JPH07115784B2 - ロール紙供給装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロール紙供給装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、複写機などの画像形成装置においては、画像形
成に供される用紙（転写紙）を画像形成位置まで供給す
るのに、定型サイズに予めカットされたカット紙を画像
形成装置に装着される給紙カセットに収容し、この給紙
カセットから用紙を１枚ずつ繰り出すか、或いは、画像
形成装置本体に形成された転写紙挿入口から手差しでカ
ット紙を１枚ずつ挿入する手段がある。

ところが、このようなカット紙を用いる画像形成装置に
おいては、用いる転写紙のサイズが大きくなると、転写
紙を保管するためにかなりのスペースを要するといった
不都合がある。

そこで、従来は、ロール状に巻かれたロール紙を専用の
ロール紙供給ユニット内にセットし、このロール紙供給
ユニットで所望のサイズに予めカットした後、カットさ
れた転写紙を転写紙挿入口から画像形成装置本体内に供
給するといった手段が取られている。

しかしながら、このように構成した場合、ロール紙供給
ユニット内でロール紙を予めカットし、その後、画像形
成動作を行わなければならず、作業が面倒で非能率的で
ある。

このような不都合を解消するため、画像形成装置本体内
にロール紙供給ユニットを一体的に組み込み、画像形成
装置の給紙モードとしてロール紙供給モードが選択され
た場合に、前記ロール紙供給ユニットから転写紙を供給
するといった構造を採用することが可能であるが、この
場合には、特殊で複雑な構造の画像形成装置を新たに製
造しなければならず、コスト高となる。また、ロール紙
供給ユニットを内蔵していない画像形成装置を所有して
いるユーザーは、上述のロール紙供給ユニットを組み込
んだ画像形成装置を新たに購入しなければならないとい
った不都合がある。

そこで、本願出願人は、上述した問題を解決するものと
して、特願平２−14486号（平成２年１月23日出願）に
て、作像部を備えた画像形成装置本体に対して、ロール
紙と、ロール紙を繰り出すロール紙供給手段と、繰り出
されたロール紙を所定長さにカットするカット手段とを
備えたロール紙供給ユニットを着脱自在に装着できるよ
うにして、カット紙供給モードの他にロール紙供給モー
ドをも選択できるようにして、従来用いられている画像
形成装置を利用することにより、安価で、転写紙として
カット紙のみならずロール紙をも容易に利用できる有用
な画像形成装置を出願している。

ところで、上記先願に係る画像形成装置においては、ロ
ール紙供給モード時、ロール紙をロール紙供給ユニット
から画像形成装置本体側に送り出すのに、ロール紙供給
ユニット内のロール紙供給手段によってカット紙供給モ
ードにおける転写紙の給紙速度の例えば２倍の速度でロ
ール紙を送り出し、この送り出されたロール紙の先端が
画像形成装置本体内の給紙手段まで搬送された後は、こ
の給紙手段およびロール紙供給ユニット内のロール紙供
給手段を同じ搬送速度で動作させることによりロール紙
を画像形成装置本体内に作像部へ搬送するようにしてい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、ロール紙供給ユニット内のロール紙供給
手段の搬送速度と画像形成装置本体内の供給手段の搬送
速度とを全く同一にすることは極めて困難であり、そし
て、前記給紙手段およびロール紙供給手段における搬送
速度に差があると、特に長尺の原稿を複写するような場
合、ロール紙の撓みや引っ張りなどが生じ、画像形成に
悪影響が及ぼされることがある。また、前記二つの搬送
速度を全く同一にするには、例えばロール紙供給ユニッ
トに対する駆動源の微調整が必要となるが、この微調整
を行うための手段が高価なため、結果的にこの種の画像
形成装置の利点が減殺されてしまうといった不都合があ
る。

本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、ロール紙の撓みや引っ張りなどが
生じるおそれがなく、安価にしかも確実にロール紙を搬
送することができるロール紙供給装置を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上述の目的を達成するため、本発明に係るロール紙供給
装置は、作像部を備えた画像形成装置本体に対して着脱
自在に連結されるロール紙供給ユニットからなるロール
紙供給装置であって、ロール紙供給モード時、ロール紙
の先端を、前記画像形成装置本体内においてロール紙供
給ユニットと前記作像部との間の給紙搬送路中に設けら
れる搬送手段まで搬送するロール紙供給手段と、前記ロ
ール紙供給ユニットに設けられロール紙の前記作像部へ
の搬送中にロール紙を所定の寸法になるように裁断する
カット手段と、ロール紙の搬送量を検出する検出手段と
を備え、前記ロール紙供給モード時、ロール紙の先端が
前記搬送手段に到達する位置まで搬送された時点で前記
ロール紙供給手段による搬送を停止せしめ、その後、前
記搬送手段によりロール紙を自由に引出し可能となるよ
うに前記ロール紙供給手段を前記停止から作動に切り換
え、前記カット手段による裁断タイミングを制御するた
めに前記ロール紙供給手段による搬送を再度停止せし
め、その後、ロール紙を裁断させるように構成した点に
特徴がある。

〔作用〕

本発明によれば、ロール紙供給ユニットからロール紙を
画像形成装置本体に供給する場合、スタートキーをオン
してメインモータを回転させると、ロール紙供給ユニッ
ト内のロール紙供給手段が所定方向に回転してロール紙
がロール紙供給手段によって繰り出される。そして、繰
り出されたロール紙の先端が、画像形成装置本体内にお
いてロール紙供給ユニットと前記作像部との間の給紙送
路中に設けられる搬送手段まで搬送されるとロール紙供
給手段が停止し、その後、ロール紙は画像形成装置本体
内の搬送手段のみによって作像部方向に搬送される。す
なわち、ロール紙の搬送量を検出する検出手段を備えて
いるので、ロール紙供給モード時、ロール紙の先端が前
記搬送手段に到達する位置まで搬送された時点で前記ロ
ール紙供給手段による搬送を停止でき、その後、前記搬
送手段によりロール紙を自由に引出し可能となるように
前記ロール紙供給手段を前記停止から作動に切り換える
ことができ、前記ロール紙供給ユニットに設けたカット
手段による裁断タイミングを制御するために前記ロール
紙供給手段による搬送を再度停止せしめ、その後、ロー
ル紙の裁断を行うことができる。

従って、本発明によれば、ロール紙を画像形成装置本体
内の搬送手段およびロール紙供給ユニット内のロール紙
供給手段を同じ搬送速度で動作させることにより搬送す
る場合において生じることがあったロール紙の撓みや引
っ張りなどの不都合が生ずることがない。また、ロール
紙供給ユニットに対する駆動源の微調整が不要になり、
制御も簡単に行なえるので、安価にしかも確実にロール
紙を搬送することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。

第１図は本発明が適用される画像形成装置の一例として
の静電写真複写機の全体構成を示し、複写機本体（画像
形成装置本体）１を移動デッキ２に搭載すると共に、ロ
ール紙３を複写機本体１の手差し給紙口４に排出するロ
ール紙供給装置を連結部材６を介して複写機本体１に着
脱自在に連結してなる。

前記複写機本体１は次のように構成されている。すなわ
ち、装置ケース1Aの上部に露光装置７に対する原稿の往
復移動手段８を設けると共に、装置ケース1Aの下部側に
大型の給紙カセット９をロール紙供給ユニット５側に引
出し自在に設けてある。

そして、装置ケース1Aの内部には矢印Ｌ方向に回転する
ように感光体10を設けると共に、その周囲に主帯電装置
11、露光装置７、現像装置12、転写装置13、分離装置1
4、クリーニング装置15がこの順序で設けられており、
これらの部材によって作動部16が形成されている。

また、給紙カセット９の供給部から手差し給紙口４にわ
たって通紙ガイド17を設けると共に、手差し給紙口４か
ら転写装置13にわたって給紙搬送路18が配設してあり、
この給紙搬送路18には手差し給紙口４方向または給紙カ
セット８の供給部方向からの転写紙を転写装置13方向に
搬送するための搬送手段としての搬送ローラ対19が設け
てあり、この搬送ローラ対19と転写装置13との間にはレ
ジストローラ対20が設けてある。21は分離・定着後の転
写紙を定着する定着装置で、この定着装置21と分離装置
14との間には排紙搬送路22が形成され、その下流側には
排紙ローラ対23が設けられている。なお、24は原稿供給
通路、25は原稿終端検知装置、26は原稿反転装置であ
る。

前記移動デッキ２は、その下部に車輪27を有すると共
に、その内部には正面側に高くなるように傾斜した状態
で転写紙ストック部28が設けられると共に、その下方に
屈曲ガイド部材29が着脱自在に設けられている。そし
て、ロール紙供給装置は、作像部16を備えた画像形成装
置本体１に対して着脱自在に連結されるロール紙供給ユ
ニット５からなり、ロール紙供給モード時、ロール紙の
先端を、画像形成装置本体１内においてロール紙供給ユ
ニット５と作像部16との間の給紙搬送路18中に設けられ
る搬送手段19まで搬送するロール紙供給手段63,49と、
ロール紙供給ユニット５に設けられロール紙の作像部16
への搬送中にロール紙を所定の寸法になるように裁断す
るカット手段44と、検出手段としての回転量検出装置
（後述する）47とを備え、ロール紙供給モード時、ロー
ル紙の先端が搬送手段19に到達する位置まで搬送された
時点で前記ロール紙供給手段63,49による搬送を停止せ
しめ、その後、搬送手段19によりロール紙を自由に引出
し可能となるようにロール紙供給手段63,49を前記停止
から作動に切り換え、カット手段44による裁断タイミン
グを制御するためにロール紙供給手段63,49による搬送
を再度停止せしめ、その後、ロール紙を裁断させるもの
である。更に、 前記ロール紙供給ユニット５は次のように構成されてい
る。すなわち、底部フレーム30の下部側の四隅にねじ軸
31を介して車輪32を螺着すると共に、底部フレーム30の
左右両側に縦フレーム33を立設し、この縦フレーム33の
前後部に上下方向に延びるガイドレール34を設けて、移
動並びにレベル調節が自在なユニット枠35を構成する一
方、前記ガイドレール34に沿って転動されるコロ36をユ
ニット本体37の上下部に設け、さらに、ユニット本体37
を昇降自在に付勢保持するための保持手段としてのガス
スプリング38を底部フレーム30とユニット本体37とにわ
たって左右両側に設けると共に、ユニット本体37の下部
側にロール紙３の装填部39を構成してある。

そして、前記ロール紙装填部39の上部の給紙部から複写
機本体１の手差し給紙口４への排紙口40にわたる通紙路
の途中には、第２図にも示すように、ロール紙供給手段
としての給紙ローラ対41と、ロール紙３の先端の存否を
検出するフィードスイッチ42と、ロール紙３の先端を保
持するための先端保持部材43と、所定のタイミングでロ
ール紙３を所定長さにカットするため可動刃44Aと固定
刃44Bとからなるカット手段44と、排出ローラ対45と、
排出スイッチ46とが設けられている。なお、前記カット
手段44は図外のソレノイドがオンすると可動刃44Aが１
回転してロール紙３をカットするように構成されてい
る。

また、47は給紙ローラ対41の回転数を検出する回転量検
出装置で、チェーン48を介して給紙ローラ対41の一方の
ローラ49を固着した軸50と連結される軸51に固着され、
適宜のスリット孔（図外）を有するパルス板52と、この
パルス板52を挟むようにして設けられる発光素子および
受光素子を備えた光センサ53とからなり、この回転量検
出装置47からは給紙ローラ対41に回転に伴ってパルス信
号が出力される。なお、前記一方のローラ49はギヤ（図
外）を介してメインモータ（図外）によって駆動される
クラッチ（図外）の従動側に連結されている。54はロー
ル紙３の回転を検出する回転検出装置で、ロール紙３を
保持する軸55の一端に固着されたブレーキ板56の周面に
当接するローラ57を固着した軸58に取り付けられ、適宜
のスリット孔（図外）を有するパルス板59と、このパル
ス板59を挟むようにして設けられる発光素子および受光
素子を備えた光センサ60とからなり、ロール紙３が回転
したときのみパルス信号を出力するように構成してあ
る。

さらに、前記カット手段44の上部には排紙ガイド61を斜
設すると共に、ロール紙装填部39に相対応させてユニッ
ト前部側に排紙ガイド面を兼用構成するカバー62を開閉
自在に設け、このカバー62に給紙ローラ対41の他方のロ
ーラ63を保持させると共に、このカバー62とによって排
紙路を形成するガイド板64と、前記排紙路を通して排出
されるカット紙を移動デッキ２側に案内するガイド部材
65が設けられている。なお、66は移動デッキ２に設けら
れる屈曲ガイド部材29に連なる板状のガイド部材、67は
ユニット本体37の前部上方に水平に横設される握り棒で
ある。

なお、上記静電写真複写機の各部の制御は図外の制御装
置により行われる。

次に、上記構成の静電写真複写機において、ロール紙供
給モードでコピーを行う場合の動作を、第３図に示すフ
ローチャートをも参照しながら説明する。

先ず、ユニット枠35を複写機本体１の正面側の所定位置
に移動させて、連結部材６を介してユニット枠35を複写
機本体１に連結し、次いで、握り棒67を握ってユニット
本体37を上方に持ち上げ、ユニット本体37を図外のロッ
ク装置によって固定し、ロール紙供給ユニット５を第１
図に示すロール紙供給モードにセットする。そして、ロ
ール紙供給ユニット５内においては、ロール紙３の先端
が先端保持部材43に挟持された状態で、フィードスイッ
チ42とカット手段44との間の所定位置にあるものとす
る。

この状態で、図外の操作・表示部のスタートキーをオン
する（ステップS1）ことにより、メインモータが所定の
方向に高速回転する（ステップS2）。

この状態で、給紙ローラ対41のクラッチがオンに切り換
えられ（ステップS3）、これによって給紙ローラ対41が
所定の方向に駆動回転して、ロール紙供給モードで待機
していたロール紙３の先端は排出口40を経て複写機本体
１の手差し給紙口４に向けて繰り出される。

このとき、回転量検出装置47から出力される給紙ローラ
対41の回転検出信号のパルス信号が所定のパルス数M₁に
達するとクラッチがオフが切り換えられ（ステップS
4）、ロール紙３の給紙ローラ対41による搬送が停止さ
れ、このとき、ロール紙３はその先端が複写機本体１の
搬送ローラ対19に到達する位置まで搬送されている。

その後、複写機本体１で搬送ローラ対19の給紙動作が開
始されると、ローラ紙供給ユニット５内のロール紙３が
上方に引っ張られ、このロール紙３と接触する給紙ロー
ラ対41が従動回転し、この回転が回転量検出装置47によ
って検出され（ステップS5でYES）、パルス数がカウン
トされて（ステップS6でYES）、所定のパルス数M₂に達
すると、クラッチがオンし、これによって給紙ローラ対
41が駆動回転してロール紙３が搬送され、このとき、回
転量検出装置47によって検出される回転検出信号のパル
ス信号が所定のパルス数M₃に達すると（ステップS7）、
クラッチがオフに切り換えられ、カット手段44の手前で
ロール紙カットのタイミングをとるための撓みが形成さ
れる（ステップS8）。

ここで、ソレノイドが所定時間オンすることにより（ス
テップS9）、カット手段44の可動刃44Aが１回転してロ
ール紙３がカットされ、その後、ソレノイドはオフにな
る（ステップS10）。

その後、カットされたロール紙３の後端が排出スイッチ
46を通過して、この排出スイッチ46がオンからオフに切
り換えられると（ステップS11）、メインモータが切り
換えられ（ステップS12）、給紙動作が終了する。

以上、ロール紙供給ユニット５を用いて給紙を行うロー
ル紙供給モードについて説明したが、ロール紙供給ユニ
ット５を用いず、カット紙を供給するカット紙供給モー
ドの場合は、手差し給紙口４からカット紙を供給した
り、給紙カセット９からカット紙を供給することによ
り、所定の給紙を行うことができる。この場合、ロール
紙供給ユニット５を複写機本体１から分離しなくてもよ
い。

本発明は上記実施例における静電写真複写機のみなら
ず、例えばプリンタなどの画像形成装置にも適用するこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ロール紙供給モ
ード時、ロール紙の先端を、前記画像形成装置本体内に
おいてロール紙供給ユニットと前記作像部との間の給紙
搬送路中に設けられる搬送手段まで搬送するロール紙供
給手段と、前記ロール紙供給ユニットに設けられロール
紙の前記作像部への搬送中にロール紙を所定の寸法にな
るように裁断するカット手段と、ロール紙の搬送量を検
出する検出手段とを備え、前記ロール紙供給モード時、
ロール紙の先端が前記搬送手段に到達する位置まで搬送
された時点で前記ロール紙供給手段による搬送を停止せ
しめ、その後、前記搬送手段によりロール紙を自由に引
出し可能となるように前記ロール紙供給手段を前記停止
から作動に切り換え、前記カット手段による裁断タイミ
ングを制御するために前記ロール紙供給手段による搬送
を再度停止せしめ、その後、ロール紙を裁断させるの
で、画像形成装置にカット紙のみならず、ロール紙をも
供給することができる。そして、ロール紙を供給する場
合、ロール紙を画像形成装置本体内の搬送手段およびロ
ール紙供給ユニット内のロール紙供給手段を同じ搬送速
度で動作させることにより搬送する場合において生じる
ことがあったロール紙の撓みや引っ張りなどの不都合が
生ずることがない。また、ロール紙供給ユニットに対す
る駆動源の微調整が不要になり、制御も簡単に行なえる
ので、安価にしかも確実にロールを搬送することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示し、第１図は本
発明が適用される画像形成装置の一例としての静電写真
複写機の全体構成を示す図、第２図はそのロール紙供給
ユニットの要部の構成を示す図、第３図はロール紙供給
モードでコピーを行う場合の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 １……複写機本体（画像形成装置本体）、３……ロール
紙、５……ロール紙供給ユニット、16……作像部、18…
…給紙搬送路、19……搬送ローラ付（搬送手段）、41…
…給紙ローラ付（ロール紙供給手段）、44……カット手
段、47……回転量検出装置（検出手段）。

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 ５２２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】作像部を備えた画像形成装置本体に対して
   着脱自在に連結されるロール紙供給ユニットからなるロ
   ール紙供給装置であって、ロール紙供給モード時、ロー
   ル紙の先端を、前記画像形成装置本体内においてロール
   紙供給ユニットと前記作像部との間の給紙搬送路中に設
   けられる搬送手段まで搬送するロール紙供給手段と、前
   記ロール紙供給ユニットに設けられロール紙の前記作像
   部への搬送中にロール紙を所定の寸法になるように裁断
   するカット手段と、ロール紙の搬送量を検出する検出手
   段とを備え、前記ロール紙供給モード時、ロール紙の先
   端が前記搬送手段に到達する位置まで搬送された時点で
   前記ロール紙供給手段による搬送を停止せしめ、その
   後、前記搬送手段によりロール紙を自由に引出し可能と
   なるように前記ロール紙供給手段を前記停止から作動に
   切り換え、前記カット手段による裁断タイミングを制御
   するために前記ロール紙供給手段による搬送を再度停止
   せしめ、その後、ロール紙を裁断させるように構成した
   ことを特徴とするロール紙供給装置。