JPH07114079B2 - 音声記憶再生装置 - Google Patents

音声記憶再生装置

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JPH07114079B2
JPH07114079B2 JP63025826A JP2582688A JPH07114079B2 JP H07114079 B2 JPH07114079 B2 JP H07114079B2 JP 63025826 A JP63025826 A JP 63025826A JP 2582688 A JP2582688 A JP 2582688A JP H07114079 B2 JPH07114079 B2 JP H07114079B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、外部の音声を音声データに変換してメモリ
に記憶すると共に、記憶された音声データを音声に変換
する音声記憶再生装置に関する。
[従来技術及びその問題点] 外部から入力された音声を音声データに変換してRAM等
の揮発性メモリに記憶しておき、スイッチ操作で該メモ
リから音声データを読み出して音声合成し、音声を出力
する装置が知られている。
然して、上記のような装置にあっては、音声データは揮
発性メモリに記憶されているので、例えば間違えたメッ
セージを記憶させた場合、或いは必要なくなった場合に
は、メモリに新たな音声データを記憶できるという利点
はある。
しかしながら、上記のような装置にあっては、メモリに
音声データを保持するために、メモリへ、常時、電源を
供給する必要がある。また、メモリのバックアップを電
池で行なった場合は、電池寿命がくるとメモリのデータ
が消えてしまうという欠点があった。
そこで、音声データを記憶するメモリをROM等の不揮発
性メモリで構成することも考えられるが、不揮発性メモ
リで構成した場合、間違った音声を入力したとき、これ
を訂正することができず不便である。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、音声を録音
するに際して、訂正が簡単に行なえ、かつ電源を供給す
ることなく音声データを長期間保持できると共に、少な
いスイッチで制御できる音声記憶再生装置の提供を目的
とする。
[発明の要点] 本発明は、上記目的を達成するために、外部から入力れ
た音声データを、一旦、揮発性メモリに記憶して、この
揮発性メモリに記憶したものを、スイッチ操作によって
再生させ、正しく記憶されたことを確認した後、スイッ
チ操作で該揮発性メモリの音声データを不揮発性メモリ
に転送して記憶させるようにしたことを要点とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づいて本発明を具体的に
説明する。なお、本実施は結婚式等で記念のために行な
われる色紙への寄書きに代えて用いられるもので、言わ
ば電子音声色紙とでも言うべきものに本発明を適用した
ものである。
構成 第1図は本実施例の外観を示すものであり、1辺が約30
cmで厚さ約1cmの色紙状(正方形状)をした本体ケース
1の上面1aの中央部には、「寿」の字が印刷表示されて
いる。そしてこの「寿」の字のなかに用いられている点
は、ハート形をしておりその下部に配設されている発光
ダイオードによって照らされてインジケータ2となって
いる。
上記「寿」の字の周りには録音再生スイッチとして用い
られる12個の押ボタンスイッチSa、Sb……S1が周設され
ている。また、これらの押ボタンスイッチSa、Sb……S1
の周設部の外側には、これらに一対一に対応して放射状
に配設されている12個の矩形状の文字記入部3a、3b……
S1が設けられている。更に該上面1aには、録音・再生等
を指示する際に操作されるスライドスイッチSWおよびマ
イクロホン兼用スピーカ4が配設されている。なおスラ
イドスイッチSWのスライド部の左部、中央、右部にはそ
れぞれR、P、Wの文字が印刷表示されているが、これ
らはスライドスイッチSWのつまみをそれらの位置にスラ
イドされたときに、それぞれ録音、再生、後述の転送が
行なわれることを示す。
第2図は、本実施例の断面図である。本体ケース1は上
部ケース1bと下部ケース1cとで構成され、上部ケース1b
と下部ケース1cとの間にはLSI6が搭載されている回路基
板5が配されている。上部ケース1bに設けられている12
個の前記押ボタンスイッチSa、Sb……S1の下部に位置す
る回路基板5上には、それぞれ一対の固定接点8a、8b
設けられている。また前記押ボタンスイッチSa、Sb……
S1はゴム製で、その中空部上面に取付けられている可動
接点7は、押ボタンスイッチSa、Sb……S1が押されたと
き、その下部の固定接点8a、8bの両方に接触し、両固定
接点間の導通をとるように構成されている。
第3図は、本実施例の回路構成を示すものである。マイ
クロホン兼用スピーカ4は録音時には音声を電気信号に
変換し、再生時には電気信号を音声に変換する、このマ
イクロホン兼用スピーカ4に接続する増幅器11は録音・
再生時に入出力電気信号を所定レベルにまで増幅する回
路であり、これに接続されているインジケータ2は、前
述の如く発光ダイオードで構成されており、上記入出力
電気信号のレベルを表示する。入出力切換回路12は、制
御信号を受けて、録音時には増幅器11からの電気信号を
音声データ変換回路13に送出し、再生時には音声合成回
路36からの電気信号を増幅器11に送出する回路である。
音声データ変換回路13は入出力切換回路12から送られて
きた電気信号を、対応する音声を示す2進符号すなわり
音声データに変換する回路である。アンドゲート14は、
後述のアンドゲート34からの信号により開成され、音声
データ変換回路13からの音声データをRAM15に送出す
る。メモリ制御回路16は各回路部からの信号を受けてRA
M15にアドレス指定信号を送出する回路であり、RAM15
は、これに従い、順次、送られてきた音声データを記憶
していく回路であり、10秒間の音声の音声データを記憶
可能な記憶容量を有する。OTP−ROM(One timeprogramm
able ROM)17は、書込みが一回だけ可能なROMであり、
音声データ記憶部18a、18b……18lと書込み済み信号発
生部19a、19b……19lとからなる。音声データ記憶部1
8a、18b……18lには、それぞれ異なった者の音声メッセ
ージに係る音声データが固定的に記憶される(なお、音
声データ記憶部18a、18b……18lは、それぞれ押ボタン
スイッチSa、Sb……Slに対応し、後述の如く、押ボタン
スイッチSa、Sb……Slの操作により記憶・再生がされ
る)。音声データ記憶部18a、18b……18l夫々の記憶容
量はRAM15の記憶容量と同一で、10秒間の音声データを
記憶できる大きさになっている。書込み済み信号発生部
19a、19b……19lは、それぞれ音声データ記憶部18a、18
b……18lに対応し、対応する音声データ記憶部18a、18b
……18lに音声データが記憶されたとき電圧レベルVDD
信号を記憶してそれぞれ出力Oa、Ob……OlをHレベルと
する回路である。またメモリ制御回路20は、制御信号を
受けて、OTP−ROM17の音声データ記憶部18a、18b……18
lにアドレス指定を行なう回路である。
アンドゲート21a、21b……21lは、それぞれ上記書込み
済み信号発生部19a、19b……19lからの出力Oa、Ob……O
lをインバータ22a、22b、……22lにより反転した信号を
開閉制御信号とし、それぞれ押ボタンスイッチSa、Sb
…Slが操作されている間、これらに送出されてくる信号
をオアゲート24およびワンパルス発生回路26a、26b……
26lに送出する。またアンドゲート23a、23b……23lは、
それぞれ上記出力Oa、Ob……Olを開閉制御信号とし、押
ボタンスイッチSa、Sb……Slが操作されている間、これ
らに送出されてくる信号をオアゲート25、32およびアン
ドゲート30a、30b……30lに送出する。
オアゲート24はアンドゲート21a、21b……21lの出力を
入力し、これらをアンドゲート33、34に与える回路であ
る。一方、オアゲート25はアンドゲート23a、23b……23
lの出力を入力して、これらを制御信号してメモリ制御
回路20に送出する回路である。
ワンパルス発生回路26a、26b……26lは、それぞれアン
ドゲート21a、21b……21lからの出力を受けて、一定時
間だけHレベルの信号を送出する回路である。アンドゲ
ート27a、27b……27lは、後述のスライドスイッチSWの
つまみが前記Wの文字の位置(第1図参照)にスライド
されているとき送出されてくる信号により開成されて、
それぞれワンパルス発生回路26a、26b……26lからの信
号を音声データ記憶部18a、18b……18lおよび書込み済
み信号発生部19a、19b……19lに入力指令信号として与
えると共にオアゲート28に送出する。オアゲート28は送
られてきた信号をメモリ制御回路16および20に制御信号
として与える。
アンドゲート29は後述のアンドゲート33からの信号によ
って開成されて、RAM15に、一旦、記憶されている音声
データをオアゲート31を介して音声合成回路36に与え
る。アンドゲート30a、30b……30lは、それぞれ、上述
のアンドゲート23a、23b……23lからの信号により開成
し、それぞれ音声データ記憶部18a、18b……18lに固定
的に記憶されている音声データをオアゲート31を介して
音声合成回路36に送出する回路である。
スライドスイッチSWは、本実施例に録音・再生等を指示
する際、操作するスイッチで、つまみを前記Rの文字が
印刷されている位置にスライドされているときは、端子
Rを介してアンドゲート34に電圧レベルVDDの信号を送
り続け、つまみをPの文字が印刷されている位置にスラ
イドされているときは端子Pを介してアンドゲート33に
電圧レベルVDDの信号を送り続け、つまみをWの文字が
印刷されている位置にスライドされているときは、端子
Wを介して前記アンドゲート27a、27b……27lに電圧レ
ベルVDDの信号を送出する。アンドゲート33は上記スラ
イドスイッチSWのつまみのスライド位置がPの文字のと
ころであるときに送られてくる上記信号によって開成さ
れてオアゲート24からの信号をオアゲート35を介して入
出力切換回路12、音声合成回路36に与えると共に、直
接、メモリ制御回路16に制御信号として与え、更に、ア
ンドゲート29に開閉制御信号として与えられる。他方ア
ンドゲート34は上記スライドスイッチSWのつまみのスラ
イド位置がRの文字のところであるときに送られてくる
信号によって開成し、オアゲート24からの信号を制御信
号として入出力切換回路12、音声データ変換回路13に与
えると共に、開閉制御信号としてアンドゲート14に与え
る。音声合成回路36はオアゲート35を介して送られてく
る制御信号を受けて動作し、オアゲート31を介して送ら
れてくる音声データに基づいた音声アナログ電気信号を
合成して、これを入出力切換回路12に送出する回路であ
る。
動作 次に、以上の如く構成された本実施例の動作について説
明する。
(イ)録音時の動作 先ず、操作者は第1図に示す12個の文字記入部3a、3b
…3lのうち、未だ、名前が記入されていないもの、例え
ば文字記入部3bに録音対象者の氏名を記入し、スライド
スイッチSWのつまみをRの文字の位置にスライドさせ
る。その上で氏名を記入した文字記入部3bの直上部にあ
る押ボタンスイッチSbを操作しながらマイクロホン兼用
スピーカ4に向って録音を望むメッセージを話すことに
なる。
上記スライドスイッチSWの操作によって、第3図に示す
如く、その端子Rには電圧レベルVDDの信号が、定常的
に与えられ、アンドゲート34が開成される。また上記押
ボタンスイッチSbの操作によって、電圧レベルVDDの信
号が、未だLレベルである出力Obをインバータ22bで反
転した信号によって開成されているアンドゲート21b
オアゲート24および上記アンドゲート34を介して、入出
力切換回路12、音声データ変換回路13、アンドゲート14
およびメモリ制御回路16に与えられる。
而して、上記メッセージに係る音声は、マイクロホン兼
用スピーカ4で電気信号に変換され、この電気信号レベ
ルは、インジケータ2で光量として示されると共に、所
定レベルまで増幅器11により増幅される。このようにし
て増幅された上記電気信号は、入出力切換回路12に送ら
れ、入出力切換回路12は、アンドゲート34を介して送ら
れてくる上記信号に基づいて、増幅器11からの電気信号
を音声データ変換回路13に送出する。音声データ変換回
路13は、上記アンドゲート34を介して送られてきた信号
により動作を開始し、増幅器11から送られて来た電気信
号を対応する音声データに変換して、これを開成してい
るアンドゲート14を介しRAM15に送る。RAM15は、上記ア
ンドゲート34からの制御信号によって動作を開始してい
るメモリ制御回路16からのアドレス指定の下に、順次、
アンドゲート14からの音声データを記憶していく。
(ロ)テスト再生時の動作 上述の如くして、録音を終えた後、適切に録音がなされ
ているかを点検すべくテスト再生をして録音メッセージ
を聴いてみることになるが、この場合は、スライドスイ
ッチSWのつまみをPの文字の位置にスライドし、その上
で録音時に操作した押ボタンスイッチすなわち上記例で
いうなら上記押ボタンスイッチSbを操作し続ける。
このとき、上記スライドスイッチSWの操作により、その
端子Pには電圧レベルVDDの信号が、定常時に与えら
れ、アンドゲート33が開成される。また上記押ボタンス
イッチSbの操作によって、電圧レベルVDDの信号が上記
録音時と同様にして開成されているアンドゲート21b
介して送出され、この信号はオアゲート24および上記の
開成されているアンドゲート33を介してメモリ制御回路
16、アンドゲート29に与えられ、更にオアゲート35を介
して入出力切換回路12、音声合成回路36にも与えられ
る。
而してRAM15は、上記アンドゲート33を介して送られて
くる信号を受けて動作を開始しているメモリ制御回路16
のアドレス指定の下に、順次、記憶している音声データ
を上記信号により開成されているアンドゲート29および
オアゲート31を介して、音声合成回路36に送出する。こ
のとき、音声合成回路36は上記オアゲート35を介して送
られてくる信号を得て動作を開始しており、送られてく
る音声データに基づき対応する音声に係る電気信号を合
成して、それを入出力切換回路12に送出する。このとき
入出力切換回路12はオアゲート35を介して送られてきた
信号に制御されて、音声合成回路36からの電気信号を増
幅器11に与える。また増幅器11は与えられた電気信号を
所定レベルまで増幅して、インジケータ2およびマイク
ロホン兼用スピーカ4に与える。マイクロホン兼用スピ
ーカ4は与えられた電気信号を音声に変換し、インジケ
ータ2はその電気信号レベルに応じた光量で発光する。
これにより、操作者等は、先に録音したメッセージを試
聴でき、それが適切に録音されているか否かを判断でき
る。
(ハ)ROMへの書込み動作 上記の如くして一旦RAM15に記憶したメッセージを試聴
し、それが、適切で永久保存にふさわしいものであると
判断した場合は、それをROMに書込み、消去されないよ
うにする。この場合の操作としては、先ず、スライドス
イッチSWのつまみをWの文字の位置にスライドし、その
上で、録音時、テスト再生時に操作した押ボタンスイッ
チすなわち上記例では押ボタンスイッチSbを操作する。
このとき、上記スライドスイッチSWの操作により、その
端子Wには電圧レベルVDDの信号が定常的に与えられ、
アンドゲート27a、27b……27lが開成される。また、上
記上記押ボタンスイッチSbの操作によって、電圧レベル
VDDの信号が、上記録音時等と同様にして開成されてい
るアンドゲート21bを介してワンパルス発生回路26bへ送
出される。これにより、ワンパルス発生回路26bは所定
時間(RAM15に記憶され得る音声データの全てを音声デ
ータ記憶部18a、18b……18lのいずれかに転送するに十
分な時間)だけHレベルの信号を送出する。この信号
は、既に開成しているアンドゲート27a、27b……27l
のアンドゲート27bおよびオアゲート28を介してメモリ
制御回路16および20に与えられる。これによりメモリ制
御回路16は、RAM15に対し、アドレス指定動作を開始し
て、RAM15はこの指定に従って、順次、記憶している音
声データを送出する。また、メモリ制御回路20はOTP−R
OM17の音声データ記憶部18a、18b……18lにアドレス指
定を開始する。更に、上記アンドゲート27bを介して送
出されるワンパルス発生回路26bからの信号は、OTP−RO
M17の音声データ記憶部18bおよび書込み済み信号発生部
19bにも与えられるが、音声データ記憶部18bはこれを受
けて、RAM15からの音声データを取込み、メモリ制御回
路20からのアドレス指定に従って、順次、これを固定的
に記憶していき、書込み済み信号発生部19bは上記信号
を受けて電圧レベルVDDの信号を入力しその出力ObをH
レベルとする。
以上の如くして、RAM15に、一旦、記憶された音声デー
タは上記押ボタンスイッチSbに対応して設けられている
音声データ記憶部18bに固定的に記憶され、書込み済み
信号発生部19bからの出力Obは定常的にHレベルとな
る。
以上で1人の音声データを音声データ記憶部18bに固定
的に記憶できたが、同様に文字記入部3a、3c……3lに氏
名を記入し、押ボタンスイッチSa、Sc……Slを操作して
録音、テスト再生及び書込み動作を行うことによりあと
11人の音声データをデータ記憶部18a、18c……18lに固
定的に記憶できる。
(ニ)再生時の動作 上記の如くして永久保存されるに到った音声メッセージ
を、後日、再生して聴くときは、スライドスイッチのつ
まみの位置に拘わらず、文字記入部3a、3b……3lに記入
されている氏名から、その特定の者の氏名を捜し、その
上方に位置する上記押ボタンスイッチを操作する。例え
ば、いま、それが上記押ボタンスイッチSbであるとする
と、この操作により送出される電圧レベルVDDの信号
が、既にHレベルとなっている出力Obによって開成され
ているアンドゲート23bを介して送出される。この信号
はアンドゲート30bに与えられてこれを開成すると共に
オアゲート25を介してメモリ制御回路20に与えられ、更
にオアゲート32、35を介して音声合成回路36および入出
力切換回路12にも与えられる。而してメモリ制御回路20
は音声データ記憶部18a、18b……18lに対してアドレス
指定を行ない、音声データ記憶部18a、18b……18lから
は、これに従い、順次、音声データが送出される。ま
た、このときアンドゲート30a、30b……30lのうち上記
信号によって開成されているアンドゲート30bだけがOTP
−ROM17からの音声データすなわち、音声データ記憶部1
8bに記憶されていた音声データをオアゲート31を介して
音声合成回路36に与える。また、音声合成回路36はこの
とき上記信号により動作を開始しており、与えられた音
声データに基づき対応する電気信号を合成し、これを入
出力切換回路12に与える。入出力切換回路12は、上記信
号に基づいて音声合成回路36からの電気信号を増幅器11
に送り、増幅器11はそれを所定レベルにまで増幅しイン
ジケータ2およびマイクロホン兼用スピーカ4に与え
る。インジケータ2はそのレベルに応じた光量により再
生レベルを示し、マイクロホン兼用スピーカ4はその電
気信号を音声に変換する。
而して操作者はその文字記入部に氏名が記入されている
者のメッセージを聴くことができることになる。
従って、押ボタンスイッチSbが操作された際に、音声デ
ータ記憶部18bに音声データが記憶されていなくて、書
込み済み信号発生部19bに電圧レベルVDDの信号が記憶さ
れておらず、その出力ObがLレベルになっている場合に
は、電圧レベルVDDの信号がアンドゲート21b、オアゲー
ト24及びアンドゲート33を介してメモリ制御回路16、ア
ンドゲート29に与えられ、更にオアゲート35を介して入
出力切換回路12、音声合成回路36に与えられ、RAM15の
音声データが音声に変換されて出力される。一方、押ボ
タンスイッチSbが操作された際に、音声データ記憶部18
bに音声データが記憶され、書込み済み信号発生部19b
電圧レベルVDDの信号が記憶され、その出力ObがHレベ
ルになっている場合には、電圧レベルVDDの信号がアン
ドゲート23bを介してアンドゲート3・0bに与えられて
これを開成すると共にオアゲート25を介してメモリ制御
回路20に与えられ、更にオアゲート32、35を介して音声
合成回路36及び入出力切換回路12にも与えられ、音声デ
ータ記憶部18bの音声データが音声に変換されて出力さ
れるものである。
なお、上記実施例では音声データを一旦記憶するRAMの
記憶容量を1人分の音声データが記憶可能な大きさにし
て、1人が録音する毎にRAMの音声データをROMに書込み
記憶するようにしたが、RAMの記憶容量をROMの記憶容量
と同じにして、RAMに12人分の音声データを記憶してか
ら、一度に12人分の音声データをROMに書込み記憶する
ようにしてもよい。
また、この発明は上記実施例に限定されず、この発明を
逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は、以上詳述したように、外部から入力された
音声データを、一旦、揮発性メモリに記憶して、この揮
発性メモリに記憶したものを再生して正しく記憶された
ことを確認した後、スイッチ操作で該揮発性メモリの音
声データを不揮発性メモリに転送して記憶させるように
した音声記憶再生装置であるから、音声を録音するに際
して訂正が簡単に行なえ、かつ電源を供給することなく
音声データを長期間保存できる。また、不揮発性メモリ
に記憶された音声データの再生と、揮発性メモリに記憶
された音声の再生を1つのスイッチ操作で行なうことが
できることから、スイッチ数を少なくできると共にスイ
ッチ取り付けのための工程数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の外観を示す図、第2図は
上記実施例の断面図、第3図は上記実施例の回路構成を
示す図である。 1……本体ケース、2……インジケータ、3a、3b……3l
……文字記入部、4……マイクロホン兼用スピーカ、5
……回路基板、6……LSI、7……可動接点、8a、8b
…固定接点、11……増幅器、12……入出力切換回路、13
……音声データ変換回路、16、20……メモリ制御回路、
17……OTP−ROM、18a、18b……18l……音声データ記憶
部、19a、19b……19l……書込み済み信号発生部、26a
26b……26l……ワンパルス発生回路36……音声合成回
路、Sa、Sb……Sl……押ボタンスイッチ、SW……スライ
ドスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの音声を音声データに変換する音
    声データ変換手段と、 この音声データ変換手段によって変換された音声データ
    を記憶する揮発性メモリと、 この揮発性メモリの音声データが転送記憶される不揮発
    性メモリと、 音声を再生させるためのスイッチと、 このスイッチが操作された際に前記不揮発性メモリに音
    声データが記憶されている場合には前記不揮発性メモリ
    の音声データを音声に変換して出力し、前記不揮発性メ
    モリに音声データが記憶されていない場合には前記揮発
    性メモリに記憶された音声データを音声に変換して出力
    する音声変換制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声記憶再生装置。
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