JPS6232526Y2 - - Google Patents

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JPS6232526Y2
JPS6232526Y2 JP9938684U JP9938684U JPS6232526Y2 JP S6232526 Y2 JPS6232526 Y2 JP S6232526Y2 JP 9938684 U JP9938684 U JP 9938684U JP 9938684 U JP9938684 U JP 9938684U JP S6232526 Y2 JPS6232526 Y2 JP S6232526Y2
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JP
Japan
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plate
cutter
edge
guide
sheet
Prior art date
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JP9938684U
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English (en)
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JPS6114971U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6114971U publication Critical patent/JPS6114971U/ja
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Publication of JPS6232526Y2 publication Critical patent/JPS6232526Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、シート状物のトリミングガイドに関
するものである。
(2) 従来技術 壁紙、壁クロスの如き壁装シートや襖紙、或い
はクツシヨンバツクカーペの如き薄物のインテリ
ア床材などのシート状物を施工する場合、一般に
地ベラと称されるトリミングガイドが使用され
る。このトリミングガイドは、前縁の直線的な硬
質プレートの後方部に縦・斜め、或いは横向きの
グリツプを取付けたもので、主として、プレート
を横移動させながらその前縁でシート状物のコー
ナを押え込むいわゆる形付け作業や、前縁をカツ
ターの走行ガイドとして形付けしたシートの余縁
を切り落すトリミング作業に用いられている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、従来のトリミングガイドは、単純な
形状の平面プレートにグリツプを付けただけであ
つたので、ガイドを横移動させるときの滑り性が
悪く、そのため、作業能率が低下し、シート状物
を傷付けることもあつた。
また、トリミング作業では、片手でガイドを操
作し、他方の手でカツタを操作する必要があり、
このように両手が塞がるため足場の悪い高所等に
おいては作業がし辛くなるほか、作業のし易し場
所でも両手には利手とそうでない手があることか
ら、ガイドとカツタを同時走行させると云つた効
率の良い動作を採り難い欠点があつた。
さらに、プレートの直線的な前縁は曲面に対し
ては密着しないため、ガイドを丸味のあるコーナ
部の形付けやトリミングに使用することが不可能
であつた。
本考案は、上述の欠点及び不都合を解消するこ
とのできるトリミングガイドを提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的達成のため、本考案はガイドプレー
トに、前縁の前方に突出させるカツタの切刃がプ
レートの一面にほゞ密着して沿うようプレートの
一面に沿わせたカツタの本体の一部を適合して受
け入れる開口を設け、この開口部に取付けたカツ
タをガイドと共に走行させることによつて従来両
手を使う必要のあつたトリミング作業を片手で行
えるようにしている。
また、プレートの進行方向前方のコーナ部近辺
に、プレートの前縁の延長線上に位置する回転円
板を、プレートに対し一方向に変位可能に連結し
た支軸で支持して、かつ弾機により無負荷時にそ
の円板の周縁の一部がプレートの前縁よりも前方
に突出するよう前向きに付勢して設け、これによ
つて、ガイドの滑り性の悪さの問題を解決し、同
時にガイドの用途を広めている。
なお、本考案の作用・効果は後に明らかにす
る。
〔実施例〕
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を説明
する。
第1図及び第3図に示すトリミングガイド1
は、前縁2を直線状にしたプレート3がステンレ
ス鋼等によつて形成され、そのプレートの後縁部
にグリツプ4を取付けてある。このグリツプ4
は、図のように前縁と平行な横向きのほか前縁に
直角な縦向き或いは斜めに取付けてもよい。な
お、ここまでの構成は従来のトリミングガイドと
全く変わらず、本考案の特徴をなす部分は以下の
点にある。
即ち、プレート3には、前方の切刃を前縁2に
近づけ、本体の後方部をグリツプ4に近づけてプ
レートの一面に沿わせるカツタAの本体の一部を
適合して受け入れる開口5が設けられている。こ
の開口は、一般的カツタの場合、切刃aと本体b
の側面との間に段差があるのでその段差を吸収し
て切刃aをプレート3の一面に密着させ、トリミ
ング寸法の誤差を無くすと共に、カツタ本体の背
面に係合する開口の内周面5aを介してカツタに
プレートの移動力を伝達するために設けたもの
で、その位置は、カツタの切刃をプレートの前縁
の途中から突出させるところにあつてもよい。但
し、図のように、切刃aがプレートの進行方向後
方部のコーナ近辺から突出する位置にあるとシー
ト状物B(第3図)を切断する前により確実に押
え込むことができる。また、切刃が前縁の途中か
ら突出すると、プレート3の進行方向前方に障害
物がある場合、プレートのコーナ縁がその障害物
に当つて最後迄シート状物を切ることができない
が、切刃が図示の位置に突出すると、カツタをプ
レートの他面側に着け変えてガイドを逆向きに走
行させることによつて上述の切残し部も支障なく
トリミングできる。
さらに、開口5の中心軸を図のように傾斜させ
カツタの切刃を切込角が小となる向きに突出させ
れば切断抵抗も小さくなる。
次に上記プレート3の進行方向前方のコーナ部
には切り欠き凹部6が形成されている。また、プ
レート3の前縁の近傍には一端部のピボツト軸7
を中心にして揺動するリンク8がその一端を切欠
き凹部6内に臨ませて前縁2とほゞ平行に設けら
れている。このリンク8はプレートの他面側にも
存在し、その対の平行リンクの他端側は両リンク
間に横架した支軸9によつて連結されている。
一方、切欠き凹部6内には、一部が対のリンク
8間に挿入されて支軸9を中心に回転する円板1
0をプレートの前縁の延長線上に位置させて設け
てある。また、プレートの途中には、リンク8と
ほゞ直角に交差するスリツト11を設け、その中
に一端がプレートに支持され、他端がリンク7に
支持されるスプリング12を圧縮して取付けてあ
る。このため、回転円板10は、プレート3に当
接して動きが阻止される迄前向きに押され、その
周縁の一部がプレートの前縁2よりも前方に突出
している。
なお、図の符号13はカツタAの動きを防止す
るため、プレート3の両面に対応して設けたスト
ツパであるが、このストツパは省略してよい。
また、開口5の形状は、カツタの形状に合わせ
て任意に定めればよく、図示の形に限定されな
い。但し、一般的なカツタの切刃には刃先角が付
されており、そのため、カツタの切刃の一面をプ
レート3の一面に平行に沿わせると刃先が前縁2
から極く僅かに離れ、それが原因でカツタをシー
ト状物に切込ませて走行させる際に剛性の低い切
刃であるとその刃が捩れて切断位置に若干のずれ
を生じることが考えられるので、第2図を見てわ
かるように、カツタ本体bの正面b′側は全体を受
け入れ、背面b″側は後方部において正面側より
も次第に広くなる面で支持する形状としておくの
が望ましい。このようにカツタ本体の正面側と背
面側でプレートによる支持面積を変化させると、
カツタがプレートの中心軸に対して僅かに傾む
き、刃先がプレート前縁2のエツヂ部に密着する
ので切刃の捩れの心配がない。
さらに、プレートの開口部にセツトしたカツタ
Aは、グリツプ4を掴んだ手の余つた指で軽く押
さえてやれば抜け止めされるが、セツトしたカツ
タを指で押さえずに済むように、プレートの前縁
から離れた個所に適当なクランプを設けてもよ
い。
また、第4図に示すように、プレート3にねじ
軸14を固定し、その軸に螺合したナツト15で
スプリング12の一端を支持するとスプリングの
セツト荷重の調整が可能になる。このセツト荷重
は、ナツトをプレート3に固定し、そのナツトに
螺合したねじ軸でスプリングの一端を支持する場
合或いはナツトとねじ軸を揺動リンク側に設けた
場合にも可変とすることができる。
さらに、回転円板10は、前縁2とほゞ直角な
長孔を有する支持部材をプレート3の両面に対向
して固定し、さらに両支持部材の長孔間にスプリ
ングによつて直接前向きに付勢される支軸をかけ
渡してこの支軸で支持する等公知の他の技術を採
用して支持してもよい。要は、円板10が前縁と
直角な方向に変位自在にプレートに連結され、か
つ弾機によつて前向きに付勢されていればよい。
そのほか、円板10は、プレートに切欠き凹部
を付けずにそのプレートの進行方向前方に配置し
てもよい。但し、このときには回転円板を図のよ
うに直接プレートに係合させることができないの
で、間接的に円板に係合して円板の過剰突出を無
くすストツパを設ける必要がある。
〔作用・効果〕
以上の構成とした本考案のトリミングガイド
は、開口5の部分にシート状物Bの余縁側からカ
ツタAを挿入して装着した後定められた方向に走
行させるとシート状物のコーナがプレートの前縁
2に押圧されて順次形付けされ、引き続いてプレ
ートと同時走行するカツタのプレートにほゞ密着
した切刃aによりシートの余縁が切り落とされ
る。
また、シートの形付けを行う場合、或いは同時
トリミングを行う場合のいずれにおいても進行方
向前方の円板が回転しながら移動するので、表面
の平滑なシート状物は勿論、凹凸の有るシート状
物のコーナ押さえやトリミングに使用しても円滑
な走行が保証される。
さらに、円板のみをシート状物に押し当てれば
曲面部であつてもコーナ押えができるし、さら
に、第1図に示すように円板の一面にカツタAの
切刃を沿わせ、このカツタとグリツプ4を片手で
つかんで同時に走行させれば同様の曲面部のトリ
ミングも可能になる。
そのほか、スプリングの付勢力に勝る力を加え
てプレート3をコーナ部に押し当てると、円板1
0がグリツプ側に変位してプレートの前縁2がコ
ーナ部に密着するので、プレートの前縁をカツタ
ーガイドとして使用することもでき、このように
用途が広まり、かつ作業能率の向上に大きく寄与
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のトリミングガイドの一例を
示す傾斜図、第2図はその正面図、第3図は使用
状態の端面図、第4図は、スプリング取付部の変
形例を示す正面図である。 1……トリミングガイド、2……前縁、3……
プレート、4……グリツプ、5……開口、8……
揺動リンク、9……支軸、10……回転円板、1
2……スプリング、14……ねじ軸、15……ナ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前縁の直線的な硬質プレートの後方部にグリ
    ツプを取付けたシート状物のトリミングガイド
    において、上記プレートに、前縁の前方に突出
    させるカツタの切刃がプレートの一面にほゞ密
    着して沿うようカツタ本体の一部を適合して受
    け入れる開口を設け、さらに、上記プレートの
    進行方向前方のコーナ部近辺に、プレートの前
    縁の延長線上に位置する回転円板を、プレート
    に対し一方向に変位可能に連結した支軸で支持
    して、かつ、弾機により無負荷時にその円板の
    周縁の一部がプレートの前縁よりも前方に突出
    するよう前向きに付勢して設けたことを特徴と
    するシート状物のトリミングガイド。 (2) 上記開口がカツタの切刃をプレートの進行方
    向後方のコーナ部近辺より突出させる位置にあ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のシート状物のトリミングガイド。
JP9938684U 1984-06-29 1984-06-29 シ−ト状物のトリミングガイド Granted JPS6114971U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9938684U JPS6114971U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 シ−ト状物のトリミングガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9938684U JPS6114971U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 シ−ト状物のトリミングガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6114971U JPS6114971U (ja) 1986-01-28
JPS6232526Y2 true JPS6232526Y2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=30658891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9938684U Granted JPS6114971U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 シ−ト状物のトリミングガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6114971U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206859B1 (ja) * 2016-11-21 2017-10-04 桜田 昌弘 シート加工用カッター及びシートの加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206859B1 (ja) * 2016-11-21 2017-10-04 桜田 昌弘 シート加工用カッター及びシートの加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6114971U (ja) 1986-01-28

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