JPH1085657A - 粘性多成分エラストマーの処理装置 - Google Patents
粘性多成分エラストマーの処理装置Info
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- JPH1085657A JPH1085657A JP9151477A JP15147797A JPH1085657A JP H1085657 A JPH1085657 A JP H1085657A JP 9151477 A JP9151477 A JP 9151477A JP 15147797 A JP15147797 A JP 15147797A JP H1085657 A JPH1085657 A JP H1085657A
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/14—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/30—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
- B29B7/58—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29B7/60—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for feeding, e.g. end guides for the incoming material
- B29B7/603—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for feeding, e.g. end guides for the incoming material in measured doses, e.g. proportioning of several materials
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/74—Mixing; Kneading using other mixers or combinations of mixers, e.g. of dissimilar mixers ; Plant
- B29B7/7438—Mixing guns, i.e. hand-held mixing units having dispensing means
- B29B7/7447—Mixing guns, i.e. hand-held mixing units having dispensing means including means for feeding the components
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B11/00—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation
- F04B11/0008—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators
- F04B11/0016—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators with a fluid spring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B13/00—Pumps specially modified to deliver fixed or variable measured quantities
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B15/00—Pumps adapted to handle specific fluids, e.g. by selection of specific materials for pumps or pump parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、個々の成分の正確かつ均一
な定量が行なえる多成分エラストマー処理装置を開発す
ることにある。 【解決手段】 各成分についてポンピング／定量装置
（１、２）が設けられ、該ポンピング／定量装置（１、
２）の各々が、別々のライン（１２、２２）を介して供
給される処理すべき成分のうちの１つの成分を、他の別
々のライン（１３、１４）を介して、スプレー塗布装置
（４、６）に連結された混合装置に供給する粘性多成分
エラストマーの処理装置において、各ポンピング／定量
装置（１、２）がアキシャルピストンポンプを有し、該
アキシャルピストンポンプの出口側（２７、２８）に
は、アキシャルピストンポンプのピストン（２５）のス
トローク運動中に生じる圧力パルスを補償する手段（１
８、２９）が設けられていることを特徴とする粘性多成
分エラストマーの処理装置。
な定量が行なえる多成分エラストマー処理装置を開発す
ることにある。 【解決手段】 各成分についてポンピング／定量装置
（１、２）が設けられ、該ポンピング／定量装置（１、
２）の各々が、別々のライン（１２、２２）を介して供
給される処理すべき成分のうちの１つの成分を、他の別
々のライン（１３、１４）を介して、スプレー塗布装置
（４、６）に連結された混合装置に供給する粘性多成分
エラストマーの処理装置において、各ポンピング／定量
装置（１、２）がアキシャルピストンポンプを有し、該
アキシャルピストンポンプの出口側（２７、２８）に
は、アキシャルピストンポンプのピストン（２５）のス
トローク運動中に生じる圧力パルスを補償する手段（１
８、２９）が設けられていることを特徴とする粘性多成
分エラストマーの処理装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲の
請求項１の前提部に記載の粘性多成分エラストマーの処
理装置に関する。
請求項１の前提部に記載の粘性多成分エラストマーの処
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】多成分エラストマーの処理装置は知られ
ており、既知の装置では、個々の成分が貯蔵設備からラ
インを介して定量ポンプに搬送され、該定量ポンプは、
各場合の成分を、所望量すなわち所望量比で混合装置に
搬送し、混合されかつ塗布準備が整えられたエラストマ
ー材料は、混合装置から塗布装置、例えばスプレーガン
に供給される。或る２成分エラストマー装置は混合後の
短い処理時間を実証しており、２成分の混合が噴霧プロ
セスの直前にスプレーガン内で行なわれる。処理すべき
或る成分、例えばＰＵエラストマーの製造に使用される
ポリオール成分およびイソシアネート成分は高粘度を有
する。従って、多くの装置では、定量ポンプの前および
／または後に加熱装置が設けられており、該加熱装置
は、このような方法での搬送可能性および噴霧可能性を
高めるため、搬送すべき成分を例えば約５０℃に加熱す
る。例えば、装置の搬送パイプを加熱パイプとして構成
することも知られている。
ており、既知の装置では、個々の成分が貯蔵設備からラ
インを介して定量ポンプに搬送され、該定量ポンプは、
各場合の成分を、所望量すなわち所望量比で混合装置に
搬送し、混合されかつ塗布準備が整えられたエラストマ
ー材料は、混合装置から塗布装置、例えばスプレーガン
に供給される。或る２成分エラストマー装置は混合後の
短い処理時間を実証しており、２成分の混合が噴霧プロ
セスの直前にスプレーガン内で行なわれる。処理すべき
或る成分、例えばＰＵエラストマーの製造に使用される
ポリオール成分およびイソシアネート成分は高粘度を有
する。従って、多くの装置では、定量ポンプの前および
／または後に加熱装置が設けられており、該加熱装置
は、このような方法での搬送可能性および噴霧可能性を
高めるため、搬送すべき成分を例えば約５０℃に加熱す
る。例えば、装置の搬送パイプを加熱パイプとして構成
することも知られている。
【０００３】ポンピング装置および搬送装置として、ア
キシャルピストンポンプが広く知られている。このポン
プでは、シリンダブロックの穿孔サークル上に配置され
たピストンが、斜板または揺動板駆動装置を介して往復
駆動され、ピストンの上昇運動時に流体媒体が吸込み口
に吸引されかつ下降運動中にポンプ出口（吐出口）に送
られる。このようなアキシャルピストンポンプの搬送出
力は、斜板または揺動板の駆動軸線に対する該斜板また
は揺動板の角度位置を調節することにより無段階に調節
できる。しかしながら、このようなアキシャルピストン
ポンプの欠点は、ピストンがその下死点（bottom slack
point: 吸込みストロークから吐出ストロークへの移行
点）を通るとき、並びにピストンがその上死点（top sl
ack point: 吐出ストロークから吸込みストロークへの
移行点）を通るときに、アキシャルピストンポンプの出
口側にパルス状ストレスが発生することである。これに
より、各瞬間に搬送される物質の量にパルス状の変動が
生じる。
キシャルピストンポンプが広く知られている。このポン
プでは、シリンダブロックの穿孔サークル上に配置され
たピストンが、斜板または揺動板駆動装置を介して往復
駆動され、ピストンの上昇運動時に流体媒体が吸込み口
に吸引されかつ下降運動中にポンプ出口（吐出口）に送
られる。このようなアキシャルピストンポンプの搬送出
力は、斜板または揺動板の駆動軸線に対する該斜板また
は揺動板の角度位置を調節することにより無段階に調節
できる。しかしながら、このようなアキシャルピストン
ポンプの欠点は、ピストンがその下死点（bottom slack
point: 吸込みストロークから吐出ストロークへの移行
点）を通るとき、並びにピストンがその上死点（top sl
ack point: 吐出ストロークから吸込みストロークへの
移行点）を通るときに、アキシャルピストンポンプの出
口側にパルス状ストレスが発生することである。これに
より、各瞬間に搬送される物質の量にパルス状の変動が
生じる。
【０００４】従って、これまで、アキシャルピストンポ
ンプを正確な定量作動に使用することはできなかった。
また、慣用的なアキシャルピストンポンプの他の欠点は
充分なシールを行なうことができず、このため、処理す
なわち搬送すべき媒体が、ストローク運動を行なうピス
トンの側壁から駆動板チャンバ（斜板チャンバまたは揺
動板チャンバ）内に漏洩することである。特に研摩媒体
を搬送する場合には、駆動板と該駆動板により駆動され
るピストンとの間の潤滑剤が損なわれてしまう。
ンプを正確な定量作動に使用することはできなかった。
また、慣用的なアキシャルピストンポンプの他の欠点は
充分なシールを行なうことができず、このため、処理す
なわち搬送すべき媒体が、ストローク運動を行なうピス
トンの側壁から駆動板チャンバ（斜板チャンバまたは揺
動板チャンバ）内に漏洩することである。特に研摩媒体
を搬送する場合には、駆動板と該駆動板により駆動され
るピストンとの間の潤滑剤が損なわれてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、個々の成分の正確かつ均一な定量（メータリング）
が行なえる多成分エラストマー処理装置を開発すること
にある。
は、個々の成分の正確かつ均一な定量（メータリング）
が行なえる多成分エラストマー処理装置を開発すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は、特許請求の
範囲の請求項１の前提部に記載の形式の装置であって、
同請求項１の特徴部に記載の特徴に従って開発された装
置により達成される。本発明の装置を使用すれば、アキ
シャルピストンポンプにより搬送される成分すなわち媒
体の正確かつ均一な定量が達成される。本発明によれ
ば、アキシャルピストンポンプを、第１に、非常に正確
な定量を必要とする箇所であって、従来は非常に複雑な
定量装置を使用しなければならなかった箇所に使用でき
る。本発明の優れた特徴によれば、アキシャルピストン
ポンプのシリンダ内でかつピストンの出口端にはシーリ
ングリップリングが配置されており、ピストンに付着し
た媒体が、ピストンの吸込みストローク運動中にピスト
ンから掻き取られるようになっている。これにより、ア
キシャルピストンポンプの機能を損なうことなく、研摩
媒体を搬送できる。なぜならば、この構造により、搬送
すべき物質が駆動板の領域内に侵入することが大幅に防
止されるからである。
範囲の請求項１の前提部に記載の形式の装置であって、
同請求項１の特徴部に記載の特徴に従って開発された装
置により達成される。本発明の装置を使用すれば、アキ
シャルピストンポンプにより搬送される成分すなわち媒
体の正確かつ均一な定量が達成される。本発明によれ
ば、アキシャルピストンポンプを、第１に、非常に正確
な定量を必要とする箇所であって、従来は非常に複雑な
定量装置を使用しなければならなかった箇所に使用でき
る。本発明の優れた特徴によれば、アキシャルピストン
ポンプのシリンダ内でかつピストンの出口端にはシーリ
ングリップリングが配置されており、ピストンに付着し
た媒体が、ピストンの吸込みストローク運動中にピスト
ンから掻き取られるようになっている。これにより、ア
キシャルピストンポンプの機能を損なうことなく、研摩
媒体を搬送できる。なぜならば、この構造により、搬送
すべき物質が駆動板の領域内に侵入することが大幅に防
止されるからである。
【０００７】本発明の他の優れた特徴によれば、駆動板
チャンバ内には、駆動板と該駆動板により駆動されるピ
ストンとの間の潤滑剤として、およびピストンを介して
駆動板チャンバ内に侵入した、搬送すべき媒体をすすぎ
出す離型剤（release agent)として機能する媒体が設け
られている。
チャンバ内には、駆動板と該駆動板により駆動されるピ
ストンとの間の潤滑剤として、およびピストンを介して
駆動板チャンバ内に侵入した、搬送すべき媒体をすすぎ
出す離型剤（release agent)として機能する媒体が設け
られている。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明のこれ以上の詳細および特
徴を、添付図面に示す例示の実施形態に基づいて以下に
説明する。図１は、２成分装置の例を用いた、本発明に
よる２成分物質処理装置を示す概略図である。第１成分
は、ライン１２を介して、ポンピング／定量装置１に供
給される。搬送すべき媒体は、その粘度に基づいて、ポ
ンピング／定量装置１に入る前に、有効でかつ問題のな
い搬送および／または定量が可能な或る温度に加熱され
る。ポンピング／定量装置１により搬送される媒体は、
ライン１３を介して、例えば静圧管ミキサまたは確動形
ロータミキサのような混合装置を有する２成分スプレー
ガン４の第１入口に供給される。
徴を、添付図面に示す例示の実施形態に基づいて以下に
説明する。図１は、２成分装置の例を用いた、本発明に
よる２成分物質処理装置を示す概略図である。第１成分
は、ライン１２を介して、ポンピング／定量装置１に供
給される。搬送すべき媒体は、その粘度に基づいて、ポ
ンピング／定量装置１に入る前に、有効でかつ問題のな
い搬送および／または定量が可能な或る温度に加熱され
る。ポンピング／定量装置１により搬送される媒体は、
ライン１３を介して、例えば静圧管ミキサまたは確動形
ロータミキサのような混合装置を有する２成分スプレー
ガン４の第１入口に供給される。
【０００９】第２成分は、ライン２２、ポンピング／定
量装置２およびライン１４を介して２成分スプレーガン
４の第２入口に供給される。ライン１３、１４は、加熱
ホースとして構成されている。スプレーガン４では、成
分（例えば２成分流体エラストマーのポリオール成分お
よびイソシアネート成分）が一体化および混合されて、
塗布の準備がなされる。この場合、圧力は３０〜５０バ
ールが好ましい。混合成分はノズルコア６に通され、好
ましくはエアサポートなくして噴霧される。この場合、
低噴霧圧力であるため、２成分媒体の噴霧粒子５は、噴
霧プロセス中に空気を全く吸収しない。ポンピング／定
量装置１、２は、それぞれ、少なくとも１つのアキシャ
ルピストンポンプを有している。
量装置２およびライン１４を介して２成分スプレーガン
４の第２入口に供給される。ライン１３、１４は、加熱
ホースとして構成されている。スプレーガン４では、成
分（例えば２成分流体エラストマーのポリオール成分お
よびイソシアネート成分）が一体化および混合されて、
塗布の準備がなされる。この場合、圧力は３０〜５０バ
ールが好ましい。混合成分はノズルコア６に通され、好
ましくはエアサポートなくして噴霧される。この場合、
低噴霧圧力であるため、２成分媒体の噴霧粒子５は、噴
霧プロセス中に空気を全く吸収しない。ポンピング／定
量装置１、２は、それぞれ、少なくとも１つのアキシャ
ルピストンポンプを有している。
【００１０】このようなアキシャルピストンポンプが断
面図で示されている。駆動軸３０は、駆動板８（図示の
例では、揺動板）に固定連結されている。駆動軸３０の
軸線の回りで回転する駆動板８により、シリンダブロッ
ク４０内に取り付けられた全てのピストンが、各ピスト
ンに設けられたスプリング１７の力に抗してストローク
運動される。図１に示す供給ラインすなわち吸込みライ
ン１２は、吸込み弁２２（図２）に連結されている。ピ
ストン２５が、図２の左側に示すように、その上死点に
位置すると、搬送すべき媒体に利用できるシリンダ容積
は最小になる。駆動板８が更に回転すると、容積拡大に
より生じる部分真空によって、搬送すべき流体が、吸込
み弁２２を通って左側のシリンダ空間５０内に吸引され
る。ピストン２５がその下死点に移動すると、搬送すべ
き媒体に利用できるシリンダ容積は最大になる。この状
態は、図２の右側に、シリンダ５１として示されてい
る。
面図で示されている。駆動軸３０は、駆動板８（図示の
例では、揺動板）に固定連結されている。駆動軸３０の
軸線の回りで回転する駆動板８により、シリンダブロッ
ク４０内に取り付けられた全てのピストンが、各ピスト
ンに設けられたスプリング１７の力に抗してストローク
運動される。図１に示す供給ラインすなわち吸込みライ
ン１２は、吸込み弁２２（図２）に連結されている。ピ
ストン２５が、図２の左側に示すように、その上死点に
位置すると、搬送すべき媒体に利用できるシリンダ容積
は最小になる。駆動板８が更に回転すると、容積拡大に
より生じる部分真空によって、搬送すべき流体が、吸込
み弁２２を通って左側のシリンダ空間５０内に吸引され
る。ピストン２５がその下死点に移動すると、搬送すべ
き媒体に利用できるシリンダ容積は最大になる。この状
態は、図２の右側に、シリンダ５１として示されてい
る。
【００１１】ピストンがその下死点から再び移動する
と、流体に利用できる容積が減少しかつ過大圧力が発生
し、これにより、吸込み弁２２がロックされる。搬送す
べき流体は、出口２７および圧力チャンバ２８を通り、
圧力弁（図示せず）を介して図１のライン１３または１
４に搬送される。ピストンがこれらの下死点または上死
点を通るとき、吸込み弁２２の吸込み弁球２１と弁座２
１ａとの間に弁弛緩点（valve slack point)が生じる。
これにより、ポンプ出口２７、２８内に急激な圧力パル
スが引き起こされ、ポンプの不規則な搬送出力が発生す
る。これを回避するため、圧力チャンバ２８の上方に脈
動チャンバ２９が設けられ、該脈動チャンバ２９と圧力
チャンバ２８との間には抗圧力膜（counter-pressure m
embrane)１８が配置されている。抗圧力膜１８は脈動チ
ャンバ２８内の液状またはガス状媒体により支持され
る。脈動チャンバ２８内に配置される媒体に加えられる
圧力は、搬送すべき物質に個々に適合させることができ
る。
と、流体に利用できる容積が減少しかつ過大圧力が発生
し、これにより、吸込み弁２２がロックされる。搬送す
べき流体は、出口２７および圧力チャンバ２８を通り、
圧力弁（図示せず）を介して図１のライン１３または１
４に搬送される。ピストンがこれらの下死点または上死
点を通るとき、吸込み弁２２の吸込み弁球２１と弁座２
１ａとの間に弁弛緩点（valve slack point)が生じる。
これにより、ポンプ出口２７、２８内に急激な圧力パル
スが引き起こされ、ポンプの不規則な搬送出力が発生す
る。これを回避するため、圧力チャンバ２８の上方に脈
動チャンバ２９が設けられ、該脈動チャンバ２９と圧力
チャンバ２８との間には抗圧力膜（counter-pressure m
embrane)１８が配置されている。抗圧力膜１８は脈動チ
ャンバ２８内の液状またはガス状媒体により支持され
る。脈動チャンバ２８内に配置される媒体に加えられる
圧力は、搬送すべき物質に個々に適合させることができ
る。
【００１２】急激に発生する圧力パルスは抗圧力膜１８
により吸収され、これにより、アキシャルピストンポン
プの全体として均一な搬送出力が保証される。搬送出力
のモニタリングは、例えばライン１３または１４に連結
される体積流カウンタ（図示せず）により行なうことが
できる。使用される体積流カウンタは、これらの測定
値、例えば体積流パルスを、コンピュータユニットに入
力する。コンピュータユニットは、ポンプ駆動装置を制
御する制御ユニットに接続されている。媒体は、体積流
カウンタから、それぞれ加熱ホースとして構成できる連
結ライン１３または１４に到達する。これにより、成分
を、これらの処理温度すなわち混合温度に加熱できる。
搬送経路、すなわちスプレーガン４に至るライン１３ま
たは１４の長さは、１００ｍまでにすることができる。
により吸収され、これにより、アキシャルピストンポン
プの全体として均一な搬送出力が保証される。搬送出力
のモニタリングは、例えばライン１３または１４に連結
される体積流カウンタ（図示せず）により行なうことが
できる。使用される体積流カウンタは、これらの測定
値、例えば体積流パルスを、コンピュータユニットに入
力する。コンピュータユニットは、ポンプ駆動装置を制
御する制御ユニットに接続されている。媒体は、体積流
カウンタから、それぞれ加熱ホースとして構成できる連
結ライン１３または１４に到達する。これにより、成分
を、これらの処理温度すなわち混合温度に加熱できる。
搬送経路、すなわちスプレーガン４に至るライン１３ま
たは１４の長さは、１００ｍまでにすることができる。
【００１３】図２には、シリンダ５０、５１の頂部にシ
ーリングリップリング１４が設けられているところが示
されている。これらのシーリングリップリング１４は、
互いにＶ形またはクサビ形に挿入されかつ支持リング１
２およびスプレッダリング１５により所定位置に保持さ
れるのが好ましい。Ｖ形またはクサビ形シーリングリン
グ１４は、これらの先端部が、圧力側から遠い側、すな
わち図２で見て頂部の方向に向くように配置するのが有
効である。シーリングリップリング１４には、皿ばねワ
ッシャ１６により付加張力を付与できる。ピストン２５
の上昇運動の間、ピストン２５に付着する媒体はシーリ
ングリップリング１４により掻き落とされる。これによ
り、駆動板チャンバ２６内への搬送すべき媒体の侵入が
防止され、従って例えば摩耗による損傷が引き起こされ
ることが防止される。
ーリングリップリング１４が設けられているところが示
されている。これらのシーリングリップリング１４は、
互いにＶ形またはクサビ形に挿入されかつ支持リング１
２およびスプレッダリング１５により所定位置に保持さ
れるのが好ましい。Ｖ形またはクサビ形シーリングリン
グ１４は、これらの先端部が、圧力側から遠い側、すな
わち図２で見て頂部の方向に向くように配置するのが有
効である。シーリングリップリング１４には、皿ばねワ
ッシャ１６により付加張力を付与できる。ピストン２５
の上昇運動の間、ピストン２５に付着する媒体はシーリ
ングリップリング１４により掻き落とされる。これによ
り、駆動板チャンバ２６内への搬送すべき媒体の侵入が
防止され、従って例えば摩耗による損傷が引き起こされ
ることが防止される。
【００１４】駆動板チャンバ２６内では、駆動板の回転
速度に基づいて種々の潤滑剤が使用される。例えば５〜
５０ｒｐｍの低回転速度では、搬送シリンダからピスト
ン２５を介して駆動板チャンバ２６内に侵入した搬送媒
体すなわちエラストマー成分をすすぐ他の機能をも備え
た特別な潤滑剤を使用できる。この場合には、アルカン
スルホネートまたはアルカンスルホン酸エステル（ＡＳ
Ｅ）を使用することが特に好ましい。この潤滑剤または
離型剤は、平シール２７および軸シール１、２により漏
洩が防止される。シーリングリップリング構造と、駆動
板チャンバ内にこのような離型剤を設けることとの組合
せにより、アキシャルピストンポンプが摩耗から有効に
保護される。これは、研摩媒体または顔料媒体をアキシ
ャルピストンポンプにより搬送すべき場合に特に有効で
ある。
速度に基づいて種々の潤滑剤が使用される。例えば５〜
５０ｒｐｍの低回転速度では、搬送シリンダからピスト
ン２５を介して駆動板チャンバ２６内に侵入した搬送媒
体すなわちエラストマー成分をすすぐ他の機能をも備え
た特別な潤滑剤を使用できる。この場合には、アルカン
スルホネートまたはアルカンスルホン酸エステル（ＡＳ
Ｅ）を使用することが特に好ましい。この潤滑剤または
離型剤は、平シール２７および軸シール１、２により漏
洩が防止される。シーリングリップリング構造と、駆動
板チャンバ内にこのような離型剤を設けることとの組合
せにより、アキシャルピストンポンプが摩耗から有効に
保護される。これは、研摩媒体または顔料媒体をアキシ
ャルピストンポンプにより搬送すべき場合に特に有効で
ある。
【００１５】図２に示す実施形態において、シリンダヘ
ッドは、支持ベアリング１２を介して駆動板ハウジング
１０に連結されている。これにより、特に簡単な方法で
これらの両部品の一方を交換することが可能になり、従
ってコストが節約される。
ッドは、支持ベアリング１２を介して駆動板ハウジング
１０に連結されている。これにより、特に簡単な方法で
これらの両部品の一方を交換することが可能になり、従
ってコストが節約される。
【図１】本発明による多成分物質処理装置を示す概略図
である。
である。
【図２】本発明による装置に使用されるアキシャルピス
トンポンプの縦断面図である。
トンポンプの縦断面図である。
８ 駆動板 １０ 駆動板ハウジング １２ 支持リング １４ シーリングリップリング １８ 抗圧力膜 ２５ ピストン ５０、５１ シリンダ
Claims (7)
- 【請求項１】 各成分についてポンピング／定量装置
（１、２）が設けられ、該ポンピング／定量装置（１、
２）の各々が、別々のライン（１２、２２）を介して供
給される処理すべき成分のうちの１つの成分を、他の別
々のライン（１３、１４）を介して、スプレー塗布装置
（４、６）に連結された混合装置に供給する粘性多成分
エラストマーの処理装置において、 各ポンピング／定量装置（１、２）がアキシャルピスト
ンポンプを有し、該アキシャルピストンポンプの出口側
（２７、２８）には、アキシャルピストンポンプのピス
トン（２５）のストローク運動中に生じる圧力パルスを
補償する手段（１８、２９）が設けられていることを特
徴とする粘性多成分エラストマーの処理装置。 - 【請求項２】 前記ストローク運動を補償する手段が脈
動チャンバ（２９）を有し、該脈動チャンバ（２９）に
は圧力が加えられ、脈動チャンバ（２９）は、可撓性膜
（１８）によりアキシャルピストンポンプの出口側の圧
力チャンバ（２８）から分離されていることを特徴とす
る請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記アキシャルピストンポンプは揺動板
ポンプであることを特徴とする請求項１または２に記載
の装置。 - 【請求項４】 前記アキシャルピストンポンプは斜板ポ
ンプであることを特徴とする請求項１または２に記載の
装置。 - 【請求項５】 前記アキシャルピストンポンプのシリン
ダ（５０、５１）内にはシーリングリップリング（１
４）が配置されており、シリンダから出るピストン（２
５）のストローク運動中にピストンに付着する、搬送す
べき媒体が、シーリングリップ（１４）により捕捉され
てシリンダ（５０、５１）内に保持されることを特徴と
する請求項１〜４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項６】 前記シーリングリップ（１４）がそれぞ
れＶ形またはクサビ形に構成されかつ互いに押し込むこ
とができ、それぞれのシーリングリップリング（１４）
のＶ形先端部またはクサビ形先端部は、シリンダ（５
０、５１）に対してピストン（２５）の出口側を向いて
いることを特徴とする請求項５に記載の装置。 - 【請求項７】 前記ピストン（２５）に付着した処理す
べき媒体は、ピストンから分離されかつアキシャルピス
トンポンプの駆動板（８）と該駆動板（８）により駆動
されるピストン（２５）との間の潤滑剤として使用され
ることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19618128:3 | 1996-05-06 | ||
| DE19618128A DE19618128A1 (de) | 1996-05-06 | 1996-05-06 | Vorrichtung zur Verarbeitung von viskosen Mehrkomponenten-Elastomeren |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085657A true JPH1085657A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=7793468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9151477A Pending JPH1085657A (ja) | 1996-05-06 | 1997-05-06 | 粘性多成分エラストマーの処理装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0806567A2 (ja) |
| JP (1) | JPH1085657A (ja) |
| DE (1) | DE19618128A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020517430A (ja) * | 2017-04-19 | 2020-06-18 | エクセル インダストリー | 基体に流体生成物を塗布するためのアキシャルピストンポンプを含むデバイス |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2348252B (en) * | 1999-03-20 | 2003-10-15 | Nu Image Packaging | Apparatus for dispensing fluids |
| ATE289385T1 (de) * | 2000-09-26 | 2005-03-15 | Nu Image Packaging Clwyd Ltd A | Vorrichtung zum abgeben von flüssigkeiten |
| DE102010024560A1 (de) * | 2010-06-22 | 2011-12-22 | Fts Fluid-Technik & Systeme Gmbh | Dosierpumpe |
| CN105257499A (zh) * | 2015-09-24 | 2016-01-20 | 成都西屋科技发展有限公司 | 多组份微量计量泵及其实现方法 |
| DE102016108020A1 (de) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | Polyplan Gmbh Polyurethan-Maschinen | Funktionsblock für eine Polyurethananlage |
| CN109382267B (zh) * | 2018-11-17 | 2023-12-01 | 大连华工创新科技股份有限公司 | 一种同时打开或关闭的胶阀涂胶头或注胶头 |
-
1996
- 1996-05-06 DE DE19618128A patent/DE19618128A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-04-28 EP EP97106991A patent/EP0806567A2/de not_active Withdrawn
- 1997-05-06 JP JP9151477A patent/JPH1085657A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020517430A (ja) * | 2017-04-19 | 2020-06-18 | エクセル インダストリー | 基体に流体生成物を塗布するためのアキシャルピストンポンプを含むデバイス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19618128A1 (de) | 1997-11-13 |
| EP0806567A2 (de) | 1997-11-12 |
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