JPH055871Y2 - - Google Patents

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JPH055871Y2
JPH055871Y2 JP1989013226U JP1322689U JPH055871Y2 JP H055871 Y2 JPH055871 Y2 JP H055871Y2 JP 1989013226 U JP1989013226 U JP 1989013226U JP 1322689 U JP1322689 U JP 1322689U JP H055871 Y2 JPH055871 Y2 JP H055871Y2
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JP
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blade
movable
fixed
edge
blades
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JP1989013226U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は刈込機に用いると好適な相互に摺動す
る固定刃と可動刃を備えた刈込機の刃に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、この種の刈込機の刃は、固定板の側部
に長手方向に亘つて多数の突設した固定刃と、固
定板上面上にて固定板の長手方向に沿つて摺動自
在な可動板の側部に長手方向に沿つて多数の突設
した可動刃とを備えている。
そして、第4図に示すごとく、平面視における
相対向する固定刃21及び可動刃22のいずれも
は、左、右両端縁部が対称的で、換言すれば、一
方の刃の押すときに切る端縁部と他の刃の反対側
端縁部とのなす角度が、同じ刃の引くときに切る
端縁部と他の刃の反対側端縁部とのなす角度に同
一になるように形成されていた。
(考案が解決しようとする課題) したがつて、可動板を引くときに比べ、押すと
きには負荷抵抗によつて可動板を押すときに被切
断物から受ける反作用としての押圧力により、可
動板が撓むのでモーターからの力が被切断材に伝
達されにくいという問題があつた。一方、前述し
た負荷抵抗を少なくして円滑な動きを確保せんと
するために各刃材間のクリアランスを大きくとる
ことも試みられたが、これも切断機能を悪くする
等の不都合な事態が生じ、更に前記可動板の撓み
を除去すべく刃材の厚さを大きくすることは重量
が増すとともに材料コストも上がる等の好ましか
らぬ事態を生じた。
本考案は、かかる欠点を解消することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る刈込機の刃は、固定板の側部に長
手方向に亘つて多数の固定刃を突設し、固定板上
面上にて固定板の長手方向に沿つて摺動自在な可
動板の側部に長手方向に亘つて多数の可動刃を突
設した刈込機の刃であつて、平面視における相対
向する固定刃又は可動刃のどちらか一方の刃の押
すときに切る端縁部と他の刃の反対側端縁部との
なす角度が、同じ刃の引くときに切る端縁部と他
の刃の反対側端縁部とのなす角度よりも大きくな
るように構成したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の刈込機の刃によるときは、以上のよう
に構成されているから、被切断物から受ける反作
用としての押圧力がかかることによつて、該可動
板に与えられる負荷抵抗を減少させることができ
る。
(考案の効果) 以上説明したごとく、本考案によるときは、被
切断物から受ける反作用としての押圧力がかかる
ことによつて、該可動板に与えられる負荷抵抗を
減少させることができるので、可動板が撓もうと
するのが未然に防止あるいは軽減され、モーター
等の駆動源からの力が確実に伝達される。
また、前述したごとく、可動板の撓みを少なく
することができるので、刈込機の切断機能を何ら
低下させることなく可動板の厚みを薄くすること
が可能となり、材料コストの低下及び刈込機全体
の軽量化を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
固定板1は刈込機本体2の前部に固設されてい
て、その両側に固定刃3が多数一定間隔で突設し
てある。可動板4の両側には長手方向に亘つて一
定間隔で可動刃5が多数突設してあり、可動板4
は固定板1上面上にて固定板1に沿つて長手方向
(第2図1−1′方向)に往復摺動自在に配されて
いて、刈込機本体2に内蔵したモーターで往復駆
動される。
そして、本考案における刈込機の刃は次のよう
に構成されている。即ち、第3図において、固定
刃3の左、右両端縁部を対称的にし、可動刃5の
左、右両端縁部を異ならしめたものである。換言
すれば、平面視における相対向する可動刃5の押
すとき(1の方向に動かせるとき)に切る端縁部
5aと他の刃即ち固定刃3の反対側端縁部3bと
のなす角度Aが、同じ可動刃5の引くとき(1′
の方向に動かせるとき)に切る端縁部5bと他の
刃即ち固定刃3の反対側端縁部3aとのなす角度
Bよりも大きくなるように構成されている。
以上は本考案の一実施例を示したもので、本考
案は考案の要旨を逸脱しない範囲において種々設
計変更可能である。例えば、前記実施例において
固定刃3の左、右両端縁部を対称的にし、可動刃
5の左、右両端縁部を異ならしめたが、これを逆
にして可動刃5の左、右両端縁部を対称的にし、
固定刃3の左、右両端縁部を異ならしめたり、ま
た固定刃3と可動刃5の両方ともに左、右両端縁
部を異ならしめることもできることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は本考案に係る刈込機の刃を備えた刈
込機全体の斜視図、第2図は刈込機の刃の拡大
図、第3図は固定刃と可動刃の部分の拡大平面
図、第4図は従来における第3図相当の図面であ
る。 1……固定板、2……刈込機本体、3……固定
刃、4……可動板、5……可動刃、3a,3b…
…固定刃端縁部、5a,5b……可動刃端縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定板の側部に長手方向に亘つて多数の固定刃
    を突設し、固定板上面上にて固定板の長手方向に
    沿つて摺動自在な可動板の側部に長手方向に亘つ
    て多数の可動刃を突設した刈込機の刃であつて、
    平面視における相対向する固定刃又は可動刃のど
    ちらか一方の刃の押すときに切る端縁部と他の刃
    の反対側端縁部とのなす角度が、同じ刃の引くと
    きに切る端縁部と他の刃の反対側端縁部とのなす
    角度よりも大きくなるように構成したことを特徴
    とする刈込機の刃。
JP1989013226U 1989-02-07 1989-02-07 Expired - Lifetime JPH055871Y2 (ja)

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JP1989013226U JPH055871Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07

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JPH02105328U JPH02105328U (ja) 1990-08-22
JPH055871Y2 true JPH055871Y2 (ja) 1993-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02105328U (ja) 1990-08-22

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