JPH0711076B2 - 金属イオンを含有する溶液から金属を析出するための装置 - Google Patents
金属イオンを含有する溶液から金属を析出するための装置Info
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- JPH0711076B2 JPH0711076B2 JP18208792A JP18208792A JPH0711076B2 JP H0711076 B2 JPH0711076 B2 JP H0711076B2 JP 18208792 A JP18208792 A JP 18208792A JP 18208792 A JP18208792 A JP 18208792A JP H0711076 B2 JPH0711076 B2 JP H0711076B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属イオンを含有する
溶液から金属を連続的に電解式に析出するための装置で
あって、溶液内に、電流源に電気的に接続されたそれぞ
れ1つのアノードとカソードとが浸され、該カソード
が、溶液内に部分的に浸されて溶液内を通過する、エン
ドレスなフレキシブルベルトとして構成されたカソード
面を有しており、該カソード面によって、分離された金
属が溶液外に取り出されるようになっており、フレキシ
ブルベルトの少なくとも、金属析出が行われる表面部分
が金属より構成されており、溶液外に、分離された金属
のための掻取り装置が配置されていて、フレキシブルベ
ルトが変向用及び/又は駆動用のローラによってガイド
されている形式のものに関する。
溶液から金属を連続的に電解式に析出するための装置で
あって、溶液内に、電流源に電気的に接続されたそれぞ
れ1つのアノードとカソードとが浸され、該カソード
が、溶液内に部分的に浸されて溶液内を通過する、エン
ドレスなフレキシブルベルトとして構成されたカソード
面を有しており、該カソード面によって、分離された金
属が溶液外に取り出されるようになっており、フレキシ
ブルベルトの少なくとも、金属析出が行われる表面部分
が金属より構成されており、溶液外に、分離された金属
のための掻取り装置が配置されていて、フレキシブルベ
ルトが変向用及び/又は駆動用のローラによってガイド
されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第3640020
号明細書によれば、金属イオンを含有する溶液(特に化
学用廃水)から金属を電解式に分離させるための電解槽
が公知である。この電解槽内には、トラフ状容器内に互
いに間隔を保って配置された面状の多数の電極が収容さ
れている。この電解槽においては、カソードは開口を有
していて、アノードに対する間隔に応じて種々異なる接
続抵抗を介して電流源に接続されているので、カソード
はそれぞれ同一の電流密度によって負荷されるようにな
っている。
号明細書によれば、金属イオンを含有する溶液(特に化
学用廃水)から金属を電解式に分離させるための電解槽
が公知である。この電解槽内には、トラフ状容器内に互
いに間隔を保って配置された面状の多数の電極が収容さ
れている。この電解槽においては、カソードは開口を有
していて、アノードに対する間隔に応じて種々異なる接
続抵抗を介して電流源に接続されているので、カソード
はそれぞれ同一の電流密度によって負荷されるようにな
っている。
【0003】この公知の電解槽においては、分離された
金属が付着したカソード面を個別に取り出す作業は比較
的コストが高く、しかも分離した材料を取り除く作業が
面倒であるという欠点がある。
金属が付着したカソード面を個別に取り出す作業は比較
的コストが高く、しかも分離した材料を取り除く作業が
面倒であるという欠点がある。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2481
18号明細書によれば、タンク内に収容された金属イオ
ンを含有する溶液から金属シートを連続的に製造するた
めの電解式の装置が公知である。この公知の装置におい
ては、溶液内に部分的に浸されるカソードがドラム又は
循環運動するエンドレスベルトとして構成されており、
このカソードの、溶液内に浸された範囲は、このカソー
ドに対して間隔を保って配置され、かつ、電解液を侵入
させるための通路若しくは開口を備えたアノードによっ
て取り囲まれている。カソードで分離された金属は、溶
液から出されるとカソードから分離される。カソードは
金属より成る表面(例えばチタン又はタンタル)を有し
ており、これに対してアノードは例えばチタンより成っ
ている。溶液としては、例えば硫酸銅と硫酸とから成る
酸性の金属イオン溶液が使用される。
18号明細書によれば、タンク内に収容された金属イオ
ンを含有する溶液から金属シートを連続的に製造するた
めの電解式の装置が公知である。この公知の装置におい
ては、溶液内に部分的に浸されるカソードがドラム又は
循環運動するエンドレスベルトとして構成されており、
このカソードの、溶液内に浸された範囲は、このカソー
ドに対して間隔を保って配置され、かつ、電解液を侵入
させるための通路若しくは開口を備えたアノードによっ
て取り囲まれている。カソードで分離された金属は、溶
液から出されるとカソードから分離される。カソードは
金属より成る表面(例えばチタン又はタンタル)を有し
ており、これに対してアノードは例えばチタンより成っ
ている。溶液としては、例えば硫酸銅と硫酸とから成る
酸性の金属イオン溶液が使用される。
【0005】この公知の装置においては、均質でコンパ
クトな金属層をカソードで分離させることはできないの
で、可動なカソードによって金属を連続的に供給するこ
とは困難であることが証明された。これは特に、スラッ
ジ状の金属構造若しくは、例えば分離時に互いに均質な
層を形成しない球状構造等の樹枝状結晶又はその他の規
定され得ない金属構造において困難であることが分かっ
た。
クトな金属層をカソードで分離させることはできないの
で、可動なカソードによって金属を連続的に供給するこ
とは困難であることが証明された。これは特に、スラッ
ジ状の金属構造若しくは、例えば分離時に互いに均質な
層を形成しない球状構造等の樹枝状結晶又はその他の規
定され得ない金属構造において困難であることが分かっ
た。
【0006】またアメリカ合衆国特許第2099873
号明細書によれば、フロック状の材料を析出させるため
の、電解液浴から成る装置が公知である。この公知の装
置においてはカソードとして、循環運動するエンドレス
のフレキシブルベルトが設けられている。金属(クロ
ム)はこのフレキシブルベルト上でカソード式に分離さ
れ、電解質の溶液から出て別個の洗浄装置にガイドさ
れ、分離された金属はこの洗浄装置でフレキシブルベル
トから取り除かれる。フレキシブルベルトは、変向及び
駆動ローラを巡ってガイドされるが、ベルトガイドする
駆動ローラは、ベルト上に水平方向に配置された軸によ
って回転せしめられ、タンクと比較して大きいローラの
外周面は、そのうちのほんの僅かな一部だけが浴内に浸
され、浴の外には多数の変向ローラが設けられている。
号明細書によれば、フロック状の材料を析出させるため
の、電解液浴から成る装置が公知である。この公知の装
置においてはカソードとして、循環運動するエンドレス
のフレキシブルベルトが設けられている。金属(クロ
ム)はこのフレキシブルベルト上でカソード式に分離さ
れ、電解質の溶液から出て別個の洗浄装置にガイドさ
れ、分離された金属はこの洗浄装置でフレキシブルベル
トから取り除かれる。フレキシブルベルトは、変向及び
駆動ローラを巡ってガイドされるが、ベルトガイドする
駆動ローラは、ベルト上に水平方向に配置された軸によ
って回転せしめられ、タンクと比較して大きいローラの
外周面は、そのうちのほんの僅かな一部だけが浴内に浸
され、浴の外には多数の変向ローラが設けられている。
【0007】アメリカ合衆国特許第2748071号明
細書によれば、銅エッチングプロセスで塩化第二鉄を再
生させるための装置が公知である。この公知の装置にお
いては同様にエンドレスベルトとして構成されたカソー
ド面が変向及び駆動ローラを巡ってガイドされるように
なっている。ベルトは溶液を通過し終わると、銅を分離
するための水浴内に供給される。掻取り装置としては外
科で使用するようなメスが用いられる。金属(銅)はさ
らに別の電解質のタンクに供給されが、乾燥された粉状
の金属を取り出すための装置は設けられていない。
細書によれば、銅エッチングプロセスで塩化第二鉄を再
生させるための装置が公知である。この公知の装置にお
いては同様にエンドレスベルトとして構成されたカソー
ド面が変向及び駆動ローラを巡ってガイドされるように
なっている。ベルトは溶液を通過し終わると、銅を分離
するための水浴内に供給される。掻取り装置としては外
科で使用するようなメスが用いられる。金属(銅)はさ
らに別の電解質のタンクに供給されが、乾燥された粉状
の金属を取り出すための装置は設けられていない。
【0008】アメリカ合衆国特許第2964453号明
細書によれば、同様に銅エッチング浴のための再生法が
開示されている。この公知の再生法においても同様にフ
レキシブルベルト(プラチナ)が使用されており、この
フレキシブルベルトは、エッチング浴、洗浄浴次いで掻
取り浴と相次いで通過せしめられ、この時にフレキシブ
ルベルトはエッチング浴内でカソードに接続され、掻取
り浴内でアノードに接続されるようになっている。乾燥
して分離された材料をさらに処理するための必要とされ
るような機械的な掻取り装置は、ここでは設けられてい
ない。
細書によれば、同様に銅エッチング浴のための再生法が
開示されている。この公知の再生法においても同様にフ
レキシブルベルト(プラチナ)が使用されており、この
フレキシブルベルトは、エッチング浴、洗浄浴次いで掻
取り浴と相次いで通過せしめられ、この時にフレキシブ
ルベルトはエッチング浴内でカソードに接続され、掻取
り浴内でアノードに接続されるようになっている。乾燥
して分離された材料をさらに処理するための必要とされ
るような機械的な掻取り装置は、ここでは設けられてい
ない。
【0009】アメリカ合衆国特許第2985568号明
細書によれば、金属有機的な結合を形成するための電解
質式の方法が公知であって、この方法においても同様に
金属よりなるエンドレスベルトが設けられている。この
公知の方法においてはカソードローラのボスをシールす
ること、及び電解液内でカソードローラに電気を供給す
るのに問題があることが判明した。浴の外側ではエンド
レスベルトが、ナイフの形状の機械的な掻取り装置を備
えたステーションを通過案内されるようになっている。
細書によれば、金属有機的な結合を形成するための電解
質式の方法が公知であって、この方法においても同様に
金属よりなるエンドレスベルトが設けられている。この
公知の方法においてはカソードローラのボスをシールす
ること、及び電解液内でカソードローラに電気を供給す
るのに問題があることが判明した。浴の外側ではエンド
レスベルトが、ナイフの形状の機械的な掻取り装置を備
えたステーションを通過案内されるようになっている。
【0010】さらにまた、ドイツ連邦共和国特許出願第
4035328号明細書によれば、溶液内に部分的に浸
される、溶液内を通過するベルトとして構成されたカソ
ード面によって、金属イオンから金属を連続的に電解式
に析出させるための装置が公知である。この公知の装置
においては、ベルトは溶液内でカソードローラを巡って
ガイドされ、溶液の外では、ベルト循環運動方向で見て
まず掻取り装置が、次いで分離された金属のための洗浄
装置が配置されている。カソードローラは、水平な軸を
中心にして回転可能に支承され、集電装置を介して電源
の陰極に接続されている。
4035328号明細書によれば、溶液内に部分的に浸
される、溶液内を通過するベルトとして構成されたカソ
ード面によって、金属イオンから金属を連続的に電解式
に析出させるための装置が公知である。この公知の装置
においては、ベルトは溶液内でカソードローラを巡って
ガイドされ、溶液の外では、ベルト循環運動方向で見て
まず掻取り装置が、次いで分離された金属のための洗浄
装置が配置されている。カソードローラは、水平な軸を
中心にして回転可能に支承され、集電装置を介して電源
の陰極に接続されている。
【0011】この公知の装置においては、カソードロー
ラの軸線が水平に配置されている構成においてローラ端
部のシールに問題があり、また、カソードローラに電流
を供給する際に化学的にアグレッシブな溶液による腐食
現象によって、電流回路に高い接触抵抗が生じることが
ある。
ラの軸線が水平に配置されている構成においてローラ端
部のシールに問題があり、また、カソードローラに電流
を供給する際に化学的にアグレッシブな溶液による腐食
現象によって、電流回路に高い接触抵抗が生じることが
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、金属イオンを含有する溶液から分離した金属を均質
な状態で取り出すことのできる、自動的に作業する装置
を提供し、これによって分離された金属を取り出すため
のコストの高い作業過程を省くことができ、しかも、カ
ソードローラの軸若しくはボス部分におけるシール性に
関する問題を解決することができるようにすることであ
る。カソードローラへの電流供給は電解液の外で行うよ
うにしなければならない。
は、金属イオンを含有する溶液から分離した金属を均質
な状態で取り出すことのできる、自動的に作業する装置
を提供し、これによって分離された金属を取り出すため
のコストの高い作業過程を省くことができ、しかも、カ
ソードローラの軸若しくはボス部分におけるシール性に
関する問題を解決することができるようにすることであ
る。カソードローラへの電流供給は電解液の外で行うよ
うにしなければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、ローラの軸線が溶液の液面の面垂線に対し
て20°〜70°の範囲の角度を成しており、第1のロ
ーラがカソードローラとして構成されていて、該カソー
ドローラの下側のボスと、このカソードローラの導電性
の外周面とが溶液内に浸されていて、少なくとも1つの
第2のローラが変向ローラとして溶液の外側に配置され
ており、フレキシブルベルトの、第1のローラ側に向け
られた表面が導電性に構成されている。
明によれば、ローラの軸線が溶液の液面の面垂線に対し
て20°〜70°の範囲の角度を成しており、第1のロ
ーラがカソードローラとして構成されていて、該カソー
ドローラの下側のボスと、このカソードローラの導電性
の外周面とが溶液内に浸されていて、少なくとも1つの
第2のローラが変向ローラとして溶液の外側に配置され
ており、フレキシブルベルトの、第1のローラ側に向け
られた表面が導電性に構成されている。
【0014】
【発明の効果】本発明の装置によれば、一方ではカソー
ドローラの外周面の比較的大きい範囲、及びカソードロ
ーラを取り囲むベルトの部分が溶液内に浸され、他方で
は、溶液内若しくはトラフ状容器内における下側のボス
のシール性に関する問題は全く生じないという利点が得
られた。
ドローラの外周面の比較的大きい範囲、及びカソードロ
ーラを取り囲むベルトの部分が溶液内に浸され、他方で
は、溶液内若しくはトラフ状容器内における下側のボス
のシール性に関する問題は全く生じないという利点が得
られた。
【0015】本発明の有利な構成要件によれば、フレキ
シブルベルトの走行方向で見て掻取り装置の後ろに、分
離された金属のための洗浄装置が配置されており、これ
によってベルトは溶液内に再侵入する前に完全に洗浄さ
れる。
シブルベルトの走行方向で見て掻取り装置の後ろに、分
離された金属のための洗浄装置が配置されており、これ
によってベルトは溶液内に再侵入する前に完全に洗浄さ
れる。
【0016】溶液から突出するボス若しくは、カソード
ローラとして用いられる第1のローラの軸端部は、電源
の陰極に接触させるために集電装置に接続されており、
これによって有利には、フレキシブルベルトのほぼすべ
ての面、及びひいて張り渡されたフレキシブルベルトの
外周面のすべての範囲が溶液内に浸され、これによって
高い効率が得られ、また他方では、このような接触形式
によって、カソードローラへの電流供給経路における腐
食の問題、及びひいてはこれに基づく高い接触抵抗が生
じることは避けられる。
ローラとして用いられる第1のローラの軸端部は、電源
の陰極に接触させるために集電装置に接続されており、
これによって有利には、フレキシブルベルトのほぼすべ
ての面、及びひいて張り渡されたフレキシブルベルトの
外周面のすべての範囲が溶液内に浸され、これによって
高い効率が得られ、また他方では、このような接触形式
によって、カソードローラへの電流供給経路における腐
食の問題、及びひいてはこれに基づく高い接触抵抗が生
じることは避けられる。
【0017】本発明の特に有利な構成要件によれば、カ
ソードローラはその上端部が片側支承されている。つま
り支承するために、溶液から突出する軸端部だけ若しく
は溶液から突出する、第1のローラのボスだけが設けら
れている。
ソードローラはその上端部が片側支承されている。つま
り支承するために、溶液から突出する軸端部だけ若しく
は溶液から突出する、第1のローラのボスだけが設けら
れている。
【0018】この構成によれば、ローラの支承部範囲に
腐食の問題が生じることはなく、またカソードローラ
は、その片側だけが支承されているので迅速かつ容易に
交換することができる。
腐食の問題が生じることはなく、またカソードローラ
は、その片側だけが支承されているので迅速かつ容易に
交換することができる。
【0019】本発明の別の構成要件によれば、ベルトは
溶液を通過し終わって掻取り装置に達する前に乾燥装置
に供給されるようになっており、この乾燥装置は熱放射
を発するためのフィラメントを有している。掻取り装置
の下側には、分離された電解質を含有する金属のための
収集装置が配置されており、この収集装置には取り出し
装置が接続されている。
溶液を通過し終わって掻取り装置に達する前に乾燥装置
に供給されるようになっており、この乾燥装置は熱放射
を発するためのフィラメントを有している。掻取り装置
の下側には、分離された電解質を含有する金属のための
収集装置が配置されており、この収集装置には取り出し
装置が接続されている。
【0020】本発明の別の利点は、ベルト走行速度及び
電流密度を調節によって最適のものにすることができ、
これらのパラメータをその都度の溶液の温度及び濃度に
最適に合わせることができるという点にある。また、連
続作業を自動的に行うことができるという利点もある。
電流密度を調節によって最適のものにすることができ、
これらのパラメータをその都度の溶液の温度及び濃度に
最適に合わせることができるという点にある。また、連
続作業を自動的に行うことができるという利点もある。
【0021】
【実施例】図1に示されているように、本発明による装
置は、溶液108が収容されていて、電解質に対して耐
性である材料(例えば電解質に対して耐性であるプラス
チック)より成るトラフ状容器101を有している。こ
のトラフ状容器内には電流源104の陰極に電気的に接
続された、カソードローラとしての第1のローラ102
が配置されている。該第1のローラ102は、溶液の液
面に対して垂直である面垂線129と約45°の角度を
成している軸線103を中心にして回転可能に支承され
ている。カソードローラ(第1のローラ102)は、ト
ラフ状容器101の端面壁151及び側壁152,15
3側に向けられた側が、活性化層を有する多孔性の金属
若しくは圧延金属より成る半円形若しくはU字形のアノ
ード105によって取り囲まれている。前記活性化層は
電流源104の陽極に接続されている。アノード105
は、見やすくするために破断して示されており、電流源
との接続部は同様に省略されている。
置は、溶液108が収容されていて、電解質に対して耐
性である材料(例えば電解質に対して耐性であるプラス
チック)より成るトラフ状容器101を有している。こ
のトラフ状容器内には電流源104の陰極に電気的に接
続された、カソードローラとしての第1のローラ102
が配置されている。該第1のローラ102は、溶液の液
面に対して垂直である面垂線129と約45°の角度を
成している軸線103を中心にして回転可能に支承され
ている。カソードローラ(第1のローラ102)は、ト
ラフ状容器101の端面壁151及び側壁152,15
3側に向けられた側が、活性化層を有する多孔性の金属
若しくは圧延金属より成る半円形若しくはU字形のアノ
ード105によって取り囲まれている。前記活性化層は
電流源104の陽極に接続されている。アノード105
は、見やすくするために破断して示されており、電流源
との接続部は同様に省略されている。
【0022】溶液108の沿面は符号106で示されて
いる。カソードローラ(102)を巡って循環運動する
フレキシブルベルト107は、その両側の金属面がカソ
ードローラ(102)の電位と同じ電位にある。つま
り、フレキシブルベルト107は、カソードローラの上
側のボス130及び集電装置131を介して供給電流の
陰極に接続されている。
いる。カソードローラ(102)を巡って循環運動する
フレキシブルベルト107は、その両側の金属面がカソ
ードローラ(102)の電位と同じ電位にある。つま
り、フレキシブルベルト107は、カソードローラの上
側のボス130及び集電装置131を介して供給電流の
陰極に接続されている。
【0023】支持体135は、溶液108の液面上の範
囲で集電装置131を有しており、該集電装置131
は、スリップリング接点139によって第1のローラ1
02の導電性の上部のボス130に電気的に接続されて
いる。スリップリング接点139と電流源104との電
気接続は、導線140と接続接点141並びに導線14
2とを介して行われる。
囲で集電装置131を有しており、該集電装置131
は、スリップリング接点139によって第1のローラ1
02の導電性の上部のボス130に電気的に接続されて
いる。スリップリング接点139と電流源104との電
気接続は、導線140と接続接点141並びに導線14
2とを介して行われる。
【0024】上側のボス130はその端部が軸受134
によって保持されており、該軸受134は支持体135
(部分的に示されている)に固定されていて、この支持
体135自体は、下側の軸受138のための軸受台13
7に固定されている。軸受台137及び支持体135
は、図示していない接続部材によってトラフ状容器10
1に機械的に固く結合されている。
によって保持されており、該軸受134は支持体135
(部分的に示されている)に固定されていて、この支持
体135自体は、下側の軸受138のための軸受台13
7に固定されている。軸受台137及び支持体135
は、図示していない接続部材によってトラフ状容器10
1に機械的に固く結合されている。
【0025】下側のボス132は下側の軸受138に取
り付けられており、この下側の軸受138は、楔状に形
成された軸受台137によって液面108の面垂線12
9に対して角度45°に保たれている。
り付けられており、この下側の軸受138は、楔状に形
成された軸受台137によって液面108の面垂線12
9に対して角度45°に保たれている。
【0026】フレキシブルベルト107は、カソードロ
ーラとして用いられる第1のローラ102をその外周の
ほぼ半分だけ取り囲んでおり、この場合にフレキシブル
ベルトは電解液の外側で、駆動ローラとして働く第2の
ローラ110によって、種々異なる作業ステーション
(例えば乾燥ステーション112、掻取り装置113、
洗浄装置114)を通って案内されるようになってい
る。第2のローラ110は、概略的に図示された電動モ
ータ115(場合によっては伝動装置を介して)によっ
て駆動せしめられるようになっている。第2のローラ1
10の軸線128は、カソードローラの軸線103に対
して平行に延びており、第2のローラ110は、その上
側及び下側の軸受内で支持装置144によって保持され
ている。この支持装置144は、第1のローラの支持体
及び軸受と同じ構造のものである。第2のローラ110
の軸はばねによって支えられているので、フレキシブル
ベルト107は常に緊張されて、駆動されるようになっ
ている。また、カソードを取り囲むベルト107に高い
電流密度を生ぜしめるために、カソードローラとして働
く第1のローラ102に冷却装置を設けてもよい。
ーラとして用いられる第1のローラ102をその外周の
ほぼ半分だけ取り囲んでおり、この場合にフレキシブル
ベルトは電解液の外側で、駆動ローラとして働く第2の
ローラ110によって、種々異なる作業ステーション
(例えば乾燥ステーション112、掻取り装置113、
洗浄装置114)を通って案内されるようになってい
る。第2のローラ110は、概略的に図示された電動モ
ータ115(場合によっては伝動装置を介して)によっ
て駆動せしめられるようになっている。第2のローラ1
10の軸線128は、カソードローラの軸線103に対
して平行に延びており、第2のローラ110は、その上
側及び下側の軸受内で支持装置144によって保持され
ている。この支持装置144は、第1のローラの支持体
及び軸受と同じ構造のものである。第2のローラ110
の軸はばねによって支えられているので、フレキシブル
ベルト107は常に緊張されて、駆動されるようになっ
ている。また、カソードを取り囲むベルト107に高い
電流密度を生ぜしめるために、カソードローラとして働
く第1のローラ102に冷却装置を設けてもよい。
【0027】さらにまた、例えばイオン交換ダイヤフラ
ムより成る仕切り装置123を設けることもできる。こ
の仕切り装置123は、トラフ状容器101の電解液室
143を、カソードローラとしての第1のローラ102
側に向けられたカソード液室124と、仕切り装置12
3の他方側に存在するアノード液室125とに仕切って
おり、この場合に溶液108は、カソード液108′と
アノード液108″とに仕切られる。もちろんまた、使
用目的に応じて仕切り装置を省き、溶液108(電解
液)を収容する電解液室143を形成するか、又はイオ
ン交換ダイヤフラムの代わりに仕切り装置123として
ダイヤフラムを設けてもよい。仕切り装置123も、見
やすくするために破断して示されている。
ムより成る仕切り装置123を設けることもできる。こ
の仕切り装置123は、トラフ状容器101の電解液室
143を、カソードローラとしての第1のローラ102
側に向けられたカソード液室124と、仕切り装置12
3の他方側に存在するアノード液室125とに仕切って
おり、この場合に溶液108は、カソード液108′と
アノード液108″とに仕切られる。もちろんまた、使
用目的に応じて仕切り装置を省き、溶液108(電解
液)を収容する電解液室143を形成するか、又はイオ
ン交換ダイヤフラムの代わりに仕切り装置123として
ダイヤフラムを設けてもよい。仕切り装置123も、見
やすくするために破断して示されている。
【0028】電流密度が6500A/m2である場合に、ベ
ルト速度は約0.84m/minである。ベルト速度を0.3m/mi
n〜1.44m/minの範囲内にすることも可能であるが、こ
の場合は、より高いベルト速度をより高い電流密度によ
って補正しなければならない。最大電流密度は10000A/m
2である。
ルト速度は約0.84m/minである。ベルト速度を0.3m/mi
n〜1.44m/minの範囲内にすることも可能であるが、こ
の場合は、より高いベルト速度をより高い電流密度によ
って補正しなければならない。最大電流密度は10000A/m
2である。
【0029】カソードローラの外周で、電解質若しくは
カソード液の少なくとも50%が交換される。つまり、ロ
ーラ外周の少なくとも50%が、溶液108の液面106
の下側に存在する。電解液の温度は20℃〜100℃の範囲
である。
カソード液の少なくとも50%が交換される。つまり、ロ
ーラ外周の少なくとも50%が、溶液108の液面106
の下側に存在する。電解液の温度は20℃〜100℃の範囲
である。
【0030】この場合、乾燥装置112内の温度は、分
離された金属とベルトとの間の拡散を避けるために、ベ
ルトの限界温度以下に設定されている。
離された金属とベルトとの間の拡散を避けるために、ベ
ルトの限界温度以下に設定されている。
【0031】発生したガスは、トラフ状容器101の開
放した上側を通って排出される。トラフ状容器の上側が
閉鎖されている場合、トラフ状容器の上側には、本発明
の方法によって発生したガスを吸い取るための付加的な
開口が設けられている。
放した上側を通って排出される。トラフ状容器の上側が
閉鎖されている場合、トラフ状容器の上側には、本発明
の方法によって発生したガスを吸い取るための付加的な
開口が設けられている。
【0032】運転中にフレキシブルベルト107は、洗
浄装置114を通過してから駆動ローラ(第2のローラ
110)を介して第1のローラ102(カソードロー
ラ)に送られ、溶液108内に浸される。フレキシブル
ベルト107の接触は、常に第1のローラ102を介し
て行われる。ベルトの回転中、第1のローラ102上に
載るフレキシブルベルト107の、溶液に浸される部分
上で、溶液から金属が析出される。この析出された金属
は、溶液108から出された後で、第1のローラ102
(カソードローラ)の他方側でフレキシブルベルト10
7から再び離される。析出された金属と液状の電解質粒
子とから成る材料127は、フレキシブルベルト107
上に点によって略示されている。次いでフレキシブルベ
ルト107はまず乾燥装置112に供給され、ここで、
析出された金属はフィラメント116による熱放射によ
って、回転するブラシ117及びスクレーパによって機
械的に掻取るための後続の掻取り装置113に供給でき
るようになるまで、乾燥せしめられる。ブラシ及びスク
レーパによって掻取られた電解質を含有する金属がベル
トから取り除かれて、ロート状の収集装置118に落下
して供給される。この時に金属は、粉末とまとまった分
離ブロックとから成るほぼ1つの集塊を成している。材
料の流動性を改良するために収集装置はバイブレータを
備えていてもよい。次いで電解質を含有する金属は、分
離装置119内で圧縮及びフィルタリングによって残り
の電解質粒子から分離されるので、前以て分離された金
属が再び分解するのは避けられる。次いでフレキシブル
ベルトは洗浄装置114を通過し、この洗浄装置114
内で、回転運動する掻落としブラシ120によってフレ
キシブルベルト107に付着したすべての遊離物が洗浄
され、これによって新たにトラフ状容器101内のカソ
ードローラ(第1のローラ102)に供給することがで
きる。
浄装置114を通過してから駆動ローラ(第2のローラ
110)を介して第1のローラ102(カソードロー
ラ)に送られ、溶液108内に浸される。フレキシブル
ベルト107の接触は、常に第1のローラ102を介し
て行われる。ベルトの回転中、第1のローラ102上に
載るフレキシブルベルト107の、溶液に浸される部分
上で、溶液から金属が析出される。この析出された金属
は、溶液108から出された後で、第1のローラ102
(カソードローラ)の他方側でフレキシブルベルト10
7から再び離される。析出された金属と液状の電解質粒
子とから成る材料127は、フレキシブルベルト107
上に点によって略示されている。次いでフレキシブルベ
ルト107はまず乾燥装置112に供給され、ここで、
析出された金属はフィラメント116による熱放射によ
って、回転するブラシ117及びスクレーパによって機
械的に掻取るための後続の掻取り装置113に供給でき
るようになるまで、乾燥せしめられる。ブラシ及びスク
レーパによって掻取られた電解質を含有する金属がベル
トから取り除かれて、ロート状の収集装置118に落下
して供給される。この時に金属は、粉末とまとまった分
離ブロックとから成るほぼ1つの集塊を成している。材
料の流動性を改良するために収集装置はバイブレータを
備えていてもよい。次いで電解質を含有する金属は、分
離装置119内で圧縮及びフィルタリングによって残り
の電解質粒子から分離されるので、前以て分離された金
属が再び分解するのは避けられる。次いでフレキシブル
ベルトは洗浄装置114を通過し、この洗浄装置114
内で、回転運動する掻落としブラシ120によってフレ
キシブルベルト107に付着したすべての遊離物が洗浄
され、これによって新たにトラフ状容器101内のカソ
ードローラ(第1のローラ102)に供給することがで
きる。
【0033】図2に示された装置の構成及び作用は、図
1に示した装置の構成及び作用に相当しているが、この
図2においては、2つのローラ102及び110は1つ
のフレーム154内で回転可能に支承されいて、カソー
ドローラとして働く第1のローラ102は同様に、電流
源104の陰極に接触するために集電装置131に接続
されており、これに向き合って配置された第2のローラ
110は電動モータ115に接続されている。2つのロ
ーラの間にはばね力によってフレキシブルベルト107
が緊張されており、該フレキシブルベルト107は、カ
ソード的な分離面として用いられ、その後側でカソード
ローラとしての第1のローラ102に電気的に接続され
ている。フレーム154の上部のプレート155は、フ
レキシブルベルト107の形状を分かりやすくするため
に部分的に破断して示されている。乾燥装置112、掻
取り装置113並びに洗浄装置114はフレーム154
に機械的に固く結合されている。これは、ロート状の収
集装置118及び分離装置119についてもあてはま
る。フレーム154は、スペーサ部材157,158に
よってトラフ状容器101の底部上の所定の位置に保持
されていて、下側のプレート156は後側のトラフ状容
器壁159の上縁部によって支えられている。図2に示
した装置は、図1に示した装置とは機能的には同じであ
るが、よりコンパクトで、電極装置若しくは例えばフレ
キシブルベルト又は接触装置等の構成部材がより容易に
交換できるという利点を有している。フレキシブルベル
ト154はトラフ状容器101から簡単に分離すること
ができる。
1に示した装置の構成及び作用に相当しているが、この
図2においては、2つのローラ102及び110は1つ
のフレーム154内で回転可能に支承されいて、カソー
ドローラとして働く第1のローラ102は同様に、電流
源104の陰極に接触するために集電装置131に接続
されており、これに向き合って配置された第2のローラ
110は電動モータ115に接続されている。2つのロ
ーラの間にはばね力によってフレキシブルベルト107
が緊張されており、該フレキシブルベルト107は、カ
ソード的な分離面として用いられ、その後側でカソード
ローラとしての第1のローラ102に電気的に接続され
ている。フレーム154の上部のプレート155は、フ
レキシブルベルト107の形状を分かりやすくするため
に部分的に破断して示されている。乾燥装置112、掻
取り装置113並びに洗浄装置114はフレーム154
に機械的に固く結合されている。これは、ロート状の収
集装置118及び分離装置119についてもあてはま
る。フレーム154は、スペーサ部材157,158に
よってトラフ状容器101の底部上の所定の位置に保持
されていて、下側のプレート156は後側のトラフ状容
器壁159の上縁部によって支えられている。図2に示
した装置は、図1に示した装置とは機能的には同じであ
るが、よりコンパクトで、電極装置若しくは例えばフレ
キシブルベルト又は接触装置等の構成部材がより容易に
交換できるという利点を有している。フレキシブルベル
ト154はトラフ状容器101から簡単に分離すること
ができる。
【0034】この実施例においても。カソードローラと
しての第1のローラ102を片側で又は両側で支持する
ことが可能である。
しての第1のローラ102を片側で又は両側で支持する
ことが可能である。
【0035】図3に示されているように、カソードロー
ラとしての第1のローラ102は溶液108内に完全に
浸されているので、カソードローラの上縁部は溶液10
8の液面106の下にある。第1のローラ102はその
軸線103が、液面106に対して垂直な面垂線129
に対して約45°の角度を成している。第1のローラ1
02は、その下側のボス132が軸受138内でガイド
されていて、その上側のボス130が軸受134内でガ
イドされている。これら2つの軸受は支持体135を介
して互いに接続されていて、支持体135は軸受台13
7にしかっりと固定されている。前記傾斜角度45°に
よって、トラフ状容器101は比較的小さいスペースで
済み、トラフ状容器は、入口開口121、出口開口12
2及びその上側を除いて全体的にシールされている。カ
ソードローラへの電流供給は集電装置131(図面で概
略的に示されている)を介して行われる。フレキシブル
ベルト107は、溶液浴を通過してから、トラフ状容器
101の上縁部を越えて掻取り装置113に向かって移
動する。この掻取り装置113は回転するブラシ117
によって、フレキシブルベルト107から電気的に分離
された金属を取り除くことができる。できるだけ効率的
な作業形式を達成するために、掻取り装置113の前方
には乾燥装置112が接続されており、該乾燥装置11
2は、分離された材料を加熱乾燥させるためのフィラメ
ント116(図面では概略的に示されている)を有して
いる。
ラとしての第1のローラ102は溶液108内に完全に
浸されているので、カソードローラの上縁部は溶液10
8の液面106の下にある。第1のローラ102はその
軸線103が、液面106に対して垂直な面垂線129
に対して約45°の角度を成している。第1のローラ1
02は、その下側のボス132が軸受138内でガイド
されていて、その上側のボス130が軸受134内でガ
イドされている。これら2つの軸受は支持体135を介
して互いに接続されていて、支持体135は軸受台13
7にしかっりと固定されている。前記傾斜角度45°に
よって、トラフ状容器101は比較的小さいスペースで
済み、トラフ状容器は、入口開口121、出口開口12
2及びその上側を除いて全体的にシールされている。カ
ソードローラへの電流供給は集電装置131(図面で概
略的に示されている)を介して行われる。フレキシブル
ベルト107は、溶液浴を通過してから、トラフ状容器
101の上縁部を越えて掻取り装置113に向かって移
動する。この掻取り装置113は回転するブラシ117
によって、フレキシブルベルト107から電気的に分離
された金属を取り除くことができる。できるだけ効率的
な作業形式を達成するために、掻取り装置113の前方
には乾燥装置112が接続されており、該乾燥装置11
2は、分離された材料を加熱乾燥させるためのフィラメ
ント116(図面では概略的に示されている)を有して
いる。
【0036】掻取り装置の回転するブラシ及びスクレー
パによって掻取られた電解質を含有する金属は、フレキ
シブルベルトから取り除かれて、自由落下によってロー
ト状の収集装置118及びそれに続く分離装置119に
供給され、この時に金属は、粉末とまとまった分離ブロ
ックとから成るほぼ1つの集塊を形成する。次いでフレ
キシブルベルトは洗浄装置114(概略的に図示されて
いる)内に案内され、ここで回転する掻落としブラシ1
20によって分離されたものがすべて掻落とされ、こう
して新たにトラフ状容器101に供給される。このため
に、支持装置144に接続されたブロー装置145(概
略的に図示されている)が設けられており、このブロー
装置145のノズル146は、洗浄のためにガス流を洗
浄装置114に向けて吹き付ける。ガス流の代わりに液
体流を供給してもよい。支持装置144は縦柱147,
148によって、乾燥装置112及び掻取り装置113
と同様に、トラフ状容器に固く結合されたコンソール1
49上で支えられている。その他の作業形式及び構造
は、図1に示した装置と同じである。もちろん図1に示
した装置においても、アノード105とカソードとして
の第1のローラ102との間にイオン交換ダイヤフラム
を設けて、アノード液室とカソード液室とを形成するよ
うにしても良い。
パによって掻取られた電解質を含有する金属は、フレキ
シブルベルトから取り除かれて、自由落下によってロー
ト状の収集装置118及びそれに続く分離装置119に
供給され、この時に金属は、粉末とまとまった分離ブロ
ックとから成るほぼ1つの集塊を形成する。次いでフレ
キシブルベルトは洗浄装置114(概略的に図示されて
いる)内に案内され、ここで回転する掻落としブラシ1
20によって分離されたものがすべて掻落とされ、こう
して新たにトラフ状容器101に供給される。このため
に、支持装置144に接続されたブロー装置145(概
略的に図示されている)が設けられており、このブロー
装置145のノズル146は、洗浄のためにガス流を洗
浄装置114に向けて吹き付ける。ガス流の代わりに液
体流を供給してもよい。支持装置144は縦柱147,
148によって、乾燥装置112及び掻取り装置113
と同様に、トラフ状容器に固く結合されたコンソール1
49上で支えられている。その他の作業形式及び構造
は、図1に示した装置と同じである。もちろん図1に示
した装置においても、アノード105とカソードとして
の第1のローラ102との間にイオン交換ダイヤフラム
を設けて、アノード液室とカソード液室とを形成するよ
うにしても良い。
【0037】図4に示した実施例の作用形式は、図1に
示した装置の作用形式と同じである。この場合、もちろ
ん溶液内に浸された第1のローラ102は、溶液の外に
存在する第2のローラ110′の直径よりも大きい直径
を有している。フレキシブルベルト107の互いに向き
合う2つの側の間隔が、第2のローラ110′に向かっ
て次第に狭くなっているのに基づいて、第1のローラ1
02はフレキシブルベルト107の50%以上に亙って
巻き掛けられるので、第1のローラ102とフレキシブ
ルベルト107との間にはより大きい接触面が形成され
る。2つのローラ軸線103,128の間隔、並びに2
つのローラ102,110′の直径は、第1のローラ1
02の外周が、フレキシブルベルト107によって0.55
〜0.65倍、特に0.6倍巻き掛けられるように設計されてい
る。
示した装置の作用形式と同じである。この場合、もちろ
ん溶液内に浸された第1のローラ102は、溶液の外に
存在する第2のローラ110′の直径よりも大きい直径
を有している。フレキシブルベルト107の互いに向き
合う2つの側の間隔が、第2のローラ110′に向かっ
て次第に狭くなっているのに基づいて、第1のローラ1
02はフレキシブルベルト107の50%以上に亙って
巻き掛けられるので、第1のローラ102とフレキシブ
ルベルト107との間にはより大きい接触面が形成され
る。2つのローラ軸線103,128の間隔、並びに2
つのローラ102,110′の直径は、第1のローラ1
02の外周が、フレキシブルベルト107によって0.55
〜0.65倍、特に0.6倍巻き掛けられるように設計されてい
る。
【0038】第2のローラの直径を、カソードローラと
して働く第1のローラの直径よりも小さくする、このよ
うな構成は、図2に示したコンパクトな構造の電極装置
において適用することもできる。
して働く第1のローラの直径よりも小さくする、このよ
うな構成は、図2に示したコンパクトな構造の電極装置
において適用することもできる。
【0039】電解質溶液として例えば硫化亜鉛溶液がト
ラフ状容器101に供給される。これに対して分離され
た金属はほぼ亜鉛より成っている。本発明による装置
を、別の金属イオンを含有するアルカリ性溶液又は酸性
溶液から、別の金属、例えば重金属又は貴金属を析出す
るために使用することももちろん可能である。
ラフ状容器101に供給される。これに対して分離され
た金属はほぼ亜鉛より成っている。本発明による装置
を、別の金属イオンを含有するアルカリ性溶液又は酸性
溶液から、別の金属、例えば重金属又は貴金属を析出す
るために使用することももちろん可能である。
【図1】本発明の1実施例による装置の一部破断した概
略的な斜視図である。
略的な斜視図である。
【図2】電極装置がコンパクトなフレーム内に取り付け
られている実施例を示した、図1と類似の装置の一部破
断した概略的な斜視図である。
られている実施例を示した、図1と類似の装置の一部破
断した概略的な斜視図である。
【図3】図1に示した装置の概略的な縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施例による装置の一部破断した
概略的な斜視図である。
概略的な斜視図である。
101 トラフ状容器、 102 第1のローラ、 1
03 軸線、 104電流源、 105 アノード、
106 溶液108の液面、 107 フレキシブルベ
ルト、 108 溶液、 108′ カソード液、 1
08″ アノード液、 110 第2のローラ、 11
2 乾燥装置、 113 掻取り装置、 114 洗浄
装置、 115 電動モータ、 116 フィラメント
(白熱コイル)、 117 ブラシ、 118 収集装
置、 119 分離装置、 120 かき落としブラ
シ、 121 入口開口、 122 出口開口、 12
3仕切り装置、 124 カソード液室、 125 ア
ノード液室、 127電解液粒子より成る材料、 12
8 軸線、 129 面垂線、 130 上側のボス、
131 集電装置、 134 軸受、 135 支持
体、 136縦柱、 137 軸受台、 138 下側
の軸受、 139 スリップ接点、140 導線、 1
41 接続接点、 142 導線、 143 電解液
室、144 支持装置、 145 ブロー装置、 14
6 ノズル、 147,148 縦柱、 149 コン
ソール、 151 端面壁、 152,153 トラフ
状容器101の側壁、 154 フレーム、 155
上側のプレート、 156 下側のプレート、 15
7,158 スペース部材、 159 トラフ状容器壁
03 軸線、 104電流源、 105 アノード、
106 溶液108の液面、 107 フレキシブルベ
ルト、 108 溶液、 108′ カソード液、 1
08″ アノード液、 110 第2のローラ、 11
2 乾燥装置、 113 掻取り装置、 114 洗浄
装置、 115 電動モータ、 116 フィラメント
(白熱コイル)、 117 ブラシ、 118 収集装
置、 119 分離装置、 120 かき落としブラ
シ、 121 入口開口、 122 出口開口、 12
3仕切り装置、 124 カソード液室、 125 ア
ノード液室、 127電解液粒子より成る材料、 12
8 軸線、 129 面垂線、 130 上側のボス、
131 集電装置、 134 軸受、 135 支持
体、 136縦柱、 137 軸受台、 138 下側
の軸受、 139 スリップ接点、140 導線、 1
41 接続接点、 142 導線、 143 電解液
室、144 支持装置、 145 ブロー装置、 14
6 ノズル、 147,148 縦柱、 149 コン
ソール、 151 端面壁、 152,153 トラフ
状容器101の側壁、 154 フレーム、 155
上側のプレート、 156 下側のプレート、 15
7,158 スペース部材、 159 トラフ状容器壁
Claims (11)
- 【請求項1】 金属イオンを含有する溶液(108)か
ら金属を連続的に電解式に析出するための装置であっ
て、溶液(108)内に、電流源(104)に電気的に
接続されたそれぞれ1つのアノード(105)とカソー
ドとが浸され、該カソードが、溶液内に部分的に浸され
て溶液内を通過する、エンドレスなフレキシブルベルト
(107)として構成されたカソード面を有しており、
該カソード面によって、分離された金属が溶液外に取り
出されるようになっており、フレキシブルベルト(10
7)の少なくとも、金属析出が行われる表面部分が金属
より構成されており、溶液外に、分離された金属のため
の掻取り装置(113)が配置されていて、フレキシブ
ルベルト(107)が変向用及び/又は駆動用のローラ
によってガイドされている形式のものにおいて、これら
のローラ(102,110,110′)の軸線(10
3,128)が溶液(108)の液面の面垂線(12
9)に対して20°〜70°の範囲の角度を成してお
り、第1のローラ(102)がカソードローラとして構
成されていて、該カソードローラの下側のボス(13
2)と、このカソードローラの導電性の外周面とが溶液
内に浸されていて、少なくとも1つの第2のローラ(1
10,110′)が変向ローラとして溶液(108)の
外側に配置されており、フレキシブルベルトの、第1の
ローラ(102)側に向けられた表面が導電性に構成さ
れていることを特徴とする、金属イオンを含有する溶液
から金属を析出するための装置。 - 【請求項2】 フレキシブルベルトの走行方向で見て掻
取り装置(113)の後ろに、分離された金属のための
洗浄装置(114)が配置されている、請求項1記載の
装置。 - 【請求項3】 カソードローラとして構成された第1の
ローラ(102)の外周面が溶液(108)によって完
全に取り囲まれている、請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 溶液(108)から突き出る、第1のロ
ーラ(102)のボス(130)が、集電装置(13
1)を介して電流源(104)の陰極に接続されてい
る、請求項1から3までのいずれか1項記載の。 - 【請求項5】 第1のローラ(102)が、溶液(10
8)から突出するボス(130)によって片側が支承さ
れている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項6】 第1のローラ(102)の直径が第2の
ローラ(110′)の直径よりも大きい、請求項1から
5までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項7】 フレキシブルベルトを駆動するために、
溶液の外側に存在する、駆動装置に接続された第2のロ
ーラ(110,110′)が設けられている、請求項1
から6までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項8】 フレキシブルベルトの走行方向で見て掻
取り装置(113)の手前に乾燥装置(112)が設け
られている、請求項1から7までのいずれか1項記載の
装置。 - 【請求項9】 乾燥装置(112)が熱放射を発するた
めのフィラメント(116)を有している、請求項8記
載の装置。 - 【請求項10】 掻取り装置(113)が回転するブラ
シ(117)を有しており、該ブラシ(117)の回転
軸線が、掻取り装置を貫通するフレキシブルベルト(1
07)のベルト面に対して平行に配置されている、請求
項1から9までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項11】 掻取り装置(113)の下側に、分離
された電解質を含有する金属を集めるための収集装置
(118)が配置されていて、該収集装置(118)に
分離装置(119)が接続されている、請求項1から1
0までのいずれか1項記載の装置。
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