JPH07115765A - 回転軸の回転促進手段及び該回転促進手段を具備した発電装置 - Google Patents
回転軸の回転促進手段及び該回転促進手段を具備した発電装置Info
- Publication number
- JPH07115765A JPH07115765A JP8746192A JP8746192A JPH07115765A JP H07115765 A JPH07115765 A JP H07115765A JP 8746192 A JP8746192 A JP 8746192A JP 8746192 A JP8746192 A JP 8746192A JP H07115765 A JPH07115765 A JP H07115765A
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- JP
- Japan
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- rotation
- generator
- rotating
- rotary shaft
- shaft
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】この発明は、重力のエネルギーを利用すること
により、発電機をモーターで回転させ、工業的に十分採
算のとれる発電装置及び該発電装置に使用する回転軸の
回転促進手段を提供することを目的とする。 【構成】この発明に於いては、回転軸に固定したリング
状回転体の外周部に、間隔づけて多数の重鎮を回動自在
に固定することにより構成してなり、該重鎮を回転方向
に向かって下降するときは、開いて外方に起立突出し、回
転方向に向かって上昇するときは、倒れるように構成し
た回転促進手段と、前記回転軸を回転させるモーター
と、前記回転軸の回転により、回転して発電する発電機
とを具備したことを特徴とする。
により、発電機をモーターで回転させ、工業的に十分採
算のとれる発電装置及び該発電装置に使用する回転軸の
回転促進手段を提供することを目的とする。 【構成】この発明に於いては、回転軸に固定したリング
状回転体の外周部に、間隔づけて多数の重鎮を回動自在
に固定することにより構成してなり、該重鎮を回転方向
に向かって下降するときは、開いて外方に起立突出し、回
転方向に向かって上昇するときは、倒れるように構成し
た回転促進手段と、前記回転軸を回転させるモーター
と、前記回転軸の回転により、回転して発電する発電機
とを具備したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転軸の回転を加速
し得るようにした回転促進手段及び該回転促進手段を具
備した発電装置に関するものである。
し得るようにした回転促進手段及び該回転促進手段を具
備した発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在我国は、発電装置を、原子力発電、水
力発電及び火力発電に依存している。特に原子力発電に
は、安全性の見地から相当の反対があるにもかかわらず、
現在の火力発電及び水力発電と比べてコスト的な利点が
あることから、我国は、これに頼る意向を示している。
力発電及び火力発電に依存している。特に原子力発電に
は、安全性の見地から相当の反対があるにもかかわらず、
現在の火力発電及び水力発電と比べてコスト的な利点が
あることから、我国は、これに頼る意向を示している。
【0003】しかして、発電機を直接モーターで回転さ
せてエネルギーを得ても、エネルギー保存の法則から考
えて何らメリットがないことは自明なことである。従っ
て、モーターで発電機を回転させて、工業的に電力を得
ようという発想は全く知られていない。
せてエネルギーを得ても、エネルギー保存の法則から考
えて何らメリットがないことは自明なことである。従っ
て、モーターで発電機を回転させて、工業的に電力を得
ようという発想は全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、重力のエ
ネルギーを利用することにより、上記した従来の固定観
念を破って、発電機をモーターで回転させ、工業的に十
分採算のとれる発電装置及び該発電装置に使用する回転
軸の回転促進手段を提供することを目的とする。
ネルギーを利用することにより、上記した従来の固定観
念を破って、発電機をモーターで回転させ、工業的に十
分採算のとれる発電装置及び該発電装置に使用する回転
軸の回転促進手段を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、回転軸に固定したリング状回転体の外周部に、
間隔づけて多数の重鎮を回動自在に固定することにより
構成してなり、該重鎮を回転方向に向かって下降すると
きは、開いて外方に起立突出し、回転方向に向かって上昇
するときは、倒れるように構成した回転促進手段と、前
記回転軸を回転させるモーターと、前記回転軸の回転に
より、回転して発電する発電機とを具備してなることを
特徴とする。要するにこの発明は、モーターにより直接
発電機を回転させる際、重力によって回転を促進する手
段を回転軸に設けることにより、重力による分だけ余分
のエネルギーが得られ、工業的に十分採算が取れるよう
に発電し得るようにしたことを要旨とするものである。
構成は、回転軸に固定したリング状回転体の外周部に、
間隔づけて多数の重鎮を回動自在に固定することにより
構成してなり、該重鎮を回転方向に向かって下降すると
きは、開いて外方に起立突出し、回転方向に向かって上昇
するときは、倒れるように構成した回転促進手段と、前
記回転軸を回転させるモーターと、前記回転軸の回転に
より、回転して発電する発電機とを具備してなることを
特徴とする。要するにこの発明は、モーターにより直接
発電機を回転させる際、重力によって回転を促進する手
段を回転軸に設けることにより、重力による分だけ余分
のエネルギーが得られ、工業的に十分採算が取れるよう
に発電し得るようにしたことを要旨とするものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例を示す概略表面図、図2
は概略側面図である 始動モーター1と、該始動モーター1の小径プーリー2
と回転軸3の大径プーリー4とに張設したベルト5(チエ
ーン)と、前記大径プーリー4の両側の回転軸3に固定
した回転促進手段6と、発電機7の小径プーリー8と回
転軸3の大径プーリー9とに張設されたベルト10(チエ
ーン)とから構成された例を示す。回転促進手段6は、図
1及び図2に示すように、外周に凹状溝11を形成した
リング状回転体12の凹状溝11に横架した多数の軸1
3に多数の重鎮14を回動自在に軸支することにより構
成されている。従って、重鎮14は、図1矢印で示すよう
に回転する場合、回転方向に向かって下降するときは、自
重により起立して外方に向けて突出係止し、回転方向に
向かって上昇するときは、自重により倒れて凹状溝11
に当接係止するようになっている。従って、常に回転体1
2に固定された図1右側の重鎮が開き、他方の側の重鎮
が閉じた状態となっているので、自然に回転モーメント
が生じて、回転軸3の回転を促進する働きをする。
する。図1は、本発明の実施例を示す概略表面図、図2
は概略側面図である 始動モーター1と、該始動モーター1の小径プーリー2
と回転軸3の大径プーリー4とに張設したベルト5(チエ
ーン)と、前記大径プーリー4の両側の回転軸3に固定
した回転促進手段6と、発電機7の小径プーリー8と回
転軸3の大径プーリー9とに張設されたベルト10(チエ
ーン)とから構成された例を示す。回転促進手段6は、図
1及び図2に示すように、外周に凹状溝11を形成した
リング状回転体12の凹状溝11に横架した多数の軸1
3に多数の重鎮14を回動自在に軸支することにより構
成されている。従って、重鎮14は、図1矢印で示すよう
に回転する場合、回転方向に向かって下降するときは、自
重により起立して外方に向けて突出係止し、回転方向に
向かって上昇するときは、自重により倒れて凹状溝11
に当接係止するようになっている。従って、常に回転体1
2に固定された図1右側の重鎮が開き、他方の側の重鎮
が閉じた状態となっているので、自然に回転モーメント
が生じて、回転軸3の回転を促進する働きをする。
【0007】上記実施例に於いては、回転促進手段6は、
軸の両側部に1個づつ配設しているが、複数個例えば1
0個づつ配設しても良く、水車回転加速手段の大きさ及
び目的とする発電量等に応じて適宜選択すれば良い。 回転加速手段6の回転軸3は、軸受け16、16'により
軸止され、回転軸3の一端に固定された大径プーリ9と
発電機7の小径プーリ8とを連結したベルト10を介し
て発電機7を回転させて、発電する。 上記実施例に於いては、リング状回転体12の外周部に
は、凹状溝11が形成され、該凹状溝11に重鎮14が
当接係止し得るようになっているが、これは必ずしもこ
のようでなくとも良く、例えばストッパー等としてもよ
い。
軸の両側部に1個づつ配設しているが、複数個例えば1
0個づつ配設しても良く、水車回転加速手段の大きさ及
び目的とする発電量等に応じて適宜選択すれば良い。 回転加速手段6の回転軸3は、軸受け16、16'により
軸止され、回転軸3の一端に固定された大径プーリ9と
発電機7の小径プーリ8とを連結したベルト10を介し
て発電機7を回転させて、発電する。 上記実施例に於いては、リング状回転体12の外周部に
は、凹状溝11が形成され、該凹状溝11に重鎮14が
当接係止し得るようになっているが、これは必ずしもこ
のようでなくとも良く、例えばストッパー等としてもよ
い。
【0008】上記実施例に於いては、モーターの回転軸
に固定したプーリー2を小径とし、回転軸3に固定した
プーリー4を大径としているが、これは回転軸の回転速
度が早すぎると、遠心力により全ての重鎮が開いた状態
となるため、回転軸の回転速度を遅くするためである。
回転軸3は、回転促進手段6によっても回転するので、
始動モーター1は常時駆動する必要はなく、一定時間置
きにスイッチをオン、オフしてもよい。本発明の回転促
進手段6は、発電機を回転させる場合に限らず、車輪等
を回転させる場合に使用することもできる。要するに、
回転体の回転軸に固定し、回転体の回転を助長若しくは
加速するあらゆる用途に使用することができる。
に固定したプーリー2を小径とし、回転軸3に固定した
プーリー4を大径としているが、これは回転軸の回転速
度が早すぎると、遠心力により全ての重鎮が開いた状態
となるため、回転軸の回転速度を遅くするためである。
回転軸3は、回転促進手段6によっても回転するので、
始動モーター1は常時駆動する必要はなく、一定時間置
きにスイッチをオン、オフしてもよい。本発明の回転促
進手段6は、発電機を回転させる場合に限らず、車輪等
を回転させる場合に使用することもできる。要するに、
回転体の回転軸に固定し、回転体の回転を助長若しくは
加速するあらゆる用途に使用することができる。
【0009】
【作用】次に、上記のように構成された本発明の作用を
説明する。 始動モーター1の回転により、ベルト5を介して回転軸
3が回転すると、図に示すように、リング状回転体12が
回転し、リング状回転体12の重鎮14は、重鎮が下降す
るときは開き、上昇するときは倒れるので、回転軸3に回
転モーメントによる回転力を付与して回転を促進する。
このようにして回転軸3が回転すると、ベルト(チエー
ン)10を介して発電機7を回転させて発電する。 本発明によれば、シーソーの原理で回転軸を下方に押し
下げる力が働き、この力がモーター以外のエネルギーに
よる余分の発電量として得られる。
説明する。 始動モーター1の回転により、ベルト5を介して回転軸
3が回転すると、図に示すように、リング状回転体12が
回転し、リング状回転体12の重鎮14は、重鎮が下降す
るときは開き、上昇するときは倒れるので、回転軸3に回
転モーメントによる回転力を付与して回転を促進する。
このようにして回転軸3が回転すると、ベルト(チエー
ン)10を介して発電機7を回転させて発電する。 本発明によれば、シーソーの原理で回転軸を下方に押し
下げる力が働き、この力がモーター以外のエネルギーに
よる余分の発電量として得られる。
【0010】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、外部から
エネルギーを付与させることなく、重力によって作動す
る回転促進手段を設けているので、回転軸の回転を促進
することができ、無償の重力によるエネルギーの分だけ
モーターにより発電機に与えた力よりも大きなエネルギ
ーの電力を得ることができる。
エネルギーを付与させることなく、重力によって作動す
る回転促進手段を設けているので、回転軸の回転を促進
することができ、無償の重力によるエネルギーの分だけ
モーターにより発電機に与えた力よりも大きなエネルギ
ーの電力を得ることができる。
【0011】
【図1】本発明の実施例を示す概略表面図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略側面図である。
1 始動モーター 3 回転軸 6 回転促進手段 7 発電機 14 重鎮
Claims (2)
- 【請求項1】回転軸に固定したリング状回転体の外周部
に、間隔づけて多数の重鎮を回動自在に固定してなり、該
重鎮を回転方向に向かって下降するときは、開いて外方
に起立突出し、回転方向に向かって上昇するときは、倒れ
るように構成したことを特徴とする回転軸の回転促進手
段。 - 【請求項2】回転軸に固定したリング状回転体の外周部
に、間隔づけて多数の重鎮を回動自在に固定することに
より構成してなり、該重鎮を回転方向に向かって下降す
るときは、開いて外方に起立突出し、回転方向に向かって
上昇するときは、倒れるように構成した回転促進手段
と、前記回転軸を回転させるモーターと、前記回転軸の
回転により、回転して発電する発電機とを具備してなる
ことを特徴とする発電装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8746192A JPH07115765A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 回転軸の回転促進手段及び該回転促進手段を具備した発電装置 |
CA002077026A CA2077026A1 (en) | 1991-12-27 | 1992-08-27 | Rotation promoting means for rotating shaft and power generation system provided with said rotation promoting means |
GB9218988A GB2262793A (en) | 1991-12-27 | 1992-09-08 | Rotation promoting means, and a power generating system using the rotation promoting means. |
DE4234842A DE4234842A1 (de) | 1991-12-27 | 1992-10-15 | Einrichtung zum beeinflussen der rotation einer drehwelle und energieerzeugungssystem, das mit der einrichtung zum beeinflussen einer rotation verbunden ist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8746192A JPH07115765A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 回転軸の回転促進手段及び該回転促進手段を具備した発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115765A true JPH07115765A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=13915524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8746192A Pending JPH07115765A (ja) | 1991-12-27 | 1992-03-12 | 回転軸の回転促進手段及び該回転促進手段を具備した発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115765A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036521A (ja) * | 2013-08-12 | 2015-02-23 | 株式会社シンプル東京 | 回転維持装置 |
JP2015056909A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 導啓 金濱 | 動力増幅装置、動力発生機及び、発電機 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP8746192A patent/JPH07115765A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015036521A (ja) * | 2013-08-12 | 2015-02-23 | 株式会社シンプル東京 | 回転維持装置 |
JP2015056909A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 導啓 金濱 | 動力増幅装置、動力発生機及び、発電機 |
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