JPH07118695B2 - 網同期クロック選択回路 - Google Patents

網同期クロック選択回路

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JPH07118695B2
JPH07118695B2 JP63235356A JP23535688A JPH07118695B2 JP H07118695 B2 JPH07118695 B2 JP H07118695B2 JP 63235356 A JP63235356 A JP 63235356A JP 23535688 A JP23535688 A JP 23535688A JP H07118695 B2 JPH07118695 B2 JP H07118695B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数の伝送路と接続されている交換機等のシステムクロ
ックを発生する網同期クロック選択回路に関し、 上位局が複数存在する時に予め定めた最上位局の網同期
クロックを選択できるようにすることを目的とし、 複数の網同期クロックを共通に入力し、互いに異なる網
同期クロックを選択する第1及び第2のセレクタと、該
第1及び第2のセレクタの各出力に基づいて少なくとも
クロックの非同期状態を示すクロック異常信号をそれぞ
れが発生する第1及び第2のクロック引込監視回路であ
って該第1のクロック引込監視回路が該第1のセレクタ
から出力される網同期クロックを引き込んで出力するも
のと、該第2のセレクタの選択出力を定期的にシフトさ
せ、この間に該第1及び第2のクロック引込監視回路の
出力から該クロック異常信号が発生されない時の最上位
局の網同期クロックが該第1のセレクタから出力される
ように該第1のセレクタを制御する制御回路とで構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、網同期クロック選択回路に関し、特に複数の
伝送路と接続されている交換機等のシステムクロックを
発生する網同期クロック選択回路に関するものである。
近年、マルチメディア(データ端末、FAX、PBX、LAN、
映像端末等)を複数のディジタル網に接続して通信を行
う通信システムでは、一定の周波数のクロックでシステ
ム全体が動作する網同期システムが採用されており、こ
の場合に、クロックの異常状態はシステム全体に多大の
悪影響を与えることから、クロックの異常状態に常に対
処できる態勢を整えておく必要がある。
〔従来の技術〕
従来から行われている網同期は、第6図に示すように、
上位局の例えばB局へ下位局Aが従属同期するという単
純なものであり、この場合には、第7図に示すように、
上位のB局11に接続されているA局伝送装置(中継器)
12から網同期クロックを抽出し、網同期装置13で引込を
行ってシステムクロックとしてA局の交換機14へ与える
ことによって行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、現在では、第8図に示すように、上位局
が1つであるとは限らない複雑なシステム構成となって
おり、更にA局の上位局といってもB局とD局は同じ優
先順位となっている。
また、一対一の場合、1つの伝送路に障害が発生し、ク
ロックが断状態になっている場合、交換機の内部クロッ
クが自走することによって伝送路の復旧を待てばよかっ
たが、第8図のように複数の伝送路が存在すると、1つ
の伝送路に対して同期をとるのではなく、A局の場合で
あれば最も上位の局Cに対して同期をとり、この上位局
Cとの間の伝送路が障害状態にある場合には、次に順位
の高い局B、Cに対して同期をとらなければならない。
そして、障害状態にあった上位局間の伝送路が復旧した
時には、その最も上位の局と同期をとらなければならな
いという問題点があった 従って、本発明は、上位局が複数存在する時に予め定め
た最上位局の網同期クロックを選択できる網同期クロッ
ク選択回路を実現することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明に係る網同期クロッ
ク選択回路では、第1図に原理的に示すように、複数の
網同期クロックを共通に入力し、互いに異なる網同期ク
ロックを選択する第1及び第2のセレクタ1、2と、該
第1及び第2のセレクタ1、2の各出力に基づいて少な
くともクロックの非同期状態を示すクロック異常信号を
それぞれが発生する第1及び第2のクロック引込監視回
路3、4であって該第1のクロック引込監視回路3が該
第1のセレクタ1から出力される網同期クロックを引き
込んで出力するものと、該第2のセレクタ2の選択出力
を定期的にシフトさせ、この間に該第1及び第2のクロ
ック引込監視回路3、4の出力から該クロック異常信号
が発生されない時の最上位局の網同期クロックが該第1
のセレクタ1から出力されるように該第1のセレクタ
1、2を制御する制御回路5とを備えている。
〔作用〕
第1図において、第1及び第2のセレクタ1、2には複
数の網同期クロックが共通に入力されており、然も互い
に異なる網同期クロックが選択されるようになってお
り、また、第2のセレクタ2の選択出力は制御回路5に
よって定期的にシフトされるようになっている。
これらのセレクタ1、2の出力はそれぞれ第1及び第2
のクロック引込監視回路3、4に送られて同期引込を行
うとともに少なくともクロックの非同期状態を示すクロ
ック異常信号をそれぞれが発生する。
制御回路5はクロック引込監視回路3、4の各出力を受
け、セレクタ1で選択した網同期クロックに異常がなく
且つ最上位局の網同期クロックであれば制御回路5はセ
レクタ1の選択出力を固定し、これによりクロック引込
監視回路3からは最上位の網同期クロックが同期引込さ
れて出力されるが、セレクタ1で選択された網同期クロ
ックが非同期状態になると、セレクタ2で定期的に選択
された網同期クロックの内で非同期状態にない網同期ク
ロックの内の最も上位局の網同期クロックがセレクタ1
から出力されるようにセレクタ1の選択制御を行う。
また、セレクタ1で選択された網同期クロックが最上位
局のものでない時、セレクタ2で選択されたより上位局
の網同期クロックが非同期状態でなく正常状態に復旧し
たことをクロック引込監視回路4の出力から制御回路5
が検出した時、その上位局の網同期クロックがセレクタ
1から選択されるように、制御回路5はセレクタ1をシ
フト制御し、これによりクロック引込監視回路3から
は、正常な網同期クロックの内の最上位局の網同期クロ
ックが同期引込されて出力されることになる。
〔実施例〕
第2図は、第1図に示した本発明の網同期クロック選択
回路が適用される網同期系統全体を示した図で、上位局
C、B、DにそれぞれA局の伝送装置21〜23が接続さ
れ、各伝送装置21〜23から網同期クロックC、B、Dが
抽出されて本発明の網同期クロック選択回路24に送ら
れ、このクロック選択回路24で正常な網同期クロックの
内の最上位局の網同期クロックが選択されて網同期装置
25に送られ、システムクロックとしてA局の交換機26に
与えられる。
第3図は、第1図に示した本発明の網同期クロック選択
回路の一実施例を示した回路図で、この実施例では、第
1及び第2のクロック引込監視回路3、4はそれぞれ、
セレクタ1、2の選択出力を同期引込するPLO(位相同
期発振器)31、41と、セレクタ1、2の出力とPLO31、4
1の出力との周波数比較を行って非同期状態を検出する
周波数比較回路32、42と、セレクタ1、2の出力からク
ロック断状態を検出するクロック断検出回路33、43と、
周波数比較回路3242の出力とクロック断検出回路33、43
の出力とのORゲート34、44とで構成されている。尚、ク
ロック引込監視回路3のPLO31からは同期引込された網
同期クロックがバッファ50を経由して出力される。
次に上記実施例の動作を第2図の網同期系統を用いて説
明する。但し、第2図の網同期系統は第8図に示すよう
に、C→B、D→Aの優先順位にあるものと仮定する。
従って、セレクタ1、2は3→1セレクタである。
まず、制御回路5は絶えず各網同期クロックC、B、D
の状態を監視するためにセレクタ2を定期的にシフトし
ている。
今、セレクタ1が最上位局のC局の網同期クロックを選
択しているとすると、制御回路5はこの状態を維持する
ためにセレクタ1で選択される網同期クロックをPLO31
で同期引き込みして出力する。
その後、最上位局Cの網同期クロックが非同期状態にな
ったこと又はクロック断状態になったことを周波数比較
回路32又はクロック断検出回路33で検出すると、ORゲー
ト34からクロック異常信号が出力されて制御回路5に与
えられる。
すると、制御回路5では、定期的に監視した網同期クロ
ックB、Dがセレクタ2、周波数比較回路42、クロック
断検出回路43及びORゲート44を介してクロック異常信号
を発生しないことを検出したときには、クロックB、D
は優先順位が同じであるから予めどちらを選択するかを
決めておき、例えばクロックBを選択するのであればセ
レクタ1から網同期クロックBが出力されPLO31で同期
引込が行われるように選択制御する。
そして、その後、網同期クロックCが正常状態に復帰し
たことをORゲート44の出力から制御回路5が検出したと
きには、制御回路5によってセレクタ1は網同期クロッ
クCが選択されるように制御され、PLO31を介して出力
される。
このようにして、正常な網同期クロックの内の最上位局
の網同期クロックが選択され、同期引込が行われて網同
期装置25に与えられるようになっている。
第4図は、周波数比較回路32、42の一実施例を示した回
路図で、セレクタ1、2からの出力クロックをデータ入
力とし、PLO31、41からの同期引込されたクロックをク
ロック信号とするD−FF61と、このFF61の出力パルスを
一定時間中カウントして非同期情報を出力するカウンタ
62とを含んでおり、第5図のタイムチャートに示すよう
に、セレクタ1、2から正常な周波数のクロックが出力
された時にはFF61の出力は“H"レベルに固定されるが、
セレクタ1、2から周波数の乱れたクロックが出力され
ると、PLO31、41からの同期クロックでたたくと“L"レ
ベルが発生する。従って、一定時間内にこれをカウント
しカウンタ62のカウント閾値を越えたときには非同期状
態と判定するが、一定時間内にその閾値を越えないとき
には正常状態と判定するものである。
クロック断検出回路33、43は、一定時間以上“L"レベル
の入力が続いたときにクロック断を検出するものであ
る。
尚、上記の実施例における制御回路5は、ORゲート34、
44の出力がクロック異常信号を示していない時、その網
同期クロックを記憶しておき、別に記憶した優先順位に
従ってクロック異常の無い網同期クロックをセレクタ1
から出力させるように制御する回路構成は当業者に容易
に考えられることである。
また、非同期状態とクロック断状態の両者を扱ったが、
クロック断のときは必ず非同期状態となるので、周波数
比較回路32からの非同期情報自体をクロック異常信号と
しても構わない。クロック断情報を加えれば、より確か
なクロック異常検出ができる。
〔発明の効果〕
このように、本発明の網同期クロック選択回路によれ
ば、複数の網同期クロックの中から互いに異なる網同期
クロックを2つのセレクタにより選択し、これらのセレ
クタの各出力に基づいて少なくともクロックの非同期状
態を示すクロック異常を検出し、一方のセレクタの選択
出力を定期的にシフトさせる間にクロック異常信号が発
生されない時の最上位局の網同期クロックが他方のセレ
クタから出力されるように両セレクタを制御回路によっ
て制御するように構成したので、多数の伝送路からの網
同期クロックの引込ができることとなり、交換機の自走
状態を最小限に抑えることができ、データ通信等のエラ
ーの発生を抑制することができる。
また、上位局との伝送路が復旧した時には、より上位局
への網同期を行うことができるため、自局より下位局へ
の網同期率を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る網同期クロック選択回路を原理的
に示すブロック図、 第2図は本発明に係る網同期クロック選択回路が適用さ
れる網同期系統の全体構成図、 第3図は本発明に係る網同期クロック選択回路の一実施
例を示す回路図、 第4図は本発明に用いる周波数比較回路の一実施例を示
した回路図、 第5図は周波数比較回路の動作タイムチャート図、 第6図は従来の網構成図、 第7図は従来の網同期クロック選択回路の構成を示す
図、 第8図は本発明が適用される網構成図、である。 第1図において、 1、2…セレクタ、3、4…クロック引込監視回路、5
…制御回路。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の網同期クロックを共通に入力し、互
    いに異なる網同期クロックを選択する第1及び第2のセ
    レクタ(1)(2)と、 該第1及び第2のセレクタ(1)(2)の各出力に基づ
    いて少なくともクロックの非同期状態を示すクロック異
    常信号をそれぞれが発生する第1及び第2のクロック引
    込監視回路(3)(4)であって該第1のクロック引込
    監視回路(3)が該第1のセレクタ(1)から出力され
    る網同期クロックを引き込んで出力するものと、 該第2のセレクタ(2)の選択出力を定期的にシフトさ
    せ、この間に該第1及び第2のクロック引込監視回路
    (3)(4)の出力から該クロック異常信号が発生され
    ない時の最上位局の網同期クロックが該第1のセレクタ
    (1)から出力されるように該第1のセレクタ(1)
    (2)を制御する制御回路(5)と、 を備えたことを特徴とする網同期クロック選択回路。
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