JPH07113629A - 巻取式距離検出器 - Google Patents

巻取式距離検出器

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JPH07113629A
JPH07113629A JP29377493A JP29377493A JPH07113629A JP H07113629 A JPH07113629 A JP H07113629A JP 29377493 A JP29377493 A JP 29377493A JP 29377493 A JP29377493 A JP 29377493A JP H07113629 A JPH07113629 A JP H07113629A
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JP
Japan
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tape
measure
weight
feed roller
shaped
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JP29377493A
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English (en)
Inventor
Isao Yamabe
功 山邊
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取式距離検出器を小型にしてコストを安価
にすると共に、運搬、及び設置を容易にする。 【構成】 前方に吊り物を取付けた錘1の下部にテープ
状メジャー2の一端を取付け、他端を巻取ドラム4に取
付ける。錘1を移動させるとテープ状メジャー2も移動
する。テープ状メジャー2の側部の孔22が送りローラ
3の歯車23に係合しているので送りローラ3は回転す
る。この回転を検出器6により検出して錘1の移動距離
を検出する。この検出値に基づいて錘1の駆動装置を制
御し錘1を所定位置に停止させる。このことにより吊り
物を所定位置に停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば舞台の迫り、吊
り物等を上下動させる昇降装置のレベル検出に使用する
巻取式距離検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】歌舞伎や演劇等では、芝居の進展に伴っ
て役者は衣裳を替えて舞台上に迫り上がつてくるが、こ
の場合、迫り上がる距離及び時間が正確でないと芝居の
進行に大きな支障を来す。あるいは天井から吊り下げら
れたライトも昇降位置とタイミングが正確に行われない
と、舞台効果が半減することもある。そのため、従来で
は、錘の上下に配備されたリミットスイッチを用いて上
下動の距離を制御していた。この方法は迫りや吊り物が
上下動するたびに、高い位置にあるリミットスイッチの
位置を動かさなくてはならず、あまり正確さが期待でき
ずかつ危険であるという問題点があった。そのため最近
では巻取式距離検出器により錘の移動距離を検出する方
法が提案されている。この巻取式距離検出器を説明す
る。図7に示すように舞台19の設備として迫り、吊り
物15等がある。これらの迫り、吊り物15は天井11
から吊り下げられたワイヤ14を上下に移動してその高
さを所定の位置に固定するようになっている。すなわ
ち、吊り物15を先端に取付けたワイヤ14は天井11
に設置したスノコ12の滑車13を経由し、他端に昇降
体である錘16を取付けていて、この錘16を側壁18
に沿って上下動させることにより吊り物15を上下動さ
せて所定の位置に固定する。
【0003】この錘16を所定の位置に停止させるため
に、錘16に取付けた巻取式距離検出器17により錘1
6の移動距離を検出し、この検出値に基づいて錘16の
駆動装置(図示せず)を制御して所定の位置に停止させ
るようにしている。錘16に取付けられる従来の巻取式
距離検出器17は、図8に示すようにワイヤ32を円形
ドラム30に巻装し、このドラム30のシャフトあるい
はドラム本体に検出器35(パルスエンコーダ等)を取
付けた構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
巻取式距離検出器はドラム30上にワイヤ32を整然と
巻き取る必要があるためドラム30の周面に溝31を設
け、この溝31にワイヤ32を入れて巻き取るための送
り機構が必要であった。また、長い移動距離を測定する
ための長尺ワイヤを巻き取るためには大径のドラムが必
要となり、したがって距離検出器が大型となりコスト高
になり、また重量が重くなるため取り扱いが不便であっ
た。本発明は、機構簡単にして小型でコストが安価で、
かつ運搬、取扱いが簡便な巻取式距離検出器を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の巻取式距離検出器は、フレームの下端に巻取
機構を備えた巻取ドラムを取り付け、該巻取ドラムにテ
ープ状メジャーを巻装し、前記テープ状メジャーの他端
を錘に連結すると共に、前記テープ状メジャーの移動に
基づいて作動する検出機構とを備えたことを特徴として
いる。また、前記フレームにテープ状メジャーの孔と係
合する歯車を設けた送りローラを取り付け、前記送りロ
ーラの回転数によりテープ状メジャーの移動距離を検出
する検出機構を備えたことを特徴としている。また、前
記テープ状メジャーの表面に磁性体を形成し、フレーム
上部に前記磁性体と共働してテープ状メジャーの移動距
離を検出する磁気検出機構を備えたことを特徴としてい
る。また、前記テープ状メジャーの表面に小孔を形成
し、フレーム上部に前記前記小孔と共働してテープ状メ
ジャーの移動距離を検出する光検出機構を備えたことを
特徴としている。
【0006】
【作用】錘を上方に移動すると錘の下部に取付けられた
テープ状メジャーも同時に上方へ移動する。テープ状メ
ジャーの側部に設けられた孔が送りローラの歯車に係合
しているためテープ状メジャーの移動で送りローラは回
転し、この回転数を検出することで錘の移動距離を検出
し、この検出値に基づいて錘の駆動装置を制御して錘を
所定の位置に停止させる。またテープ状メジャーの移動
検出手段として、表面に磁性体を形成し、この磁性体を
磁気検出機構で検出する。さらには、表面に小孔を形成
し、この小孔を光検出機構で検出する。このことにより
錘の延長線上に取付けられている吊り物を所定位置に停
止させることができる。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例は図1及び図2に示すも
のである。本実施例は、フレーム5の端部にテープ状メ
ジャー2の巻取ドラム4を取付ける。この巻取ドラム4
にはテープ状メジャー2を巻き取るため駆動力を付与す
るスプリングあるいはモータ等の巻取機器8が取付けて
ある。巻取ドラム4の上方に、両端に歯車を形成した送
りローラ3を取付けてあり、この送りローラ3にはこの
ローラ3の回転によりテープ状メジャー2の移動距離を
検出するパルスエンコーダ等からなる検出機器6が連結
してある。
【0008】両側に連続して孔22を穿設した長尺のテ
ープ状メジャー2を構成し、その一端を巻取ドラム4に
固定して、巻取可能にしている。そして両側の孔22を
送りローラ3の歯車23に係合して他端をワイヤ40で
錘1の下部に取付けている。錘1は吊り物15に接続し
てあり、吊り物15を上下に移動させると錘1は、この
動きに追従して上下動する。錘1を上下移動するとテー
プ状メジャー2も上下に移動し送りローラ3を回転させ
る。したがって送りローラ3から検出機器6を介して錘
1の移動距離を検出することができる。なお、メジャー
2はテープ状のものであればよく、布、スチール、合成
樹脂材等を用いることができる。
【0009】図3及び図4に示したものは第2実施例で
あり、前記第1実施例の検出機構に代えて、テープ状メ
ジャー2を非磁性体で形成し、その表面の略中央部長手
方向に磁性体9を連続して設け、この磁性体9の磁気を
検出する磁気検出機構7をフレーム5の上方に設けたも
のである。この実施例では磁性体9を設けた位置は略中
央部であるが、これに限らずテープ状メジャー2上なら
ばどこでもよい。
【0010】図5及び図6に示したものは第3実施例で
あり、前記各実施例の検出機構の代わりにテープ状メジ
ャー2の長手方向に複数の小孔10を穿設し、この小孔
10を挟んで一方に発光素子20を、他方に受光素子2
1を設けた光検出機構24を設けたものである。
【0011】上記各実施例の作用について説明する。錘
1を駆動装置(図示せず)により上方に移動する。この
錘1の移動にともない、錘1の下部に取付けられたテー
プ状メジャー2は錘1と共に、上方に引張られて巻取ド
ラム4から送り出される。この際、テープ状メジャー2
の両側に沿って穿設した孔22が送りローラ3の両端の
歯車23に係合しながら送り出されるため送りローラ3
は回転する。この回転を送りローラ3のシャフトに取付
けてある検出機器6により検出して駆動装置を制御して
錘1を設定位置に停止させる。このことにより錘1の先
端に取付けた吊り物15を所定位置に停止させることが
できる。
【0012】また、吊り物15を上方の所定位置に停止
させるには、錘1を駆動装置により下方に移動する。こ
の移動によりテープ状メジャー2の緊張が緩み巻取ドラ
ム4に取付けた巻取装置8の作動により巻取ドラム4が
回転してテープ状メジャー2は巻き取られる。この際、
テープ状メジャー2の両側の孔22が歯車形検出ローラ
3の歯車23に係合しているため送りローラ3は回転す
る。この回転を検出器6により検出して錘1の駆動装置
を制御し所定の位置に停止させる。
【0013】第2実施例では錘1の移動距離の検出を非
磁性材製テープ状メジャー2に設けた磁性体9と共動す
る磁気検出機構7により行うようにしたものであり、テ
ープ2の移動により磁性体9の磁気を磁気検出機構7で
検出し、この検出に基づいて錘1を所定位置に停止させ
る。他の作用は前記実施例と同様である。
【0014】第3実施例では、検出機構としてテープ状
メジャー2に設けた小孔22と発光素子20、受光素子
21とで光検出機構を構成したもので、テープの移動に
基づく光検出機構からの検出値により錘1の駆動装置を
制御し錘1を所定位置に停止させるものである。他の作
用は前記各実施例と同様である。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記のように構成したので、従
来のメジャーにワイヤを用いたものに比べて巻取ドラム
を溝付け加工する必要がなく加工作業を省略できる。ま
たテープ状のメジャーを採用したため長尺のメジャーを
小径の巻取ドラムに巻装することができ、メジャー装置
全体を小型軽量にできるためコストが安価で経済的であ
り、かつ運搬、取付作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正面図
【図2】本発明の第1実施例の側面図
【図3】本発明の第2実施例の正面図
【図4】本発明の第2実施例の側面図
【図5】本発明の第3実施例の正面図
【図6】本発明の第3実施例の側面図
【図7】吊り物及び錘が設備された舞台の説明図
【図8】従来の巻取式距離検出器の正面図
【符号の説明】
1、16 錘 2 テープ状メジャー 3 送りローラ 4 巻取ドラム 5 フレーム 6 検出機器 7 磁気検出機構 8 巻取機器 9 磁性体 10 小孔 24 光検出機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの下端に巻取機構を備えた巻取
    ドラムを取り付け、該巻取ドラムに、テープ状メジャー
    を巻装し、このテープ状メジャーの他端を錘に連結する
    と共に 前記テープ状メジャーの移動距離の検出機構を
    備えた巻取式距離検出器。
  2. 【請求項2】 フレームの下端に巻取機構を備えた巻取
    ドラムを取り付け、該巻取ドラムに、側部に多数の孔を
    設けたテープ状メジャーを巻装し、このテープ状メジャ
    ーの他端を錘に連結すると共に、前記フレームにテープ
    状メジャーの孔と係合する歯車を設けた送りローラを取
    り付け、前記送りローラの回転数によりテープ状メジャ
    ーの移動距離を検出する検出機構を備えた巻取式距離検
    出器。
  3. 【請求項3】 フレームの下端に巻取機構を備えた巻取
    ドラムを取り付け、該巻取ドラムに、側部に多数の孔を
    設けかつ表面に磁性体を形成したテープ状メジャーを巻
    装し、このテープ状メジャーの他端を錘に連結すると共
    に、前記フレームにテープ状メジャーの孔と係合する歯
    車を設けた送りローラを取り付け、その上部に前記磁性
    体と共働してテープ状メジャーの移動距離を検出する磁
    気検出機構を備えた巻取式距離検出器。
  4. 【請求項4】 フレームの下端に巻取機構を備えた巻取
    ドラムを取り付け、該巻取ドラムに、側部に多数の孔を
    設けかつ表面に複数の小孔を形成したテープ状メジャー
    を巻装し、このテープ状メジャーの他端を錘に連結する
    と共に、前記フレームにテープ状メジャーの孔と係合す
    る歯車を設けた送りローラを取り付けその上部に前記小
    孔と共働してテープ状メジャーの移動距離を検出する光
    検出機構を備えた巻取式距離検出器。
JP29377493A 1993-10-19 1993-10-19 巻取式距離検出器 Pending JPH07113629A (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960604