JP4035742B2 - 粘性材料の汲み出し輸送方法及び装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、缶等の容器に収容されている粘性材料に、発泡のためのガスを混合させながら容器から汲み出すための、粘性材料の汲み出し輸送装置に関する。なお、本発明では粘性材料とは、常温で液状のコーティング剤や接着剤などの粘性流体性状をなすもの、及び常温固体状であるが加熱によって粘性流体性状をなすろう材や熱可塑性樹脂等であり、例えばホットメルト接着剤やシーラント剤等を含むものとして用いる。
【0002】
【従来の技術】
従来から粘性材料を発泡させて種々の目的に用いることは、よく知られた技術である。例えば接着剤、特にホットメルト接着剤を発泡させて用いると、非発泡状態に比べて接着剤の密度が小さく従って材料の消費量が少なくてすむこと、非発泡に比べて発泡状態の方が温度降下が緩やかなので、接着圧力によって広い面積に広がりやすく、接着後の結合強度が強いこと、また平滑性に優れていること、オープンタイムが長いこと、垂直な面へ塗布したときに流れ落ちる傾向が少ないこと等の優れた特性を持っていること。更にシーリング材やガスケット材として発泡材を用いると弾性に優れ、シール性が良く、また耐衝撃性に優れていること等の利点があることから、広く産業界で用いられてきた。
【0003】
また粘性材料の中には、曝気によってその性質を容易に変化させる性状をしたものがある。例えば空気中の湿分と反応して硬化するもの、光に反応して硬化するもの等である。これらのものの中には保存中や流通段階での性状の変化を避けるため、缶等の容器に密閉されて流通供給されるものがある。
【0004】
これら缶等の容器に収容された粘性材料に発泡のためのガスを混合させて塗布する方法には、粘性材料を容器から汲み出す装置と、汲み出された粘性材料にガスを混合させる装置の、二つの独立した装置を用いて行われてきた。
【0005】
前記した粘性材料を容器から汲み出す装置としては、特開平6−63489号公報に開示された装置又はこれと類似の装置などが用いられ、また汲み出された粘性材料にガスを混合させる装置としては、特開昭63−264327号公報に開示された装置又はこれと類似の装置などが用いられている。
【0006】
前記特開平6−63489号公報に開示される粘性材料を容器から汲み出す装置の概要は、熱可塑性材料に適用するもので、フォロワと加熱用プラテンとポンプからなるプラテン組立体を熱可塑性材料が充填されたドラム容器内に挿入押圧し、熱可塑性材料を加熱溶融しながら汲み出す装置が開示されている。その際、プラテン外周に設けた密封具でドラム容器内壁との間を密封し、熱可塑性材料が大気に曝されるのを防止ししている。
【0007】
また特開昭63−264327号公報に開示される粘性材料にガスを混合させる装置の概要は、ハウジングと、ハウジングの内部に互いにかみ合って回転するディスクが取り付けられた回転シャフトとから構成され、ハウジングの一端部にポリマー材料の入口が、他端部にポリマー材料の出口が設けられ、更に発泡のためのガス供給手段がハウジングに設けられている装置が開示されている。
【0008】
そして特開平6−63489号公報に開示されるような粘性材料を容器から汲み出す装置によって汲み出された材料は、特開昭63−264327号公報に開示されるような粘性材料にガスを混合させる装置で粘性材料とガスが十分に混練混合された後、混合装置の出口からホース等の管路を介して噴出ガン等へ圧送され、噴出ガンから被塗物へ塗布される。その際、粘性材料とガスの混合された材料は、噴出ガンから被塗物へ向けて噴出塗布すると同時に圧力が開放されて、被塗物面上で発泡する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の技術には、次のような問題があった。すなわち缶等の容器に収容された粘性材料に発泡のためのガスを混合させて塗布する方法には、粘性材料を容器から汲み出す装置と、汲み出された粘性材料にガスを混合させる装置の二つの独立した装置を用いて行われていたので、装置全体の構成が大型となり、設置面積も大きくなって取り扱いが不便であった。
【0010】
また汲み出し装置から混合装置へ、更に混合装置から噴出ガンまでの粘性材料の輸送経路がどうしても長くなり、特に粘度の高い粘性材料を取り扱う場合には輸送経路内での圧力損失が大きくなるため、高圧で輸送したり混練しなければならず、従って汲み出し装置や混合装置のエネルギー消費量も大きかった。また発泡のためのガスも混合装置内の高圧雰囲気中へ注入しなければならないので、高圧力のガスが必要とされた。
【0011】
また一日の運転が終了し装置を停止したときなど、輸送経路や混合装置などの系内に残存する粘性材料の量が多くなり、再始動時にこれら残存材料は、どうしても正常な発泡を得ることがむずかしいので、その分排出破棄しなければならず、不経済であった。
【0012】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、缶等の容器に収容されている粘性材料に、大気を遮断した状態で発泡のためのガスを混合させる機能と、容器から粘性材料を汲み出し輸送する機能とを一つの装置内に一体的に構成することにより、コンパクトで、比較的に低圧状態でガス注入ができ、装置を停止したときにも系内に残存する材料が少なくて済む、粘性材料の汲み出し輸送方法と装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために次のような構成の方法及び装置とした。なお理解を助けるために後述する実施例に示す符号を括弧を付して表示した。すなわち、容器(3)に収容されている粘性材料の汲み出し輸送方法であって、外周に容器(3)の内壁との間で容器を密封するシール部材(16)を装着し下面にリングヒーター(17)を取付けたプラテン(80)と、それぞれ独立したモータ(9)によって回転するドライブ軸(26)、第一歯車ポンプ組立体(42)及び第二歯車ポンプ組立体(61)と、ドライブ軸(26)より回転力を得て回転する、下部先端が、プラテン(80)下面に形成され容器(3)内の粘性材料が存在するくぼみ部(20)に突出し、該突出部分に粘性材料の吸引を助けるための回転方向に対してすくい角を持つ切り欠き部(23)が形成された粘性材料の吸引ノズル(21)、及び、上部が先細りのテーパー部をなす回転ミキシング部材(37)と、第二歯車ポンプ組立体(61)の吐出口に連通する吐出口(76)を有し、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部を覆うように設けられ、かつ回転ミキシング部材(37)の該テーパー部との間で粘性材料の送り方向に断面積が除々に小さくなる通路を形成するテーパー孔(58)が形成されたハウジング部材(59)と、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部の表面に設けられ、該通路に位置された突起(53)と、回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内に挿入するようにプラテンに植設され外周にら旋溝を形成した混練スクリュー部材(71)と、混練スクリュー部材(71)の外側に臨む回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面に形成したら旋溝(51)と、プラテン(80)内に設けたキャビティ(47)に逆止弁(73)を介して設けたガス注入孔(74)と、を含むプラテン組立体(4)を、基礎フレーム(2)上に載置される粘性材料(78)を収容した容器(3)に対してシリンダー(5)によって上下に相対移動可能に構成し、該プラテン組立体(4)、該基礎フレーム(2)及び該シリンダー(5)を単一の装置として一体的に構成した粘性材料の汲み出し輸送装置を用い、該第一歯車ポンプ組立体(42)で該吸引ノズル(21)により前記粘性材料を吸い込み該キャビティ(47)圧送する第一工程と、該キャビティ(47)で低圧状態で該逆止弁(73)を介してガス注入孔(74)から前記粘性材料に圧縮ガスを注入する第二工程と、該混練スクリュー部材(71)のら旋溝と該回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面のら旋溝(51)との間で前記粘性材料と圧縮ガスとを混合して粘性材料と圧縮ガスの混合体を得て次工程へ送る第三工程と、該粘性材料と圧縮ガスの混合体を該回転ミキシング部材(37)の突起(53)と該テーパー孔(58)とで混練をさらに促進させつつ、かつ徐々に昇圧させながら次工程へ送る第四工程と、前記粘性材料と圧縮気体の混合体を第二歯車ポンプ組立体(61)でより高圧にして次工程へ圧送する第五工程とを、含むことを特徴とする、粘性材料の汲み出し輸送方法とした。
【0014】
また、容器(3)に収容されている粘性材料の汲み出し輸送装置であって、外周に容器(3)の内壁との間で容器を密封するシール部材(16)を装着し下面にリングヒーター(17)を取付けたプラテン(80)と、それぞれ独立したモータ(9)によって回転するドライブ軸(26)、第一歯車ポンプ組立体(42)及び第二歯車ポンプ組立体(61)と、ドライブ軸(26)より回転力を得て回転する、下部先端が、プラテン(80)下面に形成され容器(3)内の粘性材料が存在するくぼみ部(20)に突出し、該突出部分に粘性材料の吸引を助けるための回転方向に対してすくい角を持つ切り欠き部(23)が形成された粘性材料の吸引ノズル(21)、及び、上部が先細りのテーパー部をなす回転ミキシング部材(37)と、第二歯車ポンプ組立体(61)の吐出口に連通する吐出口(76)を有し、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部を覆うように設けられ、かつ回転ミキシング部材(37)の該テーパー部との間で粘性材料の送り方向に断面積が徐々に小さくなる通路を形成するテーパー孔(58)が形成されたハウジング部材(59)と、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部の表面に設けられ、該通路に位置された突起(53)と、回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内に挿入するようにプラテンに植設され外周にら旋溝を形成した混練スクリュー部材(71)と、混練スクリュー部材(71)の外側に臨む回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面に形成したら旋溝(51)と、プラテン(80)内に設けたキャビティ(47)に逆止弁(73)を介して設けたガス注入孔(74)と、を含むプラテン組立体(4)を、基礎フレーム(2)上に載置される粘性材料(78)を収容した容器(3)に対してシリンダー(5)によって上下に相対移動可能に構成し、該プラテン組立体(4)、該基礎フレーム(2)及び該シリンダー(5)を単一の装置として一体的に構成してなり、該粘性材料は該吸引ノズル(21)を通して第一歯車ポンプ組立体(42)により吸引されると共に該キャビティ(47)に圧送され、キャビティ(47)で低圧状態で該ガス注入孔(74)からガスが注入され、粘性材料とガスはさらに該混練スクリュー部材(71)のら旋溝と該回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)のら旋溝(51)との間で混練されつつ送られ、次に回転ミキシング部材(37)のテーパー部とハウジング部材(59)のテーパー孔(58)との間の通路に送られ、ここで該回転ミキシング部材(37)のテーパー部の突起(53)と該テーパー孔(58)によって粘性材料とガスの混練がさらに促進されつつ、かつ徐々に昇圧されながら第二歯車ポンプ組立体(61)に運ばれ、第二歯車ポンプ組立体(61)でさらに昇圧され高圧にされて吐出口(76)へ運ばれる構成としたことを特徴とする、粘性材料の汲み出し輸送装置とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について説明する。本発明では、前記したような構成の粘性材料の汲み出し輸送方法及び装置(1)としたので、本発明の目的が次のように達成される。すなわち、粘性材料(78)が収容されている容器(3)の蓋を開放して、基礎フレーム(2)上に載置し、空気シリンダー(5)を操作してプラテン組立体(4)を容器内に挿入する。するとプラテンの外周に装着されたシール部材(16)と容器の内壁との間で容器内は密封され、外気から遮断される。
【0016】
そしてリングヒーター(17)を昇温すると共にそれぞれ独立したモーター(9)を起動させる。モーターの起動によって、ドライブ軸(26)、第一歯車ポンプ組立体(42)すなわち第1電動容積式ポンプ及び第二歯車ポンプ組立体(61)すなわち第2電動容積式ポンプが回転し、更にドライブ軸(26)から回転力を受けて吸引ノズル(21)と回転ミキシング部材(37)も回転する。
【0017】
するとリングヒーターの昇温と吸引ノズルの回転摩擦による昇温で、容器(3)内の粘性材料(78)は昇温して軟化し、粘度を低下させ流動性がよくなる。そして粘性材料は、プラテン組立体(4)の押圧力に助けられて吸引ノズルから第一歯車ポンプ組立体すなわち第1電動容積式ポンプに吸引され、第一歯車ポンプ組立体すなわち第1電動容積式ポンプの吐出口からプラテン内に設けたキャビティ(47)内へと運ばれる。キャビティ内の粘性材料は、ほとんど昇圧されていないので比較的低圧である。ここでキャビティ内へ粘性材料を発泡させるためのガスを、ガス注入孔(74)から逆止弁(73)を介して注入する。
【0018】
そして粘性材料とガスは、回転ミキシング部材の中空孔(50)と該中空孔内に挿入するようにプラテン(80)に植設された混練スクリュー部材(71)との間で混練され、更に回転ミキシング部材のテーパー部とこれを覆うように設けたハウジング部材(59)との間で混練が促進され、ガスは粘性材料中に完全に分散されて、ガスと粘性材料の溶液状態になる。
【0019】
そしてガスが混合された粘性材料は回転ミキシング部材のテーパー部で昇圧されながら、第二歯車ポンプ組立体(61)すなわち第2電動容積式ポンプの吸引孔へと運ばれる。そしてガスが混合された粘性材料は、第二歯車ポンプ組立体すなわち第2電動容積式ポンプで更に昇圧され、第二歯車ポンプ組立体すなわち第2電動容積式ポンプの吐出口に連通するハウジング部材(59)の吐出口(76)から、該吐出口に接続されるホース等を介して、所定のところ、例えば塗布機等へ輸送される。ガスが混合された粘性材料は、塗布機等から噴出されると圧力が開放されて粘性材料中のガスが無数の気泡となって膨張し、粘性材料を発泡させる。
【0020】
以上説明したように、本発明によれば、缶等の容器に収容されている粘性材料を大気を遮断した状態で汲み上げ、更に発泡のためのガスを混合させる機能と、容器から粘性材料を輸送する機能とを一つの装置内に一体的に構成したので、コンパクトで、比較的に低圧状態でガス注入ができ、装置を停止したときにも系内に残存する材料が比較的に少なくて済む、粘性材料の汲み出し輸送装置を提供することができる。
【0021】
【実施例】
以下本発明の粘性材料の汲み出し輸送方法及び装置をその装置の実施例を示す図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の粘性材料の汲み出し輸送装置の全体構成を示す図であり、図2はプラテン組立体の縦断面図であり、図3は本発明の主要構成部を示すイラスト図である。
【0022】
本発明の粘性材料の汲み出し輸送装置1は、基礎フレーム2上に載置した粘性材料78を収容した容器3に対して、プラテン組立体4が上下に相対移動可能に構成される。なお本実施例では便宜上、容器3として通称ペール缶又は5ガロン缶と呼ばれる金属製丸缶を対象としたもので説明する。
【0023】
基礎フレーム2上には一対の空気シリンダー5が取り付けられ、該空気シリンダー5のピストンロッド6は上下に伸縮し、頂部には頂板7が取り付けられる。プラテン組立体4は少なくとも1本のタイロッド8によって頂板7と連結され、空気シリンダー5のピストンロッド6の上下伸縮運動に伴って頂板7と共に上下動する。
【0024】
頂板7上には3個の可変速制御が可能なモータ9が取り付けられ、それぞれの出力軸は後述するプラテン組立体4に組み込まれた歯車ポンプ組立体等の動力源としてフレキシブルシャフト10を介して歯車ポンプ組立体等に接続される。
【0025】
図2はプラテン組立体4の縦断面図であり、本図は内部構造をわかり易く説明するために一部分を展開して位置をずらせた姿で表示している。プラテン組立体4は、アンダープレート11、中間プレート12及びアッパープレート13からなるプラテン80と、プラテン80の外周に装着されたシール部材16と、それぞれ独立に回転するドライブ軸26、第一歯車ポンプ組立体42及び第二歯車ポンプ組立体61と、前記ドライブ軸26に従動して回転する吸引ノズル21及び回転ミキシング部材37と、前記回転ミキシング部材37のテーパー部を覆うように設けたハウジング部材59と、前記回転ミキシング部材37の中空孔50内に挿入するようにプラテン80のアンダープレート11に植設された混練スクリュー部材71と等により構成される。
【0026】
以下プラテン組立体を詳述する。11はアンダープレート,12は中間プレート、13はアッパープレートであり、それぞれ複数本のボルト14及び15で締結されプラテン80を構成する。プラテン80の外周には弾性体、例えば耐熱性ゴム材からなるリング状のシール部材16が設けられ、またプラテン80の下面にはリングヒーター17が設けられている。そしてリングヒーター17はボルト19によってプラテン80に取り付けられる押さえ板18によって固定されている。また押さえ板18はシール部材16の脱落防止も兼ねている。
【0027】
またプラテン80の下面には、おわんを伏せたような形状のくぼみ部20が形成され、該くぼみ部20の中心部には吸引ノズル21が平軸受22によって回転自在に軸支されて組み込まれている。該吸引ノズル21は、中空で先端はプラテン80の下面とほぼ同一位置までくぼみ部20内に突出している。そして突出部分には、材料吸引を助けるため回転方向に対してすくい角を持つ切り欠き部23が複数個所設けられれている。また吸引ノズル21には、歯車24がキー25によって係止されている。
【0028】
26はドライブ軸で、該ドライブ軸26はプラテン80のアンダープレート11に設けた平軸受27、中間プレート12に設けた平軸受28及びアッパープレート13に設けた平軸受29によって回転自在に軸支される。アッパープレート13の上部まで突出したドライブ軸26の軸端部30は、キー34及び35とカツプリング31によって、モータ9の出力軸と接続されているフレキシブルシャフト10に結合される。平軸受29はボルト32によってアッパープレート13に取り付けられる押さえ板33によってスラスト方向に固定される。
【0029】
またドライブ軸26には、吸引ノズル21に係止された歯車24と噛合する第一歯車36と、後述する回転ミキシング部材37に係止された歯車38と噛合する第二歯車39とが、それぞれキー40及び41によって係止されている。なお図2は説明を容易にするため、一部を展開して位置をずらせた姿で表示しているため、歯車38と第二歯車39の噛合は不自然な形で表現されているが、図3に示すように実際の装置では歯車38と第二歯車39とは直接噛合している。
【0030】
42は第一歯車ポンプ組立体で、該第一歯車ポンプ組立体42はボルト43によってプラテン80の中間プレート12に取り付けられる。そして第一歯車ポンプ組立体42の吸引口44は吸引ノズル21の内孔とほぼ同一軸線上に位置し、吸引ノズル21の回転運動を妨げない程度に吸引ノズル21の上端面と面接触している。また第一歯車ポンプ組立体42の入力軸45は、ドライブ軸26と同様に、カツプリング46によってモータ9の出力軸に接続されているフレキシブルシャフト10と結合される。第一歯車ポンプ組立体42の吐出口は、プラテン80のアンダープレート11と中間プレート12との間に形成されたキャビティ47へ通孔48で連通している。
【0031】
回転ミキシング部材37は平軸受49によって回転自在に軸支されと共に、歯車38がキー48によって係止され、該歯車38はドライブ軸26に係止された第二歯車39と噛合されている。また回転ミシング部材37は、そのおよそ下半分に中空孔50が形成され、該中空孔50には雌ねじ状のら旋溝51が形成されている。
【0032】
また回転ミキシング部材37の下端部は、キャビティ47内に突出し、キャビティ47内に突出した部分に、中空孔50から円筒状の回転ミキシング部材37の外表面へ向けて回転方向に対してすくい角を持つ複数の通孔52が明けられている。更に回転ミキシング部材37のおよそ上半分は、先細りのテーパー形状を成し、テーパー状の表面は、とうもろこしのような無数の突起53が形成されている。そしてテーパー状の一番下の部分、すなわちテーパー状の一番大径の部分には中空孔50に連通する複数の通孔54が明けられている。
【0033】
また回転ミキシング部材37の上端面55には、雄ねじ状のら旋溝を有するスクリュー部材56がねじ57によって植設されている。なおスクリュー部材56は、工作上の利便性から回転ミキシング部材37と別部材で構成したが、回転ミキシング部材37と一体に構成してもよい。
【0034】
回転ミシング部材材37のおよそ下半分に形成された中空孔50内には、表面に雄ねじ状のら旋溝を有する混練スクリュー部材71が中空孔50の内壁と所定の隙間を持ってアンダープレート11にねじ72によって植設されている。
【0035】
回転ミキシング部材37の上部テーパー形状部には、該テーパー形状に所定の隙間を持つテーパー孔58を有するハウジング部材59が回転ミキシング部材37の上部テーパー形状部を覆うようにボルト60によってプラテン80のアッパープレート13に取り付けられる。61は第二歯車ポンプ組立体で、該第二歯車ポンプ組立体61はボルト62によってハウジング部材59の上部フランジ面63に取り付けられる。そして第二歯車ポンプ組立体61の吸引口64は、ハウジング部材59のテーパー孔58の最上部に延長して設けた通孔65と同心に連通する。
【0036】
そして第二歯車ポンプ組立体61の入力軸66は、ここでは図示していないが、ドライブ軸26と同様に、カツプリングによってモータ9の出力軸に接続されているフレキシブルシャフト10と結合される。第二歯車ポンプ組立体61の吐出口は、ハウジング部材59に設けた通孔67に連通し更に吐出口76へと連通する。そして吐出口76は、更にホース継ぎ手68及びホース69等を介して塗布機70等と結ばれる。
【0037】
前記のプラテン80のアンダープレート11と中間プレート12との間に形成されたキャビティ47には、逆止弁73を介してガス注入孔74が設けられる。75は逆止弁73を取り付けるための加工穴を封止するための盲栓である。
【0038】
以上詳述したように、アンダープレート11、中間プレート12及びアッパープレート13からなるプラテン80と、プラテン80の外周に装着されたシール部材16と、それぞれ独立に回転するドライブ軸26、第一歯車ポンプ組立体42及び第二歯車ポンプ組立体61と、前記ドライブ軸26に従動して回転する吸引ノズル21及び回転ミキシング部材37と、前記回転ミキシング部材37のテーパー部を覆うように設けたハウジング部材59と、前記回転ミキシング部材37の中空孔50内に挿入するようアンダープレート11に植設された混練スクリュー部材71と等によりプラテン組立体4が構成される。
【0039】
以上詳述した実施例の作用を説明する。まず前記したような構成の粘性材料の汲み出し輸送装置1は、粘性材料78が収容されている容器3の蓋を開放して、基礎フレーム2上に載置し、空気シリンダー5を操作してプラテン組立体4を容器3内に挿入する。するとプラテン80の外周に装着されたシール部材16と容器3の内壁との間で容器3内は密封され、外気から遮断される。
【0040】
そしてリングヒーター17を昇温すると共に、それぞれ独立したモーター9を起動させる。モーター9の起動によって、ドライブ軸26、第一歯車ポンプ組立体42及び第二歯車ポンプ組立体61が回転する。そして、ドライブ軸26から第一歯車36及び歯車24を介して回転力を受けて吸引ノズル21が回転し、また第二歯車39及び歯車38を介して回転力を受けて回転ミキシング部材37が回転する。
【0041】
するとリングヒーター17の昇温と吸引ノズル21の回転摩擦による摩擦熱で、容器内の粘性材料78は昇温して軟化し、粘度を低下させ流動性がよくなる。そして粘性材料は、プラテン組立体4の押圧力に助けられて吸引ノズル21から第一歯車ポンプ組立体42に吸引され、第一歯車ポンプ組立体42の吐出口からプラテン80内に設けたキャビティ47内へと運ばれる。キャビティ47内の粘性材料は、ほとんど昇圧されていない。ここでキャビティ47内へ粘性材料を発泡させるためのガスをガス注入孔74から逆止弁73を介して注入する。
【0042】
そして粘性材料とガスは、回転ミキシング部材37の中空孔50に設けた雌ねじ状のら旋溝51と該中空孔50内に挿入するようにアンダープレート11に植設された混練スクリュー部材71の雄ねじ状のら旋溝との間で混練され、ら旋溝の作用によって上昇する。そして、回転ミキシング部材37の通孔54から回転ミキシング部材37のテーパー部へと運ばれ、更に回転ミキシング部材37のテーパー部のとうもろこし状の無数の突起53とこれを覆うように設けた、ハウジング部材59のテーパー孔58との間で混練が促進され、ガスは粘性材料中に完全に分散されて、ガスと粘性材料の溶液状態になる。
【0043】
そしてガスと混合された粘性材料は回転ミキシング部材37のテーパー部とハウジング部材59のテーパー孔58との間で、通路の断面積が徐々に小さくなることから圧力が徐々に昇圧されながら、第二歯車ポンプ組立体61の吸引孔64へと運ばれる。その際回転ミキシング部材37の上端面55に植設したスクリュー部材56が第二歯車ポンプ組立体61の吸引を助ける。そしてガスと混合された粘性材料は、第二歯車ポンプ組立体61で更に昇圧され、第二歯車ポンプ組立体61の吐出口に連通するハウジング部材59の通孔67から吐出口76へと運ばれる。
【0044】
そして更にガスと混合された粘性材料は、吐出口76にホース継ぎ手68によって接続されるホース69等を介して、本実施例では塗布機70へと輸送され、塗布機70から被塗物表面に噴出塗布される。塗布機70から噴出したガスと混合された粘性材料は、圧力が開放されてガスが無数の気泡となって膨張し、粘性材料を発泡させる。
【0045】
以上説明したように、本発明によれば、缶等の容器3に収容されている粘性材料78に、大気を遮断した状態で発泡のためのガスを混合させる機能と、容器3から粘性材料78を汲み出し輸送する機能とを一つの装置に一体的に構成したので、コンパクトで、比較的に低圧状態でガス注入ができ、しかも装置を停止したときにも系内に残存する材料が少なくてすむ、粘性材料の汲み出し輸送装置を提供することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明の粘性材料の汲み出し輸送方法及び装置は、上記のように缶等の容器3に収容されている粘性材料78に、大気を遮断した状態で発泡のためのガスを混合させる機能と、容器3から粘性材料78を汲み出し輸送する機能とを一つの装置に一体的に構成したので、コンパクトで、比較的に低圧状態でガス注入ができ、しかも装置を停止したときにも系内に残存する材料が少なくてすむ、粘性材料の汲み出し輸送方法及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す粘性材料の汲み出し輸送装置の全体構成を示す図。
【図2】プラテン組立体の縦断面図。
【図3】本発明の主要構成部を示すイラスト図である。
【符号の説明】
1…粘性材料の汲み出し輸送装置、2…基礎フレーム、4…プラテン組立体、5…空気シリンダー、9…モータ、10…フレキシブルシャフト、16…シール部材、17…リングヒーター、21…吸引ノズル、26…ドライブ軸、37…回転ミキシング部材、42…第一歯車ポンプ組立体、47…キャビティ、59…ハウジング部材、61…第二歯車ポンプ組立体、71…混練スクリュー部材、76…吐出口、78…粘性材料、80…プラテン。
Claims (2)
- 容器(3)に収容されている粘性材料の汲み出し輸送方法であって、外周に容器(3)の内壁との間で容器を密封するシール部材(16)を装着し下面にリングヒーター(17)を取付けたプラテン(80)と、それぞれ独立したモータ(9)によって回転するドライブ軸(26)、第一歯車ポンプ組立体(42)及び第二歯車ポンプ組立体(61)と、ドライブ軸(26)より回転力を得て回転する、下部先端が、プラテン(80)下面に形成され容器(3)内の粘性材料が存在するくぼみ部(20)に突出し、該突出部分に粘性材料の吸引を助けるための回転方向に対してすくい角を持つ切り欠き部(23)が形成された粘性材料の吸引ノズル(21)、及び、上部が先細りのテーパー部をなす回転ミキシング部材(37)と、第二歯車ポンプ組立体(61)の吐出口に連通する吐出口(76)を有し、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部を覆うように設けられ、かつ回転ミキシング部材(37)の該テーパー部との間で粘性材料の送り方向に断面積が徐々に小さくなる通路を形成するテーパー孔(58)が形成されたハウジング部材(59)と、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部の表面に設けられ、該通路に位置された突起(53)と、回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内に挿入するようにプラテンに植設され外周にら旋溝を形成した混練スクリュー部材(71)と、混練スクリュー部材(71)の外側に臨む回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面に形成したら旋溝(51)と、プラテン(80)内に設けたキャビティ(47)に逆止弁(73)を介して設けたガス注入孔(74)と、を含むプラテン組立体(4)を、基礎フレーム(2)上に載置される粘性材料(78)を収容した容器(3)に対してシリンダー(5)によって上下に相対移動可能に構成し、該プラテン組立体(4)、該基礎フレーム(2)及び該シリンダー(5)を単一の装置として一体的に構成した粘性材料の汲み出し輸送装置を用い、該第一歯車ポンプ組立体(42)で該吸引ノズル(21)により前記粘性材料を吸い込み該キャビティ(47)圧送する第一工程と、該キャビティ(47)で低圧状態で該逆止弁(73)を介してガス注入孔(74)から前記粘性材料に圧縮ガスを注入する第二工程と、該混練スクリュー部材(71)のら旋溝と該回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面のら旋溝(51)との間で前記粘性材料と圧縮ガスとを混合して粘性材料と圧縮ガスの混合体を得て次工程へ送る第三工程と、該粘性材料と圧縮ガスの混合体を該回転ミキシング部材(37)の突起(53)と該テーパー孔(58)とで混練をさらに促進させつつ、かつ徐々に昇圧させながら次工程へ送る第四工程と、前記粘性材料と圧縮気体の混合体を第ニ歯車ポンプ組立体(61)でより高圧にして次工程へ圧送する第五工程とを、含むことを特徴とする、粘性材料の汲み出し輸送方法。
- 容器(3)に収容されている粘性材料の汲み出し輸送装置であって、外周に容器(3)の内壁との間で容器を密封するシール部材(16)を装着し下面にリングヒーター(17)を取付けたプラテン(80)と、それぞれ独立したモータ(9)によって回転するドライブ軸(26)、第一歯車ポンプ組立体(42)及び第二歯車ポンプ組立体(61)と、ドライブ軸(26)より回転力を得て回転する、下部先端が、プラテン(80)下面に形成され容器(3)内の粘性材料が存在するくぼみ部(20)に突出し、該突出部分に粘性材料の吸引を助けるための回転方向に対してすくい角を持つ切り欠き部(23)が形成された粘性材料の吸引ノズル(21)、及び、上部が先細りのテーパー部をなす回転ミキシング部材(37)と、第二歯車ポンプ組立体(61)の吐出口に連通する吐出口(76)を有し、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部を覆うように設けられ、かつ回転ミキシング部材(37)の該テーパー部との間で粘性材料の送り方向に断面積が徐々に小さくなる通路を形成するテーパー孔(58)が形成されたハウジング部材(59)と、回転ミキシング部材(37)の該テーパー部の表面に設けられ、該通路に位置された突起(53)と、回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内に挿入するようにプラテンに植設され外周にら旋溝を形成した混練スクリュー部材(71)と、混練スクリュー部材(71)の外側に臨む回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)内壁面に形成したら旋溝(51)と、プラテン(80)内に設けたキャビティ(47)に逆止弁(73)を介して設けたガス注入孔(74)と、を含むプラテン組立体(4)を、基礎フレーム(2)上に載置される粘性材料(78)を収容した容器(3)に対してシリンダー(5)によって上下に相対移動可能に構成し、該プラテン組立体(4)、該基礎フレーム(2)及び該シリンダー(5)を単一の装置として一体的に構成してなり、該粘性材料は該吸引ノズル(21)を通して第一歯車ポンプ組立体(42)により吸引されると共に該キャビティ(47)に圧送され、キャビティ(47)で低圧状態で該ガス注入孔(74)からガスが注入され、粘性材料とガスはさらに該混練スクリュー部材(71)のら旋溝と該回転ミキシング部材(37)の中空孔(50)のら旋溝(51)との間で混練されつつ送られ、次に回転ミキシング部材(37)のテーパー部とハウジング部材(59)のテーパー孔(58)との間の通路に送られ、ここで該回転ミキシング部材(37)のテーパー部の突起(53)と該テーパー孔(58)によって粘性材料とガスの混練がさらに促進されつつ、かつ徐々に昇圧されながら第二歯車ポンプ組立体(61)に運ばれ、第二歯車ポンプ組立体(61)でさらに昇圧され高圧にされて吐出口(76)へ運ばれる構成としたことを特徴とする、粘性材料の汲み出し輸送装置。
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