JPH071116B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH071116B2
JPH071116B2 JP63249328A JP24932888A JPH071116B2 JP H071116 B2 JPH071116 B2 JP H071116B2 JP 63249328 A JP63249328 A JP 63249328A JP 24932888 A JP24932888 A JP 24932888A JP H071116 B2 JPH071116 B2 JP H071116B2
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廣之 布川
光男 瀬山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機に係り、特に熱交換器と調温機とを
接続する配管に取付けた制御弁開度の制御に関するもの
である。
(ロ)従来の技術 空気調和機の従来技術としては、ボイラーと、ポンプ
と、制御弁と、室内用熱交換器とを配管で環状に連結し
て温水暖房回路を構成し、送風機にて前記熱交換器から
の温風を室内へ供給するもの、例えば実開昭57−124020
号に記載のものがある。
そして、このような空気調和機では、室内温度を設定温
度へいち早く近づけるために運転開始の際には制御弁が
全開に制御される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機では、使用している制御弁の開閉寿
命があるのであまり頻繁に制御できず、設定温度〔以下
TSと記す〕と室内温度〔以下TRと記す〕とが一致した後
制御弁はTSとTRの温度に応じて数分毎に制御されてい
た。このため、TS=TR後のTSとTRとの小さな温度差に応
じて制御弁の開度が減少制御され、かつ、数分間毎に制
御弁の開度が制御されるのでTRのオーバーシュートが大
きくなり、快適性に多少の問題があった。
本発明は、従来のものと比べて、より快適にTRを制御す
ることのできる空気調和機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、熱媒体を供給する熱源機と、この熱媒体が流
れる熱交換器と、この熱交換器に流れる熱媒体の流量を
変える流量可変弁とを有し熱交換器で温度調節された空
気を室内に供給して運転を行なう空気調和機において、
運転の開始時に室温が設定値を越えた値の所定値を越え
ている際は流量可変弁を閉じ、室温が設定値を越えてい
ない際は流量可変弁の開度を室温と設定値とに基づいて
開く制御装置を備えたものである。
また、運転開始時に室温が設定値を越えない値の所定値
を越えていない際は流量可変弁を全開し、室温が所定値
を越えている際は流量可変弁を室温と設定値とに基づく
開度に開く制御装置を備えたものである。
(ホ)作用 本発明の空気調和機においては、暖房開始の際に設定温
度とこの設定温度より所定温度低い温度との範囲内に室
内温度がある場合、制御器が制御弁の開度を全開より絞
った開度に制御し、熱交換器への温水流量を絞る。
また、冷房開始の際に設定温度とこの設定温度より所定
温度高い温度との範囲内に室内温度がある場合、制御器
が制御弁の開度を全開より絞った開度に制御し、熱交換
器への冷水流量を絞る。
(ヘ)実施例 第1図は本発明による空気調和機の概略構成説明図であ
る。図において、(1)は熱源機、(2)(3)は制御
弁(流量可変弁)、(4)は室内に設置された熱交換
器、(5)は熱交換器からの熱風を室内へ供給する送風
機、(6)は逆止弁、(7)(8)は熱源機(1)から
の温水が常に建物内を循環する給湯が行なわれる配管、
(9)は室内温度〔以下TRと記す〕を検出する検出器、
(10)は設定温度〔以下TSと記す〕を設定するための設
定器、(11)は検出器(9)や設定器(10)からの信号
によって制御弁(2)(3)の開度を所定時間毎に、例
えば4分間毎に制御する制御装置である。
この制御装置(11)はマイクロコンピュータ等から構成
され、空気調和機の運転開始時にTR>TS(設定値を越え
た値の所定値=設定値とした場合)であれば制御弁
(2)(3)の開度を全閉に制御し、TR<TS−3(設定
値を越えない値の所定値=TS−3とした場合)〔ただ
し、3は3℃を示す〕であれば制御弁(2)(3)の開
度を全開に制御し、TS≧TR≧TS−3であれば制御弁
(2)(3)の開度を全開より絞った開度、例えば弁開
度のステップ数が31あれば20ステップに制御するもので
ある。
また、この制御装置(11)はTRが上昇してTSに達した時
点でこの時点での弁開度の約2/3に制御する。例えば弁
開度が全開であれば、これは前述した31ステップに相当
するので20ステップに弁開度が制御され、弁開度が20ス
テップであれば、13ステップに弁開度が制御される。前
述した約2/3という値は、実験等によりTRのオーバーシ
ュートが小さくなるように求めた値であり、第2図に示
すように従来のもののTRに比べてTRのオーバーシュート
が小さくなる。
更に、前記制御装置(11)はTSが変更された時点で、前
述した運転開始時の弁制御〔全開、つまり31ステップ
か、あるいは20ステップかの制御〕がなされるものであ
る。
本発明による空気調和機の構成は以上であり、以下動作
について説明する。暖房開始時に、TR<TS−3であれ
ば、従来のものと同様に、制御弁(2)(3)は全開に
制御される。
しかし、TS≧TR≧TS−3であれば、制御弁(2)(3)
は20ステップに制御される。制御弁(2)(3)が20ス
テップに制御された場合は、制御弁が全開〔31ステップ
に相当〕に制御されていた従来のものに比べて、TRの温
度勾配が小さくなるのでTRのオーバーシュートが小さく
なる。
熱交換器(4)に温水が供給され、送風機(5)により
室内に温風が供給されるとTRは上昇しTSに徐々に近づ
く。TRがTSに達すると、本発明の空気調和機では、この
時点での制御弁(2)(3)の開度が約2/3に制御され
る。例えば制御弁(2)(3)の開度が全開〔31ステッ
プ〕であれば20ステップに、開度が20ステップであれば
13ステップに制御される。このように、本発明の空気調
和機ではTRがTSに達した時点で制御弁の開度が大きく減
少制御されるので、TRがTSに達した後のTRとTSとの差に
応じて制御弁の開度が制御されていた従来のものに比べ
て、TRのオーバーシュートを小さくすることができる。
引続き室内の暖房が行なわれ、設定温度が引上げられた
際に、TR<TS−3である場合、制御弁(2)(3)の開
度は全開〔31ステップ〕に制御され、TS≧TR≧TS−3の
場合、制御弁(2)(3)の開度は20ステップに制御さ
れる。このように、設定温度が暖房途中で変更された場
合、この時点で、TR<TS−3であれば制御弁(2)
(3)が全開に制御され、TS≧TR≧TS−3であれば制御
弁(2)(3)の開度が20ステップに制御されるので、
所定時間毎にTRとTSとの温度差に応じて制御弁の開度が
制御されていた従来のものに比べて、制御弁(2)
(3)の開度の制御が早く、かつ、大きく制御されてTR
の応答性がよくなる効果がある。
尚、本発明は熱源機のみならず冷水を供給する冷水供給
装置(12)を設けて、室内の冷房を行なわせても良く、
この場合制御装置は以下のような働きをさせればよい。
制御装置は冷房開始の際に、TR<TSの場合制御弁の開度
を全閉に制御し、TS+t≧TR≧TS〔ただしtは所定温
度〕の場合制御弁の開度を全開より絞った開度に制御
し、TR>TS+tの場合制御弁の開度を全開とするもの。
また、制御装置は、TRが低下してTSに達した時点でこの
時点での弁開度を減少制御するものであれば良い。
加えて、制御装置は、TSが変更された際にこの時点で、
TR>TS+tの場合は制御弁の開度を全開に制御し、TS
t≧TR≧TSの場合は制御弁の開度を全開より絞った開度
に制御するような機能を持つものを用いても構わない。
(ト)発明の効果 本発明の空気調和機においては、暖房開始の際に設定温
度とこの設定温度より所定温度低い温度との範囲内に室
内温度がある場合熱交換器への温水流量が絞られる。こ
のため、本発明では、室内での熱交換量が減るので室内
温度の温度勾配が小さくなって室内温度のオーバーシュ
ートが低減し、より快適な暖房が可能となる。
また、冷房開始の際に設定温度とこの設定温度より所定
温度高い温度との範囲内に室内温度がある場合は熱交換
器への冷水流量が絞られる。このため、本発明では暖房
時と同様冷房時にも室内温度のオーバーシュートが低減
し、より快適な冷房が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気調和機の概略構成説明図、第
2図は制御弁の開度と室内温度との関係を示す説明図で
ある。 (1)……熱源機、(2)……制御弁、(3)……制御
弁、(4)……熱交換器、(7)……配管、(8)……
配管、(9)……検出器、(10)……設定器、(11)…
…制御装置、(12)……冷水供給装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱媒体を供給する熱源機と、この熱媒体が
    流れる熱交換器と、この熱交換器に流れる熱媒体の流量
    を変える流量可変弁とを有し熱交換器で温度調節された
    空気を室内に供給して運転を行なう空気調和機におい
    て、流量可変弁の開度を運転開始から所定周期毎に調節
    するように成し、運転の開始時に室温が設定値を越えて
    いる際は流量可変弁を閉じて運転を開始し、室温が設定
    値を越えていない際は流量可変弁の開度を全開より絞っ
    た開度で少なくとも室温が設定値に近ずくまで運転する
    制御装置を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】熱媒体を供給する熱源機と、この熱媒体が
    流れる熱交換器と、この熱交換器に流れる熱媒体の流量
    を変える流量可変弁とを有し熱交換器で温度調節された
    空気を室内に供給して運転を行なう空気調和機におい
    て、流量可変弁の開度を運転開始から所定周期毎に調節
    するように成し、運転開始時に室温が設定値を越えない
    値の所定値を越えていない際は流量可変弁を全開で少な
    くとも室温が設定値に近ずくまで運転し、室温が所定値
    を越えている際は流量可変弁を室温と設定値とに基づく
    開度に開いて運転を開始する制御装置を備えたことを特
    徴とする空気調和機。
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