JPH07120112A - 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法 - Google Patents

冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法

Info

Publication number
JPH07120112A
JPH07120112A JP26907893A JP26907893A JPH07120112A JP H07120112 A JPH07120112 A JP H07120112A JP 26907893 A JP26907893 A JP 26907893A JP 26907893 A JP26907893 A JP 26907893A JP H07120112 A JPH07120112 A JP H07120112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
adsorption
tank
adsorbent
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26907893A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Tachibana
慶二 立花
Susumu Ishii
進 石井
Akira Kabeta
昭 壁田
Takeshi Otomo
毅 大友
Masashi Tokunaga
政司 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority to JP26907893A priority Critical patent/JPH07120112A/ja
Publication of JPH07120112A publication Critical patent/JPH07120112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍機用の冷媒を回収する技術、および、冷
媒ガス中に混入した非凝縮性ガスを抽気する技術を改良
してフロン公害を完全に防止し得るシステムを開発する
ために必要な吸着タンク、および、該吸着タンクの吸着
性能の有無を判定する技術を提供する。 【構成】 冷凍機1に接続された抽気装置(若しくは回
収装置)31から放出される混合ガスを、ポータブルな
吸着タンクに導く、上記吸着タンクのタンク本体41の
中には冷媒吸着剤45が装填されていて、混合ガス中の
冷媒ガスを吸着除去する。上記タンク本体を流通したガ
スは吸着センサ48を経て大気中に放散せしめられる。
上記吸着センサ48は、冷媒吸着剤45の吸着性能の有
無を検知,表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷凍機のように
冷媒流体を封入して冷凍サイクルを行わせる設備装置を
分解点検,整備する場合、分解に先立って冷凍機内の冷
媒を冷媒タンク内に移す(回収する)技術、並びに、上
記冷凍機内に漏入した非凝縮性ガスを冷凍機外に排出す
る(抽気する)技術を改良して、上記非凝縮性ガスの排
出に際して、冷媒が随伴して大気中に放散されることを
徹底的に、かつ経済的に防止するための、随伴冷媒ガス
を吸着除去する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍機は一般に、常温近くに沸点を有す
る冷媒物質(例えばフロン・R11)を封入密閉して、
蒸発→圧縮→凝縮→減圧→(蒸発)の冷凍サイクルを行
わせる。この冷凍機を点検,整備するために分解(部分
分解を含む)すると冷媒が大気中に放散されるので、こ
れを防止するため予め冷凍機の冷凍系から冷媒を抜き取
って冷媒タンク内に回収,一時保管しておき、点検,整
備を終えた後、冷媒タンク内の冷媒を冷凍機内に戻すこ
とが行われている。冷凍機内には、冷媒ガスや冷媒液と
共に、漏入した空気などの非凝縮性ガスや水蒸気が混在
しているのが一般的である。冷媒液は比較的容易に冷媒
タンクなどの容器に回収することができ、冷媒ガスの回
収に先立って冷媒液の抜き取りが行われるが、この冷媒
液抜取作業は一般に広く行われているので説明を省略す
る。冷媒ガスは液化して回収し、非凝縮性ガスや水蒸気
は冷媒から分離する必要が有る。図4は従来例の冷媒ガ
スの回収装置を示す系統図である。冷凍機1は凝縮器1
aと蒸発器1bと圧縮機1cとによって冷凍系を構成
し、冷媒(例えばフロン・R11)を封入,密閉してい
る。上記の冷凍系から冷媒タンク5に冷媒ガスを回収す
るため、冷凍機1内の冷媒ガスを圧縮機2によって吸
入,圧送し、凝縮器3で冷却して液化させる。前記の冷
媒ガスの中には空気などの非凝縮性ガスが混入してお
り、さらに該空気は多少の水蒸気を含んでいる。そこ
で、前記の凝縮器3で液化した冷媒等を気液分離器4に
導いて冷媒液のみをフロート弁4aから冷媒タンク5に
回収し、凝縮しないガス成分は放出弁4bから大気中に
放出する。このガス成分中には、凝縮しなかった冷媒ガ
スが含まれている。Wは液化した水分の溜まり具合を観
察するための覗き窓、vは排水用の弁である。
【0003】往時(例えば昭和30年代の高度経済成長
以前)においては冷媒が高価であったため、これを放散
させることなく回収しようというのが経済・技術の思潮
であった。このため、図4に示した従来例のようにして
冷媒の回収が図られたのであるが、この考え方に立つ限
りにおいては、回収する冷媒よりも高い費用を費してま
で徹底回収するという努力は為されなかった。昭和40
年代に入って各種の公害が社会問題化し、さらに昭和6
0年代になると、フロンなどの冷媒や溶剤によるオゾン
層破壊という地球規模の環境問題が国際的に論じられる
ようになり、回収フロンの金銭的価値以上の費用をかけ
てでも極限までフロンを回収し、フロンを大気中に放散
してはならないという時代になった。こうして観点から
図4の従来技術を見ると、圧縮機2によって冷凍機1内
の冷媒ガスを精一杯排出しても、機内ガス圧は一般的に
は−650mmHg程度にしか下がらない。この−650
mmHgの冷媒ガスは分解整備に際して大気中に放散され
てしまう。この機内残留ガス圧を−750〜約760mm
Hgまで下げるため、図5に示すように真空ポンプ9を
用いる技術も公知である。しかしながら、図5の従来例
では機内残留ガス圧を−760mmHg近くまで下げ得る
代りに、該真空ポンプ9の吐出圧が低いので、前記気液
分離器4内上部空間の非凝縮性ガス圧力が0.3Kgf/
cm2g程度までしか上がらない。この非凝縮性ガスの中
には、凝縮器3内の凝縮温度に相当する分圧の未凝縮冷
媒ガスが混在しており、その冷媒ガス濃度は気液分離器
4内の圧力に反比例し、圧力が低いと冷媒ガスの分圧が
相対的に高くなり、未凝縮冷媒ガス濃度が高くなる。従
って、放出弁4bから大気中に放出される非凝縮性ガス
に随伴して高濃度の未凝縮冷媒ガスが放散される。図4
および図5について説明した従来例の不具合を解消する
ため、図6に示すように真空ポンプ9の下流側に圧縮機
2を直列に介挿接続する構成が有効である。この構成は
本発明者らが創作して本出願人によって別途出願中(特
願平4−156912号)の未公知の先願に係る発明で
ある。上記先願の発明によれば、冷凍機1内の残留冷媒
ガス圧を理想的に低くし、(約−760mmHg)、しか
も、気液分離器4内の非凝縮性ガス圧力を高く(例えば
5Kgf/cm2g)することができ、従って、冷凍機内に
残留して大気中に放散される冷媒の量と、放出弁から非
凝縮性ガスに随伴して放散される冷媒の量との合計量
を、実用上零と見なし得る程度に減少せしめることがで
きる。
【0004】以上に図4〜図6を参照して説明したの
は、冷凍機における冷媒の回収に関する先行技術であっ
て、その技術的なポイントは、冷凍機内に封入されてい
る冷媒を大気中に放散させることなく、冷媒ガス中に漏
入した非凝縮性ガスを大気中に排出することであった。
【0005】一方、冷凍機のメンティナンスに関して、
前述の回収と並んで重要な抽気という操作が有る。この
抽気について次に述べると、冷凍機に封入された冷媒
が、前述のごとく蒸発→圧縮→凝縮→減圧→(蒸発)の
冷凍サイクルを繰り返す途中で、大気圧に比して負圧に
なる状態を経過する。このため、冷媒ガス中に非凝縮性
ガス(空気など)が混入する虞れが有る。冷媒ガス中に
非凝縮性ガスが混入すると、冷凍機の能力や効率を低下
させたり、冷凍機内の発錆を誘発したりするので、混入
した非凝縮性ガスを分離して大気中に放出する操作(抽
気)が必要となる。この抽気操作における技術的ポイン
トも、大気中に放出する非凝縮性ガスに随伴して大気中
に放散される冷媒ガスの含有率を如何にして減少させる
か、ということである。このように、抽気操作と回収操
作とは技術的に共通する部分が少なくない。図4に示し
た従来例の回収装置において、気液分離器4の底部に溜
まった冷媒液を冷媒タンク5に注入する代りに、該冷媒
液を冷凍機1の蒸発器1bに還流せしめるように配管を
改造すると図7のごとくになる。図7において、冷凍機
1内に漏入した非凝縮性ガスは冷媒ガスよりも軽いの
で、凝縮器1a内に集まり、冷媒ガスと混合して混合ガ
スとなる。この混合ガスを圧縮機2で吸入,圧送し、凝
縮器3で冷却して気液分離器4に導く。このとき、該気
液分離器4内に流入する流体は、主として冷媒ガスと非
凝縮性ガスと冷媒液との気液混合流であり、これに若干
の水蒸気および微細な水滴などが含まれている。この気
液混合流は気液分離器4で分離され、冷媒液はフロート
弁4aを経て冷凍機1の蒸発器1bに還流せしめられ
る。水分は排水弁vから排出され、非凝縮ガスおよび未
凝縮の冷媒ガスは放出弁4bから大気中に放出される。
【0006】図6に示した回収装置および図7に示した
抽気装置において、気液分離器4の上部空間に溜まった
非凝縮性ガスを放出弁4bから大気中に放出する場合、
若干の冷媒ガスが随伴して一緒に放出される。その随伴
冷媒ガスの含有率を低下せしめるには、該気液分離器4
内の混合ガス(非凝縮性ガスと冷媒ガスが主成分)を強
冷することが有効である。図8は、図6に示した回収装
置における気液分離器内の混合ガスを強冷するように改
良した1例であって、先願の発明(特願平4−1569
12号)に提案された未公知の先行技術に係る回収装置
の系統図である。この構成を概要的に述べれば、図6の
従来例における気液分離器4に小形冷凍機22を併設し
たものである。本発明において小形冷凍機とは、冷媒回
収操作の対象である冷凍機1よりも小形,小容量の冷凍
機をいう。本例の気液分離器4′は、その内部に冷却管
4cを設けてある。一方、小形冷凍機22は圧縮機22
a,凝縮器22bおよび膨張弁22cを備えていて、冷
却流体22dを前記の冷却管4cに供給して循環させ
る。本例によれば気液分離器4′内で冷媒ガスが強冷さ
れてその蒸気圧が低くなるので、放出弁4cから放出さ
れる非凝縮性ガスに随伴する冷媒ガス濃度がいっそう低
くなる。上述のごとく冷媒ガスが強冷されるので、この
冷却温度が水の氷結点以下である場合は、上記冷媒ガス
に水蒸気が含まれていると気液分離器4′内に霜を生
じ、また氷結して弁類の作動を阻害する虞れ無しとしな
い。このため、仮想線で示したように気液分離器4′の
流入側にドライヤ23を設けて水蒸気を除去することが
望ましい。図8の従来例から容易に理解できるように、
気液分離器4′内の冷却管4c内を循環して冷媒ガスを
強冷する冷却流体は、小形冷凍機22の併設によらず、
他の冷却装置から供給される冷水,冷媒等の低温流体を
利用することも可能である。
【0007】図9および図10は、小形冷凍機22を併
設して冷媒ガスを強冷するように構成された未公知の先
願(特願平4−181035号)に係る抽気装置の1例
を示し、模式的な系統図である。本図10に示した気液
分離器4は冷却ジャケット8を備えており、冷凍機1の
凝縮器1aからオリフィス21を介して低温の冷媒を供
給されて該気液分離器4内の混合ガス(冷媒ガス+非凝
縮性ガス)が冷却され、効率良く非凝縮性ガスと冷媒液
との分離が行なわれる。しかし、この気液分離器4内に
溜まったガスをそのまま大気中に放出せしめることな
く、電磁弁14,15を操作して精溜器9に導入し、小
形冷凍機22から供給される低温流体を冷却管9aに循
環流通させて強冷する。精溜器9内に導入された混合ガ
スが強冷されると、冷媒ガスの分圧が顕著に低下し、飽
和を越えた冷媒ガスは凝縮し、冷凍機1の蒸発器1bに
還流せしめられる。上記精溜器9内の上部空間に溜まっ
たガス(ほとんど純粋の非凝縮性ガス)の圧力は圧力セ
ンサ9bによって検出し、所定値に達すると放出ユニッ
ト9cから大気中に放出される。
【0008】上記精溜器9内に導入される混合ガス中に
多量の水蒸気が含まれていると、冷却管9aに結霜して
熱伝導を妨げたりするので、ドライヤ23を設けて除湿
されるようになっている。
【0009】以上に述べたごとく、フロン公害を防止す
るため、抽気操作および回収操作に際して大気中に放出
する非凝縮性ガスに冷媒ガスを随伴させない工夫が為さ
れてきた。本出願人による前記未公知の発明を含めて、
「温度,圧力の制御による冷媒の相変化」を利用した冷
媒ガス放散防止は、極限的に追及されて効果を挙げた。
しかし乍ら、社会的要請は更にいっそうの改善を求めて
いる。これに応えるためには、前述した各種の先行技術
(温度,圧力制御)に加えて、化学的ないし分子化学的
な方法の併用を考究する必要が有る。例えば、フロンを
大量に使用して洗浄を行なう工場においては、フロンの
吸着剤を収納した複数の吸着塔を設置し、その一部分を
使用して排出ガス中のフロンを吸着,除去し、フロンを
吸着,飽和して吸着性能が衰えた吸着塔は使用を中止し
て脱離操作が加えられて再生される(前記の脱離とは、
吸着の反対語であって、脱着もしくは離脱とも呼ばれ
る。本発明においては、機械的な着脱と紛らわしくない
ように脱離と呼ぶことにする)。従来主としてフロン洗
浄設備の排気に適用されていた吸着法を、冷凍機の抽気
装置や回収装置に応用しようというアイデアも提案され
ているが、冷房用の冷凍機は一般に狭隘な空間に設置さ
れているので、大形の吸着,脱離設備を付加設置するこ
とは実用性に問題が有るので普及しない。現在、本邦に
おける殆ど全部のビルには冷房用の冷凍機が設置されて
いるが、経済価値の高い階層は収益性の高い用途(事務
室,売場,生産設備,住居など)に振り当てられ、冷凍
機は地下もしくは屋上の狭い空間に配置されている。し
かも、冷凍機の仕様と機械室容積とは、ビルの建築工事
の設計段階で決定されており、フロン公害防止の世論が
高まったからと言って、大形の吸着,脱離装置を追加設
置することは現実に受け入れられない。また、今後建築
されるビルについても、直接的な収益性を有しない吸
着,脱離設備に大きいスペースを割くことは種々の困難
や抵抗が有る。また、冷凍機が設置されているビルの機
械室ごとに大形の吸着・脱離装置を設置することは社会
的にみて不経済である。本発明者らは、既設の冷凍機室
内に設置し得る程度の小形吸着・脱離装置の開発につい
ても試作,実用試験を重ねたが、次に述べるような不具
合があって、理論的には成功しながら実用普及が進まな
かった。すなわち、イ.吸着装置が小形であると、比較
的早期に吸着剤が吸着飽和してしまって吸着性能を喪失
する。一方、抽気装置の作動インターバルは諸種の条件
によって変化するが、比較的短周期で間欠的に作動する
場合も少なくない。このため、冷媒を吸着した吸着剤を
脱離していて未だ脱離が完了しないうちに、次のサイク
ルの抽気作動が始まってしまう。こういう事を繰返して
いると、常に飽和に近い状態の吸着剤の中を通過した排
ガスが大気中に放散され、冷媒ガスの随伴を防止できな
い。ロ.冷媒を吸着して飽和した吸着剤から冷媒を脱離
させる操作は高度の技術を要し、これを自動機器で行な
わせるにしても厳重に管理しなければならない。脱離の
圧力,温度条件が適正でないと脱離が進行しなかった
り、脱離させた冷媒が分解してしまって回収再利用が出
来なくなったりするからである。
【0010】前記イ,ロに示した不具合を解消して、フ
ロン公害の完全な防止を図るための新規な方法として、
ターボ冷凍機用抽気装置(もしくは冷媒回収装置)のガ
ス放出口に対して着脱自在に接続され、冷媒吸着剤を収
納した多数の吸着タンクを用い、上記多数の吸着タンク
のうち、収納している冷媒吸着剤が吸着能力を有してい
る吸着タンクを、多数のターボ冷凍機のそれぞれに配給
して抽気装置(もしくは冷媒回収装置)に接続し、上記
抽気装置(もしくは冷媒回収装置)から放出されるガス
を、吸着タンク内の冷媒吸着剤に流通せしめて、該放出
ガス中に含まれている冷媒ガスを吸着除去し、収納して
いる冷媒吸着剤が冷媒を吸着して飽和した吸着タンクを
抽気装置(もしくは冷媒回収装置)から取り外して、吸
着タンク再生工場に搬入し、上記吸着タンクを、再生工
場の脱離炉に入れて加熱するとともに真空吸引し、冷媒
吸着剤から冷媒を脱離せしめて吸着タンクを再生し、再
生した吸着タンクを冷凍機サイトに返送して再使用に供
し、上記の操作をエンドレスに循環せしめて遂行するこ
とが考えられる。上記の新規な方法は本発明者らが創作
したもの(以下、未公知の先行技術という)である。
【0011】上記の方法によると、多数の吸着タンクの
うち、吸着性能を有しているもの(再生された新たな吸
着タンク)を、冷凍機の抽気装置(もしくは冷媒回収装
置)に接続しておくと、非凝縮性ガスと冷媒ガスとの混
合ガスである放出ガスが上記吸着タンク内を通過し、収
納されている冷媒吸着剤によって混合ガス中の冷媒ガス
が選択的に吸着,除去される。収納されている冷媒吸着
剤が冷媒を吸着して飽和すると、新たな吸着タンクと容
易に交換できるので、抽気装置(冷媒回収装置)の放出
ガスは常に吸着機能を有する吸着タンクによって処理さ
れる。このため、排ガス中の冷媒ガスは実用上零と見做
し得る程度に完全除去される。
【0012】そして、冷凍機の抽気装置(冷媒回収装
置)に対して装着しなければならない部材は、可搬形の
吸着タンク1個のみであるから、すべての既設冷凍機に
適用することができ、好ましくは使用済み吸着タンクと
未使用吸着タンクとを保管しておくためのスペースが冷
凍機の近傍に有れば良い。従って、適用スペース不足を
理由として普及を妨げられる虞れが無い。冷媒を吸着し
て飽和した冷媒吸着剤は、吸着タンク内に収納されたま
まの状態で取り外され、吸着タンク再生工場の脱離炉に
装入され、真空ポンプで真空引きなどして脱離され、脱
離した冷媒は液化装置で液化される。この操作は再生工
場において専門技術者による管理の下で、経済的に行な
うことができる。図11は、未公知の先行技術に係るフ
ロン公害防止システムの概要を示す模式的な系統図であ
る。冷凍機1に抽気装置31が付設されていて、該抽気
装置31の放出ガス(主として非凝縮性ガスであるが微
量の冷媒ガスを含んでいる)を、大気中に放出すること
なく、圧力調整弁32で減圧して吸着タンク34に導か
れる(矢印a)。上記吸着タンク34の中には冷媒ガス
の吸着剤(図示せず)が充填されており、導かれたガス
は上記吸着剤の中を流通して冷媒成分を吸着除去され、
矢印bのごとく大気中に放散せしめられる。吸着タンク
34に充填されている吸着剤が冷媒ガスを吸着して飽和
すると、再生工場に搬入され(矢印c)、脱離炉38に
装入されて加熱されるとともに真空吸引手段39により
真空引きされる。これにより、冷媒吸着剤に吸着されて
いた冷媒が脱離され、冷媒吸着剤は吸着機能を回復す
る。冷媒吸着剤が吸着機能を回復して再生された吸着タ
ンクは、冷凍機サイトへ返送(矢印d)される。また、
脱離したガス状の冷媒は液化装置41によって液化され
て回収タンク42に貯えられ、再使用に供される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図11について説明し
た未公知の先行技術に係るフロン公害完全防止システム
をして実用価値有らしめるためには、使い易くて、簡単
で安価な構成で、随伴冷媒ガスの吸着除去機能を有し、
繰返し使用に耐える、ポータブルな吸着タンクを必要と
する。本発明の第1の目的は、上記の所要特性を備えた
吸着タンクを提供することである。
【0014】さらに、前記のシステム(図11)を円
滑,合理的に運用するには、吸着タンク内に収納されて
いる冷媒吸着剤が冷媒ガスを吸着,飽和して吸着性能を
喪失したとき、その状態(吸着・飽和)を即時に、確実
に検知できることを必要とする。本発明の第2の目的
は、吸着タンクの吸着性能(詳しくは、吸着タンク内に
収納されている冷媒吸着剤の吸着性能)の有無を、即時
かつ適確に判定する方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的(実用性
有る吸着タンク)を達成するため本発明に係る冷媒の吸
着タンクの構成は、流入口と流出口とを設けられた可搬
形タンクの中に、冷媒吸着剤が装填されており、冷凍機
の抽気装置(または冷媒回収装置)の放出口に対して着
脱可能に接続し得る接続部材が、前記可搬形タンクの流
入口に取付けられていることを特徴とする。
【0016】また第2の目的(吸着性能の保持・喪失を
確実に判定)を達成するため本発明に係る判定方法は、
冷凍機に付属する冷媒の抽気装置から放出されるガス
を、タンク本体内に収納された冷媒吸着剤に流通させる
構造の吸着タンクについて、上記の冷媒吸着剤が吸着性
能を保持しているか否かを判定する方法であって、冷媒
吸着剤を収納した中空の部材の中に、上記タンク本体を
流通したガスを導き、上記中空部材中の冷媒吸着剤が吸
着熱を発生したときはタンク本体内の冷媒吸着剤が吸着
性能を喪失したものと判定し、上記の吸着熱を発生する
までの間は吸着性能を保持しているものと判定すること
を特徴とする。
【0017】
【作用】上述した吸着タンクによると、流出,入口を設
けた可搬形タンクの中に冷媒吸着剤が装填されているの
で、冷凍機の冷媒抽気装置から放出される混合ガス(主
として非凝縮性ガスより成り、微量の冷媒ガスを含有)
を流入口に導き、吸着剤に接触しつつ通過せしめて流出
口から大気中に放出すると、前記混合ガス中の冷媒ガス
が吸着,除去され、フロン公害を完全に防止することが
できる。また上述した判定方法によると、タンク本体内
の冷媒吸着剤が吸着機能を保持していれば該タンク本体
を流通したガス中に冷媒ガスが含まれていないので、こ
れを中空部材内の冷媒吸着剤に流通せしめても、該中空
部材内の冷媒吸着剤は吸着反応を生じず、従って吸着熱
を発生しないので、タンク本体内の冷媒吸着剤が吸着性
能を保持していると判定することができる。そして、タ
ンク本体内の冷媒吸着剤が冷媒を吸着,飽和して吸着機
能を喪失すると、該タンク本体を流通して中空部材中の
冷媒吸着剤に接触するガス中に冷媒ガスが含まれるよう
になる。このため中空部材中の冷媒吸着剤が冷媒ガスを
吸着して発熱するようになる。従って、中空部材中の冷
媒吸着剤の発熱によってタンク本体内の冷媒吸着剤が吸
着性能を喪失したものと判定することができる。
【0018】
【実施例】次に、図1ないし図3を参照しつつ本発明の
実施例について説明する。図1は、本発明に係る吸着性
能判定方法を実施し得るように構成された、本発明に係
る冷媒の吸着タンクの1実施例を示し、一部を破断して
描かれた模式的な正面図である。図2は上記実施例に係
る吸着タンクのA−A断面矢視図である。図3は、抽気
装置を備えた冷凍機に上記実施例の吸着タンクを接続し
た状態を描いた系統図である。図1に示した41はタン
ク本体である。その形状,寸法は特に限定されないが、
ハンドル53とハンドル兼脚54とを両手で持って運べ
るように構成する。
【0019】後述するごとく、このタンク本体内にはガ
スが流通せしめられるが、流出口が大気に連通している
に近い構造であって、大きい内圧が掛からないから大き
い肉厚寸法を必要とせず、軽量に構成するについて別段
の困難は無い。上記タンク本体41の内部空間は、ネッ
ト42a,42bによって、入口側室Fと、出口側室D
と、中央室Eとに仕切られ、該中央室E内に冷媒吸着剤
45が収納されている。本実施例においては上記の冷媒
吸着剤として粒状の活性炭が用いられている。本実施例
におけるネット42a,42bは、前記粒状の活性炭を
通過させないメッシュの金網より成り、パンチングプレ
ートを重ね合わせて補強されている。本発明を実施する
際、上記のネットの構造は格別に限定されること無く、
要するに通気性を有する板状部材、ないしは、機構学的
にこれと等価な構造であれば良い。
【0020】前記の出口側室Dを貫通して中央室Eに連
通する活性炭封入口43が設けられていて、蓋を装着し
て密閉されている。そして、前記の入口側室Fを貫通し
て中央室Eに連通する活性炭取出口44が設けられてい
て、蓋を装着して密閉されている。活性炭が冷媒ガス
(例えばフロン・R11)を吸着した場合、加熱・減圧
によって吸着ガスを脱離させて繰返し使用し得るが、次
第に性能が劣化する。前記のような活性炭封入口43,
活性炭取出口44を設けておくと、活性炭の吸着性能が
劣化したときの交換が容易である。上述の構造機能から
容易に推察し得るごとく、本発明を実施する場合、必ず
しも封入口と取出口とを別個に設けなくても、封入口兼
取出口を設けることもできる。活性炭が冷媒ガスを吸着
する作用は発熱反応である。このため、図1および図2
に示したように、冷媒吸着剤(粒状活性炭)に接触せし
めて放熱板47が設けられている。本実施例の放熱板4
7はタンク本体41に対して熱的に接続され、該タンク
本体41を介して大気に接触している。図示を省略する
が、放熱板を直接的に大気に接触せしめても良い。ま
た、図1,図2に仮想線で示したように、冷媒吸着剤4
5に接触せしめて放熱管54を配設するとともに、該放
熱管の内腔を大気に連通せしめても良い。活性炭が冷媒
ガスを吸着するときに吸着潜熱を発生するため、該活性
炭が冷媒ガスを脱離するときは吸着潜熱を吸収する。従
って、冷媒ガス(例えばフロン・R11)を吸着,飽和
した活性炭を加熱,減圧して冷媒ガスを脱離せしめて吸
着機能を回復させる(吸着タンクを再生させる)際は吸
着潜熱を与えなければならない。この吸着機能回復操作
の際、前記の放熱板47もしくは放熱管54は、活性炭
に熱を与えて昇温させるとともに吸着潜熱を与える作用
を果たす。こうした作用に着目すると、これらの放熱板
47および放熱管54は伝熱板,伝熱管である。前記タ
ンク本体41に、入口側室Fに連通せしめて混合ガスの
流入口が設けられており、この流入口に急速継手・甲4
0aが接続固定されている。上記の急速継手・甲40a
は、図示の急速継手・乙40bとペアになって、逆流防
止機構付きの急速継手40を構成している。
【0021】図3に示すごとく、前記の急速継手40に
よって、本実施例の吸着タンクを抽気装置31に接続す
る。上記の抽気装置31は、混合ガス中の冷媒ガスを凝
縮せしめて捕集した冷媒液を実線矢印jのごとく冷凍機
1に返送しているから抽気装置である。上記の冷媒液を
鎖線矢印kのごとく冷媒タンク5に注入すると回収装置
になる。抽気装置の場合も、回収装置の場合も、従来技
術においては放出弁4bからは混合ガス(微量の冷媒ガ
スを含有する非凝縮性ガス)が放出される。本実施例に
おいては上記の混合ガスを管路で導き、先に説明した急
速継手40によってタンク本体41に導く。図1に示し
た48は、タンク本体内の冷媒吸着剤が吸着性能を保持
しているか喪失したかを検知する吸着センサであって、
管状の中空部材に冷媒吸着剤(本実施例においては活性
炭)を収納している。該管状の中空部材の一方の端はタ
ンク本体41の出口側室Dに連通固着され、他方の端に
は逆止弁49が取付けられている。上記逆止弁49の方
向性は、図3にシンボルマークで示した49のように、
大気中への流出を許容し、大気の流入を阻止する方向に
なっている。これにより、大気中の水蒸気が流入して活
性炭の吸着力を弱める虞れが無い。
【0022】タンク本体41内に導かれた混合ガスは、
タンク本体内の冷媒吸着剤(活性炭)に接触しつつ流通
し、冷媒ガスが吸着除去されて非凝縮性ガスのみが吸着
センサ48を流通し、逆止弁49を経て大気中に放出さ
れる。上記のごとく、冷媒ガスはタンク本体の中に装填
されている冷媒吸着剤(活性炭)45によって吸着さ
れ、発生した吸着熱は放熱板47によって放散せしめら
れる。吸着センサ48内に収納されている冷媒吸着剤
(活性炭)は流通するガスが非凝縮性ガスのみである間
は吸着作用を行なわないので、吸着熱を発生することが
無い。こうした状態で、吸着センサに収納されている冷
媒吸着剤が吸着作用を行なわず、従って吸着熱を発生し
ないということは、吸着センサの中で吸着作用が行なわ
れていないこと、すなわち、タンク本体内の冷媒吸着剤
によって冷媒ガスの吸着除去が行なわれていることを意
味している。
【0023】タンク本体内の冷媒吸着剤45が冷媒ガス
を吸着して飽和すると、冷媒ガスの吸着性能を失う。こ
うした状態になると混合ガス中の冷媒ガスがタンク本体
内を素通りして吸着センサに流入し、該吸着センサ48
内の冷媒吸着剤(活性炭)によって吸着除去されるよう
になる。この状態においては吸着センサ48内の冷媒吸
着剤が吸着熱を発生する。この作用を外部から観察する
と、吸着センサ48が発熱し始めるということは、タン
ク本体内の冷媒吸着剤45が吸着性能を喪失したことを
表していることになる。このようにして吸着センサ48
は、発熱することによって吸着タンクが交換時機に達し
たことを表示するが、もう一つの重要な効果として、吸
着タンク内の冷媒吸着剤45が吸着飽和して冷媒ガスを
素通りさせるようになっても、なお暫くの間は吸着セン
サによって冷媒ガスを吸着捕捉し、該冷媒ガスが大気中
に放散されることを阻止し、フロン公害の完全防止をサ
ポートする。
【0024】吸着センサ48内の冷媒吸着剤が発熱を開
始したことは、該吸着センサ48を構成している管状の
中空部材の昇温を検知して把握することが出来る。本実
施例では上記管状の中空部材を保温材50で包み、吸着
センサ48の周囲に保温層を構成して上記管状の中空部
材の昇温を助長し、検出の鋭敏性を向上せしめている。
【0025】上記管状の中空部材の昇温を検知するに
は、公知の技術を任意に適用することができ、温度変化
に伴って電気抵抗を変えるサーミスタなども使用し得
る。本実施例においては、温度変化に伴って色調が変わ
る薬剤(例えばサーモラベル,サーモペイント等)を利
用した。この実施例によれば、一見して吸着性能の保持
状態を判定することができるので便利である。
【0026】図1に示した保温剤50には覗き窓(開口
ないし透孔)52を設けてあり、吸着センサ48の一部
分が外観に現われるようにし、この部分にサーモラベル
52を貼着した。サーモラベルには、可逆的な色調変化
を生じるものと、不可逆的な色調変化を生じるものとが
有り、それぞれ一長一短が有る。可逆的な色調変化を呈
するサーモラベルは、昇温に伴って一旦変色しても、温
度が低下して室温に戻ると原色調に復元するので繰り返
し使用することができ、経済的である。しかし乍ら、次
のような問題が有るので、本実施例では不可逆的な色調
変化を生じるサーモラベルを使用した。すなわち、先に
説明したように、タンク本体41内の冷媒吸着剤が吸
着,飽和すると、冷媒ガスはタンク本体を素通りして吸
着センサ48内の冷媒吸着剤で吸着されるようになり、
該吸着センサ48が昇温する。ところが、何らかの事情
で、このまま放置されると、吸着センサ48内の冷媒吸
着剤が吸着飽和して吸着性能を失うに至り、その後は吸
着センサ48が発熱しなくなって室温に戻る。このよう
な状態になった場合、不可逆色調変化を生じるサーモラ
ベルは、吸着センサ48が室温まで放冷された後も、昇
温によって変化した色調を表示し続ける。従って、何ら
かの事情によって吸着タンク巡視点検のインターバルが
延びたため、タンク本体41内の冷媒吸着剤45のみな
らず吸着センサ内の冷媒吸着剤までも冷媒ガスを吸着,
飽和した後にサーモラベル52を目視した場合も、該サ
ーモラベルは昇温歴が有ること(すなわち吸着タンク本
体内の冷媒吸着剤が飽和に達して吸着性能を喪失したこ
と)を容易に判定することができる。
【0027】上述のようにして吸着タンク内の冷媒吸着
剤が交換時機に達し、若しくは交換時機を経過したもの
と判定されたならば急速継手40を切り離し、吸着性能
を喪失した吸着タンクを取り外し、予め準備してあった
吸着タンクと交換する。上記の脱着交換に際し、急速継
手40が設けられているので迅速,容易に交換すること
ができ、その上、該急速継手40には逆流阻止機構が備
えられているので、交換作業に熟練を要せず、冷媒ガス
を漏らさない。
【0028】交換された使用済みの吸着タンクは専門の
再生工場に搬入し、冷媒吸着剤から冷媒ガスを離脱させ
て繰り返し使用に供されるので経済的である。
【0029】図示の53,54は、本実施例の吸着タン
クを両手で持ち運びし易いように取り付けたハンドルで
ある。上記1対のハンドルのうち、吸着センサ48と反
対側に位置しているハンドル54は、この吸着タンクを
床上に置く場合に脚としても機能するように構成してあ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明の吸着タンクによると、流出,入
口を設けた可搬形タンクの中に冷媒吸着剤が装填されて
いるので、冷凍機の抽気装置から排出される混合ガス
(主として非凝縮性ガスより成り、微量の冷媒ガスを含
有)を流入口に導き、吸着剤に接触しつつ通過せしめて
流出口から大気中に放出すると、前記混合ガス中の冷媒
ガスが吸着,除去され、フロン公害を完全に防止するこ
とができる。また本発明の判定方法によると、タンク本
体内の冷媒吸着剤が吸着性能を保持していれば該タンク
本体を流通したガス中に冷媒ガスが含まれていないの
で、これを中空部材内の冷媒吸着剤に流通せしめても、
該中空部材内の冷媒吸着剤は吸着反応を生じず、従って
吸着熱を発生しないので、タンク本体内の冷媒吸着剤が
吸着性能を保持していると判定することができる。そし
て、タンク本体内の冷媒吸着剤が冷媒を吸着,飽和して
吸着性能を喪失すると、該タンク本体を流通して中空部
材中の冷媒吸着剤に接触するガス中に冷媒ガスが含まれ
るようになる。このため中空部材中の冷媒吸着剤が冷媒
ガスを吸着して発熱するようになる。従って、中空部材
中の冷媒吸着剤の発熱によってタンク本体内の冷媒吸着
剤が吸着性能を喪失したものと判定することができる。
このようにして、本発明を適用することによって前記未
公知の先行技術に係るフロン公害の完全防止システム
(図11)を実用化して実効有らしめ得るという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着性能判定方法を実施し得るよ
うに構成された、本発明に係る冷媒の吸着タンクの1実
施例を示し、一部を破断して描かれた模式的な正面図で
ある。
【図2】上記実施例に係る吸着タンクのA−A断面矢視
図である。
【図3】抽気装置を備えた冷凍機に上記実施例の吸着タ
ンクを接続した状態を描いた系統図である。
【図4】従来例の冷媒ガスの回収装置を示す系統図であ
る。
【図5】上記と異なる従来例の冷媒ガスの回収装置を示
す系統図である。
【図6】先願の発明(特願平4−156912号)に係
る冷媒の回収装置を示す系統図である。
【図7】抽気装置の従来例を示す系統図である。
【図8】図6に示した回収装置における気液分離器内の
混合ガスを強冷するように改良した1例であって、先願
の発明(特願平4−156912号)に提案された未公
知の回収装置の系統図である。
【図9】小形冷凍機22を併設して冷媒ガスを強冷する
ように構成された未公知の先願(特願平4−18103
5号)に係る抽気装置の1例を示し、模式的な系統図で
ある。
【図10】上記未公知の先願に係る抽気装置における、
図9と異なる1例を示す模式的な系統図である。
【図11】未公知の先行技術に係る、フロン公害完全防
止システムの1例を示す系統図である。
【符号の説明】
1…冷凍機、1a…凝縮器、1b…蒸発器、1c…圧縮
機、2,2′…圧縮機、3…凝縮器、4,4′…気液分
離器、4a…フロート弁、4b…放出弁、4c…冷却
管、5…冷媒タンク、6…圧力センサ、8…冷却ジャケ
ット、9…精溜器、9a…冷却管、9b…圧力センサ、
9c…放出ユニット、14,15…電磁弁、19…真空
ポンプ、21…オリフィス、22…小形冷凍機、22a
…圧縮機、22b…凝縮器、22d…冷却流体、23,
23′…ドライヤ、31…抽気装置、40…急速継手、
40a…急速継手・甲、40b…急速継手・乙、41…
タンク本体、42a,42b…ネット、43…活性炭封
入口、44…活性炭取出口、45…冷媒吸着剤、47…
放熱板、48…吸着センサ、49…逆止弁、50…保温
材、51…覗き窓、52…サーモラベル、53…ハンド
ル、54…ハンドル兼脚、55…放熱管。
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】そして、冷凍機の抽気装置(冷媒回収装
置)に対して装着しなければならない部材は、可搬形の
吸着タンク1個のみであるから、すべての既設冷凍機に
適用することができ、好ましくは使用済み吸着タンクと
未使用吸着タンクとを保管しておくためのスペースが冷
凍機の近傍に有れば良い。従って、適用スペース不足を
理由として普及を妨げられる虞れが無い。冷媒を吸着し
て飽和した冷媒吸着剤は、吸着タンク内に収納されたま
まの状態で取り外され、吸着タンク再生工場の脱離炉に
装入され、真空ポンプで真空引きなどして脱離され、脱
離した冷媒は液化装置で液化される。この操作は再生工
場において専門技術者による管理の下で、経済的に行な
うことができる。図11は、未公知の先行技術に係るフ
ロン公害防止システムの概要を示す模式的な系統図であ
る。冷凍機1に抽気装置31が付設されていて、該抽気
装置31の放出ガス(主として非凝縮性ガスであるが微
量の冷媒ガスを含んでいる)を、大気中に放出すること
なく、圧力調整弁32で減圧して吸着タンク34に導か
れる(矢印a)。上記吸着タンク34の中には冷媒ガス
の吸着剤(図示せず)が充填されており、導かれたガス
は上記吸着剤の中を流通して冷媒成分を吸着除去され、
矢印bのごとく大気中に放散せしめられる。吸着タンク
34に充填されている吸着剤が冷媒ガスを吸着して飽和
すると、再生工場に搬入され(矢印c)、脱離炉38に
装入されて加熱されるとともに真空吸引手段39により
真空引きされる。これにより、冷媒吸着剤に吸着されて
いた冷媒が脱離され、冷媒吸着剤は吸着機能を回復す
る。冷媒吸着剤が吸着機能を回復して再生された吸着タ
ンクは、冷凍機サイトへ返送(矢印d)される。また、
脱離したガス状の冷媒は液化装置4によって液化され
て回収タンク42に貯えられ、再使用に供される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】前記の出口側室Dを貫通して中央室Eに連
通する活性炭封入口43が設けられていて、蓋を装着し
て密閉されている。そして、前記の入口側室Fを貫通し
て中央室Eに連通する活性炭取出口44が設けられてい
て、蓋を装着して密閉されている。活性炭が冷媒ガス
(例えばフロン・R11)を吸着した場合、加熱・減圧
によって吸着ガスを脱離させて繰返し使用し得るが、次
第に性能が劣化する。前記のような活性炭封入口43,
活性炭取出口44を設けておくと、活性炭の吸着性能が
劣化したときの交換が容易である。上述の構造機能から
容易に推察し得るごとく、本発明を実施する場合、必ず
しも封入口と取出口とを別個に設けなくても、封入口兼
取出口を設けることもできる。活性炭が冷媒ガスを吸着
する作用は発熱反応である。このため、図1および図2
に示したように、冷媒吸着剤(粒状活性炭)に接触せし
めて放熱板47が設けられている。本実施例の放熱板4
7はタンク本体41に対して熱的に接続され、該タンク
本体41を介して大気に接触している。図示を省略する
が、放熱板を直接的に大気に接触せしめても良い。ま
た、図1,図2に仮想線で示したように、冷媒吸着剤4
5に接触せしめて放熱管5を配設するとともに、該放
熱管の内腔を大気に連通せしめても良い。活性炭が冷媒
ガスを吸着するときに吸着潜熱を発生するため、該活性
炭が冷媒ガスを脱離するときは吸着潜熱を吸収する。従
って、冷媒ガス(例えばフロン・R11)を吸着,飽和
した活性炭を加熱,減圧して冷媒ガスを脱離せしめて吸
着機能を回復させる(吸着タンクを再生させる)際は吸
着潜熱を与えなければならない。この吸着機能回復操作
の際、前記の放熱板47もしくは放熱管5は、活性炭
に熱を与えて昇温させるとともに吸着潜熱を与える作用
を果たす。こうした作用に着目すると、これらの放熱板
47および放熱管5は伝熱板,伝熱管である。前記タ
ンク本体41に、入口側室Fに連通せしめて混合ガスの
流入口が設けられており、この流入口に急速継手・甲4
0aが接続固定されている。上記の急速継手・甲40a
は、図示の急速継手・乙40bとペアになって、逆流防
止機構付きの急速継手40を構成している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大友 毅 東京都港区高輪2丁目20番36号 日立ビル 施設エンジニアリング株式会社東京支社内 (72)発明者 徳永 政司 東京都港区高輪2丁目20番36号 日立ビル 施設エンジニアリング株式会社東京支社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口とを設けられた可搬形タ
    ンクの中に、冷媒吸着剤が装填されており、 冷凍機の抽気装置のガス放出口に対して着脱可能に接続
    し得る接続部材が、前記可搬形タンクの流入口に取付け
    られていることを特徴とする、冷媒の吸着タンク。
  2. 【請求項2】 流入口と流出口とを設けられた可搬形タ
    ンクの中に、冷媒吸着剤が装填されており、 冷凍機の冷媒回収装置のガス放出口に対して着脱可能に
    接続し得る接続部材が、前記可搬形タンクの流入口に取
    付けられていることを特徴とする、冷媒の吸着タンク。
  3. 【請求項3】 前記の可搬形タンクの中に、仕切板状に
    通気性の板状部材が設けられていて、タンク内空間が、
    流入口側の室Fと、流出口側の室Dと、中央部の室Eと
    の3室に区分されており、上記中央部の室Eの中に、冷
    媒ガスの吸着剤が装填されていることを特徴とする、請
    求項1もしくは同2に記載した冷媒の吸着タンク。
  4. 【請求項4】 前記の冷媒ガス吸着剤は活性炭であるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載した冷媒の吸着タン
    ク。
  5. 【請求項5】 前記の中央部の室Eの中に、冷媒ガスの
    吸着剤と接触せしめて伝熱板が配置されており、かつ、
    該伝熱板は大気に対して直接または間接に、熱的に接触
    していることを特徴とする、請求項3もしくは同4に記
    載した冷媒の吸着タンク。
  6. 【請求項6】 前記の中央部の室Eの中に、冷媒ガスの
    吸着剤に接触せしめて、伝熱性材料製のパイプを配置
    し、上記パイプの内部空間を大気に連通せしめたことを
    特徴とする、請求項3もしくは同4に記載した冷媒の吸
    着タンク。
  7. 【請求項7】 前記の中央部の室Eに連通するととも
    に、前記可搬形タンクの外周面に開口し、かつ、密閉可
    能な蓋を備えた、冷媒吸着剤の封入,取出口が設けられ
    ていることを特徴とする、請求項3もしくは同4に記載
    した冷媒の吸着タンク。
  8. 【請求項8】 前記可搬形タンクの流入口に連通せしめ
    て、逆流防止機構を備えた急速継手が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1もしくは同2に記載した冷媒
    の吸着タンク。
  9. 【請求項9】 前記可搬形タンクの流出口に連通せしめ
    て逆止弁が設けられ大気中の水蒸気が流出口から可搬形
    タンク内に流入して冷媒吸着剤に接触しないようになっ
    ていることを特徴とする、請求項1もしくは同2に記載
    した冷媒の吸着タンク。
  10. 【請求項10】 前記の流出口と逆止弁との間に吸着セ
    ンサが設けられており、上記の吸着センサは、可搬形タ
    ンク中央部の室E内に装填されている冷媒吸着剤が吸着
    性能を維持しているか、吸着性能を失っているかを検知
    する機能を有するものであることを特徴とする、請求項
    3に記載した冷媒の吸着タンク。
  11. 【請求項11】 前記の吸着センサは、冷媒吸着剤を収
    納した管状部材と、上記管状部材の温度上昇を検知する
    手段とより成るものであることを特徴とする、請求項1
    0に記載した冷媒の吸着タンク。
  12. 【請求項12】 前記の吸着センサを構成している管状
    部材の中に収納されている冷媒吸着剤は活性炭であるこ
    とを特徴とする、請求項11に記載した冷媒の吸着タン
    ク。
  13. 【請求項13】 前記の温度上昇を検知する手段は、温
    度変化に伴って色調が変化する薬剤を用いたものである
    ことを特徴とする、請求項11に記載した冷媒の吸着タ
    ンク。
  14. 【請求項14】 前記の、冷媒吸収剤を収納した管状部
    材の外周の少なくとも一部分が保温材の層によって包ま
    れていることを特徴とする、請求項11に記載した冷媒
    の吸着タンク。
  15. 【請求項15】 前記の保温材の層に開口が設けられて
    おり、前記管状部材の表面に貼着されたサーモラベルを
    目視し得るようになっていることを特徴とする請求項1
    4に記載した冷媒の吸着タンク。
  16. 【請求項16】 冷凍機に付属する抽気装置から排出さ
    れるガスを、タンク本体内に収納された冷媒吸着剤に流
    通させる構造の吸着タンクについて、上記の冷媒吸着剤
    が吸着性能を保持しているか否かを判定する方法であっ
    て、 冷媒吸着剤を収納した中空の部材の中に、上記タンク本
    体を流通したガスを導き、上記中空部材中の冷媒吸着材
    が吸着熱を発生したときはタンク本体内の冷媒吸着剤が
    吸着性能を喪失したものと判定し、上記の吸着熱を発生
    するまでの間は吸着性能を保持しているものと判定する
    ことを特徴とする、吸着タンクの吸着性能判定方法。
  17. 【請求項17】 冷凍機に接続した冷媒の回収装置から
    排出されるガスを、タンク本体内に収納された冷媒吸着
    剤に流通させる構造の吸着タンクについて、上記の冷媒
    吸着剤が吸着性能を保持しているか否かを判定する方法
    であって、 冷媒吸着剤を収納した中空の部材の中に、上記タンク本
    体を流通したガスを導き、上記中空部材中の冷媒吸着材
    が吸着熱を発生したときはタンク本体内の冷媒吸着材が
    吸着性能を喪失したものと判定し、上記の吸着熱を発生
    するまでの間は吸着性能を保持しているものと判定する
    ことを特徴とする、吸着タンクの吸着性能判定方法。
  18. 【請求項18】 前記中空の部材の中に収納されている
    判定用の冷媒吸着剤は活性炭であることを特徴とする、
    請求項16もしくは同17に記載した吸着タンクの吸着
    性能判定方法。
  19. 【請求項19】 前記中空部材中に冷媒吸着剤の発熱
    を、該中空部材に貼着したサーモラベル、若しくは該中
    空部材に湿布したサーモペイントの変色によって検知す
    ることを特徴とする、請求項16もしくは同17に記載
    した吸着タンクの吸着性能判定方法。
  20. 【請求項20】 前記中空部材を保温材で包み、該中空
    部材中の冷媒吸着剤の発熱による昇温を助長して、発熱
    を検知する感度を上昇させることを特徴とする、請求項
    16,同17,もしくは同19に記載した吸着タンクの
    吸着性能判定方法。
  21. 【請求項21】 前記中空部材の内部空間が大気に連通
    している個所に、大気中へのガスの放出を許容する方向
    の逆止弁を設けて、大気中の水蒸気が該中空部材内に侵
    入することを防止することを特徴とする、請求項16も
    しくは同17に記載した吸着タンクの吸着性能判定方
    法。
JP26907893A 1993-10-27 1993-10-27 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法 Pending JPH07120112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26907893A JPH07120112A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26907893A JPH07120112A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07120112A true JPH07120112A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17467364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26907893A Pending JPH07120112A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07120112A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999064799A1 (fr) * 1998-06-11 1999-12-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif collecteur de fluide frigorigene, procede de collecte de liquide frigorigene, refrigerateur muni de ce dispositif, procede de regulation de liquide frigorigene dans un circuit de liquide frigorigene ou bien dispositif et procede de regeneration pour dispositif collecteur de liquide frigorigene
JP2011133192A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 冷媒回収装置
JP2011133191A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 冷媒吸着材充填容器、それを備えたターボ冷凍機用抽気回収装置とターボ冷凍機及び冷媒回収装置
US11987781B2 (en) 2020-07-02 2024-05-21 Lg Chem, Ltd. Gas collection device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999064799A1 (fr) * 1998-06-11 1999-12-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Dispositif collecteur de fluide frigorigene, procede de collecte de liquide frigorigene, refrigerateur muni de ce dispositif, procede de regulation de liquide frigorigene dans un circuit de liquide frigorigene ou bien dispositif et procede de regeneration pour dispositif collecteur de liquide frigorigene
EP1014015A1 (en) * 1998-06-11 2000-06-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Refrigerant collecting device, refrigerant collecting method, refrigerator having refrigerant collecting device, control method for refrigerant in refrigerant circuit or regeneration device and regeneration method for refrigerant collecting device
EP1014015A4 (en) * 1998-06-11 2001-03-14 Sanyo Electric Co REFRIGERANT FLUID COLLECTING DEVICE, REFRIGERATOR COLUMN COLLECTING METHOD, REFRIGERATOR PROVIDED WITH SUCH DEVICE, REFRIGERANT LIQUID CONTROL METHOD IN A REFRIGERANT LIQUID CIRCUIT OR GOOD DEVICE AND REGENERATION METHOD FOR REFRIGERATING LIQUID DEVICE
JP2011133192A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 冷媒回収装置
JP2011133191A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 冷媒吸着材充填容器、それを備えたターボ冷凍機用抽気回収装置とターボ冷凍機及び冷媒回収装置
US11987781B2 (en) 2020-07-02 2024-05-21 Lg Chem, Ltd. Gas collection device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI310785B (ja)
US5548966A (en) Refrigerant recovery system
US20130283832A1 (en) Refrigeration system with purge using enrivonmentally-suitable chiller refrigerant
JP4187020B2 (ja) 空気調和装置およびその洗浄方法
JPH06317365A (ja) パージ回収システム
CA2104055A1 (en) Method and apparatus for recovering multicomponent vapor mixtures
JP2008128535A (ja) 圧縮式冷凍機の抽気装置
WO2011043878A1 (en) Absorption system
JP3606854B2 (ja) 高湿度燃料ガスの圧縮供給装置
CN116465107A (zh) 制冷系统及其净化方法
JPH07120112A (ja) 冷媒の吸着タンク、および、吸着タンクの吸着性能判定方法
JP3486852B2 (ja) 冷媒による大気汚染の防止を集中管理する方法、および同装置
JP5606714B2 (ja) 抽気回収装置とその運転方法及びそれを備えたターボ冷凍機
JPH10238909A (ja) 冷媒を高効率で回収する方法、および同装置、並びに吸着タンク
JPH07139855A (ja) 冷媒吸着剤の再生方法、および同再生装置
JP5606732B2 (ja) 冷媒回収装置
TW201016300A (en) Gasoline vapor recovery apparatus
JP2001349622A (ja) 空気調和装置
JPH07251069A (ja) 冷媒吸着剤の再生方法、および同再生装置
JPH07146036A (ja) 冷媒吸着剤の吸着余力残存状態および吸着能力回復状態判定方法、並びに同判定装置
JPH07198232A (ja) 吸着余力残存状態及び吸着能力回復状態の判定方法並びに同装置
JPH0434881Y2 (ja)
JPH03263565A (ja) 回収冷媒の移充方法
JPH03160285A (ja) 冷凍装置
JP2006038347A (ja) 冷凍機