて、暖房サイクル運
転時のデフロスト要求信号に基づき、上記膨張機構(5)
を全閉状態にすると共に、上記開閉手段(SV)を開放状態
にして逆サイクルデフロスト運転を実行するデフロスト
実行手段(11)が設けられた構成としている。また、請求
項2に係る発明が講じた手段は、上記請求項1の発明に
おいて、デフロスト運転の開始から所定時間が経過する
まで開閉手段(SV)が閉鎖状態になるようにデフロスト実
行手段(11)に初期閉鎖信号を出力する初期制御手段(12)
が設けられた構成としている。また、請求項3に係る発
明が講じた手段は、上記請求項1又は2の発明におい
て、圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定
温度以下になると、開閉手段(SV)が閉鎖状態になるよう
にデフロスト実行手段(11)に開閉手段(SV)の閉鎖信号を
出力する湿り制御手段(13)が設けられた構成としてい
る。また、請求項4に係る発明が講じた手段は、上記請
求項3の発明において、湿り制御手段(13)は、開閉手段
(SV)が閉鎖状態を所定時間保持した後に開放状態になる
ように閉鎖信号を出力すると共に、開閉手段(SV)が閉鎖
後の開放状態を所定時間保持するように開放保持信号を
デフロスト実行手段(11)に出力するように構成されたも
のである。また、請求項5に係る発明が講じた手段は、
上記請求項1乃至4の何れか1の発明において、圧縮機
(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以上に
なると、膨張機構(5) が所定開度まで開動した後に全閉
状態に閉動するようにデフロスト実行手段(11)に膨張機
構(5) の開閉信号を出力する過熱制御手段(14)が設けら
れた構成としている。また、請求項6に係る発明が講じ
た手段は、上記請求項5の発明において、上記過熱制御
手段(14)は、膨張機構(5) が開閉後の全閉状態を所定時
間保持するように全閉保持信号をデフロスト実行手段(1
1)に出力するように構成されたものである。また、請求
項7に係る発明が講じた手段は、上記請求項1乃至6の
何れか1の発明において、デフロスト実行手段(11)がデ
フロスト運転を終了すると、暖房サイクルで開閉手段(S
V)を開放状態に所定時間保持した後閉鎖状態に制御する
と共に、膨張機構(5) を所定開度まで徐々に開動制御し
て暖房サイクル運転に移行させる運転移行手段(15)が設
けられた構成としている。
【0006】また、請求項1の発明におけるバイパス路
(4a)、開閉手段(SV)及びデフロスト実行手段(11)に代え
て、請求項8に係る発明が講じた手段は、一端がレシー
バ(4) に、他端が上記冷媒回路(9) における膨張機構
(5) の高圧側に接続され、レシーバ(4) 内のガス冷媒を
膨張機構(5) の高圧側に流すバイパス路(4a)と、上記膨
張機構(5) の高圧側がバイパス路(4a)に連通したバイパ
ス連通状態と上記膨張機構(5) の高圧側がメインライン
(9a)の高圧液ラインに連通したメイン連通状態とに切換
える切換手段(V2)と、デフロスト要求信号に基づき、上
記切換手段(V2)をバイパス連通状態に切換えると共に、
膨張機構(5) を開動状態にしてデフロスト運転を実行す
るデフロスト実行手段(11A1)とを設けたもので、請求項
14に係る発明が講じた手段は、一端がレシーバ(4) に、
他端が上記冷媒回路(9) におけるメインライン(9a)の低
圧液ラインに接続され、上記膨張機構(5) をバイパスし
てレシーバ(4) 内のガス冷媒を低圧液ラインに流すバイ
パス路(4a)と、上記メインライン(9a)の低圧液ラインが
バイパス路(4a)に連通したバイパス連通状態と上記メイ
ンライン(9a)の低圧液ラインが膨張機構(5) の低圧側に
連通したメイン連通状態とに切換える切換手段(V2)と、
デフロスト要求信号に基づき、上記切換手段(V2)をバイ
パス連通状態に切換えてデフロスト運転を実行するデフ
ロスト実行手段(11A2)とを設けたものである。また、請
求項2の発明における初期制御手段(12)に代えて、請求
項9に係る発明が講じた手段は、デフロスト運転の開始
からから所定時間が経過するまで膨張機構(5) が全閉状
態になるようにデフロスト実行手段(11A1)に初期閉鎖信
号を出力する初期制御手段(12A1)を設けたもので、請求
項15に係る発明が講じた手段は、デフロストの開始から
から所定時間が経過するまで切換手段(V2)がメイン連通
状態に切換わると共に、膨張機構(5) を全閉状態になる
ようにデフロスト実行手段(11A2)に初期閉鎖信号を出力
する初期制御手段(12A2)を設けたものである。また、請
求項3の発明における湿り制御手段(13)に代えて、請求
項10に係る発明が講じた手段は、圧縮機(1) の吐出側の
冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以下になると、膨張機
構(5) が全閉状態になるようにデフロスト実行手段(11A
1)に全閉信号を出力する湿り制御手段(13A1)を設けたも
ので、請求項16に係る発明が講じた手段は、圧縮機(1)
の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以下になる
と、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わると共に、
膨張機構(5) が全閉状態になるようにデフロスト実行手
段(11A2)に全閉信号を出力する湿り制御手段(13A2)を設
けたものである。また、請求項11に係る発明が講じた手
段は、上記請求項10の発明において、湿り制御手段湿り
制御手段(13A1)は、膨張機構(5) が全閉状態を所定時間
保持した後に開動状態になるように全閉信号を出力する
と共に、膨張機構(5) が全閉後の開動状態を所定時間保
持するように開動保持信号をデフロスト実行手段(11A1)
に出力するように構成されたもので、また、請求項17に
係る発明が講じた手段は、上記請求項16の発明におい
て、湿り制御手段(13A2)は、膨張機構(5) が全閉状態を
所定時間保持した後に切換手段(V2)がバイパス連通状態
に切換わるように切換信号を出力すると共に、切換手段
(V2)がメイン連通状態から切換わったバイパス連通状態
を所定時間保持するように切換保持信号をデフロスト実
行手段(11A2)に出力するように構成されたものである。
また、請求項5の発明における過熱制御手段(14)に代え
て、請求項12に係る発明が講じた手段は、圧縮機(1) の
吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以上になる
と、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わった後に再
度バイパス連通状態に切換わるようにデフロスト実行手
段(11A1)に切換信号を出力する過熱制御手段(14A1)を設
けたもので、請求項18に係る発明が講じた手段は、圧縮
機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以上
になると、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わると
共に膨張機構(5) を開動状態にした後に、再度切換手段
(V2)がバイパス連通状態に切換わるようにデフロスト実
行手段(11A2)に切換信号を出力する過熱制御手段(14A2)
を設けたものである。また、請求項13に係る発明が講じ
た手段は、上記請求項12の発明において、過熱制御手段
(14A1)は、切換手段(V2)がメイン連通状態から切換わっ
た後のバイパス連通状態を所定時間保持するように切換
保持信号をデフロスト実行手段(11A1)に出力するように
構成されたもので、また、請求項19に係る発明が講じた
手段は、上記請求項18の発明において、過熱制御手段(1
4A2)は、切換手段(V2)がメイン連通状態から切換わった
バイパス連通状態を所定時間保持するように切換保持信
号をデフロスト実行手段(11A2)に出力するように構成さ
れたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、デフロスト実行手段(11)がデフロスト要求信号に
基づいて逆サイクルデフロスト運転を開始すると、開閉
手段(SV)を開放状態にすると共に、膨張機構(5) を全閉
にする。また、請求項8に係る発明では、デフロスト実
行手段(11A1)が切換手段(V2)をバイパス連通状態に切換
えて膨張機構(5) を全閉にする。また、請求項14に係る
発明では、デフロスト実行手段(11A2)が切換手段(V2)を
バイパス連通状態に切換える。そして、この状態でレシ
ーバ(4) 内のガス冷媒をバイパス路(4a)を通して循環さ
せ、デフロスト運転を行うことになる。また、デフロス
ト運転の初期において、請求項2に係る発明では、開閉
手段(SV)を閉鎖し、請求項9及び15に係る発明では、切
換手段(V2)をメイン連通状態にして膨張機構(5) を全閉
状態にする。つまり、メインライン(9a)及びバイパス路
(4a)を共に遮断し、レシーバ(4) からの液冷媒の戻りを
防止する。
【0008】その後、デフロスト運転中において、圧縮
機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度以下
に低下すると、請求項3に係る発明では、開閉手段(SV)
を閉鎖し、請求項10及び16に係る発明では、切換手段(V
2)をメイン連通状態にして膨張機構(5) を全閉状態にす
る。つまり、レシーバ(4) 内の液冷媒が圧縮機(1) に戻
っている可能性があるので、メインライン(9a)及びバイ
パス路(4a)を共に遮断し、レシーバ(4) からの液冷媒の
戻りを防止する。続いて、請求項4に係る発明では、開
閉手段(SV)を閉鎖した後の開放状態を所定時間保持し、
請求項11に係る発明では、切換手段(V2)をメイン連通状
態からバイパス連通状態にして膨張機構(5) を開動状態
に所定時間保持し、請求項17に係る発明では、切換手段
(V2)をメイン連通状態からバイパス連通状態にして所定
時間保持する。つまり、過度の開閉又は切換えを防止し
て過熱運転を回避する。一方、デフロスト運転中におい
て、圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定
温度以上に上昇すると、請求項5に係る発明では、膨張
機構(5) を開動し、請求項12に係る発明では、切換手段
(V2)をメイン連通状態にした後バイパス連通状態に戻
し、請求項18に係る発明では、切換手段(V2)をメイン連
通状態にして膨張機構(5) を開動状態にした後バイパス
連通状態に戻す。つまり、レシーバ(4) 内の液冷媒を戻
して過熱度を低下させて圧縮機(1) の過熱運転を防止す
る。続いて、請求項6に係る発明では、膨張機構(5) を
開閉した後の全閉状態を所定時間保持し、請求項13及び
19に係る発明では、切換手段(V2)をメイン連通状態から
のバイパス連通状態に所定時間保持する。つまり、過度
の開閉又は切換えを防止して湿り運転を回避する。その
後、請求項9に係る発明では、デフロスト運転が終了す
ると、開閉手段(SV)を所定時間開放状態にした後に閉鎖
すると共に、膨張機構(5) を序々に開動し、最低冷媒循
環量を確保しつゝ液冷媒の戻りを防止して暖房サイクル
運転を再開することになる。
【0009】
【発明の効果】従って、請求項1、8及び14に係る発明
によれば、デフロスト運転時にレシーバ(4) 内のガス冷
媒をバイパス路(4a)を介してメインライン(9a)に流すよ
うにしたゝめに、過酷着霜時や低外気温時、或いは冷媒
配管が短い場合、熱源側熱交換器(3) で凝縮した液冷媒
がレシーバ(4) に溜り込んだ状態において、アキュムレ
ータを設けなくとも、圧縮機(1) にレシーバ(4) 内の液
冷媒が戻ることを確実に防止することができる。この結
果、上記圧縮機(1) の湿り運転を確実に防止することが
できるので、該圧縮機(1) にストレスが掛かることがな
く、信頼性を向上させることができる。その上、アキュ
ムレータが不要であるので、圧力損失を少なくすること
ができ、運転能力の向上を図ることができると共に、部
品点数を少なくして安価にすることができる。また、請
求項2、9及び15に係る発明によれば、デフロスト運転
時の初期において、メインライン(9a)及びバイパス路(4
a)を共に遮断するようにしたゝめに、冷媒回路内の圧力
変動によってレシーバ(4) 内の液冷媒が熱源側熱交換器
(3) 及び利用側熱交換器(6) に流れることを確実に防止
することができることから、圧縮機(1) のへの液冷媒の
戻りを防止することができると共に、熱源側熱交換器
(3) における凝縮面積を十分に確保することができ、デ
フロスト性能の向上を図ることができる。また、請求項
3、10及び16に係る発明によれば、デフロスト運転時に
おいて、圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が
低下すると、メインライン(9a)及びバイパス路(4a)を共
に遮断するようにしたゝめに、圧縮機(1) の吸込側にお
ける液冷媒を蒸発させることができることから、液冷媒
の戻りを防止して圧縮機(1) の湿り運転を確実に防止す
ることができ、圧縮機(1) の信頼性をより向上させるこ
とができる。また、請求項4、11及び17に係る発明によ
れば、上記メインライン(9a)及びバイパス路(4a)を共に
遮断した後のバイパス路(4a)の連通状態を所定時間保持
するようにしているので、頻繁な冷媒回路の遮断によっ
て過熱運転になることを未然に防止することができる。
また、請求項5、12及び18に係る発明によれば、デフロ
スト運転時において、圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相
当飽和温度が上昇すると、膨張機構(5) を開動してメイ
ンライン(9a)を連通させるようにしたゝめに、液冷媒を
戻して圧縮機(1) の吸込側における過熱度を低下させる
ことができることから、圧縮機(1) の過熱運転を確実に
防止することができ、圧縮機(1) の信頼性をより向上さ
せることができる。また、請求項6、13及び19に係る発
明によれば、上記膨張機構(5) を一旦開動すると、所定
時間バイパス路(4a)の連通状態を保持するようにしたゝ
めに、頻繁なメインライン(9a)の連通によって湿り運転
になることを未然に防止することができる。また、請求
項7に係る発明によれば、デフロスト運転終了時におい
て、開閉手段(SV)を開放すると共に、膨張機構(5) を序
々に開動するようにしたゝめに、暖房運転への移行時に
おける必要最低量の冷媒循環量を確保することができる
ことから、暖房能力の向上を図ることができる一方、圧
縮機(1) への液冷媒の戻りを防止し、湿り運転を防止す
ると同時に、圧縮機(1) 内における潤滑油の希釈を防止
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明を適用した空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、一台の室外ユニット(A) に対して
一台の室内ユニット(B) が接続されたいわゆるセパレー
トタイプのものである。上記室外ユニット(A) は、イン
バータにより運転周波数を可変に調節されるスクロール
タイプの圧縮機(1) と、冷房運転時に図中実線の如く、
暖房運転時に図中破線の如く切換わる四路切換弁(2)
と、冷房運転時に凝縮器として、暖房運転時に蒸発器と
して機能する熱源側熱交換器である室外熱交換器(3)
と、冷媒を減圧するための減圧部(20)とを備えており、
上記室外熱交換器(3) には室外ファン(3f)が設けられて
いる。また、室内ユニット(B) は、冷房運転時に蒸発器
として、暖房運転時に凝縮器として機能する利用側熱交
換器である室内熱交換器(6) が配置され、上記室内熱交
換器(6) には室内ファン(6f)が設けられている。そし
て、上記圧縮機(1) と四路切換弁(2) と室外側熱交換器
(3) と減圧部(20)と室内側熱交換器(6) とは、冷媒配管
(8) により順次接続され、冷媒の循環により熱移動を生
ぜしめるようにした冷媒回路(9) が構成されている。
【0011】上記減圧部(20)は、ブリッジ状の整流回路
(8r)と、該整流回路(8r)における一対の接続点(P, Q)に
接続された共通路(8a)とを備え、該共通路(8a)には、常
時高圧液ラインとなる上流側共通路(8X)に位置して液冷
媒を貯溜するためのレシーバ(4) と、室外熱交換器(3)
の補助熱交換器(3a)と、液冷媒の減圧機能及び流量調節
機能を有する膨張機構である開度調整自在な電動膨張弁
(5) とが直列に配置されている。そして、上記整流回路
(8r)における他の一対の接続点(R, S)には、上記室外熱
交換器(3) 側の冷媒配管(8) と室内熱交換器(6) 側の冷
媒配管(8) とが接続され、上記圧縮機(1) から四路切換
弁(2) と室外側熱交換器(3) とを経て整流回路(8r)と共
通路(8a)とを繋ぐと共に、該整流回路(8r)から室内側熱
交換器(6) と四路切換弁(2) とを経て圧縮機(1) を繋ぐ
メインライン(9a)が構成されている。更に、上記整流回
路(8r)は、上記共通路(8a)の上流側接続点(P) と室外熱
交換器(3) 側の接続点(S) とを繋ぎ室外熱交換器(3) か
らレシーバ(4) への冷媒流通のみを許容する第1逆止弁
(D1)を備えた第1流入路(8b1) と、上記共通路(8a)の上
流側接続点(P) と室内熱交換器(6) 側の接続点(R) とを
繋ぎ室内熱交換器(6)からレシーバ(4) への冷媒流通の
みを許容する第2逆止弁(D2)を備えた第2流入路(8b2)
と、上記共通路(8a)の下流側接続点(Q) と室内熱交換器
(6) 側の接続点(R) とを繋ぎ電動膨張弁(5) から室内熱
交換器(6) への冷媒流通のみを許容する第3逆止弁(D3)
を備えた第1流出路(8c1) と、上記共通路(8a)の下流側
接続点(Q) と室外熱交換器(3) 側の接続点(S) とを繋ぎ
電動膨張弁(5) から室外熱交換器(3) への冷媒流通のみ
を許容する第4逆止弁(D4)を備えた第2流出路(8c2) と
が設けられている。
【0012】また、上記整流回路(8r)における共通路(8
a)の両接続点(P, Q)の間には、キャピラリチューブ(C)
を介設してなる液封防止バイパス路(8f)が設けられて、
該液封防止バイパス路(8f)により、圧縮機(1) の停止時
における液封を防止している。また、上記レシーバ(4)
の上部と、下流側共通路(8Y)であって常時低圧液ライン
となる電動膨張弁(5) より下流側との間には、開閉手段
である開閉弁(SV)が設けられて上記電動膨張弁(5) をバ
イパスするバイパス路(4a)が接続されてレシーバ(4) 内
のガス冷媒を抜くようになっている。つまり、上記レシ
ーバ(4) は、図3に示すように、本体ケース(41)に上流
側共通路(8X)と下流側共通路(8Y)とバイパス路(4a)とが
接続されており、該下流側共通路(8Y)は液冷媒が流出す
るように本体ケース(41)内の底部にまで導入され、上記
バイパス路(4a)はガス冷媒が流出するように本体ケース
(41)の上部に接続されている。尚、上記キャピラリチュ
ーブ(C) の減圧度は電動膨張弁(5) よりも十分大きくな
るように設定されていて、通常運転時における電動膨張
弁(5) による冷媒流量調節機能を良好に維持し得るよう
になされている。また、(F1 〜 F4)は、冷媒中の塵埃を
除去するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(1) の運転音
を低減させるための消音器である。
【0013】更に、上記空気調和装置にはセンサ類が設
けられていて、 (Thd)は、圧縮機(1) の吐出管に配置さ
れて圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度である
吐出管温度Tdを検出する吐出管センサ、 (Tha)は、室外
ユニット(A) の空気吸込口に配置されて外気温度である
室外空気温度Taを検出する室外吸込センサ、 (Thc)は、
室外熱交換器(3) に配置されて、冷房運転時には凝縮温
度となり、暖房運転時には蒸発温度となる外熱交温度Tc
を検出する外熱交センサ、 (Thr)は、室内ユニット(B)
の空気吸込口に配置されて室内温度である室内空気温度
Trを検出する室内吸込センサ、 (The)は、室内熱交換器
(6) に配置されて、冷房運転時には蒸発温度となり、暖
房運転時には凝縮温度となる内熱交温度Teを検出する内
熱交センサ、 (HPS)は、高圧冷媒圧力を検出して、該高
圧冷媒圧力の過上昇によりオンとなって高圧信号を出力
する高圧圧力スイッチ、 (LPS)は、低圧冷媒圧力を検出
して、該低圧冷媒圧力の過低下によりオンとなって低圧
信号を出力する低圧圧力スイッチである。そして、上記
各センサ(Thd, 〜 ,The)及び各スイッチ(HPS, LPS)の出
力信号は、コントローラ(10)に入力されており、該コン
トローラ(10)は、入力信号に基づいて空調運転を制御す
るように構成されている。
【0014】上述した冷媒回路(9) において、冷房運転
時には、室外熱交換器(3) で凝縮して液化した液冷媒が
第1流入路(8b1) から流入し、第1逆止弁(D1)を経てレ
シーバ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された
後、第1流出路(8c1) を経て室内熱交換器(6) で蒸発し
て圧縮機(1) に戻る循環となる一方、暖房運転時には、
室内熱交換器(6) で凝縮して液化した液冷媒が第2流入
路(8b2) から流入し、第2逆止弁(D2)を経てレシーバ
(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された後、第2
流出路(8c2) を経て室外熱交換器(3) で蒸発して圧縮機
(1) に戻る循環となる。一方、上記コントローラ(10)
は、インバータの運転周波数を零から最大周波数まで2
0ステップNに区分して、各周波数ステップNを吐出管
温度Tdが最適吐出管温度になるように圧縮機(1) の容量
を制御すると共に、吐出管温度Tdが最適吐出管温度にな
るように電動膨張弁(5) の開度を制御している。
【0015】また、上記コントローラ(10)には、本発明
の特徴として、デフロスト実行手段(11)と初期制御手段
(12)と湿り制御手段(13)と過熱制御手段(14)と運転移行
手段(15)とを備えている。該デフロスト実行手段(11)
は、上記冷媒回路(9) が所定状態になると出力されるデ
フロスト要求信号に基づき、上記電動膨張弁(5) を全閉
状態にすると共に、上記開閉弁(SV)を開放状態にして逆
サイクルデフロスト運転を実行するように構成されてい
る。そして、該デフロスト要求信号は、例えば、デフロ
スト運転の終了後の暖房運転開始からの積算暖房能力を
記憶すると共に、デフロスト運転終了後の暖房運転時間
と予め設定した予想デフロスト運転時間との加算時間で
上記積算暖房能力を除算して平均暖房能力を算出し、該
平均暖房能力が前回の平均暖房能力より小さくなると、
コントローラ(10)内で出力されることになる。また、上
記デフロスト実行手段(11)は、圧縮機(1) の周波数ステ
ップNが6に低下した場合、吐出管温度Tdが 110℃より
上昇した場合、或いはデフロスト運転時間が10分より長
くなった場合の何れかに該当すると、デフロスト運転を
終了するようになっている。
【0016】上記初期制御手段(12)は、デフロスト運転
の開始から所定時間が経過するまで、例えば、15秒が経
過するまで開閉弁(SV)が閉鎖状態になるようにデフロス
ト実行手段(11)に初期閉鎖信号を出力し、つまり、冷媒
回路(9) を15秒間閉鎖するようにしている。上記湿り制
御手段(13)は、圧縮機(1) の吐出管温度Tdが所定温度よ
り低下すると、例えば、85℃より低下すると、開閉弁(S
V)が閉鎖状態を所定時間保持した後、例えば、20秒間開
放状態になるようにデフロスト実行手段(11)に開閉弁(S
V)の閉鎖信号を出力する。更に、上記湿り制御手段(13)
は、開閉弁(SV)が閉鎖後の開放状態を所定時間保持する
ように、例えば、閉鎖信号の出力から50秒のタイマを作
動させて30秒間開放状態を保持するように開放保持信号
をデフロスト実行手段(11)に出力することになる。上記
過熱制御手段(14)は、圧縮機(1) の吐出管温度Tdが所定
温度より上昇すると、例えば、90℃より上昇すると、電
動膨張弁(5) が所定開度まで開動した後に全閉状態に閉
動するようにデフロスト実行手段(11)に電動膨張弁(5)
の開閉信号を出力する。つまり、上記過熱制御手段(14)
は、電動膨張弁(5) の全開状態を480plsとして該電動膨
張弁(5) を全閉状態から一旦200plsまで開動して閉動す
る。更に、上記過熱制御手段(14)は、電動膨張弁(5) が
開閉後の全閉状態を所定時間保持するように全閉保持信
号をデフロスト実行手段(11)に出力し、つまり、開閉信
号の出力から1分のタイマを作動させ、この1分が経過
するまで2回目以上の開閉を禁止している。上記運転移
行手段(15)は、デフロスト実行手段(11)がデフロスト運
転を終了すると、暖房サイクルで開閉弁(SV)を開放状態
に所定時間保持した後閉鎖状態に制御すると共に、電動
膨張弁(5) を所定開度まで徐々に開動制御して暖房サイ
クル運転に移行させている。つまり、上記運転移行手段
(15)は、デフロスト運転終了後に開閉弁(SV)を2分間開
放状態にして閉鎖すると共に、電動膨張弁(5) を全閉状
態から一旦80pls まで開動して10秒保持し、その後、5
秒毎に2plsづつ、或いは、室外空気温度Taが23℃以下の
場合は10秒毎に1plsづつ開動する緩開動制御をデフロス
ト運転の終了から3分間行うように構成されている。
【0017】次に、上記空気調和装置におけるデフロス
ト運転の制御動作について図4に示すタイミング図に基
づき説明する。先ず、暖房サイクル運転時においては、
a点からb点に示すように、四路切換弁(2) をON状態
にし、つまり、図2に示す破線に切換え、電動膨張弁
(5) の開度及び圧縮機(1) の周波数ステップNを最適吐
出管温度になるようにファジィ制御して暖房運転を行っ
ている。このb点において、コントローラ(10)は、平均
暖房能力に基づいてデフロスト要求信号を出力する。こ
のデフロスト要求信号が出力されると、c点まで室内ユ
ニット(B) のデフロスト運転準備の完了を待ち、例え
ば、ヒータの処理等を待った後、低圧圧力スイッチ(LP
S) をマスクしてd点まで35秒待機し、つまり、四路切
換弁(2) を切換える圧縮機(1) の周波数ステップNが6
であるので、この周波数ステップNになるまで待機す
る。その後、d点から電動膨張弁(5) の開度を0plsにす
る全閉動作を開始して室外熱交換器(3) に溜っている液
冷媒を回収する。そして、この電動膨張弁(5) が全閉に
なるに必要な時間が経過すると、e点において、室内フ
ァン(6f)を停止して室内熱交換器(6) に高圧冷媒による
蓄熱を行う。この蓄熱動作は、最大10秒間行うか、又
は、内熱交温度Teが35℃より上昇するか、外熱交温度Tc
が−30℃より低下するか、或いは、蓄熱開始前の外熱交
温度Tcより現在の外熱交温度Tcが4℃より低下すると、
終了する(f点参照)。
【0018】このf点において、デフロスト実行手段(1
1)は、室外ファン(3f)を停止すると共に、四路切換弁
(2) を切換え、つまり、デフロスト要求信号に基づいて
四路切換弁(2) を図2実線に切換えて冷房サイクルに設
定し、圧縮機(1) から吐出された高温の冷媒を室外熱交
換器(3) に供給して逆サイクルデフロスト運転を開始す
ることになる。このデフロスト運転が開始されると、本
発明の特徴として、本来、デフロスト実行手段(11)は、
電動膨張弁(5) を0plsの全閉にすると共に、開閉弁(SV)
を開放状態にして共通路(8a)を遮断し、バイパス路(4a)
を開放することになる。しかし、初期制御手段(12)が、
初期閉鎖信号を出力し、15秒が経過するまで、開閉弁(S
V)を閉鎖し、共通路(8a)及びバイパス路(4a)を共に遮断
する。つまり、上記四路切換弁(2) の切換えによって、
冷媒回路(9) 内の圧力が逆転し、レシーバ(4) 内の圧力
が室外熱交換器(3) 及び室内熱交換器(6) の圧力よりも
高くなり、電動膨張弁(5) 及び開閉弁(SV)を開放してい
ると、高温高圧の液冷媒が室外熱交換器(3) 及び室内熱
交換器(6) に流れることになる。そして、上記室内熱交
換器(6) においては、液冷媒が蒸発し、この蒸発した冷
媒が液冷媒を押出して圧縮機(1) に過度の液冷媒を流し
込むことになり、また、上記室外熱交換器(3) において
は、流れ込んだ液冷媒が凝縮面積を減らすことになり、
デフロスト性能が低下することになる。そこで、上述し
たように、電動膨張弁(5) 及び開閉弁(SV)を共に閉鎖
し、レシーバ(4) からの液冷媒の流出を防止している。
【0019】その後、上記15秒が経過すると、g点にお
いて、デフロスト実行手段(11)が開閉弁(SV)を開放し、
本来のデフロスト運転を行い、圧縮機(1) の運転周波数
Nを徐々に高くする。そして、圧縮機(1) からの吐出冷
媒が室外熱交換器(3) で凝縮して着霜を融解し、レシー
バ(4) に流れる。このレシーバ(4) からは、ガス冷媒が
バイパス路(4a)を通って室内熱交換器(6) に流れ、圧縮
機(1) に戻ることになり、この冷媒循環が行われてデフ
ロストが行われる。続いて、上記デフロスト運転時にお
いて、吐出管温度Tdが90℃より上昇すると、h点からi
点において、過熱制御手段(14)が電動膨張弁(5) の開閉
信号を出力し、電動膨張弁(5) を一旦200plsまで開動し
て閉動する。つまり、上記レシーバ(4) 内からは、ガス
冷媒がバイパス路(4a)を通って流出しているが、室外温
度が高い場合のデフロストや長配管である場合、冷媒が
不足気味となり、圧縮機(1)が過熱運転となって吐出管
温度Tdが上昇する。そこで、上記過熱制御手段(14)が電
動膨張弁(5) を一旦開動し、図3に示すように、下流側
共通路(8Y)を介してレシーバ(4) 内の液冷媒を室内熱交
換器(6) に流すことになり、上記過熱運転を防止してい
る。そして、この電動膨張弁(5) の開閉動作は、1分間
に1回のみ行われるようにしており、つまり、jに示す
ように、過熱制御手段(14)が開閉信号を出力すると、こ
の開閉信号を出力した後、1分間は開閉後の全閉状態を
維持するように全閉保持信号を出力し、過度の開閉動作
を禁止している。
【0020】一方、上記デフロスト運転時において、吐
出管温度Tdが85℃より低下すると、k点からl点におい
て、湿り制御手段(13)が開閉弁(SV)の閉鎖信号を出力
し、開閉弁(SV)を20秒閉鎖する。つまり、上記レシーバ
(4) 内からは、ガス冷媒がバイパス路(4a)を通って流出
しているが、このレシーバ(4) 内が液冷媒で満杯になる
と、液冷媒が室内熱交換器(6) を介して圧縮機(1) に戻
ることになり、圧縮機(1) が湿り運転となって吐出管温
度Tdが低下する。そこで、上記湿り制御手段(13)が開閉
弁(SV)を閉鎖し、上記共通路(8a)及びバイパス路(4a)を
共に遮断して液冷媒の戻りを阻止し、上記湿り運転を防
止している。そして、この開閉弁(SV)の閉鎖動作は、50
秒間に1回のみ行われるようにしており、つまり、mに
示すように、湿り制御手段(13)が閉鎖信号を出力する
と、この閉鎖信号を出力した後、50秒間は閉鎖後の開放
状態を維持するように開放保持信号を出力し、過度の閉
鎖動作を禁止している。
【0021】その後、圧縮機(1) の周波数ステップNが
6に低下した場合、吐出管温度Tdが110℃より上昇した
場合、或いはデフロスト運転時間が10分より長くなった
場合の何れかに該当すると、n点に示すように、デフロ
スト実行手段(11)はデフロスト運転を終了し、四路切換
弁(2) をONして図2の破線に切換えると共に、室外フ
ァン(3f)を駆動して暖房運転をホットスタートで開始す
る。尚、このデフロスト運転を終了する前は、タイマ或
いは吐出管温度Tdに基づいて圧縮機(1) の周波数ステッ
プNが必ず6になるようにしている。そして、上記デフ
ロスト運転が終了すると、運転移行手段(15)は、n点か
らo点において、開閉弁(SV)を2分間開放した後に閉鎖
して冷媒不足を防止すると共に、n点からp点におい
て、電動膨張弁(5) を徐々に開動して湿り運転を防止す
る。つまり、電動膨張弁(5) は、先ず、 80plsに開動し
て10秒間保持し、その後、5秒毎に2plsづつ、或いは、
室外空気温度Taが23℃以下の場合は10秒毎に1plsづつ開
動させ、3分経過した後、電動膨張弁(5) の開度及び圧
縮機(1) の周波数ステップNを最適吐出管温度になるよ
うにファジィ制御して通常の暖房運転を再開する。
【0022】従って、本実施例によれば、デフロスト運
転時に開閉弁(SV)を開放してレシーバ(4) 内のガス冷媒
をバイパス路(4a)を介してメインライン(9a)に流すよう
にしたゝめに、過酷着霜時や低外気温時、或いは冷媒配
管が短い場合、室外熱交換器(3) で凝縮した液冷媒がレ
シーバ(4) に溜り込んだ状態において、アキュムレータ
を設けなくとも、圧縮機(1) にレシーバ(4) 内の液冷媒
が戻ることを確実に防止することができる。この結果、
上記圧縮機(1) の湿り運転を確実に防止することができ
るので、該圧縮機(1) にストレスが掛かることがなく、
信頼性を向上させることができる。その上、アキュムレ
ータが不要であるので、圧力損失を少なくすることがで
き、運転能力の向上を図ることができると共に、部品点
数を少なくして安価にすることができる。また、デフロ
スト運転時の初期において、電動膨張弁(5) 及び開閉弁
(SV)を閉鎖するので、四路切換弁(2) の切換えによる圧
力変動によってレシーバ(4) 内の液冷媒が室外熱交換器
(3) 及び室内熱交換器(6) に流れることを確実に防止す
ることができることから、圧縮機(1) のへの液冷媒の戻
りを防止することができると共に、室外熱交換器(3) に
おける凝縮面積を十分に確保することができ、デフロス
ト性能の向上を図ることができる。また、デフロスト運
転時において、吐出管温度Tdが低下すると、開閉弁(SV)
を閉鎖するようにしているので、圧縮機(1) の吸込側に
おける液冷媒を蒸発させることができることから、液冷
媒の戻りを防止して圧縮機(1) の湿り運転を確実に防止
することができ、圧縮機(1) の信頼性をより向上させる
ことができる。また、上記開閉弁(SV)を一旦閉鎖する
と、所定時間開放状態を保持するようにしているので、
頻繁な開閉弁(SV)の閉鎖によって過熱運転になることを
未然に防止することができる。また、デフロスト運転時
において、吐出管温度Tdが上昇すると、電動膨張弁(5)
を開動するようにしているので、液冷媒を戻して圧縮機
(1) の吸込側における過熱度を低下させることができる
ことから、圧縮機(1) の過熱運転を確実に防止すること
ができ、圧縮機(1) の信頼性をより向上させることがで
きる。また、上記電動膨張弁(5) を一旦開動すると、所
定時間全閉状態を保持するようにしているので、頻繁な
電動膨張弁(5) の開動によって湿り運転になることを未
然に防止することができる。つまり、上記湿り制御手段
(13)と過熱制御手段(14)とによって吐出管温度Tdが適性
温度に維持されるようにして圧縮機(1) にストレスが掛
からないようにしている。また、デフロスト運転終了時
において、開閉弁(SV)を開放すると共に、電動膨張弁
(5) を序々に開動するようにしたので、暖房運転への移
行時における必要最低量の冷媒循環量を確保することが
できることから、暖房能力の向上を図ることができる一
方、圧縮機(1) への液冷媒の戻りを防止し、湿り運転を
防止すると同時に、圧縮機(1) 内における潤滑油の希釈
を防止することができる。
【0023】図5は、前実施例における開閉弁(SV)を開
度調整可能な電動弁(V1)に代えたものである。その他の
構成並びに作用・効果は前実施例と同様である。尚、上
記電動弁(V1)の開度は、全閉と全開とに制御する他、吐
出管温度Td等によって調整するようにしてもよい。
【0024】図6は、請求項8乃至13の発明の実施例を
示しており、前実施例における開閉弁(SV)に代えて三方
弁(V2)を用いたもので、バイパス路(4a)が電動膨張弁
(5) の高圧側に接続されている。該三方弁(V2)は、電動
膨張弁(5) の高圧側がバイパス路(4a)に連通したバイパ
ス連通状態と電動膨張弁(5) の高圧側がメインライン(9
a)の共通路(8a)に連通したメイン連通状態とに切換える
切換手段を構成している。そこで、上記図4のタイミン
グ図に対応して、図6の実施例におけるデフロスト運転
制御の構成並びに作用について説明する。先ず、f点に
おいて、デフロスト実行手段(11A1)がデフロスト運転を
開始し、四路切換弁(2) を図6実線に切換えると共に、
三方弁(V2)を図6破線に切換えてバイパス路(4a)を電動
膨張弁(5) に連通させてバイパス連通状態にする。そし
て、初期制御手段(12A1)が、前実施例の開閉弁(SV)の閉
鎖に対応して電動膨張弁(5) を15秒間全閉状態に制御す
る(図4f−g参照)。その後、上記電動膨張弁(5) を
所定開度に開動して所定開度に保持し、レシーバ(4) 内
のガス冷媒をバイパス路(4a)から室内熱交換器(6) 側に
流してデフロスト運転を行う。そして、このデフロスト
運転時において、吐出管温度Tdが90℃より上昇すると、
過熱制御手段(14A1)が切換信号を出力し、三方弁(V2)を
図6実線に切換えてメイン連通状態にした後、再度図6
破線に切換えてバイパス連通状態にし、続いて、切換保
持信号を出力し、バイパス連通状態を所定時間保持する
(図4h−i及びj参照)。つまり、圧縮機(1) が過熱
状態になりつゝあるので、レシーバ(4) の液冷媒を流し
て過熱運転を防止する。一方、吐出管温度Tdが85℃より
低下すると、湿り制御手段(13A1)が全閉信号を出力し、
電動膨張弁(5) を20秒間全閉状態にし、続いて、全閉保
持信号を出力し、30秒間電動膨張弁(5) を所定の開動状
態に保持する(図4k−l及びm参照)。つまり、圧縮
機(1) が湿り状態になりつゝあるので、共通路(8a)及び
バイパス路(4a)を共に遮断して湿り運転を防止する。そ
の後、上記デフロスト運転が終了すると(図4n参
照)、四路切換弁(2) を図6破線に切換えると共に、三
方弁(V2)を図6実線に切換えてメイン連通状態にし、上
記電動膨張弁(5) を目標開度まで開動して通常の暖房運
転を再開することになる。その他の構成並びに作用は、
前実施例と同様であり、本実施例においても、前実施例
と同様にアキュムレータなしで圧縮機(1) の湿り運転及
び過熱運転を確実に防止することができ、運転能力の向
上を図ることができると共に、圧縮機(1)の信頼性を向
上させることができる。
【0025】図7は、請求項13乃至19の発明の実施例を
示しており、図6の前実施例におけるバイパス路(4a)が
電動膨張弁(5) の高圧側に接続されているのに代り、バ
イパス路(4a)を電動膨張弁(5) の低圧側に接続したもの
である。該三方弁(V2)は、下流側共通路(8Y)がバイパス
路(4a)に連通したバイパス連通状態と共通路(8a)に連通
したメイン連通状態とに切換える切換手段を構成してい
る。そこで、上記図4のタイミング図に対応して、図7
の実施例におけるデフロスト運転制御の構成並びに作用
について説明する。先ず、f点において、デフロスト実
行手段(11A2)がデフロスト運転を開始し、四路切換弁
(2) を図7実線に切換えると共に、三方弁(V2)を図7破
線に切換えてバイパス路(4a)を下流側共通路(8Y)に連通
させてバイパス連通状態にすることになるが、初期制御
手段(12A2)が、三方弁(V2)を図7実線のメイン連通状態
を維持すると共に、前実施例の開閉弁(SV)の閉鎖に対応
して電動膨張弁(5) を15秒間全閉状態に制御する(図4
f−g参照)。その後、上記三方弁(V2)を図7破線に切
換えてバイパス連通状態にし、レシーバ(4) 内のガス冷
媒をバイパス路(4a)から室内熱交換器(6) 側に流してデ
フロスト運転を行う。そして、このデフロスト運転時に
おいて、吐出管温度Tdが90℃より上昇すると、過熱制御
手段(14A2)が切換信号を出力し、三方弁(V2)を図7実線
に切換えてメイン連通状態にすると共に、電動膨張弁
(5) の所定開度に開動させた後、再度図7破線に切換え
てバイパス連通状態にし、続いて、切換保持信号を出力
し、バイパス連通状態を所定時間保持する(図4h−i
及びj参照)。つまり、圧縮機(1) が過熱状態になりつ
ゝあるので、レシーバ(4) の液冷媒を流して過熱運転を
防止する。一方、吐出管温度Tdが85℃より低下すると、
湿り制御手段(13A2)が切換信号を出力し、三方弁(V2)を
図7実線に切換えてメイン連通状態にすると共に、電動
膨張弁(5) を20秒間全閉状態にした後、再度図7破線に
切換えてバイパス連通状態にし、続いて、切換保持信号
を出力し、バイパス連通状態を所定時間保持する(図4
k−l及びm参照)。つまり、圧縮機(1) が湿り状態に
なりつゝあるので、共通路(8a)及びバイパス路(4a)を共
に遮断して湿り運転を防止する。その後、上記デフロス
ト運転が終了すると(図4n参照)、四路切換弁(2) を
図7破線に切換えると共に、三方弁(V2)を図7実線に切
換えてメイン連通状態にし、上記電動膨張弁(5) を目標
開度まで開動して通常の暖房運転を再開することにな
る。その他の構成並びに作用は、図2の前実施例と同様
であり、本実施例においても、前実施例と同様に圧縮機
(1) の湿り運転及び過熱運転を確実に防止することがで
き、圧縮機(1) の信頼性を向上させることができる。
【0026】図8は、他の実施例を示しており、図2の
実施例における開閉弁(SV)に代えて、キャピラリ(CP)を
設けたものである。従って、デフロスト運転時において
は、電動膨張弁(5) を全閉にしてレシーバ(4) 内のガス
冷媒がバイパス路(4a)を通って流れることになる。
【0027】尚、上記実施例においては、デフロスト運
転中において、開閉弁(SV)及び電動膨張弁(5) 等を開閉
して湿り制御及び過熱制御等を行うようにしたが、請求
項1、8及び14の発明では、デフロスト運転中は常時バ
イパス路(4a)を連通させるようにしてもよい。また、請
求項3、5、10、12、16及び18の発明においては、圧縮
機(1) の吐出冷媒圧力によって制御するようにしてもよ
い。また、冷媒回路(9) は、実施例に限定されるもので
はなく、例えば、整流回路(8r)を有しないものであって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】請求項1乃至7の発明の実施例を示す冷媒回路
図である。
【図3】レシーバを示す概略図である。
【図4】デフロスト運転の制御を示すタイミング図であ
る。
【図5】請求項1乃至7の発明の他の実施例を示す冷媒
回路図である。
【図6】請求項8乃至13の発明の実施例を示す冷媒回路
図である。
【図7】請求項14乃至19の発明の実施例を示す冷媒回路
図である。
【図8】他の実施例を示す冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四路切換弁 3 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 4 レシーバ 4a バイパス路 5 電動膨張弁(膨張機構) 6 室内熱交換器(利用側熱交換器) 8a 共通路 8X 上流側共通路 8Y 下流側共通路 9 冷媒回路 9a メインライン 11,11A1,11A2 デフロスト実行手段 12,12A1,12A2 初期制御手段 13,13A1,13A2 湿り制御手段 14,14A1,14A2 過熱制御手段 15 運転移行手段 SV 開閉弁(開閉手段) V1 電動弁(開閉手段) V2 三方弁(切換手段)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1) と、熱源側熱交換器(3) と、
    開度調整自在な膨張機構(5) と、利用側熱交換器(6) と
    が順に接続されて成るメインライン(9a)を有し、冷房サ
    イクル運転と暖房サイクル運転とに可逆運転可能な冷媒
    回路(9) を備えている空気調和装置において、 上記冷媒回路(9) におけるメインライン(9a)の高圧液ラ
    インに設けられて液冷媒を貯溜するレシーバ(4) と、 一端がレシーバ(4) に、他端が上記冷媒回路(9) におけ
    るメインライン(9a)の低圧液ラインに接続され、上記膨
    張機構(5) をバイパスしてレシーバ(4) 内のガス冷媒を
    低圧液ラインに流すバイパス路(4a)と、 該バイパス路(4a)に設けられてバイパス路(4a)を開閉す
    る開閉手段(SV)と、 暖房サイクル運転時のデフロスト要求信号に基づき、上
    記膨張機構(5) を全閉状態にすると共に、上記開閉手段
    (SV)を開放状態にして逆サイクルデフロスト運転を実行
    するデフロスト実行手段(11)とを備えていることを特徴
    とする空気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 デフロスト運転の開始から所定時間が経過するまで、開
    閉手段(SV)が閉鎖状態になるようにデフロスト実行手段
    (11)に初期閉鎖信号を出力する初期制御手段(12)を備え
    ていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の空気調和装置の
    運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以下になると、開閉手段(SV)が閉鎖状態になるようにデ
    フロスト実行手段(11)に開閉手段(SV)の閉鎖信号を出力
    する湿り制御手段(13)を備えていることを特徴とする空
    気調和装置の運転制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 湿り制御手段(13)は、開閉手段(SV)が閉鎖状態を所定時
    間保持した後に開放状態になるように閉鎖信号を出力す
    ると共に、開閉手段(SV)が閉鎖後の開放状態を所定時間
    保持するように開放保持信号をデフロスト実行手段(11)
    に出力するように構成されていることを特徴とする空気
    調和装置の運転制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1記載の空気調
    和装置の運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以上になると、膨張機構(5) が所定開度まで開動した後
    に全閉状態に閉動するようにデフロスト実行手段(11)に
    膨張機構(5) の開閉信号を出力する過熱制御手段(14)を
    備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 過熱制御手段(14)は、膨張機構(5) が開閉後の全閉状態
    を所定時間保持するように全閉保持信号をデフロスト実
    行手段(11)に出力するように構成されていることを特徴
    とする空気調和装置の運転制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1記載の空気調
    和装置の運転制御装置において、 デフロスト実行手段(11)がデフロスト運転を終了する
    と、暖房サイクルで開閉手段(SV)を開放状態に所定時間
    保持した後閉鎖状態に制御すると共に、膨張機構(5) を
    所定開度まで徐々に開動制御して暖房サイクル運転に移
    行させる運転移行手段(15)を備えていることを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機(1) と、熱源側熱交換器(3) と、
    開度調整自在な膨張機構(5) と、利用側熱交換器(6) と
    が順に接続されて成るメインライン(9a)を有し、冷房サ
    イクル運転と暖房サイクル運転とに可逆運転可能な冷媒
    回路(9) を備えている空気調和装置において、 上記冷媒回路(9) におけるメインライン(9a)の高圧液ラ
    インに設けられて液冷媒を貯溜するレシーバ(4) と、 一端がレシーバ(4) に、他端が上記冷媒回路(9) におけ
    る膨張機構(5) の高圧側に接続され、レシーバ(4) 内の
    ガス冷媒を膨張機構(5) の高圧側に流すバイパス路(4a)
    と、 上記膨張機構(5) の高圧側がバイパス路(4a)に連通した
    バイパス連通状態と上記膨張機構(5) の高圧側がメイン
    ライン(9a)の高圧液ラインに連通したメイン連通状態と
    に切換える切換手段(V2)と、 暖房サイクル運転時のデフロスト要求信号に基づき、上
    記切換手段(V2)をバイパス連通状態に切換えると共に、
    膨張機構(5) を開動状態にして逆サイクルデフロスト運
    転を実行するデフロスト実行手段(11A1)とを備えている
    ことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、 デフロスト運転の開始からから所定時間が経過するま
    で、膨張機構(5) が全閉状態になるようにデフロスト実
    行手段(11A1)に初期閉鎖信号を出力する初期制御手段(1
    2A1)を備えていることを特徴とする空気調和装置の運転
    制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の空気調和装置
    の運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以下になると、膨張機構(5) が全閉状態になるようにデ
    フロスト実行手段(11A1)に全閉信号を出力する湿り制御
    手段(13A1)を備えていることを特徴とする空気調和装置
    の運転制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、 湿り制御手段(13A1)は、膨張機構(5) が全閉状態を所定
    時間保持した後に開動状態になるように全閉信号を出力
    すると共に、膨張機構(5) が全閉後の開動状態を所定時
    間保持するように開動保持信号をデフロスト実行手段(1
    1A1)に出力するように構成されていることを特徴とする
    空気調和装置の運転制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至11の何れか1記載の空気
    調和装置の運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以上になると、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わ
    った後に再度バイパス連通状態に切換わるようにデフロ
    スト実行手段(11A1)に切換信号を出力する過熱制御手段
    (14A1)を備えていることを特徴とする空気調和装置の運
    転制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、 過熱制御手段(14A1)は、切換手段(V2)がメイン連通状態
    から切換わった後のバイパス連通状態を所定時間保持す
    るように切換保持信号をデフロスト実行手段(11A1)に出
    力するように構成されていることを特徴とする空気調和
    装置の運転制御装置。
  14. 【請求項14】 圧縮機(1) と、熱源側熱交換器(3)
    と、開度調整自在な膨張機構(5) と、利用側熱交換器
    (6) とが順に接続されて成るメインライン(9a)を有し、
    冷房サイクル運転と暖房サイクル運転とに可逆運転可能
    な冷媒回路(9) を備えている空気調和装置において、 上記冷媒回路(9) におけるメインライン(9a)の高圧液ラ
    インに設けられて液冷媒を貯溜するレシーバ(4) と、 一端がレシーバ(4) に、他端が上記冷媒回路(9) におけ
    るメインライン(9a)の低圧液ラインに接続され、上記膨
    張機構(5) をバイパスしてレシーバ(4) 内のガス冷媒を
    低圧液ラインに流すバイパス路(4a)と、 上記メインライン(9a)の低圧液ラインがバイパス路(4a)
    に連通したバイパス連通状態と上記メインライン(9a)の
    低圧液ラインが膨張機構(5) の低圧側に連通したメイン
    連通状態とに切換える切換手段(V2)と、 暖房サイクル運転時のデフロスト要求信号に基づき、上
    記切換手段(V2)をバイパス連通状態に切換えて逆サイク
    ルデフロスト運転を実行するデフロスト実行手段(11A2)
    とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制
    御装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、 デフロストの開始からから所定時間が経過するまで、切
    換手段(V2)がメイン連通状態に切換わると共に、膨張機
    構(5) を全閉状態になるようにデフロスト実行手段(11A
    2)に初期閉鎖信号を出力する初期制御手段(12A2)を備え
    ていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項14または15記載の空気調和装置
    の運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以下になると、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わ
    ると共に、膨張機構(5) が全閉状態になるようにデフロ
    スト実行手段(11A2)に全閉信号を出力する湿り制御手段
    (13A2)を備えていることを特徴とする空気調和装置の運
    転制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、 湿り制御手段(13A2)は、膨張機構(5) が全閉状態を所定
    時間保持した後に切換手段(V2)がバイパス連通状態に切
    換わるように切換信号を出力すると共に、切換手段(V2)
    がメイン連通状態から切換わったバイパス連通状態を所
    定時間保持するように切換保持信号をデフロスト実行手
    段(11A2)に出力するように構成されていることを特徴と
    する空気調和装置の運転制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項14乃至17の何れか1記載の空気
    調和装置の運転制御装置において、 圧縮機(1) の吐出側の冷媒圧力相当飽和温度が所定温度
    以上になると、切換手段(V2)がメイン連通状態に切換わ
    ると共に膨張機構(5) を開動状態にした後に、再度切換
    手段(V2)がバイパス連通状態に切換わるようにデフロス
    ト実行手段(11A2)に切換信号を出力する過熱制御手段(1
    4A2)を備えていることを特徴とする空気調和装置の運転
    制御装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の空気調和装置の運転制
    御装置において、 過熱制御手段(14A2)は、切換手段(V2)がメイン連通状態
    から切換わったバイパス連通状態を所定時間保持するよ
    うに切換保持信号をデフロスト実行手段(11A2)に出力す
    るように構成されていることを特徴とする空気調和装置
    の運転制御装置。
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