JP3035382U - マイクカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロホンのマイクヘッドに付着する雑菌
を抑制し、常に清潔に保てる様にし、マイクカバーに遊
び心や演出効果を発揮する事ができ、精神的にもリラッ
クスして気持ち良く使用できる事を得る。 【解決手段】 マイクカバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１
ｄは抗菌処理、又は、除菌処理した多孔性積層紙２を用
いてマイクヘッド５を被包する形状に形成する。マイク
カバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄに動物、鳥、魚、昆
虫、植物、野菜、果物、自動車、飛行機、ロゴマーク、
芸能人の写真等、多岐にわたるキャラクターやマスコッ
ト等を形成した接着剤付のシールで、１例である蝶のシ
ール３、兎のシール３ａ等を付着する。さらに、マイク
カバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ及び、シールの１例
である蝶のシール３、兎のシール３ａ等に蛍光塗料、芳
香剤を塗布する。又、前記同様で素材を多孔性の綿布、
毛織、不織布でも良い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はカラオケ、宴会、演奏、講演等に使用されるマイクカバーに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

拡声用マイクロホンはカラオケ、宴会、演奏、講演等で不特定多数の人達が口 元を近づけて使用するので、吐息や唾き等が付着してマイクヘッド部は雑菌が繁 殖しやすく非常に不衛生である。マイクロホンを保護するスポンジのカバーや、 マイクカバーの裏面に消毒剤を付したマイクカバー（実開平４−１３２７９１号 公報参照）やマイクカバーの本体をＡＢＳ樹脂で製作し、外表面に除菌剤、消毒 剤を付与し、外れない様にしたマイク保護カバー（実開平６−５８６９５号公報 参照）がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が解決しようとする課題はマイクロホンのマイクヘッドに付着する雑菌 を抑制し、常に清潔に保てる様にする。又、簡単に交換できる様にする。さらに 、マイクカバーにキャラクターやマスコット等のシールを付着したり、蛍光塗料 、芳香剤を塗布する事で個性的に遊び心や演出効果を発揮する事ができる。又、 精神的にもリラックスして気持ち良く使用できる安価なマイクカバーを提供する 事にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案のマイクカバーは抗菌処理、又は、除菌処理し た多孔性積層紙を用いてマイクヘッドを被包する形状に一体形成したマイクカバ ー、又は、一体絞り形成したマイクカバーである。この場合、加工により絞り部 は略同一形で良い。前記同様で２分割形に形成した多孔性積層紙半割片を係合し 、接着端部を接着剤、又は、熱熔着等で形成してなるマイクカバーである。そし て、マイクヘッドから離脱しない様にマイクカバーの側面下端にカット部を設け 、弾性帯をもって係止する。又は、前記同様でマイクカバーの下端に設けた弾性 輪体で係止する。

【０００５】 又、マイクカバーに動物、鳥、魚、昆虫、植物、野菜、果物、自動車、飛行機 、ロゴマーク、芸能人の写真等、多岐にわたるキャラクターやマスコット等を形 成した接着剤付のシールで、１例である蝶のシール、兎のシール等を付着する。

【０００６】 さらに、マイクカバー及び、シールの１例である蝶のシール、兎のシール等に 蛍光塗料や芳香剤を塗布するものである。

【０００７】 又、マイクカバー及び、シールの１例である蝶のシール、兎のシール等の素材 を多孔性の綿布、毛織、不織布としても良い。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１は実施例で一部断面を示したマイクカバーの側面図である。図２、図３は 抗菌処理、または、除菌処理した多孔性積層紙２を用いてマイクヘッド５を被包 する形状に成型機で一体形成したものである。または、図６、は成型機で絞り部 を両絞りの一体絞り形成したマイクカバー１ｃである。 図８は成型機で絞り部 を片絞りの一体絞り形成したマイクカバー１ｄである。この場合、加工により絞 り部は略同一形で良い。図５は前記同様に成型機で２分割形に形成した多孔性積 層紙半割片２ａ、２ｂを係合し、接着端部４を接着剤、又は、熱熔着等で形成し たマイクカバー１ｂである。マイクヘッド５から離脱しない様にマイクカバー１ 、１ｂ、１ｃ、１ｄの側面下端にカット部７を設け、弾性帯８をもって係止する 。また、前記同様で図３はマイクカバー１ａの下端に設けた弾性輪体１０で係止 する事ができる。以上の様に構成されているので、簡単に交換する事ができ、常 に清潔に保てるマイクカバーである。

【０００９】 図４はマイクカバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄに付着する動物、鳥、魚、昆 虫、植物、野菜、果物、自動車、飛行機、ロゴマーク、芸能人の写真等、多岐に わたるキャラクターやマスコット等を形成した接着剤付のシールで、１例である 兎のシール３ａである。これによりマイクを楽しく使用できるものである。

【００１０】 さらに、マイクカバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ及び、シールの１例である 蝶のシール３、兎のシール３ａ等に蛍光塗料や芳香剤を塗布するので一層マイク を楽しく使用できるものである。

【００１１】 又、マイクカバー１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ及び、シールの１例である蝶の シール３、兎のシール３ａ等の素材を多孔性の綿布、毛織、不織布とする事で多 数のマイクカバーを選定する事ができる。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は上述のとおり構成されているので次に記載する効果を奏する。

【００１３】 請求項１のマイクカバーにおいては抗菌処理、又は、除菌処理した多孔性積層 紙を用いて形成したので雑菌を抑制し、常に清潔に保てる様にした。又、多孔性 積層紙であるので音質が変わる事もなく使用できる。安価なマイクカバーを提供 するものである。

【００１４】 請求項１の弾性帯及び、弾性輪体をもって係止するのでマイクヘッドに被せや すく、簡単に交換する事ができる。

【００１５】 請求項２のキャラクターやマスコット等を形成した接着剤付のシール等を付着 する事で個性的に遊び心や演出効果を発揮できる。その上、目印にもなり独自の マイクカバーとして使用できる。さらに、広告等の宣伝用にも使用できる。

【００１６】 請求項３、４のマイクカバー及び、シール等に蛍光塗料や芳香剤を塗布する事 で、より一層個性的に遊び心や演出効果を発揮する事ができる。又、精神的にも リラックスして気持ち良く使用できる。

【００１７】 請求項５、６、７のマイクカバー及び、シール等の素材を多孔性の綿布、毛織 や不織布とする事で使用目的や場所等に合せて使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例で一部断面を示したマイクカバ
ーの側面図である。

【図２】弾性帯を設けたマイクカバーの外観を示した斜
視図である。

【図３】弾性輪体を設けたマイクカバーの外観を示した
斜視図である。

【図４】動物、鳥、魚、昆虫、植物、野菜、果物、自動
車、飛行機、ロゴマーク、芸能人の写真等、多岐にわた
るキャラクターやマスコット等を形成した接着剤付のシ
ールで、１例である兎のシールである。

【図５】２分割形に形成した多孔性積層紙を合わせ接着
剤、又は、熱熔着等で形成したマイクカバーの外観を示
した斜視図である。

【図６】１体形成を両織り形成したマイクカバーの外観
を示した斜視図である。

【図７】図６のＡ−Ａ線における断面図である。

【図８】１体形成を片織り形成したマイクカバーの外観
を示した斜視図である。

【図９】図８のＢ−Ｂ線における断面図である。

【符号の説明】

１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ マイクカバー ２ 多孔性積層紙 ２ａ、２ｂ 多孔性積層紙半割片 ３、３ａ シール ４ 接着端部 ５ マイクヘッド ６ マイクロホン ７ カット部 ８ 弾性帯 ９ 接着面 １０ 弾性輪体

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【手続補正書】

【提出日】平成８年９月２７日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (9)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 抗菌処理、又は、除菌処理した多孔性積
   層紙（２）を用いてマイクヘッド（５）を被包する形状
   に一体形成したマイクカバー（１、１ａ）、又は、一体
   絞り形成したマイクカバー（１ｃ、１ｄ）である。前記
   同様で２分割形に形成した多孔性積層紙半割片（２ａ、
   ２ｂ）を係合し、接着端部（４）を接着剤、又は、熱熔
   着等で形成してなる特徴のマイクカバー（１ｂ）であ
   る。そして、マイクヘッド（５）から離脱しない様にマ
   イクカバー（１、１ｂ、１ｃ、１ｄ）の側面下端にカッ
   ト部（７）を設け、弾性帯（８）をもって係止する。又
   は、前記同様でマイクカバー（１ａ）の下端に設けた弾
   性輪体（１０）で係止してなるマイクカバー。
2. 【請求項２】 マイクカバー（１、１ａ，１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）に動物、鳥、魚、昆虫、植物、野菜、果物、自動
   車、飛行機、ロゴマーク、芸能人の写真等、多岐にわた
   るキャラクターやマスコット等を形成した接着剤付のシ
   ールで、１例である蝶のシール（３）、兎のシール（３
   ａ）等を付着する請求項１記載のマイクカバー。
3. 【請求項３】 マイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）及び、シールの１例である蝶のシール（３）、兎
   のシール（３ａ）等に蛍光塗料を塗布する請求項１、２
   記載のマイクカバー。
4. 【請求項４】 マイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）及び、シールの１例である蝶のシール（３）、兎
   のシール（３ａ）等に芳香剤を塗布する請求項１、２記
   載のマイクカバー。
5. 【請求項５】 マイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）及び、シールの１例である蝶のシール（３）、兎
   のシール（３ａ）等の素材を多孔性の綿布とする。
6. 【請求項６】 マイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）及び、シールの１例である蝶のシール（３）、兎
   のシール（３ａ）等の素材を多孔性の毛織とする。
7. 【請求項７】 マイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、
   １ｄ）及び、シールの１例である蝶のシール（３）、兎
   のシール（３ａ）等の素材を多孔性の不織布とする。
8. 【請求項８】 抗菌処理した多孔性積層紙（２）を用い
   たマイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ）である
   請求項１記載のマイクカバー。
9. 【請求項９】 除菌処理した多孔性積層紙（２）を用い
   たマイクカバー（１、１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ）である
   請求項１記載のマイクカバー。