JPH07112683A - ガス燃料式スクータ型車両 - Google Patents

ガス燃料式スクータ型車両

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JPH07112683A
JPH07112683A JP26117193A JP26117193A JPH07112683A JP H07112683 A JPH07112683 A JP H07112683A JP 26117193 A JP26117193 A JP 26117193A JP 26117193 A JP26117193 A JP 26117193A JP H07112683 A JPH07112683 A JP H07112683A
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JP
Japan
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gas cylinder
gas
intermediate frame
gas fuel
scooter type
Prior art date
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Pending
Application number
JP26117193A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Takase
克彦 高瀬
Hiroshi Osada
浩 長田
Tetsuo Nojima
徹男 野嶋
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】着座シート下方の物品収納室を確保するととも
に、高圧側と低圧側の補機類を明確に区分してメンテナ
ンス性を向上させ、さらに車体の重量バランスを向上さ
せ、補機類を破損や故障から守り、併せてガスボンベの
着脱性を向上させ重量を車体フレームに対して分散さ
せ、応力集中を回避する。 【構成】エンジン14のガス燃料が充填されたガスボン
ベ23や、一次減圧弁24、圧力センサ25等の高圧側
の補機類をフロアステップ22下に配置する一方、レギ
ュレータ26や電磁弁27等の低圧側の補機類を物品収
納室18の後方に配置した。また、下方から支持する中
間フレーム5を車体フレーム2に設け、この中間フレー
ム5を、下段部分5aと、上段部分5bとから構成し、
上記下段部分5aと上段部分5bの間にガスボンベ23
を挟持して、その底部側が前方に、頭部側が後方に向け
られて中間フレーム5に搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は、ガス燃料に
より作動するエンジンを備えたガス燃料式スクータ型車
両に係り、詳しくはガス燃料を充填したガスボンベや各
種補機類を効率良く車体にレイアウトできるようにした
ガス燃料式スクータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】メタンガスやプロパンガス等のガス燃料
によって作動するエンジンを備えたスクータ型車両が実
用化されつつある。このようなスクータ型車両は、ガス
燃料が充填されたガスボンベや、一次減圧弁、圧力セン
サ、レギュレーター、電磁弁等の多くの補機類を車体に
搭載している。
【0003】これまでに製作されてきたガス燃料式スク
ータ型車両の場合、上記ガスボンベや各種の補機類は、
一般のガソリンエンジン式スクータ型車両において物品
収納室とされてきた着座シート下方のスペース内に一括
して配置されるか、もしくは乗員の足を載せるステップ
ボードの下方にガスボンベがバンド等で固定され、この
ガスボンベの周辺に各補機類が配置されるという部品レ
イアウトが採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように着座シート下方のスペース内にガスボンベや各種
補機類を一括して配置した場合、物品収納室としてのス
ペースが皆無となるため、スクータ型車両としての使い
勝手が非常に悪くなってしまう。
【0005】一方、ステップボードの下方にガスボンベ
を設置してその周辺に各補機類を配置した場合、ガスボ
ンベや一次減圧弁、圧力センサ等の高圧側の補機類と、
レギュレータ、電磁弁等の低圧側の補機類が複雑に入り
組み、メンテナンス性が大幅に損なわれてしまう。
【0006】しかも、ガスボンベや他の補機類が路面に
近付いて配置されるため、これらの部品が路面上の障害
物(段差等)に衝突して破損する恐れがあるとともに、
前後輪が跳ね上げる泥や水がレギュレータ、電磁弁等の
繊細な補機類にかかって故障を誘発させる懸念がある。
【0007】その上、ガスボンベがバンド等で車体フレ
ームに固定されるため、ガスボンベ着脱の際には片手で
ガスボンベを保持しながら他方の手でバンド等を着脱し
なければならず、ガスボンベの着脱作業性が悪い上に、
ガスボンベの重量がバンド等を介して車体フレームに一
点的に掛かるため、車体フレームに応力が集中する傾向
が生じる。
【0008】また、いずれにしても車体の一か所に多数
の重量物が集中する結果になるので、車体の重量バラン
スが悪くなるという問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、着座シート下方の物品収納室を確保する
とともに、高圧側の補機類と低圧側の補機類を明確に区
分してメンテナンス性を向上させ、さらに車体の重量バ
ランスを向上させることのできるガス燃料式スクータ型
車両を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明のもう一つの目的は、ガスボ
ンベや他の補機類を破損や故障から守り、併せてガスボ
ンベの着脱性を向上させるとともにガスボンベの重量を
車体フレームに対して分散させ、応力集中を回避するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るガス燃料式スクータ型車両は、ガス燃
料により作動するエンジンを備えるとともに、ハンドル
バーと着座シートとの間が下方へ低く湾入して乗員の足
を載せる平坦なステップボードが形成され、上記着座シ
ートの下方に大容量の物品収納室が設けられたガス燃料
式スクータ型車両において、エンジンのガス燃料が充填
されたガスボンベや、一次減圧弁、圧力センサ等の高圧
側の補機類を上記ステップボード下に配置する一方、レ
ギュレータや電磁弁等の低圧側の補機類を上記物品収納
室の後方に配置した。
【0012】また、上記ステップボードを下方から支持
する中間フレームを車体フレームに設け、この中間フレ
ームを、車体フレームに固定される下段部分と、この下
段部分の上方に着脱可能に取着される上段部分とから構
成し、上記下段部分と上段部分の間に上記ガスボンベを
挟持してガスボンベを固定した。
【0013】さらに、上記ガスボンベを、その底部側を
前方に、頭部側を後方に向けて上記中間フレームに搭載
した。
【0014】
【作用】上記構成を持つガス燃料式スクータ型車両によ
れば、高圧側の補機類がステップボード下に配置され、
低圧側の補機類が物品収納室の後方に配置されたため、
着座シート下方の物品収納室がそのまま確保されてスク
ータ型車両としての使い勝手が良好に保たれるととも
に、高圧側の補機類と低圧側の補機類とが明確に区分さ
れてメンテナンス性が向上する。また、重量の嵩む補機
類が一か所に集中しなくなるので車体の重量バランスが
向上する。
【0015】しかも、水分に弱いレギュレータや電磁弁
等の低圧側の補機類が路面から遠ざかって上方に位置す
るので、これらの繊細な補機類が前後輪から跳ね上げら
れる泥や水から隔離され、故障を起こしにくくなる。
【0016】また、前記中間フレームの下段部分と上段
部分との間にガスボンベが挟持されて固定されるため、
ガスボンベやその近傍に配置される高圧側の補機類が中
間フレーム全体によって取り囲まれ、障害物との衝突等
から効果的に守られる。
【0017】加えて、中間フレームの上段部分を取り外
せば容易にガスボンベを着脱させることができる上、ガ
スボンベの重量が中間フレーム全体に支持されるため、
車体フレームの応力集中が回避される。
【0018】さらに、ガスボンベの底部側が前方に、頭
部側が後方に向けて中間フレームに搭載されたため、ガ
ス燃料式スクータ型車両の走行時に万一ガスボンベが路
面上の段差等の障害物に衝突した場合、ガスボンベは最
も強度の高い底部側から障害物に衝突することになる。
このため、ガスボンベの破損の度合が最小限に食い止め
られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明が適用されたガス燃
料式スクータ型車両の左側面図である。このガス燃料式
スクータ型車両1の車体フレーム2は、例えば前頭部に
設けられたヘッドチューブ3と、このヘッドチューブ3
から下方に延びる太いメインチューブ4と、上記メイン
チューブ4の下端から後方へ低く延びる細いパイプ製の
中間フレーム5と、この中間フレーム5の後端部に繋が
る鋼板モノコック構造の後部フレーム6とを備えて構成
されている。
【0020】上記ヘッドチューブ3には、フロントフォ
ーク7がハンドルバー8とともに左右回動自在に枢着さ
れ、このフロントフォーク7の下部に前輪9が軸支され
る。一方、前記中間フレーム5の後方にて車幅方向に架
設されたピボット軸11にはリンク12を介してパワー
ユニット13が上下揺動自在に枢支される。このパワー
ユニット13は、ガス燃料により作動するエンジン14
と、Vベルト式変速装置等を用いた動力伝達装置15と
が一体に構成されたもので、上記動力伝達装置15の後
部に後輪16が軸支される。
【0021】パワーユニット13の後部と車体フレーム
2の後部との間は、ショックアブソーバ17によって連
結されており、前記ピボット軸11廻りに回動するパワ
ーユニット13および後輪16の動きが緩衝、復元され
るようになっている。
【0022】車体フレーム2の後部フレーム6内は、ヘ
ルメット等を収納可能な物品収納室18とされており、
その上部開口部の上に着座シート19が開閉可能に載置
される。
【0023】車体フレーム2の周囲はプラスチック製の
フレームカバー21で全面的に覆われており、ガス燃料
式スクータ型車両1の外観向上と内部機器の保護、さら
に空気抵抗の軽減が図られている。このフレームカバー
21は、前記ハンドルバー8と着座シート19との間で
下方に低く湾入しており、乗員の足を載せる平坦なステ
ップボード22が前記中間フレーム5に支持される形で
設けられている。
【0024】図2はガス燃料式スクータ型車両1の平面
輪郭図である。図1および図2に示すように、上記ステ
ップボード22の下方には前記エンジン14のガス燃料
が充填された円筒状のガスボンベ23が配置されてい
る。このガスボンベ23は、例えば左右一対で2本配置
され、これら2本のガスボンベ23の間に一次減圧弁2
4や圧力センサ25等の補機類が配置されている。上記
一次減圧弁24は、ガスボンベ23内の高圧なガス燃料
の圧力を減圧してエンジン14側に送るものであり、圧
力センサ25はガスボンベ23内のガス燃料残量を検出
するものである。
【0025】ここで、ガスボンベ23は、その底部側が
前方に、頭部側が後方に向くように配置される。
【0026】一方、物品収納室18の後方にはレギュレ
ータ26や電磁弁27等の低圧側の補機類が配置されて
いる。
【0027】一次減圧弁24には、左右のガスボンベ2
3の頭部から延出する燃料供給管28が接続される。こ
の燃料供給管28は、ガスボンベ23内の高圧な燃料ガ
スがそのまま通される高圧側の燃料供給管であるため、
高圧に耐え得るようにステンレス材等で形成される。
【0028】一次減圧弁24から後方に延びる低圧側の
燃料供給管29は、車体後部に設けられた前記電磁弁2
7とレギュレータ26に接続され、上記レギュレータ2
6から延出する燃料供給管31がエンジン14のキャブ
レタ32に接続される(図1参照)。上記キャブレタ3
2は、ガス燃料を空気に混合して混合気を生成し、エン
ジン14に供給するものである。
【0029】さらに、車体後部に設けられたガス充填孔
33と切換弁34から延出する燃料充填管35が前記燃
料供給管29に沿って前方に延び、一次減圧弁24に接
続されている。例えばこの燃料充填管35は、燃料供給
管29とともに前記物品収納室18内に挿通されて配設
される。
【0030】図3は図1のIII 矢視による前記中間フレ
ーム5の平面図であり、図4は図3のIV-IV 矢視図、図
5は図3のV-V 線に沿う縦断面図である。
【0031】中間フレーム5は、車体フレーム2に固定
される下段部分5aと、この下段部分5aの上方に着脱
可能に取着される上段部分5bとから構成されている。
上記下段部分5aは、メインチューブ4の下端部から左
右に分岐して下方に延びてから屈曲して後方に延び、後
部フレーム6に繋がるロアーパイプ36と、この左右の
ロアーパイプ36の間を車幅方向に連結する複数のロア
ーブリッジ37から形成されている。
【0032】一方、上段部分5bは、左右一対のアッパ
ーパイプ38と、その間を連結する複数のアッパーブリ
ッジ39から形成されている。図3中に示すように、上
記アッパーパイプ38の前後にはブラケット41が固着
されており、このブラケット41がボルト42によって
メインチューブ4と後部フレーム6に締着され、これに
よって上段部分5b全体が下段部分5a上に着脱可能に
取着される。
【0033】図5に示すように、ロアーブリッジ37の
上面およびアッパーブリッジ39の下面には、それぞれ
ゴム等の弾性材料からなるクッション部材43が固着さ
れており、このクッション部材43にはガスボンベ23
の円筒面に沿うR形状が設けられている。このため、ガ
スボンベ23は上記クッション部材43を介して下段部
分5aと上段部分5bとの間に浮動的に挟持されて固定
される。なお、一次減圧弁24は、例えば図4に示すよ
うにクッション材44を介して中間フレーム5に取り付
けられる。
【0034】ガスボンベ23を着脱させる際は、前記ボ
ルト42を抜いて上段部分5bを上方に取り外し、ガス
ボンベ23を上下に上げ下ろして着脱させる。
【0035】このガス燃料式スクータ型車両1の場合、
ガスボンベ23内の高圧なガス燃料は一次減圧弁24に
よって減圧された後に電磁弁27とレギュレータ26を
経てキャブレタ32に送られ、キャブレタ32内で空気
と混合されて混合気となり、エンジン14に供給され
る。
【0036】ガスボンベ23内のガス燃料が無くなる
と、前記ガス充填孔33からガス燃料が補充される。補
充されたガス燃料は、燃料充填管35を通って一次減圧
弁24に送られた後に、左右に振り分けられて各ガスボ
ンベ23に充填される。
【0037】以上のようにガス燃料式スクータ型車両1
を構成した場合、ガスボンベ23や一次減圧弁24、圧
力センサ25等の高圧側の補機類がステップボード22
下に配置され、レギュレータ26や電磁弁27等の低圧
側の補機類が物品収納室18の後方に配置されたため、
物品収納室18を物品収納用としてそのまま使用するこ
とができ、スクータ型車両としての使い勝手が良好に保
たれる。
【0038】また、高圧側の補機類(24,25)と低
圧側の補機類(26,27)とが明確に区分されてメン
テナンス性が大きく向上すると同時に、重量の嵩むガス
ボンベ23や補機類(24,25,26,27…)が一
か所に集中しなくなるので車体の重量バランスが向上す
る。
【0039】しかも、水分に弱いレギュレータ26や電
磁弁27等の低圧側の補機類が路面から遠ざかって上方
に位置するので、これらの繊細な補機類が前後輪9,1
6から跳ね上げられる泥や水から隔離され、故障を起こ
しにくくなる。
【0040】また、前記中間フレーム5の下段部分5a
と上段部分5bとの間にガスボンベ23が挟持されて固
定されるため、ガスボンベ23やその近傍に配置される
高圧側の補機類(24,25)が中間フレーム5全体に
よって取り囲まれ、障害物との衝突等から効果的に守ら
れる。
【0041】加えて、中間フレーム5の上段部分5bを
取り外せば容易にガスボンベ23を着脱させることがで
きる上、ガスボンベ23の重量が中間フレーム5全体に
支持されるため、車体フレーム2の応力集中が回避され
る。
【0042】さらに、ガスボンベ23の底部側が前方
に、頭部側が後方に向けて中間フレーム5に搭載された
ため、ガス燃料式スクータ型車両1の走行時に万一ガス
ボンベ23が路面上の段差等の障害物に衝突した場合、
ガスボンベ23は最も強度の高い底部側から障害物に衝
突することになる。このため、ガスボンベ23の破損の
度合を最小限に食い止めることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガス
燃料式スクータ型車両は、エンジンのガス燃料が充填さ
れたガスボンベや、一次減圧弁、圧力センサ等の高圧側
の補機類を上記ステップボード下に配置する一方、レギ
ュレーターや電磁弁等の低圧側の補機類を上記物品収納
室の後方に配置したことを特徴とするものである。
【0044】このようにすることにより、着座シート下
方の物品収納室がそのまま確保されてスクータ型車両と
しての使い勝手が良好に保たれるとともに、高圧側の補
機類と低圧側の補機類とが明確に区分されてメンテナン
ス性が大きく向上する。また、重量の嵩む補機類が一か
所に集中しなくなるので車体の重量バランスが向上す
る。
【0045】しかも、水分に弱いレギュレーターや電磁
弁等の低圧側の補機類が路面から遠ざかって上方に位置
するので、これらの繊細な補機類が前後輪から跳ね上げ
られる泥や水から隔離され、故障を起こしにくくなる。
【0046】また、本発明に係るガス燃料式スクータ型
車両は、上記ステップボードを下方から支持する中間フ
レームを車体フレームに設け、この中間フレームを、車
体フレームに固定される下段部分と、この下段部分の上
方に着脱可能に取着される上段部分とから構成し、上記
下段部分と上段部分の間に上記ガスボンベを挟持してガ
スボンベを固定したことを特徴とするものである。
【0047】このため、ガスボンベやその近傍に配置さ
れる高圧側の補機類が中間フレーム全体によって取り囲
まれ、障害物との衝突等から効果的に守られる上、中間
フレームの上段部分を取り外せば容易にガスボンベを着
脱させることができ、しかもガスボンベの重量が中間フ
レーム全体に支持されるので車体フレームの応力集中が
回避される。
【0048】さらに、本発明に係るガス燃料式スクータ
型車両は、上記ガスボンベを、その底部側を前方に、頭
部側を後方に向けて上記中間フレームに搭載したので、
ガス燃料式スクータ型車両の走行時に万一ガスボンベが
路面上の段差等の障害物に衝突した場合、ガスボンベは
最も強度の高い底部側から障害物に衝突することにな
り、ガスボンベの破損の度合を最小限に食い止めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたガス燃料式スクータ型車両
の左側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す、ガス燃料式スクータ
型車両の平面輪郭図。
【図3】図1のIII 矢視による平面図。
【図4】図3のIV-IV 矢視図。
【図5】図3のV-V 線に沿う縦断面図。
【符号の説明】
1 ガス燃料式スクータ型車両 2 車体フレーム 5 中間フレーム 5a 下段部分 5b 上段部分 8 ハンドルバー 13 パワーユニット 14 エンジン 18 物品収納室 19 着座シート 22 ステップボード 23 ガスボンベ 24 一次減圧弁 25 圧力センサ 26 レギュレータ 27 電磁弁 43 クッション部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス燃料により作動するエンジンを備え
    るとともに、ハンドルバーと着座シートとの間が下方へ
    低く湾入して乗員の足を載せる平坦なステップボードが
    形成され、上記着座シートの下方に大容量の物品収納室
    が設けられたガス燃料式スクータ型車両において、エン
    ジンのガス燃料が充填されたガスボンベや、一次減圧
    弁、圧力センサ等の高圧側の補機類を上記ステップボー
    ド下に配置する一方、レギュレータや電磁弁等の低圧側
    の補機類を上記物品収納室の後方に配置したことを特徴
    とするガス燃料式スクータ型車両。
  2. 【請求項2】 上記ステップボードを下方から支持する
    中間フレームを車体フレームに設け、この中間フレーム
    を、車体フレームに固定される下段部分と、この下段部
    分の上方に着脱可能に取着される上段部分とから構成
    し、上記下段部分と上段部分の間に上記ガスボンベを挟
    持してガスボンベを固定したことを特徴とする、請求項
    1に記載のガス燃料式スクータ型車両。
  3. 【請求項3】 上記ガスボンベを、その底部側を前方
    に、頭部側を後方に向けて上記中間フレームに搭載した
    ことを特徴とする、請求項1に記載のガス燃料式スクー
    タ型車両。
JP26117193A 1993-10-19 1993-10-19 ガス燃料式スクータ型車両 Pending JPH07112683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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