JPH0711367Y2 - 天井埋込み型照明器具 - Google Patents

天井埋込み型照明器具

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JPH0711367Y2
JPH0711367Y2 JP6880991U JP6880991U JPH0711367Y2 JP H0711367 Y2 JPH0711367 Y2 JP H0711367Y2 JP 6880991 U JP6880991 U JP 6880991U JP 6880991 U JP6880991 U JP 6880991U JP H0711367 Y2 JPH0711367 Y2 JP H0711367Y2
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cover plate
ceiling
attached
decorative
wall plates
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隆宣 山下
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Endo Lighting Corp
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Endo Lighting Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は天井埋込み型照明器具の
改良に係り、殊更これを室内から斜めに見上げた時、蛍
光ランプのカバー板やその支持桟が、あたかも奥行き深
く連続する延長状態に看取されるように工夫したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプが内蔵設置された四角又は丸
いボツクス型器具本体の開口面へ、アクリル樹脂製のカ
バー板が張設された化粧枠を、その下方から施蓋状態に
嵌め付けて成る天井埋込み型の照明器具は公知である
が、その従来品では化粧枠とカバー板との上下相互間に
臨む内周壁面が、非鏡面の単なる金属板から形作られて
いるに過ぎない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのため、上記照明器
具の複数を使用上、天井面へ継ぎ足し状態に並列設置し
て、これを室内から斜めに見上げたような場合にも、そ
の照明器具の各個に仕切られた独立の単体として看取さ
れることになり、仮令上記カバー板の表面に対して、そ
の支持用の桟による各種交錯模様を与えたとしても、こ
れが擬似的に奥行き深く連続する延長状態には、決して
見えないのである。従い、室内照明効果としての興趣変
化に乏しいと言わざるを得ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
の改良を企図しており、そのための構成上蛍光ランプが
内蔵設置された四角ボツクス型の器具本体と、アクリル
樹脂製のカバー板が張設された四角形の化粧枠とを備
え、その化粧枠を器具本体の開口面へ下方から施蓋状態
に嵌め付ける天井埋込み型照明器具において、上記化粧
枠の向かい合う二辺からカマボコ型壁板の一対を一体的
に立設して、その両壁板の凸曲面に沿って上方からカバ
ー板を弯曲状態に覆いかぶせ、そのカバー板を両壁板の
相互間へ固定横架された複数の平行な支持桟から一体的
に植立するスタッドボルトと、そのボルトに上方から締
結されるナツトによって固定状態に保持すると共に、両
壁板に内方からミラー板を貼り付けたことを主な特徴と
するものである。
【0005】
【作用】本考案の上記構成によれば、四角形な化粧枠の
向かい合う二辺からカマボコ型壁板の一対が立設されて
おり、これに沿って断面アーチ型の弯曲状態にかぶせら
れたアクリル樹脂製カバー板が、両壁板の相互間を横架
する平行な支持桟に固定されていると共に、その両壁板
の内面にはミラー板が貼り付けられているため、天井面
に埋込み設置された照明器具を室内から斜めに見上げた
場合、そのミラー板にカバー板やその支持桟が反映し
て、その支持桟があたかも照明器具の枠外に至るまで連
続的に延長する状態として看取されることとなり、興趣
変化に富む照明効果を得ることができる。
【0006】又、両壁板の相互間には複数の平行な支持
桟が固定横架されており、その支持桟から一体的に植立
するスタッドボルトと、これに上方から締結されるナツ
トによって、上記カバー板が断面アーチ型の弯曲状態に
固定保持されているため、カバー板の凹曲面からスタッ
ドボルトが全然見えず、その支持桟の配列によりカバー
板の支持強度と装飾効果を与えることもでき、その装飾
効果は支持桟と直交する複数の合成樹脂製装飾帯を、カ
バー板の凹曲面へ貼り付けることによって、ますます昂
められることとなる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的
構成を詳述すると、その天井埋込み型照明器具を表わし
た図1〜5において、(A)は水平な背板(11)とこ
れからほぼ直角に垂下する側板(12)とを備えた四角
ボツクス型の器具本体であり、その背板(11)の中央
部には複数(図では合計3本)の直管型蛍光ランプ(1
3)が、同じく背板(11)の左右両端部には一対の安
定器(14)が、何れも前後方向に沿って延在する並列
状態に内蔵設置されている。
【0008】上記蛍光ランプ(13)の各個は、その一
端部においてのみランプソケツト(15)に差し込まれ
ており、残る中間部が板バネ材から曲成されたランプホ
ルダー(16)によって、上方から抱持されている。
(17)は背板(11)に上方から接合一体化された左
右一対の補強板であり、その接合個所には器具本体取付
け用のボルト挿通孔(18)が、点在分布状態に貫通形
成されている。
【0009】(19)は同じく器具本体(A)の背板
(11)を貫通する電源孔、(20)は器具本体(A)
の側板(12)に向かい合う左右一対づつの合計4個と
して付属固定されたハンガーステーであり、その切り欠
き部に化粧枠(B)の後述する取付バネが、係脱自在に
係止されることとなる。
【0010】化粧枠(B)は器具本体(A)の開口下縁
部を被覆化粧する水平なカバー枠片(21)と、そのカ
バー枠片(21)から一体的に垂立する嵌込み枠片(2
2)とを備えており、その嵌込み枠片(22)に向かい
合う左右一対づつの合計4個として枢着された取付バネ
(23)が、上記ハンガーステー(20)の切り欠き部
へ弾圧的に係止されることにより、器具本体(A)の内
部へ下方から嵌め付けられるようになっている。
【0011】(24)は上記化粧枠(B)の水平なカバ
ー枠片(21)から嵌込み枠片(22)と平行する如
く、やはり一体的に垂立された前後一対の壁板であっ
て、前後方向から見てカマボコ型を呈している。(2
5)は各壁板(24)に等間隔を保つ複数(図では合計
3個)として、その凸曲面(上面)から若干垂立する状
態に付属固定されたカバー板用取付ステー、(26)は
各壁板(24)の内面に両面接着テープなどを介して貼
り付け一体化されたミラー板であり、塩化ビニールやそ
の他の合成樹脂から成る。
【0012】又、(27)は乳白色のアクリル樹脂製カ
バー板であって、両壁板(24)の凸曲面に沿って上方
から化粧枠(B)内の施蓋状態に覆いかぶせられること
により、前後方向から見て断面アーチ型に弯曲されてい
る。(28)はそのカバー板(27)の前後両端部にお
いて、上方から壁板(24)側の取付ステー(25)と
対応位置するように臨まされたカバー板用取付ブラケツ
トであり、従って図のような合計3個づつ存在する。
【0013】そして、その各取付ブラケツト(28)は
側面視のL字型をなしており、その垂直な一辺が上記壁
板(24)の凸曲面から垂立する取付ステー(25)と
接合され、且つ水平なビス(29)によって締結一体化
されるようになっている。(30)は両壁板(24)の
前後相互間を言わば縦断する如く、平行に配列された複
数(図では合計3本)のカバー板用支持桟であって、何
れもチヤンネル型材から成り、その背面からはカバー板
(27)を貫通する複数(図では合計3本づつ)のスタ
ッドボルト(31)が一体的に植立されている。そのス
タッドボルト(31)が下方へ全然露呈しないようにな
っているのである。
【0014】支持桟(30)の前後両端部から植立する
スタッドボルト(31)の一対は、上記カバー板用取付
ブラケツト(28)の水平な他辺をも貫通しており、こ
れに上方から締結されるナツト(32)によって、カバ
ー板(27)が上記した断面アーチ型の弯曲状態に固定
保持されている。
【0015】支持桟(30)の中間部では図から示唆さ
れるように、そのスタッドボルト(31)には上方から
ナツト(32)が締結されているにとどまる。(33)
は化粧枠(B)の上記嵌込み枠片(22)に向かい合う
左右一対づつの合計6個として、ビス(34)により取
付けられた押えステーであり、これによってもカバー板
(27)が上方から押え付けられるようになっている。
【0016】更に、(35)は支持桟(30)と直交す
る横断状態として、カバー板(27)の凹曲面(下面)
へ両面接着テープなどにより貼り付け一体化された複数
(図では合計5本)の平行な装飾帯であり、支持桟(3
0)と相俟ってカバー板(27)に格子柄模様を与えて
いる。その装飾帯(35)は塩化ビニールやその他の合
成樹脂から成るため、カバー板(27)の凹曲面に支障
なく追従フイツトし、しかも下方から上記支持桟(3
0)によって押え付けられているので、その接着力が経
時的に老化したとしても、見苦しく垂れ下がるおそれは
ない。
【0017】
【考案の効果】以上のように、本考案では蛍光ランプ
(13)が内蔵設置された四角ボツクス型の器具本体
(A)と、アクリル樹脂製のカバー板(27)が張設さ
れた四角形の化粧枠(B)とを備え、その化粧枠(B)
を器具本体(A)の開口面へ下方から施蓋状態に嵌め付
ける天井埋込み型照明器具において、上記化粧枠(B)
の向かい合う二辺からカマボコ型壁板(24)の一対を
一体的に立設して、その両壁板(24)の凸曲面に沿っ
て上方からカバー板(27)を弯曲状態に覆いかぶせ、
そのカバー板(27)を両壁板(24)の相互間へ固定
横架された複数の平行な支持桟(30)から一体的に植
立するスタッドボルト(31)と、そのボルト(31)
に上方から締結されるナツト(32)によって、固定状
態に保持すると共に、両壁板(24)に内方からミラー
板(26)を貼り付けてあるため、冒頭に述べた従来技
術の課題を容易に改良できる効果がある。
【0018】つまり、図1は本考案に係る照明器具の並
列設置状態を示しているが、四角形な化粧枠(B)の向
かい合う二辺からカマボコ型壁板(24)の一対が立設
されており、その両壁板(24)に化粧枠(B)の内方
からミラー板(26)が貼り付けられているため、室内
から斜めに見上げた場合、そのミラー板(26)にカバ
ー板(27)やその支持桟(30)が映し出され、これ
があたかも奥行き深く連続的に延長する状態に看取され
ることとなり、視覚上極めて広域な照明空間が印象づけ
られるのである。その結果、室内照明効果としての興趣
変化を与えることができる。
【0019】特に、壁板(24)の向かい合う一対はカ
マボコ型を呈しており、その凸曲面によってカバー板
(27)が断面アーチ型の弯曲状態に保持されているた
め、その壁板(24)の内面に貼り付けられたミラー板
(26)を経て、室内からカバー板(27)の全体を隅
々まで効率良く見ることもできるのである。
【0020】又、カバー板(27)の支持桟(30)は
両壁板(24)の相互間に亘って、平行に固定横架され
ているため、そのカバー板(27)の断面アーチ型をな
す弯曲方向性との関係が相俟って、上記支持桟(30)
がミラー板(26)にあたかも連続的な延長状態として
映し出されるわけであり、しかもチヤンネル型材から成
る剛性な支持桟(30)を弯曲させる必要なく、カバー
板(27)の下面へ配列設置できることとなる。
【0021】更に、支持桟(30)から上向き一体的に
植立するスタッドボルト(31)と、これに上方から締
結されるナツト(32)を介して、カバー板(27)が
上記弯曲状態に固定保持されるようになっているため、
そのスタッドボルト(31)がカバー板(27)の下面
から見苦しく露出することもなく、そのカバー板(2
7)の固定強度と安定性を昂めることができる。
【0022】又、請求項2の構成を採用するならば、カ
バー板(27)の凹曲面に沿う弯曲状態として、合成樹
脂製装飾帯(35)を支障なく貼り付けることができ、
その装飾帯(35)と上記支持桟(30)との交錯によ
り、カバー板(27)に優美な格子柄模様を与えること
も可能であるほか、その装飾帯(35)の不慮な垂れ下
がりをも、これを下方から押え付ける支持桟(30)に
よって防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る照明器具の並列使用状態を示す斜
面図である。
【図2】その照明器具下方から見た平面図である。
【図3】同じく上方から見た平面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う部分拡大断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿う部分拡大断面図である。
【符号の説明】
(13)・蛍光ランプ (24)・壁板 (26)・ミラー板 (27)・カバー板 (30)・支持桟 (31)・スタッドボルト (32)・ナツト (35)・装飾帯 (A)・・器具本体 (B)・・化粧枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光ランプ(13)が内蔵設置された四角
    ボツクス型の器具本体(A)と、アクリル樹脂製のカバ
    ー板(27)が張設された四角形の化粧枠(B)とを備
    え、その化粧枠(B)を器具本体(A)の開口面へ下方
    から施蓋状態に嵌め付ける天井埋込み型照明器具におい
    て、 上記化粧枠(B)の向かい合う二辺からカマボコ型壁板
    (24)の一対を一体的に立設して、その両壁板(2
    4)の凸曲面に沿って上方からカバー板(27)を弯曲
    状態に覆いかぶせ、 そのカバー板(27)を、両壁板(24)の相互間へ固
    定横架された複数の平行な支持桟(30)から一体的に
    植立するスタッドボルト(31)と、そのボルト(3
    1)に上方から締結されるナツト(32)によって、固
    定状態に保持すると共に、 両壁板(24)に内方からミラー板(26)を貼り付け
    たことを特徴とする天井埋込み型照明器具。
  2. 【請求項2】支持桟(30)と直交する複数の合成樹脂
    製装飾帯(35)を、カバー板(27)の凹曲面に貼り
    付けると共に、 その装飾帯(35)を上記支持桟(30)により下方か
    ら押え付けたことを特徴とする請求項1記載の天井埋込
    み型照明器具。
JP6880991U 1991-08-03 1991-08-03 天井埋込み型照明器具 Expired - Lifetime JPH0711367Y2 (ja)

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JP6880991U JPH0711367Y2 (ja) 1991-08-03 1991-08-03 天井埋込み型照明器具

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JPH0515208U JPH0515208U (ja) 1993-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006294480A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具及びこれを用いた照明システム
JP6547955B2 (ja) * 2015-12-14 2019-07-24 東芝ライテック株式会社 照明器具

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