JPH07118742B2 - 加入者線路用のインターフェース回路におけるループ電流の極性を検知する,極性検知法 - Google Patents

加入者線路用のインターフェース回路におけるループ電流の極性を検知する,極性検知法

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JPH07118742B2
JPH07118742B2 JP58078377A JP7837783A JPH07118742B2 JP H07118742 B2 JPH07118742 B2 JP H07118742B2 JP 58078377 A JP58078377 A JP 58078377A JP 7837783 A JP7837783 A JP 7837783A JP H07118742 B2 JPH07118742 B2 JP H07118742B2
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ピ−タ・ジエイ・メズア
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ハリス、コーパレイシャン
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Description

【発明の詳細な説明】 3.1発明の背景: この発明は一般的に云うならば電話
回路に関するものであり、更に詳細に云うならたとえ大
きいたて電流(longitudinal current)[大地や他の導
体を帰路として用いる平行2導線中の同一方向に流れる
電流]が存在していてもリンギング中に使用者がオフフ
ツクしているのを検知することのできる加入者回路に関
するものである。
加入者線路用のインターフエース回路(SLIC)について
は従来よく知られている。これらの回路は、加入者を電
話交換機に接続するものであり、リンギング中に使用者
がオフフツクしている(リング−トリツプ)のを検知す
ることを含む多種の機能を果す電流検知装置を特徴的に
取入れている。特に、加入者が呼出されているときは、
A.C.の呼出信号が加入者ループに加えられて電話の電鈴
を作動させる。加入者がオフフツクすると、その結果生
ずるループ電流が検知され、ループの呼出信号を中断さ
せる。
従来のインターフエース回路では、電流検知装置は、た
とえ大きいたて電流が存在している場合であつても、正
確にループ電流を検知することができる。これらのたて
電流又は同相モード電流(commo−mode current)〔以
下コモンモード電流と呼ぶ〕はペアインバランス即ちペ
アの電線への雑音源の不平衡結合から生ずる。しかしこ
の電流検知装置は、ループ電流の方向が知られている場
合にだけ、このループ電流を検知し得るに過ぎない。こ
の欠点は、リンギングモードの間この回路を実用不能に
するが、その理由はこのリンギングモードの間は電流検
知装置は、A.C.ループ電流を検知しなければならないか
らである。検知装置が適当な状態にないならば、即ちリ
ンキング電流の方向が不明ならば、大きいたて電流が存
在している限りこの回路ではリングトリップを検知する
ことは不可能である。更にループ電流の極性は容易には
決められないものであるが、その理由は線路上に分布し
ているキヤパシタンス及び電鈴のインダクタンスによつ
て線路の電圧と電流の波形との間に位相差が生ずるから
である。従つて、使用者がリンギング中にオフフツクす
るのを検知するために、常時適当な方向モードにあるSL
IC用の改良された電流検知装置を提供することが必要と
される。
3.2発明の目的: この発明の目的は、大きいたて電流
の存在のもとでループ電流の方向を正確に検知すること
のできるSLICを提供することにある。
又、この発明の他の目的は、中央局からの外部入力は全
くなしで真のループ電流逆転に応答するSLIC用の検知回
路を提供することにある。
更にこの発明の目的は、過剰のたて電流が存在している
場合であつても使用者がリンギング中にオフフツクする
のを検知する回路を提供することにあり、この場合電流
検知装置は、該回路中のループ及びたて電流により内部
的にモードを制御される。
更に又この発明の目的は、現在存在しているSLICに使用
する改良された電流検知機構を提供することにある。
以上のような目的は、ブリツジ回路を形成するように並
列に接続した2個の同じ増幅器と、このブリツジ回路に
結合されループ電流を検知し又コモンモード電流を阻止
する方向性を持つ電流検知装置と、ループ電流及びコモ
ンモード電流を感知するために前記ブリツジ内に設けた
複数の補助電流検知装置と、ループ電流の極性を検定し
且つ方向性を持つ電流検知装置がループ電流を検知する
ために適当なモードにあることを確実ならしめる補助検
知装置に接続した制御回路装置とを備えた、大きいコモ
ンモード電流を除去する性質を備えたSLICを使うことに
よつて達成することができる。
この発明は又、ブリツジ回路と、ループ電流を検知し且
つコモンモード電流を阻止する方向性を持つ電流検知装
置とを備えたSLICに於けるループ電流の極性を検知する
方法即ち、ループ電流及びコモンモード電流の関数であ
りブリツジ回路の各レツグを流れる電流を感知し、この
感知した電流に比例する複数の電圧を発生させ、これら
の複数の電圧をループ電流の極性を定めるために利用す
ると云う各段階を包含する極性を検知する方法を提供す
るものである。
3.3発明の実施例: 以下この発明をその実施例につい
て添付図面を用いて詳細に説明する。
第1図にこの発明の採入れたSLICを示す。基本的インタ
ーフエース回路は、相補性対称を持つ並列のクラスBプ
ツシユプル増幅器12,14を横切つて接続した加入者負荷
(加入者又は利用者の家庭又は事務所内の電話機)10を
持つている。増幅器12はnpnトランジスタ16及びpnpトラ
ンジスタ18を備え、又増幅器14はnpnトランジスタ20及
びpnpトランジスタ22を備えている。加入者線路は端子2
4,26を遠してインターフエース回路に接続する。端子2
4,26にかかる線間電圧(VL)は180゜電気角だけ位相が
ずれている。SLICは又、使用者がリンギング中にオフフ
ツクするのを検知するのに使われる方向性電流検出装置
28を備えている。この検知装置は、ダイオード電流ミラ
ー回路を使用するから、ループ電流を正確に検知するこ
とができる。
方向性電流検知装置28の一例は、「IEEE JOURNAL OF SO
LID−STATE CIRCUITS,VOL.SC−18,NO.6,DECEMBER 198
3」の第670頁第7図に示された電流加算回路(current
summing circuit)である。加入者線路からの入力が加
えられる端子24、26に於ける線間電圧の単なる検知では
ループ電流の適当な極性は与えられない。その理由は線
路上に分布されたキヤパシタンス及び電鈴のインダクタ
ンスによつて電圧と電流波形との間に位相差が生ずるた
めである。
第1図は、この発明により、ロジツク回路38に電流の流
れ情報を送るのに使われる複数の補助電流検知装置30,3
2,34,36の使用の開示している。補助電流検知装置30,3
2,34,36は、従来のSLICの構造体の各レツグに位置しル
ープ電流IR及びたて電流ILの大きさ及び方向を感知す
る。これらの補助電流検知装置から得た情報は、方向性
電流検知装置28のモードを制御するためにロジツク回路
によつて使用される。作動時には、ロジツク回路38は、
ループ電流(IR)が正の極性を持つ場合には、ロジツク
高出力(IB)を生ずる。反対にループ電流(IR)が負の
場合には、ロジツク回路38はロジツク低出力()を
生ずる。
次いでこれらの方向性出力を、方向性を持つ電流検知装
置28のモードを制御するのに使う。従つてロジツク回路
は、如何なるループ電流の逆転にも、それが正常な電池
電流の流れでも、逆流でも又はA.C.リンギング電流であ
つても、応答する。電流検知装置28は、補助電流検知装
置30,32,34,36及びロジツク回路38の作動によつて一旦
適当な方向性モードに置かれると、従来のインターフエ
ース回路に於てよく知られているように、たて電流
(IL)を阻止,すなわち検出しない。従つて、第1図に
示す回路はリンギング中大きいコモンモード電流の除去
を有効に行なう。すなわちこの回路は、線路の各側に2
つの補助電流検知装置、したがつて合計で4つの補助電
流検知装置を使用する。各側において、1つの補助電流
検知装置は、正用であり、他の1つの補助電流検知装置
は負用である。電流の方向及び振幅を知ることによつ
て、コモンモード成分を除去することができる。その上
この回路は外部入力を必要とせずに、ループ電流(IR
の方向性の情報から決定する。なお、電流検知装置28の
回路は、ダイオード電流ミラー回路(diode current mi
rror circuit)である。
第2図は第1図のSLICのいくつかの構成部品を詳細に示
す図である。第2図の参照数字は第1図のものと同じ物
を示す。第1図のロジツク回路38は第2図に於ては省略
して第3図にその詳細を示してある。第2図に示すよう
に、SLICは本質的にはレツグ40,42,44,46を備えたブリ
ツジ回路である。各レツグは並列のクラスBプツシユプ
ル増幅器12,14の1つからの制御トランジスタを備えて
いる。詳述すれば、ブリツジ回路のレツグ40はnpnトラ
ンジスタ16により、レツグ42はpnpトランジスタ18によ
り、レツグ44はnpnトランジスタ20により又レツグ46はp
npトランジスタ22によりそれぞれ制御される。加入者負
荷10はブリツジ出力を横切つて接続する。ブリツジのレ
ツグの電流は第2図にI1,I2,I3,I4で示す。
方向性を持つ電流検知装置28は、導線48,50,52,54を通
りブリツジの各レツグに接続する。第2図に示すように
この電流検知装置28は、入力端子56を備え、第1図のロ
ジツク回路38から方向性情報(IB又は)を受入れ
る。検知装置28は|IR|/100の出力電流を生じる出力端子
58を備えている。検知装置の構造は、この発明の部分を
構成するものではないが、たとえば、第3図における出
力A,B,Cをこの電流検知装置のモードを制御するために
用い、すなわち、ロジック回路38の出力レベル、1例と
して、ハイレベル(IRが零より大)と、A,B,Cのレベ
ル、1例としてA=1,B=1,C=Xとを判別して、この例
では、(I2−I1)/2を演算することにより、IL値の無関
係にIRの極性を加味したIRの大きさを求めることがで
き、最終的に電流検知装置28から|IR|/100を出力する。
よってこの検知装置28からは、第2図に於て電流源59、
60として示してあるたて電流(IL)を阻止した出力を得
ることができる。
第2図は又補助電流検知装置30,32,34,36の構造を開示
しており、これらの補助検知装置は、ループ電流及びた
て電流の大きさ及び方向を感知して方向性情報を電流検
知装置28の入力端子56に送るのに使う。これらの補助検
知装置はそれぞれのブリツジレツグ内に小さな抵抗体
(R)を備えている。補助電流検知装置30,32,34,36
は、それぞれの電流源62,64,66,68によつて線図的に表
わした感知電流を生ずる。例えば、SLICのレツグ40の電
流源62は電流KI1を感知するが、この場合Kは減衰率、
又I1はnpnトランジスタ16のコレクタに流入する電流で
ある。同様に電流源64,66,68によつて生じた電流は、ト
ランジスタ18,20,22のコレクタ電流に比例している。
この発明によれば、補助電流検知装置30,32,34,36は、
第1図のロジツク回路38と共に協力して使用され、リン
ギング中ループ電流の極性の決定をするのであるが、こ
のループ電流はA.C.波形を持つている。この決定は、方
向性を持つ電流検知装置28を、たて電流の大きさ及び方
向に関係なくA.C.リンギング電流を検知するのに適当な
モードにあらしめる。補助電流検知装置によつて生じた
電流KI1,KI2,KI3及びKI4は、ループ電流(IR)及びたて
電流(IL)の関数である。これらの関係は次のように容
易に導くことができる。即ち、 IRが正の場合: ケースI:IR>0 クラス(b)|IL|>IR,IL>0 I2=IL+IR,I3=0 I1=IL−IR,I4=0 クラス(c)|IL|>IR,IL<0 I3=IL+IR,I1=0 I4=IL−IR,I2=0 同様にIRが負の場合: ケースII:IR<0 クラス(b)|IL|>IR,IL>0 I1=IL+IR,I3=0 I2=IL−IR,I4=0 クラス(c)|IL|>IR,IL<0 I3=IL−IR,I1=0 I4=IL+IR,I2=0 第3図に上述のような電流の流れ情報を利用するための
ロジツク回路38の詳細を示す。第2図に用いた参照数字
は第3図に於ても同じ物を示す。このロジツク回路は、
2個の別個の部分、即ち電圧基準回路70及びコンパレー
タゲート回路72を備えている。電圧基準回路70は、4個
の感知電流KI1,KI2,KI3及びKI4に比例する4個の電圧
V1,V2,V3及びV4を発生させる。第3図は第2図の電流源
62,64,66,68を含む電圧基準回路を示している。更にこ
の基準回路は、電圧降下を基準点VREFに与える複数の抵
抗体RRを備えている。電流源64,68から電圧V3,V4を形成
するために電流ミラー回路74,76を使う。
上述の等式から判るように、電流I1,I2,I3及びI4はSLIC
のループ電流及びたて電流の関数である。これらの等式
は、電圧V1,V2,V3及びV4に関連する電圧関係に変えるこ
とができる。特に、 ループ電流が正の場合: ケースI IR>0 クラス(a)|IL|<IR V2>V1 V3>V4 V2>V4 V3>V1 V1=V4=0 V2,V3には何の関係もない。
クラス(b)|IL|>IR,IL>0 V2>V1 V2>V3 V2>V4 V1>V3 V1>V4 V3=V4=0 クラス(c)|IL|>IR,IL<0 V3>V4 V3>V1 V3>V2 V4>V1 V4>V2 V1=V2=0 同様にループ電流が負の場合: ケースII:IR<0 クラス(a)|IL|<IR V2<V4 V3<V4 V2<V1 V3<V1 V2=V3=0 V1,V4には何の関係もない。
クラス(b)|IL|>IR,IL>0 V2<V1 V2>V3 V2>V4 V1>V3 V1>V4 V3=V4=0 クラス(c)|IL|>IR,IL<0 V3<V4 V3>V1 V3>V2 V4>V1 V4>V2 V1=V2=0 従つて、|IL|>IRでILか正の場合〔クラス(b)〕に
は、ループ電流の方向性はV1及びV2間の関係を考慮する
ことによつて決めることができる。同様に|IL|>IRでIL
か負の場合〔クラス(c)〕には、ループ電流の方向性
はV3及びV4間の関係を考慮することによつて決めること
ができる。次に|IL|<IR〔クラス(a)〕の場合には、
ループ電流の方向性は、V2及びV3がV1及びV4と同様に関
係がないのでV2及びV4か或いはV1及びV3のいずれかを吟
味することによつて決定することができる。
ループ電流の適当な極性を決めるために、これらの電圧
関係のクラスをコンパレータのゲート回路72にかける。
この回路72はコンパレータ78,80,82を備えている。クラ
ス(b)極性を決めるためには、電圧V1及びV2をコンパ
レータ78の変換入力及び不変換入力にそれぞれかける。
同様にしてクラス(c)極性は電圧V3,V4をコンパレー
タ82の不変換入力及び変換入力にそれぞれかけることに
よつて決める。最後にV2及びV4をコンパレータ80に至る
不変換入力及び変換入力としてそれぞれ使用してクラス
(a)極性を決めることができる。留意すべきことは、
コンパレータ80に至る入力は又、電圧V1及びV3の比較が
又クラス(a)極性を与えるので、電圧V1及びV3であり
得ると云う点である。
従つて各コンパレータ78,80,82の出力A,B,Cは、次の真
理値表に示された電圧関係に関連付けられている。即
ち、 この真理値表は、第3図に示した方向性関数f(IB)を
導くカルノー図表84を使用することによつて最小にする
ことができる。
この関数は次の通りである。即ち、 f(IB)=AB+AC+C 第3図に於て方向性機能はコンパレータのゲート回路に
よつて行われる。特に、ANDゲート86,88,90,92及びORゲ
ート94が、方向性情報を導くために備えられている。OR
ゲート94の出力即ち、ループ電流が正の場合にはロジツ
ク高出力であり、又ループ電流が負の場合にはロジツク
低出力である出力が、第2図の電流検知装置28の入力端
子56に加えられる。この方向性情報は、方向性を持つ検
知装置が常に適当な検知モードにあることを保証してい
る。
従つて、電流検知装置がすべての真のループ電流逆転
に、それが正常な電池電流の流れであれ逆流であれ或は
A.C.リンギング電流であれそれは関係なく、応答するよ
うになつている改良されたSLICが得られることが判るで
あろう。電流検知装置のモードは、SLIC内のループ及び
たて電流を感知することによつて内部的に制御される。
この検知装置はたて電流を阻止するので、この発明のSL
ICは、リンギング中オフフックを検出するため大きいコ
モンモード電流の除去作用を発揮する。
以上述べた実施例から、この発明の目的が達成されてい
ることが明らかであろう。この実施例はこの発明の精神
を逸脱することなく、種々の変化変型をなし得ることは
云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるSLICの構成図、第2図は回路内
のループ及びたて電流の大きさ及び方向を感知する補助
電流検知装置の詳細を示す第1図のSLIC構成図、第3図
は電流検知装置のモードを制御する方向性情報を提供す
るために補助電流検知装置に応答するロジツク回路図で
ある。 10……加入者負荷、12,14……プツシユプル増幅器、16,
18,20,22……トランジスタ、28……電流検知装置、30,3
2,34,36……補助電流検知装置、38……ロジツク回路、6
2,64,66,68……電流源、70……電圧基準回路、72……コ
ンパレータゲート回路、74,76……電流ミラー回路、78,
80,82……コンパレータ、84……カルノー図表。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)(イ) 第1の電源端子と、第1の
    加入者負荷端子との間に接続された第1のレッグと、 (ロ) 第2の電源端子と、前記第1の加入者負荷端子
    との間に接続された第2のレッグと、 (ハ) 前記第1の電源端子と、第2の加入者負荷端子
    との間に接続された第3のレッグと、 (ニ) 前記第2の電源端子と、前記第2の加入者負荷
    端子との間に接続された第4のレッグと、 を備え、 前記第1のレッグと、前記第2のレッグとを、第1の加
    入者線路端子により、接続すると共に制御し、 前記第3のレッグと、前記第4のレッグとを、第2の加
    入者線路端子により、接続すると共に制御するようにし
    て成る、ブリッジ回路と、 (ii) 前記加入者負荷に流れるループ電流の極性の決
    定に応答して前記ループ電流を検知するように、前記ブ
    リッジ回路の前記レッグに接続された方向性電流検知装
    置と、 を包含する加入者線路用のインターフェース回路におけ
    るループ電流の極性を検知する、極性検知法において、 ループ電流及びコモンモード電流の関数である、前記ブ
    リッジ回路の各レッグ内の電流を検知する段階と、 前記ブリッジ回路の各レッグに対して、前記検知した電
    流に比例する電圧を生じさせる段階と、 前記複数の電圧をコンパレータゲート回路装置に印加し
    てループ電流の極性を決定する段階と、 前記決定されたループ電流の極性を、前記ループ電流の
    大きさを検知するときに前記方向性電流検知装置に与え
    る段階と、 から成る、加入者線路用のインターフェース回路におけ
    るループ電流の極性を検知する、極性検知法。
  2. 【請求項2】前記ブリッジ回路の各レッグに、補助電流
    検知装置を設けて、ループ電流及びコモンモード電流を
    感知し、 制御装置を、前記各補助電流検知装置に接続して電圧を
    生じさせ、ループ電流の極性を決定し、極性制御を、前
    記方向性電流検知装置に対して行うことにより、前記方
    向性電流検知装置を適当なモードに置いてループ電流を
    検知する、特許請求の範囲第(1)項記載の極性検知
    法。
  3. 【請求項3】前記各電源端子及び加入者負荷端子に接続
    した第1及び第2の端子と、前記各加入者線路端子に接
    続した制御端子とを持つトランジスタを、前記ブリッジ
    回路の各レッグに設けた、特許請求の範囲第(2)項記
    載の極性検知法。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2のレッグに設けた前記ト
    ランジスタを、相補的にして、プッシュプル増幅器を形
    成し、前記第3及び第4のレッグに設けたトランジスタ
    を、相補的にして、プッシュプル増幅器を形成した、特
    許請求の範囲第(3)項記載の極性検知法。
  5. 【請求項5】前記各補助電流検知装置に、前記ブリッジ
    回路のそれぞれの前記レッグ内の抵抗体と、このレッグ
    内の電流に比例する電流を生じさせる電流源とを設けた
    特許請求の範囲第(2)項記載の極性検知法。
  6. 【請求項6】前記電流源が、前記ブリッジ回路内に、ル
    ープ電流及びコモンモード電流の関数である電流を発生
    する、特許請求の範囲第(5)項記載の極性検知法。
  7. 【請求項7】前記制御装置に、前記各補助電流検知装置
    によって生ずる電流に比例する複数の電圧を発生させる
    ための電圧基準回路を持たせた特許請求の範囲第(6)
    項記載の極性検知法。
  8. 【請求項8】更に、前記制御装置に、ループ電流の極性
    を決めるために、前記電圧基準回路によって生じた複数
    の電圧を利用するコンパレータゲート回路装置を設けた
    特許請求の範囲第7項記載の極性検知法。
  9. 【請求項9】前記コンパレータゲート回路装置が、前記
    方向性電流検知装置のモードを制御するために、この方
    向性電流検知装置に加えられる出力を備えた特許請求の
    範囲第(8)項記載の極性検知法。
JP58078377A 1982-07-07 1983-05-06 加入者線路用のインターフェース回路におけるループ電流の極性を検知する,極性検知法 Expired - Lifetime JPH07118742B2 (ja)

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