JPH08174476A - 走行切断装置 - Google Patents
走行切断装置Info
- Publication number
- JPH08174476A JPH08174476A JP34112994A JP34112994A JPH08174476A JP H08174476 A JPH08174476 A JP H08174476A JP 34112994 A JP34112994 A JP 34112994A JP 34112994 A JP34112994 A JP 34112994A JP H08174476 A JPH08174476 A JP H08174476A
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- cutting unit
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行切断装置において、常に正しい切断長で
切断できるようにする。 【構成】 搬送コンベア17上に切断ユニット5を設置
する。切断ユニット駆動用モータ10、切断ユニット駆
動用検出器11及びウォームギヤ13により、切断ユニ
ット5をワーク搬送方向とは逆方向に予め設定された切
断長だけ移動させる。タイミングベルト12、ガイドロ
ーラ14及びクランプソレノイド16により切断ユニッ
ト5を位置決め完了後、搬送コンベア17と切断ユニッ
ト5を固定し、固定後にワーク1を切断する。
切断できるようにする。 【構成】 搬送コンベア17上に切断ユニット5を設置
する。切断ユニット駆動用モータ10、切断ユニット駆
動用検出器11及びウォームギヤ13により、切断ユニ
ット5をワーク搬送方向とは逆方向に予め設定された切
断長だけ移動させる。タイミングベルト12、ガイドロ
ーラ14及びクランプソレノイド16により切断ユニッ
ト5を位置決め完了後、搬送コンベア17と切断ユニッ
ト5を固定し、固定後にワーク1を切断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送コンベア上をワーク
が停止することなく搬送されている状態で、ワークと切
断ユニットの送りを同期させながら設定切断長に切断動
作する走行切断装置に関する。
が停止することなく搬送されている状態で、ワークと切
断ユニットの送りを同期させながら設定切断長に切断動
作する走行切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走行切断装置の機構のー例を図4
に示す。ワーク1は、ワーク供給装置2から搬送コンベ
ア3上を所定の送り速度Vで搬送されており、該送り速
度Vと搬送された累積ワーク長がパルスジェネレータ
(以下PGと称す)4にて検出される。切断ユニット5
は数値制御軸のX軸として、切断ユニット駆動用ボール
ネジ9、切断ユニット駆動用モータ10及び切断ユニッ
ト駆動用検出器11により駆動制御される。切断ユニッ
ト5には、切断用モータ6、切断刃7及び切断完了セン
サ8が取付けられており、切断刃7は切断用モータ6と
カム機構で連結され、切断用モータ6が一回転する間に
退避位置から下降し、ワーク1を切断した後に上昇し、
退避位置に戻る機構となっている。切断刃7が退避位置
に戻ったことは切断完了センサ8にて検出される。切断
制御は次の数値制御プログラム指令と、予め設定された
切断ユニット5のスタート位置POと、予め設定された
切断開始距離X1によって実行される。 G79 Xn Ln なお、G79は走行切断モード、Xnは切断動作の為ワ
ーク搬送速度に同期送りする距離、Lnは切断長であ
る。
に示す。ワーク1は、ワーク供給装置2から搬送コンベ
ア3上を所定の送り速度Vで搬送されており、該送り速
度Vと搬送された累積ワーク長がパルスジェネレータ
(以下PGと称す)4にて検出される。切断ユニット5
は数値制御軸のX軸として、切断ユニット駆動用ボール
ネジ9、切断ユニット駆動用モータ10及び切断ユニッ
ト駆動用検出器11により駆動制御される。切断ユニッ
ト5には、切断用モータ6、切断刃7及び切断完了セン
サ8が取付けられており、切断刃7は切断用モータ6と
カム機構で連結され、切断用モータ6が一回転する間に
退避位置から下降し、ワーク1を切断した後に上昇し、
退避位置に戻る機構となっている。切断刃7が退避位置
に戻ったことは切断完了センサ8にて検出される。切断
制御は次の数値制御プログラム指令と、予め設定された
切断ユニット5のスタート位置POと、予め設定された
切断開始距離X1によって実行される。 G79 Xn Ln なお、G79は走行切断モード、Xnは切断動作の為ワ
ーク搬送速度に同期送りする距離、Lnは切断長であ
る。
【0003】従来の走行切断装置の切断ユニット制御部
の一例の構成を図5にて説明する。この切断ユニット制
御部は、サイクル起動部26、同期送り部27、早送り
戻し部28及び切断動作部24からなる。サイクル起動
部26は、PG4にて検出された累積ワーク長Lがプロ
グラム指令された切断長Lnになったとき切断サイクル
の起動信号Sxを同期送り部27に出力するとともに、
累積ワーク長Lのリセット信号RをPG4に出力する。
同期送り部27は、切断サイクル起動信号Sxがかかっ
たときPG4からのワーク1の送り速度Vと同期する速
度でプログラム指令されたX軸位置までの移動動作を開
始し、予め設定された切断開始距離X1を通過すると切
断開始信号Scを切断動作部24に出力し、X軸移動動
作が完了すると、予め設定されたスタート位置POに早
送り戻しする起動信号Srを早送り戻し部28に出力す
る。切断動作部24は、同期送り部27からの切断開始
信号Scにて切断動作を行なう。早送り戻し部28は、
同期送り部27からの早送り戻し起動信号Srにて予め
設定されたスタート位置POに早送り位置決めする。
の一例の構成を図5にて説明する。この切断ユニット制
御部は、サイクル起動部26、同期送り部27、早送り
戻し部28及び切断動作部24からなる。サイクル起動
部26は、PG4にて検出された累積ワーク長Lがプロ
グラム指令された切断長Lnになったとき切断サイクル
の起動信号Sxを同期送り部27に出力するとともに、
累積ワーク長Lのリセット信号RをPG4に出力する。
同期送り部27は、切断サイクル起動信号Sxがかかっ
たときPG4からのワーク1の送り速度Vと同期する速
度でプログラム指令されたX軸位置までの移動動作を開
始し、予め設定された切断開始距離X1を通過すると切
断開始信号Scを切断動作部24に出力し、X軸移動動
作が完了すると、予め設定されたスタート位置POに早
送り戻しする起動信号Srを早送り戻し部28に出力す
る。切断動作部24は、同期送り部27からの切断開始
信号Scにて切断動作を行なう。早送り戻し部28は、
同期送り部27からの早送り戻し起動信号Srにて予め
設定されたスタート位置POに早送り位置決めする。
【0004】従来の走行切断装置の運転動作を図6にて
説明する。まず切断ユニット5を予め設定されたスター
ト位置POに位置決めする(S11)。ワーク供給装置
2の起動(S0)によりワーク1がPG4に搬送されて
くると、PG4にて累積ワーク長Lがカウントされ、累
積ワーク長Lがプログラム指令された切断長Lnになる
のを待つ(S12)。累積ワーク長Lが切断長Lnに到
達すると累積ワーク長Lのカウント値をリセットし(S
13)、X軸指令位置まで、PG4で検出された送り速
度Vに同期する速度で切断ユニット5を移動させる動作
を開始する(S14)。X軸移動距離が予め設定された
切断開始距離X1を通過するのを待ち(S15)、通過
すると切断用モータ6を起動し(S3)、切断動作を開
始する。切断完了センサ8がOFFからONで切断完了
と判断し(S4)、切断用モータ6を停止し(S5)、
切断ユニット5のX軸指令位置への移動動作の完了を待
って(S16)、切断ユニット5をスタート位置POに
戻す(S17)。以下、同様にステップS12〜S17
の動作を繰り返し、ワーク搬送が停止するまで連続的に
走行切断運転が行なわれる。
説明する。まず切断ユニット5を予め設定されたスター
ト位置POに位置決めする(S11)。ワーク供給装置
2の起動(S0)によりワーク1がPG4に搬送されて
くると、PG4にて累積ワーク長Lがカウントされ、累
積ワーク長Lがプログラム指令された切断長Lnになる
のを待つ(S12)。累積ワーク長Lが切断長Lnに到
達すると累積ワーク長Lのカウント値をリセットし(S
13)、X軸指令位置まで、PG4で検出された送り速
度Vに同期する速度で切断ユニット5を移動させる動作
を開始する(S14)。X軸移動距離が予め設定された
切断開始距離X1を通過するのを待ち(S15)、通過
すると切断用モータ6を起動し(S3)、切断動作を開
始する。切断完了センサ8がOFFからONで切断完了
と判断し(S4)、切断用モータ6を停止し(S5)、
切断ユニット5のX軸指令位置への移動動作の完了を待
って(S16)、切断ユニット5をスタート位置POに
戻す(S17)。以下、同様にステップS12〜S17
の動作を繰り返し、ワーク搬送が停止するまで連続的に
走行切断運転が行なわれる。
【0005】なお、累積ワーク長Lは、搬送されるワー
ク長に合わせてカウントアップし、プログラム指令切断
長Lnに到達するとリセット(S13)されるが、リセ
ット後の切断動作中も次のワークに対するカウントアッ
プは続けられる。
ク長に合わせてカウントアップし、プログラム指令切断
長Lnに到達するとリセット(S13)されるが、リセ
ット後の切断動作中も次のワークに対するカウントアッ
プは続けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、切断ユニットがワーク送り速度Vに同期するように
速度制御するが、ワーク送り速度Vの変動が発生する
と、切断ユニットの送り速度の変動応答に遅れが発生
し、その結果ワークと切断ユニットの位置同期がずれて
正しい切断長Lnで切断できないという問題点があっ
た。
は、切断ユニットがワーク送り速度Vに同期するように
速度制御するが、ワーク送り速度Vの変動が発生する
と、切断ユニットの送り速度の変動応答に遅れが発生
し、その結果ワークと切断ユニットの位置同期がずれて
正しい切断長Lnで切断できないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は上述した事情からなされたもので
あり、本発明の目的は、常に正しい切断長で切断できる
走行切断装置を提供することにある。
あり、本発明の目的は、常に正しい切断長で切断できる
走行切断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は搬送コンベア上
をワークが停止することなく搬送されている状態で、ワ
ークと切断ユニットの送りを同期させながら設定切断長
に切断動作する走行切断装置に関するものであり、本発
明の上記目的は、前記搬送コンベア上に設置される切断
ユニットと、前記切断ユニットを前記ワークの搬送方向
とは逆方向に移動させる第1の機構と、前記第1の機構
を駆動して前記切断ユニットを予め設定された切断長だ
け移動させる手段と、前記切断ユニットの移動動作が完
了すると前記搬送コンベアと前記切断ユニットを固定す
る第2の機構とを備え、前記固定後に前記切断ユニット
により前記ワークを切断することによって、又は、搬送
される前記ワーク上に設置される切断ユニットと、前記
切断ユニットを前記ワークの搬送方向とは逆方向に移動
させる第1の機構と、前記第1の機構を駆動して前記切
断ユニットを予め設定された切断長だけ移動させる手段
と、前記切断ユニットの移動動作が完了すると搬送され
る前記ワークと前記切断ユニットを固定する第2の機構
とを備え、前記固定後に前記切断ユニットにより前記ワ
ークを切断することによって達成される。
をワークが停止することなく搬送されている状態で、ワ
ークと切断ユニットの送りを同期させながら設定切断長
に切断動作する走行切断装置に関するものであり、本発
明の上記目的は、前記搬送コンベア上に設置される切断
ユニットと、前記切断ユニットを前記ワークの搬送方向
とは逆方向に移動させる第1の機構と、前記第1の機構
を駆動して前記切断ユニットを予め設定された切断長だ
け移動させる手段と、前記切断ユニットの移動動作が完
了すると前記搬送コンベアと前記切断ユニットを固定す
る第2の機構とを備え、前記固定後に前記切断ユニット
により前記ワークを切断することによって、又は、搬送
される前記ワーク上に設置される切断ユニットと、前記
切断ユニットを前記ワークの搬送方向とは逆方向に移動
させる第1の機構と、前記第1の機構を駆動して前記切
断ユニットを予め設定された切断長だけ移動させる手段
と、前記切断ユニットの移動動作が完了すると搬送され
る前記ワークと前記切断ユニットを固定する第2の機構
とを備え、前記固定後に前記切断ユニットにより前記ワ
ークを切断することによって達成される。
【0009】
【作用】本発明にあっては、切断ユニットを搬送コンベ
ア上又はワーク上に固定しておき、ワークの搬送により
回転する搬送コンベアの動作によって切断ユニットが連
動し、切断ユニットが切断ユニット起動センサをたたく
と、搬送コンベア上をワーク搬送方向とは逆方向に切断
長分だけ切断ユニットを移動した後、再度切断ユニット
を搬送コンベア上又はワーク上に固定し、切断動作を行
なうようにしたので、搬送コンベアと切断ユニット間に
ワーク送り速度の変動による位置同期ずれが発生しな
い。
ア上又はワーク上に固定しておき、ワークの搬送により
回転する搬送コンベアの動作によって切断ユニットが連
動し、切断ユニットが切断ユニット起動センサをたたく
と、搬送コンベア上をワーク搬送方向とは逆方向に切断
長分だけ切断ユニットを移動した後、再度切断ユニット
を搬送コンベア上又はワーク上に固定し、切断動作を行
なうようにしたので、搬送コンベアと切断ユニット間に
ワーク送り速度の変動による位置同期ずれが発生しな
い。
【0010】
【実施例】本発明の走行切断装置の機構の実施例を図1
にて説明する。なお、従来と同一構成箇所は同符号を付
して説明を省略する。タイミングベルト12で連結され
た搬送コンベア17上に切断ユニット5が設置されてい
る。切断ユニット5には、切断ユニット5自体をワーク
1の搬送方向とは逆方向に移動させる切断ユニット駆動
用モータ10、切断ユニット駆動用検出器11及びウォ
ームギヤ13で成る機構が取付けられている。さらに、
切断ユニット5には、タイミングベルト12を狭持する
形でクランプソレノイド16とガイドローラ14で成る
機構が取付けられており、クランプソレノイド16がO
Nのときクランプ機構先端が上昇し、クランプ機構先端
とガイドローラ14とによって切断ユニット5がタイミ
ングベルト12に固定される。
にて説明する。なお、従来と同一構成箇所は同符号を付
して説明を省略する。タイミングベルト12で連結され
た搬送コンベア17上に切断ユニット5が設置されてい
る。切断ユニット5には、切断ユニット5自体をワーク
1の搬送方向とは逆方向に移動させる切断ユニット駆動
用モータ10、切断ユニット駆動用検出器11及びウォ
ームギヤ13で成る機構が取付けられている。さらに、
切断ユニット5には、タイミングベルト12を狭持する
形でクランプソレノイド16とガイドローラ14で成る
機構が取付けられており、クランプソレノイド16がO
Nのときクランプ機構先端が上昇し、クランプ機構先端
とガイドローラ14とによって切断ユニット5がタイミ
ングベルト12に固定される。
【0011】本発明における走行切断装置の切断ユニッ
ト制御部の一例の構成を図2にて説明する。この切断ユ
ニット制御部は、サイクル起動部21、切断長戻し部2
2、搬送コンベア・切断ユニット固定部23及び切断動
作部24から成る。サイクル起動部21は、切断ユニッ
ト起動センサ15を監視し、切断ユニット5が搬送コン
ベア17に固定されている状態でワーク1に連動して、
切断ユニット起動センサ15をONさせるとサイクル起
動信号Sxを切断長戻し部22に出力する。切断長戻し
部22は、サイクル起動信号Sxを受け、切断ユニット
クランプ解除信号SlをONし、切断ユニット5がワー
ク搬送方向とは逆方向へ予め設定された切断長Lnだけ
搬送コンベア17上を移動する動作が完了すると、切断
ユニットクランプ解除信号SlをOFFするとともに切
断開始信号Scを切断動作部24に出力する。搬送コン
ベア・切断ユニット固定部23は、切断長戻し部22か
らの切断ユニットクランプ解除信号SlがOFFの時、
搬送コンベア17と切断ユニット5を固定し、ONの
時、その固定を解除する。切断動作部24は、切断長戻
し部22からの切断開始信号Scにて切断動作を行な
う。
ト制御部の一例の構成を図2にて説明する。この切断ユ
ニット制御部は、サイクル起動部21、切断長戻し部2
2、搬送コンベア・切断ユニット固定部23及び切断動
作部24から成る。サイクル起動部21は、切断ユニッ
ト起動センサ15を監視し、切断ユニット5が搬送コン
ベア17に固定されている状態でワーク1に連動して、
切断ユニット起動センサ15をONさせるとサイクル起
動信号Sxを切断長戻し部22に出力する。切断長戻し
部22は、サイクル起動信号Sxを受け、切断ユニット
クランプ解除信号SlをONし、切断ユニット5がワー
ク搬送方向とは逆方向へ予め設定された切断長Lnだけ
搬送コンベア17上を移動する動作が完了すると、切断
ユニットクランプ解除信号SlをOFFするとともに切
断開始信号Scを切断動作部24に出力する。搬送コン
ベア・切断ユニット固定部23は、切断長戻し部22か
らの切断ユニットクランプ解除信号SlがOFFの時、
搬送コンベア17と切断ユニット5を固定し、ONの
時、その固定を解除する。切断動作部24は、切断長戻
し部22からの切断開始信号Scにて切断動作を行な
う。
【0012】本発明の走行切断装置の運転動作を図3に
て説明する。電源投入時の初期状態では、クランプソレ
ノイド16はONとなって、切断ユニット5とタイミン
グベルト12を固定する。運転起動により、ワーク供給
装置2を起動し(S0)、切断ユニット起動センサ15
のONを待つ(S1)。切断ユニット起動センサ15が
ONすると、クランプソレノイド16がOFFとなり、
切断ユニット5とタイミングベルト12の固定を解除す
る(S2)。ウォームギヤ13により切断ユニット5を
ワーク搬送方向とは逆方向へ予め設定された切断長Ln
だけ搬送コンベア17上を移動させる(S3)。移動動
作が完了すると、再度クランプソレノイド16をON
し、切断ユニット5とタイミングベルト12を固定する
(S4)。切断用モータ6を起動し(S5)、切断動作
を開始し、切断完了センサ8がOFFからONすると
(S6)、切断用モータ6を停止し切断動作を完了する
(S7)。以下、同様にステップS1〜S7の動作をワ
ークが搬送コンベア上を供給され続ける間、繰り返し実
行する。
て説明する。電源投入時の初期状態では、クランプソレ
ノイド16はONとなって、切断ユニット5とタイミン
グベルト12を固定する。運転起動により、ワーク供給
装置2を起動し(S0)、切断ユニット起動センサ15
のONを待つ(S1)。切断ユニット起動センサ15が
ONすると、クランプソレノイド16がOFFとなり、
切断ユニット5とタイミングベルト12の固定を解除す
る(S2)。ウォームギヤ13により切断ユニット5を
ワーク搬送方向とは逆方向へ予め設定された切断長Ln
だけ搬送コンベア17上を移動させる(S3)。移動動
作が完了すると、再度クランプソレノイド16をON
し、切断ユニット5とタイミングベルト12を固定する
(S4)。切断用モータ6を起動し(S5)、切断動作
を開始し、切断完了センサ8がOFFからONすると
(S6)、切断用モータ6を停止し切断動作を完了する
(S7)。以下、同様にステップS1〜S7の動作をワ
ークが搬送コンベア上を供給され続ける間、繰り返し実
行する。
【0013】なお、ワーク自体に強度があって、切断ユ
ニットをワーク上で駆動制御し得る走行面が確保できる
時は、切断ユニットを直接ワーク上で駆動制御する機構
と、切断ユニットとワークを固定する機構を持つことに
より、同様に実現できる。
ニットをワーク上で駆動制御し得る走行面が確保できる
時は、切断ユニットを直接ワーク上で駆動制御する機構
と、切断ユニットとワークを固定する機構を持つことに
より、同様に実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の走行切断装置によ
れば、切断ユニットを搬送コンベア上に固定して、切断
動作を行なうようにしているので、搬送コンベアと切断
ユニット間にワーク送り速度の変動による位置同期ずれ
が発生しなくなり、切断長の切断精度を大幅に向上させ
ることができる。更に、ワークの送り速度を検出するた
めのPGが不要となる為,低コストな走行切断装置を提
供することができる。
れば、切断ユニットを搬送コンベア上に固定して、切断
動作を行なうようにしているので、搬送コンベアと切断
ユニット間にワーク送り速度の変動による位置同期ずれ
が発生しなくなり、切断長の切断精度を大幅に向上させ
ることができる。更に、ワークの送り速度を検出するた
めのPGが不要となる為,低コストな走行切断装置を提
供することができる。
【図1】本発明の走行切断装置の一例を示す機構図であ
る。
る。
【図2】本発明の走行切断装置の切断ユニット制御部の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の走行切断装置の動作例を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】従来の走行切断装置の一例を示す機構図であ
る。
る。
【図5】従来の走行切断装置の切断ユニット制御部の一
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図6】従来の走行切断装置の動作例を説明するフロー
チャートである。
チャートである。
1 ワーク 2 ワーク供給装置 3 搬送コンベア 4 パルスジェネレータ 5 切断ユニット 6 切断用モータ 7 切断刃 8 切断完了センサ 9 切断ユニット駆動用ボールネジ 10 切断ユニット駆動用モータ 11 切断ユニット駆動用検出器 12 タイミングベルト 13 ウォームギヤ 14 ガイドローラ 15 切断ユニット起動センサ 16 クランプソレノイド 17 搬送コンベア 21 サイクル起動部 22 切断長戻し部 23 搬送コンベア・切断ユニット固定部 24 切断動作部 26 サイクル起動部 27 同期送り部 28 早送り戻し部 PO スタート位置 V 搬送送り速度 L 累積ワーク長 Sx サイクル起動信号 R 累積ワーク長リセット信号 Sl 切断ユニットクランプ解除信号 Sc 切断開始信号 Sr 早送り戻し起動信号
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送コンベア上を搬送されるワークを停
止することなく予め設定された切断長で切断する走行切
断装置において、前記搬送コンベア上に設置される切断
ユニットと、前記切断ユニットを前記ワークの搬送方向
とは逆方向に移動させる第1の機構と、前記第1の機構
を駆動して前記切断ユニットを予め設定された切断長だ
け移動させる手段と、前記切断ユニットの移動動作が完
了すると前記搬送コンベアと前記切断ユニットを固定す
る第2の機構とを備え、前記固定後に前記切断ユニット
により前記ワークを切断するようにしたことを特徴とす
る走行切断装置。 - 【請求項2】 搬送コンベア上を搬送されるワークを停
止することなく予め設定された切断長で切断する走行切
断装置において、搬送される前記ワーク上に設置される
切断ユニットと、前記切断ユニットを前記ワークの搬送
方向とは逆方向に移動させる第1の機構と、前記第1の
機構を駆動して前記切断ユニットを予め設定された切断
長だけ移動させる手段と、前記切断ユニットの移動動作
が完了すると搬送される前記ワークと前記切断ユニット
を固定する第2の機構とを備え、前記固定後に前記切断
ユニットにより前記ワークを切断するようにしたことを
特徴とする走行切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34112994A JPH08174476A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 走行切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34112994A JPH08174476A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 走行切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08174476A true JPH08174476A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18343530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34112994A Pending JPH08174476A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 走行切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08174476A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002079493A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-03-19 | Grapha Holding Ag | 印刷物を自動的に切断するための切断装置 |
JP2007210084A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Nippon Reliance Kk | 走行制御装置 |
JP2011005573A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | トレッドスカイバー |
CN106737987A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-31 | 芜湖市天申新材料科技有限公司 | 一种同步运动式纸板裁切机 |
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