JPH07120056A - 空気調和機の取付装置 - Google Patents

空気調和機の取付装置

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JPH07120056A
JPH07120056A JP5268736A JP26873693A JPH07120056A JP H07120056 A JPH07120056 A JP H07120056A JP 5268736 A JP5268736 A JP 5268736A JP 26873693 A JP26873693 A JP 26873693A JP H07120056 A JPH07120056 A JP H07120056A
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JP
Japan
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partition plate
air conditioner
wall
thin film
plaster wall
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JP5268736A
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Akira Taguchi
章 田口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の設置時の仕上がり状態の向上改
善を実現できる取付装置を提供することを目的とする。 【構成】 据付枠7の内側に、壁面と密着する仕切り板
13を設けた空気調和機の取付装置に於て、前記仕切り
板13の壁面側に着脱自在なフィルム等の薄膜17を貼
付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機を練り壁面な
どに埋め込んで据え付けるのに使用される取付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、居室の有効利用や美観向上の
ために、空気調和機を壁などの中へ埋め込む、いわゆる
ビルトイン化が急速に進んでいる。そのために、埋め込
むスペースをできる限り少なくし、据付工事の短縮化及
び仕上がり状態の向上が求められる取付装置の構造が必
要となってきた。
【0003】従来、この種の取付装置としては図6〜図
10に示すものが知られているが、これらは、日本建築
で言うところの和室の部屋に設置されるケースが多く、
壁も粉末状の物を糊等の接着剤で固めた練り壁1が多
い。ここで練り壁1に埋め込むべき空気調和機は、本体
ユニット2と前面グリル3とで構成されており、本体ユ
ニット2には熱交換器4、水受皿5、送風機6などが組
み込まれている。
【0004】本体ユニット2は練り壁1に予め埋め込ま
れた据付枠7にねじ8によって固定され、据付枠7に固
定された本体ユニット2に前面グリル3がねじ9で固定
されている。
【0005】詳しくは、据付枠7の内側の隅部には、本
体ユニット2の両側の下端部分に形成された凹部10に
対応して金具15が設けられており、本体ユニット2は
この金具15に螺合させて固定されている。
【0006】ここで問題となるのが練り壁1の端面1a
を仕切り板13の先端13cに対して盛り上がるように
仕上げられた場合である。その結果、練り壁端面1aと
仕切り板13の先端13cの間で盛り上がり寸法gがで
きるため前面グリル3と本体ユニット2との間にも隙間
gができる。これを防ぐため、空気調和機を挿入する方
向に長穴13aを設けた複数の仕切り板13を設けてい
る。この仕切り板13を据付枠7を固定するのに長穴1
3aを貫通させてねじ14で固定し、このねじ14をゆ
るめることにより、仕切り板13を前後方向に摺動自在
とする。その結果、前面グリル3と本体ユニット2との
間に隙間gができるのを防いで冷温風漏れを防いでい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成のものでは、図7で示すように仕切り板13の
ねじ14を取り外し、仕切り板13を前後方向に摺動し
ようとすれば、その前に仕切り板13を剥離さす作業が
必要となる。しかしここで問題となるのが練り壁1にと
け込んでいる接着剤が仕切り板13と密着しているた
め、密着部分の練り壁1の破片1cが剥がれ落ちてしま
い周囲の仕上がりが損なわれることとなる。
【0008】本発明は据付工事の短縮化及び仕上がり状
態の向上改善を実現できる取付装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の取付装
置は、空気調和機を固定する据付枠の内側に、練り壁面
と密着する仕切り板を設けた空気調和機の取付装置に於
て、前記仕切り板の練り壁面側に着脱自在なフィルム等
の薄膜を貼付けたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の取付装置は仕切り板の全
面に着脱自在なフィルム等の薄膜を貼付けたことを特徴
とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によると、前面グリルと練り壁
端面1aとの間に盛り上がり寸法gができた場合、仕切
り板13の練り壁1面側に着脱自在なフィルム等の薄膜
17を貼付けたことにより、仕切り板13のねじをゆる
めると薄膜17は仕切り板13とはきれいに剥がれ、練
り壁1と固着している。従って、練り壁1が剥がれるこ
となく据付枠に対して仕切り板13が前後方向に移動さ
せることができる。その結果仕切り板13の先端13c
と練り壁端面1aとを同一面に合わせることができ、取
り付けられた空気調和機の前面グリル3と本体ユニット
2との間に隙間gをなくすことができる。
【0012】請求項2の構成によると、仕切り板13の
全面に着脱自在なフィルム等の薄膜18を貼付けたこと
により、まず仕切り板13に付着した不要な練り壁1の
破片1bを簡単に取り除くことができる。すなわち薄膜
18の端部18aを指等で剥し起こして薄膜18に付着
した練り壁破片1bを剥し取る。次に仕切り板13を練
り壁1から放すと、薄膜18は仕切り板13とはきれい
に剥がれ、練り壁1と固着している。従って、練り壁1
が剥がれることなく据付枠7に対して仕切り板が前後方
向に移動させることができる。その結果仕切り板13の
先端13cと練り壁端面1aと同一面に合わせることが
でき、取り付けられた空気調和機の前面グリル3と本体
ユニット2との間の隙間gをなくすことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の取付装置を図1〜図5に基づ
いて説明する。
【0014】なお、図6〜図10に示した従来例と同様
の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
【0015】据付枠7は図9に示すように、据付枠7の
内側に仕切り板13がねじ14で固定されており、空気
調和機の本体ユニット2を固定する金具15がねじ16
で据付枠7に固定し構成されている。仕切り板13の内
側には空気調和機の本体ユニット2が挿入されて、金具
15にねじ8で空気調和機の本体ユニット2が固定さ
れ、仕切り板13の内側に固定された本体ユニット2に
前面グリル3がねじ9で固定される。
【0016】具体的には、図8と図10に示すように据
付枠7の内側に空気調和機の本体ユニット2の挿入方向
に長穴13aを設けた仕切り板13を、ねじ14で据付
枠7に固定されている。13bは仕切り板13にあけら
れた穴で本体ユニット2を固定する金具15に設けた係
止め部15aと係止めとした。15bは本体ユニット2
を固定する金具15に設けた長穴で、金具15はねじ1
6によって据付枠7に固定されている。
【0017】ここで本発明の薄膜17は仕切り板13に
貼付けられている。据付け面は据付枠7及び練り壁1と
接触する面側に貼付ける。この貼付け方法は糊等で剥が
れにくくするのではなく、フィルム状の薄膜17を樹脂
系の材質にして静電気等を利用して仕切り板13とは剥
がれ易くしたものにする。
【0018】上記のように構成した取付装置を使用して
次のようにして空気調和機が壁1に埋め込んだ状態に据
え付けられる。
【0019】構造物12に据付枠7を固定した後、まず
空気調和機の本体ユニット2を固定する金具15を固定
しているねじ16をゆるめる。そして仕切り板13を固
定しているねじ14を取り外し、仕切り板13を据付枠
7及び練り壁1より離す。その際、仕切り板13に付い
ていた薄膜17は仕切り板13とは剥離し、その代わり
糊等の接着剤を含んだ練り壁1側に固着する。その結
果、仕切り板先端13cと練り壁端面1aとが同一面に
なるように、仕切り板13を摺動させて、仕切り板13
の端面13cと練り壁端面1aとを合わせて、取り外し
たねじ14を締める。そして、仕切り板13の穴13b
と、本体ユニット2を固定する金具15の係止め部15
aとを係止めし、ゆるめたねじ16を締める。
【0020】次に、本体ユニット2を仕切り板13の内
側に挿入して、金具15にねじ8で本体ユニット2を固
定する。
【0021】このようにして取り付けられた本体ユニッ
ト2の前面に前面グリル3をねじ9で固定して据え付け
が完了する。
【0022】従って、練り壁1が剥がれることなく据付
枠7に対して仕切り板13が前後方向に移動させること
ができる。その結果仕切り板13の先端13cと練り壁
端面1aと同一面に合わせることができ、取り付けられ
た空気調和機の前面グリル3と本体ユニット2との間の
隙間gをなくすことができる。
【0023】次に本発明の他の実施例について図3〜図
5に基づいて説明する。仕切り板13は図3に示すよう
に全面にフィルム状の薄膜17を樹脂系の材質にして静
電気等を利用して仕切り板13とは剥がれ易くしたもの
にする。この薄膜18を貼付けたことにより、まず仕切
り板13に付着した不要な練り壁1の破片1bを簡単に
取り除くことができる。すなわち薄膜18の端部18a
を指等で剥し起こして薄膜18に付着した練り壁破片1
bを剥し取る。次に仕切り板13を練り壁1から放す
と、薄膜18は仕切り板13とはきれいに剥がれ、練り
壁1と固着している。従って、練り壁1が剥がれること
なく据付枠7に対して仕切り板が前後方向に移動させる
ことができる。その結果仕切り板13の先端13cと練
り壁端面1aと同一面に合わせることができ、取り付け
られた空気調和機の前面グリル3と本体ユニット2との
間の隙間gをなくすことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によると、前面グ
リル3と練り壁端面1aとの間に盛り上がり寸法gがで
きた場合、仕切り板13の練り壁1面側に着脱自在なフ
ィルム等の薄膜17を貼付けたことにより、仕切り板1
3のねじをゆるめると薄膜17は仕切り板13とはきれ
いに剥がれ、練り壁1と固着している。従って、練り壁
1が剥がれることなく据付枠7に対して仕切り板13が
前後方向に移動させることができる。その結果仕切り板
13の先端13cと練り壁端面1aとを同一面に合わせ
ることができ、取り付けられた空気調和機の前面グリル
3と本体ユニット2との間に隙間gをなくすことができ
る。
【0025】請求項2の構成によると、仕切り板13の
全面に着脱自在なフィルム等の薄膜18を貼付けたこと
により、まず仕切り板13に付着した不要な練り壁1の
破片1bを簡単に取り除くことができる。すなわち薄膜
18の端部18aを指等で剥し起こして薄膜18に付着
した練り壁破片1bを剥し取る。次に仕切り板13を練
り壁1から放すと、薄膜18は仕切り板13とはきれい
に剥がれ、練り壁1と固着している。従って、練り壁1
が剥がれることなく据付枠7に対して仕切り板13が前
後方向に移動させることができる。その結果仕切り板1
3の先端13cと練り壁端面1aと同一面に合わせるこ
とができ、取り付けられた空気調和機の前面グリル3と
本体ユニット2との間の隙間gをなくすことができる。
【0026】また、仕切り板13から剥離した薄膜端部
18aを練り壁端面1a側に付設すると前面グリル3と
接触する練り壁端面1aを保護することができる。
【0027】従って空気調和機の本体ユニット2の前端
と空気調和機の前面グリル3の背面との間の隙間もなく
すことができ、練り壁1及び端面1aが剥がれることな
く据付けの仕上がり状態が良好で、風漏れなども回避で
きて露付が発生することもなく、空気調和機の据付時間
の短縮に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す薄膜を取付装置に設け
た側断面の分解拡大図
【図2】同仕切り板を取り離したときの薄膜の状態を示
す側断面の拡大図
【図3】同仕切り板の薄膜の位置を示す側断面の拡大図
【図4】同仕切り板の薄膜を一部剥したときの位置を示
す側断面の拡大図
【図5】同仕切り板の薄膜を一部剥したときの位置を示
す側断面の拡大図
【図6】従来の取付装置を設けた側断面の分解拡大図
【図7】同仕切り板を取り離したときの状態を示す側断
面の拡大図
【図8】同取付装置を使用した空気調和機据付け状態の
側断面の拡大図
【図9】同取付装置に空気調和機を挿入する状態を示す
分解斜視図
【図10】同取付装置を使用した空気調和機据付け状態
の側断面図
【符号の説明】
2 本体ユニット 3 前面グリル 7 据付枠 8 本体ユニット固定用ねじ 13 仕切り板 13a 長穴(ねじ穴) 13b 穴(係止め穴) 14 仕切り板固定用ねじ 15 本体ユニット固定用金具 15a 係止め部 15b 長穴(ねじ穴) 16 金具固定用ねじ 17 薄膜 18 薄膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機を固定する据付枠の内側に、練
    り壁面と密着する仕切り板を設け、前記仕切り板の練り
    壁面側に着脱自在な薄膜を貼付けた空気調和機の取付装
    置。
  2. 【請求項2】仕切り板の全面に着脱自在な薄膜を貼付け
    たことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の取付装
    置。
JP5268736A 1993-10-27 1993-10-27 空気調和機の取付装置 Expired - Fee Related JP3024461B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8029919B2 (en) 2004-11-25 2011-10-04 Basf Aktiengesellschaft Phenothiazines, S-oxides, and S,S-dioxides as well as phenoxazines as emitters for OLEDs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8029919B2 (en) 2004-11-25 2011-10-04 Basf Aktiengesellschaft Phenothiazines, S-oxides, and S,S-dioxides as well as phenoxazines as emitters for OLEDs

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