JP3083857U - 血行促進磁気アクセサリー用品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエレキバンドにおける問題点を解消し
たもので、女性が他人の目に触れても悪いイメージに晒
される事なく、本来の医療用品をアクセサリー用品とし
て使用する事も可能な血行促進磁気アクセサリー用品を
提供する事を目的としたものである 【解決手段】 綿布織物の人肌接触面側に粘着剤を塗布
した医療用テープの他面側に花柄模様２を描写して花柄
シール１とし、かつ人肌接触面側には磁石３を貼り付け
また他面側の花柄模様２には化粧用香水を散布した血行
促進磁気アクセサリー用品である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、磁力によって血液の循環を促進する磁石製品のアクセサリー用品に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

磁石が放つ磁力は血液の循環を促進し肩凝りや腰痛を良くする効果から指輪、 腕輪、時計バンド、健康器具さらには磁気ネックレスやペンダントなど健康とフ アッションを兼ね備えた各種の磁石商品が開発され、市販されている。中でも、 人体のツボに当たる部分に一粒の磁石を人肌に近い色の合成樹脂製の丸い絆創膏 で貼り付けるエレキバンドは、使い捨て商品として一般に多く使用されている。 この様に各種の磁石商品の開発に追従して磁石も、軽くて強くて安価なフェライ ト新素材から米粒大のものでも５００ガウスを超える強力な磁力をもつ磁石まで 開発されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この様な磁石を人体の患部あるいはツボ部分に貼り付ける事によって、磁力の 血行促進効果で血液の循環機能や乾燥肌などが多くの症状を解消し、体調を快復 する。しかしながら、上記した従来のエレキバンドにあっては、外見から目立た ぬ様に人肌に近い色の絆創膏に製作されているとは言え、若い女性は衣服で隠す 様に首筋や肩に貼り付けても何かの拍子で見えてしまった時、他人に不快感を与 えるものと恥じらう思いがあった。また女性にとっては、実際の年齢よりも老け て見られるイメージから、快く貼り付けられない精神上の問題もあった。また絆 創膏は、軟質な合成樹脂製の薄いシートの一肌側に粘着剤を塗布したもので何の 変哲もなく、服装着飾る女性にとっては医療用品以外に何の魅力もなかった。

【０００４】 本考案は、従来のエレキバンドにおける上記の様な問題に鑑み、女性がエレキ バンドを貼り付けて他人の目に触れて悪いイメージに晒される事もなく、本来医 療用品の機能を損なう事もなく、良き香りを放散するアクセサリー用品としての 評価も受ける、血行促進磁気アクセサリー用品を提供する事を目的としたもので ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記した目的を達成したもので、その要旨は、綿布織物の人肌接触面 側に粘着剤を塗布した医療用テープの他面側に花柄模様を描写して花柄シールと し、かつ人肌接触面側には磁石を貼り付けまた他面側の花柄模様には化粧用香水 を散布した血行促進磁気アクセサリー用品である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案について図面を参照しながら詳細に説明する。 図面は本考案の一実施例を示したもので、斜視図（図１）とその断面図（図２ ）を示す。 図において、１は花柄シールである。花柄シール１は、医療用テープ（いわゆ る綿布織物の絆創膏）に花柄模様２を描写して作られている。すなわち、花柄シ ール１は、綿布織物の人肌接触面側Ａとなる一側面に粘着剤を塗布した医療用テ ープの他側Ｂに、バラやカーネションやユリの花など人が見て他人の心を和らげ る花柄模様２を描写したもので、必要によっては色を添えたりあるいは輪郭を施 して作られる。図は本考案の一実施例で、バラの花柄模様を示す。３は磁気材（ 磁石）で、医療用テープ２に覆い被せられる大きさと任意な形状に加工されたも ので、花柄シール１の人肌接触面側Ａに貼り付ける様に設けられる。他側Ｂとな る花柄模様２には化粧用香水がスプレイで散布される。化粧用香水は、香気ある 香水をアルコール類に溶かしたもので、本考案においては特定されるものでなく 、例えばバラ、ジャスミン、ラベンターなど、その人の好む香水が散布される。

【０００７】 尚、本考案においては、本考案品の製作後使用される直前までの輸送中や保管 中に磁石３が花柄シール１から脱落防止するために、磁石３を挟み込む圧着紙を 張り付けてもよい。

【０００８】 上記の様に構成された本考案の血行促進磁気アクセサリー用品は、従来のエレ キバンドと同じ様に磁石３を皮膚に軽く押し付け接着して使用される。尚、本考 案は、貯蔵中や保管中に散布された化粧用香水の放香性低下は避けられない問題 から、使用直前に香水を散布をしたり、また使用中に放香性を失った場合は再び 香水を散布する事により継続して使用する事ができる。

【０００９】

【考案の効果】

以上述べた様な本考案の血行促進磁気アクセサリー用品を使用する事によって 磁力の効果を受け、しかも若い女性の皮膚に貼られてもアクセサリー的に見られ て他人に恥ずかる事もなく、花柄シール１に散布された香水の霧粒子が該綿布繊 維の微細な空隙に侵入し、放香が抑制されるため長時間に渡って周囲に爽やかな 香りを漂わせながら、他人とすれ違う際に不快感を与える心配もない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を、斜視図で示す。

【図２】図１の断面図を示す。

【符号の説明】

１ 花柄シール ２ 花柄模様 ３ 磁石

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 綿布織物の人肌接触面側に粘着剤を塗布
   した医療用テープの他面側に花柄模様（２）を描写して
   花柄シール（１）とし、かつ人肌接触面側には磁石
   （３）を貼り付けまた他面側の花柄模様（２）には化粧
   用香水を散布した事を特徴とする血行促進磁気アクセサ
   リー用品。