JPH0711094U - マイクロホン用清浄物質の保持器 - Google Patents

マイクロホン用清浄物質の保持器

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JPH0711094U
JPH0711094U JP4177393U JP4177393U JPH0711094U JP H0711094 U JPH0711094 U JP H0711094U JP 4177393 U JP4177393 U JP 4177393U JP 4177393 U JP4177393 U JP 4177393U JP H0711094 U JPH0711094 U JP H0711094U
Authority
JP
Japan
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sound
microphone
retainer
width
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP4177393U
Other languages
English (en)
Inventor
喜司夫 西川
Original Assignee
株式会社サン化学研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サン化学研究所 filed Critical 株式会社サン化学研究所
Priority to JP4177393U priority Critical patent/JPH0711094U/ja
Publication of JPH0711094U publication Critical patent/JPH0711094U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、外側周に曲面状の膨出部が形成さ
れたタイプのマイクロホンにおける通音部を衛生的に使
用させるために用いる保持器の提供を目的とする。 【構成】 通音部2における膨出部2aの最大直径部2
bを巾方向の中間として上下若干巾を抱持させるように
した断面が略円弧状をなす一対の半円形バンド片3b,
3cの各内端をヒンジ3dにより連結すると共に、外端
に係脱自在な係合部3eを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通音部(ヘッド部分)の外周に曲面状の膨出部が形成されたマイク ロホンにおける該マイクロホン用清浄具の保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】
演奏会や講演、会議などで用いるマイクロホンなどは主に特定人や少人数が使 用するため左程問題はないが、近時広範囲に普及しているカラオケに供するマイ クロホンは、通常、不特定多数人の手に渡って使用されるために通音部の外面が 不潔になり易く、特に酒席などで次々と使用したり、通音部へ唇を近づけて使用 したりすると、つばきや種々様々の雑菌が附着することになって非衛生であるば かりか、病源を伝染させるといった問題を有しているのである。
【0003】 一方、屋外とか、講演時などで使用される、主として通音部の外側周に膨出部 が形成された無指向性タイプのマイクロホンでは、通音部の外面に袋ないしシー ト状の布とかスポンジ製のカバーを取替え可能に被せることが行なわれているの であり、さらにこのような布に抗菌、芳香、消毒その他脱臭などの薬剤を含む清 浄物質を含浸または内在させることも知られているのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、マイクロホンの通音部を布などで包みこむように覆わしめた場合、 該布の裾部に皺が生じて外見を損ねるばかりか、交換が不便となり、しかも布内 に清浄物質などを包みこませると、この物質の厚みが外面に盛り上がることによ り一見苦しくなり、かつ該部の通音機能を損ねる欠点を有しているのである。ま た、布に替えて紙を使用したのでは着用時に皺が多く生じる不都合がある。
【0005】 本考案はかかる実情にかんがみてなしたもので、マイクロホンの通音部を衛生 的に使用させると共に該通音部を体裁よく保護させ、しかも着脱交換を容易なら しめるようにした清浄物質の保持器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の保持器は、通音部の外側周に膨出部が形成されたマイクロホンにおけ る該膨出部の最大直径部を巾方向の中間に位置させて上下若干巾の外周を抱持さ せるようにした断面が略円弧状をなす一対の半円形バンド片の各内端をヒンジに より連結すると共に、該バンド片の外端に係脱可能な係合部を設けしめたことを 特徴とするのである。
【0007】 なお、上記保持器は上下巾間が少なくとも一部巾のバンド片の外周面を盲板状 として形成し、さらには、上記保持器における上下巾間の少なくとも一部巾のバ ンド片内に清浄物質の収納部が設けられているのである。
【0008】
【作用】
本考案の保持器は、一対のバンド片をヒンジにより左右に開かせた状態として マイクロホンの通音部における頂部面から下側部外周を包みこむように施こした 適宜大きさの紙又は布の該包みこみ時に生じる裾部の外周を取り囲ませるよう上 記バンド片を両側から当てがって両端の係合部を係着させることで通音部所要位 置に取りつけて使用するのである。然して上記紙又は布は、抗菌剤のような清浄 物質を含浸させ、あるいは含浸させていない単なる紙又は布類であってもよく、 前者によるときは高度に衛生を保たせうるが、後者の場合でも使用者の唾等を吸 着させ得てマイクロホンの衛生使用が可能となるのである。さらに上記した紙又 は布類は適当な使用時間毎に保持器を着脱させることで取り替えればよいのであ り、なお、上記バンド片の上下巾間の一部巾を盲板製としておくと上記皺寄せら れた裾部を外部に露見させないようにカバーしうるのである。
【0009】 また、本考案の保持器は、その上下巾間の一部巾のバンド片内に収納部を設け しめて該収納部内に、例えば抗菌剤とか芳香剤その他脱臭、乾燥剤などの清浄物 質を収納させておくと、これらの物質が使用中徐々に揮散することになってマイ クロホンを衛生的に使用させうると共に、上記物質は通音部の最大直径部である 球面部の外周を取り囲む保持器内に収納させるものであるため通音部の感度を損 ねることがないのである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図の実施例にもとづいて説明する。
【0011】 図1のAはマイクロホンを示しており、このマイクロホンAは握持部1の上端 に、外側周に曲面状の膨出部2aを形成したタイプの通音部(ヘッド部分)2を 設けしめたもので、然して該通音部2の最大直径部2bを中間とする上記膨出部 2aの上下若干巾の外周にリング状の保持器3が着脱自在に施こされている。
【0012】 この保持器3は、全周にわたり内部を収納部3′とした凸形の隆起部3aを巾 方向の中間に設けしめて断面が上記膨出部2aの外面に略沿わせうるよう略円弧 状に弯曲され、かつ平面視が半円形をなす一対のバンド片3b,3cにより形成 されていると共に、該バンド片は内端のヒンジ3dにより開閉しうるよう連結さ れ、さらに各外端には係脱自在な係合部3eが形成されている(図2)。
【0013】 このような保持器3は、合成樹脂により一体に形成しうるのであり、さらに上 記一対のバンド片3b,3cは全体を盲板状に形成してもよいのであるが、該バ ンド片の上部分3″の他、図示していないが、隆起部3aにも内外に通じる数個 の窓穴3fを設けしめてもよいのである。
【0014】 上記構成の保持器3は、マイクロホンAにおける通音部(ヘッド部分)2の頂 部面から該通音部の下方外側周までを包みこむようにして円、四角形等の適宜形 状とした紙又は布Bを当てがい、次いで保持器3の各バンド片3b,3cを左右 に開かせた状態で該バンド片を上記通音部2の最大直径部2bを巾方向の中間内 に位置させて膨出部2aを抱持させ、次いで係合部3eを係着すると上記通音部 2の外側周にある紙又は布の皺寄せられた裾部B′が通音部2の外周に施こされ た保持器3に被包され、かつ上記裾部B′は外部に露出されることがないのであ る(図3)。なお、上記紙又は布Bには抗菌、消毒その他芳香剤などの清浄物質 を含浸させ、あるいは含浸させなくてもよいのである。
【0015】 さらに上記保持器3は、隆起部3a内に設けた収納部3′に抗菌剤とか芳香剤 などを包みこんだ清浄物質としての袋、あるいはこれらの物質を含浸させた布芯 Cを内在させて該保持器を図4のように通音部2の膨出部2aの外周に施こすこ とで使用すると、これらの物質を保持器3外に揮散させうるのである。なお、か かる使用時に際し、前記のように通音部2に紙又は布Bを予じめ被包させておい ても差支えないのである。
【0016】
【考案の効果】
本考案の保持器によるときは、外側周に膨出部が形成された通音部の該膨出部 の外周部へ着脱自在に施こしうると共に、該保持器は一対のバンド片をヒンジに より連結させると共に、各バンド片の外端に係脱自在の係合部を設けしめている ので、上記通音部に対する着脱が容易となる。従ってこの保持器により、通音部 を包みこむようにした紙又は布の皺寄せられた裾部を外部に露出させることなく 被包させ、かつ当該紙を所望位置に確実に保持させうるのである。
【0017】 また、上記保持器に収納部を設けておくときは、この収納部内に清浄物質を収 容させうるので実用性が一層向上するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案保持器の実施例をマイクロホンに施こ
して示す一部破断の正面図。
【図2】 同保持器を開かしめて示す平面図。
【図3】 保持器の一使用例を示す側断面図。
【図4】 保持器の他の使用例を示す側断面図。
【符号の説明】
A マイクロホン 2 通音部 2a 膨出部 2b 最大直径部 3 保持器 3a 隆起部 3b,3c バンド片 3d ヒンジ 3e 係合部 3′ 収納部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通音部の外側周に膨出部が形成されたマ
    イクロホンにおける該膨出部の最大直径部を巾方向の中
    間に位置させて上下若干巾の外周を抱持させるようにし
    た断面が略円弧状をなす一対の半円形バンド片の各内端
    をヒンジにより連結すると共に、該バンド片の外端に係
    脱可能な係合部を設けしめたことを特徴とするマイクロ
    ホン用清浄物質の保持器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保持器における上下巾間
    の少なくとも一部巾のバンド片の外周面を盲板状に形成
    したことを特徴とするマイクロホン用清浄物質の保持
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の保持器における上下巾間
    の少なくとも一部巾のバンド片内に清浄具のための収納
    部を設けしめたことを特徴とするマイクロホン用清浄物
    質の保持器。
JP4177393U 1993-06-30 1993-06-30 マイクロホン用清浄物質の保持器 Pending JPH0711094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4177393U JPH0711094U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 マイクロホン用清浄物質の保持器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4177393U JPH0711094U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 マイクロホン用清浄物質の保持器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711094U true JPH0711094U (ja) 1995-02-14

Family

ID=12617708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4177393U Pending JPH0711094U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 マイクロホン用清浄物質の保持器

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JP (1) JPH0711094U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262295A (ja) * 1996-04-10 1998-09-29 Asahi Optical Co Ltd マイク用抗菌消臭カバーおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4132791B2 (ja) * 2001-11-19 2008-08-13 Hoya株式会社 電子内視鏡装置

Patent Citations (1)

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