JP6206859B1 - シート加工用カッター及びシートの加工方法 - Google Patents
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しかも、シートを切断する際使用した同じ「シート加工用カッター」の工具を使用して、対向するシートの端面に直線状のガイドが当接して本体を案内するため、溝カッターによりシートの端面に沿って断面がV又はU字形状の溝を形成することができる。
つまり、一つの工具の「直線状のガイド」を共用して、切断と溝加工とを行うことができ、工具を交換しない分、利便性の向上を図ることができる。
しかも、シートを切断する際使用した同じ「シート加工用カッター」の工具を使用して、対向するシートの端面に直線状のガイドが当接して本体を案内するため、溝カッターによりシートの端面に沿って断面がV又はU字形状の溝を形成することができる。
つまり、一つの工具の「直線状のガイド」を共用して、切断と溝加工とを行うことができ、工具を交換しない分、利便性の向上を図ることができる。
図1に示すCは、シート加工用カッターで、シート加工用カッターCは、手で把持する把持部11を有する本体1を有し、例えば、図6乃至図10に示すように、床材10にシートS1、S2を切断する作業時に使用されるものである。切断後は、床材10にシートS1、S2を接着して取り付ける。
2は直線状のガイドで、ガイド2は、本体1に設けられ、本体1の下面15より突出し、シートS1、S2の端面に当接して本体1を案内するものである。
3は、図3に示すように、本体1の一方側の端部に取り付けられたシートカッターであり、4は、図3に示すように、本体1の他方側の端部に取り付けられた溝カッターである。溝カッター4は、断面がV字形状(又はU字形状)となっている。
直線状のガイド2の厚みT(厚みTは、直線状のガイド2の長手方向を横断する方向の長さであり、例えば、T=1mm)がシートカッター3の厚みt(厚みtは、シートカッター3の長手方向を横断する方向の長さのであり、例えば、t=0.5mm)より大(T>t)である(図6参照)。
床材10の上のシートS1、シートS2の端面を対向させるために、先ず、シートS1、S2の一部が重なるように、下のシートS2の上に上のシートS1が重なるように床材10に載置[図7(a)、図7(b)]。なお、図7(b)に示すWは、床材10に対して立設する壁を示している。
次に、切り込みKに、シートカッター3の刃先、ガイド2、溝カッター4の刃先が位置するようにして、シート加工用カッターCの把持部11を手で把持し、移動(移動方向X)させて[図9(a)、図9(b)]、シートS1、S2が重なった部分をシートカッター3により切断して、幅Tのガイド2により、幅Tを有する切断線K”が形成される[図10(a)、図10(b)]。
つまり、下のシートS1の上に上のシートS2が重なるように載置し、重なったシートS1、S2の内、下に位置するシートS1の端面にシート加工用カッターCの直線状のガイド2を当接させてシート加工用カッターCの本体1を移動させて、シートカッター3により上のシートS2を下のシートS1の端面に沿って切断して、上に位置する切断したシートS2の端面を下に位置するシートS1の端面に対向させる[対向距離は、Tである。図10(a)(b)参照]。
載置後、接合部材101にドライヤー(図示せず)からの熱風を当て、シートS1の端面とシートS2の端面を接合する[図13(a)、図13(b)]。図13(b)に示す101’は、接合部位である。
なお、図4において、シートカッター3の長手方向の中心線、溝カッター4の長手方向の中心線、直線状のガイド2の長手方向の中心線は、平行に並んでいる。
しかも、シートS2を切断する際使用した同じ「シート加工用カッターC」の工具を使用して、対向するシートS1、S2の端面に直線状のガイド2が当接して本体1を案内するため、溝カッター3によりシートの端面S1、S2に沿って断面がV又はU字形状の溝100を形成することができる。
つまり、一つの工具Cの「直線状のガイド2」を共用して、切断と溝加工とを行うことができ、工具Cを交換しない分、利便性の向上を図ることができる。
そして、溝100に接合部材101を載置し、載置後、接合部材101にドライヤー(図示せず)からの熱風を当て、シートS1の端面とシートS2の端面を接合する。図17(a)に示す101’は、接合部位である。
S1 シート
1 本体
2 ガイド
3 シートカッター
4 溝カッター
Claims (2)
- 把持部を有する本体と、
この本体に設けられ、前記本体の下面より突出し、シートの端面に当接して前記本体を案内する直線状のガイドと、
前記本体の一方側の端部に取り付けられたシートカッターと、
前記本体の他方側の端部に取り付けられた断面がV又はU字形状の溝カッターとを備え、
前記ガイドの厚みが前記シートカッターの厚みより大であり、
前記溝カッターと前記シートカッターとの間に直線状の前記ガイドが位置し、
前記直線状のガイドが、前記シートカッターによる切断と前記溝カッターによる切断との両方の切断時に前記本体をガイドする
ことを特徴とするシート加工用カッター。 - 下のシートの上に上のシートが重なるように載置し、重なった前記シートの内、下に位置する前記シートの端面にシート加工用カッターの直線状のガイドを当接させて前記シート加工用カッターの本体を移動させて、シートカッターにより上の前記シートを下の前記シートの端面に沿って切断して、上に位置する切断した前記シートの端面を下に位置する前記シートの端面に対向させ、
その後、対向する前記シートの端面に直線状の前記ガイドを当接させて前記本体を移動させて前記シートの端面に沿って溝カッターにより断面がV又はU字形状の溝を形成するものであり、
前記シート加工用カッターは、把持部を有する前記本体と、前記本体の下面より突出し、前記シートの端面に当接して前記本体を案内する直線状の前記ガイド、前記本体の一方側の端部に前記シートカッター、前記本体の他方側の端部に前記溝カッターが取り付けられたものであって、前記ガイドの厚みが前記シートカッターの厚みより大であり、
前記溝カッターと前記シートカッターとの間に直線状の前記ガイドが位置している
ことを特徴とするシートの加工方法。
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JP2016225612A JP6206859B1 (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | シート加工用カッター及びシートの加工方法 |
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JP2014113447A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-06-26 | Yasuhiro Maekawa | 立体構造シートカッター |
-
2016
- 2016-11-21 JP JP2016225612A patent/JP6206859B1/ja active Active
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