JPH07116196A - 車椅子用フットレスト - Google Patents

車椅子用フットレスト

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Publication number
JPH07116196A
JPH07116196A JP5288799A JP28879993A JPH07116196A JP H07116196 A JPH07116196 A JP H07116196A JP 5288799 A JP5288799 A JP 5288799A JP 28879993 A JP28879993 A JP 28879993A JP H07116196 A JPH07116196 A JP H07116196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
wheelchair
base
frame
footrest base
Prior art date
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Pending
Application number
JP5288799A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiji Shioda
礼二 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O X ENG KK
Original Assignee
O X ENG KK
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Filing date
Publication date
Application filed by O X ENG KK filed Critical O X ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フットレスト台の高さ、前後の位置、角度を
自在に調節することができる車椅子用フットレストを提
供する。 【構成】両サイドに複数個の前後位置調節用孔(6)を
並設したフットレスト台(3)と、両サイドに複数個の
高さ調節用孔(5)を並設したフレーム(2)と、前記
位置調節用孔から選択した孔と、前記高さ調節用孔から
選択した孔とを締結する締結手段(8)と、前記フット
レスト台の回転を防止する回転防止部材(9)とを具え
る車椅子用フットレスト。特に、ボルト(8)を用いて
フットレスト台とフレームとを締結するようにして、フ
ットレストの取り付け角度を自在に調整できるように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子用フットレスト
に関するものであり、特に、フットレスト台の位置や角
度を自在に調整することができるようにした車椅子用フ
ットレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のフットレストを具えた車
椅子の一般的な構成を示す図であり、図5(a)は正面
図、図5(b)は側面図である。図4に示すように、車
椅子は。本体フレーム21、駆動輪22、自在輪23、
ブレーキ装置24等で構成されている。本体フレーム2
1はバックパイプ21a、フロントパイプ21b、レッ
グパイプ21c、アームパイプ21d等を具えており、
使用者が腰を掛ける座部の前端から下方へ延びているレ
ッグパイプ21cの下端にフットレスト26が設けられ
ている。
【0003】図5に示す、従来の車椅子のフットレスト
26は、長めのU字型フットレストパイプ26aと、短
いU字型のフットレスト台26bとで構成されている。
レッグパイプ21cの先端にフットレストパイプ26a
を差込んでこれをねじ(図示せず)で留めて、フットレ
ストパイプ22aの底の部分に短いU字型のフットレス
ト台26bを水平に取り付け、これに足を置くようにし
ている。フットレスト台26bは、フットレストパイプ
26aに溶接などの手段で固定的に取り付けるようにし
ている。この他、フットレスト台として板状の部材を用
いたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の車椅
子用フットレストは、フットレストパイプ26aの差込
み量を変えることによって、フットレスト台の高さをあ
る程度調節することができる。しかし、フットレスト台
26bはフットレストパイプ26aに固定的に取り付け
られているため、フットレストの前後の位置や取り付け
角度を調節することはできない。しかしながら、車椅子
の使用者のニーズは様々であり、フットレスト台の高さ
を調節するだけでは、使用者の微妙なニーズの差異に応
じることができない。すなわち、使用者によって、最も
使いやすいフットレストの位置は微妙に異なるため、フ
ットレスト台の高さや、取り付け角度、前後の位置を自
在に調整できるようにする必要がある。
【0005】また、使用者の体調や、車椅子の使用目的
に応じてフットレスト台の位置を変えたい場合もある。
特にスポーツ用の車椅子では、使用者がプレイするスポ
ーツの種類によってフットレスト台の位置や、高さ、あ
るいは角度を変えたい場合がある。この様な場合に、ス
ポーツの種類ごとに車椅子全体を改造したり、取り替え
たりするとなると、使用者に多大な負担がかかることに
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車椅子用フット
レストは、この様な課題を解決するために為されたもの
であり、両サイドに複数個の前後位置調節用孔を並設し
たフットレスト台と、両サイドに複数個の高さ調節用孔
を並設したフレームと、前記位置調節用孔から選択した
孔と、前記高さ調節用孔から選択した孔とを締結する締
結手段と、前記フットレスト台の回転を防止する回転防
止部材とを具えることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の車椅子用フットレストの好
適な実施例においては、締結手段をボルトで構成したこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このように、本発明の車椅子用フットレスト
は、両サイドに複数個の前後位置調節用孔を並設したフ
ットレスト台と、両サイドに複数個の高さ調節用孔を並
設したフレームとを具え、これらの孔を適宜選択してフ
ットレスト台の高さと前後の位置を決めて、その位置で
フットレスト台とフレームとを締結し、回転防止部材を
設けて、フットレスト台のフレームに対する回転防止す
るようにしている。使用者はフットレスト台が所望の位
置にくるように、前後位置調節用の孔と高さ調節用の孔
を選択して、これらの孔を締結することによって、フッ
トレスト台の位置と高さを自在に変えることができる。
【0009】また、本発明の好適な実施例においては、
フットレスト台とフレームとを締結する締結部材をボル
トで構成しているため、フットレスト台をこのボルトを
中心にフレームに対して回動させて、フットレスト台の
取り付け角度を所望の角度に調整して、フットレスト台
とフレームとを締結することができる。したがって、使
用者はフットレスト台の高さと前後の位置に加えて、足
を乗せる角度も自在に調整することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係る車椅子用フットレスト
の一実施例の構成を示す斜視図である。フットレスト1
は、高さ調節用フレーム2と、このフレーム2に取り付
けたフットレスト台3とを具えている。フレーム2はレ
ッグパイプ4の後方に設けられており、左右両側に設け
た2本のL字型パイプ2a、2bから構成されている。
それぞれのパイプの上端は図示しない車椅子の本体フレ
ームにねじで留められており、下方先端はレッグパイプ
4の下端に、溶接によって固定されている。それぞれの
L字型パイプ2a,2bには、高さ方向に複数個の貫通
孔5(高さ調整用孔)が並設されている。フットレスト
台3は、3本の横パイプ3aと、サイドフレーム3bと
で構成されており、それぞれの横パイプ3aの外周に
は、ゴムなどでできた滑り止め7が巻かれている。フッ
トレスト台3のサイドフレーム3bは、パイプ材で構成
されており、車椅子の前後方向に、複数個の貫通孔6
(前後位置調整用孔)が並設されている。前記フレーム
2に設けた孔5から選択した所望の高さにある孔と、フ
ットレスト台3に設けた孔6から選択した所望の位置に
ある孔とをボルト8で締結し、フットレスト1を側面か
ら見て、フットレスト台3の側部とフレーム2の側部と
が交差するように、フットレスト台3をフレーム2に取
り付けるようにする。なお、この例では、フレーム2及
びフットレスト台3のサイドフレーム3bとをパイプ材
で構成して、高さ調整用孔5と、前後位置調整用孔6と
を車椅子の幅方向に貫通させて、これらの貫通孔をボル
ト8で締結するようにしているが、例えば、フットレス
ト台3を板状部材にして、この両サイドにねじ穴を複数
個切って、ボルトで留めるような構成にしてもよい。
【0011】高さ調節用フレーム2に設けた孔5から孔
を選択し、フットレスト台3に設けた孔6から孔を選択
して、フットレスト台3の高さと前後の位置を調整し
て、これらの孔をボルト8で締結するが、フットレスト
台3にかかる荷重によってフットレスト台がボルト8を
中心に回転するおそれがあるため、さらにフットレスト
台3とフレーム2とに回転防止用ステム9を取り付け
て、フットレスト台3の回転を防止する。回転防止用ス
テム9は、両端に締結用の孔が設けられており、一方の
端部に設けた孔9aと、フットレスト台3のボルト8に
よる締結点より前に位置する孔6aとをボルトで締結
し、他方の端部に設けた孔9bと、フレーム2の前記締
結点より下に位置する孔5aと合せて、ボルトで締結す
るようにする。
【0012】図2は、ステム9を上から見た図であり、
フレーム2の内側とフットレスト台3の外側とを同一面
上にあわせるため、ほぼ中央部分で左右にずれた構造に
なっている。この回転防止用ステム9は、フットレスト
台3の回転を防止すると共に、フットレスト台3とフレ
ーム2との締結を補強する役割も果たしている。尚、こ
の実施例ではステム9を左右にずらせるようにしている
が、ステム9をフラットな形状にして、フレーム2に設
けた高さ調節用貫通孔5とフットレスト台3に設けた前
後位置調節用孔6とを締結するボルト8にワッシャをか
ませるようにしてもよい。
【0013】図3は、図1に示すフットレスト1を側面
から見た図である。この例では、フットレスト台2はほ
ぼ水平に取り付けられているが、フットレスト台2の取
り付け角度を変えたい場合は、ステム9をはずして、ボ
ルト8を緩め、ボルト8を中心にフットレスト台3を回
転させて、所望の角度を選んで、ボルト8を締結するよ
うにする。この場合、回転防止用ステム9を取り付ける
孔5b及び6bを、フットレスト台2の回転に合せてず
らせるようにする。例えば、フットレスト台3を前上が
りの状態にする場合は、一つ手前の前後位置調整用孔と
ステム9の孔9aとを締結するようにする。
【0014】図4は、フットレスト台3を比較的低い位
置に設定した状態を示す側面図である。この場合は、回
転防止用ステム9の一方の端部を、フットレスト台3と
フレーム2との締結点より後側にある前後位置調整用孔
6bに、他方の端部を締結点より上側に位置する高さ調
節用孔5bに取り付けて、フットレスト台3を固定する
ようにする。回転防止用ステム9の取り付け位置は、こ
のように、フットレスト台2の取り付け位置に応じて、
変えることができる。
【0015】上述の実施例では、高さ調節用孔5及び前
後位置調節用孔6を約3cmのピッチで設けるようにし
ているが、より細かに位置調節を行うために、このピッ
チを小さく取るようにしてもよい。また、上述した実施
例では回転防止用ステム9に円形の孔9a、9bを設け
るようにしているため、ステム9の長さと、フレーム2
に設けた孔5の間隔及びフットレスト台3に設けた孔6
の間隔によって、フットレスト台を回転させ得る角度が
決まってしまうが、ステム9に長孔を設けるようにすれ
ば、より自在にフットレスト台の回転位置を調節するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の車椅子用フットレストによれ
ば、フットレスト台の高さ、前後の位置、及び取り付け
角度を自在に調整することができる。したがって、使用
者の体調や好みに応じてフットレスト台の位置を変える
ことができ、特に、スポーツ用の車椅子では、スポーツ
の種類に応じて適宜フットレスト台の位置を調整できる
ため、スポーツの種類毎に別個に車椅子を用意する必要
がなく、使用者の負担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車椅子用フットレストの構成を
示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る車椅子用フットレストに用いる
回転防止用ステム9の構成を示す図である。
【図3】 図1に示す車椅子用フットレストを側面から
見た図である。
【図4】 本発明に係る車椅子用フットレストのフット
レスト台の位置を変えた状態を示す図である。
【図5】 従来のフットレストを有する車椅子の全体の
構成を示す図である。
【符号の説明】 1 フットレスト 2 高さ調節用フレーム 3 フットレスト台 5 高さ調節用孔 6 前後位置調節用孔 8 ボルト及びナット 9 回転防止用ステム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両サイドに複数個の前後位置調節用孔を
    並設したフットレスト台と、両サイドに複数個の高さ調
    節用孔を並設したフレームと、前記位置調節用孔から選
    択した孔と、前記高さ調節用孔から選択した孔とを締結
    する締結手段と、前記フットレスト台の回転を防止する
    回転防止部材とを具えることを特徴とする車椅子用フッ
    トレスト。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車椅子用フットレスト
    において、前記締結手段をボルトで構成したことを特徴
    とする車椅子用フットレスト。
JP5288799A 1993-10-26 1993-10-26 車椅子用フットレスト Pending JPH07116196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288799A JPH07116196A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 車椅子用フットレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288799A JPH07116196A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 車椅子用フットレスト

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Publication Number Publication Date
JPH07116196A true JPH07116196A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17734885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5288799A Pending JPH07116196A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 車椅子用フットレスト

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JP (1) JPH07116196A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006003716A1 (ja) * 2004-06-30 2010-03-25 弘道 廣川 車椅子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006003716A1 (ja) * 2004-06-30 2010-03-25 弘道 廣川 車椅子

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