JPH1069166A - 現像剤搬送装置 - Google Patents

現像剤搬送装置

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JPH1069166A
JPH1069166A JP8226316A JP22631696A JPH1069166A JP H1069166 A JPH1069166 A JP H1069166A JP 8226316 A JP8226316 A JP 8226316A JP 22631696 A JP22631696 A JP 22631696A JP H1069166 A JPH1069166 A JP H1069166A
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conveying
toner
transporting
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JP8226316A
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English (en)
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Kazunori Kanekura
和紀 金倉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤搬送装置の高さを低く抑え、ひいては
画像形成装置本体の小型化を図ることができる現像剤搬
送装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 クランク30の回転により搬送板32は
トナー貯蔵室18の底面6bに沿って補給ローラ17方
向に進む。ここで搬送板32はトナー16に押され回転
するがストッパ31cにより進行方向に対し垂直な位置
で停止し、トナー16を搬送する。さらに、クランク3
0が回転すると搬送板32は逆方向に進むが、ここで搬
送板32はトナー16に押され回転するためトナー16
は逆方向には搬送されない。以上の動作により、搬送板
32がトナー貯蔵室18内のトナー16を攪拌するとと
もに補給ローラ17上に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置における現像剤を搬送する現像剤搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光プリンタ、普通紙ファクシミ
リ、複写機等の電子写真方式を用いた画像形成装置の小
型化は目覚ましく、その一構成部である現像剤搬送装置
の小型化も重要な課題である。
【0003】以下に従来の画像形成装置における現像剤
搬送装置について説明する。図10は従来の現像剤搬送
装置を用いた画像形成装置本体の構成図、図11は従来
の現像剤搬送装置を用いたプロセスユニットの構成図、
図12は従来の現像剤搬送装置を用いたプロセスユニッ
トの斜視図、図13は従来の現像剤搬送装置の斜視図で
ある。
【0004】図10において、1は画像形成装置として
のプリンタ本体、2は出力用紙3を収納している給紙カ
セット、4は給紙カセット2内の出力用紙3を1枚ずつ
給紙する給紙ローラ、5は給紙ローラ4により給紙され
た出力用紙3を搬送方向下流側の印字部へ搬送するため
の搬送ローラである。
【0005】6は画像形成を行う主要部品を一体に構成
しプリンタ本体1に着脱自在に支持することで消耗部品
の交換を容易にしたプロセスユニット、7はプロセスユ
ニット6内部に設けられた感光体、8は画像データに応
じたレーザビームの露光光線8aを照射し感光体7上に
静電潜像を形成するレーザ走査ユニット(以下、LSU
と略す。)、9は感光体7上のトナー像を高電圧が印加
されることで搬送ローラ5より搬送されてきた出力用紙
3の表面上に転写させる転写ローラで軸9aの外周面上
にウレタン等の導電性部材9bが形成されておりプリン
タ1本体に軸支されている。
【0006】ここで図11、図12に基づいてプロセス
ユニット6について詳細に説明する。感光体7はドラム
外周面上にセレン(Se)あるいは有機光電導体(OP
C)等の感光層が薄膜上に塗布されており、プロセスユ
ニット6の枠体6aに設けられた固定軸10により回転
自在に軸支されている。
【0007】以下感光体7周面に配置された部材を回転
方向矢印Aの順に説明する。11はプリンタ本体1内部
の高圧電源(図示せず)により−1.2kV程度の高電
圧を印加し、感光体7の表面を−700V程度に一様に
帯電させる帯電器で、その後露光光線8aの照射により
静電潜像が形成される。
【0008】12は枠体6aの側壁に回転自在に軸支さ
れ、軸12aの外周面上にウレタン等の導電性部材12
bが形成されている現像ローラ。13はブレード板13
aの先端にシリコン等の導電性部材13bが形成されて
おり、枠体6aに固定されている固定板14に板バネ1
5により挟持固定され、現像ローラ12の表面を現像剤
としてのトナー16を介して押圧している現像ブレー
ド、17は枠体6aの側壁に回転自在に軸支され、軸1
7aの外周面上にウレタン等の導電性部材17bが形成
されている補給ローラで、現像ローラ12の表面にトナ
ー16を供給している。
【0009】18は枠体6aにより構成され、トナー1
6を収容するためのトナー貯蔵室、19はアジテータ
で、図13に示すように両端を枠体6aの側面に回転自
在に軸支されている。軸19aには複数の孔19bが設
けられた羽根19cが形成され、一端には歯車19dが
設けられている。トナー貯蔵室18内のトナー16はア
ジテータ19により攪拌されるとともに補給ローラ17
上に供給される。更にトナー16は補給ローラ17によ
り現像ローラ12上に供給され、現像ブレード13の押
圧力により均一な薄層状態に摩擦帯電され感光体7上に
搬送される。
【0010】トナー16を表面に担持した現像ローラ1
2に−300V程度の負電位を印加しトナー16に予め
負電荷を与えておくことで、感光体7上の露光光線8a
が照射され電荷がなくなった部分にのみトナー16を付
着させトナー像を形成するネガポジプロセス現像を行
う。
【0011】図12において20はトナー貯蔵室18に
トナー16を補給する際に開閉される開閉蓋で、枠体6
aにスライド可能に支持されている。21はトナー16
を収容するトナー補給容器で、トナー貯蔵室18にトナ
ー16が無くなったときの補給の際に使用される。21
aは、トナー補給容器21の一部で構成された突起で、
枠体6aの一部で構成されたフック22にはめ込まれる
ことでトナー補給容器21をプロセスユニット6に結合
させている。23はトナー16をトナー補給容器21に
密封して外部に散出しないようにしているフィルムで、
トナー補給の際は剥がされる。
【0012】その後、感光体7上のトナー像は転写ロー
ラ9に+1kV程度の高電圧を印加することにより出力
用紙3の表面上に転写される。24は出力用紙3に転写
しきれず感光体7上に残ったトナー16を除去するクリ
ーニングブレードである。
【0013】プロセスユニット6内の主要部品である感
光体7、帯電器11、現像ローラ12、クリーニングブ
レード24等は、一般にプリンタ本体1の他の構成部品
より寿命が短く、定期的に交換する必要があることから
プロセスユニット6に一体化し、一度に交換することに
よりメンテナンスの省力化を図っている。交換する際
は、図10に示したカバー25を開くことでプロセスユ
ニット6が交換可能となる。
【0014】図10において、26はトナー像を転写さ
れた出力用紙3を、内部に熱源を有するヒートローラ2
6aの熱と加圧ローラ26bの挟持圧によってトナー像
を出力用紙3にしっかりと定着させる定着器、27は定
着器26からの出力用紙3を機外に排出する排紙ロー
ラ、28は出力用紙3への印字形成が終了し排出された
印字済用紙、29は印字済用紙28を積載させるための
排紙トレイである。
【0015】以上のように構成された従来の画像形成装
置における現像剤搬送装置について、以下その動作を説
明する。図13において、アジテータ19は歯車19d
によりプリンタ1本体から回転駆動力を受け、矢印D方
向に回転している。この回転によりアジテータ軸19a
に支持された羽根19cがトナー貯蔵室18内のトナー
16を攪拌するとともに補給ローラ17上に搬送する。
ここでトナー貯蔵室18は、アジテータ19が回転体で
あるため、図11に示した回転直径B以上の高さが必要
である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、給紙カセット2がプリンタ1本体の底面
にあるため、自ずと設置面積の小型化には限界があり、
小型化を図るにはプリンタ1本体の高さを低くする必要
があるが、トナー貯蔵室18の高さが高いため図10に
示したようにトナー貯蔵室18の突出する寸法Cだけプ
リンタ1本体の高さが高くなるという問題点を有してい
た。
【0017】本発明は上記課題を解決するもので、トナ
ー貯蔵室の薄型化を図り、プリンタ本体の高さを低くす
ることを可能にした現像剤搬送装置を提供することを目
的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、現像剤貯蔵部内
部にあって現像剤の搬送方向に往復運動するするととも
に搬送方向に移動するときは搬送方向から離れる方向に
移動するときよりも搬送方向の投影面積が大きくなるよ
う姿勢を変化する第一の搬送部材とを備えた。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に係わ
り、第一の搬送部材は複数の板状部材からなることを特
徴とする。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項2に係わ
り、第一の搬送部材は第一の支持部材により現像剤の搬
送方向に並んで結合されていることを特徴とする。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項3に係わ
り、第一の支持部材を現像剤の搬送方向に往復運動させ
る第一のカム部材を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項2から4
に係わり、第一の搬送部材は現像剤の搬送方向に移動す
るときは搬送方向に対しほぼ垂直の姿勢で、搬送方向か
ら離れるときは支点を中心に回転動作することを特徴と
する。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項5に係わ
り、支点は第一の搬送部材の重心より上側にあり第一の
搬送部材は支点に対し回転自在に支持されているととも
に現像剤の搬送方向に移動するときに第一の搬送部材が
搬送方向にほぼ垂直の姿勢で停止するよう付勢する付勢
部材を備えたことを特徴とする。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項5に係わ
り、第一の搬送部材の回転動作はそれぞれの第一の搬送
部材と結合した駆動部材を第二のカム部材により動作さ
せることで発生することを特徴とする。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項7に係わ
り、第一のカム部材と第二のカム部材は同一軸上にある
ことを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の発明は、現像剤を貯蔵す
る現像剤貯蔵部と、現像剤貯蔵部内部にあり現像剤の搬
送方向に往復運動するするとともに搬送方向に移動する
ときより離れる方向に移動するときのほうがお互いの距
離が離れる二部材からなる第二の搬送部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0027】請求項10に記載の発明は、請求項9に係
わり、第二の搬送部材はそれぞれ平面上の板状部材また
は格子状部材からなり近接し合わさって配置しているこ
とを特徴とする。
【0028】請求項11に記載の発明は、請求項10に
係わり、第二の搬送部材は上側に位置する上側の搬送部
材と下側に位置する下側の搬送部材からなり、上側の搬
送部材は往復上下移動を行い、下側の搬送部材は現像剤
貯蔵部の底部に沿って平行移動することを特徴とする。
【0029】請求項12に記載の発明は、請求項11に
係わり、上側の搬送部材と下側の搬送部材をそれぞれ支
持する第二の支持部材と第三の支持部材はそれぞれ第三
のカム部材と第四のカム部材により動作されることを特
徴とする。
【0030】請求項13に記載の発明は、請求項12に
係わり、第三のカム部材と第四のカム部材は同一のクラ
ンク部材からなり第二の支持部材はクランク部材により
往復上下方向に動作され第三の支持部材はクランク部材
により往復方向に動作されることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】請求項1の発明によれば、現像剤
の搬送部材に回転式のアジテータ等を用いる必要が無く
現像剤搬送装置の高さを低くできる。
【0032】請求項2の発明によれば、板状部材を複数
配列することにより効率的に現像剤を搬送できる。
【0033】請求項3の発明によれば、搬送部材を現像
剤の搬送方向に並んで結合することで、より現像剤搬送
装置の高さを低くできる。
【0034】請求項4の発明によれば、カム部材により
支持部材を往復運動させることで簡便な機構で搬送部材
を往復運動できる。
【0035】請求項5の発明によれば、搬送部材の姿勢
の変化動作を簡便な機構でできる。請求項6の発明によ
れば、搬送部材の姿勢の変化動作用に特に駆動機構を設
ける必要がない。
【0036】請求項7の発明によれば、カム部材により
駆動部材を往復運動させることで簡便な機構で搬送部材
の姿勢の変化動作ができる。
【0037】請求項8の発明によれば、カム部材を同一
軸上に設けることでカム部材の駆動機構を共用化でき
る。
【0038】請求項9の発明によれば、現像剤の搬送部
材に回転式のアジテータ等を用いる必要が無く現像剤搬
送装置の高さを低くできる。
【0039】請求項10の発明によれば、搬送部材に平
面上の部材を使用することで、より現像剤搬送装置の高
さを低くできる。
【0040】請求項11の発明によれば、搬送部材の上
下移動を搬送部材の一方側に限定することで搬送部材の
駆動機構を簡便にできる。
【0041】請求項12の発明によれば、カム部材によ
り支持部材を動作させることで簡便な機構で搬送部材を
動作できるという作用を有する。
【0042】請求項13の発明によれば、同一のクラン
ク部材で上側の搬送部材と下側の搬送部材をそれぞれ動
作させることで簡便な機構で搬送部材を動作できる。
【0043】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による現像剤搬送装置を用いたプロセスユニットの
構成図、図2は同現像剤搬送装置を用いたプロセスユニ
ットの斜視図、図3は同現像剤搬送装置の動作説明図で
ある。以下において、図10から図13に示す従来例と
同じ構成部材については同じ符号を付与して詳細な説明
は省略する。
【0044】図1、図2において、30は第一のカム部
材としてのクランクで、両端を枠体6aの側面に回転自
在に軸支されている。クランク状のクランク軸30aお
よびその一端に設けられた歯車30bからなる。31は
第一の支持部材としての側板で、枠体6aからなりトナ
ー貯蔵室18の底部を形成する底面6bに接し、長孔3
1aにクランク軸30aが挿入されている。32は第一
の搬送部材としての搬送板で、側板31の各孔31bに
回転自在に軸支されている支点としての軸32aと板状
部材としての羽根32bからなる。31cは側板31に
設けられ搬送板32の回転動作を規制している付勢部材
としてのストッパである。
【0045】以上のように構成された現像剤搬送装置に
ついて、図3を参照してその動作を説明する。
【0046】図3(a)において、クランク30は歯車
30bによりプリンタ本体1から回転駆動力を受け、矢
印E方向に回転している。この回転により側板31は搬
送板32とともに底面6bに沿って矢印F方向に進む。
ここで搬送板32はトナー16に押され矢印G方向に回
転するがストッパ31cにより進行方向である矢印F方
向に対し垂直な位置で停止し、トナー16を矢印F方向
に搬送する。
【0047】さらに図3(b)において、クランク30
が回転すると側板31は搬送板32とともに底面6bに
沿って矢印H方向に進む。ここで搬送板32はトナー1
6に押され矢印I方向に回転するためトナー16は矢印
H方向には搬送されない。以上の動作により、搬送板3
2がトナー貯蔵室18内のトナー16を攪拌するととも
に補給ローラ17上に搬送する。
【0048】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2による現像剤搬送装置を用いたプロセスユニットの
構成図、図5は同現像剤搬送装置を用いたプロセスユニ
ットの斜視図、図6は同現像剤搬送装置の動作説明図で
ある。ここで実施の形態1及び従来例と同じ構成部材に
ついては同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
【0049】図4、図5において、30cはクランク軸
30a上に設けられた第二のカム部材としてのカムであ
る。33、34は駆動部材としてのアーム、リンクで、
アーム33は軸33aにおいて側板31に回転自在に軸
支されており、一端はスプリング35によりカム30c
に押圧され、もう一端はリンク34と継ぎ手部33bに
おいて結合している。リンク34の各孔34aは搬送板
32のもう一方の軸32cを回転自在に軸支している。
【0050】以上のように構成された現像剤搬送装置に
ついて、図6を参照してその動作を説明する。
【0051】図6(a)において、側板31が搬送板3
2とともに底面6bに沿って矢印F方向に進む際に、カ
ム30cによりアーム33が矢印J方向に回転すること
で、リンク34が矢印K方向に移動する。これにより搬
送板32が進行方向である矢印F方向に対し垂直な位置
で停止し、トナー16を矢印F方向に搬送する。
【0052】さらに図6(b)において、側板31が搬
送板32とともに底面6bに沿って矢印H方向に進む際
に、カム30cはアーム33を動作させずスプリング3
5により矢印L方向付勢され、リンク34は矢印M方向
に移動する。これにより搬送板32が矢印N方向に回転
するためトナー16は矢印H方向には搬送されない。以
上の動作により、搬送板32がトナー貯蔵室18内のト
ナー16を攪拌するとともに補給ローラ17上に搬送す
る。
【0053】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3による現像剤搬送装置を用いたプロセスユニットの
構成図、図8は同現像剤搬送装置を用いたプロセスユニ
ットの斜視図、図9は同現像剤搬送装置の動作説明図で
ある。ここで従来の現像剤搬送装置を示す図10から図
13に対し同様の構成部材については同じ符号を付与し
て詳細な説明は省略する。
【0054】図7、図8において、36はクランク部材
としてのクランクで、両端を枠体6aの側面に回転自在
に軸支されている。クランク状のクランク軸36aと一
端に設けられた歯車36bからなる。37は第二の支持
部材としての側板で、長孔37aにクランク軸30aが
挿入されている。38は下側の搬送部材としての下搬送
板で、側板37に結合され複数の角穴38aが設けら
れ、枠体6aからなりトナー貯蔵室18の底部を形成す
る底面6bに接している。39は第三の支持部材として
の側板で、丸孔39aにクランク軸36aが挿入されて
いる。40は上側の搬送部材としての上搬送板で、側板
39に結合され複数の角穴40aが設けられ、下搬送板
の上側に位置している。
【0055】以上のように構成された現像剤搬送装置に
ついて、図9を参照してその動作を説明する。
【0056】図9(a)において、クランク36は歯車
36bによりプリンタ本体1から回転駆動力を受け、矢
印O方向に回転している。この回転により側板37、3
9と結合した下搬送板38、上搬送板40は底面6bに
沿って矢印P方向に進む。ここでクランク軸36aは回
転中心の下側にあるため下搬送板38と上搬送板40は
ほぼ一体となって移動するため共同でトナー16を矢印
P方向に搬送する。
【0057】さらに図9(b)において、クランク36
が回転すると下搬送板38は矢印Q方向に平行移動する
が、上搬送板40はクランク軸36aが回転中心の上側
にありクランク軸36aに丸孔39aで支持されている
ので矢印R方向に上昇しながら矢印Q方向に移動する。
従って下搬送板38と上搬送板40は矢印Q方向に進む
ときは離れて移動するためトナー16の矢印Q方向への
搬送量は図9(a)の際の矢印P方向の搬送量より少な
く結果的に矢印Q方向には搬送されない。以上の動作に
より、下搬送板38と上搬送板40がトナー貯蔵室18
内のトナー16を攪拌するとともに補給ローラ17上に
搬送する。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、現像剤搬
送装置の高さを低く抑えることができることになり、ひ
いては画像形成装置本体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの構成図
【図2】本発明の実施の形態1による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの斜視図
【図3】本発明の実施の形態1による現像剤搬送装置の
動作説明図
【図4】本発明の実施の形態2による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの構成図
【図5】本発明の実施の形態2による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの斜視図
【図6】本発明の実施の形態2による現像剤搬送装置の
動作説明図
【図7】本発明の実施の形態3による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの構成図
【図8】本発明の実施の形態3による現像剤搬送装置を
用いたプロセスユニットの斜視図
【図9】本発明の実施の形態3による現像剤搬送装置の
動作説明図
【図10】従来の現像剤搬送装置を用いた画像形成装置
本体の構成図
【図11】従来の現像剤搬送装置を用いたプロセスユニ
ットの構成図
【図12】従来の現像剤搬送装置を用いたプロセスユニ
ットの斜視図
【図13】従来の現像剤搬送装置の斜視図
【符号の説明】
16 トナー 18 トナー貯蔵室 30 クランク 30c カム 31 側板 31c ストッパ 32 搬送板 32a 軸 32b 羽根 33 アーム 34 リンク 36 クランク 37 側板 38 下搬送板 39 側板 40 上搬送板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、この現
    像剤貯蔵部内部にあって前記現像剤の搬送方向に往復運
    動するするとともに搬送方向に移動するときは搬送方向
    から離れる方向に移動するときよりも搬送方向の投影面
    積が大きくなるよう姿勢を変化する第一の搬送部材とを
    備えたことを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第一の搬送部材は複数の板状部材から
    なることを特徴とする請求項1記載の現像剤搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第一の搬送部材は第一の支持部材によ
    り前記現像剤の搬送方向に並んで結合されていることを
    特徴とする請求項2記載の現像剤搬送装置。
  4. 【請求項4】前記第一の支持部材を前記現像剤の搬送方
    向に往復運動させる第一のカム部材を備えたことを特徴
    とする請求項3記載の現像剤搬送装置。
  5. 【請求項5】前記第一の搬送部材は前記現像剤の搬送方
    向に移動するときは搬送方向に対しほぼ垂直の姿勢で、
    搬送方向から離れるときは支点を中心に回転動作するこ
    とを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の現像
    剤搬送装置。
  6. 【請求項6】前記支点は前記第一の搬送部材の重心より
    上側にあり前記第一の搬送部材は前記支点に対し回転自
    在に支持されているとともに前記現像剤の搬送方向に移
    動するときに前記第一の搬送部材が前記搬送方向にほぼ
    垂直の姿勢で停止するよう付勢する付勢部材を備えたこ
    とを特徴とする請求項5記載の現像剤搬送装置。
  7. 【請求項7】前記第一の搬送部材の回転動作はそれぞれ
    の前記第一の搬送部材と結合した駆動部材を第二のカム
    部材により動作させることで発生することを特徴とする
    請求項5記載の現像剤搬送装置。
  8. 【請求項8】前記第一のカム部材と前記第二のカム部材
    は同一軸上にあることを特徴とする請求項7記載の現像
    剤搬送装置。
  9. 【請求項9】現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、この現
    像剤貯蔵部内部にあって前記現像剤の搬送方向に往復運
    動するするとともに搬送方向に移動するときより離れる
    方向に移動するときのほうがお互いの距離が離れる二部
    材からなる第二の搬送部材とを備えたことを特徴とする
    現像剤搬送装置。
  10. 【請求項10】前記第二の搬送部材はそれぞれ平面上の
    板状部材または格子状部材からなり近接し合わさって配
    置していることを特徴とする請求項9記載の現像剤搬送
    装置。
  11. 【請求項11】前記第二の搬送部材は上側に位置する上
    側の搬送部材と下側に位置する下側の搬送部材からな
    り、前記上側の搬送部材は往復上下移動を行い、前記下
    側の搬送部材は前記現像剤貯蔵部の底部に沿って平行移
    動することを特徴とする請求項10記載の現像剤搬送装
    置。
  12. 【請求項12】前記上側の搬送部材と前記下側の搬送部
    材をそれぞれ支持する第二の支持部材と第三の支持部材
    はそれぞれ第三のカム部材と第四のカム部材により動作
    されることを特徴とする請求項11記載の現像剤搬送装
    置。
  13. 【請求項13】前記第三のカム部材と前記第四のカム部
    材は同一のクランク部材からなり前記第二の支持部材は
    前記クランク部材により往復上下方向に動作され前記第
    三の支持部材は前記クランク部材により往復方向に動作
    されることを特徴とする請求項12記載の現像剤搬送装
    置。
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