JPH07116325A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH07116325A
JPH07116325A JP28617293A JP28617293A JPH07116325A JP H07116325 A JPH07116325 A JP H07116325A JP 28617293 A JP28617293 A JP 28617293A JP 28617293 A JP28617293 A JP 28617293A JP H07116325 A JPH07116325 A JP H07116325A
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JP
Japan
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game
wiring
board
control device
connection
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JP28617293A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機裏側に存在する接続配線が増加しても
配線が整理されて配線作業を効率良く行う。 【構成】 遊技盤に中央遊技装置13を配設し、遊技盤
の裏面に入賞球集合カバー部材18を設け、中央遊技装
置等の遊技作動を制御する遊技盤制御装置27を設け、
中央遊技装置と遊技盤制御装置とを接続する接続配線の
間に介在させた配線分配盤31とを備えたパチンコ機1
において、上記配線分配盤は、入賞球集合カバー部材の
背面に配置し、該配線分配盤のうち中央遊技装置に近い
領域に、遊技装置側からの接続配線34を接続する接続
端子35を、遊技盤制御装置に近い領域に、遊技盤制御
装置側からの接続配線36を接続する接続端子37を配
置し、当該配線分配盤の所定部分には管理装置へ遊技デ
ータを出力可能な出力端子部38を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技盤に配設される各
種遊技装置とこれら遊技装置の遊技作動を制御する遊技
盤制御装置とを接続する電気的接続配線の間に配線分配
盤を介在させた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機は、遊技内容が比較的簡単
であったために遊技盤に配設されている遊技装置の数も
少なく、したがって、遊技盤制御装置と遊技盤の各種遊
技装置とを接続する電気的接続配線の数量はそれほど多
くはなかった。このため、極数の多いコネクタにより遊
技盤制御装置と電源及び信号線を接続するとともに、極
数の少ないコネクタを複数使用することによりそれぞれ
の遊技装置と接続していた。また、遊技店の管理装置に
遊技データを送信する場合に、送信する遊技データの種
類も少ないので、遊技機本体の上部に配設された電源分
配盤に遊技データ送信用の出力端子を設け、この出力端
子により島内の遊技データ送信用配線と接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
遊技機は遊技盤に配設する各種遊技装置の数が増加する
ばかりでなく遊技内容自体が複雑になってきており、ま
た、補助遊技を行なう可変表示装置等の表示装置の表示
内容も複雑多岐に変化するものが用いられているので、
各遊技装置からの電気配線の数量が著しく増加してお
り、このため遊技盤制御装置に全ての電気的接続配線を
直接接続することが困難になってきている。そして、極
数の多い多極コネクタにより遊技盤制御装置と電源及び
信号線を接続し、複数の少極コネクタに分割して複数の
遊技装置と接続する配線分配盤を単に設けても遊技機の
裏側では多数の電気的接続配線が複雑に錯綜してしま
う。また、遊技店では遊技機の性能判断及び営業管理を
細かく行なうために、遊技機からの遊技機データは遊技
内容に対応した詳細なデータが必要とされる。このた
め、従来の遊技機の様な遊技機上部の電源分配盤の出力
端子だけから遊技データを出力する構成では不十分であ
る。この様に、遊技機の裏側で多数の配線が複雑に錯綜
していると、遊技機を新たに設置する設置作業、遊技盤
だけを新しいものと交換する遊技盤交換作業、その他日
常的に行なわれる保守・点検作業、或はトラブルを解決
する修理作業などの各種作業を行なう際、特に配線作業
を行なう際に目的とする電気配線を捜し出す手間が煩雑
になり、また、配線の接続ミスを生じる確率が高まる。
そこで、本発明は、遊技盤に複数配設される遊技装置か
ら延在して遊技機裏面側に存在する電気的接続配線や、
遊技盤の各種遊技装置の作動制御を行なう遊技盤制御装
置から延在する電気的接続配線などの配線が増加しても
遊技盤裏面側における配線が整理されて配線作業を効率
良く行なうことができる遊技機を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、区画部材により囲まれる遊技部を形成し
た遊技盤と、該遊技盤に設けられた中央遊技装置とその
他の遊技装置の裏面主要部域を覆い、且つ遊技盤裏面と
一定間隔を保持して取り付けられる入賞球集合カバー部
材と、上記中央遊技装置及び他の遊技装置の遊技作動を
制御する遊技盤制御装置と、上記中央遊技装置及びその
他の遊技装置と上記遊技盤制御装置とを接続する電気的
接続配線の間に介在させた配線分配盤とを備えた遊技機
において、上記配線分配盤は、少なくとも入賞球集合カ
バー部材の背面であって中央遊技装置及び遊技盤制御装
置を含めて両者の間に配置し、該配線分配盤における接
続手段配設領域のうち中央遊技装置に近い領域に、遊技
装置側からの接続配線を接続する接続部を配置し、且つ
配線分配盤の接続手段配設領域のうち遊技盤制御装置に
近い領域に、遊技盤制御装置側からの接続配線を接続す
る接続部を配置し、当該配線分配盤の所定部分には、遊
技店内の遊技機を管理する管理装置へ遊技データを出力
可能な出力端子部を備えたものである。
【0005】
【作用】中央遊技装置等の遊技装置から延在する接続配
線と遊技盤制御装置から延在する接続配線とが遊技機の
裏側で複雑に交叉することなく配線分配盤に接続され、
当該遊技盤の遊技内容に応じた遊技データを配線分配盤
の出力端子部から送り出すことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1の正
面図であり、図2は裏機構盤中央カバー部材を開いた状
態でパチンコ機1を裏面側から見た斜視図、図3はパチ
ンコ機1の裏面図である。
【0007】パチンコ機1は、機枠2に対して開閉可能
に蝶着した額縁状前面枠3の裏面に金属製の遊技盤収納
枠体4を固定し、該遊技盤収納枠体4内に遊技盤5を装
着して前面枠3の窓部を裏側から塞ぎ、遊技盤収納枠体
4の裏側に上タンク6、導出樋7、球排出機構8等の裏
機構部品を設けた裏機構盤9を遊技盤収納枠体4に対し
て開閉可能な状態で軸着してある。
【0008】遊技盤5の表面にはガイドレール10やサ
イドケース11等の区画部材により囲んだ遊技部12を
形成し、該遊技部12内のほぼ中央に特別図柄表示装
置、普通図柄表示装置、普通電動役物等の電気的遊技装
置の一つである中央遊技装置13を、その下方に電気的
遊技装置の一つであって球の受入状態を電気的に変換す
る大入賞口14を、その他の遊技部12内に一般入賞
口、始動口等の遊技装置を配設し、遊技部12内の左右
に電飾装置の一種であるサイドランプ15を取り付け、
区画部材の外側近傍にリーチランプ16、打止ランプ1
7等の各種電飾装置を取り付けてある。
【0009】また、遊技盤5の裏面には大入賞口14、
一般入賞口、始動口などの入賞手段の裏面主要部域、即
ち入賞球出口を覆い、該遊技盤裏面との間を球が流下し
得る一定間隔を保持して各入賞球出口からの入賞球を回
収する入賞球集合カバー部材18を設けてある。そし
て、上記した中央遊技装置13は、表示面等の前面部分
が遊技部12に臨んで後端部分が入賞球集合カバー部材
18の開口部を貫通して裏機構盤9の導出樋7の背面側
側壁より後方に突出した状態で取り付けられている。
【0010】入賞球集合カバー部材18は、遊技盤裏面
に対して平行に延在して遊技盤5裏面よりも小さな平面
部19と該平面部19の左右側縁に形成した側面部20
とを有し、前面が開放したプラスチック製の部材であ
り、平面部19には中央遊技装置13を挿通する開口部
21を開設してある。この開口部21は中央遊技装置1
3の後方部分が挿通するので、後方部分の外形よりも大
きく設定することは勿論であるが、入賞球集合カバー部
材18の背面側に突出する中央遊技装置13の後方部分
と開口部21の開口縁との間に生じる隙間の寸法を球径
(実施例では11mm)よりも小さく設定してある。な
お、入賞球集合カバー部材18の横幅は、遊技盤収納枠
体4の開口部の大きさよりも少し小さく設定し、遊技盤
収納枠体4内に遊技盤5を装着すると、入賞球集合カバ
ー部材18が遊技盤収納枠体4の開口部の殆どを塞ぐよ
うにしてある。
【0011】裏機構盤9は、遊技盤収納枠体4の背面の
ほぼ全面を覆う大きさのプラスチック製の枠状体であ
り、遊技盤裏面と所定間隔を保持して遊技盤5裏面に平
行な垂直方向に延在する基板22を形成し、該基板22
に対して直行する壁部23を左右2箇所間隔をあけて前
方に突出する状態で形成し、一側の外側に位置する壁部
(図3において右側)23から軸着部24を上部と下部
の2箇所突設してある。なお、他側に形成した壁部間の
空間は配線を収納する配線収納部として機能するので、
内側に向けて爪部を形成してある。
【0012】上記基板22には入賞球集合カバー部材1
8が臨む範囲にほぼ矩形の開口窓部25を開設し、該開
口窓部25の上方の基板22の背面に上タンク6を装着
するとともに、該上タンク6から球を導出する導出樋7
をわずかに傾斜させた状態で横方向に装着し、導出樋7
の傾斜下端が位置する開口窓部25の一側に球排出機構
8を装着してある。即ち、裏機構盤9には、導出樋7及
び球排出機構8を略倒L字状に配設し、これら導出樋7
および球排出機構8の内側に入賞球集合カバー部材18
の後端が臨む開口窓部25を開設する。
【0013】この裏機構盤9の開口窓部25の下方の一
側(図2、図3において右側)には枠側制御装置26を
設けるとともに、開口窓部25の下方の他側(図2、図
3において左側)には枠側制御装置26と所定の間隔を
隔てて、遊技盤制御装置27が設けてある。この枠側制
御装置26は、球排出機構8の球排出制御や遊技機側方
に設けた球貸機28の球貸制御を行う。また、遊技盤制
御装置27は、中央遊技装置13等の電気的遊技装置や
リーチランプ16など遊技作動に関する制御を行う。
【0014】上記した裏機構盤9の開口窓部25内に突
出した中央遊技装置13下方の入賞球集合カバー部材1
8の背面一側には、中央遊技装置13及び他の遊技装置
と遊技盤制御装置27とを電気的に接続する電気的接続
配線を中継するための配線分配盤31が取り付けてあ
る。この配線分配盤31は、入賞球集合カバー部材側か
ら起立した周壁を四周に有する箱状枠体32を入賞球集
合カバー部材18の背面に固定し、該枠体32の内部に
装着されている。この様な枠体32の内部に配線分配盤
31を設けると、例えば上タンク6から球がこぼれるな
どしても、枠体32が配線分配盤31を保護しているの
で、落下してきた球が配線分配盤31に当ることがな
く、これにより後述する接続部と配線の接触不良や断線
を未然に防止することができる。なお、この配線分配盤
31を設ける位置は、少なくとも入賞球集合カバー部材
18の背面であって、中央遊技装置13及び遊技盤制御
装置27を含めて両者の間であればどのような位置でも
よく、入賞球集合カバー部材18の背面右側に限らな
い。例えば、後方に突出した中央遊技装置13の下方の
入賞球集合カバー部材18の背面中央でもよい。
【0015】配線分配盤31は、配線基板33上の接続
手段配設領域のうち中央遊技装置13に近い領域(図3
中に示す配線基板33では左上の領域)に中央遊技装置
13等の遊技装置からの接続配線34を接続する接続端
子35を接続部として配置し、遊技盤制御装置27に近
い領域(図3中に示す配線基板33では左下の領域)に
遊技盤制御装置27からの接続配線36を接続する接続
端子37を接続部として配置し、接続手段配線領域のう
ち所定部分(本実施例では図3に示すように右下の領
域)には遊技店内の遊技機を管理する管理装置への遊技
データを出力可能な出力端子部38を設ける。また、他
の領域(本実施例では図3に示すように上下中程の左
側)にリレー等の継電手段39を遊技データの出力端子
部38の一部として設け、その他の領域には必要に応じ
て接続部を適宜設ける。なお、遊技データ用出力端子部
38に継電手段39を設けると、この出力端子部38に
誤って規定外の装置、例えば電圧や電流値が規定を超え
た装置が接続されても継電手段39で電気的な縁が断た
れているので、遊技盤制御装置27に悪影響を及ぼすこ
とがないし、万一規定値を極端に超えた装置が接続され
て継電手段39が破壊してしまった場合でも、配線分配
盤31だけを交換すれば修復でき、高価な遊技盤制御装
置27を交換する必要がない。さらに、送信する遊技デ
ータをオン・オフ信号で送ることとなるので、パチンコ
機1側から演算処理される遊技データの信号仕様と、遊
技データを受信する管理装置の信号仕様が異なる場合で
あっても対処できる。
【0016】配線分配盤31の接続部としての接続端子
には、各接続配線の端部に設けたコネクタ40を着脱可
能な状態で接続できる構成としてあり、遊技データの出
力端子部38も同様に着脱可能なコネクタ40で構成し
てある。
【0017】また、この遊技データの出力端子部38に
接続するコネクタ40に接続したリード線41は、遊技
店内に設けた中央管理装置から延在する島内の遊技デー
タ収集配線(図示せず)と接続可能な約20cmの長さに
設定されて切断され、且つ、当該パチンコ機1の所定の
遊技データを識別可能なように、換言すれば接続先を識
別可能なように接続先識別手段を備える。この接続先識
別手段としては、例えばリード線41を予め定められた
色に色分けしたり、接続先別に収束してチューブ(図示
せず)を被せてこのチューブを所定の色に分けたり、接
続先を印刷するなどの手段がある。
【0018】そして、遊技データの出力端子部38にコ
ネクタ40によって着脱可能に取り付けられるリード線
41は、図2に示すように、工場出荷時に予め取り付け
られている。したがって、このパチンコ機1を遊技店に
搬送して店内の島に次々と設置する場合には、各パチン
コ機1のリード線41の色やチューブの色や印刷により
遊技データの種類を容易に識別することができ、これに
より島内の所定の遊技データ収集配線と確実に接続する
ことができる。
【0019】なお、上記した接続先識別手段は遊技デー
タの出力端子部38に接続するリード線41に限らず、
遊技装置に接続する接続配線34や遊技盤制御装置27
に接続する接続配線36やその他の接続配線にも付ける
こともできる。
【0020】配線分配盤31は上記した構成なので、中
央遊技装置13等から延在する接続配線34のコネクタ
40を左上の接続端子35に、遊技盤制御装置27から
延在する接続配線36のコネクタ40を左下の接続端子
37に接続するなどして所定の接続部に所定の接続配線
のコネクタ40を接続すると、図2に示すように、パチ
ンコ機1の裏側の各種接続配線34,36は電気的に接
続する部品間を最短距離で整然と接続されて無用な交叉
がなくなる。例えば、上方に位置する中央遊技装置13
から延在する接続配線34は最短距離を通って配線分配
盤31に接続され、下方に位置する遊技盤制御装置27
から延在する接続配線36も最短距離を通って配線分配
盤31に接続され、同一の配線分配盤31に接続してい
る遊技装置用接続配線34と遊技盤制御装置用接続配線
36とが交叉することがない。
【0021】また、本実施例では裏機構盤9の開口窓部
25に、中央遊技装置13や配線分配盤31の背面側を
覆う裏機構盤中央カバー部材41を開閉可能に取り付け
てある。この裏機構盤中央カバー部材41は、前面側が
開放したプラスチック製の箱状の部材からなり、一側が
回動中心となるよう裏機構盤9に開閉可能に取り付けて
ある。また、自由端側の側壁にはフランジ部42が延設
してある。このフランジ部42にワンタッチの係止部材
43を取り付け、係止部材43の先端を球排出機構8の
カバー部材に開設した係止孔44に係止することによ
り、裏機構盤中央カバー部材41が裏機構盤9の開口窓
部25を閉塞した状態を維持することができる。
【0022】また、このフランジ部42の適宜箇所に開
口窓部25と一部重なるようにして切欠部45をフリー
アクセス空間部として設け、この切欠部45内に遊技デ
ータ収集配線へのリード線41を挿通するようにすれ
ば、遊技データ送信用リード線41の取り回しがより一
層容易となる。
【0023】なお、前記した実施例は代表的な遊技機で
あるパチンコ機1について説明したが、本発明はパチン
コ機1に限定されるものではなく、球を使用する遊技機
であればどのような遊技内容あるいは構造の遊技機であ
ってもよく、例えばアレンジボール式遊技機などでもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線分配盤における接続手段配設領域のうち中央遊技装置
に近い領域に、遊技装置側からの接続配線を接続する接
続部を配置し、且つ配線分配盤の接続手段配設領域のう
ち遊技盤制御装置に近い領域に、遊技盤制御装置側から
の接続配線を接続する接続部を配置したので、接続部か
ら延在する接続配線が他の接続部上を通ることが少なく
なり、中央遊技装置から延在する接続配線と遊技盤制御
装置から延在する接続配線とが交叉することもなく、遊
技内容が複雑になったり遊技盤に配設する遊技装置の数
が増加するなどして配線の数量が増加したとしても遊技
機の裏側の配線を整然と整えることができる。したがっ
て、組立工程での配線作業が容易になるし、遊技店での
修理作業や保守点検作業のときに目的とする配線やコネ
クタを探し易くなり、作業を短時間で効率良く行なうこ
とができる。また、配線分配盤に遊技データの出力端子
部を設けると、遊技盤の種類に応じて必要な遊技データ
を的確に出力でき、管理の容易化を図ることができ、ま
た、管理の実効を上げることができる。そして、継電手
段を設けると、遊技データの出力端子部に誤って規定外
の装置、例えば電圧や電流値が規定を超えた装置が接続
されても継電手段で電気的縁が断たれているので、遊技
盤制御装置に悪影響を及ぼすことがないし、万一規定値
を極端に超えた装置が接続されて継電手段が破壊してし
まった場合でも、配線分配盤だけを交換すれば修復で
き、高価な遊技盤制御装置を交換する必要がない。さら
に、送信する遊技データをオン・オフ信号で送ることが
できるので、遊技機側から演算処理される遊技データの
信号仕様と、遊技データを受信する管理装置の信号仕様
が異なる場合であっても対処できる。また、遊技データ
の出力端子に接続するコネクタに管理装置の遊技データ
収集配線と接続可能な所定の長さに設定されたリード線
を予め接続しておくと、遊技店で遊技機を入れ替える場
合に、遊技機を同一信号が出力される遊技機に交換する
際に、コネクタの接続のみで遊技データの出力端子部と
管理装置側とを接続でき、遊技データ信号関係の配線作
業を極めて簡単に終了させることができる。そして、リ
ード線を含む電気的接続手段に接続先識別手段を備える
と、管理装置から延出された遊技データ収集線と接続す
る際に、接続先を見間違えることなく容易に接続するこ
とができる。また、遊技装置から延在する接続配線や遊
技盤制御装置から延在する接続配線に接続先識別手段を
備えておくと、接続先が明確化されるので接続作業を短
時間で確実に行なうことができ、配線作業の能率向上ば
かりでなく誤配線の防止にも効果がある。さらに、接続
先ごとに配線をチューブによって収束すると、交換する
装置に対応するコネクタを容易に確認でき、交換作業時
間を短縮できる。また、配線分配盤を枠体の内部に装着
すると、球や金属片などの異物によって短絡するトラブ
ルを防止することができるし、球等が当って接触不良や
断線するなどのトラブルを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な遊技機であるパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】裏機構盤中央カバー部材を開いた状態で裏側か
ら見たパチンコ機の斜視図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の横断面図である。
【図5】パチンコ機の上部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 5 遊技盤 9 裏機構盤 10 区画部材としてのガイドレール 11 区画部材としてのサイドケース 13 中央遊技装置 14 遊技装置としての大入賞口 18 入賞球集合カバー部材 26 枠側制御装置 27 遊技盤制御装置 31 配線分配盤 32 配線分配盤用の枠体 33 配線基板 34 中央遊技装置と配線分配盤とを接続する接続配線 35 中央遊技装置から延在する接続配線を接続する接
続端子 36 遊技盤制御装置と配線分配盤とを接続する接続配
線 37 遊技盤制御装置から延在する接続配線を接続する
接続端子 38 遊技データ送信用の出力端子部 40 コネクタ 41 裏機構盤中央カバー部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区画部材により囲まれる遊技部を形成し
    た遊技盤と、該遊技盤に設けられた中央遊技装置とその
    他の遊技装置の裏面主要部域を覆い、且つ遊技盤裏面と
    一定間隔を保持して取り付けられる入賞球集合カバー部
    材と、上記中央遊技装置及び他の遊技装置の遊技作動を
    制御する遊技盤制御装置と、上記中央遊技装置及びその
    他の遊技装置と上記遊技盤制御装置とを接続する電気的
    接続配線の間に介在させた配線分配盤とを備えた遊技機
    において、 上記配線分配盤は、少なくとも入賞球集合カバー部材の
    背面であって中央遊技装置及び遊技盤制御装置を含めて
    両者の間に配置し、該配線分配盤における接続手段配設
    領域のうち中央遊技装置に近い領域に、遊技装置側から
    の接続配線を接続する接続部を配置し、且つ配線分配盤
    の接続手段配設領域のうち遊技盤制御装置に近い領域
    に、遊技盤制御装置側からの接続配線を接続する接続部
    を配置し、当該配線分配盤の所定部分には、遊技店内の
    遊技機を管理する管理装置へ遊技データを出力可能な出
    力端子部を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 上記配線分配盤の遊技データの出力端子
    部は、継電手段を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】 上記配線分配盤の遊技データの出力端子
    部は、コネクタにより構成し、該コネクタには、管理装
    置に接続されている遊技データ収集配線と接続可能な所
    定の長さのリード線を予め接続したことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 上記遊技データ出力端子部に設けられた
    リード線を含む電気的接続手段は、接続先を識別可能な
    接続先識別手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 上記入賞球集合カバー部材の背面に箱状
    の枠体を設け、該枠体内に配線分配盤を装着したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊
    技機。
JP28617293A 1993-10-22 1993-10-22 遊技機 Pending JPH07116325A (ja)

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