JPH0711790B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0711790B2
JPH0711790B2 JP63233903A JP23390388A JPH0711790B2 JP H0711790 B2 JPH0711790 B2 JP H0711790B2 JP 63233903 A JP63233903 A JP 63233903A JP 23390388 A JP23390388 A JP 23390388A JP H0711790 B2 JPH0711790 B2 JP H0711790B2
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JP
Japan
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cache
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幸伸 西川
雅士 出口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデータを効率的にキャッシングすることにより
高速実行を可能とするデータ処理装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来から、命令を高速に実行するために、メモリ上の命
令やデータの一部の複製を高速デバイスで構成されたキ
ャッシュ装置上に置き、実効的なメモリアクセスを高速
にすることが行われてきた。
例えばモトローラ社製マイクロプロセッサMC68030で
は、命令用とデータ用のキャッシュを内蔵している
(「ザ.デザイン.インプリメンティション.オブ.
ザ.エム.シー.68030.キャッシュ.メモリイズ」エイ
チ・スケールズ,ピー・ハロッド,アイ.トリプルイ
ー.ピー.アール.オー.シー.インターナショナル.
コンフェレンス.オン.コンピュータ.デサイン,1987,
578〜581ページ,“THE DESIGN IMPLIMENTATION OF THE
MC68030 CACHE MEMORIES",H.SCALES,P.HARROD,IEEEPro
c.International Conf.on Computer Design,1987 pp.57
8−581)。MC68030の内蔵データキャッシュは論理アド
レスをタグ情報とするキャッシュで、ライト・ヒット時
にはキャッシュの更新とともにメモリへの書込みもライ
トスルー方式をとり、ライト・ミスヒット時にはメモリ
への書込みだけでエントリの生成を行わない方式と、メ
モリへの書込みとエントリの生成とを行う方式を選択で
きるようになっている。このライト・ミスヒット時の方
式の選択は、キャッシュ制御レジスタのフラグを制御す
ることによって行っている。このため、データキャッシ
ュのライト・ミスヒット時の方式は、データに対して固
定的になる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の技術では対象とするデータを統一
的に扱うため、データの特性によっては性能がでないと
いう問題点を有していた。例えば、プログラムのデータ
はスタックとスタック以外のデータでは異なる特性を持
つ。即ち、スタックに対してはまずデータの書込みが行
われ、読出しは以前に書込まれたデータに対して行われ
るが、スタック以外のデータは一度読出されたデータが
何度も読まれる傾向がある。このような特性の違うデー
タを同一の機構で取り扱うために高いヒット率を得るこ
とができなかった。
本発明はかかる点に鑑み、特性の違うデータを扱っても
高いヒット率を得られるデータ処理装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明はライト・ミスヒット時にメモリへの書込みだけ
でエントリの生成を行わない方式をとる第1のキャッシ
ュと、ライト・ミスヒット時にメモリへの書込みとエン
トリの生成とを行う方式をとる第2のキャッシュと、ア
ドレス空間またはアドレッシングモードを識別し、識別
結果によって前記第1のキャッシュまたは前記第2のキ
ャッシュを選択する手段とを備えたデータ処理装置であ
る。
作用 本発明は前記した手段により、データ領域をアドレス空
間またはアドレッシングモードによって識別してキャッ
シュを選択することにより、以前書込んだデータを読出
す傾向の高いデータ領域に対してはライト・ミスヒット
の起こった時点でキャッシュ・エントリを生成して、後
続する読出しに備えることができ、一度読まれたデータ
が何度も読まれる傾向の高いデータ領域に対してはライ
ト・ミスヒット時にエントリのリプレースを行わないこ
とにより、読んだデータをそのまま残しておくことがで
き、全体的なヒット率を向上することが可能となる。
実 施 例 本発明はキャッシュを分離して異なる特性を持つデータ
に対処することにより、ヒット率向上を図ることを目的
とする。さらに、キャッシュをスタック領域とスタック
以外のデータ領域に分離し、スタック領域用のキャッシ
ュを論理アドレスをタグ情報とするキャッシュ,スタッ
ク以外のデータ領域用のキャッシュを物理アドレスをタ
グ情報とするキャッシュとすることによりヒット率向上
を図るとともにメモリとの整合性維持のためのハードウ
ェアを簡単化することを目的とする。
図は本発明のデータ処理装置の構成図である。図におい
て1はライト・ミスヒット時にメモリヘの書込みだけで
エントリの生成を行わない方式をとり、物理アドレスを
タグ情報とする第1のキャッシュ、2はライト・ミスヒ
ット時にメモリへの書込みとエントリの生成とを行う方
式をとり、論理アドレスをタグ情報とする第2のキャッ
シュである。第1キャッシュ1,第2のキャッシュ2とも
ライト・ヒット時にはライトスルー方式をとる。3はア
ドレス空間によってスタックへのアクセスとスタック以
外へのアクセスとを識別しスタック以外へのアクセスで
あれば第1キャッシュ1を選択し、スタックへのアクセ
スであれば第2のキャッシュ2を選択するアドレス識別
部、4はデータ・リード時に第1のキャッシュ1および
第2のキャッシュ2からのデータを選択するセレクタ、
5は外部アクセスの制御を行うバス制御部、6は他マス
タからのメモリへのアクセスを監視するバスモニタ、7
および8は論理アドレスから物理アドレスへの変換を行
うアドレス変換部である。
以上のように構成された本実施例のデータ処理装置につ
いて、以下その動作を説明する。
アドレス識別部3には、あらかじめスタック領域のアド
レス範囲31とスタック以外のデータ領域のアドレス範囲
32が設定されている。論理アドレスとリード/ライト制
御信号が入力されると、アドレス識別部3は当該理論ア
ドレスがスタック領域とスタック以外のデータ領域のど
ちらに属しているかを識別して、スタック領域に属して
いれば第2のキャッシュ2を選択し、スタック以外のデ
ータ領域に属していれば、第1のキャッシュ1を選択
し、リード/ライト情報を含む制御信号100で制御す
る。
第1のキャッシュ1が選択された場合次のように動作す
る。
アドレス変換部7で変換された物理アドレスと第1のキ
ャッシュ1のタグ部とを比較し、ヒット・ミスヒットの
判定を行う。リード時にヒットした場合にはセレクタ4
によって第1のキャッシュ1からデータが読出される。
リード時にミスヒットした場合には、第1のキャッシュ
1からバス制御部5に対してメモリ9の読出し要求が出
され、データがメモリ9から読出されるとともに第1の
キャッシュ1のエントリがリプレースされる。ライト時
にヒットした場合には第1のキャッシュ1のエントリの
データが更新されるとともに、バス制御部5に対してメ
モリ9への書込み要求がされる。ライト時にミスヒット
した場合には、第1のキャッシュ1のエントリはリプレ
ースされずに、バス制御部5に対するメモリ9への書込
み要求だけがされる。従って、この場合には第1のキャ
ッシュ1にはもとのデータが保持される。
第2のキャッシュ2が選択された場合は次のように動作
する。
アドレス識別部3から送出された論理アドレスと第2の
キャッシュ2のタグ部とが比較され、ヒット・ミスヒッ
トの判定がされる。リード時にミスヒットした場合に
は、第2のキャッシュ2からバス制御部5にメモリ9の
読出し要求が出され、データはメモリ9から読出される
とともに、第2のキャッシュ2のミスヒットしたエント
リがリプレースされる。ライト時にヒットした場合には
第2のキャッシュ2のエントリのデータが更新されると
ともに、バス制御部5に対してアドレス変換部8で変換
した物理アドレスとデータが送られてメモリ9への書込
み要求がされる。ライト時にミスヒットした場合には、
第2のキャッシュ2からバス制御部5にアドレス変換部
8で変換した物理アドレスとデータが送られてメモリ9
への書込み要求が出され、データはメモリ9に書き込ま
れるとともに第2のキャッシュ2のミスヒットしたエン
トリもリプレースされる。
バスモニタ6は、バス制御部5を通して外部バスを監視
しており、他マスタからメモリ9に書込みが行われる時
には第1のキャッシュ1内に登録されているエントリと
同一のアドレスかどうかを監視している。他マスタから
同一のアドレスに書込まれる場合には、第1のキャッシ
ュ1内のエントリを無効化し、メモリ9との整合性を維
持する。
以上のように本実施例によれば、キャッシュをライト・
ミスヒット時にメモリ9への書込みだけでエントリの生
成を行わない方式をとる第1のキャッシュ1と、ライト
・ミスヒット時にメモリ9への書込みとエントリの生成
とを行う方式をとる第2のキャッシュ2とに分離するこ
とによりキャッシュ全体のヒット率の向上が可能とな
る。さらに、第1のキャッシュ1を物理アドレスをタグ
情報とするキャッシュ、第2のキャッシュ2を論理アド
レスをタグ情報とするキャッシュにし、アドレス識別部
3によってスタック領域とスタック以外のデータ領域を
識別してスタック以外のデータへのアクセスであれば第
1のキャッシュ1を選択し、スタックへのアクセスであ
れば第2のキャッシュ2を選択することにより、スタッ
クとスタック以外のデータの特性を活かしてヒット率を
向上することができる。また、メモリ9との整合性を維
持する必要のあるスタック以外のデータにだけ物理キャ
ッシュを使用することにより、整合性維持のためのハー
ドウェアの簡単化が可能となる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、データ領域をア
ドレス空間またはアドレッシングモードによって識別し
てキャッシュを選択することにより、以前書込んだデー
タを読出す傾向の高いデータ領域に対してはライト・ミ
スヒットの起こった時点でキャッシュ・エントリを生成
して、後続する読出しに備えることができ、一度読まれ
たデータが何度も読まれる傾向の高いデーダ領域に対し
てはライト・ミスヒット時にエントリのリプレースを行
わないことにより、読んだデータをそのまま残しておく
ことができ、全体的なヒット率を上げることができその
実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の構成を示す構成図である。 1……第1のキャッシュ、2……第2のキャッシュ、3
……アドレス識別部、4……セレクタ、5……バス制御
部、6……バスモニタ、7,8……アドレス変換部、9…
…メモリ、31……スタック領域のアドレス範囲、32……
スタック以外のデータ領域のアドレス範囲、100……制
御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライト・ミスヒット時にメモリへの書込み
    だけでエントリの生成を行わない方式をとる第1のキャ
    ッシュと、ライト・ミスヒット時にメモリへの書込みと
    エントリの生成とを行う方法をとる第2のキャッシュ
    と、アドレス空間またはアドレッシングモードを識別
    し、識別結果によつて前記第1のキャッシュまたは前記
    第2のキャッシュを選択する手段とを備えたことを特徴
    とするデータ処理装置。
JP63233903A 1988-09-19 1988-09-19 データ処理装置 Expired - Fee Related JPH0711790B2 (ja)

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JPH0281241A JPH0281241A (ja) 1990-03-22
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