JPH07111600B2 - トナ−補給機構 - Google Patents

トナ−補給機構

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JPH07111600B2
JPH07111600B2 JP62019492A JP1949287A JPH07111600B2 JP H07111600 B2 JPH07111600 B2 JP H07111600B2 JP 62019492 A JP62019492 A JP 62019492A JP 1949287 A JP1949287 A JP 1949287A JP H07111600 B2 JPH07111600 B2 JP H07111600B2
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JP
Japan
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toner
roller
developing device
conveying roller
spiral
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JP62019492A
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JPS63186278A (ja
Inventor
修二 藤澤
正勝 明石
Original Assignee
三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複写機、ファクシミリ等において、トナータ
ンクに収納されるトナーを現像装置内に補給するトナー
補給機構に関するものである。
(従来技術) 従来の複写機等において、トナーを収納するトナータン
クと、このトナータンクよりトナーが補給される現像装
置を設ける場合、現像装置の上方に光学系等が通過でき
るスペースを確保しておくために、トナータンクを現像
装置の直上方には設けず、水平方向に関しずらした位置
に設けることが一般に行なわれている。
このように配設されたトナータンクから現像装置内にト
ナーを補給する機構としては、両者の間にトナーを搬送
する搬送通路を設け、この搬送通路内に、トナータンク
から現像装置に向かって進行する方向に回転駆動される
螺旋状のローラを設けて、このローラの駆動により搬送
通路内でトナーを搬送するようにしたものが一般に用い
られている(例えば実開昭57−119343号公報参照)。
ところで、このような構造において、トナー補給量を増
加するには、(1)搬送通路およびローラの径を大きく
するか、あるいは、(2)ローラによるトナーの搬送速
度を大きくすることが考えられる。
ところが、搬送通路およびローラの径を大きくする場合
には、それに伴って搬送機構全体の寸法が大きくなるた
め、コンパクトな機械設計を目指すには障害となる欠点
がある。
一方、ローラによるトナーの搬送速度を大きくする手段
としては、ローラの駆動回転数を上げるか、あるいはロ
ーラの螺旋ピッチを大きくすることが考えられる。
しかし、回転数を上げた場合には、このローラを駆動す
るモータ等の駆動手段の駆動トルクが減少して駆動力の
不足につながるおそれがあり、また、ローラの螺旋ピッ
チを大きくすると、トナーが微細に粉末化されないうち
に固まりとなって現像装置内に補給され、これによっ
て、現像装置内の撹拌効率の低下やトナーの飛散を引起
こすおそれがあった。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑み、トナーを理想的な粉末状態に
して現像装置に補給でき、しかもコンパクトな構成でト
ナー補給量を増加することができるトナー補給機構を提
供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、一端にトナータンクを備え、現像装置に対向
して開口し軸方向に延びる窓が周面に形成された筒状の
搬送通路と、この搬送通路内においてその軸方向に延
び、上記トナータンクから現像装置にトナーを搬送する
ように回転駆動される搬送ローラとからなるトナー補給
機構において、この搬送ローラは、螺旋状の内側搬送ロ
ーラと、この内側搬送ローラの外周に略同軸に配された
螺旋状の外側搬送ローラとからなり、この外側搬送ロー
ラの螺旋ピッチは内側搬送ローラの螺旋ピッチよりも小
さくしたものである。
このような構成によれば、トナータンク内のトナーは、
ピッチの大きな内側搬送ローラによって大きな搬送速度
で搬送され、しかも、ピッチの小さな外側搬送ローラに
よって微細に粉末化された状態で、現像装置内に補給さ
れる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図および第2図に基づいて説明す
る。
複写機内に設けられた感光体ドラム1の近傍に、現像装
置2を配置している。この現像装置2は、現像ローラ
3、穂切り板4、案内板5、および撹拌ローラ6を内蔵
している。現像ローラ3は、第1図の矢印方向に回転す
ることにより、この感光体ドラム1の周面上にトナー顕
像を作成する。穂切り板4は、この現像ローラ3の表面
に吸着されたトナーの穂切りを行い、案内板5は、この
穂切り板4により塞き止められたトナーを、撹拌ローラ
6側に戻すように案内する。撹拌ローラ6は、軸7回り
に回転駆動され、現像装置2内のトナーを撹拌する。ま
た、この現像装置2の上端には、上方に開口するトナー
補給口2aを形成している。
そして、この現像装置2の上方には、複写機の前後方向
に延びる筒状の搬送通路9を設けている。この搬送通路
9は、その前端に、上方に開口する受部9aを有してお
り、この受部9aに、トナーを収納するトナータンク8の
下端部が挿入されている。このトナータンク8の下端部
は、下方に向かう開口8aとなっており、従って、トナー
タンク8と搬送通路9とは連通した状態になっている。
この搬送通路9において、現像装置2のトナー補給口2a
に対向する周面には、搬送通路9の軸方向に延びる細長
の窓10を形成している。窓10は、トナータンク8に近い
側の端部の幅に比べ、その反対側の端部の幅が大きいテ
ーパ状になっている。また、この搬送通路9において現
像装置2側の端部は壁9bによって塞がっており、ここで
塞ぎ止められたトナーを現像装置2内に落下させるよう
に、この壁9bの手前の部分に補助窓10aを設けている。
この搬送通路9内には、トテーを現像装置に搬送するた
めの搬送ローラ20を設けている。この搬送ローラ20は、
搬送通路9の軸方向のほぼ全域に亘って延びる螺旋状の
内側搬送ローラ11と、この内側搬送ローラ11と同範囲に
亘って延び、内側搬送ローラ11の外周に同軸に配された
螺旋状の外側搬送ローラ12とからなっている。
内側搬送ローラ11は、幅の小さい板状の部材によって全
体が螺旋状の羽根に形成されており、その中心部分は中
空になっている。外側搬送ローラ12は、細い丸棒によっ
てコイル状に形成されており、その内径は内側搬送ロー
ラ11の外径よりも大径で、螺旋ピッチは内側搬送ローラ
11よりも小さくなっている。これらのローラ11,12は、
同一のモータ13の駆動軸14と連結している。
このモータ13は、支持ブラケット15によって搬送通路9
の端部に取付けられており、その内部には減速機構を備
え、電源から駆動力を受けてその駆動軸14が一定の速度
で回転することにより、上記ローラ11,12を、ともにト
ナータンク8から現像装置2にトナーを搬送する方向に
進行するように回転駆動する。
このような構造において、上記内側搬送ローラ11および
外側搬送ローラ12をモータ13によって回転駆動すれば、
内側駆動ローラ11および外側搬送ローラ12は、トナータ
ンク8に収納されているトナーを搬送通路9内において
現像装置2に向かって搬送する。このとき、内側搬送ロ
ーラ11は、その螺旋ピッチが外側搬送ローラ12よりも大
きいために、外側搬送ローラ12に比べ搬送速度が大き
く、このような大きな速度で、トナーを現像装置2に向
かって搬送する。これとともに、内側搬送ローラ11より
もピッチの小さい外側搬送ローラ12がこのトナーをふる
いにかけるようにして微細化し、粉末状態にして窓10を
通じて現像装置2内に補給する。なお、この補給時にお
いて、窓10を上記のようにテーパ状に形成していること
により、トナーが現像装置2の補給口2aの手前で大量に
落下するのを防いでおり、複写機の前後方向に関して現
像装置2内に均等にトナーを補給できるようになってい
る。
従って、このトナー補給機構によれば、内側搬送ローラ
11のピッチを大きくすることにより、トナーの搬送速度
を大きくすることができて補給量の増加が果せると同時
に、外側搬送ローラ12のピッチを小さくすることによ
り、このように搬送されたトナーを十分に微細な状態ま
で粉末化して現像装置2内に補給することが可能とな
る。また、このように搬送速度を上げることにより、補
給量の増加とともに、トナータンク8の交換によって上
記受部9aに再投入されたトナーをいち早く現像装置2内
へ搬送でき、トナー再投入後直ちに複写機を使用状態に
できるという効果も同時に得ることができる。
内側搬送ローラ11と外側搬送ローラ12の螺旋ピッチの実
際の寸法としては、組立ての面および回転時の安定性の
面から考えて、内側ピッチが 外側ピッチの2倍以上であることが好ましい。第1表
に、これら搬送ローラ11,12の寸法の一例が示されてお
り、このような寸法を有する搬送ローラ11,12によって
上記効果が得られることが実験により確かめられてい
る。
なお、上記実施例では内側搬送ローラ11と外側搬送ロー
ラ12を同一のモータ13によって同回転速度で駆動してい
るが、それぞれ別個の駆動源により回転駆動するように
してもよいし、回転速度が異なっていても、内側ローラ
11の進行速度が外側搬送ローラ12の進行速度よりも大き
くなるように設定してあれば、同様の効果が得られる。
また、内側搬送ローラの形状も上記に限らず、例えばそ
の中心に中心軸を設け、この中心軸の外周に螺旋状のロ
ーラを形成したものであっても構わない。
(発明の効果) 以上のように本発明は、一端にトナータンクを備えた搬
送通路によってトナータンクと現像装置を連通させ、こ
の搬送通路内に、その軸方向に延びる内側搬送ローラ
と、この内側搬送ローラよりもピッチの小さな外側搬送
ローラとを配設し、両ローラがともにトナーをトナータ
ンクから現像装置に搬送するようにそれぞれを回転駆動
しているため、内側ローラのピッチを大きく設定するこ
とによりトナーの搬送速度を上げ、トナーの補給量を増
加することができるとともに、ピッチの小さな外側搬送
ローラによってトナーを十分に微細化して現像装置内に
補給することができる。
従って本発明は、トナーを理想的な粉末状態にして現像
装置に補給できる構造を維持しながら、しかもコンパク
トな構成で、トナー補給量の増加を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるトナー補給機構の破
断正面図、第2図は同トナー補給機構の破断側面図であ
る。 2…現像装置、8…トナータンク、9…搬送通路、10…
窓、11…内側搬送ローラ、12…外側搬送ローラ、20…搬
送ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端にトナータンクを備え、現像装置に対
    向して開口し軸方向に延びる窓が周面に形成された筒状
    の搬送通路と、この搬送通路内においてその軸方向に延
    び、上記トナータンクから現像装置にトナーを搬送する
    ように回転駆動される搬送ローラとからなるトナー補給
    機構において、この搬送ローラは、螺旋状の内側搬送ロ
    ーラと、この内側搬送ローラの外周に略同軸に配された
    螺旋状の外側搬送ローラとからなり、この外側搬送ロー
    ラの螺旋ピッチは内側搬送ローラの螺旋ピッチよりも小
    さくしたことを特徴とするトナー補給機構。
JP62019492A 1987-01-28 1987-01-28 トナ−補給機構 Expired - Lifetime JPH07111600B2 (ja)

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JP62019492A JPH07111600B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 トナ−補給機構

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JP62019492A JPH07111600B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 トナ−補給機構

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JPS63186278A JPS63186278A (ja) 1988-08-01
JPH07111600B2 true JPH07111600B2 (ja) 1995-11-29

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JP62019492A Expired - Lifetime JPH07111600B2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 トナ−補給機構

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