JP3084900U - 懐中電灯機能付携帯電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機のディスプレイ照明の光量を増加
させることにより、ディスプレイ照明に懐中電灯として
の機能を持たせた携帯電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機（１）のディスプレイ部
（２）に光量を増加したディスプレイ照明（３）を設
け、かつ携帯電話機に点灯・消灯スイッチを設けたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、携帯電話機のディスプレイ部のディスプレイ照明の光量をスイッ チ操作により増加させることで、懐中電灯としての機能を持たせた携帯電話機に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、携帯電話機のディスプレイ照明は、ディスプレイに表示される情報を暗 所において確認できるようにすることが主な目的であった。 そのため、ディスプレイ照明の光量は必要最小限のものであり、ディスプレイ 照明を利用して暗所を照らし出すにはあまりに不十分であった。また、ディスプ レイ照明を点灯しても一定時間を経過すると自動的に消灯されるため、継続して 照明を点灯することが出来なかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、これらの欠点を除くためになされたもので、携帯電話機のディスプ レイ照明の光量をスイッチ操作により増加させることで、携帯電話機に懐中電灯 の機能を持たせたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

▲イ▼ 携帯電話機（１）のディスプレイ部（２）に光量を増加したディスプレ イ照明（３）を設ける。 ▲ロ▼ 携帯電話機（１）に点灯・消灯スイッチ（４）を設ける。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案を使用するときは、携帯電話機（１）を持ち、点灯・消灯スイッチ（４ ）を操作する。するとディスプレイ照明（３）が点灯して、ディスプレイ部（２ ）から大量の光が放射されるため、懐中電灯として使用することが出来る。また 、点灯・消灯スイッチ（４）を再度操作することで消灯することが出来る。この ように使用者の意思による点灯・消灯が可能である。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造だから、携帯電話機を携帯するかぎり常時懐中電灯 としての機能を使用することが出来るため、これにより暗所における日常生活の 快適性・安全性が向上する。 第１に、暗所における探し物やメモをとること、文字等を読む場合に、携帯電 話機の懐中電灯機能を使うことで快適に行うことが出来る。 第２に、夜間、携帯電話機の懐中電灯機能を使い、家、自動車、自転車等の鍵 穴を照らすことにより、スムーズに鍵の開閉を行うことが出来る。 第３に、暗い夜道を歩く際、携帯電話の懐中電灯機能を使い、行く手を照らす ことで、道路を通行する自動車、オートバイ、自転車、歩行者等に自分の存在を あらかじめ認識させることが出来るため、交通事故の防止につながる。 第４に、懐中電灯機能を使うことで道路上の障害物や陥没、凍結等といった危 険な状況を早期に発見することが出来るため、不慮の事故を未然に防ぐことが出 来る。 第５に、夜間、懐中電灯機能を使い周囲を照らすことで、不意の暴漢等を予防 する効果がある。 第６に、暗所において、相手に自分の位置を知らせる必要がある場合に、シグ ナルとして活用することも可能である。 第７に、停電などの非常時において、非常灯として応急的に懐中電灯機能付携 帯電話機を活用することが出来る。 なお、ディスプレイ照明の光量を増加させるために、照明出力を増加させても よいし、新たに光源を増設してもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部を切り欠いた正面図である。

【符号の説明】

１ 携帯電話機 ２ ディスプレイ部 ３ ディス
プレイ照明 ４ 点灯・消灯スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】▲イ▼ 携帯電話機（１）のディスプレイ
   部（２）に光量を増加したディスプレイ照明（３）を設
   ける。 ▲ロ▼ 携帯電話機（１）に点灯・消灯スイッチ（４）
   を設ける。 以上のごとく構成された懐中電灯機能付携帯電話機。