JPH07117619A - エアバッグ用起動装置 - Google Patents

エアバッグ用起動装置

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JPH07117619A
JPH07117619A JP27170393A JP27170393A JPH07117619A JP H07117619 A JPH07117619 A JP H07117619A JP 27170393 A JP27170393 A JP 27170393A JP 27170393 A JP27170393 A JP 27170393A JP H07117619 A JPH07117619 A JP H07117619A
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JP
Japan
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detonator
ignition pin
ignition
lever
ball
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Application number
JP27170393A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Koide
輝彦 小出
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実でかつ安定した起動性を確保しつつ、簡
単な構造により、厚さ寸法を大幅に低減して小型化する
ことができるエアバッグ用起動装置を得る。 【構成】 起動装置の着火ピン66は、ボール(慣性
体)の移動方向に沿って設けられた支軸68によって回
動自在に支持されており、ボールの移動方向と直交する
面上を回動して尖部70が雷管74に衝突する。したが
って、起動装置内のスペースを有効に利用して着火ピン
66の長さや回動ストロークを確保することができ、ボ
ールの移動方向に沿った起動装置の厚さ寸法を短くで
き、小型化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に取り付けられバッ
グを膨張させるエアバッグ用起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ、例えばステアリングホイー
ルに取り付けられるエアバッグでは、起動装置を備えた
インフレータが設けられおり、車両急減速時等には起動
装置によってインフレータが作動して多量のガスを発生
しバツグを膨張させてステアリングホイールと乗員との
間に介在させるようになっている。
【0003】ここで、図6に示す如く、従来この種の起
動装置130には、シリンダ132内に球形のボール1
34が収容されており、ドライブシャフト136の一端
部が当接している。ドライブシャフト136の中間部に
はトリガシャフト138が固着されている。
【0004】このトリガシャフト138は、着火ピン1
40に係合することができると共に、起動装置130の
ボデーにその軸部142が回動可能に支持されており、
これによってドライブシャフト136はトリガシャフト
138と共にトリガシャフト138の軸線周りに回動で
きるようになっている。
【0005】一方、ドライブシャフト136の他端部
は、バイアススプリング146を備えたバイアスピン1
48によって押圧されている。このため、通常はドライ
ブシャフト136はボール134をシリンダ132内の
所定位置に保持状態とすると共に、トリガシャフト13
8が着火ピン140に係合しファイヤリングスプリング
150の付勢力に抗してこの着火ピン140を係止状態
としている。
【0006】車両急減速時等には、シリンダ132内の
所定位置に収納されたボール134がバイアススプリン
グ146の付勢力に抗して慣性力で車両前方方向である
矢印A方向に移動してドライブシャフト136を回動さ
せ、このドライブシャフト136に固着されたトリガシ
ャフト138が反時計回り方向へ回転してトリガシャフ
ト138による着火ピン140の係止が解除される。こ
れにより、着火ピン140が雷管152に衝突して着火
させ、インフレータが作動してバッグ(図示省略)が膨
張するようになっている(一例として、特開昭60−2
48454号、特開昭60−248455号、特開昭6
0−248456号、特開昭60−248457号公報
等)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の起動装置130では、ファイヤリングスプリング
150によって付勢された着火ピン140が軸線に沿っ
て(ボール134と同様に車両前方方向である矢印A方
向に)移動して雷管152に衝突する構成であるため、
換言すれば、ファイヤリングスプリング150、着火ピ
ン140及び雷管152が一直線上に配列された構成で
あるため、L1 (ファイヤリングスプリング150の長
さ)及びL2 (着火ピン140の長さ)さらにL3 (着
火エネルギーを確保するための着火ピン140の移動ス
トローク)が何れも不可欠な構成とされ、このため、起
動装置130の全体的な厚さ寸法L0 が長くなる欠点が
あった。
【0008】したがって、厚さ寸法L0 が長いこのよう
な起動装置130を適用すると、エアバッグの厚さ寸法
が必然的に大きくなり、小型化が困難になる原因であ
り、このための対策が切望されていた。この場合、この
ような起動装置130をエアバッグ(インフレータ)に
内蔵して厚さ寸法を低減することも考えられるが、エア
バッグ(インフレータ)の径寸法が増加したり構造が複
雑になる等、別の新たな問題が生じ、根本的な解決には
ならない。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、確実でかつ安
定した起動性を確保しつつ、簡単な構造により、厚さ寸
法を大幅に低減して小型化することができるエアバッグ
用起動装置を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
用起動装置は、車両急減速を慣性移動により検知する質
量体と、前記質量体の移動方向に直交する軸によって回
動可能に支持され、前記質量体に係合して通常は質量体
を所定位置に保持すると共に車両急減速時には前記質量
体の慣性移動によって回動されるトリガレバーと、前記
質量体の移動方向に沿った軸によって回動可能に支持さ
れ、回動することにより雷管に作用してバツグを膨張さ
せると共に常に雷管に衝突する方向へ付勢され、通常は
前記トリガレバーによって前記雷管から離間状態で保持
され、前記トリガレバーの回動時には前記保持を解除さ
れて回動する着火ピンと、前記トリガレバーが前記着火
ピンの回動阻止を解除する方向と反対方向へ前記トリガ
レバーを付勢する押圧部材と、を備えている。
【0011】
【作用】上記構成のエアバッグ用起動装置では、通常
は、トリガレバーが質量体に係合して所定位置に保持し
ており、さらに、このトリガレバーが着火ピンに係合し
て着火ピンの回動を阻止している。車両急減速時には質
量体の慣性移動によってトリガレバーが回動され、着火
ピンの回動阻止を解除する。これにより、着火ピンが質
量体の移動方向に沿った軸周りに回動して雷管に衝突す
る。
【0012】ここで、着火ピンは、質量体の移動方向に
沿った軸によって回動可能に支持されており質量体の移
動方向と直交する面上で回動する構成であるため、換言
すれば、従来の如く着火ピン及び雷管が一直線上に配列
され着火ピンが軸線に沿って移動して雷管に衝突する構
成ではないため、装置内のスペースを有効に利用して着
火ピンの長さや着火エネルギーを確保するための着火ピ
ンの移動ストロークを確保することができ、起動装置の
全体的な厚さ寸法を短くすることができる。
【0013】したがって、この起動装置を適用すると、
エアバッグの厚さ寸法を短くでき、小型化が可能とな
る。また、エアバッグ(インフレータ)の厚さ寸法を低
減するために起動装置をインフレータに内蔵する必要が
ないため、エアバッグ(インフレータ)の径寸法が増加
したり構造が複雑になることもない。
【0014】このように、確実でかつ安定した起動性を
確保しつつ、簡単な構造により、厚さ寸法を大幅に低減
して小型化することができる。
【0015】
【実施例】図4には、本発明の実施例に係るエアバッグ
用起動装置34が適用されたエアバッグ10が示されて
いる。なお、図中矢印FR方向は車両前方側を示す。
【0016】このエアバッグ10では、ベースプレート
12が図示しない支持手段によりステアリングホイール
14のハブ14A(共に想像線で示す)に略平行に支持
されている。ベースプレート12には、バツグ16、カ
バー18、インフレータ20が取り付けられている。
【0017】バッグ16はベースプレート12の乗員側
(図4上側)に折り畳まれた状態で配置されている。こ
のバッグ16は開口側の縁がベースプレート12の略中
央部にリングプレート22を介して取り付けられてい
る。リングプレート22は図示しないボルトでベースプ
レート12に締め付けられ、バッグ16の開口側の縁を
ベースプレート12に押し付けている。
【0018】カバー18はベースプレート12の乗員側
に配置されてベースプレート12との間にバッグ16を
格納している。このカバー18は周囲に図示しない枠状
の芯金が埋設され、芯金を介してリベツト等によりベー
スプレート12へ取り付けられている。このカバー18
のベースプレート12との対向部には薄肉部24が形成
され、この部分で破断され易いようになっている。
【0019】インフレータ20は円柱状で、ベースプレ
ート12の略中央部に貫通されてバッグ16に挿入され
た状態で配置されている。インフレータ20には外周に
フランジ20Aが形成され、図示しないボルトでベース
プレート12の反乗員側(図4下側)の面に固着されて
いる。
【0020】このインフレータ20にはガス発生物質が
封入されると共にガス発生物質の周囲には伝爆薬が設け
られており(何れも図示省略)、さらに後述する雷管7
2が配置されている。ガス発生物質は、雷管72が発火
したときに燃焼されるようになっており、燃焼によって
分解して大量のガスを放出し、このガスでバッグ16を
膨張できるようになっている。ガス発生物質としては、
例えばアジ化ナトリウムを含有するものがある。
【0021】また、インフレータ20には、雷管72を
着火させるための起動装置34が内蔵されている。
【0022】図2及び図3に示す如く、起動装置34の
ケース36内にはブロック38に支持されてシリンダ4
0が設けられている。シリンダ40は、ブロック38に
貫通穿設されたシリンダ嵌入孔42内にOリング44を
介在させて配置されている。このシリンダ40内には、
質量体としての球状のボール48が図2矢印A方向へ移
動可能なように収容されている。ボール48は車両急減
速時等に慣性力によって図2矢印A方向へ移動するよう
になっている。
【0023】前記ボール48の車両前方方向には、トリ
ガレバー50が配置されている。トリガレバー50は、
トリガ部52とレバー部54とによって構成されてい
る。トリガ部52は、半円柱形状に形成されており、上
側一端角部56が後述する着火ピン66の係止用とされ
ている。このトリガ部52は、その軸58がボール48
の移動方向(図2A方向)に直交する状態でブロック3
8に回動自在に支持されている。
【0024】一方、レバー部54は棒状に形成されてお
り、その中間部がトリガ部52を貫通して一体的に固着
されている。これにより、レバー部54はトリガ部52
と共に軸58周り(図2A方向)に回動できるようにな
っている。このレバー部54は、その上端部分がボール
48に当接した状態で配置されている。一方、トリガ部
52から下方へ突出するレバー部54の下端部分は、押
圧部材としてのバイアススプリング60を備えたバイア
スピン62によって押圧されている。これにより、通常
はレバー部54は、バイアススプリング60の付勢力に
よって上端部分がボール48をシリンダ40内の所定位
置に保持状態としている。
【0025】前記構成のトリガレバー50のトリガ部5
2には、着火ピン66が係止されている。
【0026】着火ピン66は、図1に詳細に示す如く、
本体部66Aと係止部66Bとによって構成されてい
る。本体部66AはL字形に形成されており、一端が支
軸68によって回動自在に支持されている。ここで、支
軸68は、ボール48の移動方向(図2A方向)に沿っ
て設けられており、したがって、着火ピン66(本体部
66A)は、ボール48の移動方向と直交する面上で回
動する構成である。また、支軸68と反対側の本体部6
6Aの先端には、円錐状の尖部70が形成されている。
【0027】一方、係止部66Bは、尖部70の近傍
(支軸68と反対側の本体部66Aの先端)に設けられ
ており、本体部66Aに対し支軸68と同方向へ直角に
屈曲して形成されている。この係止部66Bの先端がト
リガレバー50のトリガ部52(上側一端角部56)に
対応しており、着火ピン66は、係止部66Bがトリガ
部52(上側一端角部56)に係止される構成である。
【0028】着火ピン66を支持する支軸68の周囲に
は、捩じりスプリング72が巻装されている。捩じりス
プリング72は、一端が着火ピン66の本体部66Aに
係止されており、他端がケース36から突出するピン3
7に係止されている。これによって、着火ピン66は常
に図1及び図3矢印B方向へ付勢されている。トリガレ
バー50(トリガ部52及びレバー部54)が軸58周
りに回動して、着火ピン66の係止部66Bとトリガ部
52(上側一端角部56)との係合が解除された場合に
は、捩じりスプリング72の付勢力によって着火ピン6
6が図1及び図3矢印B方向へ回動するようになってい
る。
【0029】着火ピン66の尖部70の回動軌跡上(ボ
ール48の移動方向と直交する面上)には、尖部70に
対応して雷管74が配置されている。雷管74は、着火
ピン66の尖部70との衝突によって爆発されて図示し
ない伝爆薬に着火できる。
【0030】次に本実施例の作用を説明する。車両の通
常状態においては、トリガレバー50は、レバー部54
がバイアススプリング60によって付勢されており、こ
れによって、ボール48はレバー部54によって車両後
方側へ付勢されてシリンダ40内の所定位置に収容され
ている。また、捩じりスプリング72によって付勢され
た着火ピン66は、その係止部66Bがトリガレバー5
0のトリガ部52(上側一端角部56)に係止されてい
る(図2及び図3図示状態)。
【0031】ここで、車両が急減速状態に至ると、シリ
ンダ40内の所定位置に収容さたボール48が図2矢印
A方向へ慣性移動してトリガレバー50のレバー部54
を押圧する。
【0032】このため、トリガ部52がレバー部54と
共に軸58周りに回動して、トリガ部52(上側一端角
部56)と着火ピン66の係止部66Bとの係合が解除
される。したがって、捩じりスプリング72の付勢力に
よって着火ピン66が図3矢印B方向へ回動し、尖部7
0が雷管74に衝突する。雷管74は、着火ピン66
(尖部70)との衝突によって着火されて図示しない伝
爆薬が爆発し、これによりガス発生物質が燃焼されてバ
ッグ16が膨張する。
【0033】ここで、起動装置34では、着火ピン66
がボール48の移動方向に沿って設けられた支軸68に
よって回動可能に支持されておりボール48の移動方向
と直交する面上で回動する構成であるため、換言すれ
ば、従来の如く着火ピン及び雷管が一直線上に配列され
着火ピンが軸線に沿って移動して雷管に衝突する構成で
はないため、ケース36内のスペースを有効に利用して
着火ピン66の長さや着火エネルギーを確保するための
着火ピン66の移動ストロークを確保することができ、
図2に示す如く起動装置34の全体的な厚さ寸法Lを短
くすることができる。
【0034】したがって、この起動装置34を適用する
と、エアバッグ10の厚さ寸法を短くでき、小型化が可
能となる。また、エアバッグ10(インフレータ20)
の厚さ寸法を低減するために起動装置34をインフレー
タ20に内蔵する必要がないため、エアバッグ10(イ
ンフレータ20)の径寸法が増加したり構造が複雑にな
ることもない。
【0035】このように、起動装置34では、確実でか
つ安定した起動性を確保しつつ、簡単な構造により、厚
さ寸法を大幅に低減して小型化することができる。
【0036】なお、前記実施例においては、着火ピン6
6の尖部70の回動軌跡上(ボール48の移動方向と直
交する面上)に雷管74が配置され、着火ピン66の尖
部70によって直接雷管74を着火させる構成とした
が、これに限らず、他の位置に雷管74が配置される場
合であっても適用可能である。
【0037】例えば、図5に示す如く、着火ピン80の
回動軌跡上に雷管74が位置しない場合であっても適用
可能である。この場合には、着火ピン80には、着火ピ
ン66の尖部70に代えて、押圧部82が形成されてい
る。さらに、着火ピン80の押圧部82の回動軌跡上
(雷管74との間)には、補助着火レバー84が配置さ
れている。補助着火レバー84は軸86によって回動自
在に支持されており、尖部88が雷管74に対応してい
る。また、補助着火レバー84の軸86には保持スプリ
ング90が配置されており、補助着火レバー84(尖部
88)を雷管74から離間した状態で保持している。な
お、この保持スプリング90の付勢力は、着火ピン80
を付勢する捩じりスプリング72の付勢力よりは大幅に
弱く、単に補助着火レバー84を保持できる程度の付勢
力を有していればよい。
【0038】図5に示す着火ピン80及び補助着火レバ
ー84によれば、車両が急減速状態に至りトリガレバー
50による着火ピン80の保持が解除されると、捩じり
スプリング72の付勢力によって着火ピン80が図5矢
印B方向へ回動し、押圧部82が補助着火レバー84を
押圧する。これにより、補助着火レバー84が軸86周
りに図5矢印C方向へ回動され、尖部88が雷管74に
衝突する。
【0039】このように、着火ピン80の回動軌跡上に
雷管74が位置しない場合であっても、補助着火レバー
84を配置することにより確実に雷管74を作動させる
ことができ、雷管74の配置位置に拘わらず適用するこ
とができる。またこの場合であっても、着火ピン80が
ボール48の移動方向に沿って設けられた支軸68によ
って回動可能に支持されておりボール48の移動方向と
直交する面上で回動する構成であるため、換言すれば、
従来の如く着火ピン及び雷管が一直線上に配列され着火
ピンが軸線に沿って移動して雷管に衝突する構成ではな
いため、ケース36内のスペースを有効に利用して着火
ピン80の長さや移動ストロークを確保することがで
き、起動装置34の全体的な厚さ寸法Lを短くすること
ができる。したがって、この場合にも、エアバッグ10
の厚さ寸法を短くでき、小型化が可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るエアバッ
グ用起動装置は、確実でかつ安定した起動性を確保しつ
つ、簡単な構造により、厚さ寸法を大幅に低減して小型
化することができる優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る起動装置の着火ピンの斜
視図である。
【図2】本発明の実施例に係る起動装置の概略構造を示
す縦断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る起動装置の概略構造を示
す図2の3−3線に沿った縦断面図である。
【図4】起動装置が適用されたエアバッグの概略構造を
示す断面図である。
【図5】本発明の実施例に係る起動装置の着火ピンの他
の例を示す斜視図である。
【図6】従来の起動装置の縦断面図である。
【符号の説明】
34 起動装置 48 ボール(質量体) 50 トリガレバー 60 バイアススプリング(押圧部材) 66 着火ピン 66A 本体部 66B 係止部 70 尖部 74 雷管 80 着火ピン 84 補助着火レバー 88 尖部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速を慣性移動により検知する質
    量体と、 前記質量体の移動方向に直交する軸によって回動可能に
    支持され、前記質量体に係合して通常は質量体を所定位
    置に保持すると共に車両急減速時には前記質量体の慣性
    移動によって回動されるトリガレバーと、 前記質量体の移動方向に沿った軸によって回動可能に支
    持され、回動することにより雷管に作用してバツグを膨
    張させると共に常に雷管に衝突する方向へ付勢され、通
    常は前記トリガレバーによって前記雷管から離間状態で
    保持され、前記トリガレバーの回動時には前記保持を解
    除されて回動する着火ピンと、 前記トリガレバーが前記着火ピンの回動阻止を解除する
    方向と反対方向へ前記トリガレバーを付勢する押圧部材
    と、 を備えたエアバッグ用起動装置。
JP27170393A 1993-10-29 1993-10-29 エアバッグ用起動装置 Pending JPH07117619A (ja)

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