JPH0712002B2 - デュアルインライン形複合電子部品 - Google Patents

デュアルインライン形複合電子部品

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JPH0712002B2
JPH0712002B2 JP5171794A JP17179493A JPH0712002B2 JP H0712002 B2 JPH0712002 B2 JP H0712002B2 JP 5171794 A JP5171794 A JP 5171794A JP 17179493 A JP17179493 A JP 17179493A JP H0712002 B2 JPH0712002 B2 JP H0712002B2
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electronic component
electronic components
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dual
composite electronic
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祥三 久郷
陽三 小原
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗,コンデンサ,コイ
ル,ダイオード等の電子部品を複数個組み合わせて構成
する複合電子部品に関し、特にリード端子を2列に並べ
て配列するデュアルインライン(dual inline) 形の複合
電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はデュアルインライン(dual inlin
e) 形の複合電子部品に用いるアキシアルリード形電子
部品の一例を示したもので、この電子部品は略円柱
外形を有する本体2と、本体2の軸線方向の両端から反
対側に突出するリード端子3,3´とからなり、リード
端子3,3´は本体2の軸線方向に延びている。図7は
一般的な従来の複合電子部品の一例の斜視図を示してお
り、従来の複合電子部品ではアキシアルリード形電子部
品が複数個、それぞれの軸線を略同一平面上で平行させ
た状態で一列に並べられ、これらの電子部品の全体が絶
縁樹脂モールド部5により被包されて一体に連結され
る。図7に示した例では8個のアキシアルリード形電子
部品が連結され、モールド部5の両側から突出したリー
ド端子3,3´,…及び3,3´,…が図8にも示した
ように共に同じ側に向くように逆L字形に成形されてデ
ュアルインライン形複合電子部品6が構成されている。
なお図8において2Aは電子部品を構成する抵抗等の素
子、2Bは素子2A全体を被包する外装であり、素子2
A及び外装2Bにより電子部品の本体2が構成されてい
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の複
合電子部品では、アキシアルリード形電子部品だけをモ
ールド部で一体に連結していた。そのため複合電子部品
内のアキシアルリード形電子部品を相互に接続する場合
には、複合電子部品が実装される回路基板側に配線パタ
ーンを設けて接続を行っていた。しかしながら接続箇所
が多くなると、回路基板の配線パターンの密度を高くし
なければならず、複合電子部品が実装される回路基板の
製造が難しくなったり、価格が高くなる問題が生じる。
また複数個のアキシアルリード形電子部品の軸線方向両
側に位置する端子どうしを接続する場合等には、配線パ
ターンを長くしなければならず、複合電子部品が実装さ
れる回路基板側の設計の自由度が低下する問題が生じ
る。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点を解消したデ
ュアルインライン形の複合電子部品を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデュアルインラ
イン形複合電子部品は、本体の両端から軸線方向に延び
る線状のリード端子を導出したアキシアルリード形電子
部品を複数個連結することにより構成される。各電子部
品はアキシアルリード形の電子部品であればよく、抵
抗,コンデンサ,インダクタンス,ダイオード,サーミ
スタ等の検出素子など如何なる複数の電子部品であって
もよい。また連結する複数のアキシアルリード形の電子
部品は、同種のものでもよく、異種のものの組合せであ
ってもよい。連結すべき複数の電子部品はそれぞれの軸
線を略同一平面上で互いに平行させた状態で並べて配置
され、該複数の電子部品の本体が絶縁樹脂モールド部に
より一体に連結される。
【0006】本発明においては、複数個のアキシアルリ
ード形電子部品と並ぶようにジャンパ線を配置し、ジャ
ンパ線も絶縁樹脂モールド部により複数個のアキシアル
リード形電子部品と一体に連結する。
【0007】上記のようにデュアルインライン形複合電
子部品を構成すると、ICの実装に用いられている自動
マウント機をそのまま使用して回路基板への実装を行う
ことができる。また電子部品の本体がモールド部内に埋
設されるため、機械的強度を高めることができる。特に
本発明では、アキシアルリード形の電子部品を用いるた
め、厚膜回路を用いた従来の複合電子部品のようにリー
ド端子の取付強度が低下することがない。更に基板を用
いないため、基板割れが生じることがなく、特性が悪化
したり断線が生じたりすることがない。またアキシアル
リード部品は全ての電子部品の内で最も一般に用いられ
ているものでコストが安いため、デュアルインライン形
の電子部品を安価に提供できる。
【0008】
【作用】本発明のように、ジャンパ線も絶縁樹脂モール
ド部により複数個のアキシアルリード形電子部品と一体
に連結すると、アキシアルリード形電子部品相互間の接
続にジャンパ線を利用することができるため、複合電子
部品を実装する回路基板側の配線パターンの密度が高く
なるのを抑制できる上、回路基板側の配線パターンの設
計の自由度が低下するのを抑制できる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の複合電子部品の
実施例を説明する。
【0010】図1及び図2は本発明の実施例を示したも
のであり、図7及び図8に示した従来の部品と同様の部
分には、同じ符号を付して説明を省略する。この実施例
では、軸線が同一平面上で平行するように並べられた電
子部品1,1,…及びジャンパ線10が、これらの略半
部を被包するように設けられたモールド部5により一体
に連結されている。モールド部5の両側に突出するリー
ド端子3,3´は、図7及び図8の従来の部品と同様の
ものである。
【0011】本実施例では、モールド部5はアキシアル
リード形電子部品の本体2の軸線方向両端部を越えてリ
ード端子の基部を支持する位置まで延びている。この軸
線方向に延びて突出する突出部分5a及び5は、電子部
品の並設方向(部品の長手方向)に沿ってほぼ厚みが等
しくなる。そのため、モールド部5の機械的強度を高め
る機能を果している。またリード端子3,3´の基部
が、この突出部分5a,5bで支持されるため、リード
端子3,3´に多少無理な力が加わった場合でも、リー
ド端子3,3´の基部に無理な力が加わることがなく、
リード端子と電子部品との間の接続不良が発生しにくく
なる。
【0012】尚図2において2Cは、電子部品の本体の
外装に印刷されたカラーコード等の表示部を示してい
る。図1及び図2に示したように、電子部品1,1,…
の略半部を被包して連結するようにすると、電子部品の
外装2Bの表面の表示を目視することができるので、電
子部品を外部から確認することができる。
【0013】図1及び図2に示した実施例において、電
子部品1,1,…のモールド部5により被包されていな
い部分を覆うように透明なコーティングを施すこともで
きる。また同実施例においてジャンパ線10は電子部品
1,1,…の本体と平行する部分をモールド部5内に完
全に埋設するようにしてもよい。
【0014】図1及び図2に示した実施例では、モール
ド部5の両側で同じ方向に向くように成形されたリード
端子3,3´,…及び3,3´,…がそれぞれ直線状を
呈しているが、図3に示した複合電子部品6と同様に、
電子部品6を取り付けるプリント基板7の取付孔7aの
周縁に係合して部品の位置決めを図る位置決め部31を
リード端子3,3´にそれぞれ形成することもできる。
また同様の目的で、図4に示したリード端子3,3´
(図4には3´を図示せず。)の一部を扁平に押しつぶ
して、位置決め部31を形成することもできる。図1
おいて電子部品1,1,…相互間の間隔は任意である
が、通常は隣接する電子部品のリード端子相互間の間隔
lが2.54mm乃至 2.5mmとなるようにしておく。
【0015】また図1及び図2の実施例ではモールド部
5の両側から突出した端子3,3´をそれぞれ電子部品
の軸線方向と直角な方向に折曲げているが、図5に示す
複合電子部品と同様にして、一方のリード端子3は直線
状の形のままにしておき、他方のリード端子3´をリー
ド端子3側に折返して、両リード端子3,3´を略同じ
側に向けるようにすることもできる。リード端子をこの
ような形に成形した場合には、各電子部品のリード端子
3,3´相互間の距離Lを短くすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジャンパ
線を絶縁樹脂モールド部により複数個のアキシアルリー
ド形電子部品と一体に連結するため、アキシアルリード
形電子部品相互間の接続にジャンパ線を利用することが
でき、複合電子部品を実装する回路基板側の配線パター
ンの密度が高くなるのを抑制できて、しかも回路基板側
の配線パターンの設計の自由度が低下するのを抑制でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の横断面図である。
【図3】リード端子の異なる変形例を示す横断面図であ
る。
【図4】リード端子の異なる変形例を示す要部正面図で
ある。
【図5】複合電子部品のリード端子の曲げ方の異なる例
を示す図である。
【図6】アキシアルリード形電子部品の一例を示す正面
図である。
【図7】従来の複合電子部品の例を示す斜視図である。
【図8】図7の例の横断面図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 本体、 3,3´ リード端子 5 モールド部 5a,5b 突出部分 6 複合電子部品 10 ジャンパ線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の両端から軸線方向に延びる線状の
    リード端子を導出してなるアキシアルリード形電子部品
    を複数個並べて該複数個のアキシアルリード形電子部品
    の軸線を略同一平面上で互いに平行させ、前記複数個の
    アキシアルリード形電子部品の本体を絶縁樹脂モールド
    部により一体に連結したデュアルインライン形複合電子
    部品において、 前記複数個のアキシアルリード形電子部品と並ぶように
    ジャンパ線が配置され、前記ジャンパ線も前記絶縁樹脂
    モールド部により前記複数個のアキシアルリード形電子
    部品と一体に連結されていることを特徴とするデュアル
    インライン形複合電子部品。
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BE1007699A3 (fr) * 1993-11-04 1995-10-03 Solvay Compositions comprenant du pentafluorobutane et utilisation de ces compositions.

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