JP2003211404A - 丸 鋸 - Google Patents

丸 鋸

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JP2003211404A
JP2003211404A JP2002014060A JP2002014060A JP2003211404A JP 2003211404 A JP2003211404 A JP 2003211404A JP 2002014060 A JP2002014060 A JP 2002014060A JP 2002014060 A JP2002014060 A JP 2002014060A JP 2003211404 A JP2003211404 A JP 2003211404A
Authority
JP
Japan
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handle
grip
circular saw
housing
cover
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2002014060A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kakimoto
和宏 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸鋸のハンドルを把持しやすくする。 【解決手段】 刃物(6)を回転駆動するモータを収納
するハウジング(7)の胴体部(7a)に突設されたハ
ンドル部(7b)と、該ハンドル部(7b)の略鏡像体
として形成された該ハンドル部(7b)に取り付けられ
るハンドルカバー(8)とを有するハンドル(9)を備
えた丸鋸において、上記ハンドル(9)の外方側と内方
側に、該ハンドル(9)より軟質の外グリップ(12)
と内グリップ(13)が取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルにグリッ
プを取り付けた丸鋸に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−309001は、ハンド
ルに軟質のグリップを備えた丸鋸について開示し、特開
2000−343454は、ハンドルにエラストマー製
のグリップが取り付けられた電動ドライバについて開示
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に丸鋸の重心はハ
ンドルから離れた位置にあるため、特に丸鋸本体に対し
横向きで作業をする時等はハンドルに過大な負荷が掛か
り、特開2000−309001の丸鋸のように手の平
側のみにソフトグリップを施したハンドルでは安定して
保持しにくい。特開2000−343454の電動ドラ
イバのハンドルは手の平側と指先側とにグリップを有す
るが、これらのグリップはハウジングおよびハンドルカ
バーと同時成形したものであるから、ソフトグリップ部
分が痛んだ場合は、ハンドルひいてはハウジングそのも
のを交換する必要があるため、費用が高額になるばかり
でなく交換作業が煩わしい。
【0004】本発明はこのような問題点を解決すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、刃物(6)を回転駆動する
モータを収納するハウジング(7)の胴体部(7a)に
突設されたハンドル部(7b)と、該ハンドル部(7
b)の略鏡像体として形成された該ハンドル部(7b)
に取り付けられるハンドルカバー(8)とを有するハン
ドル(9)を備えた丸鋸において、上記ハンドル(9)
の外方側と内方側に、該ハンドル(9)より軟質の外グ
リップ(12)と内グリップ(13)が取り付けられた
丸鋸を採用する。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の丸鋸において、外グリップ(12)と内グリップ
(13)は各々単独でハンドル(9)から分離可能であ
る丸鋸を採用する。
【0007】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2に記載の丸鋸において、外グリップ(12)
よりも内グリップ(13)の方が硬度が高くなるように
内外のグリップ(13,12)が形成された丸鋸を採用
する。
【0008】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の丸鋸において、外グリッ
プ(12)と内グリップ(13)の両方又は一方が、ハ
ンドル部(7b)とハンドルカバー(8)との間に挟み
込まれることによりハンドル(9)に固定された丸鋸を
採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1に示すように、この丸鋸は、ハウジン
グ7と、定盤であるベース1とを具備する。
【0011】ハウジング7は、図示しない横置きされる
モータやモータ出力をスピンドルに伝達する伝動装置等
を内蔵する。スピンドルはハウジング7の側面から突出
し、その先端に刃物である丸鋸刃6が固定される。この
丸鋸刃6の略上半分を覆う固定カバー4がハウジング7
に固定されハウジング7と一体化される。また、丸鋸刃
6の略下半分を覆う可動カバー5がハウジング7のスピ
ンドルを軸支する箇所の回りで回動可能に支持される。
可動カバー5は、図示しない木材等のワークの切削の進
行に伴い可動カバー5の先端がワークに押されることに
より、固定カバー4の内方へと回転する。
【0012】ベース1は丸鋸による鋸挽きの際にワーク
上をスライドする長方形の板であり、丸鋸刃6、可動カ
バー5等を通す図示しない穴が形成されている。上記ハ
ウジング7は、丸鋸刃6をベース1に対して垂直位置か
ら斜めに傾斜させることでワークの切断面をワーク表面
に対し傾斜させるための傾斜角度調整機能と、丸鋸刃6
をベース1の下方に突出させる量を加減するための切込
み深さ調整機能とを有する丸鋸刃位置調整装置を介して
ベース1に連結される。丸鋸刃位置調整装置は公知であ
るから詳しい説明は省略する。
【0013】図1乃至図4に示すように、ハウジング7
の上部にはハンドル9が設けられる。
【0014】ハンドル9は、ハウジング7の胴体部7a
に突設されたハンドル部7bと、ハンドル部7bの略鏡
像体として形成されたハンドル部7bに取り付けられる
ハンドルカバー8とを有する。
【0015】ハンドル部7bは、ハウジング7と一体的
に形成され、ハウジング7のモータを収納する胴体部7
aからループ状に突出する。ハンドル部7bは、ハンド
ル9を上記スピンドルに垂直な面で半裁したもののうち
の略片半分を形成する。
【0016】ハンドルカバー8は、上記ハンドル9を半
裁したものの他の片半分を構成し、一方の半裁部分であ
るハンドル部7bの略鏡像形状となっている。このハン
ドルカバー8は図示しない取付ネジによりハンドル部7
bに固定され、ハンドル部7bと共に丸鋸のハンドル9
を構成する。
【0017】図1及び図4に示すように、上記ハンドル
9のループの外方側と内方側には、外グリップ12と内
グリップ13が取り付けられる。外グリップ12はハン
ドル9における作業者が手の平を添える箇所に取り付け
られ、内グリップ13は作業者が指先を添える箇所に取
り付けられる。
【0018】外グリップ12は、図2に示すように、ハ
ンドル9における手の平が添えられる外側の箇所を覆う
ように、かつハンドル部7bとハンドルカバー8との接
合縁を覆うように伸びており、前後二箇所で取付ネジ1
1によりハンドル9上に固定される。図3に示すよう
に、ハンドル9の内部には各取付ネジ11に対応してナ
ット10が収納され、各ナット10がハンドル部7bと
ハンドルカバー8とで挟み込まれ、ハンドルカバー8が
ハンドル部7bに当てられ連結されると同時にハンドル
9内に固定される。外グリップ12を貫通する取付ネジ
11がこのナット10に螺合することにより外グリップ
12はハンドル9の外側に固定される。また、このよう
に外グリップ12はハンドル9とは別体に形成され、取
付ネジ11によりハンドル9に固定されるので、単独で
ハンドル9から分離可能であり、他の新しい外グリップ
と容易に交換可能である。
【0019】この外グリップ12は、手の平に馴染むよ
うにハンドル9の構成材より軟質の樹脂、ゴム等で形成
される。このように手の平側にハウジング7よりも軟質
なグリップが設けられることにより、長時間の作業でも
疲れにくくなる。また、丸鋸本体に対し横向きになって
作業をする場合のようにハンドル9に過大な負荷が掛か
る場合でも、作業者はハンドル9を確実に把持すること
ができ、丸鋸本体を安定して保持することができる。
【0020】内グリップ13は、ハンドル9における作
業者の指先が添えられる内側の箇所を覆うように、かつ
ハンドル部7bとハンドルカバー8との接合縁を覆うよ
うに伸びており、ハンドル部7bとハンドルカバー8と
の間に挟み込まれることによりハンドル9に固定され
る。図4に示すように、内グリップ13の両側縁には凹
部である溝14が形成され、ハンドル部7bおよびハン
ドルカバー8には凸部である突条15が形成され、ハン
ドル部7bとハンドルカバー8との結合と同時に突条1
5が溝14内に嵌り込む。これにより、内グリップ13
はハンドル9に固定される。このように内グリップ13
はハンドル9とは別体に形成され、凹凸部の係合により
ハンドル9に固定されるので、ハンドル9を分解するこ
とによりハンドル9から分離可能であり、他の新しい内
グリップと容易に交換可能である。なお、内グリップ1
3も外グリップ12と同様に取付ネジでハンドル9に固
定するようにしてもよく、また、外グリップ12を内グ
リップ13と同様に凹凸部により固定するようにしても
よい。
【0021】内グリップ13は、外グリップ12と同様
に指先に馴染むようにハンドル9より軟質の樹脂、ゴム
等で形成される。このようにハンドル9の指先側にハウ
ジング7の構成材よりも軟質な内グリップ13が設けら
れることにより、長時間の作業でも疲れにくくなる。ま
た、丸鋸本体に対し横向きになって作業をする場合のよ
うにハンドル9に過大な負荷が掛かる場合でも、作業者
はハンドル9を確実に把持することができ、丸鋸本体を
安定して保持することができる。
【0022】この内グリップ13は望ましくはその硬度
が外グリップ12の硬度よりも高くなるように形成され
る。具体的には内グリップ13は外グリップ12の形成
に用いられるゴムよりも硬度が高いゴムにより形成され
る。これにより、内グリップ13上での指先の滑りがよ
り効果的に防止される。また、内グリップ13の耐久性
が高まる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、刃物を回
転駆動するモータを収納するハウジングの胴体部に突設
されたハンドル部と、該ハンドル部の略鏡像体として形
成された該ハンドル部に取り付けられるハンドルカバー
とを有するハンドルを備えた丸鋸において、上記ハンド
ルの外方側と内方側に、該ハンドルより軟質の外グリッ
プと内グリップが取り付けられたことから、長時間の作
業でも疲れにくく、且つ丸鋸本体に対し横向きで作業す
る場合等ハンドルに過大な負荷が掛かる場合でも、安定
して丸鋸本体を保持することができる。
【0024】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
記載の丸鋸において、外グリップと内グリップは各々単
独でハンドルから分離可能であることから、グリップが
傷んだ場合、グリップのみを単独で交換することができ
るため、結果として丸鋸本体の良質な状態を安価に長期
間維持することができる。
【0025】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載の丸鋸において、外グリップよりも内
グリップの方が硬度が高くなるように内外のグリップが
形成されたことから、ハンドルの手の平が当たる箇所で
は衝撃を吸収しやすくして作業者の疲労を軽減すること
ができ、指先が当たる箇所では滑り止め効果を高めると
共に耐久性を高めることができる。
【0026】請求項4に係る発明によれば、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の丸鋸において、外グリッ
プと内グリップの両方又は一方が、ハンドル部とハンド
ルカバーとの間に挟み込まれることによりハンドルに固
定されたことから、部品点数が削減され、さらには省ス
ペース化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸鋸の正面図である。
【図2】図1中、II矢視図である。
【図3】図1中、III部分の拡大図である。
【図4】図1中、IV−IV線矢視断面図である。
【符号の説明】
6…丸鋸刃 7…ハウジング 7a…胴体部 7b…ハンドル部 8…ハンドルカバー 9…ハンドル 12…外グリップ 13…内グリップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃物を回転駆動するモータを収納するハ
    ウジングの胴体部に突設されたハンドル部と、該ハンド
    ル部の略鏡像体として形成された該ハンドル部に取り付
    けられるハンドルカバーとを有するハンドルを備えた丸
    鋸において、上記ハンドルの外方側と内方側に、該ハン
    ドルより軟質の外グリップと内グリップが取り付けられ
    たことを特徴とする丸鋸。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の丸鋸において、外グリ
    ップと内グリップは各々単独でハンドルから分離可能で
    あることを特徴とする丸鋸。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の丸鋸にお
    いて、外グリップよりも内グリップの方が硬度が高くな
    るように内外のグリップが形成されたことを特徴とする
    丸鋸。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の丸鋸において、外グリップと内グリップの両方又は一
    方が、ハンドル部とハンドルカバーとの間に挟み込まれ
    ることによりハンドルに固定されたことを特徴とする丸
    鋸。
JP2002014060A 2002-01-23 2002-01-23 丸 鋸 Abandoned JP2003211404A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220632A (ja) * 2009-02-27 2010-10-07 Makita Corp ハンディクリーナ
EP2215947B1 (en) * 2009-02-03 2016-08-10 Makita Corporation Hand-held vacuum cleaner

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EP2215947B1 (en) * 2009-02-03 2016-08-10 Makita Corporation Hand-held vacuum cleaner
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