JPH07117694A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH07117694A
JPH07117694A JP5288830A JP28883093A JPH07117694A JP H07117694 A JPH07117694 A JP H07117694A JP 5288830 A JP5288830 A JP 5288830A JP 28883093 A JP28883093 A JP 28883093A JP H07117694 A JPH07117694 A JP H07117694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
input shaft
pinion
steering
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5288830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3246813B2 (ja
Inventor
Yuichi Okada
勇一 岡田
Toshihiko Aoyama
登志彦 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP28883093A priority Critical patent/JP3246813B2/ja
Priority to US08/304,282 priority patent/US5593002A/en
Publication of JPH07117694A publication Critical patent/JPH07117694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246813B2 publication Critical patent/JP3246813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操舵力の軽減と、ステアリングホイールの剛
性感とを、より一層高いレベルで両立し得るように改善
されたパワーステアリング装置を提供する。 【構成】 ステアリングホイールに連結された入力軸、
ステアリングラックに左右方向の軸力を与えるピニオ
ン、入力軸とピニオンとを連結するトーションバー、入
力軸とピニオンとの相対回動変位に応じて作動するロー
タリーバルブユニット、及びロータリーバルブユニット
の作動状況に応じて制御される油圧にて駆動されるアシ
スト用パワーシリンダを備えたパワーステアリング装置
に於て、ロータリーバルブユニットを、ピニオンに固着
されたアウタバルブと、該アウタバルブに相対回動可能
に内接嵌合し、かつ入力軸に相対回動可能に外接嵌合し
たインナバルブとからなるものとし、トーションバーの
捩り角度をアウタバルブとインナバルブとの相対回動角
度に変換する変換手段を入力軸とアウタバルブとインナ
バルブとの間に設け、かつ運転条件に応じて変換手段の
変換率を変化させる可変手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーステアリング装
置に関し、特に、ステアリングホイールとピニオンとの
相対回動に応じて作動するロータリーバルブユニットに
より、ステアリングラックに併設されたパワーシリンダ
に与えるアシスト油圧を制御するように構成されたパワ
ーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に於けるステアリング装置の操舵
力を補助するためのパワーステアリング装置として、ス
テアリングホイールに連結されたピニオンにて左右方向
の軸力が与えられるステアリングラックにパワーシリン
ダを一体的に設け、ステアリングホイールに加わる反力
に応じてパワーシリンダに与える油圧を制御するように
したものが知られている(特開昭60−229871号
公報参照)。
【0003】上記従来のパワーステアリング装置に於て
は、入力軸と、該入力軸に外接嵌合した弁体との間に形
成された油路の断面積が、ステアリングホイールに入力
した操舵力に対するタイヤからの路面反力に応じた入力
軸と弁体との相対回動変位によって変化するロータリー
バルブユニットが用いられており、ピストンで仕切られ
たパワーシリンダの1対の油室に対する油圧をこのロー
タリーバルブユニットにて制御することにより、適切な
補助操舵力がステアリングラックに与えられるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、操舵力と路面反
力との差に応じた相対回動変位をステアリングホイール
とピニオンとの間に生じさせるために、ステアリングホ
イールとピニオンとの間は、トーションバーを介して連
結されている。従って、このトーションバーのばね剛性
が車両の操縦性に影響を与えるが、車速、操舵角、操舵
角速度等の運転条件によって求められるばね剛性が変わ
り、例えばばね剛性を高く設定すると、ステアリングホ
イールとピニオンとの間に相対回動変位が発生し難くな
るため、車輪側からの入力に対するロータリーバルブユ
ニットの応答性が低下し、低速走行域に於ける補助操舵
力を十分に発生させることができなくなる。この逆に、
トーションバーのばね剛性を低く設定すると、ロータリ
ーバルブユニットの応答性が過度に高まり、高速走行域
での車両応答性が過敏になる不都合が生じる。
【0005】このような問題点に対処するために、上記
公報には、車速の増大に応じて高くなる油圧をステアリ
ングシャフトに加えることで、高速走行時のステアリン
グホイール反力を大きくするようにした技術が開示され
ている。
【0006】しかしながらこの技術は、結局のところス
テアリングホイールの操舵力に抵抗を与えるものなの
で、むしろタイヤを介してステアリングラックに入力す
る路面インフォメーションのステアリングホイールへの
伝達を阻害するという不都合がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
操舵力の軽減と、ステアリングホイールの剛性感とを、
より一層高いレベルで両立し得るように改善されたパワ
ーステアリング装置を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、ステアリングホイールに連結された入力
軸、ステアリングラックに左右方向の軸力を与えるピニ
オン、前記入力軸と前記ピニオンとを連結するトーショ
ンバー、前記入力軸と前記ピニオンとの相対回動変位に
応じて作動するロータリーバルブユニット、及び該ロー
タリーバルブユニットの作動状況に応じて制御される油
圧にて駆動されるアシスト用パワーシリンダを備えたパ
ワーステアリング装置であって、前記ロータリーバルブ
ユニットが、前記ピニオンに固着されたアウタバルブ
と、該アウタバルブに相対回動可能に内接嵌合し、かつ
前記入力軸に相対回動可能に外接嵌合したインナバルブ
とからなると共に、前記トーションバーの捩り角度を前
記アウタバルブと前記インナバルブとの相対回動角度に
変換するべく前記入力軸と前記アウタバルブと前記イン
ナバルブとの間に設けられた変換手段と、該変換手段の
変換率を運転条件に応じて変化させる可変手段とを具備
してなることを特徴とするパワーステアリング装置を提
供することによって達成される。
【0009】
【作用】このような構成により、トーションバーの捩り
変位と、ロータリーバルブユニットのアウタバルブとイ
ンナバルブ間の相対回動変位との間の伝達比を、運転条
件に応じて変化させることにより、所望の剛性感が得ら
れるばね剛性を有するトーションバーを用いたうえで、
ロータリーバルブユニットの応答性を十分に高められる
だけの相対回動変位をインナバルブとアウタバルブとの
間に必要に応じて与えることができる。
【0010】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明に基づき構成されたステア
リング装置1が適用された車両2の要部斜視図である。
車両2の左右の前輪3は、タイロッド4、ラック&ピニ
オン式のステアリングギヤボックス5、及びステアリン
グシャフト6を介してステアリングホイール7に連結さ
れている。
【0012】図2に良く示すように、ステアリングギヤ
ボックス5は、パワーステアリングオイルの流路を制御
するためのロータリーバルブユニット11と、ステアリ
ングシャフト6に連結される入力軸12と、ピニオン1
3と、ピニオン13に噛合したステアリングラック14
とからなっている。そしてステアリングラック14に
は、アシスト軸力を発生するパワーシリンダ15が一体
的に設けられている。
【0013】ロータリーバルブユニット11のハウジン
グ11a・11b(図3参照)は、互いにボルトにて固
着されると共に、ステアリングギヤボックス5に下部ハ
ウジング11bをもって固着されており、オイルタンク
16へオイルを戻すリターンポート17、車速応動制御
油圧が供給されるコントロールポート18、オイルポン
プ19からの油圧が直接供給されるフィードポート2
0、及びパワーシリンダ15のピストン21で隔てられ
た2つの油室22a・22bのそれぞれに油圧を供給す
る2つのシリンダポート23a・23bが設けられてい
る。
【0014】オイルタンク16から汲みだしたオイルを
オイルポンプ19にて供給する油路24は、2つに分岐
され、一方はカットオフバルブ25を介してコントロー
ルポート18に接続され、他方はメインオリフィス26
を介してフィードポート20に接続されている。またオ
イルポンプ19には、流量制御弁27及びリリーフ弁2
8が並列に接続されており、オイルポンプ19の吐出流
量並びに油路24の圧力が、常時一定の範囲に保たれる
ようになっている。
【0015】コントロールポート18及びカットオフバ
ルブ25には、デファレンシャルギヤに噛合したスピー
ドメータドライブギヤにて駆動されて車速に応動するト
ロコイド型油圧モータ29、リリーフ弁30、及び逆止
弁31からなる車速センサユニット32が接続されてい
る。これによると、エンジンを始動し、かつ停車してい
る時には、油圧モータ29が回転しないためにカットオ
フバルブ25からのオイルの流れがせき止められ、走行
すると、油圧モータ29が回転し、オイルタンク16へ
のオイル流量が車速の増大に応じて増加する。ここで逆
止弁31は、高速走行時にオイルの通過量が過度になっ
て車速センサユニット32の入口が負圧になることを防
止し、リリーフ弁30は、車両後退時には油圧モータ2
9がポンプ作用をなすので、この時に発生する油圧を逃
がす働きをする。
【0016】図3に良く示すように、ロータリーバルブ
ユニット11の内部には、ステアリングシャフト6に結
合する入力軸12、ピニオン13、入力軸12とピニオ
ン13とを連結するトーションバー33、及びオイルポ
ンプ19とパワーシリンダ15間の油路の連通度を制御
するためのアウタバルブ34とインナバルブ35が、互
いに同軸的に組み込まれている。
【0017】入力軸12は中空に形成されており、その
中心部にトーションバー33を挿通すると共に、その外
周面にインナバルブ35を回動可能に外接嵌合してい
る。そしてインナバルブ35の外周面には、アウタバル
ブ34が回動可能に外接嵌合している。更にこのアウタ
バルブ34は、ステアリングギヤボックス5に回転自在
に支持されたピニオン13と一体的に結合している。
【0018】アウタバルブ34とインナバルブ35との
互いの摺接面には、従来のパワーステアリング装置のロ
ータリーバルブユニットに於ける入力軸と弁体との間の
油路に相当する油路が形成されており、ピニオン13に
加わる捩りトルク、即ち路面反力の大きさに応じた両者
間の相対回動変位量に対応し、油路の連通度が変化する
ようになっている。このロータリーバルブユニット11
の油路の基本構成自体は、公知のロータリーバルブユニ
ットと等しいので、その詳細な説明は割愛する。
【0019】入力軸12の上端部に於けるロータリーバ
ルブユニット11の上部ハウジング11a内に受容され
た部分には、トーションバー33の捩り変位を、アウタ
バルブ34とインナバルブ35との相対周方向変位に変
換するための変換機構36が設けられている。この変換
機構36は、ピニオン13と一体結合されたアウタバル
ブ34の上端部に一体結合されたシリンダユニット3
7、該シリンダユニット37に摺合したコントロールピ
ストン38、該コントロールピストン38の上端部(ス
テアリングホイール側の端部)に固着され、かつ入力軸
12に対して回動自在かつ軸線方向移動自在に嵌合した
第1カラー39、入力軸12に対して回動自在なインナ
バルブ35の上端部に固着された第2カラー40、第1
・第2両カラー39・40間にて入力軸12に固着され
た第3カラー41、第1カラー39を常時下向きに付勢
するべく入力軸12に巻装されたコイルばね42、及び
第1・第2・第3カラー39・40・41を相互に連結
する伝達ピン43からなっている。
【0020】第1・第2・第3カラー39・40・41
の外周面に於ける無負荷状態で軸線方向に整合する位置
には、球面軸受44a・44b・44cがそれぞれ設け
られており、前記した伝達ピン43は、これらの球面軸
受44a・44b・44cに挿通されている。またこの
伝達ピン43は、第2カラー40の球面軸受44cにそ
の下端が圧入固着されているが、他の球面軸受44a・
44bとは相対摺動可能になっている。
【0021】次に上記実施例の作動要領について説明す
る。
【0022】エンジンが停止している初期状態にあって
は、内蔵されたコイルばねのばね力によってカットオフ
バルブ25が開いており、オイルポンプ19からコント
ロールポート18に到る油路は連通している。
【0023】エンジンを始動すると、オイルポンプ19
からカットオフバルブ25に到る油路24に油圧が作用
する。停車時には、車速センサユニット32の油圧モー
タ29が停止しているため、センサオリフィス45から
オイルタンク16へ到る油路は閉じられている。従っ
て、カットオフバルブ25の図2に於ける右端に油圧が
作用し、カットオフバルブ25が左動してコントロール
ポート18への油路が閉じられる。この状態でカットオ
フバルブ25の右端に油圧が封入され、カットオフバル
ブ25の閉状態が保持される。
【0024】この状態にあっては、コントロールピスト
ン38に加わる油圧が不十分なため、コイルばね42に
押されて第1カラー39は図3に実線で示した下端位置
にあり、伝達ピン43を挿通した各球面軸受44a・4
4b・44cの間隔は、図4aに示すように、互いに概
ね等しくなっている(A=B)。
【0025】この状態でステアリングホイール7を転舵
すると、前輪3からの路面反力によってトーションバー
33が捩れるため、入力軸12とアウタバルブ34との
間に周方向変位が生じる。ここで入力軸12と第3カラ
ー41とが一体回動し、アウタバルブ34と第1カラー
39とが一体回動するので、これらの伝達ピン43との
係合部に角度ずれが生じる。すると伝達ピン43が傾斜
するので、各カラー39・40・41同士の間隔に対応
した拡大率をもって第2カラー40と共にインナバルブ
35が回動させられる(図4b)。
【0026】しかして、この場合には、トーションバー
33の捩れ角Cに対するアウタバルブ34とインナバル
ブ35間の回動角Dがおよそ倍の角度となる。
【0027】このようにして、路面反力が大きい時にス
テアリングホイール7を例えば左へ切ると、アウタバル
ブ34とインナバルブ35との間のパワーシリンダ15
の左室22aへの油路が広がり、この逆にパワーシリン
ダ15の右室22bへの油路が狭くなる。このため、オ
イルポンプ19から左室22aへ流入する油量が増加す
ると同時に、右室22bからオイルタンク16へ通じる
油路が広がる。従って、左室22aの圧力が相対的に高
くなり、左転舵する推力がステアリングラック14に加
わり、ステアリングホイール7の操舵力が軽減される。
【0028】他方、右切り操舵時は、アウタバルブ34
とインナバルブ35との間の角度ずれが上記とは逆の関
係になり、ステアリングラック14に右転舵する推力が
加わることとなる。
【0029】ステアリングホイール7に対する路面反力
が小さい高速走行時は、車速センサユニット32の油圧
モータ29が高速回転することにより、オイルタンク1
6への流量が増大する。そのため、カットオフバルブ2
5の右端に作用していた圧力が低下し、ばね力によって
カットオフバルブが右動する。するとコントロールポー
ト18への油路が開き、コイルばね42の弾発力に抗し
てコントロールピストン38が押し上げられる。これに
より、第1カラー39が第3カラー41から離間し、各
カラー39・40・41同士間の間隔で定まる伝達比が
図4cに示すようになる(A>B)。この状態でトーシ
ョンバー33が捩りトルクを受けて上記と同様に入力軸
12とアウタバルブ34との間に周方向変位を生じる
と、伝達ピン43の傾斜は、第3カラー41を支点とし
た時のレバー比が大きくなる分緩くなり、トーションバ
ー33の捩れ角Cに対するアウタバルブ34とインナバ
ルブ35の間の回動角Dが相対的に小さくなる。これに
より、アウタバルブ34とインナバルブ間の油路の左右
差が抑えられ、パワーアシスト量が相対的に小さくな
る。
【0030】なお、中・低速走行時は、油圧モータ29
も車速に対応して回転しているので、センサオリフィス
45から流入する油量と油圧モータ29が汲みだす油量
とのバランスに応じてカットオフバルブ25の右端に作
用する圧力が変化する。そしてこの圧力とばね力との釣
合でカットオフバルブ25の連通度が変化するので、車
速に応じた油圧がコントロールピストン18に作用して
アシスト量が適切に制御される。
【0031】以上、本発明を一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例の構成に限らず、例えばコン
トロールピストンの構成をラック&ピニオン機構やネジ
機構と電動機とを組み合わせたものにしたり、あるいは
電磁手段による駆動手段を用いても良い。また、要する
に3つのカラー間の間隔を変化させれば良いので、例え
ばインナーバルブ側のカラーを軸方向へ移動させるよう
に構成することもできるし、支点・力点・作用点の関係
も、適宜に変更を加えることが可能である。
【0032】更に、上記実施例に於ては、カットオフバ
ルブ25、車速センサユニット32、及びセンサオリフ
ィス45でコントロールポート18への油圧を車速に応
じて自動制御するものとしたが、コントロールポート1
8に対する油圧を電磁制御弁にて制御するものとし、操
舵角や操舵角速度に応じて変換機構36を駆動するよう
にしても良い。
【0033】
【発明の効果】このように本発明によれば、安定性を重
視して捩り剛性の高いトーションバーを用いても、必要
に応じてロータリーバルブの相対回動角度を十分に確保
し得るので、油圧の応答性を高め、低操舵力を実現し得
る。従って、操舵力軽減と剛性感向上とを両立する上
に、極めて顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両の要部斜視図。
【図2】本発明に基づくパワーステアリング装置の全体
油圧回路図。
【図3】本発明によるロータリーバルブユニットの縦断
面図。
【図4】本発明装置の作動要領の説明図。
【符号の説明】
1 ステアリング装置 2 車両 3 前輪 4 タイロッド 5 ステアリングギヤボックス 6 ステアリングシャフト 7 ステアリングホイール 11 ロータリーバルブユニット 12 入力軸 13 ピニオン 14 ステアリングラック 15 パワーシリンダ 16 オイルタンク 17 リターンポート 18 コントロールポート 19 オイルポンプ 20 フィードポート 21 ピストン 22a・22b 油室 23a・23b シリンダポート 24 油路 25 カットオフバルブ 26 メインオリフィス 27 流量制御弁 28 リリーフ弁 29 油圧モータ 30 リリーフ弁 31 逆止弁 32 車速センサユニット 33 トーションバー 34 アウタバルブ 35 インナバルブ 36 変換機構 37 シリンダユニット 38 コントロールピストン 39 第1カラー 40 第2カラー 41 第3カラー 42 コイルばね 43 伝達ピン 44 球面軸受 45 センサオリフィス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールに連結された入力
    軸、ステアリングラックに左右方向の軸力を与えるピニ
    オン、前記入力軸と前記ピニオンとを連結するトーショ
    ンバー、前記入力軸と前記ピニオンとの相対回動変位に
    応じて作動するロータリーバルブユニット、及び該ロー
    タリーバルブユニットの作動状況に応じて制御される油
    圧にて駆動されるアシスト用パワーシリンダを備えたパ
    ワーステアリング装置であって、 前記ロータリーバルブユニットが、前記ピニオンに固着
    されたアウタバルブと、該アウタバルブに相対回動可能
    に内接嵌合し、かつ前記入力軸に相対回動可能に外接嵌
    合したインナバルブとからなると共に、 前記トーションバーの捩り角度を前記アウタバルブと前
    記インナバルブとの相対回動角度に変換するべく前記入
    力軸と前記アウタバルブと前記インナバルブとの間に設
    けられた変換手段と、該変換手段の変換率を運転条件に
    応じて変化させる可変手段とを具備してなることを特徴
    とするパワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段が、前記アウタバルブと共
    に回動可能であり、かつ前記入力軸の軸線に沿って変位
    可能な第1の部材と、前記インナバルブと一体をなす第
    2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材との間で
    前記入力軸と一体をなす第3の部材と、これら第1・第
    2・第3の部材を、各部材間の相対周方向変位及び第1
    の部材と第2の部材間の相対軸方向変位を許容して互い
    に連結するリンク手段とからなり、前記可変手段が、前
    記第1の部材に走行速度に応じた軸線方向変位を与える
    駆動手段からなることを特徴とする請求項1に記載のパ
    ワーステアリング装置。
JP28883093A 1993-10-26 1993-10-26 パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP3246813B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28883093A JP3246813B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 パワーステアリング装置
US08/304,282 US5593002A (en) 1993-10-26 1994-09-12 Power steering system equipped with means for varying an assist torque thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28883093A JP3246813B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07117694A true JPH07117694A (ja) 1995-05-09
JP3246813B2 JP3246813B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=17735301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28883093A Expired - Fee Related JP3246813B2 (ja) 1993-10-26 1993-10-26 パワーステアリング装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5593002A (ja)
JP (1) JP3246813B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005247290A (ja) * 2004-02-06 2005-09-15 Koyo Seiko Co Ltd 油圧パワーステアリング装置
US7174825B2 (en) 2004-10-13 2007-02-13 Koyo Seiko Co., Ltd. Hydraulic power steering apparatus

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947084A (en) * 1998-03-04 1999-09-07 Ford Global Technologies, Inc. Method for controlling engine idle speed
US6234270B1 (en) * 1999-01-21 2001-05-22 Caterpillar Inc. Vehicle having hydraulic and power steering systems using a single high pressure pump
DE10203384B9 (de) * 2002-01-29 2007-01-18 Trw Fahrwerksysteme Gmbh & Co Kg Servolenksystem
US6634113B1 (en) * 2002-05-17 2003-10-21 Delphi Technologies, Inc. Tilt sensor and method of forming such device
US7389848B2 (en) * 2003-09-10 2008-06-24 Ford Global Technologies, Llc Hydraulic power steering assistant
US7832523B2 (en) * 2007-03-29 2010-11-16 Ford Global Technologies Power assist steering system
US11377144B2 (en) 2019-06-13 2022-07-05 Cnh Industrial America Llc Quick response steering system

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59114159A (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 Mitsubishi Motors Corp パワ−ステアリング装置
JPS60147574U (ja) * 1984-03-13 1985-10-01 自動車機器株式会社 動力舵取装置
JPS60222373A (ja) * 1984-04-20 1985-11-06 Koyo Jidoki Kk 動力舵取装置の油圧反力制御弁装置
JPS60229871A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 Toyoda Mach Works Ltd 動力舵取装置の操舵力制御装置
FR2575989B1 (fr) * 1984-12-26 1989-08-04 Nippon Seiko Kk Dispositif de commande de force de direction pour systeme de direction assistee
US4570736A (en) * 1985-01-07 1986-02-18 Ford Motor Company Dual flow variable assist power steering gear mechanism
JPS62198567A (ja) * 1986-02-26 1987-09-02 Toyota Motor Corp 車両用動力舵取装置
US4858713A (en) * 1986-02-26 1989-08-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power-assisted steering system
US4860635A (en) * 1986-05-12 1989-08-29 Nissan Motor Co., Ltd. Steering control valve for variable power assist steering system
US4742883A (en) * 1986-09-29 1988-05-10 Ford Motor Company Pinion ball bearings with preload adjustment for power rack and pinion steering gears
JP2503574B2 (ja) * 1988-03-10 1996-06-05 トヨタ自動車株式会社 車両用動力舵取装置
GB2233291B (en) * 1989-06-23 1993-02-24 Trw Cam Gears Ltd A vehicle power assisted steering system
US5048630A (en) * 1990-04-09 1991-09-17 Ford Motor Company Power steering trim control system
US5224564A (en) * 1991-05-24 1993-07-06 Ford Motor Company Hydrostatic power steering system
DE4319495B4 (de) * 1992-06-12 2009-06-18 Toyoda Koki K.K., Kariya Hydraulische Servolenkvorrichtung
US5293954A (en) * 1992-09-18 1994-03-15 Trw Inc. Power steering system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005247290A (ja) * 2004-02-06 2005-09-15 Koyo Seiko Co Ltd 油圧パワーステアリング装置
US7174825B2 (en) 2004-10-13 2007-02-13 Koyo Seiko Co., Ltd. Hydraulic power steering apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US5593002A (en) 1997-01-14
JP3246813B2 (ja) 2002-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511630A (en) Power steering system
JP2802726B2 (ja) 流体式特に液圧式サーボ装置
JPH07117694A (ja) パワーステアリング装置
JP2002274401A (ja) 回転式流体圧装置と、該装置を有する全流リンク式ステアリングシステム
JP2565393B2 (ja) ステアリングギヤ比可変装置
JP2738169B2 (ja) 車両の舵取り装置
JP3109920B2 (ja) 操舵装置
JP3079926B2 (ja) 駆動操舵装置
JP2706787B2 (ja) ステアリングギヤ比可変装置
JPH03266774A (ja) 油圧制御弁
JP3370163B2 (ja) 可変バネレート機構
JP2978338B2 (ja) 操舵装置
JP2559724B2 (ja) パワ−ステアリングの油圧制御装置
JP2706786B2 (ja) 四輪操舵装置
JP3313787B2 (ja) パワーステアリング装置
JP2978349B2 (ja) 操舵装置
JP3013727B2 (ja) 車両用パワーステアリング装置
JP2706788B2 (ja) コントロールバルブ
JPH0740461Y2 (ja) 四輪操舵装置
JP2961736B2 (ja) 四輪操舵装置
KR100246673B1 (ko) 기계식 조향력 가변장치
JPH0418590B2 (ja)
JPS6092980A (ja) ステアリング制御装置
JPH05131948A (ja) 車両の4輪操舵装置
JPH08332968A (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees