JPH0711925Y2 - 折り畳み式鋸の柄 - Google Patents

折り畳み式鋸の柄

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JPH0711925Y2
JPH0711925Y2 JP1990118923U JP11892390U JPH0711925Y2 JP H0711925 Y2 JPH0711925 Y2 JP H0711925Y2 JP 1990118923 U JP1990118923 U JP 1990118923U JP 11892390 U JP11892390 U JP 11892390U JP H0711925 Y2 JPH0711925 Y2 JP H0711925Y2
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saw
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B33/00Sawing tools for saw mills, sawing machines, or sawing devices
    • B27B33/02Structural design of saw blades or saw teeth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25GHANDLES FOR HAND IMPLEMENTS
    • B25G1/00Handle constructions
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、両側板間に鋸刃を支軸により、折り畳み可能
に回動自在に軸支させるようにした折り畳み式鋸におい
て、鋸に握って持ちやすいように取付けられる棒状の部
分つまり、鋸の柄に関するものである。
(従来の技術) 一般に、鋸の柄として、木材や合成樹脂等の材質の堅い
ものを使用することは、手指が柄に馴れ染め難いため
に、強力な力で握持をしないと柄が手から抜け出しかね
ず、手指の疲労度合いが極めて甚しい、このことは、長
時間の切断作業に適さないことは、尚更である。
一方、柄全体をゴム等の比較的柔らかな弾性体で被覆す
るものでは、ある程度手指が柄に馴れ染めるよう材質に
十分な配慮を行なっても、鋸挽き時における柄の方向性
が一定せず、切断作業に支障をきたす。
以上のような実情に鑑みて、実公平1−41577号公報で
示されるごとく、柄の握り部の左,右両側面に滑り防止
用の弾性体を装設し、鋸の柄に軟質部と硬質部とを形成
したものが提供されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、鋸の柄は通常、握り易さや切断作業の便
宜上、その断面が左,右両方向よりも上,下方向の方が
厚くなっているため、実際鋸の柄を握持した場合、手指
が強く密着する上下面が堅い材質でできていると、両側
面に弾性体を装設しても有効に手指が馴れ染むことがで
きず、使用時の手指の疲労を軽減することができない欠
点がある。
また、仮に鋸の柄の上,下面に弾性体を装設することを
想到することができたとしても折り畳み鋸の柄には、鋸
刃の収容溝が設けられているため、特に鋸の柄の下面や
鋸刃収容溝を弾性体で形成することが困難となる問題が
ある。
本考案は、かかる課題を解消した折り畳み式鋸の柄を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る折り畳み式鋸の柄は、両側板間に鋸刃3を
支軸5により、折り畳み可能に回動自在に軸支させると
共に握る手に対して硬質部6ととが設けられ、かつ断面
が左,右方向よりも上,下方向の方が厚く形成された鋸
の柄において、柄1の上,下面に滑り防止用の弾性体で
なる軟質部7が形成されていると共に柄1の左,右両側
面に、少なくとも柄1の方向性が確保しうる程度の必要
な硬質部6が形成されていることを特徴とするものであ
る。
なお、ここにいう弾性体とはゴム、スポンジ又は軟質の
合成樹脂等のごとく、力を加えたときの形や大きさの歪
みが、力がゆるめると共に戻る性質を持つ素材をいう。
(作用) しかして、今、各種の被切断物を切断するに際しては、
第1図〜第2図に示すごとく、鋸刃3を鋸刃収容溝2か
ら引き出して、柄1を握持しつつ被切断物を挽き切るの
であるが、この場合、鋸の柄の断面において、上,下面
における軟質部7が手指に馴れ染んで強く密着すると共
に左、右両側面には手指が軽く添う程度に接触する。
そして、鋸挽き作業中は、左右両側面の硬質部6によっ
て、柄1の方向性が一定になるよう確保され、換言すれ
ば、鋸刃3と柄1の進退方向が一致するため円滑な切断
作業を行ないうる。
(考案の効果) 本考案に係る折り畳み式鋸の柄は、前述のごとき構成、
作用を有するから、次のごとき効果を奏する。
鋸の柄を握持した場合、軟質部を形成した上,下面に手
指が強く密着して手指が馴れ染むので、使用時における
手指の疲労を有効に軽減することができると共に手指等
の滑りを有効に防止することができる。
また、鋸の柄の左,右両側面には硬質部が形成されてい
るので、従来の柄全体を軟質部で被覆した場合における
鋸挽き時の柄の方向性を一定に保つことができ、良好か
つ円滑な切断作業を図ることができる。
更に、折り畳み式鋸の鋸刃収容溝を軟質の弾性体で形成
することができるので、鋸刃収容溝内に鋸刃が入ったと
きの抜け止め機能を有効に発揮することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
1は折り畳み式鋸の柄で、この柄1は二つ割りで、かつ
鋸刃収容溝2が形成されるような両側板からなり、支軸
5によって鋸刃3を柄1に回動自在に枢着せしめると共
に前記鋸刃収容溝2に鋸刃3が収容しうるようになす。
前記柄1(両側板基材)の上部で、柄1の長手方向に沿
い柄1の握り部の中央部に蟻溝8が凹設されており、こ
の蟻溝8にゴム、スポンジ、又は合成樹脂等の滑り防止
用の弾性体からなる軟質部7が埋め込まれる。勿論、蟻
溝8を設けずに柄1の上面に弾性体を接着剤で固着する
ようにしてもよい。
また、前記両側板基材そのものは、それ自体硬質部6に
なっており、第3図に示すごとく、それぞれ左,右両側
面において、柄1の長手方向に沿い,その中腹部から下
側が一定深さの凹部9が形成されるよう低くなってい
る。換言すれば、鋸刃収容溝2を挟む左,右両側板中腹
部から柄1の下面を回り込んで鋸刃収容機2の内面に至
るまで、凹部9が形成される。そして、この凹部9に
は、ゴムあるいは軟質の合成樹脂等よりなる滑り防止用
の弾性体が、硬質部6の表面から突出しない程度に柄1
の長さ方向及び高さ方向に適当間隔を存して穿設された
連通孔10によって流し込まれる。
このように、本実施例においては、連通孔10の利用によ
り柄1の下部における軟質部7の形成を行なうから、鋸
刃収容溝2の内面や入口等の狭隘部分から尖った部分に
おける弾性体の被覆を難なく行なうことができ、特に柄
の中腹部より下部の限られた部分における軟質部7の形
成を容易に行なうことができ、しかもその柄の軟質部7
は両側板基材から剥離しにくいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る折り畳み式鋸の柄の一実施例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は第
1図の矢印III−III方向から見た縦断側面図ある。 1:柄、2:鋸刃収容溝、3:鋸刃、5:支軸、6:硬質部、7:軟
質部、8:蟻溝、9:凹部、10:連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側板間に鋸刃3を支軸5により、折り畳
    み可能に回動自在に軸支させると共に握る手に対して硬
    質部6と軟質部7とが設けられ、かつ断面が左,右方向
    よりも上,下方向の方が厚く形成された鋸の柄におい
    て、柄1の上,下面に滑り防止用の弾性体でなる軟質部
    7が形成されていると共に柄1の左,右両側面に、少な
    くとも柄1の方向性が確保しうる程度の必要な硬質部6
    が形成されていることを特徴とする折り畳み式鋸の柄。
JP1990118923U 1990-11-14 1990-11-14 折り畳み式鋸の柄 Expired - Fee Related JPH0711925Y2 (ja)

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JP1990118923U JPH0711925Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 折り畳み式鋸の柄
KR2019910015698U KR950002171Y1 (ko) 1990-11-14 1991-09-24 절첩식 톱자루

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JP1990118923U JPH0711925Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 折り畳み式鋸の柄

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Publication Number Publication Date
JPH0476404U JPH0476404U (ja) 1992-07-03
JPH0711925Y2 true JPH0711925Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=14748540

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JP (1) JPH0711925Y2 (ja)
KR (1) KR950002171Y1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154500U (ja) * 1978-04-20 1979-10-26
JPS6045679U (ja) * 1983-09-05 1985-03-30 宮脇 卯一 鋸の柄

Also Published As

Publication number Publication date
KR920009130U (ko) 1992-06-16
JPH0476404U (ja) 1992-07-03
KR950002171Y1 (ko) 1995-03-29

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