JPH0711936Y2 - ボルト自動締緩装置 - Google Patents

ボルト自動締緩装置

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JPH0711936Y2
JPH0711936Y2 JP12559990U JP12559990U JPH0711936Y2 JP H0711936 Y2 JPH0711936 Y2 JP H0711936Y2 JP 12559990 U JP12559990 U JP 12559990U JP 12559990 U JP12559990 U JP 12559990U JP H0711936 Y2 JPH0711936 Y2 JP H0711936Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,ポール・パイル等のコンクリート製品を遠心
締め固め成形する分割可能な型枠の組立締緩具であるネ
ジ部材の締緩を自動的に行うようにしたボルト自動締緩
装置に関するものである。
〔従来技術〕
円柱状のコンクリート製品を遠心締め固め成形するため
の型枠は,長尺で半円筒状の本体をもつ2個の割型から
なり,両割型は各々長手方向に沿って突出したフランジ
を重合することにより断面円形状となるように形成さ
れ,上記型枠の分解・組立は,前記フランジに多数設け
られたネジ部材を締緩することにより行われる。
従来のボルト自動締緩装置の一例を第3図(a),
(b)に示す。同図(a)は正面図,同図(b)は側面
図である。
同図に示すように,割型101a,101bは長尺で半円筒状の
本体101d,101eと,該本体101d,101eの半円周両端に設け
られたフランジ101cと,前記本体101d,101eの外周に径
方向に突出させて設けられた円環状の回転支持体102と
からなる。
型枠101は2つのフランジ101cを互いに対向させて重ね
合わせ,強度部材として,前記回転支持体102を前記型
枠101に等間隔に複数設けたもので,前記型枠101の分解
・組立は前記フランジ101c上に多数設けられたネジ部材
103a,103bを締緩することにより行われる。なお同図
(b)中の一点鎖線Xは,型枠101の中心軸を示す。
上記ネジ部材103a,103bでは,第4図(a),(b)に
示す如く,下側の割型101aのフランジ101c近傍の長手方
向に沿って上記中心軸Xに対して略直角の面内でアイボ
ルト103c(ボルト部材)が起倒自在に設けられており,
該アイボルト103cが起立状態の時にその胴部が上側の割
型101bのフランジ101cの長手方向に沿って刻設された切
欠101fに遊嵌される。
この状態において上記アイボルト103cのネジ部にナット
103d(ナット部材)が螺着されることにより,上記割型
101a,101bが一体的な型枠101として組み合わされる。
そして,このボルト自動締緩装置104では,第3図に示
す如く型枠101の移動スペースをまたぐようにしてコの
字形状のフレーム105が設置されている。前記型枠101
は,台車106の上面に載置され,該台車106は,一組のレ
ール107上において矢印119および120方向へ移動可能に
載置されている。
前記フレーム105には,型枠101のナット103dを自動締緩
するためのボルト締緩機構の本体108が,スライドベア
リング109により矢印119および120方向へ移動可能に支
持されており,前記本体108は,フレーム105に設けられ
たエアシリンダ110によって,フレーム105に対して移動
駆動される。
このボルト締緩機構では,前記割型101a,101bに突設さ
れたフランジ101c上のナット103dを締緩するために,イ
ンパクトレンチ等からなる複数個のボルト締緩機111が
前記本体108上に2個ずつそれぞれ対向して配備されて
おり,該対向した2個のボルト締緩機111が一組となっ
て上記中心軸Xに対して略直角の面内で矢印121,122方
向および上下方向(ネジ部材103aのネジ軸方向)へも移
動可能となっている。また,ボルト締緩機111の先端部
のソケット112は交換可能となっている。前記ボルト締
緩機構の本体108には,クランパプレート116が前記型枠
101に向かって吊設されており,該クランパプレート116
が前記型枠101の外周面に設けられた回転支持体102と係
合することにより,前記ボルト締緩機構の本体108は,
前記フレーム105のレール107上を前記型枠101の移動に
伴って移動することができる。
前記クランパプレート116は,エアシリンダ117により昇
降駆動するように取り付けられており,前記回転支持体
102に対して係合もしくは離脱可能となっている。
次にこのボルト自動締緩装置104の動作を説明する。
前記型枠101が矢印119方向へ移動駆動され,この型枠10
1の回転支持体102の通過をリミットスイッチ118が検知
した時,前記クランパプレート116が下降駆動される。
さらに前記型枠101が矢印119方向へ移動し,回転支持体
102とクランパプレート116とが係合することにより,前
記型枠101と本体108とが密着した状態で矢印119方向へ
移動する。そして前記本体108の矢印119方向への移動中
にボルト締緩機111が下降駆動され,このボルト締緩機1
11のソケット112により,ナット103dの締緩が行われ
る。
前記ナット103dの締緩作業が終了すると,前記ボルト締
緩機111および前記クランパプレート116は回転支持体10
2との接触を回避するために上記駆動され,前記本体108
は矢印120方向へ移動駆動される。そして次の回転支持
体102に係合してナット103dの締緩作業を行うべく待機
する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが,上記のような従来のボルト自動締緩装置104
においては,アイボルト103cに対してナット103dが緩め
られた後の該アイボルト103cの傾倒動作に作業者による
手作業に頼っているのが現状である。
そこで,本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであ
り,当該装置の機構的動作を利用して緩められた状態に
あるボルト部材を自動的に傾倒させてネジ部材の締緩作
業の省力化に寄与し得る機能を備えたボルト自動締緩装
置の提供を目的とするものある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手
段は,その要旨とするところが,軸芯方向に2分割可能
に組み合わされた半円筒状の一組の型枠の内,一方の型
枠の長手方向に沿って上記軸芯に対して略直角の面内で
起倒自在に設けられて起立状態にあるボルト部材が他方
の型枠の長手方向に沿って刻設された切欠に遊嵌され、
この一組の型枠を締結するべく上記ボルト部材に螺着さ
れるナット部材に上記軸芯に対して略直角の面内で締緩
位置と退避位置との間で移動する締緩機のソケットを嵌
合させ,該ソケットを回転させることにより上記ナット
部材を締緩するボルト自動締緩装置において,上記締緩
機に,該締緩機によりその締結状態が解除された上記ボ
ルト部材及び/若しくはナット部材の傾倒する方向とは
反対側の部位に接触して該締緩機の退避位置へ向う動作
に伴って上記ボルト部材を傾倒させる傾倒部材を備えた
傾倒機構を設けた点に係るボルト自動締緩装置である。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例に
つき説明し,本考案の理解に供する。尚,以下の実施例
は,本考案を具体化した一例であって,本考案の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここに,第1図は本考案の一実施例に係るボルト自動締
緩装置を構成するボルト締緩機の構造を示すものであっ
て,同図(a)は正面図,同図(b)は側面図,第2図
(a),(b),(c)はそれぞれ上記ボルト締緩機に
適用可能な傾倒部材を示す正面図である。
又,第3図及び第4図に示した前記従来のボルト自動締
緩装置104と共通する要素には,同一の符号を使用する
と共に,その詳細な説明は省略する。
この実施例に係るボルト自動締緩装置は,前記従来のボ
ルト自動締緩装置104と基本的構造を略同様とし,この
ボルト自動締緩装置104との相違点は,前記型枠101の中
心軸Xと略平行な軸を中心としてボルト締緩機26を傾倒
可能に支持すると共に,このボルト締緩機26に,該ボル
ト締緩機26によりその締結状態が解除された前記アイボ
ルト103c及び/若しくはナット103dの傾倒する方向とは
反対側の部位に係合して該ボルト締緩機26の退避位置へ
向う動作に伴って上記アイボルト103cを傾倒させる傾倒
部材30を備えた傾倒機構29を設けたことである。
即ち,本実施例に係るボルト締緩機26は,ボルト締緩機
本体1とボルト締緩工具2とから成る。
ボルト締緩機本体1は,本体中板1bと,該本体中板1bの
両端にコの字型となるように取り付けられた本体天板1a
と本体底板1cとからなり,前記本体中板1bの背面にU字
型リブ1fが,前記本体天板1aの下面にU字型リブ1dが各
々備えられている。
前記本体底板1cの下部には,ピストンロッド6aを有する
昇降シリンダ4が,前記本体底板1cを前記ピストンロッ
ド6aが上向きに貫通するように取り付けられている。
前記昇降シリンダ4は復動型であって,その一方のシリ
ンダ室には,エアチューブ9bが接続されており,このエ
アチューブ9bはスピードコントローラ8aを介してエアチ
ューブ9aに接続され,さらにこのエアチューブ9aはジョ
ント15bを介して更に他のエアチューブに接続され,こ
のエアチューブは電磁弁を介してエア源に接続されてい
る。また,前記ジョント15bには,更にまた他のエアチ
ューブも接続されており,このエアチューブはスピード
コントローラを介してエアチューブ9cに接続され,この
エアチューブ9cが前記昇降シリンダ4の他方のシリンダ
室に接続されている。以上述べた各エアチューブにより
各シリンダ室にエアを供給することで前記復動型の昇降
シリンダ4を作動させる。
本体中板1bに取り付けられた本体止め板1eと前記本体底
板1cとの間には,一対のガイドロード3a,3bが渡されて
おり,前記ピストンロッド6aの先端に装着されたフリー
ジョイント6bに昇降テーブル7が取り付けられ,該昇降
テーブル7は前記ガイドロード3a,3bに沿って昇降自在
とされている。
ボルト締緩工具2は,天板22a,側板22bおよび底板22cか
らなる箱状の取り付け板に装着されたボルト締緩工具本
体27と,軸18の先端にソケット11を装着したソケット部
28とからなる。ソケット部28はボルト締緩工具本体27の
底板22cの下部から下方に向かって設けられている。ま
た天板22aの上部には,ジョイント15aが取り付けられて
おり,該ジョイント15aには,前記ソケット部28を回転
駆動させるためのエアチューブ9fが接続されている。
側板22bには第1トラニオン13が装着され,該第1トラ
ニオン13に対向して,第2トラニオン21が昇降テーブル
7に装着されている。前記第1トラニオン13と前記第2
トラニオン21との間にピン20を通すことにより,ボルト
締緩工具2は傾動自在となっている。また,第1トラニ
オン13は,側板22bの下方に取り付けられており,ボル
ト締緩工具2には,自重によりピン20を中心とした回転
モーメントが第1図(a)中矢印23方向に発生し,自然
な状態では第1図(a)に実線で示すように傾いた状態
となる。
バネ受け17aが昇降テーブル7に,バネ受け座14aが側板
22bに設けられており,前記バネ受け17aと前記バネ受け
座14aとの間に補助バネ(押しバネ)19aが取り付けられ
ており,上述のボルト締緩工具2の自重による傾きの速
度を速くし,ボルト締緩工具2の退避動作を迅速に行う
ようにしている。そして,ガイドプレート5が,ボルト
締緩工具2の傾きの範囲を規制している。なお,図には
示していないが前記バネ受け座14a,前記バネ受け17aお
よび前記補助バネ19aに対応する一組のバネ機構が第1
図(b)の左側にも設けられている。また,側板22bに
は,一対のダンパ16b,16dが設けられているとともに,
昇降テーブル7にも一組のダンパ16c,(16c)が前記側
板22bに設けられた一対のダンパ16b,16dに対向させて取
り付けられており,この二組のダンパ16c,16dと16c,16d
とにより,ボルト締緩工具2が傾斜状態(第1図(a)
中に実線で示す退避位置での状態)から直立状態(第1
図(a)中に二点鎖線で示すボルト締緩位置での状態)
になるときのショックを吸収する。
このボルト締緩機26は,第3図(a),(b)におい
て,従来のボルト締緩機111に代わって,前記型枠101の
上部に取り付けられているものである。このボルト締緩
機26は,その本体天板1aに取り付けられたレールガイド
25と,該レールガイド25と組み合わされるレール24とに
よって第3図(a)中矢印121および122方向に移動可能
となっている。
更に,本実施例装置においては,上記ボルト締緩工具本
体27の下端部に前記傾倒機構29が取り付けられている。
上記傾倒機構29では,略L字形状に折曲成形された板状
の例えばゴム板からなる前記傾倒部材30が上記ソケット
11に対応してブラケット31に取り付けられた一組のシャ
フト32,32により上下方向へ摺動自在に支持されてお
り,スプリング33により常時下方へ向けて弾性付勢され
ている。
上記のように傾倒部材30を上下方向へ摺動自在に支持す
るのは,上記ナット103dに対するソケット11の着脱時に
おいて上記傾倒部材30が邪魔にならないように弾性的に
上方へ退避させ得るようにするためである。
上記傾倒部材30としては,第2図(a)に示すように,L
字形状に折曲成形された金属板34の先端にゴム板35を取
り付けて形成してもよいし,第2図(b)に示すよう
に,金属板34に対してゴム板35をヒンジ36を介して接続
することにより揺動可能な構造としてもよい。更に,第
2図(c)に示すように,L字形状に折曲成形されたバネ
鋼板37とゴム板35′とを重ね合わせて構成するようにし
てもよい。尚この場合,上記バネ鋼板37のバネ剛性を高
くすることで当該傾倒部材30自身の振らつき早期に安定
させて良好な姿勢保持状態を達成することができる。
引き続き,上記のように構成されたボルト自動締緩装置
の動作について説明する。
ボルト締緩機構の本体108が前記型枠101に伴って移動を
行う動作は従来例に示したものと同じであるので説明を
省略する。
ここでは本考案の特徴的な部分であるボルト締緩機26の
動作について説明する。
例えばナット103dを緩める場合,昇降シリンダ4のはた
らきによって昇降テーブル7,および昇降テーブル7に接
続しているボルト締緩工具2が下降移動する。そのとき
該ボルト締緩工具2の底板22の下部に設けられた傾斜面
を持つガイドプレート5が,前記本体底板1cの側面に設
けられたローラ12に当接することにより,ボルト締緩工
具2は下降移動するとともに傾斜状態(第1図(a)中
で実線で示す状態)から直立状態(第1図(a)中で二
点鎖線で示す状態)へとなる。その際,側板22bに取り
付けられた一対のダンパ16b,16d,昇降テーブル7に取り
付けられた一対のダンパ16c,(16c)とがボルト締緩工
具2とボルト締緩機本体1との接触のショックを吸収す
る。
尚この時,上記傾倒部材30はその先端部が上記ナット10
3dに当接することとなるが,該傾倒部材30が弾性的に折
れ曲がると同時に上下へ退避することにより該ナット10
3dの傾倒する方向とは反対側へ入り込むこととなる。
このようにしてソケット11が上記ナット103dに嵌合さ
れ,該ソケット11が回転駆動されることにより上記アイ
ボルト103cに対するナット103dの締結状態が解除され,
上記アイボルト103cは傾倒し得る状態となる。
上記のようにしてその締結状態が解除された後,前記昇
降シリンダ4の作用によって前記昇降テーブル7が上昇
駆動されると,上記ローラ12とガイドプレート5とが係
合しながら,ボルト締緩工具2の自重および補助バネ
(押しバネ)19aの作用によりガイドプレート5の傾斜
面に沿って動き,全体としては第1図(a)中の矢印方
向に傾動する。この時,上記傾倒部材30の先端部が上記
ナット103dあるいはこのナット103dと共にアイボルト10
3cのネジ端部をなでるようにして通過するため,上記ア
イボルト103cはナット103dと共に自動的に傾倒される。
そして,上記したようにボルト締緩工具2がその自重に
よって矢印23方向に傾動することから,該ボルト締緩工
具2が前記型枠101に設けられた回転支持体102の移動時
の干渉領域から外れることとなり,上記ボルト締緩工具
2と前記回転支持体102との接触をも回避することがで
きる。
尚,上記実施例においては,ボルト締緩工具本体27が中
心軸Xと平行の軸芯を中心として傾動動作する場合を例
に説明したが,前記従来のボルト自動締緩装置104のボ
ルト締緩機111の場合のように,型枠101の中心軸Xに対
して直線的に上方向へ退避すると共に更に横方向へ退避
するように構成されたボルト自動締緩装置に前記したよ
うな傾倒機構29を設けてアイボルト103cの自動傾倒機能
を達成するようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は,上記したように,軸芯方向に2分割可能に組
み合わされた半円筒状の一組の型枠の内,一方の型枠の
長手方向に沿って上記軸芯に対して略直角の面内で起倒
自在に設けられて起立状態にあるボルト部材が他方の型
枠の長手方向に沿って刻設された切欠に遊嵌され,この
一組の型枠を締結するべく上記ボルト部材に螺着される
ナット部材に上記軸芯に対して略直角の面内で締緩位置
と退避位置との間で移動する締緩機のソケットを嵌合さ
せ,該ソケットを回転させることにより上記ナット部材
を締緩するボルト自動締緩装置において,上記締緩機
に,該締緩機によりその締緩状態が解除された上記ボル
ト部材及び/若しくはナット部材の傾倒する方向とは反
対側の部位に接触して該締緩機の退避位置へ向う動作に
伴って上記ボルト部材を傾倒させる傾倒部材を備えた傾
倒機構を設けたことを特徴とするボルト自動締緩装置で
あるから,当該装置の機構的動作を利用して緩められた
状態にあるボルト部材を自動的に傾倒させて該ネジ部材
の締緩作業の省力化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るボルト自動締緩装置を
構成するボルト締緩機の構造を示すものであって,同図
(a)は正面図,同図(b)は側面図,第2図(a),
(b),(c)はそれぞれ上記ボルト締緩機に適用可能
な傾倒部材を示す正面図,第3図は従来のボルト自動締
緩装置の全体構成を示すものであって,同図(a)は正
面図,同図(b)は側面図,第4図は第3図に示した型
枠の要部の構造を示すものであって,同図(a)は正断
面図,同図(b)は側面図である。 〔符号の説明〕 11…ソケット、26…ボルト締緩機 29…傾倒機構、30…傾倒部材 31…ブラケット、32…シャフト 33…スプリング、34…金属板 35,35′…ゴム板、36…ヒンジ 37…バネ鋼板、101…型枠 101a,101b…割型 102…回転支持体 103a,103b…ネジ部材 103c…アイボルト(ボルト部材) 103d…ナット(ナット部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯方向に2分割可能に組み合わされた半
    円筒状の一組の型枠の内,一方の型枠の長手方向に沿っ
    て上記軸芯に対して略直角の面内で起倒自在に設けられ
    て起立状態にあるボルト部材が他方の型枠の長手方向に
    沿って刻設された切欠に遊嵌され,この一組の型枠を締
    結するべく上記ボルト部材に螺着されるナット部材に上
    記軸芯に対して略直角の面内で締緩位置と退避位置との
    間で移動する締緩機のソケットを嵌合させ,該ソケット
    を回転させることにより上記ナット部材を締緩するボル
    ト自動締緩装置において, 上記締緩機に,該締緩機によりその締結状態が解除され
    た上記ボルト部材及び/若しくはナット部材の傾倒する
    方向とは反対側の部位に接触して該締緩機の退避位置へ
    向う動作に伴って上記ボルト部材を傾倒させる傾倒部材
    を備えた傾倒機構を設けたことを特徴とするボルト自動
    締緩装置。
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