JPH0719624Y2 - 金型交換装置 - Google Patents

金型交換装置

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JPH0719624Y2
JPH0719624Y2 JP8159690U JP8159690U JPH0719624Y2 JP H0719624 Y2 JPH0719624 Y2 JP H0719624Y2 JP 8159690 U JP8159690 U JP 8159690U JP 8159690 U JP8159690 U JP 8159690U JP H0719624 Y2 JPH0719624 Y2 JP H0719624Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば鍛造プレス等の下型と上型を交換する
際に使用する金型交換装置に関する。
(従来の技術) 鍛造等に使用される縦形プレスにおいて、下型と上型を
交換する場合、ハンドリフタや電動リフタ、フォークリ
フト等が使用されるが、50kg程度の金型の交換作業には
簡便なハンドリフタが使われている。
従来、下型の交換作業と上型の交換作業は別々に行われ
ていた。例えば、下型を交換する際にはハンドリフタを
前進させてリフタのフォークをプレス装置内に進入さ
せ、フォークによって下型を保持したのちにリフタを後
退させ、型の保管場所まで移動させる。また、新たな金
型をフォークに保持し、再びプレス装置まで移動させた
のち、プレス装置内に下型をセットする。
上型を交換する場合も、上述した下型交換時と同様の一
連の作業が繰返される。
(考案が解決しようとする課題) このように従来は、上型の脱着作業と下型の脱着作業が
別々に行われるため、作業能率が悪いといった問題があ
った。またハンドリフタのように人力で移動させる場
合、重量物である下型あるいは上型をリフタに保持した
状態で何度もリフタを移動させることは多大の労力を必
要とし、作業員に与える負担が大きかった。
従って本考案の目的は、上型と下型の交換を能率良く行
なえるような金型交換装置を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を果たすために開発された本考案装置は、車輪
を有する走行可能なベースフレームと、上記ベースフレ
ームに設けられた垂直方向の支柱フレームと、上記支柱
フレームに昇降自在に設けられかつ水平方向に延びるフ
ォークを備えている昇降体と、上記フォークに設けられ
かつ下型の吊り金具に係脱可能な吊りフックと、上記吊
りフックの上方に位置して上記フォーク上に設けられた
上型載置台とを具備している。
(作用) 本考案の金型交換装置を用いて下型と上型をプレス装置
から取出す場合、この金型交換装置をプレス装置に向か
って前進させて下型と上型との間にフォークを進入させ
る。そして下型に設けられている吊り金具にフォークの
吊りフックを引っ掛け、フォークを上昇させることによ
り、下型を吊上げるとともに、フォークに設けられてい
る上型載置台によって上型を若干持ち上げる。そしてフ
ォークの高さを維持した状態で、金型交換装置を後退さ
せる。こうすることにより、フォークに保持されている
下型と上型を、フォークと一緒にプレス装置内から同時
に取出すことができる。下型と上型をプレス装置に組込
む際には、上記と逆の手順を行う。
(実施例) 以下に本考案の一実施例について、第1図ないし第10図
を参照して説明する。
第4図に、冷間鍛造用のプレス装置1の一部が示されて
いる。このプレス装置1は、下型組立体2と、上型組立
体3とを備えている。上型組立体3は、図示しないプレ
ス駆動機構によって昇降駆動されるようになっている。
下型組立体2は、下型取付治具5と、下圧力板6と、ダ
イ等の下型7を備えて構成されている。下圧力板6は、
締付プレート8によって、下型取付治具5に固定されて
いる。下型7は、下圧力板6に設けられた凹部9に嵌合
し、クランプ手段の一例としてのボルト等を用いたクラ
ンプ機構10によって、下圧力板6に固定される。下型7
は、クランプ機構10を外すことにより下圧力板6の凹部
9から取出すことができる。図示例のクランプ機構10
は、ボルトを用いているが、ボルトの代りに油圧シリン
ダと、くさび部材等によって、下型7を固定する構造で
あってもよい。下型7の左右両側部に、水平方向に延び
る一対のアーム状の吊り金具11が設けられている。
上型組立体3は、上型取付治具15と、上圧力板16と、第
1の締付板17と、パンチ等の上型18と、調整リング19
と、第2の締付板20等を備えて構成されている。
第1の締付板17は、固定手段の一例としてのボルト等の
固定用部材21によって、上型取付治具15の下面側に固定
されるようになっている。しかもこの第1の締付板17
は、固定用部材21を緩めた時に、第6図等に示されるよ
うに、上型取付治具15との間にある程度の隙間22が生じ
るようになっている。すなわち第1の締付板17は、上下
方向にある程度のストローク範囲で昇降可能である。な
お、固定用部材21は、ボルトを用いる代りに、油圧シリ
ンダ等によって締付板17をクランプする機構が採用され
てもよい。
第5図に示されるように、第1の締付板17は、その平面
視において、おおむね馬蹄状をなしている。すなわちこ
の締付板17は、一端側(プレス装置1の前面側)に開口
部25を有する切欠き26を備えている。切欠き26の周縁
に、段差状の支持縁部27が設けられている。この切欠き
26に嵌合させられる第2の締付板20は、上記開口部25側
から支持縁部27の上に乗せるようにして水平方向に滑り
込ませることによって挿入され、切欠き26に嵌合した状
態で支持縁部27によって支持される。従って、切欠き26
の形状は第2の締付板20の形状に対応している。
第2の締付板20に、円形の孔28が設けられており、この
孔28に上型18が上方から挿入されている。上型18のサイ
ズは数種類あるから、上型18に応じたサイズの孔28があ
けられた締付板20を複数種類用意しておき、上型18のサ
イズに応じたものを選んで使用する。
下型7と上型18は、第1図および第2図に示される金型
交換装置40によって交換することができる。この金型交
換装置40は、既存の油圧式ハンドリフタを改造したもの
であり、車輪41,42を有するベースフレーム43と、この
ベースフレーム43の垂直方向に延びる支柱フレーム44
と、この支柱フレーム44に昇降自在に保持された昇降体
45と、この昇降体45を上昇させる油圧シリンダ46と、操
作レバー47と、バランスウエイト48等を備えて構成され
ている。
昇降体45は、前後方向に延びる左右一対のフォーク51を
有している。フォーク51の先端部近傍に、前方を向く左
右一対の吊りフック52が設けられている。吊りフック52
は、フォーク51の下面側に突出している。吊りフック52
は、前述した下型7の吊り金具11に引掛けることができ
る。
フォーク51の上面側に、第3図に示されるような型替治
具55が装着される。この型替治具55は、アングル材等を
利用した左右一対の上型載置台56と、これら上型載置台
56をつなぐ連結材57を備えている。上型載置台56の基部
に孔58が設けられている。この孔58は、フォーク51の上
面の所定位置に突設された位置決め用の突起59に嵌合す
るようになっている。連結材57の長手方向中央にも位置
決め用の突起60が設けられている。この突起60は、第2
の締付板20に設けられた孔61に嵌合するようになってい
る。上型載置台56,56間の距離Lは、切欠き26の幅Wよ
りも小さく、かつ上型18の外径よりも大きい。
上述した下型7と上型18は、以下に述べる手順により、
プレス装置1に対する脱着作業が行われる。
第4図に示されるように、下型組立体2に組付けられて
いる下型7と、上型組立体3に組付けられている上型18
を取出すには、クランプ機構10を外すとともに、第6図
に示されるように固定用部材21を緩めることにより、第
1の締付板17を若干降下させ、上型取付治具15と第1の
締付板17との間に隙間22をあける。
そして金型交換装置40をプレス装置1に向かって前進さ
せることにより、第9図に示されるようにフォーク51を
下型7と上型18との間に進入させ、吊りフック52が吊り
金具11に係合できる位置で停止させる。
そののち、第7図に示されるようにフォーク51を上昇さ
せることにより、吊りフック52を吊り金具11に引っ掛け
るとともに下型7を上昇させ、下型7を下圧力板6の凹
部9から取出す。
フォーク51を更に上昇させ、第8図に示されるように、
第2の締付板20の下面に上型載置台56の上面を突き当
て、第2の締付板20を持ち上げる。こうすることによ
り、第2の締付板20と一緒に調整リング19と上型18が上
昇し、第2の締付板20と調整リング19と上型18を一体に
取出すことができる状態となる。
この状態で、第10図に示される矢印R方向に金型交換装
置40を後退させると、フォーク51に吊下げられている下
型7と、フォーク51の上方に乗っている上型18を取出す
ことができる。取出された下型7と上型18は、この交換
装置40を使って所望の保管位置まで搬送される。その
後、新たな下型7と上型18が保持された交換装置40を、
上記とは逆方向に動かすことにより、型取出し時とは逆
の手順で、新たな下型7と上型18がプレス装置1内の所
定位置に組付けられ、下型7と上型18の交換作業が終了
する。
本実施例によれば、金型交換装置40のフォーク51を下型
7と上型18との間に進入させてフォーク51を上昇させる
だけの一動作で、下型7と上型18をフォーク51に保持さ
せることができる。そしてそのまま金型交換装置40を後
退させるだけで、下型7と上型18を一度に取出すことが
できるから、交換装置40を移動させる手間が1回です
み、下型7と上型18の交換作業を迅速に行なうことがで
きる。
[本考案の効果] 本考案の金型交換装置を使用すれば、プレス装置に対す
る下型と上型の脱着作業を能率良く行なうことができ、
金型交換に要する作業員の労力も軽減する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は金型交換装置
の側面図、第2図は金型交換装置の平面図、第3図は型
替治具の斜視図、第4図は冷間鍛造プレス装置の縦断面
図、第5図は上型と締付板を示す斜視図、第6図ないし
第8図はそれぞれ第4図に示されたプレス装置の金型交
換時の状態を工程順に示す縦断面図、第9図と第10図は
それぞれ金型交換時の状態を示すプレス装置と金型交換
装置の一部の側面図である。 1…プレス装置、2…下型組立体、3…上型組立体、7
…下型、11…吊り金具、17…第1の締付板、18…上型、
20…第2の締付板、21…固定用部材、25…開口部、26…
切欠き、40…金型交換装置、41,42…車輪、43…ベース
フレーム、44…支柱フレーム、45…昇降体、51…フォー
ク、52…吊りフック、55…型替治具、56…上型載置台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を有する走行可能なベースフレーム
    と、上記ベースフレームに設けられた垂直方向の支柱フ
    レームと、上記支柱フレームに昇降自在に設けられかつ
    水平方向に延びるフォークを備えている昇降体と、上記
    フォークに設けられかつ下型の吊り金具に係脱可能な吊
    りフックと、上記吊りフックの上方に位置して上記フォ
    ーク上に設けられた上型載置台とを具備したことを特徴
    とする金型交換装置。
JP8159690U 1990-07-31 1990-07-31 金型交換装置 Expired - Fee Related JPH0719624Y2 (ja)

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