JPH07114375B2 - 誤り位置検出装置 - Google Patents

誤り位置検出装置

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JPH07114375B2
JPH07114375B2 JP61270271A JP27027186A JPH07114375B2 JP H07114375 B2 JPH07114375 B2 JP H07114375B2 JP 61270271 A JP61270271 A JP 61270271A JP 27027186 A JP27027186 A JP 27027186A JP H07114375 B2 JPH07114375 B2 JP H07114375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルデータの伝送系や、記録/再生系
における符号誤りを訂正する為の、BCH符号や、リード
・ソロモン符号の復号の際に用いられる誤り位置検出装
置に関するものである。
従来の技術 近年、情報伝送・情報記録の分野においては、ディジタ
ル化が急速に進行している。特に、その伝送速度、記録
密度の面で、高速化・高密度化にはめざましいものがあ
る反面、伝送または記録/再生中に発生するディジタル
データの符号誤りは不可避となってきている。この様な
流れの中で、符号誤りを検出・訂正する為の誤り訂正符
号とその符号化/復号化システムは重要なものとなって
きているが、なかでも、BCH符号,リード・ソロモン符
号は実用性の観点から、最も重要な符号と言えよう。
BCH符号,リード・ソロモン符号の復号化の処理におい
ては、一般に、シンドロームから誤り位置多項式を求
め、誤り位置多項式の根から誤り位置を求めるという手
順がとられるが、この誤り位置多項式の係数を入力し誤
り位置多項式の根を求め、誤り位置を出力する為の誤り
位置検出装置は、上記符号の復号化処理において、最も
重要な要素の一つといえる。
従来、この様な誤り位置検出には、チェンのアルゴリズ
ムが用いられるのが一般的であり、装置化されて広く使
用されている(例えば、宮川、岩垂、今井「符号理論」
(昭48)、昭晃堂、262〜264頁)。
以下、図面を参照しながら、上述したような従来の誤り
位置検出装置について説明を行うが、ここでは一例とし
て3次の誤り位置多項式から3つの誤り位置を求める場
合を考えることにする。また符号は非2元符号を考え、
有限体GF(2q)の元であるとする。
第2図は、従来の誤り位置検出装置の構成を示すブロッ
ク図であって、31〜34は誤り位置多項式の各項の係数の
入力端子、35〜38は入力端子31〜34に接続された、qビ
ット幅のレジスタ、39はレジスタ36の入力/出力間に接
続された定数αを乗じる係数器、40はレジスタ37の入力
/出力間に接続された定数αを乗じる係数器、41はレ
ジスタ38の入力/出力間に接続された定数αを乗じる
係数器、42は各レジスタの出力に接続された加算器、43
は加算器42の出力に接続されたゼロ検出器、44はゼロ検
出器43に接続された誤り位置レジスタ、45は誤り位置を
出力する出力端子である。
次に、以上のように構成された誤り位置検出装置につい
て、その動作について説明する。
まず、ここで解こうとする3次の誤り位置多項式を σ(x)=x3+σ1x2+σ2x+σ ……(1) と置く。この誤り位置多項式は3つの誤り位置を3つの
根として持つものであるから、誤り位置を求める処理
は、方程式、 σ(x)=0 ……(2) を解くことに他ならない。この方程式を解く最も単純な
方法は、ゼロを除いた2q−1個の元を順次、(1)式に
代入して行き、結果がゼロとなる元の根とするという方
法である。この方法によれば、処理時間が長くなる事を
問題にしなければ、誤り位置多項式がいかに高次なもの
であっても解くことができる。
第2図に示した誤り位置検出装置は、以上述べた方法
を、装置化したものであって、まず、誤り位置多項式の
各項の係数σ32、及び1は、それぞれ、入力端
子31〜34を通して、レジスタ35〜38に入力される。加算
器42は、各レジスタの出力の総和をとる為のものであっ
て、この状態で加算器42の出力には、 1+σ+σ+σ=σ(1) 即ち、(1)式に1を代入したものがあらわれることに
なる。
次に、各レジスタ35〜38にクロックパルスが1回与えら
れると、レジスタ35に関しては、入力と出力が直結され
ているので変化はないが、レジスタ36の入力/出力間に
は定数αを乗じる係数器39が接続されているので、レジ
スタ36に記憶されている内容は、クロックパルスが与え
られる前の内容にαを乗じたものに変化する。同様にし
て、レジスタ37の内容は係数器40によってαを乗じた
ものに、レジスタ38の内容は係数器41によってαを乗
じたものに変化する。ここで、αは有限体GF(2q)の原
始元であり、したがって有限体GF(2q)の全ての元はα
のべき乗であらわされる。さて、この状態で加算器42の
出力を考えてみると、 α+ασ+ασ+σ=σ(α) となり(1)式にαを代入したものがあらわれることが
わかる。
以下同様にして、各レジスタにクロックパルスを逐次与
えて行くと、加算器42の出力には順次、(1)式にα2,
α3,……を代入したものがあらわれるので、2q−1個の
クロックパルスを与えることによって、加算器42の出力
に、(1)式に全ての元を代入した値を得ることができ
るのである。この値がゼロとなる元が、即ち、(2)式
の方程式の根であるので、ゼロ検出器43によって誤り位
置を得ることができ、得られた誤り位置は誤り位置レジ
スタ44に蓄積された後、出力端子45から出力されること
となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、2q−1回のクロ
ックパルス入力が必須であり、したがってqがある程度
大きくなってくると、処理に要する時間が極めて大きく
なるという重大な問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、必要とされるクロックパル
スを半減し、大幅に処理時間を短縮することができる誤
り位置検出装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の誤り位置検出装
置は、レジスタ出力を単純に加えあわせる加算器とゼロ
検出器に加えて、レジスタ出力に定数を乗じるための係
数器群とその出力に接続された加算器及びゼロ検出器を
備えることにより、同時に複数の代入演算を行う構成を
とるものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、1回のクロックパル
ス入力によって、誤り位置多項式への元の代入結果を複
数同時に求めることにより、必要とされるクロックパル
ス数を大幅に削減し、処理時間を大幅に短縮できること
となる。
実施例 以下、本発明の一実施例の誤り位置検出装置について図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における誤り位置検出装置の
構成を示したものである。第1図において、1〜4は誤
り位置多項式の各項の係数の入力端子、5〜8は入力端
子1〜4に接続された、qビット幅のレジスタ、9はレ
ジスタ6の入力/出力間に接続された定数αを乗じる
係数器、10はレジスタ7の入力/出力間に接続された定
数αを乗じる係数器、11はレジスタ8の入力/出力間
に接続された定数αを乗じる係数器、15は各レジスタ
の出力に接続された加算器、18は加算器15の出力に接続
されたゼロ検出器である。以上は既に述べた従来の構成
と同様のものである。
さらに、12はレジスタ6の出力に接続された定数αを乗
じる係数器、13はレジスタ7の出力に接続された定数α
を乗じる係数器、14はレジスタ8の出力に接続された
定数αを乗じる係数器、16は各係数器出力及びレジス
タの出力に接続された加算器、17は加算器16の出力に接
続されたゼロ検出器である。また、19はゼロ検出器17及
びゼロ検出器18に接続された誤り位置レジスタ、20は誤
り位置を出力する出力端子である。
以上のように構成された誤り位置検出装置について、以
下その動作を説明する。ここでも3次の誤り位置多項式
の根を求める、即ち、方程式 σ(x)=x3+σ1x2+σ2x+σ=0 を解いて3つの誤り位置を検出することを考える。
まず、誤り位置多項式の各項の係数σ321,及び1
は、それぞれ、入力端子1〜4を通して、レジスタ5〜
8に入力される。この状態で加算器15の出力を考える
と、従来の構成と同様にσ(x)に1を代入したもの、
即ち、 σ(1)=1+σ+σ+σ があらわれることになる。
同時に加算器16には、レジスタ5の出力と、係数器12に
よってαを乗じられたレジスタ6の出力と、係数器13に
よってαを乗じられたレジスタ7の出力と、係数器14
によってαを乗じられたレジスタ8の出力とが加えら
れるので、その出力には、σ(x)にαを代入したも
の、即ち、 σ(α)=α+ασ+ασ+σ があらわれる。
次に、各レジスタにクロックパルスが1回与えられる
と、レジスタ5に関しては、入力と出力が直結されてい
るので変化はないが、レジスタ6の入力/出力間には定
数αを乗じる係数器9が接続されているので、レジス
タ6に記憶されている内容は、クロックパルスが与えら
れる前の内容にαを乗じたものに変化する。同様にし
て、レジスタ7の内容は係数器10によってαを乗じた
ものに、レジスタ8の内容は係数器11によってαを乗
じたものに変化する。
したがって、加算器15の出力にはσ(x)にαを代入
したものが、同様に、加算器16の出力にはσ(x)にα
を代入したものが、あらわれることになる。このよう
にして得られた代入結果はゼロ検出器17及び18に入力さ
れて、ゼロを検出する事により根か否か判定し、得られ
た根の位置は誤り位置レジスタ19に順次蓄積され、出力
端子20から出力されることになる。
このように本実施例によれば、1回のクロックパルス入
力によって2つの代入結果が得られるので、従来の半分
のクロックパルス数で処理を行うことができるので、処
理時間の短縮ができるのである。
なお、本実施例においては、2つの代入結果を同時に求
めたが、4つの代入結果を同時にもとめる誤り位置検出
装置も同様にして容易に構成することができる。この場
合には装置規模は大きくなるが、さらに短い時間で処理
を行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明は、レジスタ出力を単純に加えあわ
せる加算器とゼロ検出器に加えて、レジスタ出力に定数
を乗じるための係数器群と加算器及びゼロ検出器を備
え、誤り位置多項式への元の代入結果を複数同時に求め
ることにより、必要とされるクロックパルス数を大幅に
削減し、処理時間を大幅に短縮した誤り位置検出装置を
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における誤り位置検出装置の
構成を示すブロック図、第2図は従来の誤り位置検出装
置の構成を示すブロック図である。 5〜8,35〜38……レジスタ、9〜11,39〜41……係数
器、15,16,42……加算器、17,18,43……ゼロ検出器、1
9,44……誤り位置レジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誤り位置多項式の各項の係数を入力し、記
    憶する為のレジスタ群と、前記レジスタ群を構成する各
    レジスタの出力に定数を乗じて前記レジスタ群を構成す
    る各レジスタの入力に帰還することにより、前記レジス
    タ群を構成する各レジスタの値を更新するための第1の
    係数器群を備えるとともに、前記レジスタ群を構成する
    各レジスタの出力に接続されその総和を求める第1の加
    算器と、前記レジスタ群を構成する各レジスタの各々の
    出力に接続されその出力に定数を乗じる第2の係数器群
    と、前記第2の係数器群の出力に接続されその総和を求
    める第2の加算器と、前記第1及び第2の加算器より出
    力される総和の値がゼロか否かを判定する複数のゼロ検
    出手段と、前記複数のゼロ検出手段の出力に接続されゼ
    ロ検出出力を誤り位置として記憶するための誤り位置レ
    ジスタとを具備してなる誤り位置検出装置。
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