JP2826095B2 - 照明器具を取付けた天井の化粧構造 - Google Patents

照明器具を取付けた天井の化粧構造

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JP2826095B2 JP8247857A JP24785796A JP2826095B2 JP 2826095 B2 JP2826095 B2 JP 2826095B2 JP 8247857 A JP8247857 A JP 8247857A JP 24785796 A JP24785796 A JP 24785796A JP 2826095 B2 JP2826095 B2 JP 2826095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具を取付
けた天井の化粧構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天井面に設けられた照明器具取付
用穴に照明器具を埋め込み、照明器具取付用穴の下方を
セードで被覆した天井がある。この場合、照明器具はク
ロス貼り等により化粧された天井面に直接取付けられて
いる。また、セードは上下面が開口し、照明器具との間
に隙間が形成されている。そのため、照明器具の使用時
には、ランプの発熱によりセードの下方から照明器具と
セード間の隙間へ空気の対流が起こりやすくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、空気の対
流が起こると照明器具取付用穴の周囲の天井面が汚れる
ことがあり、またその汚れは落とし難いという問題点が
あった。また、照明器具取付用穴の周囲の天井面は照明
器具で照らされるため、天井面のクロスの貼りむらが目
立ってしまい美観が損なわれるという問題点もあった。
【0004】したがって、この発明の目的は、天井面の
汚れを防止し、見栄えの向上を図ることができる照明器
具を取付けた天井の化粧構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
を取付けた天井の化粧構造は、天井面に設けられた照明
器具取付用穴に照明器具を埋め込み、前記照明器具取付
用穴の下方を上下面が開口したセードで被覆してなる照
明器具を取付けた天井の化粧構造であって、前記照明器
具取付用穴と略同径の穴が形成された化粧板を前記天井
面に取付けて前記照明器具取付用穴の周囲の天井面を被
覆した。
【0006】この構成においては照明器具のランプの発
熱によりセードの下から上へ空気の対流が起こり、これ
によって照明器具取付用穴の周囲の天井面は汚れ易い
が、照明器具取付用穴と略同径の穴が形成された化粧板
を天井面に取付けて照明器具取付用穴の周囲の天井面を
被覆したので、汚れるのは化粧板のみとなり、汚れを落
とし難い天井面が汚れることはない。したがって、汚れ
を落とすのは化粧板のみで済む。また、照明器具取付用
穴の周囲の天井面は照明器具で照らされ、クロスの貼り
むら等が目立ち易いが、化粧板で覆われるため、そのよ
うな問題はなくなり見栄えが良くなる。
【0007】請求項2記載の照明器具を取付けた天井の
化粧構造は、請求項1において、照明器具取付用穴は複
数個所に設けられ、その照明器具取付用穴に対応して一
枚の化粧板に複数個の穴が形成されている。このよう
に、複数個所に設けられた照明器具取付用穴に対応して
一枚の化粧板に複数個の穴が形成されているので、複数
個所の照明器具取付用穴の周囲の化粧が一枚の化粧板の
取付けで行え、施工性が向上する。
【0008】請求項3記載の照明器具を取付けた天井の
化粧構造は、請求項1または2において、化粧板は天井
面に着脱自在に取付けられている。これにより、化粧板
の取外しができるので、汚れを楽に落とすことができ
る。また、汚れがひどい場合、雰囲気を変えたい場合に
は化粧板の取替えができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の照明器具
を取付けた天井の化粧構造を図1ないし図3に基づいて
説明する。図1は図3のC−C断面でこの発明の実施の
形態の照明器具を取付けた天井の化粧構造を示す。天井
10は、格子状に枠組みされた天井下地材10aと、こ
の下面に取付けられクロス貼り等により化粧された石膏
ボード等の天井材10bとからなる。この天井10の天
井面Aに設けた4個の照明器具取付用穴11にそれぞれ
照明器具12を埋め込み、かつこれらの照明器具12が
配設される天井面Aに化粧板13を取付けている。
【0010】化粧板13は、図2および図3に示すよう
に、木目調の模様を印刷した塩化ビニルシートを表面に
貼付けた木材等で形成された四辺形の板で、4個の照明
器具取付用穴11と対応するように略同径の4個の穴1
4が形成されている。また、化粧板13の中心には天井
面Aに取付けるための固着具挿通穴15が設けてある。
また、この固着具挿通穴15と対応するように天井面A
に固着具挿通穴16が設けてあり、これらの固着具挿通
穴15,16にボルト17が挿通される。そして、この
ボルト17を固定するためのナット18が天井下地材1
0bに埋設してある。
【0011】照明器具12は、ソケット29に接続され
たランプ20を囲む反射板22を有し、反射板22の下
端に設けた鍔状の化粧枠21を化粧板13の穴14の周
縁部にパッキング23を介して当接することにより位置
決めされる。27は電源線接続端子台である。また、こ
の照明器具12が埋め込まれた照明器具取付用穴11の
下方を、上下面が開口したセード19で被覆している。
【0012】セード19は、弾性および変形性を有する
拡散透光性の薄板、例えばプラスチックシートで形成さ
れるとともに照明器具12の下方を囲むように湾曲ある
いは折曲されている。この場合、セード19は円弧状に
なった一枚のセード材からなり、これを巻いて両側縁を
繋げることにより上部が下部より大径となるテーパ状に
形成されている。このセード19は、照明器具12との
間に隙間28が形成されるように取付具24で吊持され
ている。これにより、照明器具12の周囲に直射または
反射光が隙間28から漏れ、セード19による拡散光と
ともに特有の趣を与えることができる。また、取付具2
4は、ばね鋼からなり、化粧枠21に設けた角穴25に
挿入されてばねの復元力により係止される係止片24a
が上端に形成され、セード19の勾配に沿って傾斜した
下端にねじ穴が設けてある。また、セード19に穴34
が設けてあり(図4参照)、この穴34に挿通される止
め具26を取付具24のねじ穴に螺合することにより、
セード19が取付具24に吊持状態で固定される。な
お、他の構成でセード19を吊持してもよい。
【0013】つぎに、施工手順について説明する。天井
面Aに設けた固着具挿通穴16に化粧板13の中心にあ
る固着具挿通穴15を合わせて、これらの固着具挿通穴
15,16にボルト17を挿通してナット18に螺合す
ることにより、化粧板13を天井面Aに固定する。一
方、化粧板13の穴14には中心を示す台紙が備えてあ
り、この中心に工具を合わせて天井面Aに穴14と略同
径の照明器具取付用穴11を設ける。連通した照明器具
取付用穴11および穴14に照明器具12を埋め込み、
化粧枠21を穴14の周縁部に当接した状態で照明器具
12を取付ける。取付けに際しては、図示省略した金物
と化粧枠21で天井10と化粧板13を挟持するか、ま
たは照明器具12を天井裏に垂下したアンカーボルトに
固定する。そして、この照明器具12の下方に上記のよ
うにセード19を取付具24で取付ける。
【0014】上記のように構成された照明器具を取付け
た天井の化粧構造において、図1の矢印Bで示すように
照明器具12のランプ20の発熱によりセード19の下
から上の隙間28へ空気の対流が起こり、これによって
照明器具取付用穴11の周囲は汚れ易いが、照明器具取
付用穴11と略同径の穴14が形成された化粧板13を
天井面Aに取付けて照明器具取付用穴11の周囲の天井
面Aを被覆したので、汚れるのは化粧板13のみとな
り、汚れを落とし難い天井面Aが汚れることはない。し
たがって、汚れを落とすのは化粧板13のみで済む。こ
の場合、上記のように化粧板13の表面に塩化ビニルシ
ートを貼付けてあるので拭き取りやすい。また、照明器
具取付用穴11の周囲の天井面Aは照明器具12で照ら
され、クロスの貼りむら等が目立ち易いが、化粧板13
で覆われるため、そのような問題はなくなり見栄えが良
くなる。
【0015】また、複数個所に設けられた照明器具取付
用穴11に対応して一枚の化粧板13に複数個の穴14
が形成されているので、複数個所の照明器具取付用穴1
1の周囲の化粧が一枚の化粧板13の取付けで行え、施
工性が向上する。また、化粧板13は天井面Aに着脱自
在に取付けられているので、化粧板13の取外しができ
るので、汚れを楽に落とすことができる。また、汚れが
ひどい場合、雰囲気を変えたい場合には化粧板13の取
替えができる。
【0016】また、化粧板13の個々の穴14には上記
のように台紙が備えてあり、この台紙により中心点が示
されているので、天井面Aに照明器具取付用穴11を設
ける作業を迅速かつ正確に行うことができる。また、化
粧板13を木製とすることにより高級感を与え、また輝
度の高い化粧板13を用いることにより照度が上昇し室
内を明るくできる。
【0017】なお、照明器具取付用穴11およびこれに
対応する化粧板13の穴14の数は何個でもよい。ま
た、図4はセード19を吊持する他の構成である。この
場合、取付具30は上端に係止片30a、下端に略C字
形の支持部30bが形成されている。また、この取付具
30の他に、溝31aが形成されたパイプ31と、円板
部32aに脚部32bを突設した係止具32とが用いら
れる。取付状態では、照明器具12に設けた角穴25に
取付具30の係止片30aを係止し、支持部30bにパ
イプ31の溝31aを嵌めて、係止具32の脚部32b
をセード19に設けた穴34およびパイプ31の中に挿
通してその端部に係止することにより、セード19が吊
持される。その他の構成は図1と同様である。
【0018】
【発明の効果】この発明の照明器具を取付けた天井の化
粧構造によれば、照明器具のランプの発熱によりセード
の下から上へ空気の対流が起こり、これによって照明器
具取付用穴の周囲の天井面は汚れ易いが、照明器具取付
用穴と略同径の穴が形成された化粧板を天井面に取付け
て照明器具取付用穴の周囲の天井面を被覆したので、汚
れるのは化粧板のみとなり、汚れを落とし難い天井面が
汚れることはない。したがって、汚れを落とすのは化粧
板のみで済む。また、照明器具取付用穴の周囲の天井面
は照明器具で照らされ、クロスの貼りむら等が目立ち易
いが、化粧板で覆われるため、そのような問題はなくな
り見栄えが良くなる。
【0019】請求項2では、複数個所に設けられた照明
器具取付用穴に対応して一枚の化粧板に複数個の穴が形
成されているので、複数個所の照明器具取付用穴の周囲
の化粧が一枚の化粧板の取付けで行え、施工性が向上す
る。請求項3では、化粧板は天井面に着脱自在に取付け
られていため、化粧板の取外しができるので、汚れを楽
に落とすことができる。また、汚れがひどい場合、雰囲
気を変えたい場合には化粧板の取替えができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の照明器具を取付けた天
井の化粧構造の要部断面図である。
【図2】この発明の実施の形態の全体構造の概念を示す
断面側面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】セードの吊持構造の別の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 照明器具取付用穴 12 照明器具 13 化粧板 14 穴 A 天井面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 9/00 F21V 17/00 380 F21V 21/04 F21V 29/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に設けられた照明器具取付用穴に
    照明器具を埋め込み、前記照明器具取付用穴の下方を上
    下面が開口したセードで被覆してなる照明器具を取付け
    た天井の化粧構造であって、前記照明器具取付用穴と略
    同径の穴が形成された化粧板を前記天井面に取付けて前
    記照明器具取付用穴の周囲の天井面を被覆したことを特
    徴とする照明器具を取付けた天井の化粧構造。
  2. 【請求項2】 照明器具取付用穴は複数個所に設けら
    れ、その照明器具取付用穴に対応して一枚の化粧板に複
    数個の穴が形成されている請求項1記載の照明器具を取
    付けた天井の化粧構造。
  3. 【請求項3】 化粧板は天井面に着脱自在に取付けられ
    ている請求項1または2記載の照明器具を取付けた天井
    の化粧構造。
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