JPH07119572A - 吐出量可変型燃料ポンプの故障診断装置 - Google Patents

吐出量可変型燃料ポンプの故障診断装置

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Publication number
JPH07119572A
JPH07119572A JP26514693A JP26514693A JPH07119572A JP H07119572 A JPH07119572 A JP H07119572A JP 26514693 A JP26514693 A JP 26514693A JP 26514693 A JP26514693 A JP 26514693A JP H07119572 A JPH07119572 A JP H07119572A
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JP
Japan
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discharge amount
fuel ratio
fuel
flow rate
switching
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Application number
JP26514693A
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English (en)
Inventor
Akira Shimada
明 島田
Masato Kitamura
正人 北村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃圧計を取り付けることなく、故障診断を可
能とする。 【構成】 燃料ポンプ41は制御信号に応じて吐出量を
切換可能である。運転条件信号から判定手段42が診断
条件にあるかどうかを判定し、この判定結果より診断条
件になると、リーン化手段43は排気空燃比が理論空燃
比よりリーン側になるようにする一方で、初期設定・切
換手段44が燃料ポンプ41の吐出量を小流量に初期設
定し、その後に吐出量を大流量に切換える。この吐出量
の切換後に空燃比センサー45の検出値が理論空燃比よ
りリッチ側にならないときは吐出量の切換機構に故障が
生じていると、またリッチ側になれば吐出量の切換機構
に故障はないと判定手段46が判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの吐出量可変
型燃料ポンプの故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンなどの燃料供給装置とし
ては、従来たとえば実公昭61−29967号や特開昭
58−91363号などがある。これらの燃料供給装置
の燃圧の点検は次の手順で行われるのが一般的である。
【0003】(1)燃圧の除去 エンジンの始動後、燃料ポンプ用のリレーを外す。エン
スト後2〜3回クランキングし、配管中の燃料を消費す
る。
【0004】(2)燃圧計の取り付け フューエルストレーナーとフューエルギャラリーのあい
だに燃圧計を接続する。燃料ポンプ用のリレーを元の位
置に取り付ける。
【0005】(3)燃圧の点検 エンジンを始動し、燃圧が規定値(たとえばアイドル時
に約2.0kg/cm2)になっているかどうかを確か
める。この結果、燃圧が異常に高いと、プレッシャーレ
ギュレーターの不良やリターン系の詰まりなどが、また
燃圧が異常に低いときは、プレッシャーレギュレーター
の不良、燃料ポンプの吐出不良、燃料供給系の詰まりな
どが考えられることになる。
【0006】また、燃料ポンプの電気回路については、
エンジンコントロールユニットのハーネス側コネクター
の所定の端子とアースの間にサーキットテスター(Vレ
ンジ)をセットして、規定の電圧(たとえばアイドル時
に約4〜5V)になっているかどうかを確かめることに
より、点検を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
燃圧計を燃料配管に取り付ける際に、車両によっては燃
料配管が手の入りづらい位置にあり、診断とは関係のな
い他の部品を外すといった付帯作業が生じてしまうこと
があり、多くの工数を要することになる。
【0008】そこでこの発明は、燃圧計を取り付けるこ
となく、故障診断を可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1に示
したように、制御信号に応じて吐出量を切換可能な燃料
ポンプ41と、運転条件信号から診断条件にあるかどう
かを判定する手段42と、この判定結果より診断条件で
排気空燃比が理論空燃比よりリーン側になるようにする
手段43と、前記診断条件で前記燃料ポンプ41の吐出
量を小流量に初期設定し、その後に吐出量を大流量に切
換える手段44と、排気空燃比を検出するセンサー(た
とえばO2センサー)45と、前記吐出量の切換後にこ
のセンサー検出値が理論空燃比よりリッチ側にならない
ときは吐出量の切換機構に故障が生じていると、またリ
ッチ側になれば吐出量の切換機構に故障はないと判定す
る手段46とを設けた。
【0010】第2の発明は、図16に示したように、制
御信号に応じて吐出量を切換可能な燃料ポンプ41と、
運転条件信号から診断条件にあるかどうかを判定する手
段42と、この判定結果より診断条件で排気空燃比が理
論空燃比よりリッチ側になるようにする手段51と、前
記診断条件で前記燃料ポンプ41の吐出量を大流量に初
期設定し、その後に吐出量を小流量に切換える手段52
と、排気空燃比を検出するセンサー(たとえばO2セン
サー)45と、前記吐出量の切換後にこのセンサー検出
値が理論空燃比よりリーン側にならないときは吐出量の
切換機構に故障が生じていると、またリーン側になれば
吐出量の切換機構に故障はないと判定する手段53とを
設けた。
【0011】第3の発明は、図17に示したように、制
御信号に応じて吐出量を切換可能な燃料ポンプ41と、
運転条件信号から診断条件にあるかどうかを判定する手
段42と、この判定結果より診断条件で排気空燃比が理
論空燃比ギリギリのリーン状態になるようにする手段6
1と、前記診断条件で前記燃料ポンプ41の吐出量を小
流量に初期設定し、その後に吐出量を大流量に切換える
手段44と、排気空燃比を検出するセンサー(たとえば
2センサー)45と、前記吐出量の切換後にこのセン
サー検出値が理論空燃比よりリッチ側にならないときは
吐出量の切換機構に故障が生じていると、またリッチ側
になれば吐出量の切換機構に故障はないと判定する手段
46と、この判定結果より切換機構に故障がないとき前
記吐出量の切換前後の流量差を算出する手段62と、こ
の流量差と所定値の比較により小流量時と大流量時の少
なくとも一方で燃圧が不足しているかどうかを判定する
手段63とを設けた。
【0012】
【作用】第1の発明において小吐出量でかつ排気空燃比
をリーン側にしておいた状態から吐出量を大流量側に切
換え、また第2の発明において大吐出量でかつ排気空燃
比をリッチ側にしておいた状態から吐出量を小流量側に
切換え、その結果を空燃比センサーの検出値でモニター
することにより故障診断が可能になると、燃圧計をわざ
わざ燃料配管に取り付ける必要がなくなり、燃料配管や
診断に関係のない他の部品をはずすといった多くの作業
工程が不要となる。
【0013】第3の発明では、第1の発明の作用に加え
て、小流量時や大流量時の燃圧不足についても診断する
ことができる。
【0014】
【実施例】図2において、燃料タンク1内の燃料は燃料
ポンプ2により加圧され、フューエルストレーナー3を
通して、各気筒の吸気ポート4に設けられるインジェク
ター5へと供給される。
【0015】インジェクター5に加わる燃料圧力は、プ
レッシャーレギュレーター6により吸気絞り弁7の下流
の吸気管負圧よりも一定圧(たとえば0.30MPa)
だけ高く保たれ、エンジンコントロールユニット8から
の信号を受けてインジェクター5が開弁すると、燃料が
シリンダに噴射供給される。プレッシャーレギュレータ
ー6でインジェクター5に加わる燃料圧力と絞り弁7の
下流の吸気管負圧との差圧を一定に保つのは、インジェ
クタ5の開弁時間で燃料噴射量をコントロールするた
め、運転条件が絶えず変化しても吸気マニホールドに対
する燃料供給圧を一定に保つ必要があるからである。
【0016】上記の燃料ポンプ2は電動であり、コント
ロールユニット8からの制御信号により駆動される。図
3に示したように、エンジンコントロールユニット8か
らのON信号によりポンプリレー(常開リレー)12の
リレー接点12aが閉じられると、バッテリー11から
の電流がモーター2aを流れて燃料ポンプが働くのであ
る。
【0017】燃料ポンプ2はさらに、その吐出量を段階
的に切換えることが可能で、図3のように、燃料ポンプ
用モーター2aに直列接続されるドロッピングレジスタ
ー13と、このドロッピングレジスター14と並列接続
されるコントロールモジュレーター14とから吐出量の
切換機構が構成される。たとえば、コントロールモジュ
レーター14のトランジスター14aがON状態にあれ
ば、バッテリー電圧がそのままモーター2aに加わるこ
とになって燃料ポンプの吐出量が大流量(たとえば14
0l/h以上)になる。これに対して、トランジスター
14aがOFF状態になると、ドロッピングレジスター
13を電流が流れるため、モーター2aに加わる電圧が
低下して小流量(たとえば25l/h以上)の吐出量に
なる。
【0018】実際にはトランジスター14aは、制御部
14bで作られる一定周期のパルス信号によりON,O
FF制御される。この一定周期のパルス信号のうちのO
N時間割合のことをONデューティー値といい、ONデ
ューティー値を小さくするほど、モーター2aに加わる
平均電圧が低下する。
【0019】図4は燃料ポンプの駆動と運転条件に応じ
た吐出量制御とを行うための流れ図で、エンジンコント
ロールユニット8により一定周期で実行する。
【0020】図4において、ステップ1でエンジン回転
数Neを読み込み、ステップ2でこれをみてエンジンが
回転中でなければ、モーター2aを駆動する必要がない
ので、ステップ3に進んで、ポンプリレー12をOFF
状態にしてモーター2aに電流が流れないようにしてお
く。また、ステップ4,5ではトランジスターに与える
ONデューティー値を表す変数Dtyに0を入れ、これ
を出力レジスターに転送する。
【0021】エンジンの回転中であるときは、ステップ
9で診断条件(後述する)であるかどうかみて、診断条
件でないときはステップ6〜8,5に進む。診断条件で
あればステップ10〜12に進むが、この点は後述す
る。
【0022】ステップ6〜8は吐出量を運転条件に応じ
て切換える部分である。ステップ6,7で基本噴射パル
ス幅(エンジン負荷相当量)Tpを読み込み、これとエ
ンジン回転数Neとから図5を内容とするマップを参照
し、参照した値を変数Dtyに入れる。ステップ8でポ
ンプリレー12をON状態にするとともに、ステップ5
で変数Dtyの値を出力レジスターに転送する。
【0023】図5に示したように、マップには低回転に
なるほどまた低負荷になるほど燃料ポンプの吐出量が少
なくなるように各運転領域ごとに値の異なる所定値D
1,D2,D3(D1<D2<D3)を入れており、低
回転低負荷域では、燃料ポンプを小流量で運転すること
により、騒音および消費電力の低減をはかるのである。
一方、図2において排気管21に設けた三元触媒22で
の転化効率は排気空燃比が理論空燃比を中心として所定
の範囲内で振れる場合に最大となるので、コントロール
ユニット8では、エンジンの暖機後になると、触媒22
の上流に設けたO2センサー23からの信号にもとづい
て空燃比フィードバック補正係数αを算出し、このαで
基本噴射パルス幅Tpをフィードバック補正する。
【0024】基本噴射パルス幅Tpは、エンジン回転数
Neとエアフローメーター24で検出される吸入空気量
Qaとから Tp=(Qa/Ne)×K …(1) ただし、K;基本空燃比を定める定数の式で算出される
値である。基本噴射パルス幅Tpから得られる空燃比は
理論空燃比に近い値になっているのであるが、インジェ
クター5やエアフローメーター24に製作上のバラツキ
があることを考えると、理論空燃比への精度を向上させ
るためには空燃比フィードバック補正を行う必要がある
わけである。
【0025】なお、インジェクター5に与える燃料パル
ス幅Tiの一般式は、 Ti=Tp×CO×α+Ts …(2) ただし、Tp;基本噴射パルス幅 CO;1と各種補正係数(たとえば水温増量補正係数)
の和 α;空燃比フィードバック補正係数 Ts;無効パルス幅 であり、エンジン暖機後の空燃比フィードバック制御域
で、通常CO=1.0となっている。
【0026】O2センサー23は、図6に示したよう
に、理論空燃比付近で急激に変化して、リーン側でほぼ
0V、リッチ側でほぼ1Vの出力をする。このため、そ
の中間の0.5V当たりにスライスレベルS/Lを定め
ておくと、O2センサー出力VO2とスライスレベルS/
Lの比較により、排気空燃比が理論空燃比よりリッチ側
にあるのかリーン側にあるのかを知ることができる。
【0027】図7は空燃比フィードバック補正係数αを
算出するための流れ図である。コントロールユニット8
がクランク角センサーからの基準信号Refに同期して
実行する。
【0028】ステップ11では空燃比のフィードバック
条件(図ではF/B条件で表示する)かどうかみて、フ
ィードバック条件でなければ、ステップ12に進んで、
空燃比フィードバック補正係数を表す変数αに100%
を入れる。
【0029】空燃比のフィードバック条件になると、ス
テップ21に進んでフラグFclampの値をみる。こ
のフラグは診断条件(後述する)でないときは、Fcl
amp=0であるため、ステップ13以降に進む。
【0030】ステップ13ではO2センサー出力VO2
スライスレベルS/Lを比較して、VO2>S/Lであ
れば、排気空燃比がリッチ側にあると判断して、ステッ
プ14に進み、前回はどうだったかをみる。排気空燃比
が今回リッチ側で前回はリーン側であれば、今回初めて
リッチ側に切換わったタイミングであると判断し、ステ
ップ15で α=αn-1−P …(3) ただし、αn-1;前回のα P;比例分 の式により、また前回も排気空燃比がリッチ側であった
ときは、ステップ16で α=αn-1−I …(4) ただし、αn-1;前回のα I;積分分 の式によりαの値をそれぞれ更新する。
【0031】ステップ17では次回のαの更新のため、
今回算出したαの値を前回値を表す変数αn-1に移す。
【0032】VO2<S/Lより今回リーン側であるとき
もステップ18で前回はいずれの側にあったのかをみ
て、前回リッチ側であれば、今回初めてリーン側に切換
わったタイミングであるから、ステップ19で α=αn-1+P …(5) の式により、また前回もリーン側であったときは、ステ
ップ20で α=αn-1+I …(6) の式によりαの値をそれぞれ更新する。
【0033】図8のように、リーン側からリッチ側に切
換わった瞬間は、大きな値の比例分Pでαの値を一気に
小さくし、その後は小さな値の積分分Iでαをゆっくり
と変化させるわけである。同様にして、リーン側に切換
わった瞬間は、比例分Pでαの値を一気に大きくし、そ
の後は小さな値の積分分Iでαをゆっくりと変化させ
る。
【0034】ここまでの燃料ポンプについての吐出量制
御と空燃比フィードバック補正とは公知である。
【0035】ところで、経時劣化などにより、燃料ポン
プの吐出量の切換機構に故障が生じることがあるので、
故障が生じているかどうかの診断を行う必要がある。
【0036】この場合に、燃料配管途中に燃圧計を接続
して、吐出量が切換わったどうかを確かめるのでは、燃
圧計の取り付けのための工数が多い。
【0037】これに対処するため、O2センサーの信号
をモニターすることにより、吐出量の切換機構に故障が
生じているかどうかを診断する。
【0038】診断の原理は次の通りである。排気空燃比
は燃料を噴射するインジェクター5の開弁時間および燃
料ポンプ2の吐出量により左右される。つまりエンジン
暖機後のアイドル状態で排気空燃比が理論空燃比にある
状態から、インジェクター5の開弁時間を短くするかあ
るいは燃料ポンプ2の吐出量を少なくすると噴射量が減
少して排気空燃比がリーン側にずれ、この逆にインジェ
クター5の開弁時間を長くするか燃料ポンプ2の吐出量
を多くすると、噴射量が増加して排気空燃比がリッチ側
にずれる。そこで、一定の診断条件(たとえばエンジン
暖機後のアイドル状態)において、あらかじめ燃料ポン
プ2の吐出量を小流量にするとともに排気空燃比をリー
ン側にずらせておき、その後に燃料ポンプの吐出量を小
流量から大流量に切換えると、吐出量の切換機構が正常
に作動するときは、図9のようにO2センサー出力VO2
がリーン側の0Vからリッチ側の1Vに切換わるはずで
あり、O2センサー出力VO2がリーン側の0Vのままで
切換わらないときは、吐出量の切換機構に故障が生じて
いると判断することができるのである。
【0039】この例では、図10に示したように、マイ
クロコンピュータからなる診断機31を、同じくマイク
ロコンピュータからなるエンジンコントロールユニット
8と通信回線32で接続し、この診断機31を用いるこ
とで故障診断を行う。診断機31は、エンジンコントロ
ールユニット8を介して、エンジン用の各センサーの出
力信号を読み取ることができ、エンジンコントロールユ
ニット8に対し、各アクチュエーター(インジェクター
5やコントロールモジュレーター14のこと)を駆動さ
せるための信号を出力することで、コントロールユニッ
ト8にそれらの信号にしたがって各アクチュエーターを
駆動させることができる。
【0040】この場合に、吐出量の切換制御と故障診断
との調整をはかる必要があることから、図4に示したよ
うにステップ9,10,11,12を新たに、また空燃
比フィードバック補正と故障診断との調整のため、図7
のようにようにステップ21,22を新たに加える。
【0041】故障診断に必要となるセンサーは、図10
に示したように、クランク角度の基準信号Refと単位
角度ごとの1゜信号とを出力するクランク角センサー3
3、エンジンの冷却水温Twを検出するセンサー(周囲
温度の上昇にともない電気抵抗の減少する特性を持った
サーミスターを使用する)34、吸気絞り弁7が全閉位
置でON、それ以外の位置でOFFとなるスイッチ35
であり、これらからの信号が、O2センサー23からの
信号とともにコントロールユニット8に入力されてい
る。
【0042】図11は故障診断を実行するための流れ図
で、診断機31が一定周期で実行する。
【0043】ステップ31では、エンジン回転数Ne、
冷却水温Tw、アイドルスイッチ35からのON、OF
F信号を読み込み、ステップ32で次の条件 〈1〉エンジン回転数Neが750〜850rpmであ
ること。 〈2〉冷却水温Twが80〜85℃(つまりエンジン暖
機完了)であること。 〈3〉アイドルスイッチがON状態であること。 のすべてが成立するかどうかみて、1つでも成立しない
ときは診断条件にないと判断して、ステップ33に進
み、診断中止を診断機の表示装置に表示する。
【0044】上記3つの条件をすべて満足したときは診
断条件(エンジン暖機後のアイドル状態)であると判断
し、ステップ35に進んで診断条件に入ったのが初めて
かどうかをみる。
【0045】初めてであればステップ36,37で切換
フラグFchangeを“0”にするとともに、クラン
プフラグFclampを“1”にセットする。
【0046】切換フラグFchange=0より、図4
においてDty=D1となり(ステップ9,10,1
1)、診断条件に入った当初は吐出量を小流量に固定す
るわけである。
【0047】またクランプフラグFclampは、空燃
比フィードバック条件になっていても空燃比フィードバ
ック補正の停止を指示するフラグで、Fclamp=1
より図7においてα=80%となり(ステップ21,2
2)、コントロールユニット8を介し、空燃比フィード
バック補正を停止してリーン側の空燃比に固定するので
ある。空燃比フィードバック補正を中止するのは、ア
イドル安定性のため、空燃比をふらつかせたくないこ
と、排出ガス温度が低いアイドル状態を長時間続ける
とO2センサーの温度が低下して空燃比を検出できなく
なるためである。
【0048】診断条件が続くときは、ステップ35から
ステップ38以降に進む。
【0049】ステップ38ではO2センサー出力VO2
読み込み、ステップ39でフラグFchangeの値を
みる。診断条件に入った当初はFchange=0であ
るから、ステップ40に進んでO2センサー出力VO2
スライスレベルS/Lを比較し、VO2<S/Lであると
きはステップ41でO2センサーあるいはその他の部品
に故障があるとの表示をして故障診断を終了する。
【0050】VO2>S/LよりO2センサーが正常に働
いていると判断したときは、ステップ43で切換フラグ
Fchangeを“1”にセットする。Fchange
=1より、図4において、Dty=D3となり(ステッ
プ9,10,12)、燃料ポンプの吐出量を大流量側に
切換えるわけである。
【0051】吐出量の切換後はステップ39からステッ
プ44に進むことなり、ここでO2センサー出力VO2
スライスレベルS/Lをふたたび比較し、VO2>S/L
であればステップ45で吐出量の切換機構に故障は発生
していないとの表示を、またVO2<S/Lである(リッ
チ側に切換わっていない)ときはステップ46で吐出量
の切換機構に故障が発生しているとの表示を行う。ステ
ップ47では後処理のためFclamp=0として故障
診断を終了する。
【0052】たとえば、図3においてトランジスター1
4aは導通状態になっていてもトランジスター14aと
モーター2aのあいだの配線が断線していると、ドロッ
ピングレジスター13を短絡して電流を流すことができ
ないため、モーター電圧が高くならないし、またトラン
ジスター14aと制御部14bのあいだの配線に断線を
生じているときは、トランジスター14aが非導通状態
のままであるため、このときもモーター電圧が高くなら
ない。これらの場合は、吐出量の切換機構に故障ありと
の表示がされるわけである。
【0053】このようにして、診断機31により、エン
ジンコントロールユニット8を介し、小吐出量でかつ空
燃比フィードバック補正係数αをリーン側の値に固定し
ておいた状態から吐出量を大流量側に切換え、その結果
をO2センサー出力VO2でモニターすることで故障診断
が可能になると、燃料圧力計をわざわざ取り付ける必要
がなくなるため、ゴムホースなどの燃料配管や診断に関
係のない他の部品をはずすといった多くの作業が不要と
なる。なお、診断機31を取り付けることは必須の要件
でない。図11に示した故障診断のルーチンはエンジン
コントロールユニットにも行わせることができる。
【0054】図12と図13は他の実施例で、先の実施
例の図11に対応する。図14と図15は、図12のス
テップ51と図13のステップ52の各サブルーチンで
ある。
【0055】この例は、小流量時と大流量時の燃圧不足
についても診断できるようにしたもので、図12,図1
3に示したように、図11とはステップ51〜57が相
違する。
【0056】ステップ51は理論空燃比になるべく近い
リーン状態を作り出す部分で、これは図14のサブルー
チンで実行する。図14において、ステップ61でサブ
ルーチンに入ったのが初めてであれば、ステップ62で
空燃比フィードバック補正係数αをリッチ側の値(たと
えば120%)にしたあと、2回目以降はステップ64
でVO2>S/Lであるあいだステップ65で α=αn-1−1 …(7) の式によりαの1%減量を繰り返し、VO2≦S/Lとな
ったタイミングで理論空燃比ぎりぎりのリーン状態にな
ったと判断して、図12のメインルーチンに戻る。この
ように、O2センサー出力VO2をみながら理論空燃比ぎ
りぎりのリーン状態を作り出すのは、インジェクター5
やエアフローメーター24のバラツキを考慮するためで
ある。たとえば、バラツキにより標準品より流量の多い
インジェクターではαが100%より少し小さい値で理
論空燃比ぎりぎりのリーン状態になり、この逆に標準品
より流量の少ないインジェクターになるとαが100%
より少し大きな値で理論空燃比ぎりぎりのリーン状態に
なるわけである。
【0057】図13のステップ52は吐出量の切換前後
の流量差を算出する部分で、これは図15のサブルーチ
ンで実行する。図15において、ステップ71でサブル
ーチンに入ったのが初めてであるときはステップ72で
まずカウンタの値nをクリアーする。
【0058】2回目以降に進むステップ71,74,7
5では図14のステップ61,64,65と同様にし
て、理論空燃比ぎりぎりのリーン状態を作り出すのであ
るが、その場合に、αを1%減量するたびにカウンタの
値nを1だけインクリメントすると(ステップ75,7
6)、ステップ74でVO2≦S/Lとなったタイミング
でのnの値が吐出量の切換前後の流量差に対応する。n
の値が小さいと流量差が小さく、nの値が大きいと流量
差が大きいわけである。ステップ74でVO2≦S/Lと
なったタイミングでメインルーチンの図13に戻り、ス
テップ53以降に進む。
【0059】ステップ53〜57は燃圧不足を診断する
部分である。上記の小流量から大流量への切換前後の流
量差は、燃料ポンプの仕様から定まっているので、燃料
ポンプの吐出量が小流量時、大流量時とも正常であれ
ば、nの値が所定の範囲(たとえば4<n≦10)に落
ち着くはずである。したがって、nの値が所定の範囲に
ないときは小流量時かあるいは大流量時の燃圧に不足が
あると判断することができるのである。
【0060】まず、ステップ53でn≦4であれば、切
換前後の流量差が小さ過ぎることになる。その原因とし
て考えられるのは、小流量時に吐出量が多すぎたか、
大流量時に燃圧不足により吐出量が少なすぎたかのい
ずれかであるが、燃料ポンプの設計上や故障モードから
は、吐出量が増える側への故障はないので、のケース
は考えられない。したがって、n≦4であるときはステ
ップ54に進み、大流量時に燃圧が不足するとの表示を
して診断を終了する。同様にして、ステップ55でn>
10のときは流量差が大き過ぎる場合である。その原因
として小流量時に燃圧不足で吐出量が少な過ぎたか、
大流量時に吐出量が多すぎたかの2つの場合があり、
のケースは考えられないことから、ステップ56で小
流量時に燃圧が不足するとの表示を行う。
【0061】一方、4<n≦10であるときは、ステッ
プ57でいずれの流量時も燃圧に不具合なしとの表示を
する。
【0062】このように、第2実施例では、吐出量の切
換機構に故障があるかの診断だけでなく、小流量時や大
流量時の燃圧不足についても診断することができる。
【0063】
【発明の効果】第1の発明では、制御信号に応じて吐出
量を切換可能な燃料ポンプと、運転条件信号から診断条
件にあるかどうかを判定する手段と、この判定結果より
診断条件で排気空燃比が理論空燃比よりリーン側になる
ようにする手段と、前記診断条件で前記燃料ポンプの吐
出量を小流量に初期設定し、その後に吐出量を大流量に
切換える手段と、排気空燃比を検出するセンサーと、前
記吐出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空燃比よ
りリッチ側にならないときは吐出量の切換機構に故障が
生じていると、またリッチ側になれば吐出量の切換機構
に故障はないと判定する手段とを設けたので、燃圧計を
わざわざ燃料配管に取り付けることなく、故障診断を行
うことができる。
【0064】第2の発明は、制御信号に応じて吐出量を
切換可能な燃料ポンプと、運転条件信号から診断条件に
あるかどうかを判定する手段と、この判定結果より診断
条件で排気空燃比が理論空燃比よりリッチ側になるよう
にする手段と、前記診断条件で前記燃料ポンプの吐出量
を大流量に初期設定し、その後に吐出量を小流量に切換
える手段と、排気空燃比を検出するセンサーと、前記吐
出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空燃比よりリ
ーン側にならないときは吐出量の切換機構に故障が生じ
ていると、またリーン側になれば吐出量の切換機構に故
障はないと判定する手段とを設けたので、第1の発明と
同じに、燃圧計をわざわざ燃料配管に取り付けることな
く、故障診断を行うことができる。
【0065】第3の発明は、制御信号に応じて吐出量を
切換可能な燃料ポンプと、運転条件信号から診断条件に
あるかどうかを判定する手段と、この判定結果より診断
条件で排気空燃比が理論空燃比ぎりぎりのリーン状態に
なるようにする手段と、前記診断条件で前記燃料ポンプ
の吐出量を小流量に初期設定し、その後に吐出量を大流
量に切換える手段と、排気空燃比を検出するセンサー
と、前記吐出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空
燃比よりリッチ側にならないときは吐出量の切換機構に
故障が生じていると、またリッチ側になれば吐出量の切
換機構に故障はないと判定する手段と、この判定結果よ
り切換機構に故障がないとき前記吐出量の切換前後の流
量差を算出する手段と、この流量差と所定値の比較によ
り小流量時と大流量時の少なくとも一方で燃圧が不足し
ているかどうかを判定する手段とを設けたので、第1の
発明の効果に加えて、小流量時や大流量時の燃圧不足に
ついても診断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のクレーム対応図である。
【図2】一実施例の燃料配管図である。
【図3】燃料ポンプ用モーターの電気回路図である。
【図4】燃料ポンプの駆動制御と吐出量制御とを説明す
るための流れ図である。
【図5】トランジスターに与えるデューティー値Dty
のマップ内容の特性図である。
【図6】O2センサー出力VO2の特性図である。
【図7】空燃比フィードバック補正係数αの算出を説明
するための流れ図である。
【図8】空燃比フィードバック補正係数αの変化波形図
である。
【図9】故障診断の原理を説明するための波形図であ
る。
【図10】診断機を用いるときの制御システム図であ
る。
【図11】故障診断を説明するための流れ図である。
【図12】第2実施例の故障診断を説明するための流れ
図である。
【図13】第2実施例の故障診断を説明するための流れ
図である。
【図14】図12のステップ51のサブルーチンを説明
するための流れ図である。
【図15】図13のステップ52のサブルーチンを説明
するための流れ図である。
【図16】第2の発明のクレーム対応図である。
【図17】第3の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
2 燃料ポンプ 2a モーター 5 インジェクター 8 コントロールユニット 14 コントロールモジュレーター 14a パワートランジスター 23 O2センサー(空燃比センサー) 31 診断機 41 燃料ポンプ 42 診断条件判定手段 43 空燃比リーン化手段 44 吐出量初期設定・切換手段 45 空燃比センサー 46 故障有無判定手段 51 空燃比リッチ化手段 52 吐出量初期設定・切換手段 53 故障有無判定手段 61 ぎりぎりリーン化手段 62 流量差算出手段 63 燃圧不足判定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号に応じて吐出量を切換可能な燃料
    ポンプと、 運転条件信号から診断条件にあるかどうかを判定する手
    段と、 この判定結果より診断条件で排気空燃比が理論空燃比よ
    りリーン側になるようにする手段と、 前記診断条件で前記燃料ポンプの吐出量を小流量に初期
    設定し、その後に吐出量を大流量に切換える手段と、 排気空燃比を検出するセンサーと、 前記吐出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空燃比
    よりリッチ側にならないときは吐出量の切換機構に故障
    が生じていると、またリッチ側になれば吐出量の切換機
    構に故障はないと判定する手段とを設けたことを特徴と
    する吐出量可変型燃料ポンプの故障診断装置。
  2. 【請求項2】制御信号に応じて吐出量を切換可能な燃料
    ポンプと、 運転条件信号から診断条件にあるかどうかを判定する手
    段と、 この判定結果より診断条件で排気空燃比が理論空燃比よ
    りリッチ側になるようにする手段と、 前記診断条件で前記燃料ポンプの吐出量を大流量に初期
    設定し、その後に吐出量を小流量に切換える手段と、 排気空燃比を検出するセンサーと、 前記吐出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空燃比
    よりリーン側にならないときは吐出量の切換機構に故障
    が生じていると、またリーン側になれば吐出量の切換機
    構に故障はないと判定する手段とを設けたことを特徴と
    する吐出量可変型燃料ポンプの故障診断装置。
  3. 【請求項3】制御信号に応じて吐出量を調整可能な燃料
    ポンプと、 運転条件信号から診断条件にあるかどうかを判定する手
    段と、 この判定結果より診断条件で排気空燃比が理論空燃比ぎ
    りぎりのリーン状態になるようにする手段と、 前記診断条件で前記燃料ポンプの吐出量を小流量に初期
    設定し、その後に吐出量を大流量に切換える手段と、 排気空燃比を検出するセンサーと、 前記吐出量の切換後にこのセンサー検出値が理論空燃比
    よりリッチ側にならないときは吐出量の切換機構に故障
    が生じていると、またリッチ側になれば吐出量の切換機
    構に故障はないと判定する手段と、 この判定結果より切換機構に故障がないとき前記吐出量
    の切換前後の流量差を算出する手段と、 この流量差と所定値の比較により小流量時と大流量時の
    少なくとも一方で燃圧が不足しているかどうかを判定す
    る手段とを設けたことを特徴とする吐出量可変型燃料ポ
    ンプの故障診断装置。
JP26514693A 1993-10-22 1993-10-22 吐出量可変型燃料ポンプの故障診断装置 Pending JPH07119572A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100717301B1 (ko) * 2005-08-23 2007-05-15 현대자동차주식회사 엘피아이 차량의 연료펌프 진단방법
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