JPH07112707A - 二重容器の密封方法 - Google Patents
二重容器の密封方法Info
- Publication number
- JPH07112707A JPH07112707A JP28173993A JP28173993A JPH07112707A JP H07112707 A JPH07112707 A JP H07112707A JP 28173993 A JP28173993 A JP 28173993A JP 28173993 A JP28173993 A JP 28173993A JP H07112707 A JPH07112707 A JP H07112707A
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- annular
- heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱押圧体により蓋を二重容器に溶着する方
法において、蓋のシール強度と易開封性とを同時に満足
させると共に、シール強度のムラを低下させる。 【構成】 シール型として、平面状押圧部3と該押圧部
の半径方向中間部に円環状突起による押圧部4とを備え
た加熱押圧体1を用い、これらの押圧部により同時に蓋
11を押圧して二重容器21のフランジ部26に溶着す
る。前記加熱押圧体において前記環状突起の押圧部を円
環状に設けると共に、該円環状押圧部の内径をd、外径
をDとし、前記イージーオープン蓋のうち加熱押圧体に
より押圧・溶着される円環状部分の内径をr、外径をR
とするとき、下記に示す不等式 (d+D)/2<(r+R)/2 が成り立つように、該円環状押圧部の配設位置を設定す
る。
法において、蓋のシール強度と易開封性とを同時に満足
させると共に、シール強度のムラを低下させる。 【構成】 シール型として、平面状押圧部3と該押圧部
の半径方向中間部に円環状突起による押圧部4とを備え
た加熱押圧体1を用い、これらの押圧部により同時に蓋
11を押圧して二重容器21のフランジ部26に溶着す
る。前記加熱押圧体において前記環状突起の押圧部を円
環状に設けると共に、該円環状押圧部の内径をd、外径
をDとし、前記イージーオープン蓋のうち加熱押圧体に
より押圧・溶着される円環状部分の内径をr、外径をR
とするとき、下記に示す不等式 (d+D)/2<(r+R)/2 が成り立つように、該円環状押圧部の配設位置を設定す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙製容器にプラスチッ
ク製容器を内挿して食品収容部とフランジ部とを形成し
た二重容器を、イージーオープン蓋(易開封性蓋)によ
り密封する方法に関する。
ク製容器を内挿して食品収容部とフランジ部とを形成し
た二重容器を、イージーオープン蓋(易開封性蓋)によ
り密封する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記二重容器の密封方法として、
特開平3−212338号公報に面シール方法が、特公
昭61−44726号公報にリングシール方法が、それ
ぞれ開示されている。前記面シール方法は、二重容器の
フランジ部にイージーオープン蓋を重ね合わせ該イージ
ーオープン蓋を、押圧面全体を平面状とした加熱押圧体
で押圧・溶着することにより二重容器を密封するもので
あり、前記リングシール方法は、細幅の環状突起部を有
する加熱押圧体を用い、前記環状突起部で押圧・溶着す
ることにより二重容器を密封するものである。
特開平3−212338号公報に面シール方法が、特公
昭61−44726号公報にリングシール方法が、それ
ぞれ開示されている。前記面シール方法は、二重容器の
フランジ部にイージーオープン蓋を重ね合わせ該イージ
ーオープン蓋を、押圧面全体を平面状とした加熱押圧体
で押圧・溶着することにより二重容器を密封するもので
あり、前記リングシール方法は、細幅の環状突起部を有
する加熱押圧体を用い、前記環状突起部で押圧・溶着す
ることにより二重容器を密封するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記面シー
ルではシール強度が強くなりすぎるため、蓋の開封がし
にくい(開封開始時に大きな力が必要)だけでなく、2
度シールを行っても、蓋を開封する際の強度に個体差が
生じ易い問題があり、リングシールでは逆にシール強度
が弱いため内圧のかかる飲食品を封入した場合には漏れ
の心配があった。
ルではシール強度が強くなりすぎるため、蓋の開封がし
にくい(開封開始時に大きな力が必要)だけでなく、2
度シールを行っても、蓋を開封する際の強度に個体差が
生じ易い問題があり、リングシールでは逆にシール強度
が弱いため内圧のかかる飲食品を封入した場合には漏れ
の心配があった。
【0004】本発明は、上記面シール及びリングシール
のの問題点を解決しようとするもので、その目的は、シ
ール強度と易開封性を同時に満足させると共に、シール
強度ムラを大幅に低下させることができる二重容器の密
封方法を提供することにある。
のの問題点を解決しようとするもので、その目的は、シ
ール強度と易開封性を同時に満足させると共に、シール
強度ムラを大幅に低下させることができる二重容器の密
封方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の二重容器の密封
方法は、紙製容器にプラスチック製容器を内挿して食品
収容部とフランジ部とを形成した二重容器の該フランジ
部にイージーオープン蓋を重ね合わせ、該イージーオー
プン蓋を加熱押圧体で押圧・溶着することにより二重容
器を密封する方法において、前記加熱押圧体に環状突起
の押圧部と、該押圧部の内周側および外周側に平面状押
圧部とを設け、これらの押圧部で同時にイージーオープ
ン蓋を押圧して前記フランジ部に溶着することを特徴と
する。
方法は、紙製容器にプラスチック製容器を内挿して食品
収容部とフランジ部とを形成した二重容器の該フランジ
部にイージーオープン蓋を重ね合わせ、該イージーオー
プン蓋を加熱押圧体で押圧・溶着することにより二重容
器を密封する方法において、前記加熱押圧体に環状突起
の押圧部と、該押圧部の内周側および外周側に平面状押
圧部とを設け、これらの押圧部で同時にイージーオープ
ン蓋を押圧して前記フランジ部に溶着することを特徴と
する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により、さ
らに詳細に説明する。 実施例 図1は押圧加熱体1(シール型)によりイージーオープ
ン蓋11(以下、蓋という)を二重容器21に溶着する
状態を示す要部の断面図、図2は加熱押圧体の断面図、
図3はその平面図である。図1において二重容器21
は、両面をプラスチックコートした紙製容器である外カ
ップ22と、外カップ22に内挿したプラスチック製容
器である内カップ23とからなり、外カップ22の折り
返しによる鍔部24を内カップ23の鍔部25で包み込
んだ状態で巻き締めを行って形成した、円環状のフラン
ジ部26を備えており、内カップ23の胴部と外カップ
22の胴部との間には断熱用の空気層27が形成されて
いる。
らに詳細に説明する。 実施例 図1は押圧加熱体1(シール型)によりイージーオープ
ン蓋11(以下、蓋という)を二重容器21に溶着する
状態を示す要部の断面図、図2は加熱押圧体の断面図、
図3はその平面図である。図1において二重容器21
は、両面をプラスチックコートした紙製容器である外カ
ップ22と、外カップ22に内挿したプラスチック製容
器である内カップ23とからなり、外カップ22の折り
返しによる鍔部24を内カップ23の鍔部25で包み込
んだ状態で巻き締めを行って形成した、円環状のフラン
ジ部26を備えており、内カップ23の胴部と外カップ
22の胴部との間には断熱用の空気層27が形成されて
いる。
【0007】図2,3に示す加熱押圧体1は金属製の円
環体であって、これをヒーター(図示せず)に着脱可能
に装着するための取り付け孔2を上部に複数備え、下面
に円環状で平面状の押圧部すなわち平面状押圧部3と、
該平面状押圧部3の半径方向中間部に断面長方形(また
は倒立台形)の円環状突起すなわち円環状押圧部4とを
備えている。
環体であって、これをヒーター(図示せず)に着脱可能
に装着するための取り付け孔2を上部に複数備え、下面
に円環状で平面状の押圧部すなわち平面状押圧部3と、
該平面状押圧部3の半径方向中間部に断面長方形(また
は倒立台形)の円環状突起すなわち円環状押圧部4とを
備えている。
【0008】つぎに、前記蓋11を加熱押圧体1により
二重容器21のフランジ部26に溶着する方法について
説明すると、加熱押圧体1を前記ヒーターに装着し温度
約200℃に加熱しておき、金属製の受け台31上にフ
ランジ部26を載せ、その上に金属箔、プラスチック、
紙、金属箔とプラスチックとの積層体等からなる蓋11
を重ねる。次いで、加熱押圧体1を降下させ、その平面
状押圧部3と円環状押圧部4とにより同時に押圧し、図
1に示すようにフランジ部26上面、すなわち内カップ
23の鍔部25上面と、蓋11下面とを溶着する。この
際、紙製の外カップ22の鍔部24がクッションとな
り、安定した均一な溶着が可能である。
二重容器21のフランジ部26に溶着する方法について
説明すると、加熱押圧体1を前記ヒーターに装着し温度
約200℃に加熱しておき、金属製の受け台31上にフ
ランジ部26を載せ、その上に金属箔、プラスチック、
紙、金属箔とプラスチックとの積層体等からなる蓋11
を重ねる。次いで、加熱押圧体1を降下させ、その平面
状押圧部3と円環状押圧部4とにより同時に押圧し、図
1に示すようにフランジ部26上面、すなわち内カップ
23の鍔部25上面と、蓋11下面とを溶着する。この
際、紙製の外カップ22の鍔部24がクッションとな
り、安定した均一な溶着が可能である。
【0009】加熱押圧体1による蓋11のシール条件は
フランジ部26、蓋11の構成材料や積層構造等により
異なるが、前記平面状押圧部3と円環状押圧部4の温度
を120〜230℃、押圧力を2.0〜8.0 kg f /
cm2 、押圧時間を0.2〜2.0秒とし、この範囲内で
適宜に設定して押圧・溶着することが好ましく、こうす
ることで、平面状押圧部3によるピール用接着強度と、
円環状押圧部4による内容物シール強度とがより適切な
ものなり、しかも、より均一な強度でシールすることが
できる。
フランジ部26、蓋11の構成材料や積層構造等により
異なるが、前記平面状押圧部3と円環状押圧部4の温度
を120〜230℃、押圧力を2.0〜8.0 kg f /
cm2 、押圧時間を0.2〜2.0秒とし、この範囲内で
適宜に設定して押圧・溶着することが好ましく、こうす
ることで、平面状押圧部3によるピール用接着強度と、
円環状押圧部4による内容物シール強度とがより適切な
ものなり、しかも、より均一な強度でシールすることが
できる。
【0010】前記円環状押圧部4は、可能な限り加熱押
圧体1の内側部分に設けるべきである。具体的には図1
に示すように、円環状押圧部4の内径をd、外径をDと
し、蓋11のうち平面状押圧部3により押圧・溶着され
る円環状部分の内径をr、外径をRとしたときに、下記
〔数1〕に示す不等式
圧体1の内側部分に設けるべきである。具体的には図1
に示すように、円環状押圧部4の内径をd、外径をDと
し、蓋11のうち平面状押圧部3により押圧・溶着され
る円環状部分の内径をr、外径をRとしたときに、下記
〔数1〕に示す不等式
【0011】
【数1】(d+D)/2<(r+R)/2
【0012】が成り立つように、円環状押圧部4の配設
位置を設定することが望ましい。こうすることで、円環
状押圧部4によるシール部の外側に平面状押圧部3によ
るシール部が幅広に形成されるため、飲食品をホット充
填し密封した後の容器内部の熱膨張や、アルコール分、
あるいは飲食品からの比較的高温の水蒸気等の浸透に起
因するシール面の剥離・伸長を、より効果的に防止する
ことができる。なお、前記加熱押圧体1の溶着用環状突
起および平面部は、フランジ部26および蓋11に対応
して円環状としたが、これに限定されるものではなく、
フランジ部26および蓋11が多角形状である場合に
は、これに対応して多角形状とすることもできる。
位置を設定することが望ましい。こうすることで、円環
状押圧部4によるシール部の外側に平面状押圧部3によ
るシール部が幅広に形成されるため、飲食品をホット充
填し密封した後の容器内部の熱膨張や、アルコール分、
あるいは飲食品からの比較的高温の水蒸気等の浸透に起
因するシール面の剥離・伸長を、より効果的に防止する
ことができる。なお、前記加熱押圧体1の溶着用環状突
起および平面部は、フランジ部26および蓋11に対応
して円環状としたが、これに限定されるものではなく、
フランジ部26および蓋11が多角形状である場合に
は、これに対応して多角形状とすることもできる。
【0013】図4は、上記方法により作製した蓋付二重
容器41の全体構造を示す断面図であり、外カップ22
は胴部22aの下端部を上方に折り曲げると共に、この
折り曲げ部に底部22bの外周部を折り込み、これらを
溶着または接着することにより構成したものである。
容器41の全体構造を示す断面図であり、外カップ22
は胴部22aの下端部を上方に折り曲げると共に、この
折り曲げ部に底部22bの外周部を折り込み、これらを
溶着または接着することにより構成したものである。
【0014】以下、本発明の試験例、および比較例につ
いて説明する。 試験例1 図1に示す加熱押圧体を用い、シール条件を以下のとお
りに設定して二重容器の密封を行った。 温度:180〜215℃ 圧力:2.4kgf/cm2 時間:2秒 なお、蓋の開封試験を正確に行うために、あらかじめ蓋
の外周端部に、引張試験機で蓋を把持するための舌片を
延設した。この舌片の幅は15mmとした。 比較例1 従来の面シール用の加熱押圧体を用い、試験例1と同一
のシール条件で、試験例1と同一構造の二重容器の密封
を行った。 比較例2 従来のリングシール用の加熱押圧体を用い、試験例1と
同一のシール条件で、試験例1と同一構造の二重容器の
密封を行った。
いて説明する。 試験例1 図1に示す加熱押圧体を用い、シール条件を以下のとお
りに設定して二重容器の密封を行った。 温度:180〜215℃ 圧力:2.4kgf/cm2 時間:2秒 なお、蓋の開封試験を正確に行うために、あらかじめ蓋
の外周端部に、引張試験機で蓋を把持するための舌片を
延設した。この舌片の幅は15mmとした。 比較例1 従来の面シール用の加熱押圧体を用い、試験例1と同一
のシール条件で、試験例1と同一構造の二重容器の密封
を行った。 比較例2 従来のリングシール用の加熱押圧体を用い、試験例1と
同一のシール条件で、試験例1と同一構造の二重容器の
密封を行った。
【0015】つぎに、上記試験例および比較例の試験結
果について説明する。 密封した二重容器の開封性試験 シール温度200℃の二重容器について、引張試験機の
クランプで前記舌片を把持し、90°剥離強度試験を行
った。 密封した二重容器のパンク強度試験 圧力調整可能な加圧空気供給源に管体を連絡し、この管
体の先端に注射針を取りつけた。そして、この注射針か
ら加圧空気を容器内に供給し、容器からの空気漏れが発
生したときの容器内気圧を測定した。 上記90°剥離強度試験の結果を図5〜7に示し、パン
ク強度試験の結果を〔表1〕〜〔表3〕に示す。なお、
これらの表において、パンク強度の単位は「kgf/c
m2 (ゲージ圧)」である。
果について説明する。 密封した二重容器の開封性試験 シール温度200℃の二重容器について、引張試験機の
クランプで前記舌片を把持し、90°剥離強度試験を行
った。 密封した二重容器のパンク強度試験 圧力調整可能な加圧空気供給源に管体を連絡し、この管
体の先端に注射針を取りつけた。そして、この注射針か
ら加圧空気を容器内に供給し、容器からの空気漏れが発
生したときの容器内気圧を測定した。 上記90°剥離強度試験の結果を図5〜7に示し、パン
ク強度試験の結果を〔表1〕〜〔表3〕に示す。なお、
これらの表において、パンク強度の単位は「kgf/c
m2 (ゲージ圧)」である。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の二重容器の密封方法によれば、リングシールの
場合に比べ蓋のシール強度が高くなるうえ、また面シー
ルの場合に比べ開封性が良好(開封開始時の蓋剥離力が
小さい)となり、しかも開封強度の個体差が小さい密封
二重容器が得られる効果がある。また、既存の充填シー
ル包装機のヒートシール型だけを、本発明で使用する前
記ヒートシール型に交換することにより、一度のシール
で完全なシールを行うことができるので極めて好都合で
あり、また外カップの鍔部が紙製でクッション性がある
ため、シールが安定する。さらに、コンパクトな充填シ
ール包装機の設計が可能となるうえ、シール時間が短時
間ですむため、生産速度が向上する効果がある。請求項
2に記載の二重容器の密封方法によれば、ホット充填に
よる密封後の容器内部の熱膨張等に起因する蓋の剥離・
伸長を的確に防止することができる効果がある。
に記載の二重容器の密封方法によれば、リングシールの
場合に比べ蓋のシール強度が高くなるうえ、また面シー
ルの場合に比べ開封性が良好(開封開始時の蓋剥離力が
小さい)となり、しかも開封強度の個体差が小さい密封
二重容器が得られる効果がある。また、既存の充填シー
ル包装機のヒートシール型だけを、本発明で使用する前
記ヒートシール型に交換することにより、一度のシール
で完全なシールを行うことができるので極めて好都合で
あり、また外カップの鍔部が紙製でクッション性がある
ため、シールが安定する。さらに、コンパクトな充填シ
ール包装機の設計が可能となるうえ、シール時間が短時
間ですむため、生産速度が向上する効果がある。請求項
2に記載の二重容器の密封方法によれば、ホット充填に
よる密封後の容器内部の熱膨張等に起因する蓋の剥離・
伸長を的確に防止することができる効果がある。
【図1】本発明の実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1実施例に係るもので、加熱押圧体の断面図
である。
である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1実施例により作製された蓋付二重容器の断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の試験例の結果を示すグラフである。
【図6】面シールに係る比較例の結果を示すグラフであ
る
る
【図7】リングシールに係る比較例の結果を示すグラフ
である。
である。
1 加熱押圧体 2 取り付け孔 3 平面状押圧部 4 円環状押圧部 11 蓋 21 二重容器 22 外カップ 22a 胴部 22b 底部 23 内カップ 24,25 鍔部 26 フランジ部 27 空気層 31 受け台 41 蓋付二重容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克美 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 紙製容器にプラスチック製容器を内挿し
て食品収容部とフランジ部とを形成した二重容器の該フ
ランジ部にイージーオープン蓋を重ね合わせ、該イージ
ーオープン蓋を加熱押圧体で押圧・溶着することにより
二重容器を密封する方法において、前記加熱押圧体に環
状突起の押圧部と、該押圧部の内周側および外周側に平
面状押圧部とを設け、これらの押圧部で同時にイージー
オープン蓋を押圧して前記フランジ部に溶着することを
特徴とする二重容器の密封方法。 - 【請求項2】 前記加熱押圧体において前記環状突起の
押圧部を円環状に設けると共に、該円環状押圧部の内径
をd、外径をDとし、前記イージーオープン蓋のうち加
熱押圧体により押圧・溶着される円環状部分の内径を
r、外径をRとするとき、下記〔数1〕に示す不等式 【数1】(d+D)/2<(r+R)/2 が成り立つように、該円環状押圧部の配設位置を設定し
たことを特徴とする請求項1に記載の二重容器の密封方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28173993A JPH07112707A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 二重容器の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28173993A JPH07112707A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 二重容器の密封方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112707A true JPH07112707A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17643313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28173993A Pending JPH07112707A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 二重容器の密封方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438019B1 (ko) * | 2002-04-12 | 2004-06-30 | 김종기 | 파우치형 액체저장용기용 스파우트의 실링장치, 이를이용한 스파우트의 실링방법 및 파우치형 액체저장용기 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP28173993A patent/JPH07112707A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438019B1 (ko) * | 2002-04-12 | 2004-06-30 | 김종기 | 파우치형 액체저장용기용 스파우트의 실링장치, 이를이용한 스파우트의 실링방법 및 파우치형 액체저장용기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |