JPH0561769U - 学習玩具 - Google Patents

学習玩具

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JPH0561769U
JPH0561769U JP698592U JP698592U JPH0561769U JP H0561769 U JPH0561769 U JP H0561769U JP 698592 U JP698592 U JP 698592U JP 698592 U JP698592 U JP 698592U JP H0561769 U JPH0561769 U JP H0561769U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幼児の発音学習に適した発音玩具を提供する
ことを目的とする。 【構成】 学習モードキーおよび文字キーを有するキー
ボードを備え、当該キーボードは、前記各キーの出力信
号に対応したデジタル信号を作成するデジタル信号作成
部と、入力学習モードキーの出力信号に対応したデジタ
ル信号によって学習モードを切り替える学習モード切替
部と、少なくとも前記デジタル信号作成部によって作成
されたデジタル信号を記憶する記憶部と、当該記憶部か
ら出力されたデジタル信号によって入力文字キーに対応
する疑似音声を合成する疑似音声合成部と、その疑似音
声を増幅する疑似音声増幅部と、その疑似音声を出力す
るスピーカとが付設された構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、学習玩具に関するもので、例えば、幼児の発音学習に特に適した学 習玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
言葉学習をするためのものとして、ひらがな文字およびそれに対応した絵柄を 表示した50音表や積み木などが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これらの学習器具では、音の発声がないため、幼児が一人で言葉の 発音を学習するには不適当であった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、幼児の発音学習に適した発音 玩具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の学習玩具は、学習モードキーおよび文字キーを有するキーボードを備 え、当該キーボードは、前記各キーの出力信号に対応したデジタル信号を作成す るデジタル信号作成部と、入力学習モードキーの出力信号に対応したデジタル信 号によって学習モードを切り替える学習モード切替部と、少なくとも前記デジタ ル信号作成部によって作成されたデジタル信号を記憶する記憶部と、当該記憶部 から出力されたデジタル信号によって入力文字キーに対応する疑似音声を合成す る疑似音声合成部と、その疑似音声を増幅する疑似音声増幅部と、その疑似音声 を出力するスピーカとが付設された構造となっている。また、文字キーと併せて あるいは文字キーの代わりに絵柄キーを付加し、入力絵柄キーに対応する疑似音 声の合成を行わせるようにしたり、問題モードを設け、入力文字キーまたは入力 絵柄キーの出力信号に対応したデジタル信号と、あらかじめ記憶部に記憶させて おいた問題に対応したデジタル信号とを比較し、その比較結果に応じた疑似音声 を発声させるようにしたものである。さらに、キーボードをシート状に構成した ものである。
【0006】
【作用】
この学習玩具によれば、例えば、録音モードの下で文字キー(あるいは絵柄キ ー)を入力すれば、当該文字キーの出力信号に対応したデジタル信号がデジタル 信号作成部で作成される。そして、この作成されたデジタル信号は記憶部に記憶 される。その後、再生モードとすれば、入力文字キー(あるいは入力絵柄キー) に対応した疑似音声が疑似音声合成部によって合成され、当該疑似音声は疑似音 声出力部およびスピーカを通じて出力される。よって、操作が簡易で、しかも、 自分が入力した文字キー(あるいは絵柄キー)に対応する音が聞けるので、幼児 の言葉学習に最適である。
【0007】
【実施例】
以下,本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1には実施例の学習玩具の斜視図が示されている。この学習玩具は全体とし てシート状のキーボード1を構成している。すなわち、表面には50音文字(た だし重複文字を除く。)および「しゃ」、「しゅ」、「しょ」の文字キーと、「 だくてん」、「はんだくてん」の各サブ文字キーと、「たんおん」、「ろくおん 」、「もんだい1」,「もんだい2」の各学習モードキーと、「さいせい」のサ ブ学習モードキーと、「かんかく」のキーが設けられている。また、各キーには 、当該キーに対応する絵柄(図示はしないが、その一例をあげれば、文字「あ」 なら「あひる」の絵柄、文字「い」なら「いぬ」の絵柄)が表示されている。な お、同図において符号2はキーボード1に付設されるIC、スピーカその他の電 子回路部品を収納するためのハウジングを示している。また、符号25はメイン スイッチを示している。
【0009】 次に、この学習玩具の動作の概略を説明すれば、メインスイッチ25をONに すると単音モードになり、この状態で文字キーを押すと、押された文字キーに対 応する音を、その度毎に発声する。また、「ろくおん」キーを押してから例えば 複数の文字キーを押すと、当該複数の文字キーを記憶し、その後に「さいせい」 キーを押すと、押された文字キーに対応する音を連続音で再生する。この場合、 濁音または半濁音を発生させるにあたっては、「だくてん」または「はんだくて ん」のサブ文字キーを押した後、所定の文字キーを押すようにする。
【0010】 また、「もんだい1」を押すと問題1のモードとなり1語の問題が、「もんだ い2」を押すと問題2のモードとなり2〜4語の問題が、それぞれ出題され、当 該問題に対応する語を幼児が文字キー(必要に応じてサブ文字キーを加えて)に によって入力する。この文字キー等が入力されると、正解、不正解が判別され、 不正解の場合には、同じ問題が正解するまで繰り返し出題される。
【0011】 次に、学習玩具の内部構造を説明する。
【0012】 この学習玩具のキーボード1は柔軟性を持っている。このキーボード1は、図 2に示すように、表面を構成するビニール製の表示部シート101と、裏面を構 成するビニール製下シート102とを有している。そして、この表示部シート1 01および下シート102内には、上面に所定の電極パターン103aが形成さ れた電極シート103と、導通孔104aが形成されたスペーサシート104と 、下面に所定の電極パターン105aが形成された電極シート105と、例えば ウレタンなどの弾性材からなる感触シート106とがこの順に重畳された状態で 組み入れられている。また、下シート102には、前記電極シート103の電極 パターン103aおよび電極シート105の電極パターン105aに接続される IC、スピーカその他の電子回路部品107が設けられている。そして、この学 習玩具では、表示部シート101の所定部位を指で押すことにより、前記スペー サシート104の導通孔104aを通じて電極シート(可動接点)105を電極 シート(固定接点)103に接触させ、これによって指で押圧したキー下のシー トスイッチに可動接点側の信号を供給させるようになっている。なお、図2にお いて符号2aはハウジングの裏蓋、108は電池収納部の裏蓋を示している。
【0013】 次に、電子回路部品107の構成について図3を参照して説明すれば、文字キ ー、サブ文字キー、学習モードキーおよびサブ学習モードキー等の下にはそれぞ れシートスイッチが設けられ、それらシートスイッチはIC3にそれぞれ接続さ れている。このIC3は4ビットのマイクロコンピータであって、所定プログラ ムが書き込まれたマスクROM(記憶部)、デジタル信号作成部、RAM(記憶 部)、学習モード切替部(制御部を含む)、比較部および入出力ポートとを有し ている。このIC3の外部クロック端子X、EXには抵抗4およびコンデンサ5 が接続され、当該IC3内部の発振回路に接続される。また、IC3の出力端子 O0〜O7は音声合成用LSI6の入力端子I0〜I6、STに接続される。
【0014】 音声合成用LSI6は、音声データを格納するマスクROM、12ビットのD /Aコンバータ、L・P・F(ローパスフィルタ)を内蔵する波形符号化方式の 集積回路であって、IC3の制御によって所定の疑似音声を出力するようになっ ている。この音声合成用LSI6に接続されるコンデンサ7、抵抗8、9は、当 該LSI6のサンプリングクロックを生成するためのCR発振器を構成する。
【0015】 また、LSI6にはオーディオ増幅器11が接続され、LSI6の疑似音声出 力を増幅しスピーカ12に出力するようになっている。つまり、LSI6の疑似 音声出力端子AFはダイオード13、抵抗14、コンデンサ16を介してオーデ ィオ増幅器11のAin端子に接続される。ここで、ダイオード13はLSI6 のL・P・F出力のポップノイズを低減させ、コンデンサ16は直流阻止用コン デンサで、疑似音声のみを通過させオーディオ増幅器に供給するように働く。ま た、抵抗14はダイオード13に流れる電流を決定し、かつ、コンデンサ17と ともにL・P・Fを構成して疑似音声出力に含まれるLSI6のサンプリングク ロック成分を低減させるように働く。また、抵抗18およびコンデンサ19はオ ーディオ増幅器11の利得を決定し、コンデンサ20は直流電流通過阻止用バイ パスコンデンサとして働く。
【0016】 最後に、本学習玩具の電源系統を説明すれば、単3乾電池4本で構成されDC 6Vを出力する電池21のプラス側は、IC3、LSI6およびオーディオ増幅 器11の電源入力端子に接続される。一方、電池21のマイナス側はメインスイ ッチ25の接点25aに接続される。スイッチ25のセンター接点25cはアー スに接続され、b接点25bは、コンデンサ22、23と抵抗24によるデカッ プリング回路の負荷側に抵抗26を介して接続される。ここで、a接点25aと センター接点25cとは電源ONの場合に接触し、b接点25bとセンター接点 25cとは電源OFFの場合に接触する。また、抵抗26は電源OFFの場合に コンデンサ22、23に蓄積した電荷をアースに放出するとともにスイッチ25 の接点に大電流が流れるのを防止するように働く。
【0017】 続いて、これら電子回路部品107の動作について説明すれば、先ず、スイッ チ25によって電源をONにすると電池21の出力がIC3等に供給されて動作 状態となり、IC3は出力ポートP0〜P3、R0にパルス「1」を所定周期でサ イクリック状に出力する。このときシートスイッチの電極シート(可動接点)1 05の電極105aと電極シート(固定接点)103の電極103aとは接触し ていないため、接点ラインL1〜L4と入力ラインL6〜L17とは分離した状態と なっている。
【0018】 このような状態から、先ず、ひらがな文字の例えば「て」を選択した場合を例 に説明すれば、「て」に相当する文字キーS1を押すと、当該文字キーS1に対 応する可動接点が固定接点に接触する。すると、IC3の出力ポートP3から出 力された信号「1」が接点ラインL4および接点ラインL9を介してIC3の入力 ポートR4に向けて出力される。これによって、IC3は文字「て」が選択され たことを判別する。そして、IC3は、マスクROMに書き込まれている疑似音 声データの文字「て」に対応するデジタル信号列により構成されるアドレスコー ドを出力ポートO0〜O6からLSI6の入力ポートI0〜I6に向けて出力すると ともに、「0」のアドレス取込み用信号sadを出力ポートO7からLSI6の 入力ポートSTに向けて出力する。
【0019】 すると、LSI6は音声合成動作を開始し、アドレスコードを内部に取り込み 、ラッチする。LSI6はアドレスコードに対応するデジタル信号を、内蔵の波 形符号化方式のシンセサイザー、DAコンバータにより疑似音声に変換した後、 タイミングコントローラのタイミングクロック成分を除去するL・P・Fを通過 した疑似音声を出力ポートAFからオーディオ増幅器11の入力端子Ainに出 力する。そして、オーディオ増幅器11はひらがな「て」の疑似音声を増幅して スピーカに出力する。
【0020】 次に、濁音(「が」、「ぎ」等)、半濁音(「ぱ」、「ぴ」等)の発声につい て説明すれば、「だくてん」または「はんだくてん」に相当するサブ文字キーS 2を押すと、通常の文字を選択する場合と同様にIC3の出力ポートP0の出力 が固定接点ラインL17を介してIC3の入力ポートR12に入力される。IC3は 、「だくてん」または「はんだくてん」が選択されたことを判別し、次の文字が 入力ポートR1〜R11に入力されるまで待機し、次に、入力された文字の濁音に 対応するアドレスコードを出力ポートO0〜O6からLSI6の入力ポートI0〜 I6に出力する。その後の動作は通常の文字の場合と同様で、アドレスコードに 対応する疑似音声がスピーカ12から出力される。
【0021】 次に、録音、再生について説明すれば、まず、「ろくおん」に相当する学習モ ードキーS3を押すと、IC3の出力ポートP3から出力された信号「1」が接点 ラインL4および接点ラインL17を介して入力ポートR12に入力される。この信 号の入力により、IC3は、RAMに書き込まれているLSI6の疑似音声アド レスを消去する。そして、入力された文字若しくはスペースに対応するLSI6 の疑似音声データのアドレスを、RAMに書き込むと同時に録音文字を発声させ る。その後に、「さいせい」に相当するサブ学習モードキーS4を押すと、RA Mに書き込まれたLSI6の疑似音声データのアドレス信号およびアドレス読込 み用信号sadが一定のタイミングで出力ポートO0〜O7からLSI6の入力ポ ートI0〜I6に向けて出力され、疑似音声として再生される。
【0022】 また、予約語の発声について説明すれば、IC3のマスクROMには特に限定 はされないが予め21パターンの言葉を予約語が書き込んであり、モード選択し た場合等にIC3の入力ポートR10〜R12に所定の入力があるとIC3は、内蔵 マスクROMに書き込んである予約語のデータを1単語毎に出力ポートO0〜O6 を介してLSI6の入力ポートI0〜I6に向けて出力するとともに、LSI6の アドレス取込み用信号sadを出力ポートO7からLSI6の入力ポートSTに 出力する。これによって、予約語がスピーカ12から出力される。なお、予約語 の発声時にはIC3は入力ポートR1〜R12の入力を受け付けない。なお、IC 3は、必要に応じて予約語同士若しくは予約語とキーシートスイッチで選択され たひらがな文字を組み合わせてLSI6の入力ポートに向けてアドレスデータを 出力する。
【0023】 なおちなみに、予約語としては、以下の21パターンが内蔵ROM化されてい る。
【0024】 1 「は〜い/みんな/いっしょにあそぼ」 2 「ろくおん」 3 「ろくおん/おわりね」 4 「すきなことば/おしてね」 5 「もう/ろくおん/できませ〜ん/さいせいキー/を/おしてね」 6 「ろくおん/してから/おしてね」 7 「は〜い/もんだいです」 8 「〜を/おしてね」 9 「ピンポ〜ン/せいかいで〜す」 10 「は〜い/せいかいで〜す」 11 「は〜い/よくできました」 12 「ピンポ〜ン/よくできました」 13 「つぎは」 14 「〜だよ」 15 「こんどは」 16 「ブー/ちがいま〜す」 17 「ブー/ざんねん」 18 「もういちど」 19 「よくかんがえてね」 20 「がんばってね」 21 「もんだい/おわりね」
【0025】 以下に、遊び方について図4から図6のフローチャートを参照して具体的に説 明する。
【0026】 本学習玩具は図4の単音モード(通常モード)、図5の録音モード(再生をも 含む)および図6の問題モードの3種類を有している。
【0027】 まず、単音モードについて図4のフローチャートを参照して説明すれば、メイ ンスイッチ25をON(S1)にすると、「は〜い/みんな/いっしょにあそぼ 。」(前記予約語1)と発声(S2)した後、この単音モードになる(S3)。 また、他のモードから「たんおん」キーが押された場合にもこのモードになる。 そして、この単音モードになると「すきなことば/おしてね。」(前記予約語4 )と発声(S4)した後、キー入力待ちとなる。最初に文字キーの入力があると (S5)、その文字に対応する音を発声して(S6)、次のキーの入力を待つ。 一方、最初に「かんかく」キーの入力があると(S7)、ビープ音を発声し、次 の文字キーの入力を待つ。また、最初に「だくおん」キーまたは「はんだくおん 」キーの入力があると、次の文字キーの入力を待って、文字キー入力があると、 当該文字の濁音または半濁音を発声する。この単音モードから他のモードへの移 行は他の学習モードキーを押すことによってなされる(S8)。
【0028】 次に、録音モードについて図5のフローチャートを参照して説明すれば、他の モード状態で「ろくおん」キーが押されると、録音モードになり(S9)、「ろ くおん/すきなことば/おしてね。」と発声して(S10)、それまで録音され ているIC3内蔵のRAMの内容が消去され(S11)、録音待ち(キー入力待 ち)となる(S12)。
【0029】 ここで、文字キーおよび必要なサブ文字キーを入力すると(S13)、当該文 字キー等に対応する音を発声し(S14)、記憶文字等が32文字以内のときは 、そのままIC3のRAM内に記憶される(S15)。一方、記憶文字が32文 字以上のときは、途中で「もう/ろくおん/できませ〜ん/さいせいキー/を/ おしてね。」(前記予約語5)と発声して、キー入力待ちとなる。この場合にお いて、濁音、半濁音も入力可能で1文字として数える。また、存在しないキー( 濁点付きの「あ」等)が入力された場合は、ビープ音を発声し、キー入力待ちと なる。また、スペースキーが押されると(S16)、高いビープ音を発声し、I C3内蔵のRAMには約0.2秒の無音が記憶される(S15)。
【0030】 このようにして録音が終了したなら、「さいせい」キーを押す(S17)。す ると、録音した内容を連続的に発声する(S18)。この場合、まだ録音されて ない場合には、「ろくおん/してから/おしてね。」(前記予約語6)と発声す る。
【0031】 キー入力待ちの際又は再生後に、他のモードのキー入力があった場合において (S19)、「ろくおん/おわりね。」(前記予約語3)と発声して(S20) 、他のモードに移行する(S21)。
【0032】 また、キー入力待ちの際又は再生後に、「ろくおん」キーが再度入力されたと きは、「ろくおん/すきなことばおしてね。」と発声して(S10)、録音内容 を消去した後(S11)、初期のキー入力待ちの状態となる(S12)。
【0033】 なお、録音モード時に録音された内容は、モードが移行しても電源がOFFす るか、再度、ろくおんキーが入力されるまでその録音内容は消去されない。
【0034】 次に、問題モードについて図5のフローチャートを参照して説明する。
【0035】 「もんだい1」あるいは「もんだい2」のキーが押されると、問題モードとな り(S22)、「はーい/もんだいです。」(前記予約語7)と発声する(S4 3)。その後、「もんだい1」にあっては、1語の問題(例えば「あ/を/おし てね。」(前記予約語8))が,「もんだい2」にあっては、2〜4語の問題( 例えば「ばなな/を/おしてね。」(前記予約語8))がそれぞれ出題される( S24)。このように、出題に際しては、IC3は内蔵プログラムの乱数発生サ ブルーチンにより、語を決定して、予約語と組み合わせた形で発声する。
【0036】 これに対して回答者がキー入力を行う(S25)。キー入力の方法は、単音モ ードあるいは録音モードのときの文字入力と同じ方法で行う。つまり、文字キー および必要に応じてサブ文字キーを押す(S26)ことによってキー入力を行う 。
【0037】 この場合、問題に適した文字キー等が入力されると、IC3は内蔵RAMに記 憶している文字データと入力ポートR1〜R11に入力されたデータを比較して同 じ場合は、正解となり(S27)、「ピンポ〜ン/せいかいで〜す。」(前記予 約語9)を発声した(S28)後、例えば、「つぎは/「お」/を/おしてね。 」(前記予約語13、予約語8の複合)と新たな問題が発声され(S24)、キ ー入力待ち状態となる(S25)。
【0038】 一方、入力された文字キー等が誤っていたときは、例えば,「ざんねん/ちが いま〜す。もういちど/「あ」/を/おしてね。がんばってね。」を発声して( S29)、子供を励ますとともに同じ問題を正解するまで繰り返して出題して( S30)、キー入力待ち状態となる(S25)。
【0039】 また、途中で「さいせい」キーが押されると(S31)、今、出題されている 問題を再度発声して(S30)、キー待ち状態となる(S25)。
【0040】 また、途中で「かんかく」キーが押されたときは(S32)、高いビープ音を 発声し(S33)、キー入力待ち状態となる(S25)。
【0041】 また、キー待ち状態の際に学習モードキーが入力されると(S34)、以下の ように動作する。すなわち、「もんだい1」あるいは「もんだい2」の学習モー ドキーが押されると、問題モードとなり(S22)、最初から同様の動作を行う 。
【0042】 「たんおん」あるいは「ろくおん」の学習モードキーが押されると、「もんだ い/おわりね。」と発声して(S35)、単音モードあるいは録音モードに移行 する。
【0043】 以上のような学習玩具によれば、操作が簡易で、しかも、自分が入力した文字 キー(あるいは絵柄キー)に対応する音が聞けるので、幼児の言葉学習に適する という効果を奏する。
【0044】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れるものではなく、問題に対して絵柄キーを入力することによって答えるように しても良い。
【0045】
【考案の効果】
本考案によれば、操作が簡易で、しかも、自分が入力した文字キー(あるいは 絵柄キー)に対応する音が聞けるので、幼児の言葉学習に最適な学習玩具が実現 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例の回路図である。
【図4】本考案の実施例の単音モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【図5】本考案の実施例の録音モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【図6】本考案の実施例の問題モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード 12 スピーカ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習モードキーおよび文字キーを有する
    キーボードを備え、当該キーボードには、前記各キーの
    出力信号に対応したデジタル信号を作成するデジタル信
    号作成部と、入力学習モードキーの出力信号に対応した
    デジタル信号によって学習モードを切り替える学習モー
    ド切替部と、少なくとも前記デジタル信号作成部によっ
    て作成されたデジタル信号を記憶する記憶部と、当該記
    憶部から出力されたデジタル信号によって入力文字キー
    に対応する疑似音声を合成する疑似音声合成部と、その
    疑似音声を増幅する疑似音声増幅部と、その疑似音声を
    出力するスピーカとが付設されていることを特徴とする
    学習玩具。
  2. 【請求項2】 学習モードキーおよび絵柄キーを有する
    キーボードを備え、当該キーボードには、前記各キーの
    出力信号に対応したデジタル信号を作成するデジタル信
    号作成部と、入力学習モードキーの出力信号に対応した
    デジタル信号によって学習モードを切り替える学習モー
    ド切替部と、少なくとも前記デジタル信号作成部によっ
    て作成されたデジタル信号を記憶する記憶部と、当該記
    憶部から出力されたデジタル信号によって入力絵柄キー
    に対応する疑似音声を合成する疑似音声合成部と、その
    疑似音声を増幅する疑似音声増幅部と、その疑似音声を
    出力するスピーカとが付設されていることを特徴とする
    学習玩具。
  3. 【請求項3】 前記学習モードとして問題モードが含ま
    れ、前記記憶部には問題モード下で問題文その他の予約
    語の疑似音声を合成させるためのデジタル信号が記憶さ
    れ、入力文字キーまたは入力絵柄キーの出力信号に対応
    したデジタル信号と前記デジタル信号の全部または一部
    とを比較し、その比較結果に応じた予約語の疑似音声を
    発声させるようにしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の学習玩具。
  4. 【請求項4】 前記キーボードはシート状に構成されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか記
    載の学習玩具。
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