JP2545327Y2 - 学習玩具 - Google Patents

学習玩具

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JP2545327Y2
JP2545327Y2 JP1992006985U JP698592U JP2545327Y2 JP 2545327 Y2 JP2545327 Y2 JP 2545327Y2 JP 1992006985 U JP1992006985 U JP 1992006985U JP 698592 U JP698592 U JP 698592U JP 2545327 Y2 JP2545327 Y2 JP 2545327Y2
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公久 上野
敏明 栗田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、学習玩具に関するもの
で、例えば、幼児の発音学習に特に適した学習玩具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】言葉学習をするためのものとして、ひら
がな文字およびそれに対応した絵柄を表示した50音表
や積み木などが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、これらの学
習器具では、音の発声がないため、幼児が一人で言葉の
発音を学習するには不適当であった。
【0004】本考案は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、幼児の発音学習に適した発音玩具を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の学習玩具は、学
習モードキーおよび文字キー(または絵柄キー)を有し
シート状で折畳み可能なキーボードを備え、当該キーボ
ードには、前記各キーからの入力に対応したデジタルデ
ータを作成するデジタルデータ作成部と、前記学習モー
ドキーにより入力再生モードおよび問題モードの間で切
替え可能な学習モード切替部と、前記デジタルデータ作
成部によって作成されたデジタルデータ、問題文その他
の予約語に対応するデジタルデータ、および前記問題文
の正解に対応するデジタルデータを少なくとも記憶する
記憶部と、問題モード下での入力文字キー(または入力
絵柄キー)により前記デジタルデータ作成部で作成され
たデジタルデータと出題された問題文の正解に対応する
デジタルデータとを比較して正否を判別する判別部と、
少なくとも前記記憶部から出力されたデジタルデータに
対応する疑似音声を合成する疑似音声合成部と、その疑
似音声を増幅する疑似音声増幅部と、その疑似音声を出
力するスピーカとが付設され、入力再生モードのときに
は少なくとも入力文字キー(または入力絵柄キー)に対
応する疑似音声を出力し、問題モードのときには少なく
とも問題文および前記判別部での判別結果に対応する疑
似音声を出力することを特徴とする。
【0006】
【作用】この学習玩具によれば、例えば、入力再生モー
ド下で文字キー(または絵柄キー)を入力すれば、当該
文字キーに対応したデジタルデータ(デジタル信号)が
デジタルデータ作成部(デジタル信号作成部)で作成さ
れる。そして、この作成されたデジタルデータは記憶部
に記憶される。その後、入力文字キー(または入力絵柄
キー)に対応した疑似音声が疑似音声合成部によって合
成され、当該疑似音声は疑似音声出力部およびスピーカ
を通じて出力される。よって、操作が簡単で、しかも、
自分が入力した文字キー(または絵柄キー)に対応する
音が聞けるので、幼児の文字学習や言葉学習に好適であ
る。また、キーボードがシート状で折畳み可能に構成さ
れているので、幼児でも片付けが容易にできるし、持運
びも容易にできることになる。
【0007】
【実施例】以下,本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1には実施例の学習玩具の斜視図が示さ
れている。この学習玩具は全体としてシート状のキーボ
ード1を構成している。すなわち、表面には50音文字
(ただし重複文字を除く。)および「しゃ」、「し
ゅ」、「しょ」の文字キーと、「だくてん」、「はんだ
くてん」の各サブ文字キーと、「たんおん」、「ろくお
ん」、「もんだい1」,「もんだい2」の各学習モード
キーと、「さいせい」のサブ学習モードキーと、「かん
かく」のキーが設けられている。また、各キーには、当
該キーに対応する絵柄(図示はしないが、その一例をあ
げれば、文字「あ」なら「あひる」の絵柄、文字「い」
なら「いぬ」の絵柄)が表示されている。なお、同図に
おいて符号2はキーボード1に付設されるIC、スピー
カその他の電子回路部品を収納するためのハウジングを
示している。また、符号25はメインスイッチを示して
いる。
【0009】次に、この学習玩具の動作の概略を説明す
れば、メインスイッチ25をONにすると単音モードに
なり、この状態で文字キーを押すと、押された文字キー
に対応する音を、その度毎に発声する。また、「ろくお
ん」キーを押してから例えば複数の文字キーを押すと、
当該複数の文字キーを記憶し、その後に「さいせい」キ
ーを押すと、押された文字キーに対応する音を連続音で
再生する。この場合、濁音または半濁音を発生させるに
あたっては、「だくてん」または「はんだくてん」のサ
ブ文字キーを押した後、所定の文字キーを押すようにす
る。
【0010】また、「もんだい1」を押すと問題1のモ
ードとなり1語の問題が、「もんだい2」を押すと問題
2のモードとなり2〜4語の問題が、それぞれ出題さ
れ、当該問題に対応する語を幼児が文字キー(必要に応
じてサブ文字キーを加えて)にによって入力する。この
文字キー等が入力されると、正解、不正解が判別され、
不正解の場合には、同じ問題が正解するまで繰り返し出
題される。
【0011】次に、学習玩具の内部構造を説明する。
【0012】この学習玩具のキーボード1は柔軟性を持
っている。このキーボード1は、図2に示すように、表
面を構成するビニール製の表示部シート101と、裏面
を構成するビニール製下シート102とを有している。
そして、この表示部シート101および下シート102
内には、上面に所定の電極パターン103aが形成され
た電極シート103と、導通孔104aが形成されたス
ペーサシート104と、下面に所定の電極パターン10
5aが形成された電極シート105と、例えばウレタン
などの弾性材からなる感触シート106とがこの順に重
畳された状態で組み入れられている。また、下シート1
02には、前記電極シート103の電極パターン103
aおよび電極シート105の電極パターン105aに接
続されるIC、スピーカその他の電子回路部品107が
設けられている。そして、この学習玩具では、表示部シ
ート101の所定部位を指で押すことにより、前記スペ
ーサシート104の導通孔104aを通じて電極シート
(可動接点)105を電極シート(固定接点)103に
接触させ、これによって指で押圧したキー下のシートス
イッチに可動接点側の信号を供給させるようになってい
る。なお、図2において符号2aはハウジングの裏蓋、
108は電池収納部の裏蓋を示している。
【0013】次に、電子回路部品107の構成について
図3を参照して説明すれば、文字キー、サブ文字キー、
学習モードキーおよびサブ学習モードキー等の下にはそ
れぞれシートスイッチが設けられ、それらシートスイッ
チはIC3にそれぞれ接続されている。このIC3は4
ビットのマイクロコンピータであって、所定プログラム
が書き込まれたマスクROM(記憶部)、デジタル信号
作成部、RAM(記憶部)、学習モード切替部(制御部
を含む)、比較部および入出力ポートとを有している。
このIC3の外部クロック端子X、EXには抵抗4およ
びコンデンサ5が接続され、当該IC3内部の発振回路
に接続される。また、IC3の出力端子O0〜O7は音声
合成用LSI6の入力端子I0〜I6、STに接続され
る。
【0014】音声合成用LSI6は、音声データを格納
するマスクROM、12ビットのD/Aコンバータ、L
・P・F(ローパスフィルタ)を内蔵する波形符号化方
式の集積回路であって、IC3の制御によって所定の疑
似音声を出力するようになっている。この音声合成用L
SI6に接続されるコンデンサ7、抵抗8、9は、当該
LSI6のサンプリングクロックを生成するためのCR
発振器を構成する。
【0015】また、LSI6にはオーディオ増幅器11
が接続され、LSI6の疑似音声出力を増幅しスピーカ
12に出力するようになっている。つまり、LSI6の
疑似音声出力端子AFはダイオード13、抵抗14、コ
ンデンサ16を介してオーディオ増幅器11のAin端
子に接続される。ここで、ダイオード13はLSI6の
L・P・F出力のポップノイズを低減させ、コンデンサ
16は直流阻止用コンデンサで、疑似音声のみを通過さ
せオーディオ増幅器に供給するように働く。また、抵抗
14はダイオード13に流れる電流を決定し、かつ、コ
ンデンサ17とともにL・P・Fを構成して疑似音声出
力に含まれるLSI6のサンプリングクロック成分を低
減させるように働く。また、抵抗18およびコンデンサ
19はオーディオ増幅器11の利得を決定し、コンデン
サ20は直流電流通過阻止用バイパスコンデンサとして
働く。
【0016】最後に、本学習玩具の電源系統を説明すれ
ば、単3乾電池4本で構成されDC6Vを出力する電池
21のプラス側は、IC3、LSI6およびオーディオ
増幅器11の電源入力端子に接続される。一方、電池2
1のマイナス側はメインスイッチ25の接点25aに接
続される。スイッチ25のセンター接点25cはアース
に接続され、b接点25bは、コンデンサ22、23と
抵抗24によるデカップリング回路の負荷側に抵抗26
を介して接続される。ここで、a接点25aとセンター
接点25cとは電源ONの場合に接触し、b接点25b
とセンター接点25cとは電源OFFの場合に接触す
る。また、抵抗26は電源OFFの場合にコンデンサ2
2、23に蓄積した電荷をアースに放出するとともにス
イッチ25の接点に大電流が流れるのを防止するように
働く。
【0017】続いて、これら電子回路部品107の動作
について説明すれば、先ず、スイッチ25によって電源
をONにすると電池21の出力がIC3等に供給されて
動作状態となり、IC3は出力ポートP0〜P3、R0
パルス「1」を所定周期でサイクリック状に出力する。
このときシートスイッチの電極シート(可動接点)10
5の電極105aと電極シート(固定接点)103の電
極103aとは接触していないため、接点ラインL1
4と入力ラインL6〜L17とは分離した状態となってい
る。
【0018】このような状態から、先ず、ひらがな文字
の例えば「て」を選択した場合を例に説明すれば、
「て」に相当する文字キーS1を押すと、当該文字キー
S1に対応する可動接点が固定接点に接触する。する
と、IC3の出力ポートP3から出力された信号「1」
が接点ラインL4および接点ラインL9を介してIC3の
入力ポートR4に向けて出力される。これによって、I
C3は文字「て」が選択されたことを判別する。そし
て、IC3は、マスクROMに書き込まれている疑似音
声データの文字「て」に対応するデジタル信号列により
構成されるアドレスコードを出力ポートO0〜O6からL
SI6の入力ポートI0〜I6に向けて出力するととも
に、「0」のアドレス取込み用信号sadを出力ポート
7からLSI6の入力ポートSTに向けて出力する。
【0019】すると、LSI6は音声合成動作を開始
し、アドレスコードを内部に取り込み、ラッチする。L
SI6はアドレスコードに対応するデジタル信号を、内
蔵の波形符号化方式のシンセサイザー、DAコンバータ
により疑似音声に変換した後、タイミングコントローラ
のタイミングクロック成分を除去するL・P・Fを通過
した疑似音声を出力ポートAFからオーディオ増幅器1
1の入力端子Ainに出力する。そして、オーディオ増
幅器11はひらがな「て」の疑似音声を増幅してスピー
カに出力する。
【0020】次に、濁音(「が」、「ぎ」等)、半濁音
(「ぱ」、「ぴ」等)の発声について説明すれば、「だ
くてん」または「はんだくてん」に相当するサブ文字キ
ーS2を押すと、通常の文字を選択する場合と同様にI
C3の出力ポートP0の出力が固定接点ラインL17を介
してIC3の入力ポートR12に入力される。IC3は、
「だくてん」または「はんだくてん」が選択されたこと
を判別し、次の文字が入力ポートR1〜R11に入力され
るまで待機し、次に、入力された文字の濁音に対応する
アドレスコードを出力ポートO0〜O6からLSI6の入
力ポートI0〜I6に出力する。その後の動作は通常の文
字の場合と同様で、アドレスコードに対応する疑似音声
がスピーカ12から出力される。
【0021】次に、録音、再生について説明すれば、ま
ず、「ろくおん」に相当する学習モードキーS3を押す
と、IC3の出力ポートP3から出力された信号「1」
が接点ラインL4および接点ラインL17を介して入力ポ
ートR12に入力される。この信号の入力により、IC3
は、RAMに書き込まれているLSI6の疑似音声アド
レスを消去する。そして、入力された文字若しくはスペ
ースに対応するLSI6の疑似音声データのアドレス
を、RAMに書き込むと同時に録音文字を発声させる。
その後に、「さいせい」に相当するサブ学習モードキー
S4を押すと、RAMに書き込まれたLSI6の疑似音
声データのアドレス信号およびアドレス読込み用信号s
adが一定のタイミングで出力ポートO0〜O7からLS
I6の入力ポートI0〜I6に向けて出力され、疑似音声
として再生される。
【0022】また、予約語の発声について説明すれば、
IC3のマスクROMには特に限定はされないが予め2
1パターンの言葉を予約語が書き込んであり、モード選
択した場合等にIC3の入力ポートR10〜R12に所定の
入力があるとIC3は、内蔵マスクROMに書き込んで
ある予約語のデータを1単語毎に出力ポートO0〜O6
介してLSI6の入力ポートI0〜I6に向けて出力する
とともに、LSI6のアドレス取込み用信号sadを出
力ポートO7からLSI6の入力ポートSTに出力す
る。これによって、予約語がスピーカ12から出力され
る。なお、予約語の発声時にはIC3は入力ポートR1
〜R12の入力を受け付けない。なお、IC3は、必要に
応じて予約語同士若しくは予約語とキーシートスイッチ
で選択されたひらがな文字を組み合わせてLSI6の入
力ポートに向けてアドレスデータを出力する。
【0023】なおちなみに、予約語としては、以下の2
1パターンが内蔵ROM化されている。
【0024】 1 「は〜い/みんな/いっしょにあそぼ」 2 「ろくおん」 3 「ろくおん/おわりね」 4 「すきなことば/おしてね」 5 「もう/ろくおん/できませ〜ん/さいせいキー/
を/おしてね」 6 「ろくおん/してから/おしてね」 7 「は〜い/もんだいです」 8 「〜を/おしてね」 9 「ピンポ〜ン/せいかいで〜す」 10 「は〜い/せいかいで〜す」 11 「は〜い/よくできました」 12 「ピンポ〜ン/よくできました」 13 「つぎは」 14 「〜だよ」 15 「こんどは」 16 「ブー/ちがいま〜す」 17 「ブー/ざんねん」 18 「もういちど」 19 「よくかんがえてね」 20 「がんばってね」 21 「もんだい/おわりね」
【0025】以下に、遊び方について図4から図6のフ
ローチャートを参照して具体的に説明する。
【0026】本学習玩具は図4の単音モード(通常モー
ド)、図5の録音モード(再生をも含む)および図6の
問題モードの3種類を有している。単音モードおよび録
音モードを入力したものを再生する入力再生モードとと
らえれば、本学習玩具は入力再生モードと問題モードと
の2種類を有している。
【0027】まず、単音モードについて図4のフローチ
ャートを参照して説明すれば、メインスイッチ25をO
N(S1)にすると、「は〜い/みんな/いっしょにあ
そぼ。」(前記予約語1)と発声(S2)した後、この
単音モードになる(S3)。また、他のモードから「た
んおん」キーが押された場合にもこのモードになる。そ
して、この単音モードになると「すきなことば/おして
ね。」(前記予約語4)と発声(S4)した後、キー入
力待ちとなる。最初に文字キーの入力があると(S
5)、その文字に対応する音を発声して(S6)、次の
キーの入力を待つ。一方、最初に「かんかく」キーの入
力があると(S7)、ビープ音を発声し、次の文字キー
の入力を待つ。また、最初に「だくおん」キーまたは
「はんだくおん」キーの入力があると、次の文字キーの
入力を待って、文字キー入力があると、当該文字の濁音
または半濁音を発声する。この単音モードから他のモー
ドへの移行は他の学習モードキーを押すことによってな
される(S8)。
【0028】次に、録音モードについて図5のフローチ
ャートを参照して説明すれば、他のモード状態で「ろく
おん」キーが押されると、録音モードになり(S9)、
「ろくおん/すきなことば/おしてね。」と発声して
(S10)、それまで録音されているIC3内蔵のRA
Mの内容が消去され(S11)、録音待ち(キー入力待
ち)となる(S12)。
【0029】ここで、文字キーおよび必要なサブ文字キ
ーを入力すると(S13)、当該文字キー等に対応する
音を発声し(S14)、記憶文字等が32文字以内のと
きは、そのままIC3のRAM内に記憶される(S1
5)。一方、記憶文字が32文字以上のときは、途中で
「もう/ろくおん/できませ〜ん/さいせいキー/を/
おしてね。」(前記予約語5)と発声して、キー入力待
ちとなる。この場合において、濁音、半濁音も入力可能
で1文字として数える。また、存在しないキー(濁点付
きの「あ」等)が入力された場合は、ビープ音を発声
し、キー入力待ちとなる。また、スペースキーが押され
ると(S16)、高いビープ音を発声し、IC3内蔵の
RAMには約0.2秒の無音が記憶される(S15)。
【0030】このようにして録音が終了したなら、「さ
いせい」キーを押す(S17)。すると、録音した内容
を連続的に発声する(S18)。この場合、まだ録音さ
れてない場合には、「ろくおん/してから/おして
ね。」(前記予約語6)と発声する。
【0031】キー入力待ちの際又は再生後に、他のモー
ドのキー入力があった場合において(S19)、「ろく
おん/おわりね。」(前記予約語3)と発声して(S2
0)、他のモードに移行する(S21)。
【0032】また、キー入力待ちの際又は再生後に、
「ろくおん」キーが再度入力されたときは、「ろくおん
/すきなことばおしてね。」と発声して(S10)、録
音内容を消去した後(S11)、初期のキー入力待ちの
状態となる(S12)。
【0033】なお、録音モード時に録音された内容は、
モードが移行しても電源がOFFするか、再度、ろくお
んキーが入力されるまでその録音内容は消去されない。
【0034】次に、問題モードについて図5のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0035】「もんだい1」あるいは「もんだい2」の
キーが押されると、問題モードとなり(S22)、「は
ーい/もんだいです。」(前記予約語7)と発声する
(S43)。その後、「もんだい1」にあっては、1語
の問題(例えば「あ/を/おしてね。」(前記予約語
8))が,「もんだい2」にあっては、2〜4語の問題
(例えば「ばなな/を/おしてね。」(前記予約語
8))がそれぞれ出題される(S24)。このように、
出題に際しては、IC3は内蔵プログラムの乱数発生サ
ブルーチンにより、語を決定して、予約語と組み合わせ
た形で発声する。
【0036】これに対して回答者がキー入力を行う(S
25)。キー入力の方法は、単音モードあるいは録音モ
ードのときの文字入力と同じ方法で行う。つまり、文字
キーおよび必要に応じてサブ文字キーを押す(S26)
ことによってキー入力を行う。
【0037】この場合、問題に適した文字キー等が入力
されると、IC3は内蔵RAMに記憶している文字デー
タと入力ポートR1〜R11に入力されたデータを比較し
て同じ場合は、正解となり(S27)、「ピンポ〜ン/
せいかいで〜す。」(前記予約語9)を発声した(S2
8)後、例えば、「つぎは/「お」/を/おしてね。」
(前記予約語13、予約語8の複合)と新たな問題が発
声され(S24)、キー入力待ち状態となる(S2
5)。
【0038】一方、入力された文字キー等が誤っていた
ときは、例えば,「ざんねん/ちがいま〜す。もういち
ど/「あ」/を/おしてね。がんばってね。」を発声し
て(S29)、子供を励ますとともに同じ問題を正解す
るまで繰り返して出題して(S30)、キー入力待ち状
態となる(S25)。
【0039】また、途中で「さいせい」キーが押される
と(S31)、今、出題されている問題を再度発声して
(S30)、キー待ち状態となる(S25)。
【0040】また、途中で「かんかく」キーが押された
ときは(S32)、高いビープ音を発声し(S33)、
キー入力待ち状態となる(S25)。
【0041】また、キー待ち状態の際に学習モードキー
が入力されると(S34)、以下のように動作する。す
なわち、「もんだい1」あるいは「もんだい2」の学習
モードキーが押されると、問題モードとなり(S2
2)、最初から同様の動作を行う。
【0042】「たんおん」あるいは「ろくおん」の学習
モードキーが押されると、「もんだい/おわりね。」と
発声して(S35)、単音モードあるいは録音モードに
移行する。
【0043】以上のような学習玩具によれば、操作が簡
易で、しかも、自分が入力した文字キー(あるいは絵柄
キー)に対応する音が聞けるので、幼児の言葉学習に適
するという効果を奏する。
【0044】以上、本考案の実施例について説明した
が、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、問題に対して絵柄キーを入力することによって答え
るようにしても良い。
【0045】
【考案の効果】本考案によれば、操作が簡単で、しか
も、自分が入力した文字キー(または絵柄キー)に対応
する音が聞けるので、幼児の文字学習や言葉学習に最適
な学習玩具が実現できる。また、キーボードがシート状
で折畳み可能に構成されているので、幼児でも片付けが
容易にできるし、持運びも容易にできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例の回路図である。
【図4】本考案の実施例の単音モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【図5】本考案の実施例の録音モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【図6】本考案の実施例の問題モードの動作状態を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード 12 スピーカ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習モードキーおよび文字キーを有しシ
    ート状で折畳み可能なキーボードを備え、当該キーボー
    ドには、前記各キーからの入力に対応したデジタルデー
    タを作成するデジタルデータ作成部と、前記学習モード
    キーにより入力再生モードおよび問題モードの間で切替
    え可能な学習モード切替部と、前記デジタルデータ作成
    部によって作成されたデジタルデータ、問題文その他の
    予約語に対応するデジタルデータ、および前記問題文の
    正解に対応するデジタルデータを少なくとも記憶する記
    憶部と、問題モード下での入力文字キーにより前記デジ
    タルデータ作成部で作成されたデジタルデータと出題さ
    れた問題文の正解に対応するデジタルデータとを比較し
    て正否を判別する判別部と、少なくとも前記記憶部から
    出力されたデジタルデータに対応する疑似音声を合成す
    る疑似音声合成部と、その疑似音声を増幅する疑似音声
    増幅部と、その疑似音声を出力するスピーカとが付設さ
    れ、入力再生モードのときには少なくとも入力文字キー
    に対応する疑似音声を出力し、問題モードのときには少
    なくとも問題文および前記判別部での判別結果に対応す
    る疑似音声を出力することを特徴とする学習玩具。
  2. 【請求項2】 学習モードキーおよび絵柄キーを有しシ
    ート状で折畳み可能なキーボードを備え、当該キーボー
    ドには、前記各キーからの入力に対応したデジタルデー
    タを作成するデジタルデータ作成部と、前記学習モード
    キーにより入力再生モードおよび問題モードの間で切替
    え可能な学習モード切替部と、前記デジタルデータ作成
    部によって作成されたデジタルデータ、問題文その他の
    予約語に対応するデジタルデータ、および前記問題文の
    正解に対応するデジタルデータを少なくとも記憶する記
    憶部と、問題モード下での入力絵柄キーにより前記デジ
    タルデータ作成部で作成されたデジタルデータと出題さ
    れた問題文の正解に対応するデジタルデータとを比較し
    て正否を判別する判別部と、少なくとも前記記憶部から
    出力されたデジタルデータに対応する疑似音声を合成す
    る疑似音声合成部と、その疑似音声を増幅する疑似音声
    増幅部と、その疑似音声を出力するスピーカとが付設さ
    れ、入力再生モードのときには少なくとも入力絵柄キー
    に対応する疑似音声を出力し、問題モードのときには少
    なくとも問題文および前記判別部での判別結果に対応す
    る疑似音声を出力することを特徴とする学習玩具。
JP1992006985U 1992-01-23 1992-01-23 学習玩具 Expired - Lifetime JP2545327Y2 (ja)

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