JPH07116580A - 高粘度流体の塗布装置 - Google Patents

高粘度流体の塗布装置

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Publication number
JPH07116580A
JPH07116580A JP27285193A JP27285193A JPH07116580A JP H07116580 A JPH07116580 A JP H07116580A JP 27285193 A JP27285193 A JP 27285193A JP 27285193 A JP27285193 A JP 27285193A JP H07116580 A JPH07116580 A JP H07116580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
flow rate
constant flow
high viscosity
viscosity fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP27285193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Iida
和幸 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH07116580A publication Critical patent/JPH07116580A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定流量供給装置の二次側に接続されるホース
の長さを可及的に短縮する。 【構成】 エアポンプ40によって高粘度流体を汲み上
げ、この高粘度流体をロボット10のアーム11上に設
置した定流量供給装置30で定流量化したのち、ホース
70を介して塗布ガン20に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤、シール材等の
高粘度流体をロボットを用いて塗布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪車の艤装工程や溶接工程では、接着
剤、シール材等の高粘度流体を塗布する作業が実施され
るが、最近はこの作業をロボットに行わせることが多
い。
【0003】上記高粘度流体の塗布作業は、塗布される
接着剤、シール材等が所定の断面積を持つように実施す
る必要があり、それには、ロボットに対して常に一定量
の高粘度流体を供給しなければならない。
【0004】そこで従来は、エアポンプによって製品容
器(ペール缶もしくはドラム缶)から高粘度流体を汲み
上げ、この高粘度流体を定流量供給装置で定流量化した
後、ロボットに付設された塗布ガンに供給するようにし
ている。
【0005】上記定流量供給装置は、例えば図3に示す
ように、外接型ギヤポンプ1と、その駆動源であるサー
ボモータ2と、ポンプ1とモータ2間に介在された減速
機3とで構成される。
【0006】上記エアポンプは、エアシリンダの往復運
動によって高粘度流体を汲み出すものであるから、該ポ
ンプから上記ギヤポンプ1に供給される高粘度流体の量
および圧力は脈動している。しかし、サーボモータ2で
駆動されるギヤポンプ1は、該モータ2の回転数で決定
される一定な量の高粘度流体を吐出するので、高粘度流
体の定流量供給手段として機能する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の塗布装置では、
定流量供給装置を地上に設置しており、したがって、そ
の吐出口とロボットの塗布ガンとの間を接続するホース
(二次側ホース)として、かなり長さの大きなものを使
用している。また、上記ホースは、ロボットの運動に追
従させるために柔軟性を有する材料で形成されている。
【0008】このようなホースを用いた従来の塗布装置
においては、定流量供給装置が起動されて加圧された高
粘土流体が上記ホースに吐出された場合に、該ホースが
膨脹して上記流体の圧力の立上がりが遅れるので、定流
量供給装置の起動時に塗布ガンから適正かつ安定した量
の高粘土流体が吐出されなくなくなって、高粘土流体の
ビードの断面形状が細小でかつ不安定になるという不都
合を生じる。
【0009】一方、上記ホースの長さが大きくなるに伴
ってその管路抵抗が増大するので、従来の装置では高粘
土流体の圧力を相当に高くしないと塗布ガンから十分な
量の高粘土流体が吐出されず、このため、上記ホースの
劣化が早いという不都合も生じる。
【0010】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、定流
量供給装置の二次側に接続されるホースの長さを可及的
に短くすることができる高粘度流体の塗布装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、エアポンプ
によって高粘度流体を汲み上げ、この高粘度流体を定流
量供給装置で定流量化した後、ロボットに付設された塗
布ガンに供給する高粘度流体の塗布装置において、上記
定流量供給装置を上記ロボットのアーム上に設置したこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】定流量供給装置がロボットのアーム上に載置さ
れているので、定流量供給装置の二次側に接続されるホ
ースの長さが可及的に短縮される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1に示す実施例は、多関節タイプの産業
用ロボット10と、該ロボット10のアーム11の先端
に付設された塗布ガン20と、上記アーム11の中央部
上面に設置した定流量供給装置30と、地上に設置した
エアポンプ40とを備えている。
【0015】定流量供給装置30は、図2にその構成の
一例を示すように、前部に減速機31が付設されたAC
サーボモータ32と、該モータ30の下方に並設された
ギヤポンプ33とを有する。
【0016】この実施例で使用されているギヤポンプ3
3は、トロコイド歯形のギヤを用いた内接型ギヤポンプ
である。このポンプ33は、ポンプ本体部33aと、こ
のポンプ本体部33aの回転軸33bに連結された中間
軸33cとを備え、中間軸33cを2個のベアリング3
3dで支持することによってスラスト方向の荷重に対す
る強度を高めている。
【0017】上記減速機31の出力軸31aおよびギヤ
ポンプ33の中間軸33cには、それぞれプーリ34お
よび35が取り付けられ、これらのプーリ34,35間
にタイミングベルト36が張設されている。したがっ
て、モータ32の回転動力はベルト36を介してポンプ
33に伝達される。
【0018】上記のように構成された定流量供給装置3
0は、ギヤポンプ33が内接型であり、しかも該ポンプ
33がACサーボモータ32に並設されていることか
ら、外接型ギヤポンプに減速機およびモータをつ直列接
続した構成を有する従来の定流量供給装置(図3参照)
に比して軽量小型である。したがって、図示したよう
に、ロボット10のアーム11の上面に設置することが
可能であり、しかもアーム11の運動に支障を与えな
い。
【0019】上記エアポンプ40は、高粘度流体が収容
された製品容器50(ペール缶もしくはドラム缶)の内
周面に嵌合されたプレート41と、パイプからなる可動
ロッド42aの先端に上記プレート41が連結されたエ
アシリンダ42とを備えている。このエアポンプ40に
おいて、エアシリンダ42を加圧エアによって往復動さ
せると、プレート41の加工動作時に容器50内の高粘
度流体が上記可動ロッド42aを介して汲み上げられ
る。
【0020】一次側ポンプたる上記エアポンプ40で汲
み上げられた高粘度流体は、一次側ホース60を介して
二次側ポンプたる上記ギヤポンプ33に到達する。上記
エアポンプ40から吐出された高粘度流体は、前述した
ようにその量および圧力が脈動しているが、ギヤポンプ
33は供給された高粘度流体を定量化して吐出し、これ
を二次側ホース70を介して上記塗布ガン20に供給す
る。
【0021】上記二次側ホース70は、定流量供給装置
30がロボットアーム11の上面に設置されていること
からその長さを可及的に短かく設定してあり、したがっ
て、ギヤポンプ33の起動時におけるホース70の膨脹
の度合が低い。そのため、該起動時においても規定の量
の高粘度流体が塗布ガン20に供給されることになり、
その結果、上記起動時においても、所望の断面形状を持
つ高粘度流体のビードが形成される。
【0022】また、ホース70の長さが小さいのでその
管路抵抗が低く、したがって、高粘度流体の圧力を比較
的低く設定しても十分な量の高粘度流体を塗布ガン20
から吐出させることができ、このため、ホース70およ
び定流量供給装置30の劣化が可及的に抑制される。ま
た、塗布ガン20のノズル径を従来(例えば3〜5m
m)よりも小さく設定(例えば0.5〜3mm)するこ
とができるという利便も得られる。
【0023】なお、上記ホース70は、ロボットの運動
によって大きく振られることがないので比較的硬質の材
料、つまり上記した膨脹の度合が低い材料で形成するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、定流量供給装置の二次
側に接続されるホースの長さを可及的に短くすることが
できるので、定流量供給装置の起動時においても、上記
ホースの膨脹を抑制して適正な断面のビードを形成する
ことが可能である。また、上記ホースの管路抵抗を低く
することができるので、高粘度流体の圧力を低くするこ
とが可能であり、したがって、ホースおよび定流量供給
装置の劣化を可及的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した斜視図。
【図2】定流量供給装置の構成を例示した断面図。
【図3】従来から使用されている定流量供給装置を示し
た斜視図。
【符号の説明】
10 産業用ロボット10 11 アーム 20塗布ガン 30 定流量供給装置 31 減速機 32 ACサーボモータ 33 ギヤポンプ 40 エアポンプ 60,70 ホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアポンプによって高粘度流体を汲み上
    げ、この高粘度流体を定流量供給装置で定流量化した
    後、ロボットに付設された塗布ガンに供給する高粘度流
    体の塗布装置において、 上記定流量供給装置を上記ロボットのアーム上に設置し
    たことを特徴とする高粘度流体の塗布装置。
  2. 【請求項2】 上記定流量供給装置は、トロコイド歯形
    のギヤを用いた内接型ギヤポンプと、このギヤポンプを
    駆動すべく該ポンプに並設されたサーボモータとを備え
    る請求項1記載の高粘度流体の塗布装置。
JP27285193A 1993-10-29 1993-10-29 高粘度流体の塗布装置 Pending JPH07116580A (ja)

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JP27285193A JPH07116580A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 高粘度流体の塗布装置

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JPH07116580A true JPH07116580A (ja) 1995-05-09

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ID=17519661

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JP27285193A Pending JPH07116580A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 高粘度流体の塗布装置

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JP (1) JPH07116580A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155252A (ja) * 1995-12-07 1997-06-17 Toumen Syst Kk 多色塗料の定量送出ユニット
JP2001239197A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ペースト塗布装置およびペースト塗布方法
WO2009059753A1 (de) * 2007-11-07 2009-05-14 Dürr Systems GmbH Applikationssystem
KR20190136488A (ko) * 2018-05-31 2019-12-10 조옥주 보강 프레임 및 이를 이용한 천장패널 제조방법
JP2020517430A (ja) * 2017-04-19 2020-06-18 エクセル インダストリー 基体に流体生成物を塗布するためのアキシャルピストンポンプを含むデバイス

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