JPH07115786B2 - 巻取コアの糊付装置 - Google Patents
巻取コアの糊付装置Info
- Publication number
- JPH07115786B2 JPH07115786B2 JP3267253A JP26725391A JPH07115786B2 JP H07115786 B2 JPH07115786 B2 JP H07115786B2 JP 3267253 A JP3267253 A JP 3267253A JP 26725391 A JP26725391 A JP 26725391A JP H07115786 B2 JPH07115786 B2 JP H07115786B2
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- JP
- Japan
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- core
- glue
- fast
- time
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻取コアの糊付装置に関
する。さらに詳しくは、ワインダ装置で紙を巻取る際、
巻芯となるコアに一層目の紙を接着するため糊をコア外
周に塗布するが、本発明はその糊を塗布するための糊付
装置に関する。
する。さらに詳しくは、ワインダ装置で紙を巻取る際、
巻芯となるコアに一層目の紙を接着するため糊をコア外
周に塗布するが、本発明はその糊を塗布するための糊付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワインダ装置に付設されたコ
ア投入装置への巻取コアの供給は人手によっていたが、
人手による作業では能率が低く時間がかかるので、ワイ
ンダ装置の稼働率を低下させるという問題があった。ま
た、コアの供給作業が人力作業である以上、コアへの糊
付作業も機械化あるいは自動化ができず、この面でも能
率向上が望めないでいた。
ア投入装置への巻取コアの供給は人手によっていたが、
人手による作業では能率が低く時間がかかるので、ワイ
ンダ装置の稼働率を低下させるという問題があった。ま
た、コアの供給作業が人力作業である以上、コアへの糊
付作業も機械化あるいは自動化ができず、この面でも能
率向上が望めないでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
コアを自動供給するコア自動供給装置を開発した(平成
3年9月18日付特許願)が、本発明は、かかるコア供
給装置に付設されてコアへの糊付けを自動化するコア糊
付装置を提供することを目的とする。また、コアに糊付
けするばあい、コアの長さが種々に異なっていても中間
部にのみ糊付けし両端部には糊付けしないようにしなけ
ればならない。もし、両端部に糊付けすると、巻き取り
中に糊が横にはみ出して付着し巻取ロールの製品価値を
低下させてしまう。そこで糊付装置には糊付領域を正確
に制御できることが必須となる。
コアを自動供給するコア自動供給装置を開発した(平成
3年9月18日付特許願)が、本発明は、かかるコア供
給装置に付設されてコアへの糊付けを自動化するコア糊
付装置を提供することを目的とする。また、コアに糊付
けするばあい、コアの長さが種々に異なっていても中間
部にのみ糊付けし両端部には糊付けしないようにしなけ
ればならない。もし、両端部に糊付けすると、巻き取り
中に糊が横にはみ出して付着し巻取ロールの製品価値を
低下させてしまう。そこで糊付装置には糊付領域を正確
に制御できることが必須となる。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、長さが種々に
異なるコアであっても、連続的にそれらのコアに糊付け
を自動化でき、かつ糊付領域の制御を正確に行い、両端
部を正確な長さだけ除いて、中間部にのみ糊付けできる
ようにした糊付装置を提供することを目的とする。
異なるコアであっても、連続的にそれらのコアに糊付け
を自動化でき、かつ糊付領域の制御を正確に行い、両端
部を正確な長さだけ除いて、中間部にのみ糊付けできる
ようにした糊付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コア供給装置
から取り出された長さが種々に異なる巻取コアをワイン
ダ装置に向け送り出す送り機構と、ワインダ装置に付設
されたコア投入装置との間に設けられた、巻取コアの外
周に糊付けする糊付装置であって、長さが種々に異なる
複数本の巻取コアを、その長手方向に一列に揃えて順に
送っていく早送りコンベヤと、該早送りコンベヤ上を移
送される巻取りコアの外周に長手方向に糊を噴射する糊
噴射装置と、前記早送りコンベヤ上を移送される巻取り
コアの先端と後端をそれぞれ検出するセンサと、該セン
サの検出信号に基づき糊噴射装置の噴射時間を制御する
制御部とを備えており、前記早送りコンベヤの送り速度
が前記センサにおいて、続いて送られてくる巻取コアの
前端と後端を確実に区分して検出するために必要な離間
距離を取るのに十分な速度だけコア供給装置の送り機構
の送り速度よりも早くなっており、前記制御部が、早送
りコンベヤ上を送られてくる巻取コアの先端がセンサで
検知された時から噴射装置の噴射位置まで送られてくる
時間より、さらに糊の非塗布領域を確保するに必要な時
間を遅らせて糊噴射装置を起動し、巻取コアの後端がセ
ンサで検知された時から前記噴射位置まで送られてくる
時間よりも、糊の非塗布領域を確保するに必要な時間だ
け早めて糊噴射装置を停止するように糊噴射装置を制御
するものであることを特徴とする。
から取り出された長さが種々に異なる巻取コアをワイン
ダ装置に向け送り出す送り機構と、ワインダ装置に付設
されたコア投入装置との間に設けられた、巻取コアの外
周に糊付けする糊付装置であって、長さが種々に異なる
複数本の巻取コアを、その長手方向に一列に揃えて順に
送っていく早送りコンベヤと、該早送りコンベヤ上を移
送される巻取りコアの外周に長手方向に糊を噴射する糊
噴射装置と、前記早送りコンベヤ上を移送される巻取り
コアの先端と後端をそれぞれ検出するセンサと、該セン
サの検出信号に基づき糊噴射装置の噴射時間を制御する
制御部とを備えており、前記早送りコンベヤの送り速度
が前記センサにおいて、続いて送られてくる巻取コアの
前端と後端を確実に区分して検出するために必要な離間
距離を取るのに十分な速度だけコア供給装置の送り機構
の送り速度よりも早くなっており、前記制御部が、早送
りコンベヤ上を送られてくる巻取コアの先端がセンサで
検知された時から噴射装置の噴射位置まで送られてくる
時間より、さらに糊の非塗布領域を確保するに必要な時
間を遅らせて糊噴射装置を起動し、巻取コアの後端がセ
ンサで検知された時から前記噴射位置まで送られてくる
時間よりも、糊の非塗布領域を確保するに必要な時間だ
け早めて糊噴射装置を停止するように糊噴射装置を制御
するものであることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、早送りコンベヤの送り速度が
コア供給装置側の送機構よりも早いので、早送りコンベ
ヤに乗せられたコアの後端を後続のコアの先端に対し確
実に区分して検出するために必要な距離を離間させるこ
とができる。したがって、光電管その他のセンサにより
コアの先端と後端を確実に検出することができるように
なり、糊噴射領域の制御を正確に行うことが可能となっ
た。しかも、このことは、巻取コアの長さが種々に異な
っていても変わることはない。そして、制御部のタイミ
ングコントロールにより噴射開始をコアの先端が噴射位
置に来る時点より遅らせたのでコアの先端側の端を糊付
けしないように、また、噴射停止をコアの後端が噴射位
置に来る時点より早めたので、コアの両端側の端に糊の
非塗布領域を正確に確保することができる。
コア供給装置側の送機構よりも早いので、早送りコンベ
ヤに乗せられたコアの後端を後続のコアの先端に対し確
実に区分して検出するために必要な距離を離間させるこ
とができる。したがって、光電管その他のセンサにより
コアの先端と後端を確実に検出することができるように
なり、糊噴射領域の制御を正確に行うことが可能となっ
た。しかも、このことは、巻取コアの長さが種々に異な
っていても変わることはない。そして、制御部のタイミ
ングコントロールにより噴射開始をコアの先端が噴射位
置に来る時点より遅らせたのでコアの先端側の端を糊付
けしないように、また、噴射停止をコアの後端が噴射位
置に来る時点より早めたので、コアの両端側の端に糊の
非塗布領域を正確に確保することができる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。まず、図8(A)に基づき本実施例の糊付装置PD
の配置例を説明すると、ワインダ装置WDはワインダドラ
ム101 、102 を備え、その上に巻取ロールRを巻取る装
置であり、巻取ロールRの巻芯となるコアCの投入装置
LDを備えている。この投入装置LDにはコア供給装置SDか
らコアCが供給されるようになっており、コア供給装置
SDと投入装置LDとの間には、コアCの外周に糊を塗布す
る本実施例の糊付装置PDが設置されている。なお、投入
装置LDに供給されたコアCは、同図(B)に示すように
投入装置LDが回転してコアCを2本のワインダドラム10
1 、102間に落とし込まれ、ついで同図(C)に示すよ
うに糊付け済みのコアCに一層目の紙を付着させて、ワ
インダドラム101 、102 を回転させれば、同図(A)8
に示すように巻取ロールRが巻取られることができるよ
うになっている。
する。まず、図8(A)に基づき本実施例の糊付装置PD
の配置例を説明すると、ワインダ装置WDはワインダドラ
ム101 、102 を備え、その上に巻取ロールRを巻取る装
置であり、巻取ロールRの巻芯となるコアCの投入装置
LDを備えている。この投入装置LDにはコア供給装置SDか
らコアCが供給されるようになっており、コア供給装置
SDと投入装置LDとの間には、コアCの外周に糊を塗布す
る本実施例の糊付装置PDが設置されている。なお、投入
装置LDに供給されたコアCは、同図(B)に示すように
投入装置LDが回転してコアCを2本のワインダドラム10
1 、102間に落とし込まれ、ついで同図(C)に示すよ
うに糊付け済みのコアCに一層目の紙を付着させて、ワ
インダドラム101 、102 を回転させれば、同図(A)8
に示すように巻取ロールRが巻取られることができるよ
うになっている。
【0008】さて、図1には、糊付装置PDの基本構成が
示されており、1は早送りコンベヤ、2はコアCの先端
と後端を検出するセンサであり、本実施例では光電管が
用いられている。3は糊噴射装置である。なお、51は案
内溝、52は公知のプッシャーであり、この案内溝51とプ
ッシャー52とでコア供給装置SDの送り機構を構成してい
る。そして、このプッシャー52の送り速度よりも、糊付
装置PDの早送りコンベヤ1の方が送り速度が速くなって
いる点に特徴がある。すなわち、たとえば、プッシャー
52の送り速度が4m /min のとき、送りコンベヤ1の送
り速度は8m /min の倍速に設定されている。なお、こ
の速度差は倍速に限られず、先頭側のコア後端と後続側
のコア先端との距離が充分開いて、光電管等でコアの後
端を確実に検出できれば足り、倍速未満の速度差でもよ
く倍速以上の速度差であってもよい。
示されており、1は早送りコンベヤ、2はコアCの先端
と後端を検出するセンサであり、本実施例では光電管が
用いられている。3は糊噴射装置である。なお、51は案
内溝、52は公知のプッシャーであり、この案内溝51とプ
ッシャー52とでコア供給装置SDの送り機構を構成してい
る。そして、このプッシャー52の送り速度よりも、糊付
装置PDの早送りコンベヤ1の方が送り速度が速くなって
いる点に特徴がある。すなわち、たとえば、プッシャー
52の送り速度が4m /min のとき、送りコンベヤ1の送
り速度は8m /min の倍速に設定されている。なお、こ
の速度差は倍速に限られず、先頭側のコア後端と後続側
のコア先端との距離が充分開いて、光電管等でコアの後
端を確実に検出できれば足り、倍速未満の速度差でもよ
く倍速以上の速度差であってもよい。
【0009】つぎに、前記糊付装置PDの具体的構成を図
2〜4に基づき説明する。早送りコンベヤ1は、駆動ロ
ーラ11と従動ローラ12とそれらの間に掛け廻されたコン
ベヤベルト13とを備え、駆動ローラ11にチェーン連結さ
れたモータ14で駆動されるようになっている。前記駆動
ローラ11と従動ローラ12の上方にはそれぞれ押えローラ
15が配置され、この押えローラ15は支軸16に連結される
と共に、流体シリンダ17に連結されている。そして、流
体シリンダ17を伸縮させると押えローラ15を実線図示の
押え位置と想像線図示(図3参照)離脱位置とに作動さ
せうるようになっている。
2〜4に基づき説明する。早送りコンベヤ1は、駆動ロ
ーラ11と従動ローラ12とそれらの間に掛け廻されたコン
ベヤベルト13とを備え、駆動ローラ11にチェーン連結さ
れたモータ14で駆動されるようになっている。前記駆動
ローラ11と従動ローラ12の上方にはそれぞれ押えローラ
15が配置され、この押えローラ15は支軸16に連結される
と共に、流体シリンダ17に連結されている。そして、流
体シリンダ17を伸縮させると押えローラ15を実線図示の
押え位置と想像線図示(図3参照)離脱位置とに作動さ
せうるようになっている。
【0010】図2に示す21は光電管、図4に示す22は光
電管ミラーであり、これらがコアCの先端と後端を検出
するセンサ2を構成している。光電管21の投射光と光電
管ミラー22の反射光は早送りコンベヤ1のほぼ中間位置
において、コアCの通路を横切るようにセットされてお
り、コアCの先端が光を遮断すると検知信号がONとなっ
て先端を検知し、コアCの後端が通過してミラー22から
反射光が帰ってくると検知信号がOFF となって後端を検
知することができる。
電管ミラーであり、これらがコアCの先端と後端を検出
するセンサ2を構成している。光電管21の投射光と光電
管ミラー22の反射光は早送りコンベヤ1のほぼ中間位置
において、コアCの通路を横切るようにセットされてお
り、コアCの先端が光を遮断すると検知信号がONとなっ
て先端を検知し、コアCの後端が通過してミラー22から
反射光が帰ってくると検知信号がOFF となって後端を検
知することができる。
【0011】糊噴射装置3は糊付ガン31を備えており、
早送りコンベヤ1の出側付近に立設された取付板32に支
持されている。この取付板32には円孤状の長孔33が形成
されており、糊付ガン31はこの長孔33にボルト等34で取
り付けられ、取付角度を長孔33に沿って変えることがで
きるようになっている。したがって、直径の異なるコア
Cのいずれに対しても塗布面に垂直に糊を噴射すること
ができる。
早送りコンベヤ1の出側付近に立設された取付板32に支
持されている。この取付板32には円孤状の長孔33が形成
されており、糊付ガン31はこの長孔33にボルト等34で取
り付けられ、取付角度を長孔33に沿って変えることがで
きるようになっている。したがって、直径の異なるコア
Cのいずれに対しても塗布面に垂直に糊を噴射すること
ができる。
【0012】図5には本実施例の制御回路が示されてい
る。制御部4はタイマー41とタイマー42とから構成され
ており、タイマー41はセンサ2のコア先端検知信号が入
ってから後述する所定時間を遅らせて糊噴射装置3へ起
動信号を発し、タイマー42はセンサ2のコア後端検知信
号が入ってから後述する所定時間を遅らせて糊噴射装置
3へ停止信号を発するようになっている。各タイマー4
1、42の設定遅延時間を図6のタイマーチャートに基づ
いて説明すると、Tdはコアの先端または後端が早送りの
コンベヤ1で送られて糊噴射位置に達するまでの時間で
ある。タイマー41はTd+Taが設定遅延時間であり、この
時間経過後、起動信号が出される。タイマー42はTd-Tc
が設定遅延時間であり、この時間経過後停止信号が出さ
れる。なお、TaおよびTcは任意に調整される時間であ
る。したがって、起動信号が出されているのは、時間Tb
の間となり、この間だけ糊が噴射されることになる。こ
の糊付噴射タイミングを図7に示す糊噴射領域と対比さ
せると、aはコア先端側の糊を塗布していない領域、b
は糊を塗布した中間領域、cはコア後端側の糊を塗布し
ない領域となる。そして、糊の非塗布領域a 、c はコア
Cの両端の検知と設定時間Ta、Tcによって決まるので、
コアCの長さL1、L2がどのように変っても確実に非塗布
領域を設けることができる。また、このことは塗布領域
b をコアCの長さ如何にかかわらず中間領域に設けうる
ことを意味している。以上のごとく、本実施例では制御
部4のコントロールによりコアcの両端に糊を塗布しな
いで、中間領域にのみ糊を塗布することができる。
る。制御部4はタイマー41とタイマー42とから構成され
ており、タイマー41はセンサ2のコア先端検知信号が入
ってから後述する所定時間を遅らせて糊噴射装置3へ起
動信号を発し、タイマー42はセンサ2のコア後端検知信
号が入ってから後述する所定時間を遅らせて糊噴射装置
3へ停止信号を発するようになっている。各タイマー4
1、42の設定遅延時間を図6のタイマーチャートに基づ
いて説明すると、Tdはコアの先端または後端が早送りの
コンベヤ1で送られて糊噴射位置に達するまでの時間で
ある。タイマー41はTd+Taが設定遅延時間であり、この
時間経過後、起動信号が出される。タイマー42はTd-Tc
が設定遅延時間であり、この時間経過後停止信号が出さ
れる。なお、TaおよびTcは任意に調整される時間であ
る。したがって、起動信号が出されているのは、時間Tb
の間となり、この間だけ糊が噴射されることになる。こ
の糊付噴射タイミングを図7に示す糊噴射領域と対比さ
せると、aはコア先端側の糊を塗布していない領域、b
は糊を塗布した中間領域、cはコア後端側の糊を塗布し
ない領域となる。そして、糊の非塗布領域a 、c はコア
Cの両端の検知と設定時間Ta、Tcによって決まるので、
コアCの長さL1、L2がどのように変っても確実に非塗布
領域を設けることができる。また、このことは塗布領域
b をコアCの長さ如何にかかわらず中間領域に設けうる
ことを意味している。以上のごとく、本実施例では制御
部4のコントロールによりコアcの両端に糊を塗布しな
いで、中間領域にのみ糊を塗布することができる。
【0013】つぎに、本実施例の利点を説明する。 本実施例は早送りコンベヤ1の送り速度を前段のプ
ッシャー52の送り速度の2倍に設定しているので、早送
りコンベヤ1に載せられたとたん、そのコアCの後端と
その後続のコアCの先端との間に間隔が生じ、確実に光
電管センサ2でコアの先端、後端を検出することができ
る。 光電管スイッチ2の検知動作と制御部4の遅延制御
により、コアCの両端に糊付けしない領域を設けること
ができるので、巻取ロールの側面に糊が付着して製品価
値を低下させるような不具合が生じない。 光電管スイッチ2によりコアCの両端を検知するの
で、コア長を測定する装置が不要となり、構成部品が少
なくてすむ。 制御部4はタイマー2個で構成した簡単なものであ
り、マイクロコンピュータなど用いた制御装置に比べる
と、簡単な装置となりコストも低く押さえることができ
る。
ッシャー52の送り速度の2倍に設定しているので、早送
りコンベヤ1に載せられたとたん、そのコアCの後端と
その後続のコアCの先端との間に間隔が生じ、確実に光
電管センサ2でコアの先端、後端を検出することができ
る。 光電管スイッチ2の検知動作と制御部4の遅延制御
により、コアCの両端に糊付けしない領域を設けること
ができるので、巻取ロールの側面に糊が付着して製品価
値を低下させるような不具合が生じない。 光電管スイッチ2によりコアCの両端を検知するの
で、コア長を測定する装置が不要となり、構成部品が少
なくてすむ。 制御部4はタイマー2個で構成した簡単なものであ
り、マイクロコンピュータなど用いた制御装置に比べる
と、簡単な装置となりコストも低く押さえることができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、長さが種々に異なるコ
アであっても、コアに連続的に糊付けすることができ、
しかも両端部を正確な長さだけ除いた中間部にのみ糊付
けすることができる。
アであっても、コアに連続的に糊付けすることができ、
しかも両端部を正確な長さだけ除いた中間部にのみ糊付
けすることができる。
【図1】本発明にかかわる糊付装置の概念構成を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明の一実施例にかかわる糊付装置の正面図
である。
である。
【図3】図2に示された糊付装置の側面図である。
【図4】図2に示された糊付装置の背面図である。
【図5】制御部4のブロック図である。
【図6】制御部4の制御内容を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図7】コアC上の糊付領域を示す斜視図である。
【図8】本発明の糊付装置PDの配置例を示す斜視図であ
る。
る。
1 早送りコンベヤ 2 センサ 3 糊噴射装置 4 制御部 11 駆動ローラ 12 従動ロ―ラ 13 コンベヤベルト 15 押えローラ 21 光電管 22 光電管ミラー 31 糊付ガン 32 取付板 41 タイマー 42 タイマー
Claims (1)
- 【請求項1】コア供給装置から取り出された長さが種々
に異なる巻取コアをワインダ装置に向け送り出す送り機
構と、ワインダ装置に付設されたコア投入装置との間に
設けられた、巻取コアの外周に糊付けする糊付装置であ
って、長さが種々に異なる複数本の巻取コアを、その長手方向
に一列に揃えて順に送っていく 早送りコンベヤと、該早
送りコンベヤ上を移送される巻取りコアの外周に長手方
向に糊を噴射する糊噴射装置と、前記早送りコンベヤ上
を移送される巻取りコアの先端と後端をそれぞれ検出す
るセンサと、該センサの検出信号に基づき糊噴射装置の
噴射時間を制御する制御部とを備えており、 前記早送りコンベヤの送り速度が前記センサにおいて、
続いて送られてくる巻取コアの前端と後端を確実に区分
して検出するために必要な離間距離を取るのに十分な速
度だけコア供給装置の送り機構の送り速度よりも早くな
っており、前記制御部が、早送りコンベヤ上を送られて
くる巻取コアの先端がセンサで検知された時から噴射装
置の噴射位置まで送られてくる時間より、さらに糊の非
塗布領域を確保するに必要な時間を遅らせて糊噴射装置
を起動し、巻取コアの後端がセンサで検知された時から
前記噴射位置まで送られてくる時間よりも、糊の非塗布
領域を確保するに必要な時間だけ早めて糊噴射装置を停
止するように糊噴射装置を制御するものであることを特
徴とする巻取コアの糊付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3267253A JPH07115786B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 巻取コアの糊付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3267253A JPH07115786B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 巻取コアの糊付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577984A JPH0577984A (ja) | 1993-03-30 |
JPH07115786B2 true JPH07115786B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=17442269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3267253A Expired - Fee Related JPH07115786B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 巻取コアの糊付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115786B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021251051A1 (ja) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 萩原工業株式会社 | スリッタ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609569U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-23 | 石川島播磨重工業株式会社 | ワインダ装置における自動糊付装置 |
JPS60195849U (ja) * | 1984-06-05 | 1985-12-27 | 石川島播磨重工業株式会社 | ワインダ装置における糊付装置 |
JPS63160962A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-04 | Nippon Yusoki Co Ltd | シ−ト状物巻付けにおける接着剤塗布装置 |
JPS63160961A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-04 | Nippon Yusoki Co Ltd | 接着剤塗布手段付多軸ターレット巻取機 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3267253A patent/JPH07115786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577984A (ja) | 1993-03-30 |
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