JPH0711622B2 - 自動焦点検出用の投光系 - Google Patents

自動焦点検出用の投光系

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JPH0711622B2
JPH0711622B2 JP61091702A JP9170286A JPH0711622B2 JP H0711622 B2 JPH0711622 B2 JP H0711622B2 JP 61091702 A JP61091702 A JP 61091702A JP 9170286 A JP9170286 A JP 9170286A JP H0711622 B2 JPH0711622 B2 JP H0711622B2
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JP
Japan
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lens
pattern image
focus detection
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light
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剛史 小山
圭史 大高
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  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真用カメラ、シネカメラ、ビデオカメラ等に
切適な自動焦点検出用の投光系に関し、特に投光系によ
りパターン像を被写体側に投光し、被写体側から反射し
てくる該パターン像を受光することにより撮影系の焦点
検出を行う際に好適な受動方式及び能動方式の自動焦点
検出において焦点検出精度の向上を図つた自動焦点検出
用の投光系に関するものである。
(従来の技術) 従来より写真用カメラ、シネカメラ、ビデオカメラ等に
おいては大別して2方式の焦点検出方式が用いられてい
る。
1つは例えば特開昭54−159259号公報等で提案されてい
る受動方式であり、他の1つは例えば特開昭57−154206
号公報等で提案されている能動方式である。
このうち能動方式はカメラ側から例えば赤外光束を被写
体側へ投光し被写体からの反射光束を受光することによ
つて焦点検出を行う方式であり被写体側が暗い場合でも
又被写体のコントラストが低い場合でも精度良く焦点検
出を行うことができる特長がある。しかしながら被写体
が遠方にある場合は反射光束量が減少し焦点検出精度が
低下してくる欠点がある。
受動方式は撮影系による被写体像の結像状態をカメラの
一部に設けた検出手段により検出することにより焦点検
出を行う方式であり被写体が遠方にある場合でも比較的
高精度の焦点検出が出来る長所がある。しかしながら被
写体側が暗い場合や被写体のコントラストが低い場合等
は焦点検出精度が低下してくる欠点がある。
この欠点を改善する一方法が例えば特公昭49−19810号
公報で提案されている。同公報では、カメラ側より一定
模様のパターン像を投光系により被写体側へ投光し、被
写体からの反射パターン像を検出することにより焦点検
出を行つている。
しかしながらこの方法は投光光量が少ないとパターン像
の到達距離が限られてくる為大光量の投光系が要望され
ていた。
しかしながら投光系によりパターン像を投影し、被写体
側から反射されてくる反射パターン像を受光する際、撮
影系を介して投光しないと、即ちTTLで投光しないと被
写体距離が変化すると所謂パララツクスが生じてくる。
この結果TTLでない場合はパターン像の投影可能な距離
範囲が限られてくる不都合があつた。例えば遠方にある
被写体上の照度を上げる為に投光光束を絞つて細くして
おき、次に近距離の被写体に投影しようとするとパララ
ツクスの為に被写体上にパターン像を投影することが出
来なくこの結果焦点検出が困難となつてくる場合があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は一定模様のパターン像を有した投光系の各要素
を適切に配置し、被写体方向にパターン像を効率的に投
影することにより測距距離の拡大を図り更に暗所や低コ
ントラストの被写体であつても良好なる測距が可能な受
動方式及び能動方式の双方に好適な自動焦点検出用の投
光系の提供を目的とする。
(問題点を解決する為の手段) 一定模様のパターン像を投光レンズにより被写体側へ投
影し、被写体側から反射された該パターン像を受光系に
より受光することにより撮影系の焦点検出を行う際、前
記投光レンズを光軸をずらし、かつ一体化された複数の
レンズ部より構成したことである。
この他本発明の特徴は実施例において記載されている。
(実施例) 第1図は本発明を撮影系の一部に適用したときの一実施
例の光学系の概略図である。
図中1は撮影系、2は投光レンズ、3はパターン像、4
は光源、5は結像面、6は受光レンズ、7は受光素子で
ある。
投光レンズ2は第2図に示すように光軸21を有するレン
ズ部23と光軸22を有するレンズ部24の2つのレンズ部を
有している。本実施例ではレンズ部23とレンズ部24を略
同じ焦点距離即ち同じ屈折力を有するように構成してい
るが異つた屈折力で構成しても良い。又レンズ部を3つ
以上設けても良い。投光レンズ2の2つのレンズ部23,2
4により各々パターン像3を異つた方向に投影するよう
にしている。
本実施例では光源4により照明したパターン像3を投光
レンズ2により被写体側の異つた2つの方向に投影して
いる。例えばレンズ部23では実線で示す範囲内にパター
ン像3を投影し、レンズ部24ではレンズ部23による投影
範囲からずれた点線で示す範囲内にパターン像3を投影
している。
このようにパターン像3の投影範囲を拡大することによ
り被写体が遠方から至近距離に変位してもパターン像の
被写体面上への投影を可能としている。
そして被写体側から反射される反射パターン像を撮影系
1を介して、若しくは第1図に示すように撮影系1の近
傍に設けた受光レンズ6により受光素子7に導光し、受
光素子7からの出力信号を利用して被写体までの測距を
行い撮影系1内の合焦用レンズ群を移動し合焦させてい
る。
第3図は本実施例によるパターン像の被写体側における
投影パターン像の説明図である。同図において31はレン
ズ部23による投影パターン像、32はレンズ部24による投
影パターン像である。投影パターン像31は被写体が遠方
のとき、投影パターン像32は被写体が至近のときに相当
している。
一般に被写体が遠方のときは高照度が必要となるので、
本実施例ではレンズ部23の投影有効面積をレンズ部24に
比べて大きくしている。
本実施例ではレンズ部23とレンズ部24の屈折力を略等し
く投影パターン像を略同じ大きさで投影している。
又これにより被写体が中間距離に存在しても双方の投影
パターン像が重複するようにして撮影距離全般にわたり
パターン像の投影を良好に行つている。
尚第2図に示す投光レンズ2においてレンズ面23bとレ
ンズ面24bを同一のレンズ面より構成し、片方のレンズ
面23aとレンズ面24aとの光軸をずらして構成しても良
い。
又光軸のずらし方としては平行でも、又傾けて行つても
良い。
尚以上説明した自動焦点検出用の投光系は受動方式及び
能動方式のいずれの方式にも良好に適用することができ
る。
(発明の効果) 本発明によれば投光レンズのレンズ形状を前述の如く構
成することにより、パターン像の投影範囲を至近側に効
率良く拡大し、測距可能な距離範囲を拡大させた高精度
の自動焦点検出用の投光系を達成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を撮影系の一部に適用したときの一実施
例の光学系の概略図、第2図は第1図の投光レンズのレ
ンズ断面図、第3図は第1図の実施例における投影パタ
ーン像の説明図である。図中1は撮影系、2は投光レン
ズ、3はパターン像、4は光源、5は結像面、6は受光
レンズ、7は受光素子、21,22は光軸、31,32は各々投影
パターン像である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定模様のパターン像を投光レンズにより
    被写体側へ投影し、被写体側から反射された該パターン
    像を受光系により受光することにより撮影系の焦点検出
    を行う際、前記投光レンズを光軸をずらし、かつ一体化
    された複数のレンズ部より構成したことを特徴とする自
    動焦点検出用の投光系。
  2. 【請求項2】前記複数のレンズ部は各々略等しい焦点距
    離を有したレンズより構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の自動焦点検出用の投光系。
JP61091702A 1986-04-21 1986-04-21 自動焦点検出用の投光系 Expired - Fee Related JPH0711622B2 (ja)

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JP61091702A JPH0711622B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 自動焦点検出用の投光系
US07/382,029 US4907026A (en) 1986-04-21 1989-07-19 Light projection system for automatic focus detection

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JPS62247312A JPS62247312A (ja) 1987-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5305047A (en) * 1988-10-11 1994-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Pattern projector having a multi-portion projection lens and camera comprising the same
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JP2527159B2 (ja) * 1984-12-11 1996-08-21 ミノルタ株式会社 焦点検出装置
JPS6267507A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Hitachi Ltd 自動合焦装置

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