JPH07112841B2 - ファスナーの装着方法及び装着装置 - Google Patents

ファスナーの装着方法及び装着装置

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JPH07112841B2
JPH07112841B2 JP27641691A JP27641691A JPH07112841B2 JP H07112841 B2 JPH07112841 B2 JP H07112841B2 JP 27641691 A JP27641691 A JP 27641691A JP 27641691 A JP27641691 A JP 27641691A JP H07112841 B2 JPH07112841 B2 JP H07112841B2
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利行 真野
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ニッキ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば大型のテレビジ
ョン、電気冷蔵庫等の様に比較的大型の電化製品や家具
等の包装容器に装着するファスナーの装着方法及び装着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前後面が開放する短筒状ファスナー枠体
の一端に鍔部を有し、上記したファスナー枠体の内部に
第1の翼片と第2の翼片とを左右に対向状に枢着し、合
成樹脂の弾性力により常には両翼片の後方部分がファス
ナー枠体の開放後端から斜め後方に延在して横方向に拡
開している第1の状態と、両翼片が微細な間隙により並
列状に対向してファスナー枠体に対しほぼ直交する様に
後方に延在している第2の状態と、両翼片が係止されて
ファスナー枠体の開放後端から左右方向に直線状に拡開
している第3の状態とを選択的に変換できるファスナー
が既に提案されている。上記したファスナー1は、図1
から図8で示す様に、前後の面が開放する短尺な四角筒
状のファスナー枠体2の前端に鍔部3を設け、上記した
ファスナー枠体2の内部に第1の翼片4と第2の翼片5
とを縦方向に対向状にして傾動可能に枢着した構成であ
る。上記した第1の翼片4は、基端がファスナー枠体2
の内面に傾動可能に枢着された第1の連結部分6の先端
に第1の翼材7を設けた構成で、第1の連結部分6から
前側に延在する第1の翼材7の第1の前方部分8には上
下に並列する2枚の係止片9を横向きに形成し、上記し
た各係止片9の先端部を第1の翼材7の先端から延在さ
せて係止舌片10とした構成である。また、第1の連結
部分6から後側に延在する第1の翼材7の第1の後方部
分11はファスナー枠体2の後端から外部に延在してい
る。
【0003】前記した第2の翼片5は、基端がファスナ
ー枠体2の内面に傾動可能に枢着された第2の連結部分
12の先端に第2の翼材13を設けた構成であり、第2
の連結部分12から前側に延在する第2の翼材13の第
2の前方部分14と上記した第2の連結部分12の表面
とには鉤状片を上下に対向して構成した係止受部15を
設け、第2の連結部分12から後側に延在する第2の翼
材13の第2の後方部分16はファスナー枠体2の後端
から外部に延在している。
【0004】上記した構成のファスナー1は合成樹脂で
一体成形されているので、成形状態に基づき、常には第
1の翼片4の第1の後方部分11と、第2の翼片5の第
2の後方部分16とがファスナー枠体2の開放後端から
斜め後方に延在して横方向に拡開している第1の状態
(図4又は図5)と、第1の翼片4と第2の翼片5とを
左右方向の外側から押圧することにより両翼片が微細な
間隙17により並列状に対向してファスナー枠体2に対
しほぼ直交する様に後方に延在している第2の状態(図
6)と、第1の翼片4及び第2の翼片5が係止されてフ
ァスナー枠体2の開放後端から横方向に直線状に拡開し
ている第3の状態(図7)とを選択的に変換することが
できるのである。そして、ファスナー1の第1の翼片
4、第2の翼片5が第2の状態から第3の状態に変換す
る場合には、第1の翼片4の第1の前方部分8を後方に
押圧することにより、第1の翼片4が第1の連結部分6
の枢着基端を支点にして傾動し、係止片9の係止舌片1
0が係止受部15の上下の鉤部先端を滑動して係止受部
15の内部に嵌合し、同時に第2の翼片5が第2の連結
部分12の枢着基端を支点にして傾動するので、第3の
状態が保持されるのである。したがって、第2の状態か
ら第3の状態には第1の翼片4の第1の前方部分8を後
方に押圧するだけで変換することができる。しかし、第
3の状態では前記した様に係止片9の係止舌片10が係
止受部15の内部に嵌合しているので、図8の上下の矢
印で示す様に上下の係止片9を上下方向から押圧し、上
下の係止舌片10を合成樹脂の弾性力に抗して近づけ、
係止受部15の鉤部を通過させると、第1の翼片4が傾
動することができて第3の状態から第1の状態に変換で
きるのである。したがって、ファスナー1の第1の翼片
4、第2の翼片5は第1の状態から第2の状態には第1
の翼片4の第1の後方部分11及び第2の翼片5の第2
の後方部分16を左右方向から押圧するだけで変換する
ことができ、また第2の状態から第3の状態には第1の
翼片4の第1の前方部分8を表面から後方に押圧するだ
けで変換することができ、第3の状態から第1の状態に
は上下の係止片9を押圧することにより、係止舌片10
を係止受部15の鉤部から外すことにより変換すること
ができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したファスナー1
は、例えば図9、図10で示す様に、比較的大型の電化
製品や家具等の商品aを梱包するための容器21に利用
するのであって、浅い皿枠状の第1の容器枠22と、上
記した第1の容器枠22に被着する第2の容器枠23に
ファスナー枠体2の外側寸法にほぼ等しい通孔24を開
設し、内部に商品aを収納した第1の容器枠22に第2
の容器枠23を上から被着して両容器枠の通孔24を一
致させ、一致している通孔24に、第2の状態にしたフ
ァスナー1を前面側から挿通し、ファスナー枠体2に両
容器枠の材質の厚み部分を嵌め付けたら、ファスナー1
を第3の状態に変換して、鍔部3を表面から、第1の翼
片4の第1の後方部分11及び第2の翼片5の第2の後
方部分16を裏面から保持して両容器枠を閉止するので
ある。このファスナー1は、通常ではメーカーサイドが
商品aの出荷時に容器21に装着し、容器21に収納さ
れた商品aを流通させて小売店では各ファスナー1を第
1の状態に変換して外し、第2の容器枠23を第1の容
器枠22から外して内部の商品aを店舗内等で展示した
り販売し、商品aの購入者には再度第1の容器枠22に
第2の容器枠23を被着してファスナー1を装着し、両
容器枠を閉止した状態で搬送するのである。そして、従
来ではファスナー1を第1の状態から第2の状態に、及
び第2の状態から第3の状態に機械的に変換する手段が
ないので、メーカーサイドでは手動でファスナー1を容
器21に装着している。したがって、極めてファスナー
の装着作業能率が悪く、特に多数の商品を梱包する場合
には数人の作業員では到底処理することができないの
で、多数の作業員を臨時で採用して作業させているのが
現状である。したがって、機械的に、極めて簡単に自動
でファスナー1を容器に高速で、確実に装着することが
できる方法や装置が要請されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
欠点を解消し、しかも従来からの要請に対処するために
提案されたもので、前後面が開放する短筒状ファスナー
枠体の一端に鍔部を有し、上記したファスナー枠体の内
部に第1の翼片と第2の翼片とを左右に対向状に枢着
し、合成樹脂の成形状態に基づき常には両翼片の後方部
分がファスナー枠体の開放後端から斜め後方に延在して
横方向に拡開している第1の状態と、両翼片が微細な間
隙により並列状に対向してファスナー枠体に対しほぼ直
交する様に後方に延在している第2の状態と、両翼片が
係止されてファスナー枠体の開放後端から横方向に直線
状に拡開している第3の状態とを選択的に変換できるフ
ァスナーを、ファスナー枠体の後方において両翼片を外
方から押圧して第2の状態に変換する押圧手段と、第2
の状態において対向する両翼片の微細な間隙内に嵌入し
て両翼片の対向状態を第2状態のままに維持する保持手
段と、保持手段により装着部分にまで移動されて嵌着さ
れたファスナーを固定する固定手段と、固定手段により
ファスナーが固定した状態で保持手段が対向する両翼片
間から抜き取られると、両翼片を第3の状態に変換して
係止する係止手段とを有するファスナーの装着装置及び
装着方法を提供するのである。
【0007】
【作用】第1の状態になっているファスナーを、ファス
ナー枠体の後方において両翼片を左右方向から押圧する
ことにより第2の状態に変換させ、第2の状態において
対向する両翼片の微細な間隙内に保持片を嵌入して第2
の状態を維持し、第2の状態のままのファスナーを装着
位置にまで移動して装着部分に前方から嵌着し、鍔部を
保持して保持片を抜き取ることにより両翼片を合成樹脂
の弾性力により復元させて第1の状態に戻し、その後第
1の翼片を表面から押圧して第2の翼片に係止すること
により第3の状態に変換させて容器等の装着部分に強固
に装着するのである。
【0008】
【実施例】以下の本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。本発明の装着装置31は、ファスナー1の
収納部分41と、上記した収納部分41からファスナー
1を一個宛て順に取り出して容器等の装着部分に装着す
る処理部分51とを有する。
【0009】前記した収納部分41は、ファスナー1の
鍔部3を左右から保持して縦方向に並列させている縦保
持部42を複数連設し、各縦保持部42の開放下端には
最下段のファスナー1を一個宛て順に移送する移送手段
43を設ける。上記した移送手段43は、例えば往復移
動することができるチェーン材44に縦保持部42毎に
ストッパー具45を並列状に設けた構成で、第1の状態
となっているファスナー1が縦方向に収納されている各
縦保持部42の下端において、最下段のファスナー1の
側面にストッパー具45を臨ませ、チェーン材44を間
歇的に移動して第1の状態のファスナー1を一個宛て処
理部分51の始端部52に供給するのである。
【0010】前記した始端部52には、第1の状態のフ
ァスナー1を第2の状態に強制的に変換する押圧手段5
3を有する。上記した押圧手段53は、左右に対向する
固定した傾斜台54、54に、例えばシリンダー機構か
らなる上下動機構55の下端に設けた挟持手段56を位
置させた構成で、挟持手段56にはスプリング等で弾性
的に離隔している左右一対の挟持片57を有し、各挟持
片57が前記した傾斜台54に摺動している。このた
め、上下動機構55を下降すると挟持手段56の挟持片
57が傾斜台54を摺動して間隔が狭くなり、始端部5
2に位置しているファスナー1の第1の翼片4の第1の
後方部分11と、第2の翼片5の第2の後方部分16と
を左右方向から押圧し、第2の状態に変換するととも
に、保持するのである。しかし、上下動機構55が上昇
作動すると挟持手段56が上昇し、左右の挟持片57が
離隔して第1の翼片4、第2の翼片5から離れる。
【0011】前記した様に、始端部52において第1の
状態となっているファスナー1が押圧手段53により第
2の状態に変換して保持された状態となったら、始端部
52にはファスナー1の間隙17に嵌入して第2の状態
を維持する保持手段61を臨ませる。上記した保持手段
61は、例えばシリンダー機構からなる伸縮機構62の
先端に縦板状で先端がエッジとなっている保持片63を
設けた構成で、伸縮機構62を伸長すると(図12の矢
印)押圧手段53で固定されて第2状態となっている
ファスナー1の間隙17に保持片63が強く嵌入し、フ
ァスナー1を第2の状態に維持するとともに、挟持手段
56を開放して保持手段61を移動することにより、第
2の状態のファスナー1を移動させるのである。
【0012】前記した伸縮機構62は、例えばシリンダ
ー機構からなる移動機構71に設けてあり、保持片63
に第2の状態のファスナー1を保持した状態で移動機構
71を作動すると、始端部52に位置しているファスナ
ー1は装着部分81に移動するのである(図12の矢印
)。なお、移動機構71は保持手段61を始端部52
と装着部分81との間を往復移動させるのである。
【0013】前記した装着部分81においては、フレー
ム82に開口部83を有し、フレーム82の裏側には前
記した容器21が位置して開口部83の裏側に通孔24
が位置している。そして、移動機構71により保持片6
3に保持されている第2状態のファスナー1が装着部分
81にまで移動したら、伸縮機構62が伸長して(図1
2の矢印)ファスナー1が上記開口部83を通過して
容器21の通孔24に嵌装し、ファスナー1の鍔部3が
容器21の表面に当接してファスナー枠体2が容器21
の厚さの範囲内に位置し、第1の翼片4の第1の後方部
分11、第2の翼片5の第2の後方部分16が容器21
の内部に延在している。
【0014】上記した装着部分81の上方にはファスナ
ー1の固定手段91を設けてある。この固定手段91
は、第2の状態のファスナー1から保持片63を引き抜
く場合に、ファスナー1が容器21の通孔24から外れ
るのを防止するためであって、図13で示す様に例えば
縦方向のシリンダー機構からなる第1の作動機構92の
下端を、一端をフレーム82の表面に軸93で軸着した
固定子94の途中を枢着した構成で、第1の作動機構9
2が伸長すると固定子94が軸93を支点に回動して
(図13の矢印)先端部95がフレーム82の開口部
83を通過し、ファスナー1の鍔部3表面を押圧固定す
る。そして、第1の作動機構92が収縮すると、固定子
94は軸93を支点にして逆方向に戻り回動するので、
開口部83から外れる。
【0015】したがって、前記した様に、保持手段61
の保持片63で保持した第2状態のファスナー1が容器
21の通孔24に嵌装された状態で固定手段91の第1
の作動機構92を伸長すると、固定子94の先端部95
がファスナー1の鍔部3を押圧固定するため、伸縮機構
62を収縮して(図13の矢印)保持片63をファス
ナー1の間隙17から外しても、ファスナー1が通孔2
4から離脱することがない。そして、間隙17から保持
片63が外れると、第1の翼片4、第2の翼片5が自由
になるので合成樹脂の復元力によりファスナー1が第1
の状態に変換することになる。なお、保持片63をファ
スナー1から外したら、移動機構71により保持手段6
1を装着部分81から始端部52にまで移動するのであ
る。
【0016】前記した装着部分81の下方には、ファス
ナー1を第1の状態から第3の状態に変換する係止手段
101を設ける。上記した係止手段101は、例えば縦
方向のシリンダー機構からなる第2の作動機構102の
上端に、フレーム82の表面に軸103で軸着した押圧
子104の途中を枢着した構成で、第2の作動機構10
2が収縮していると図14で示すように押圧子104は
ほぼ水平な状態となって開口部83の前方が開放し、フ
ァスナー1が前後方向に通過することができる。しか
し、第2の作動機構102が上昇すると、押圧子104
は軸103を支点にして上方に傾動(図13又は14の
矢印)し、図14の点線で示すように押圧子104の
先端爪部105が開口部83を突入する。
【0017】このため、容器21の通孔24に嵌装して
固定手段91で固定されている第1の状態のファスナー
1は、係止手段101が作動することにより押圧子10
4の先端爪部105が第1の翼材7の第1の前方部分8
を前側から押圧し、第1の翼片4、第2の翼片5を第3
の状態に変換して係止舌片10が係止受部15に係止さ
れ、ファスナー1が第3の状態を維持するのである。従
って、ファスナー1は通孔24に嵌装して容器21に強
固に保持されるので、手動ではなくて機械的にファスナ
ー1を容器21の通孔24に嵌装することができる。
【0018】前記したように、本発明は収納部分41に
収納されている多数のファスナー1を移送手段43によ
り順に繰り出し、処理部分51の始端部52において、
押圧手段53により第1の翼片4及び第2の翼片5を左
右方向から押圧して第1の状態のファスナー1を第2の
状態に変換し、この状態において第1の翼片4と第2の
翼片5の間隙17に保持手段61の保持片63が嵌入し
て第2の状態に維持する。そして、ファスナー1が第2
の状態のまま保持手段61が移動して処理部分51の装
着部分81にまで到着すると、保持手段61が前進して
保持片63のファスナー1を容器21の通孔24に嵌装
し、固定手段91でファスナー1を固定している時に保
持片63を間隙17から抜き取って第1の状態に変換さ
せ、その後係止手段101で第1の翼片4を前側から押
圧して第3の状態に変換するのである。そして、ファス
ナー1が第3の状態になって装着された容器21は、移
動手段(図示せず)により移動して次にファスナー1が
装着される通孔24を開口部83の裏側に位置させる。
従って、全く作業員を使用することなく、全て機械的に
処理することができるし、各手段や機構が戻り変換する
ことにより次のファスナー1を処理するのであるが、各
手段や機構の作動、移動等の制御は、全て電子的に高精
度で処理することができる。
【0019】以上本発明を図面の実施例に基づき説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、第1の状
態になっているファスナーを、ファスナー枠体の後方に
おいて両翼片を左右方向から押圧することにより第2の
状態に変換させ、第2の状態において対向する両翼片の
微細な間隙内に保持片を嵌入して第2の状態を維持し、
第2の状態のままのファスナーを装着位置にまで移動し
て装着部分に前方から嵌着し、鍔部を保持して保持片を
抜き取ることにより両翼片を弾性力により復元させて第
1の状態に戻し、その後第1の翼片を表面から押圧して
第2の翼片に係止することにより第3の状態に変換させ
て装着部分に強固に装着する様にしたので、全て機械的
に処理することができ、また移動等の制御は電子的に処
理することができるので、従来の手動に比較して極めて
高速でファスナーを装着することができ、特に多数のフ
ァスナーを装着処理する必要がある企業では作業員を極
端に軽減することができるので、経済的、実用的価値の
著しく高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するファスナーの斜視図である。
【図2】本発明に使用するファスナーの正面図である。
【図3】本発明に使用するファスナーの側面図である。
【図4】本発明に使用するファスナーの枠体を断面とし
た平面図である。
【図5】本発明に使用するファスナーの横断面図であ
る。
【図6】本発明に使用するファスナーの第2の状態の横
断面図である。
【図7】本発明に使用するファスナーの第3の状態の横
断面図である。
【図8】本発明に使用するファスナーの第3の状態の正
面図である。
【図9】ファスナーを装着した状態の容器の斜視図であ
る。
【図10】ファスナーを分解した容器の斜視図である。
【図11】本発明の実施例を示す装着装置の概略正面図
である。
【図12】本発明の実施例を示す装着装置の概略平面図
である。
【図13】本発明の実施例の保持手段、固定手段及び係
止手段の作動状態を示す側面図である。
【図14】本発明の実施例の保持手段、固定手段及び係
止手段の作動途中を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ファスナー 2 ファスナー枠体 3 鍔部 4 第1の翼片 5 第2の翼片 6 第1の連結部分 7 第1の翼材 8 第1の前方部分 9 係止片 10 係止舌片 11 第1の後方部分 12 第2の連結部分 13 第2の翼材 14 第2の前方部分 15 係止受部 16 第2の後方部分 17 間隙 21 容器 24 通孔 31 装着装置 41 収納部分 51 処理部分 52 始端部 53 押圧手段 61 保持手段 71 移動機構 81 装着部分 91 固定手段 101 係止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後面が開放する短筒状ファスナー枠体
    の一端に鍔部を有し、上記したファスナー枠体の内部に
    第1の翼片と第2の翼片とを左右に対向状に枢着し、合
    成樹脂の成形状態に基づき常には両翼片の後方部分がフ
    ァスナー枠体の開放後端から斜め後方に延在して横方向
    に拡開している第1の状態と、両翼片が微細な間隙によ
    り並列状に対向してファスナー枠体に対しほぼ直交する
    様に後方に延在している第2の状態と、両翼片が係止さ
    れてファスナー枠体の開放後端から横方向に直線状に拡
    開している第3の状態とを選択的に変換できるファスナ
    ーを装着する方法であって、 第1の状態になっているファスナーを、ファスナー枠体
    の後方において両翼片を左右方向から押圧することによ
    り第2の状態に変換させ、第2の状態において対向する
    両翼片の微細な間隙内に保持片を嵌入して第2の状態を
    維持し、第2の状態のままのファスナーを装着位置にま
    で移動して装着部分に前方から嵌着し、鍔部を保持して
    保持片を抜き取ることにより両翼片を弾性力により復元
    させて第1の状態に戻し、その後第1の翼片を表面から
    押圧して第2の翼片に係止することにより第3の状態に
    変換させて装着部分に強固に装着する様にしたことを特
    徴とするファスナーの装着方法。
  2. 【請求項2】 前後面が開放する短筒状ファスナー枠体
    の一端に鍔部を有し、上記したファスナー枠体の内部に
    第1の翼片と第2の翼片とを左右に対向状に枢着し、合
    成樹脂の成形状態に基づき常には両翼片の後方部分がフ
    ァスナー枠体の開放後端から斜め後方に延在して横方向
    に拡開している第1の状態と、両翼片が微細な間隙によ
    り並列状に対向してファスナー枠体に対しほぼ直交する
    様に後方に延在している第2の状態と、両翼片が係止さ
    れてファスナー枠体の開放後端から横方向に直線状に拡
    開している第3の状態とを選択的に変換できるファスナ
    ーを、ファスナー枠体の後方において両翼片を外方から
    押圧して第2の状態に変換する押圧手段と、第2の状態
    において対向する両翼片の微細な間隙内に嵌入して両翼
    片の対向状態を第2状態のままに維持する保持手段と、
    保持手段により装着部分にまで移動されて嵌着されたフ
    ァスナーを固定する固定手段と、固定手段によりファス
    ナーが固定した状態で保持手段が対向する両翼片間から
    抜き取られると、両翼片を第3の状態に変換して係止す
    る係止手段とを有するファスナーの装着装置。
JP27641691A 1991-09-30 1991-09-30 ファスナーの装着方法及び装着装置 Expired - Lifetime JPH07112841B2 (ja)

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