JPS637940B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637940B2 JPS637940B2 JP55062037A JP6203780A JPS637940B2 JP S637940 B2 JPS637940 B2 JP S637940B2 JP 55062037 A JP55062037 A JP 55062037A JP 6203780 A JP6203780 A JP 6203780A JP S637940 B2 JPS637940 B2 JP S637940B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- bottom edge
- sealing
- joint
- mold
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はあらかじめ表面に形成したヒートシー
ル性接着剤を高周波誘導加熱により溶融させて胴
部と底部とを接着する紙容器の底縁部のシート法
に関するものである。
ル性接着剤を高周波誘導加熱により溶融させて胴
部と底部とを接着する紙容器の底縁部のシート法
に関するものである。
ところで、紙容器のうち例えばカツプは一般に
第1図のような形態をしており、筒状の胴部10
と絞り成形した底部12とを貼合せたものから成
つている。またその層構成は例えばPE(ポリエチ
レン)14/紙16/PE18/Al20/PE22となつてい
る。
第1図のような形態をしており、筒状の胴部10
と絞り成形した底部12とを貼合せたものから成
つている。またその層構成は例えばPE(ポリエチ
レン)14/紙16/PE18/Al20/PE22となつてい
る。
従来、このような胴部10と底部12とを接着
するにはカツプ成形機内において加熱空気をカツ
プの外からこれらの間に吹きかけてPE22を溶融
させ、しかる後加圧するようにしている。
するにはカツプ成形機内において加熱空気をカツ
プの外からこれらの間に吹きかけてPE22を溶融
させ、しかる後加圧するようにしている。
しかしながら、この場合第1図における24の部
分が主として接着され、26の部分は接着が不充分
となる。このため内容物が液体であると底部の断
面28から底材中に液が浸透し容器を劣化させて
しまうという不具合を生ずる。
分が主として接着され、26の部分は接着が不充分
となる。このため内容物が液体であると底部の断
面28から底材中に液が浸透し容器を劣化させて
しまうという不具合を生ずる。
また、第2図で示される如く胴部10の継目部
分30においては、上記接着不良が著しく、この
部分からは内容液の浸透ばかりでなく空気の侵入
も生じ、内容物の長期保存を困難にしてしまうの
である。
分30においては、上記接着不良が著しく、この
部分からは内容液の浸透ばかりでなく空気の侵入
も生じ、内容物の長期保存を困難にしてしまうの
である。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもの
で、従来のホツトエア方式ではなくて高周波誘導
加熱によつて紙容器の底縁部をシールするように
し、かつ高周波を加える手段にも、改変を加えて
底縁部のうちの胴部継目と接する部分のシール強
度低下の防止を図るようにしてなるものである。
で、従来のホツトエア方式ではなくて高周波誘導
加熱によつて紙容器の底縁部をシールするように
し、かつ高周波を加える手段にも、改変を加えて
底縁部のうちの胴部継目と接する部分のシール強
度低下の防止を図るようにしてなるものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。第
3図は本発明に係るシール法の説明図である。照
で示される如く、銅製コイル32をエポキシ樹脂
又はテフロン(登録商標名)等34の中へ埋設して
なる外押型36が紙カツプの胴部の下部外周に、
設置されている。
3図は本発明に係るシール法の説明図である。照
で示される如く、銅製コイル32をエポキシ樹脂
又はテフロン(登録商標名)等34の中へ埋設して
なる外押型36が紙カツプの胴部の下部外周に、
設置されている。
そして、上記コイル32は胴部の継目30に対
応する部分38だけが継目に屈曲接近せしめられ
ている。
応する部分38だけが継目に屈曲接近せしめられ
ている。
また、40はコイルの屈曲部およびカツプ胴部
の継目に対向して設置されている内押型であり、
望ましくは透磁率の高い金属、例えばCo、Ni又
はFe等で構成されている。
の継目に対向して設置されている内押型であり、
望ましくは透磁率の高い金属、例えばCo、Ni又
はFe等で構成されている。
内押型40は図示の如き部分的に設けるだけで
なく、カツプの底縁部全周にわたつて設けるよう
にしてもよい。
なく、カツプの底縁部全周にわたつて設けるよう
にしてもよい。
さらに、図において、42は冷却プレートであ
り、胴部の継目30に当接せしめられている。こ
のプレートにより継目の過熱が防止され、過熱に
よる継目の剥離が防止される。
り、胴部の継目30に当接せしめられている。こ
のプレートにより継目の過熱が防止され、過熱に
よる継目の剥離が防止される。
しかして、紙カツプの胴部10と底部12とを
シールするには、前記コイル32に高周波を加え
てその誘導加熱によりヒートシール性接着剤(例
えばPE)22を溶融し、胴部と底部とを接着する。
この時、胴部継目と底部とが接する個所はコイル
の屈曲部38に対向するから他の個所におけるよ
りも発熱が高く、段差の存在にかかわらず良好に
接着させることになる。高周波は出力3KW、200
〜300KHzのものを1.0秒前後加えると良い結果が
得られるようである。また、内押圧40を外押型
36の方へ加圧することによりさらに良好な接着
性が得られることになる。
シールするには、前記コイル32に高周波を加え
てその誘導加熱によりヒートシール性接着剤(例
えばPE)22を溶融し、胴部と底部とを接着する。
この時、胴部継目と底部とが接する個所はコイル
の屈曲部38に対向するから他の個所におけるよ
りも発熱が高く、段差の存在にかかわらず良好に
接着させることになる。高周波は出力3KW、200
〜300KHzのものを1.0秒前後加えると良い結果が
得られるようである。また、内押圧40を外押型
36の方へ加圧することによりさらに良好な接着
性が得られることになる。
以上のように、本発明は紙容器の胴部の下部外
周にコイルを埋設した外押型を設置し、かつ当該
コイルは上記胴部の継目に対応する部分だけを当
該継目に屈曲接近させて構成し、当該コイルに高
周波を加えることによつてヒートシール性接着剤
を高周波誘導加熱によつて溶融し、次いで内押型
と外押型とにより底縁部を加圧することを特徴と
するので、従来困難であつた26部分(第1図)の
接着剤の溶融の不充分さを解消してその部分での
接着を良好にし、容器壁中への内容液の侵入を防
止することができ、さらに、胴部継目と合流する
箇所にあつても加熱が他部分におけるよりも高め
られるので、段差等の存在にもかかわらず良好な
接着効果が得られ高ガスバリヤー性が得られるも
のである。
周にコイルを埋設した外押型を設置し、かつ当該
コイルは上記胴部の継目に対応する部分だけを当
該継目に屈曲接近させて構成し、当該コイルに高
周波を加えることによつてヒートシール性接着剤
を高周波誘導加熱によつて溶融し、次いで内押型
と外押型とにより底縁部を加圧することを特徴と
するので、従来困難であつた26部分(第1図)の
接着剤の溶融の不充分さを解消してその部分での
接着を良好にし、容器壁中への内容液の侵入を防
止することができ、さらに、胴部継目と合流する
箇所にあつても加熱が他部分におけるよりも高め
られるので、段差等の存在にもかかわらず良好な
接着効果が得られ高ガスバリヤー性が得られるも
のである。
第1図は紙カツプの垂直断面図である。第2図
Aは紙カツプの平面図、BはAにおけるB―B線
断面図である。第3図Aは本発明に係る方法を実
施する装置の垂直断面図、Bは底面図である。 10……容器胴部、12……容器底部、32…
…コイル、36……外押型、38……コイルの屈
曲部。
Aは紙カツプの平面図、BはAにおけるB―B線
断面図である。第3図Aは本発明に係る方法を実
施する装置の垂直断面図、Bは底面図である。 10……容器胴部、12……容器底部、32…
…コイル、36……外押型、38……コイルの屈
曲部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ表面に形成したヒートシール性接
着剤を加熱溶融させて胴部と底部とを接着する紙
容器の底縁部のシール法において、上記胴部の下
部外周にコイルを埋設した外押型を設置し、かつ
当該コイルは上記胴部の継目に対応する部分だけ
を当該継目に屈曲接近させて構成し、当該コイル
に高周波を加えることによつて上記ヒートシール
性接着剤を高周波誘導加熱によつて溶融し、次い
で内押型と上記外押型とにより底縁部を加圧する
ことを特徴とする紙容器の底縁部のシール法。 2 内押型は透磁率の高い金属で構成した特許請
求の範囲第1項記載のシール法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203780A JPS56157339A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Method of sealing bottom edge section of paper vessel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203780A JPS56157339A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Method of sealing bottom edge section of paper vessel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56157339A JPS56157339A (en) | 1981-12-04 |
JPS637940B2 true JPS637940B2 (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=13188562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6203780A Granted JPS56157339A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Method of sealing bottom edge section of paper vessel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56157339A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163641A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 大日本印刷株式会社 | 容器底部の成形方法および成形装置 |
JPS58187336A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-01 | 大日本印刷株式会社 | 紙カツプの製造方法およびその装置 |
JPS58193247A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-10 | 本州製紙株式会社 | ホツト充填用紙製容器及びその製造法並びにその装置 |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP6203780A patent/JPS56157339A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56157339A (en) | 1981-12-04 |
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