JPH07116577B2 - チタン合金製部材の製造方法及び該方法によって製造した部材 - Google Patents

チタン合金製部材の製造方法及び該方法によって製造した部材

Info

Publication number
JPH07116577B2
JPH07116577B2 JP63093271A JP9327188A JPH07116577B2 JP H07116577 B2 JPH07116577 B2 JP H07116577B2 JP 63093271 A JP63093271 A JP 63093271A JP 9327188 A JP9327188 A JP 9327188A JP H07116577 B2 JPH07116577 B2 JP H07116577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actual
beta transus
temperature
beta
blank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63093271A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63277745A (ja
Inventor
エドワール・アレリテイエール
ベルナール・プランデイ
Original Assignee
コンパニー・ユーロペンヌ・ドユ・ジルコニウム・セジユス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コンパニー・ユーロペンヌ・ドユ・ジルコニウム・セジユス filed Critical コンパニー・ユーロペンヌ・ドユ・ジルコニウム・セジユス
Publication of JPS63277745A publication Critical patent/JPS63277745A/ja
Publication of JPH07116577B2 publication Critical patent/JPH07116577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C14/00Alloys based on titanium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/16Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of other metals or alloys based thereon
    • C22F1/18High-melting or refractory metals or alloys based thereon
    • C22F1/183High-melting or refractory metals or alloys based thereon of titanium or alloys based thereon

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば航空機推進システム用圧縮機ディスク
に使用するための高品質のチタン合金部材の製造方法、
及びこの方法によって製造した部材に係わる。
仏国特許明細書FR第2 144 205号(GB 1356734)には、
下記の組成(重量%) Al:3〜7%、Sn:1〜3%、Zr:1〜4%、Mo:2〜6%、C
r:2〜6%、O:約0.2%以下、V:6%、Bi:0.5%、残り:Ti
及び不純物 を有し、好ましくは下記の組成 Al=4.5〜5.5%、Sn=1.5〜2.5、Zr=1.5〜2.5、Mo:3.5
〜4.5、Cr=3.5〜4.5、O:約0.12%以下 を有する合チタン合金が開示されている。
対応する鍛造部材は、先ず730℃〜870℃、次いで675℃
〜815℃で二重の溶体化処理にかけられ、その後595℃〜
650℃で時効化熱処理即ち焼鈍にかけられる。試料4(A
l:5、Sn:2、Zr:2、Mo:4、Cr:4、O:0.08)の機械的特性
は下記の通りである。
破断荷重:1204MPa、0.2%での弾性限界:1141MPa、耐亀
裂伝搬性: 425℃及び525MPaでのクリープ:7.2時間で伸び率0.2%、
55時間で伸び率0.5%。破断伸びは明示されていない。
実際には、前記組成及び方法に基づいて製造した部材は
しばしば大きな偏析を有し、そのため延性及び耐亀裂伝
搬性(靭性)が失われ、且つ耐クリープ性も低いことが
判明した。特に、前記偏析はCr含量の高い領域に対応す
るため脆化を誘起し、Cr含量を低下させると機械的特性
が低くなることが判明した。
そこで本出願人は、前記タイプの合金製であって、偏析
のない規則的な構造を有し、適当な伸び率で20℃での機
械的特性(Rm−Rp0.2−K1C)に優れ、且つ400℃での耐
クリープ性も明らかに改善されているような部材の製造
を目指した。
本発明では、新規の組成範囲と新規の変形加工方法とを
用いることによって前述の問題を解消する。これらの組
成範囲、熱間加工条件及び熱処理条件は互いに分離する
ことのできないものである。
本発明の第1の目的は、下記の諸ステップからなるチタ
ン合金製部材の製造方法を提供することにある。
a)Al:3.8〜5.4、Sn:1.5〜2.5、Zr:2.8〜4.8、Mo:1.5
〜4.5、Cr:2.5以下、Cr+V=1.5〜4.5、Fe<2.0、Si<
0.3、O<0.15、残り:Ti及び不純物という組成(重量
%)のインゴットを製造し、 b)前記インゴットを、熱間ブランクを得るため荒形削
りと、ベータ範囲での予加熱と、目的の部材のブランク
を形成するための前記ブランクの少なくとも一部分の最
終加工とを順次含む熱間加工処理にかけ、 c)熱間加工によって得た前記部材ブランクを、実際の
「ベータトランザス」−40℃から実際の「ベータトラン
ザス」−10℃までの間の温度に維持しながら溶体化熱処
理にかけ、次いで室温に冷却し、 d)前記部材ブランク又は該ブランクから形成した部材
を550〜650℃で4〜12時間時効化熱処理にかける。
但し、ステップb)の「熱間加工(hot working)」と
は、例えば鍛造、圧延、ダイ鍛造又は押出し等のごとき
総ての熱間変形加工を意味する。
添加元素量の限界値は、変形加工した部材に偏析が生じ
る可能性を最大限に抑えながら所望の優れ機械的特性が
得られるように、観察を行いながら調整した。これらの
含量範囲に関しては後で好ましい範囲を示して説明す
る。これらの範囲は個々に又は任意に組合わせて使用し
得る。含量を好ましい範囲内の値にすれば最小限の特性
が増加し、鉄及び酸素の場合には脆化又は延性欠失に対
する安全性が補強される。
アルファジェニック(alphagenic)元素Al及びSnはその
他の添加元素と組み合わせて使用した場合に、選択した
最小値より小さい含量では硬度を不十分にし、且つ所定
最大値より大きい含量では偶発的な又は頻繁な析出を生
起させる。これらの元素の好ましい含量範囲はAlの場合
が4.5〜5.4%、Snの場合が1.8〜2.5%である。
Zrは硬化作用が大きく、5%を超えると脆化効果を及ぼ
す。Zrの好ましい含量範囲は3.5〜4.8%、より特定的に
は4.1〜4.8%である。これらの3つの元素Al、Sn及びZr
を一緒に使用すると脆化作用は生じない。仏国特許明細
書第2 144 205号に化合物Ti3Alの形成性に関する基準と
して記載されているこれら元素の合計%、即ち %Al+%Sn/+3%Zr/6 は、これら元素の含量を最大にした場合には7に等し
い。
Moは硬化作用は僅かであるが、アルファ−ベータ構造が
完全なベータ構造に変わる時の変態点、即ち本明細書で
「ベータトランザス(beta transus)」と称する温度を
低下させるという重大な効果を有する。「ベータトラン
ザス」が例えば4%のMoによって約 40℃低下すれば、この温度に近い温度での熱間加工に影
響が生じる。Moの好ましい含量範囲は2.0〜4.5%であ
る。VはMoとほぼ同じ効果をもち、Crのごとき析出物を
生じさせることによってベータ硬化作用を示す。Vの添
加は任意的であり、(Cr+V)は1.5〜4.5%の範囲にす
る。Crは偏析の危険に鑑みて最高2.5%に制限する。こ
の偏析(例えばCr+Zrに富んだ「ベータフレック(beta
flecks)」と称する偏析)は、仏国特許明細書第2 144
205号で推奨されているCr含量3.5〜4.5%では、使用性
能に極めて不利な作用を及ぼす。Cr含量は、硬度のため
には1.5%より大きい値に維持するのが好ましい。
Feは金属間化合物の析出による硬化を生起せしめる。Fe
は高温(約550〜600℃)での熱間クリープに対する耐性
を低下させることが知られているが、これは前記析出物
が或る程度の脆性をもたらすからである。Fe含量はいず
れの場合も2%未満にし、好ましくは0.5〜1.5%の間に
調整する。このようにすると、意外なことに、400℃で
の耐クリープ性が著しく改善されるからである。これ
は、例えば航空機用圧縮機の「平均温度(通常は350以
上500℃未満)段階」で使用される部材にとっては有利
なことである。
周知のように、Oの含量を増加すると機械的強度が増加
し且つ靭性(K1C)が少し低下する。従ってOの含量は
0.15%以下、好ましくは0.13%以下にする。Siを少し加
えると500〜550℃での耐クリープ性が改善されるが、十
分な延性を得るためにはSi含量を0.3%以下にする。
熱間加工を、ベータ範囲での予加熱の後で行われる、即
ちベータ範囲で少なくとも開始される最終加工、例えば
圧延又はより一般的に鍛造もしくはダイ鍛造によって完
了するようにすると、特性が明らかに改善されることが
判明した。
この最終加工の加工率(working ratio)「S/s」(初期
断面積/最終断面積)は2以上であるのが好ましい。
また、一般に言われていることに反して、熱間加工合金
の実際の「ベータトランザス」温度は正確に、例えば±
10〜15℃内の正確さで検出するのが好ましいことも判明
した。そのためには、荒形削り(鍛造又は圧延)によっ
て得た熱間ブランクから試料を採取し、これらの試料を
段階的に異なる種々の温度に加熱してその温度に維持
し、次いで水焼入れした後、顕微鏡写真で構造を調べ
る。「ベータトランザス」は場合によっては補間により
評価され、この温度になると総てのアルファ相が消失す
る。このように実験を通して測定される熱間加工合金の
実際の「ベータトランザス」温度は、計算によって推算
されるトランザス温度とかなり異なることもある(第1
テストグループ参照)。
実際の「ベータトランザス」又は単に「ベータトランザ
ス」と称する前記温度に関する認識が、最終ベータ加工
温度(ステップb)の選択と、その後の熱間加工部材ブ
ランク溶体化処理(ステップc)の温度調整とに及ぼす
結果は重大なものである。実際、所望の構造及び特性を
得るためには、又は前述の方法もしくは一連の鍛造テス
ト及びそれに次ぐ焼入れと得られた構造の検査とによっ
て測定され得るか、又は実験的に求めた「ベータトラン
ザス」よりわずかに低い、高アルファ−ベータ温度範囲
で溶体化処理を実施することが強く望まれる。より特異
的には、この溶体化処理は通常「ベータトランザス」−
40℃と「ベータトランザス」−10℃との間で選択した温
度で実施する。この選択温度の維持時間は20分〜2時
間、通常は30分〜1時間30分である。この溶体化処理の
後は室温までの水冷、又はより一般的には空冷を行う。
その後、550〜650℃の温度で焼鈍にかけて、十分な機械
的強度及び靭性(Rm−Rp0.2及びK1C)を維持しながら破
断伸びA%と400℃での耐クリープ性とを向上させる。
最終熱間加工を、必要であればこれら一連の変形操作の
操作間隔を大きくして、前記「ベータトランザス」より
少なくとも10℃高い温度でベータ状態を開始し且つアル
ファ−ベータ状態で終了するように実施したところ、特
に破断伸びA%と400℃での耐クリープ性とが改善され
た。操作はすべて前記「ベータトランザス」±60℃の範
囲の温度で実施した。この加工処理は、「ベータトラン
ザス」+20℃から「ベータトランザス」+40℃の範囲の
温度で開始し、「ベータトランザス」より低く且つ「ベ
ータトランザス」−50℃より高いか等しい温度で、又は
より好ましくは「ベータトランザス」−10℃から「ベー
タトランザス」−40℃の範囲の温度で終了するように行
うのが好ましい。このようにすると、微細析出物を含む
均質な特性状態に対応し、従って優れた特性をもたらす
アルファ−ベータ型の微細針状構造が再現性をもって得
られる。
好ましくは、前述の最終熱間加工に先立つインゴットの
熱間荒形削りの少なくとも最終部分を、「ベータトラン
ザス」−100℃から「ベータトランザス」−20℃の範囲
のアルファ−ベータ温度で実施する。このようにする
と、微細構造が前もって微細な状態になるため、最終的
に形成される部材の品質に有利な効果を及ぼす。ここで
は、熱間加工の最終温度を製品の核の温度とし、例えば
最終熱間加工の条件を変えることによって得られる種々
の微細構造の予備検査によって推算する。
最終熱間加工の好ましい実施法では、時効化熱処理温度
を570〜640℃にし且つこの温度の維持時間を6〜10時間
にする。
本発明の第2の目的は、通常500℃以下の温度で使用さ
れるチタン合金部材の変形加工方法を提供することにあ
る。前記合金は前述の好ましい条件に従い、Fe=0.7〜
1.5%、Zr=3.5〜4.8%好ましくは4.1〜4.8%である。
この方法では、荒形削り加工の少なくとも最終部分が
「ベータトランザス」−100℃から「ベータトランザ
ス」−20℃の範囲の温度で鍛造を含み、この鍛造によっ
て少なくとも1.5の加工率が得られる。時効処理は通常5
80〜630℃で6〜10時間行うようにする。
本発明の第3の目的は、本発明の第2の目的である前記
変形加工方法によって形成した優れた特性をもつ部材に
ある。この部材はZr含量が3.5〜4.8%であり、下記の機
械的特性を有する。
Rm≧1200MPa、Rp0.2≧1100MPa、A%≧5、20℃での靭
性(耐亀裂伝搬性) 600MPaでの400℃耐クリープ性:200時間以上で0.5%。
本発明の方法は下記の利点を有する。
− いかなる型の偏析も全く伴わずに微細針状構造を再
現性をもって得ることができる。
− 脆化の危険が回避される。
− 所望の性質、即ち前述のごとき構造及び機械的特性
が総て同時に得られる。
テスト 第1テストグループ(表1〜6) 真空電弧式炉で二重溶融により6つのインゴットA−D
−E−H−J−Kを製造した。得られた組成は表1に示
す。
各インゴットをベータ状態1050℃/1100℃で第1の荒形
削りにかけて初期直径φ200mmから正方形 にした。次いで各インゴットの一部分を、6つの合金の
各々について計算したトランザス温度(表2)より50℃
低い温度で鍛造して70x30mmの平板状にすることによっ
て、アルファ−ベータ構造における第2の調質荒形削り
にかけた。前記トランザス温度の計算は、添加元素の含
量を考慮する内部アプローチ法(internal approach ru
le)によって行った。
次いで、この段階で採取した試料を10℃ずつ段階的に異
なる温度で30分間加熱し、各加熱の後で水焼入れにか
け、得られた構造を顕微鏡写真で調べた。このようにし
て各熱間加工合金毎にアルファ相消滅温度、即ち実際の
「ベータトランザス」温度を求めた(表2)。
この実際の「ベータトランザス」温度によれば、前記ア
ルファ−ベータ第2荒形削りの温度は、合金によって
「ベータトランザス」−170℃(符号H)から「ベータ
トランザス」−40℃(符号E)又は「ベータトランザ
ス」−60℃(符号K)まで様々に異なっていたことにな
る。
次いで、下記の3種類の変形及び熱処理条件に従って3
組の試料を製造し、長手方向Lの機械的特性を調べ、場
合によっては横方向Tの機械的特性も調べた。
第1操作条件(表3):この場合には最終鍛造に相当す
る前記アルファ−ベータ鍛造の後で、「ベータトランザ
ス」−50℃(表2)で1時間溶体化処理し、その結果得
られた状態で室温での機械的特性を測定した。引っ張り
クリープテストは、表2に各合金毎に示した温度で更に
8時間時効処理した後、600MPa、400℃で行った。
第2操作条件(表4):ベータ第1荒形削りの結果得ら
れた正方形H以外の正方形80mmの一部分を、先に測定し
た実際の「ベータトランザス」より50℃低い温度でアル
ファ−ベータ第2荒形削りにかけて正方形 にした。
次いで、この正方形を最終鍛造にかけて70x30mmの平板
状にした。この操作は、「ベータトランザス」+10℃で
30分予加熱した状態で始まり且つアルファ−ベータ状態
で終了するように行った。その結果アルファ−ベータ微
細針状構造が得られた。その後、第1操作条件の場合と
同様に、これらの部材を実際の「ベータトランザス」−
30℃(表2)で1時間溶体化処理し、次いで550℃(A
2)又は500℃(D2−E2−J2−K2)で8時間時効処理し
た。20℃での機械的特性及び400℃での耐クリープ性を
この時効状態で測定した。
第3操作条件(表5):第2の操作条件で得た70x30mm
の平板の一部分を更に最終鍛造にかけて60x30mmにし
た。この操作は、「ベータトランザス」+30℃から始め
てアルファ−ベータで終了するように行った(顕微鏡写
真で検査したところ、アルファ相で縁取りされた針状構
造が観察された)。
次いで各合金毎に第2操作条件の場合と同じ熱処理(溶
体化及び時効)を行った。
これらの結果から下記の所見が得られる。
− 第1組及び第2組の合金は、機械的強度及び400℃
での耐クリープ性によって下記のように分級される。
この分級はこれら2つの操作条件下の合金の間でかなり
異なっている。第1操作条件の試料は第2操作条件の試
料より低い温度で最終鍛造にかけたものである。更に、
この鍛造は合金の実際の「ベータトランザス」と処理温
度との差を、例えばAlの場合はこのトランザス110℃低
い温度、E1の場合は40℃低い温度というように変えて実
施した。
− Kは仏国特許明細書第2 144 205号で推奨されてい
る分析に基づく対照である。HはSn及びZrを含まない別
の対照であり、この第1テストグループでは不十分な機
械的強度及び耐クリープ性を示す。
− 第1及び第2操作条件の結果の比較から、ベータで
開始した最終鍛造の重要性が知見される。第2及び第3
操作条件の結果の比較からは、この最終鍛造の開始温度
を「ベータトランザス」より高い温度にすると予加熱段
階でより良い均質性が得られ且つベータ範囲での最終加
工の割合がより大きくなるため機械的強度が向上し、そ
の結果時効条件を調整すれば種々の特性がよりバランス
良く得られることがわかる。これは、合金の実際の「ベ
ータトランザス」と最終鍛造温度との差を正確に調整す
ることの重要性も意味する。
− 合金D、J及びEは、時効温度を550℃より高くす
ると、特に有利な性質を示すと思われる(第2操作条件
の試料について観察した機械的強度及び耐クリープ性参
照)。合金D及びJは鉄を夫々2.1%及び1.9%含む。
第2テストグループ(表7〜9) Al含量を約5%にし且つZr含量を第1テストグループで
使用した量より多くして、新たにインゴットを製造し
た。この実施例で選択したこれら5つのインゴットの組
成を表7に示す。符号FBのインゴットのみが鉄を含み、
その含量は1.1%である。
各インゴットを先ずプレスにより1050℃でベータの第1
荒形削りにかけて、初期直径φ200mmから正方形 にした。第1グループのテストと同じ方法に従い、この
段階でこれら5つのインゴットの実際の「ベータトラン
ザス」を測定した。
次いで、「ベータトランザス」−50℃での予加熱から出
発して140mmの正方形を80mmの正方形に鍛造し、その後
実際の「ベータトランザス」+30℃の温度で最終鍛造を
開始して70x30mmの平板状にした。得られた構造を調べ
た結果、合金KB以外の合金に関してはこの鍛造の最終状
態は「ベータトランザス」−80℃より大きい温度でアル
ファ−ベータであった。合金KBの顕微鏡写真では、不変
ベータ粒子の輪郭をもつ完全なベータ構造が観察され
た。
最終鍛造の後は、得られた熱間加工ブランクを「当該合
金のベータトランザス」−30℃で1時間溶体化処理し、
次いで空冷し、その後特定の方法で選択した温度(表
8)で8時間時効処理した。
前記特定の方法は、複数の小さい試料を段階的に異なる
温度で処理し、次いで微小硬度Hv30gを測定し、且つ硬
度曲線を処理温度の関数として形成することからなる。
焼鈍温度として選択する温度は最小硬度+10%に相当す
る。
最終鍛造温度及び熱処理温度は表8に示し、機械的テス
トの結果は表9に示した。
合金KBは伸びA%が著しく低いが、これは、十分な延性
を得るためには最終鍛造をアルファ−ベータ状態(アル
ファで縁取られた針状構造)で終了することが重要であ
ることを意味する。この合金は、最終鍛造をアルファ−
ベータで終了するように実施していれば有利な特性を示
したかもしれない。得られた試料のうちFB及びGBはA%
及び400℃での耐クリープ性を含む種々の性質を最もバ
ランス良く有する。中でもFBは特に好ましく、特に耐ク
リープ性に優れ(0.5%の伸びで384時間)、Alを5.4
%、Zrを4.2%、Feを1.1%含む。AB2は顕微鏡写真で見
ると、4.1%のCr含量に起因して偏析(ベータフレッ
ク)を有する。従って、Cr含量は、優れた特性が得られ
るように2.5%以下にするのが好ましい(FBの結果参
照)。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタン合金部材の製造方法であって、 a) Al:3.8〜5.4、Sn:1.5〜2.5、Zr:2.8〜4.8、Mo:1.
    5〜4.5、Cr:2.5以下、Cr+V=1.5〜4.5、Fe<2.0、Si
    <0.3、O<0.15、残り:Ti及び不純物という組成(重量
    %)のインゴットを製造し、 b) 前記インゴットを、熱間ブランクを得るためベー
    タ荒形削りよりなる熱間加工の第1ステップを行ない、
    遅くともステップc)の前に、熱間加工合金の実際の
    「ベータトランザス」を熱間加工中又はその後で採取し
    た試料に基づいて実験的に測定し、目的の部材の熱間加
    工ブランクを形成するため前記ブランクの少なくとも一
    部分の最終加工を実際の「ベータトランザス」より少な
    くとも10℃高い温度で始め且つ前記「ベータトランザ
    ス」より低い温度で終了するようにし、この最終熱間加
    工処理全体を前記「ベータトランザス」±60℃の温度範
    囲で行うことを含む熱間加工処理にかけ、 c) 熱間加工によって得た前記部材ブランクを、実際
    の「ベータトランザス」−40℃から実際の「ベータトラ
    ンザス」−10℃までの間の温度に維持しながら溶体化熱
    処理にかけ、次いで室温に冷却し、 d) 前記部材ブランク又は該ブランクから形成した部
    材を550〜650℃で4〜12時間時効化熱処理にかける 諸ステップからなる前記方法。
  2. 【請求項2】Al=4.5〜5.4、Sn=1.8〜2.5、Zr=3.5〜
    4.8であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】Zr=4.1〜4.8であることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】Mo=2.0〜4.5、Cr=1.5〜2.5であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項の
    いずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】Fe≦1.5であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】O=0.07〜0.13であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】Fe=0.7〜1.5であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】ブランク又はブランク部分の最終熱間加工
    を実際の「ベータトランザス」+20℃から実際の「ベー
    タトランザス」+40℃までの範囲の温度で開始し、且つ
    前記「ベータトランザス」より低くて実際の「ベータト
    ランザス」−50℃より高いか等しい温度で終了すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第7項のいずれ
    かに記載の方法。
  9. 【請求項9】最終熱間加工を実際の「ベータトランザ
    ス」−10℃から実際の「ベータトランザス」−40℃まで
    の範囲の温度で終了することを特徴とする特許請求の範
    囲第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】インゴットの荒形削りの少なくとも最終
    部分を実際の「ベータトランザス」−100℃から実際の
    「ベータトランザス」−20℃までの範囲の温度で実施す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第9項の
    いずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】部材ブランク又は該ブランクから形成し
    た部材を570〜640℃で6〜10時間時効処理することを特
    徴とする特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  12. 【請求項12】チタン合金部材の製造方法であって、 a1) Al:4.5〜5.4、Sn:1.8〜2.5、Zr:3.5〜4.8、Mo:2.
    0〜4.5、Cr:1.5〜2.5、Cr+V=1.5〜4.5、Fe:0.7〜1.
    5、O:0.07〜0.13、残り:Ti及び不純物という組成(重量
    %)のインゴットを製造し、 b1) 前記インゴットを、最終熱間ブランクを得るため
    の荒形削りにかけ、但しこの処理の少なくとも最終部分
    は実際の「ベータトランザス」−100℃から実際の「ベ
    ータトランザス」−20℃までの範囲の温度での鍛造から
    なり、この鍛造の加工率は最低1.5であり、 c1) 熱間加工合金の前記実際の「ベータトランザス」
    温度を前記鍛造によって得た熱間ブランクから採取した
    試料に基づいて実験的に求め、 d1) 前記ブランクの最終加工を、実際の「ベータトラ
    ンザス」+20℃から実際の「ベータトランザス」+40℃
    までの範囲の温度で開始し且つ実際の「ベータトランザ
    ス」−40℃から実際の「ベータトランザス」−10℃まで
    の範囲の温度で終了するようにして鍛造及び/又はダイ
    鍛造によって行い、 e1) このようにして得た熱間加工部材ブランクを、実
    際の「ベータトランザス」−40℃から実際の「ベータト
    ランザス」−10℃までの間の温度に維持しながら溶体化
    処理にかけ、次いで室温に冷却し、 f1) 前記部材ブランク又は該ブランクから形成した部
    材を580〜630℃で6〜10時間時効化熱処理にかける 諸ステップからなる方法。
  13. 【請求項13】Zr=4.1〜4.8であることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 【請求項14】下記の構造及び機械的特性: A) 微細で規則的なアルファ−ベータ構造; B) 組成(重量%):Al=4.5〜5.4、Sn=1.8〜2.5、Z
    r=3.5〜4.8、Mo=2.0〜4.5、Cr=1.5〜2.5、Cr+V=
    1.5〜4.5、Fe=0.7〜1.5、O=0.07〜0.13、残り=Ti及
    び不純物; C) Rm≧1200MPa Rp0.2≧1000MPa A%≧5 20℃での 600MPa、400℃での耐クリープ性:200時間以上で0.5% を有することを特徴とするチタン合金部材。
JP63093271A 1987-04-16 1988-04-15 チタン合金製部材の製造方法及び該方法によって製造した部材 Expired - Lifetime JPH07116577B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8705786 1987-04-16
FR8705786A FR2614040B1 (fr) 1987-04-16 1987-04-16 Procede de fabrication d'une piece en alliage de titane et piece obtenue

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63277745A JPS63277745A (ja) 1988-11-15
JPH07116577B2 true JPH07116577B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=9350427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63093271A Expired - Lifetime JPH07116577B2 (ja) 1987-04-16 1988-04-15 チタン合金製部材の製造方法及び該方法によって製造した部材

Country Status (11)

Country Link
US (2) US4854977A (ja)
EP (1) EP0287486B1 (ja)
JP (1) JPH07116577B2 (ja)
BR (1) BR8801837A (ja)
CA (1) CA1314792C (ja)
DD (1) DD281422A5 (ja)
DE (1) DE3861736D1 (ja)
ES (1) ES2020341B3 (ja)
FR (1) FR2614040B1 (ja)
IL (1) IL86029A (ja)
ZA (1) ZA882635B (ja)

Families Citing this family (58)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5118363A (en) * 1988-06-07 1992-06-02 Aluminum Company Of America Processing for high performance TI-6A1-4V forgings
US4975125A (en) * 1988-12-14 1990-12-04 Aluminum Company Of America Titanium alpha-beta alloy fabricated material and process for preparation
US5173134A (en) * 1988-12-14 1992-12-22 Aluminum Company Of America Processing alpha-beta titanium alloys by beta as well as alpha plus beta forging
US5171375A (en) * 1989-09-08 1992-12-15 Seiko Instruments Inc. Treatment of titanium alloy article to a mirror finish
US5026520A (en) * 1989-10-23 1991-06-25 Cooper Industries, Inc. Fine grain titanium forgings and a method for their production
US5032189A (en) * 1990-03-26 1991-07-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Method for refining the microstructure of beta processed ingot metallurgy titanium alloy articles
JPH0436445A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐食性チタン合金継目無管の製造方法
US5039356A (en) * 1990-08-24 1991-08-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Method to produce fatigue resistant axisymmetric titanium alloy components
FR2676460B1 (fr) * 1991-05-14 1993-07-23 Cezus Co Europ Zirconium Procede de fabrication d'une piece en alliage de titane comprenant un corroyage a chaud modifie et piece obtenue.
US5219521A (en) * 1991-07-29 1993-06-15 Titanium Metals Corporation Alpha-beta titanium-base alloy and method for processing thereof
US5160554A (en) * 1991-08-27 1992-11-03 Titanium Metals Corporation Alpha-beta titanium-base alloy and fastener made therefrom
US5226981A (en) * 1992-01-28 1993-07-13 Sandvik Special Metals, Corp. Method of manufacturing corrosion resistant tubing from welded stock of titanium or titanium base alloy
US5277718A (en) * 1992-06-18 1994-01-11 General Electric Company Titanium article having improved response to ultrasonic inspection, and method therefor
US5294267A (en) * 1992-12-04 1994-03-15 Titanium Metals Corporation Metastable beta titanium-base alloy
FR2707111B1 (fr) * 1993-06-30 1995-08-18 Cezus Procédé de contrôle de copeaux et/ou fragments métalliques pour en éliminer des inclusions plus absorbantes aux rayons X .
JP3083225B2 (ja) * 1993-12-01 2000-09-04 オリエント時計株式会社 チタン合金製装飾品の製造方法、および時計外装部品
US5698050A (en) * 1994-11-15 1997-12-16 Rockwell International Corporation Method for processing-microstructure-property optimization of α-β beta titanium alloys to obtain simultaneous improvements in mechanical properties and fracture resistance
US5685924A (en) * 1995-07-24 1997-11-11 Howmet Research Corporation Creep resistant gamma titanium aluminide
US5795413A (en) * 1996-12-24 1998-08-18 General Electric Company Dual-property alpha-beta titanium alloy forgings
JP3959766B2 (ja) 1996-12-27 2007-08-15 大同特殊鋼株式会社 耐熱性にすぐれたTi合金の処理方法
FR2779155B1 (fr) * 1998-05-28 2004-10-29 Kobe Steel Ltd Alliage de titane et sa preparation
US6401537B1 (en) 1999-07-02 2002-06-11 General Electric Company Titanium-based alloys having improved inspection characteristics for ultrasonic examination, and related processes
US6550314B2 (en) * 2001-03-19 2003-04-22 Sis-Tech Applications, L.L.P. Apparatus and method for on-line detection of leaky valves
FR2836640B1 (fr) * 2002-03-01 2004-09-10 Snecma Moteurs Produits minces en alliages de titane beta ou quasi beta fabrication par forgeage
US7008491B2 (en) * 2002-11-12 2006-03-07 General Electric Company Method for fabricating an article of an alpha-beta titanium alloy by forging
US20040221929A1 (en) 2003-05-09 2004-11-11 Hebda John J. Processing of titanium-aluminum-vanadium alloys and products made thereby
US7008489B2 (en) * 2003-05-22 2006-03-07 Ti-Pro Llc High strength titanium alloy
DE10329899B8 (de) * 2003-07-03 2005-05-19 Deutsche Titan Gmbh Beta-Titanlegierung, Verfahren zur Herstellung eines Warmwalzproduktes aus einer solchen Legierung und deren Verwendungen
US7837812B2 (en) 2004-05-21 2010-11-23 Ati Properties, Inc. Metastable beta-titanium alloys and methods of processing the same by direct aging
US7449075B2 (en) * 2004-06-28 2008-11-11 General Electric Company Method for producing a beta-processed alpha-beta titanium-alloy article
FR2899241B1 (fr) * 2006-03-30 2008-12-05 Snecma Sa Procedes de traitement thermiques et de fabrication d'une piece thermomecanique realisee dans un alliage de titane, et piece thermomecanique resultant de ces procedes
US7892369B2 (en) * 2006-04-28 2011-02-22 Zimmer, Inc. Method of modifying the microstructure of titanium alloys for manufacturing orthopedic prostheses and the products thereof
CN101804441B (zh) * 2008-12-25 2011-11-02 贵州安大航空锻造有限责任公司 Tc17两相钛合金盘形锻件的近等温锻造方法
US10053758B2 (en) * 2010-01-22 2018-08-21 Ati Properties Llc Production of high strength titanium
US9255316B2 (en) 2010-07-19 2016-02-09 Ati Properties, Inc. Processing of α+β titanium alloys
US8499605B2 (en) 2010-07-28 2013-08-06 Ati Properties, Inc. Hot stretch straightening of high strength α/β processed titanium
US8613818B2 (en) 2010-09-15 2013-12-24 Ati Properties, Inc. Processing routes for titanium and titanium alloys
US9206497B2 (en) 2010-09-15 2015-12-08 Ati Properties, Inc. Methods for processing titanium alloys
US10513755B2 (en) 2010-09-23 2019-12-24 Ati Properties Llc High strength alpha/beta titanium alloy fasteners and fastener stock
CN102181747B (zh) * 2011-05-06 2012-09-26 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 一种具有良好冷热成形性的α+β型钛合金
CN102212715B (zh) * 2011-05-06 2013-06-05 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 一种近β型高强钛合金
US8652400B2 (en) 2011-06-01 2014-02-18 Ati Properties, Inc. Thermo-mechanical processing of nickel-base alloys
CN102896267B (zh) * 2012-09-28 2015-04-15 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 一种tc17钛合金盘形锻件的等温锻造方法
US9050647B2 (en) 2013-03-15 2015-06-09 Ati Properties, Inc. Split-pass open-die forging for hard-to-forge, strain-path sensitive titanium-base and nickel-base alloys
US9869003B2 (en) 2013-02-26 2018-01-16 Ati Properties Llc Methods for processing alloys
US9192981B2 (en) 2013-03-11 2015-11-24 Ati Properties, Inc. Thermomechanical processing of high strength non-magnetic corrosion resistant material
US9777361B2 (en) 2013-03-15 2017-10-03 Ati Properties Llc Thermomechanical processing of alpha-beta titanium alloys
US11111552B2 (en) 2013-11-12 2021-09-07 Ati Properties Llc Methods for processing metal alloys
US10094003B2 (en) 2015-01-12 2018-10-09 Ati Properties Llc Titanium alloy
CN106591625B (zh) * 2015-10-19 2018-06-26 中国科学院金属研究所 一种具有高强度高韧性匹配的钛合金及其制备工艺
US10502252B2 (en) 2015-11-23 2019-12-10 Ati Properties Llc Processing of alpha-beta titanium alloys
CN106521239B (zh) * 2016-11-21 2018-07-20 西北有色金属研究院 一种核反应堆用高冲击韧性低活化钛合金
CN108165820B (zh) * 2016-12-08 2020-01-10 有研工程技术研究院有限公司 一种短时超高强耐热钛合金及合金板材和制备方法
CN109295342A (zh) * 2018-08-22 2019-02-01 北京理工大学 一种Ti-Al-Mo-Sn-Zr-Si-V合金及其制备方法
CN109468492B (zh) * 2019-01-17 2020-07-07 燕山大学 一种高冲击韧性的钛合金板材及其加工工艺
CN109852845B (zh) * 2019-04-16 2020-11-03 西部钛业有限责任公司 一种近β型高强韧钛合金及其制备方法
CN110846536A (zh) * 2019-12-14 2020-02-28 西安西工大超晶科技发展有限责任公司 一种550℃用铸造钛合金材料及其制备方法
CN114934210A (zh) * 2022-06-29 2022-08-23 中国科学院金属研究所 一种用于航空发动机整体叶盘修复的钛合金

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE552544A (ja) *
US3482968A (en) * 1967-08-08 1969-12-09 Titanium Metals Corp Titanium base alloys of high strength at atmospheric and elevated temperatures
CH538898A (de) * 1970-11-04 1973-07-15 Alexandrovich Grekov Nikolai Fertigungsverfahren für ringförmige Schmiedestücke
IT949979B (it) * 1971-07-01 1973-06-11 Gen Electric Elemento in perfezionata lega di tipo alfa beta a base di titanio
US4053330A (en) * 1976-04-19 1977-10-11 United Technologies Corporation Method for improving fatigue properties of titanium alloy articles
US4309226A (en) * 1978-10-10 1982-01-05 Chen Charlie C Process for preparation of near-alpha titanium alloys
US4543132A (en) * 1983-10-31 1985-09-24 United Technologies Corporation Processing for titanium alloys
US4581077A (en) * 1984-04-27 1986-04-08 Nippon Mining Co., Ltd. Method of manufacturing rolled titanium alloy sheets
JPS60251240A (ja) * 1984-05-28 1985-12-11 Natl Res Inst For Metals 超塑性加工用高強度チタン合金
US4631092A (en) * 1984-10-18 1986-12-23 The Garrett Corporation Method for heat treating cast titanium articles to improve their mechanical properties

Also Published As

Publication number Publication date
DD281422A5 (de) 1990-08-08
ES2020341B3 (es) 1991-08-01
DE3861736D1 (de) 1991-03-14
EP0287486B1 (fr) 1991-02-06
JPS63277745A (ja) 1988-11-15
FR2614040B1 (fr) 1989-06-30
CA1314792C (fr) 1993-03-23
IL86029A (en) 1991-09-16
FR2614040A1 (fr) 1988-10-21
US4878966A (en) 1989-11-07
EP0287486A1 (fr) 1988-10-19
US4854977A (en) 1989-08-08
IL86029A0 (en) 1988-09-30
ZA882635B (en) 1988-10-03
BR8801837A (pt) 1988-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07116577B2 (ja) チタン合金製部材の製造方法及び該方法によって製造した部材
TWI506149B (zh) 高強度鈦之製備
JP3959766B2 (ja) 耐熱性にすぐれたTi合金の処理方法
US6849231B2 (en) α-β type titanium alloy
CN110144496A (zh) 具有改良性能的钛合金
JPH0798989B2 (ja) 改良した熱間加工から成るチタン合金部品の製造方法及び得られる部品
EP0787815A1 (en) Grain size control in nickel base superalloys
JP7223121B2 (ja) 鍛造チタン合金による高強度のファスナ素材及びその製造方法
US11384413B2 (en) High temperature titanium alloys
EP1273674B1 (en) Heat treatment of titanium-alloy article having martensitic structure
WO2010047874A2 (en) Solution heat treatment and overage heat treatment for titanium components
CA3109173A1 (en) Creep resistant titanium alloys
JPH1030147A (ja) Al−Zn−Mg系合金押出材とその製造方法
EP0460809B1 (en) Method of treatment of metal matrix composites
JP2004091893A (ja) 高強度チタン合金
WO1988003575A1 (en) Aluminum-lithium alloys and process therefor
US5223053A (en) Warm work processing for iron base alloy
CN113996742B (zh) 一种宽幅高温合金板坯的锻造工艺
CN115491621B (zh) 一种优化gh3128高温合金构件晶界析出相的方法
Green et al. The effect of beta processing on properties of titanium alloys
JPS6323263B2 (ja)
US1751468A (en) Method of forming articles from heat-treatable aluminum-base alloys
CN117904488A (zh) 一种赛车发动机用Ti-1100高温钛合金及其制备方法
KR20230095259A (ko) 미세 및 등축 결정립을 갖는 티타늄 박판의 제조방법 및 이를 이용하여 제조된 티타늄 박판
JPS63241150A (ja) チタン合金の熱処理方法