JPH07114064B2 - ディジタルデータ記録再生装置 - Google Patents

ディジタルデータ記録再生装置

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JPH07114064B2
JPH07114064B2 JP12291988A JP12291988A JPH07114064B2 JP H07114064 B2 JPH07114064 B2 JP H07114064B2 JP 12291988 A JP12291988 A JP 12291988A JP 12291988 A JP12291988 A JP 12291988A JP H07114064 B2 JPH07114064 B2 JP H07114064B2
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隆尚 中西
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープによるディジタルデータの記録再生装
置に関するものである。
従来の技術 近年ディジタル記録再生技術は、広い分野に応用される
ようになり、特にディジタルオーディオ分野ではめざま
しい発展を遂げ、回転ヘッド方式のディジタル・オーデ
ィオ・テープレコーダ(DAT)が実用化されるに至って
いる。
また一方、DATなどの回転ヘッド方式の、テープを記録
媒体とするディジタルデータ記録再生技術をコンピュー
タの補助記憶装置へ応用しようとする試みが盛んとなっ
てきた。これらの装置はディジタル化されたオーディオ
データの代わりにコンピュータから与えられるディジタ
ルデータを予め設定された一定量のデータ形式であるデ
ータブロック毎に順次記録し、また再生時にはオーディ
オ用途の場合と同じくトラック上に記録されたトラック
同期信号を基準としてトラッキングしながらディジタル
データを読み取りデータブロックとして出力するもので
あり、極めて大容量データの記録,再生、及び保存を可
能にしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では、データブロ
ックがコンピュータから与えられた順番にテープ上に記
録されるため、2種類以上の系列のデータブロックが順
不同に与えられた場合、これを上記系列に従って分類し
てテープ上に記録することができず、再生時に処理時間
が増大するという問題点を有していた。また、上記のよ
うな従来の構成では上記問題点を解決するために、テー
プ上の任意の位置にあるデータブロック領域を書き換え
る。または任意の位置にデータブロック領域を形成する
といった機能が必要となるが、このためには初期フォー
マット動作として長大なテープ全体にわたりトラックを
形成し、トラック同期信号を確定しなければならず、上
記初期フォーマット動作に長大な時間が必要であるとい
う問題点をも有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、長大な上記初期フォーマッ
ト動作を必要とせず、コンピュータから順不同で与えら
れる上記データブロックをテープ上で分類して記録し、
速やかな再生動作を実現するディジタルデータ記録再生
装置を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のディジタルデータ記
録再生装置は、ディジタルデータと制御情報とを外部装
置から送信受信する通信手段と、上記通信手段から得る
データブロックが記録されるデータブロック領域をデー
タ再生動作用のトラッキング基準信号であるトラック同
期信号を含まない信号を記録することにより形成するデ
ータブロック記録手段と、データブロック領域と上記デ
ータブロック領域に連続した予約領域とから成るデータ
ボリューム領域と上記データボリューム領域に先行する
アンブル領域とを形成するとともに、上記トラック同期
信号を記録し、上記データボリューム領域固有の識別情
報を識別情報記録領域に記録するデータボリューム記録
手段と、上記制御情報に応じ、予め設定された制御手順
に従い上記データブロック記録手段と上記データボリュ
ーム記録手段とを制御する制御手段とを備たものであ
る。
作用 本発明は上記した構成によって、テープ上に複数のデー
タボリューム領域を形成し、コンピュータから制御情報
と共に与えられるデータブロックを上記制御情報により
指示される上記データボリュームの予約領域内に新たに
データブロック領域を形成するか、または既に形成され
ているデータブロック領域を書き換えることにより、上
記コンピュータから上記制御情報と共に順不同で与えら
れるデータブロックを適切なデータボリューム領域に分
類して記録することができる。また、テープ上の上記ボ
リューム領域のフォーマットは、上記データボリューム
領域形成時に上記制御情報により指示される適切な必要
量の予約領域を形成することにより実現されるため、長
大なテープ全体にわたる長時間の初期フォーマット動作
を行うことは無い。
すなわち、長大なテープを複数の領域に分割しデータブ
ロックを分類して記録することにより容易にデータ管理
が実現でき、速やかなデータ再生が実現できるものであ
る。
実施例 以下、本発明のディジタルデータ記録再生装置の一実施
例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルデータ記
録再生装置の構成を示すものである。第1図に於いて、
1はカセットハーフ、2はリール、3はテープ、4はシ
リンダ、5a,5bはヘッド、6はテープ3を走行させるキ
ャプスタン、7はリール2とシリンダ4とキャプスタン
6の動作を制御するメカニズム制御部、8は記録動作で
はディジタルデータを符号化しヘッド5a,5bへ記録信号
を供給し、再生動作ではヘッド5a,5bから得られる再生
信号からトラック同期信号を分離しメカニズム制御部7
に上記トラック同期信号を伝達するとともに、上記再生
信号を復号しディジタルデータを出力する信号処理部で
あり、9は記録動作ではデータ管理情報であるデータボ
リューム識別コードを補助データとして信号処理部8に
供給し、再生動作では上記データボリューム識別コード
を抽出し出力する補助データ処理部である。10はディジ
タルデータと制御情報とを外部装置と送受信する通信部
であり、11は通信部10が授受する上記ディジタルデータ
を一時的に記憶するデータバッファである。12は記録時
にはデータバッファ11のデータ転送を制御し、再生時に
はデータバッファ11のデータ伝送を制御すると共に補助
データ処理部9から上記データボリューム識別コードを
入力するデータブロック記録再生制御部であり、13はデ
ータバッファ11のデータ転送を制御し補助データ処理部
9へ上記データボリューム識別コードを出力するデータ
ボリューム記録制御部である。14は通信部10から上記制
御情報を入力し予め設定された制御手順に従ってメカニ
ズム制御部7に動作司令を、データブロック記録再生制
御部12にデータブロック記録再生制御情報を、データボ
リューム記録制御部13にデータボリューム記録制御情報
をそれぞれ供給するシステム制御部である。
以上のように構成されたディジタルデータ記録再生装置
の動作には基本動作であるデータ記録再生動作と実用動
作であるデータ管理動作とがあるが、以下詳細に説明す
る。
先ず、基本動作である上記データ記録再生動作について
説明する。上記データ記録再生動作は、トラック形成動
作,トラック再生動作,メインデータ書き換え動作から
なる。
トラック形成動作に於いては、データボリューム記録制
御部13が基本的な制御を実行する。第1図に於いて、デ
ータボリューム記録制御部13はシステム制御部14を介し
てメカニズム制御部7に動作指令を与えると共に外部装
置から通信部10を介してデータバッファ11に一時記憶さ
れたデータをメインデータとして信号処理部8に転送さ
せ、さらに補助データ処理部9に補助データを与える。
メカニズム制御部7は上記制御指令に従いリール2にテ
ンションを与え、キャプスタン6を一定速度で回転させ
ることによりテープ3を一定速度で駆動し、さらにシリ
ンダ4を一定速度で回転させる。信号処理部8は補助デ
ータ処理部9から与えられる上記補助データと、データ
バッファ11から与えられる上記メインデータとを処理し
トラック同期信号を付加し、トラック形成信号に変換し
てヘッド5a,5bに順次出力することにより、テープ3上
に斜めのトラックを連続的に形成する。
第2図には上記トラック形成動作によって形成されるテ
ープ3上のトラックの構成を示す。第2図で矢印Aに示
される1本のトラックは、矢印Bに示される補助データ
記録領域と、矢印Cに示されるトラック同期信号記録領
域と、矢印Dに示されるメインデータ記録領域から構成
される。またテープ3上には、Eに示すように矢印Aに
示すトラックと同一の構造をもった複数のトラックが連
続的に構成されるのである。
トラック再生動作に於いては、データブロック記録再生
制御部12が基本的な制御を実行する。第1図に於いて、
データブロック記録再生制御部12はシステム制御部14を
介してメカニズム制御部7に動作指令を与える。信号処
理部8はヘッド5a,5bから出力される再生信号からトラ
ック同期信号を抽出しメカニズム制御部7に出力する。
メカニズム制御部7はリール2にテンションを与え、上
記トラック同期信号を基準にキャプスタン6の回転速度
とシリンダ4の回転位相の同期制御を行うことにより、
ヘッド5a,5bをテープ3上に構成されたトラックに正確
にトレースさせる。一方信号処理部8は上記再生信号を
処理し、上記補助データを補助データ処理部9に、上記
メインデータをデータバッファ11に、それぞれ出力す
る。データブロック記録再生制御部12はデータバッファ
11に一時的に記憶された上記メインデータをデータとし
て順次通信部10に転送させることにより、テープ3上に
記録されたデータを読み出すことができる。すなわち、
第2図に示したように上記トラック形成動作によって形
成されたトラックでは各トラックの上記トラック同期信
号記録領域がテープ3上で予め定められた寸法精度で確
定しているため、上述した正確なトラッキングによるト
ラック再生動作,データ読み取りが可能となっている。
メインデータ書き換え動作はテープ3上に形成された上
記トラックの上記メインデータ部分のみを変更する動作
であるが、この場合、データブロック記録再生制御部12
が基本的な制御を実行する。第1図に於いて、データブ
ロック記録再生制御部12はシステム制御部14を介してメ
カニズム制御部7に制御指令を与え、外部装置から通信
部10を介してデータバッファ11に一時的に記憶されたデ
ータを信号処理部8に転送する。メカニズム制御部7は
信号処理部8から与えられる上記トラック同期信号を基
準にヘッド5a,5bをテープ3上に構成されたトラックに
正確にトレースさせることは上記トラック再生動作の場
合と同じである。信号処理部8はデータバッファ11から
与えられる上記データをメインデータとして処理し、第
2図Dに示したメインデータ記録領域の記録信号を生成
し、シリンダ4の回転位相に同期してヘッド5a,5bが上
記メインデータ記録領域を通過する時のみ出力すること
により、上記メインデータ記録領域を書き換えるのであ
る。すなわち、メインデータ書き換え動作に於いては、
既にトラック形成動作に於いて形成されたトラックの上
記トラック同期信号記録領域になんらの変化を与えるこ
と無く上記メインデータ記録領域のみ変更するものであ
る。
次に、本実施例の実用動作である上記データ管理動作に
ついて詳しく説明する。上記データ管理動作は、データ
ボリューム作成動作と、データブロック書き換え動作
と、データブロック読み出し動作からなる。システム制
御部14は上記外部装置から通信部10を介して与えられる
制御情報を解釈し、上記外部装置から要求されたデータ
管理動作の種類を判定し、それが上記データボリューム
作成動作であればデータボリューム記録制御情報を生成
しデータボリューム記録制御部13に転送し、あるいは上
記データブロック書き換え動作か上記データブロック読
み出し動作であればデータブロック記録再生制御情報を
生成しデータブロック記録再生制御部12に転送する。
上記データボリューム作成動作に於いて、データボリュ
ーム記録制御部13は上記データボリューム記録制御情報
に示されたトラック数のデータボリュームを、上記デー
タボリューム記録情報に示されたデータボリューム識別
コードを補助データとして、上述したトラック形成動作
によりテープ3上に作成する。第3図にはテープ3上に
作成された2つの上記データボリュームをF,Gに示す。
第3図に於いて、矢印Hは上記メインデータ記録領域に
ダミーデータが記録された複数のトラックから成るアン
ブル領域であり、矢印Iに示すデータボリュームの境界
では上記トラック同期信号記録領域のテープ3上での位
置関係が不正規であるが、矢印Jに示す上記アンブル領
域と上記データボリューム領域の境界は上記トラック同
期信号記録領域の位置関係が正規の状態で確定してお
り、再生動作時に矢印Iの境界でトラッキングが同期は
ずれを発生しても上記アンブル領域を走行中に再度トラ
ッキング同期引き込みが達成され、上記データボリュー
ム領域に記録されたデータを正確に読み出すことができ
る。矢印K,Lはそれぞれデータボリューム領域Gに含ま
れる2つのデータブロック領域を示す。第4図にはデー
タブロック領域K,Lの構造を示す。上記データブロック
領域とは、第1図で外部装置から通信部10を介してデー
タバッファ11に一時的に記憶されたデータを、予め設定
されたデータ量を単位として複数の上記トラックのメイ
ンデータ記録領域に記録されたものであり、第4図に示
した例では4トラックを上記単位として上記データブロ
ックが構成されている。第3図及び第4図で、矢印Mは
予約領域を示す。上記予約領域とは、上記データボリュ
ーム記録制御情報によって示されたデータボリュームの
トラック数に対し外部装置から与えられた上記データブ
ロックを構成するデータ、すなわち記録すべきデータが
不足する場合、データボリューム記録制御部13がデータ
バッファ11から信号処理部8にダミーデータを転送さ
せ、上記ダミーデータをメインデータ領域に記録したト
ラックで構成させた領域のことであり、そのトラック同
期信号記録領域は正規の状態に確定している。
以上のようにデータボリューム作成動作ではデータボリ
ューム記録制御部13は、上記データブロック領域と上記
予約領域から成る指定されたトラック数の上記データボ
リューム領域と上記アンブル領域とをテープ3上に作成
するのである。
次に、上記データブロック書き換え動作について説明す
る。上記データブロック書き換え動作に於いて、データ
ブロック記録再生制御部12はシステム制御部14から与え
られた上記データブロック記録再生制御情報に示された
データボリューム識別情報から、書き換えるべきデータ
ブロック領域の存在する該当データボリュームを解釈
し、更に上記データブロック書き換え動作が既にテープ
3上に形成されている上記データブロック記録再生制御
情報で指定されたデータブロック領域の内容変更で実現
するものであるのか、或いは新たにデータブロック領域
を作成することで実現するものであるのかを判断する。
データブロック記録再生制御部12は、上記指定されたデ
ータブロック領域の内容変更である場合には上記該当す
るデータボリュームの上記指定されたデータブロックの
メインデータ記録領域を、上記新たなデータブロック領
域を作成するものである場合には上記該当するデータボ
リューム領域の上記予約領域の先頭トラックからのメイ
ンデータ記録領域を、それぞれ上述したメインデータ書
き換え動作により書き換える。
第5図には上記データブロック書き換え動作によって第
3図に示した状態から変更されたデータブロック領域の
テープ3上での状態を示す。第5図に於いて、矢印Nは
上記予約領域の先頭領域から上記メインデータ書き換え
動作によって変換された新たなデータブロック領域を示
しており、またこのデータブロックは既に形成されてい
るデータブロック領域に連続するという特徴をもつ。一
方、矢印Kは、既に形成されていたデータブロック領域
であるが上記メインデータ書き換え動作によってデータ
の内容が変更された領域であることを示す。
以上のようにデータブロック書き換え動作では、任意の
データボリューム領域の任意のデータブロック領域を書
き換えるランダムライト機能が実現でき、また、任意の
データボリューム領域に新たなデータブロック領域を追
加するアペンド機能が実現できる。
次に、上記データブロック読み出し動作について説明す
る。上記データブロック読み出し動作に於いて、データ
ブロック記録再生制御部12は上記データブロック記録再
生制御情報に示された再生すべきデータブロック領域
と、そのデータブロック領域が含まれる上記データボリ
ューム領域の識別コードを解析し、該当する上記データ
ボリューム領域のデータブロック領域を上述したトラッ
ク再生動作によって再生し、データバッファ11に一時的
に記憶させた再生データをデータブロック単位に管理
し、通信部10を介して外部装置に転送することでデータ
ブロック読み出し動作を完了する。すなわち、上記デー
タブロック読み出し動作では、上記データブロック単位
のランダムリード機能を実現することができる。
以上のように本実施例では、データブロック記録再生制
御部12と、データボリューム記録制御部13と、システム
制御部14を設けたことにより、テープ3上に一つ以上の
データボリューム領域を形成し、記録すべきデータをデ
ータブロック単位に任意の上記データボリューム領域に
追加記録することができる。すなわち、外部装置から転
送されるデータの転送順に関わらず、上記記録すべきデ
ータを上記データボリュームを分類項目として上記デー
タブロック単位に分類整理してテープ上に記録すること
ができ、再生時には、既に分類されたデータが連続して
テープ3上に記録されているのであるから、高速な連続
再生が実現されることとなる。また、データボリューム
形成時に上記予約領域を形成することにより上記データ
ボリューム領域毎にテープのフォーマットが実現される
ため、テープ全体に渡る長大な初期フォーマット動作を
行う必要が無い。更に、上記データブロック単位にラン
ダムリード,ランダムライトといったランダムアクセス
機能を実現することができるものである。
なお、システム制御部14,データブロック記録再生制御
部12,データボリューム記録制御部13,補助データ処理部
9,メカニズム制御部7はそれぞれ独立な制御部または処
理部としたが、これらはそのいくつかを統合してマイク
ロコンピュータで構成し、そのソフトウェアとして実現
してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、ディジタルデータと制御情報と
を外部装置から送信受信する通信手段と、上記通信手段
から得るデータブロックが記録されるデータブロック領
域をトラック同期信号を含まない信号を記録することに
より形成するデータブロック記録手段と、上記データブ
ロック領域と上記データブロック領域に連続した予約領
域とから成るデータボリューム領域と上記データボリュ
ーム領域に先行するアンブル領域とを形成するととも
に、上記トラック同期信号を記録し、データボリューム
領域固有の識別情報を識別情報記録領域に記録するデー
タボリューム記録手段と、上記制御情報に応じ、予め設
定された制御手順に従い上記データブロック記録手段と
上記データボリューム記録手段とを制御する制御手段と
を設けることにより、テープ上に一つ以上の上記データ
ボリューム領域を形成し、記録すべき上記ディジタルデ
ータをデータブロック単位に任意の上記データボリュー
ム領域に追加記録することができるものである。すなわ
ち、上記外部装置から転送されるデータの転送順に関わ
らず、上記記録すべきディジタルデータを上記データボ
リュームを分類項目として上記データブロック単位に分
類整理してテープ上に記録することができるから容易に
実用的なデータ管理が実現でき、再生時には、既に分類
され連続したデータブロックとしてテープ上に記録され
ているデータを再生することとなるから、高速な連続再
生が実現されることとなる。
また、データボリューム形成時に上記予約領域を形成す
ることにより上記データボリューム領域毎にテープのフ
ォーマット動作が実現されるため、テープ全体に渡る長
大な初期フォーマット動作を行う必要が無い。
更に、上記データブロック単位にランダムリード,ラン
ダムライトといったランダムアクセス機能を実現するこ
ともでき、しかも簡素な構成で容易に実現できるもので
あるから産業上その効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図はテープ上
に形成されるトラックの構成図、第3図はテープ上に構
成されるデータボリューム領域の構成図、第4図はテー
プ上に構成されるデータブロック領域の構成図、第5図
はテープ上で変更されたデータブロック領域の構成図で
ある。 1……カセットハーフ、2……リール、3……テープ、
4……シリンダ、5a,5b……ヘッド、6……キャプスタ
ン、7……メカニズム制御部、8……信号処理部、9…
…補助データ処理部、10……通信部、11……データバッ
ファ、12……データブロック記録再生制御部、13……デ
ータボリューム記録制御部、14……システム制御部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つ以上のヘッドを回転させることによっ
    てテープ上に斜めのトラックを形成するディジタルデー
    タ記録再生装置であって、ディジタルデータと制御情報
    とを外部装置から送信受信する通信手段と、上記通信手
    段から得るデータを含む一連のデータであるデータブロ
    ックが記録されるテープ上の連続した複数のトラックの
    組みであるデータブロック領域を形成するデータブロッ
    ク記録手段と、一つ以上の連続した上記データブロック
    領域と、予め設定されたデータを記録する一つ以上の連
    続したトラックの組みであり上記連続したデータブロッ
    ク領域に連続した領域である予約領域とから成るデータ
    ボリューム領域を形成するデータボリューム記録手段
    と、上記制御情報に応じ、予め設定された制御手順に従
    い上記データブロック記録手段と上記データボリューム
    記録手段とを制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するディジタルデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】データボリューム記録手段は、テープ上の
    一つ以上の連続したトラックの組みであるアンブル領域
    と、データボリューム領域とを形成する制御手順を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】データボリューム記録手段は、データボリ
    ューム領域固有の識別情報を上記データボリューム領域
    の一部であり予め設定された識別情報記録領域に記録す
    る制御手順を備えたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタルデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】データボリューム記録手段は、データ再生
    動作のトラッキング基準信号であるトラック同期信号を
    データボリューム領域を構成するトラックに記録する制
    御手順を備えたことを特徴とする請求項1記載のディジ
    タルデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】データブロック記録装置は、既に形成され
    たトラックにトラック同期信号を含まない信号を記録す
    ることによりデータブロック領域を作成する制御手順を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のディジタルデー
    タ記録再生装置。
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